JPH06347485A - 光式磁界センサ - Google Patents

光式磁界センサ

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JPH06347485A
JPH06347485A JP5140797A JP14079793A JPH06347485A JP H06347485 A JPH06347485 A JP H06347485A JP 5140797 A JP5140797 A JP 5140797A JP 14079793 A JP14079793 A JP 14079793A JP H06347485 A JPH06347485 A JP H06347485A
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JP
Japan
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optical
magnetic field
coil
conductor
sensor
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Application number
JP5140797A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miura
宏 三浦
Sakae Ikuta
栄 生田
Toru Tamagawa
徹 玉川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3相一括形のガス絶縁機器に適用した場合
に、他相磁界の影響を受けることなく、被測定相の通電
磁界を高精度に検出可能な、高性能の光式磁界センサを
提供する。 【構成】 ガス絶縁機器の導体1の一部にコイル形成部
材11,12を同軸配置してコイル3を形成し、コイル
3の内部に、軸方向磁界4を検出するようにして磁気セ
ンサ5を配置する。磁気センサ5を、近接配置した光学
素子を備えた光学手段6に接続する。光学手段6を、光
ビーム伝播手段7を介してガス絶縁機器の大気側に配置
した光電変換手段8と接続する。具体的には、磁気セン
サとしてシングルモード光ファイバ18を使用し、か
つ、光学手段を構成する光学素子を導体1内部に配置す
ることが可能である。また、導体1内部に配置した非磁
性材料性の筒状部材43内に、磁気センサ48と光学手
段とを一括して同軸配置することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁機器の導体に
流れる電流を、磁界強度の変位として検出する磁界セン
サに係り、特に、ガス絶縁機器の導体に流れる電流に応
じた磁界を、光信号の形式で検出する光式磁界センサに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光式磁界センサとして、例え
ば、特開昭59−159076号公報に記載のものが存
在している。図7は、この公報に開示された従来の光式
磁界センサを模式的に示す構成図であり、磁界の強度そ
のものを計測する光式磁界センサである。図7に示すよ
うに、発光ダイオードなどの発光部61から出射する光
は、光ファイバ62を介して集光レンズ63に導かれ、
この集光レンズ63により平行光に近い光に変換された
後、偏光子64に入射し、この偏光子64により取り出
された偏光が磁気光学素子65に入射する。
【0003】この場合、磁気光学素子65は、配置され
た磁界の強度H(図示矢印方向)によっていわゆるファ
ラデー効果を示すもの、例えば、鉛ガラスや磁性膜など
によって形成されている。そのため、磁気光学素子65
の一端面に入射した偏光の偏光面は、磁界強度Hに比例
してθだけ回転して他端面から出射し、この出射光は、
検光子66に入射する。この検光子66は、偏光プリズ
ムまたは偏光ビームスプリッタなどからなり、主軸が偏
光子64と45°の位置にセットされている。そして、
検光子66に入射した光は、この検光子66において、
図8に示すように、直交する2成分(X成分、Y成分)
のベクトル光に分光される。この図8から、それぞれの
ベクトル光Ex,Eyは、次の式(1)および式(2)
で表される。
【数1】 Ex=E・sin(45°+θ)… 式(1)
【数2】 Ey=E・cos(45°+θ)… 式(2)
【0004】これらのベクトル光Ex,Eyは、それぞ
れ集光レンズ67,68によって集光されて光量信号P
x,Pyとなり、光ファイバ69,70を介して受光素
子71,72に導かれる。ここで、光量は、ベクトルの
大きさの二乗であるから、光量信号Px,Pyは、下記
の式(3)および式(4)で表される。
【数3】 Px=Ex2 =E2 ・sin2 (45°+θ) =(E2 /2)・(1+sin2θ)… 式(3)
【数4】 Py=Ey2 =E2 ・cos2 (45°+θ) =(E2 /2)・(1−sin2θ)… 式(4)
【0005】この場合、受光素子71,72は、例えば
フォトダイオードから形成されており、受光する光量信
号Px,Pyに比例した電流信号を出力する光電変換器
である。磁界が交流磁界の場合を例に取れば、この電流
信号は、電流電圧変換アンプ73,74によって、次の
式(5)および式(6)に示す電圧信号Vx,Vyに変
換される。なお、同式中のK1 は定数である。
【0006】
【数5】 Vx=K1 (1+sin2θ)… 式(5)
【数6】 Vy=K1 (1−sin2θ)… 式(6)
【0007】これらの電圧信号Vx,Vyのうち、一方
の電圧信号Vxは、アナログ加算器75とアナログ減算
器76の正の入力端に入力され、他方の電圧信号Vy
は、アナログ加算器75の正の入力端とアナログ減算器
76の負の入力端にそれぞれ入力される。そして、アナ
ログ加算器75とアナログ減算器76の出力は、割算器
77の分母入力端にそれぞれ入力されている。これによ
って、割算器77から出力される信号V0 は、次の式
(7)で表される。
【0008】
【数7】 V0 =(Vx−Vy)/(Vx+Vy) =sin2θ… 式(7) この式(7)において、θが十分に小さい場合には、次
の式(8)が成立する。
【0009】
【数8】 V0 =2θ =K2 ・H… 式(8) (ただし、K2 は比例定数、V0 =2θは近似値、Hは
磁界強度である。) この式(8)から明らかなように、割算器77の出力信
号V0 によって磁界強度Hが検出されるようになってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したようなファラデー効果を利用した従来の光式磁界
センサにおいては、特に、同一タンク内に3相の導体を
一括して収納した、いわゆる3相一括形のガス絶縁機器
に適用する場合に、次のような問題点を生じる。すなわ
ち、1相の導体にセンサを配置して、この導体の通電磁
界を検出するように構成した場合に、このセンサは、被
測定相の通電磁界を検出するだけでなく、他相の通電磁
界の影響をも受けるため、測定精度が低下してしまう。
【0011】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
特に、3相一括形のガス絶縁機器に適用した場合に、他
相磁界の影響を受けることなく、被測定相の通電磁界を
高精度に検出可能な、高性能の光式磁界センサを提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による光式磁界セ
ンサは、ガス絶縁機器の導体に流れる電流に応じた磁界
を、光信号の形式で検出する光式磁界センサにおいて、
ガス絶縁機器の導体の一部にコイル形成部材を同軸配置
してコイルを形成し、このコイルの内部に、軸方向磁界
を検出するようにして磁気センサを配置し、この磁気セ
ンサを、近接配置した光学素子を備えた光学手段に接続
し、さらに、この光学手段を、光ビーム伝播手段を介し
てガス絶縁機器の大気側に配置した光電変換手段と接続
したことを特徴としている。
【0013】より具体的には、磁気センサとしてシング
ルモード光ファイバを使用し、かつ、光学手段を構成す
る光学素子を導体内部に配置することが可能である。ま
た、導体内部に非磁性材料性の筒状部材を配置し、磁気
センサと光学手段を構成する光学素子とをこの非磁性材
料性の筒状部材内に同軸配置して、磁界の変位を直接光
デジタル信号に変換するように構成することが可能であ
る。
【0014】さらに、図1を参照して、本発明の基本原
理について説明する。この図1に示すように、ガス絶縁
機器の導体1において、図中矢印方向に電流Iが流れる
と、右ネジの法則により、導体1の外部に径方向磁界2
が発生する。前述したような従来の光式磁界センサは、
いずれもこの径方向磁界2を検出する方式を採用してい
るが、このような方式では、先に述べたような、外部磁
界の影響を受けるという問題点を生じるため、本発明で
は、全く別の方法を採用している。すなわち、導体1の
一部にコイル3を挿入し、このコイル3の内部に発生す
る軸方向磁界4を磁気センサ5で検出する方式を採用し
ている。そして、この磁気センサ5によって検出した磁
界を、近接配置した光学手段6によって光信号に変換
し、光ビーム伝播手段7を介してガス絶縁機器の外部に
引き出し、光電変換手段8によって電気信号に変換す
る。
【0015】ところで、以上のような原理を採用した場
合、コイルの構成については、ある程度の制限がある。
すなわち、一般的なコイルを実際に大電流母線に挿入し
た場合には、大電流低インピーダンスの導体にインダク
タンスを付加して通電を疎外する要因になる可能性があ
り、また、大電流容量のコイルを形成すること自体が困
難である。したがって、本発明では、コイルを形成する
コイル形成部材として、特殊なコイル構造を使用するこ
とを想定している。例えば、真空遮断器(VCB)の真
空バルブに実用化されている縦磁界生成コイル構造を変
形させて使用することが可能である。
【0016】
【作用】以上のように構成された本発明による光式磁界
センサの作用は、次の通りである。すなわち、図1に示
すようなガス絶縁機器の導体1の通電時には、この導体
1の一部に配置したコイル(コイル形成部材)3によっ
て、このコイル3内部に軸方向磁界4が発生する。この
ように発生した軸方向磁界4は、コイル3内部に配置さ
れた磁気センサ5によって検出することができる。特
に、本発明では、軸方向磁界を検出するように磁気セン
サ5を配置しているため、この磁気センサ5によって、
他の導体から発生する径方向磁界の影響を排除し、軸方
向磁界4のみを高精度に検出することができる。そし
て、このように磁気センサ5によって検出された軸方向
磁界4は、光学手段6によって磁界を反映する光信号と
して出力され、この磁界を反映する光信号は、光ビーム
伝播手段7を介してガス絶縁機器の導体1の外部に取り
出され、光電変換手段8によって電気信号に変換され
る。
【0017】この場合、光学手段6からの光信号は、光
電変換手段8に良好に送られるため、光電変換手段8に
よってこの光信号から取り出された電気信号は、磁気セ
ンサ5によって検出された導体1内部の軸方向磁界4を
正確に反映する。したがって、本発明においては、磁気
センサ5によって、他の導体から発生する径方向磁界の
影響を排除し、コイル3内に発生した軸方向磁界4のみ
を高精度に検出することができ、かつ、この検出データ
を、光信号という形式で光電変換手段8に良好に送るこ
とができるため、この光電変換手段8によって、導体1
に発生した軸方向磁界4を正確に示す電気信号を得るこ
とができる。
【0018】以上のように、本発明の光式磁界センサを
使用することによって、ガス絶縁機器の導体内部の通電
磁界を高精度に検出することができる。したがって、本
発明の光式磁界センサを3相一括形のガス絶縁機器の導
体に適用した場合には、他相磁界の影響をほとんど受け
ることなく、被測定相の導体内部の通電磁界を高精度に
検出することができる。また、コイル3内に磁気センサ
5を収納する構成であるため、光式磁界センサ全体を簡
略化し、コンパクト化することができ、導体の外部に磁
気センサ配置用のスペースを要することもなく、配置面
で有利である。
【0019】一方、磁気センサとしてシングルモード光
ファイバを使用した場合には、狭い箇所にも挿入可能で
あり、かつ、可撓性があるため、取扱いおよび配置が容
易であるという利点がある。そしてまた、磁気センサと
光学手段を構成する光学素子とをこの非磁性材料製の筒
状部材内に同軸配置して、磁界の変位を直接光デジタル
信号に変換するように構成した場合には、磁気センサと
光学手段の構成をさらに簡略化し、コンパクト化するこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下には、本発明による光式磁界センサの実
施例を、図2〜図6を参照して具体的に説明する。この
場合、図2〜図4は本発明の第1実施例を示す図、図5
および図6は本発明の第2実施例を示す図である。
【0021】(1)第1実施例 図2は、本発明による光式磁界センサの第1実施例を示
す断面図である。この図2に示すように、アルミ材料に
よって構成された導体1の一部には、銅材料によって構
成された第1と第2のコイル部品(コイル形成部材)1
1,12が、導体1と同軸に配置され、コイル3を形成
している。このコイル3は、中央軸部と外周とに空間部
3a,3bを備えており、より詳細には、図3の(A)
〜(C)に示すように構成されている。ここで、図3の
(A)は、第1と第2のコイル部品11,12の形状を
示す概略図、図3の(B)および(C)は、通電方向の
上流側から下流側を見た視点において、第1と第2のコ
イル部品11,12の各通電経路を示す説明図である。
【0022】まず、図3の(A)に示すように、第1と
第2のコイル部品(コイル形成部材)11,12は、開
口部11a(12a),11b(12b)、中央部11
c(12c)、アーム部11d(12d)、および外周
部11e(12e)からなる同一形状の部材とされてい
る。すなわち、第1と第2のコイル部品11,12の中
央部11c(12c)は、その中央軸部に開口部3aを
有するリング形状とされ、導体1に接続される。この場
合、開口部11a(12a)は、中央軸部に形成された
円形状の開口部であり、コイル3の中央軸部の空間部3
aを形成する。また、中央部11c(12c)の外周に
は、同一幅、同一長さの3本のアーム部11d(12
d)が、互いに120度の角度をなすようにして、放射
状に接続されている。さらに、各アーム部11d(12
d)の先端には、隣接するアーム部11d(12d)の
先端に向かって円弧状に伸びる外周部11e(12e)
が、それぞれ配置されている。そして、中央部11c
(12c)、3本のアーム部11d(12d)およびそ
れぞれの外周部11e(12e)によって、中央部3c
(12c)の周囲に、3個の開口部11b(12b)が
形成されている。この開口部11b(12b)は、コイ
ル3の外周の空間部3bを形成する。
【0023】そして、図3の(B)および(C)に示す
ように、このような同一形状の第1と第2のコイル部品
11,12が、一定の間隙Gを挟み、それぞれのアーム
部11d,12d同志を位置合わせする形で、背中合わ
せに重ね合わせられており、各外周部11e,12e間
において、図中斜線で示す接合金属13を介して接合さ
れて、コイル3を形成している。また、第1と第2のコ
イル部品11,12の外周部11e,12eにおける接
合金属13の配置されていない空間部には、第1と第2
のコイル部品11,12間の接続強度を確保するための
補強部材14が配置されている。
【0024】さらに、このコイル3は、その両側に配置
された接続部材15,16を介して導体1に接続されて
いる。この場合、接続部材15,16のコイル3側の面
の中央部には、突起部15a,16aが設けられてお
り、この突起部15a,16aによってコイル3と接続
部材15,16とが接続されると共に、コイル3と接続
部材15,16の間における突起部15a,16aの周
囲には、突起部15a,16aの寸法に応じた空間部3
cが形成されている。そして、この空間部3cには、コ
イル3と接続部材15,16との接続強度を確保するた
めの補強部材17が配置されている。この補強部材17
およびコイル部品11,12間の前述した補強部材14
は、コイル3の材料である銅材料よりも著しく導電性の
低い材料、例えば、ステンレス材料によって構成されて
いる。
【0025】一方、図2に示すように、コイル3の外周
の空間部3bの一つには、シングルモード光ファイバ1
8が、磁気センサとして、コイル3と同軸に配置されて
いる。このシングルモード光ファイバ18は、両側の接
続部材15,16部分にまで伸びるようにして配置され
ており、一方の接続部材15の空間部3cに臨む表面に
配置されたファイバ支持部材19aと、他方の接続部材
16に設けられた開口部16b内に配置されたファイバ
支持部材19bとによって、両側の接続部材15,16
に対して支持固定されている。この場合、一方のファイ
バ支持部材19aには、全反射ミラー20が配置されて
おり、シングルモード光ファイバ18の一端は、この全
反射ミラー20に当接するようにして固定されている。
また、シングルモード光ファイバ18の他端は、接続部
材16と導体1の間に配置された光学装置(光学手段)
21に接続されている。そして、この光学装置21は、
マルチモード光ファイバ(光ビーム伝播手段)22を介
して、ガス絶縁機器の外部に配置された光電変換装置
(光電変換手段)23に接続されている。
【0026】より詳細には、光電変換装置23は、発光
部24、受光素子25,26、および演算部27を備え
ており、発光部24から光電変換装置23に光を送る一
方で、光電変換装置23からのベクトル光を受光素子2
5,26によって受光して電気信号に変換し、演算部2
7で演算処理するように構成されている。また、光学装
置21は、図4に示すように、光ファイバ28、集光レ
ンズ29、偏光子30、ハーフミラー31、集光レンズ
32、検光子33、集光レンズ34,35、および光フ
ァイバ36,37を備えている。このうち、光ファイバ
28、集光レンズ29、および偏光子30は、光電変換
装置23の発光部24から出射した光をハーフミラー3
1に導くように配置されている。ハーフミラー31およ
び集光レンズ32は、偏光子30により取り出された偏
光をシングルモード光ファイバ18に導く一方で、この
シングルモード光ファイバ18の他端に配置された全反
射ミラー20によって反射し、シングルモード光ファイ
バ18に戻された反射光を、集光レンズ32を介して受
光し、ハーフミラー31によって反射して検光子33に
導くように配置されている。検光子33、集光レンズ3
4,35、および光ファイバ36,37は、ハーフミラ
ー31からの入射光を直交する2成分のベクトル光に分
光し、これらの分光を、集光レンズ34,35および光
ファイバ36,37を介して、マルチモード光ファイバ
22に導くように配置されている。
【0027】以上のような構成を有する本実施例の作用
は、次の通りである。すなわち、まず、コイル3を、第
1と第2のコイル部品11,12によって図3の(B)
および(C)に示すように構成していることから、第1
と第2のコイル部品11,12の間に、3組の1ターン
コイルが形成される。この点について、通電経路をたど
って説明すると、図3の(B)および(C)に示すよう
に、導体1に流れる電流Iは、第1のコイル部品11の
中央部11cから、その3方のアーム部11d1 〜11
3 に、電流i1 〜i3 として分流して、各外周部11
1 〜11e3に達する。そして、電流i1 〜i3 は、
この第1のコイル部品11の各外周部11e1 〜11e
3 から、接合金属13を介して第2のコイル部品12の
外周部12e1 〜12e3 に移行して、その3方のアー
ム部12d1 〜12d3 を介し、さらに、その中央部1
2cを介して合流し、再び電流Iとして導体1に流れ
る。
【0028】この場合、以上のような通電経路において
各1ターンコイルに流れる電流i1〜i3 は、それぞれ
電流Iを3分割してなるI/3アンペア(A)の均等の
電流であるため、十分な電流容量が得られ、また、低イ
ンピーダンス構造であるため、導体1の通電を疎外する
ことはない。そして、このような均等な電流i1 〜i3
が流れる結果、図中矢印で示すように、コイル3の内部
には、導体1の軸方向に、(I/3)ATの軸方向磁界
4が発生する。本実施例では、このコイル3の内部にこ
のコイル3および導体1と同軸に、シングルモード光フ
ァイバ18を配置しているため、このシングルモード光
ファイバ18によって、他の導体から発生する径方向磁
界の影響を排除し、コイル3内に発生した軸方向磁界4
のみを高精度に検出することができる。以下には、この
ようなシングルモード光ファイバ18による軸方向磁界
の検出について、光の伝送経路をたどって説明する。
【0029】すなわち、本実施例の光学磁界センサにお
いては、光電変換装置23の発光部24からの出射光
を、マルチモード光ファイバ22を介して、光学装置2
1に導く。光学装置21に入射した光は、光ファイバ2
8、集光レンズ29、および偏光子30に導かれ、この
偏光子30で偏光に変換される。次に、この偏光子30
により取り出された偏光は、ハーフミラー31に導か
れ、さらに、集光レンズ32を介して、シングルモード
光ファイバ18に導かれる。このシングルモード光ファ
イバ18の一端面に入射した偏光は、全反射ミラー20
によって反射した後、再びこのシングルモード光ファイ
バ18に戻され、シングルモード光ファイバ18の一端
面から出射する。この場合、シングルモード光ファイバ
18から出射した偏光の偏光面は、入射した偏光の偏光
面に対して、軸方向磁界4の強度に比例した分だけ回転
している。そして、シングルモード光ファイバ18から
の出射光は、集光レンズ32を介し、ハーフミラー31
によって反射して、検光子33に導かれ、直交する2成
分のベクトル光に分光される。続いて、この2成分のベ
クトル光は、集光レンズ34,35、光ファイバ36,
37、およびマルチモード光ファイバ22を介して光電
変換装置23に送られ、その受光素子25,26によっ
て受光され、電気信号に変換された後、演算部27で演
算処理される。
【0030】この場合、光学装置21からのベクトル光
は、マルチモード光ファイバ22を介して、ガス絶縁機
器の外部に設置された光電変換装置23に良好に送られ
るため、光電変換装置23においてこのベクトル光から
得られた電気信号は、シングルモード光ファイバ18に
よって検出された導体1内部の軸方向磁界4を正確に反
映する。したがって、本実施例においては、シングルモ
ード光ファイバ18によって、他の導体から発生する径
方向磁界の影響を排除し、コイル3内に発生した軸方向
磁界4のみを高精度に検出することができ、かつ、この
検出データを、ベクトル光という形式で光電変換装置2
3に良好に送ることができるため、この光電変換装置2
3によって、導体1に発生した軸方向磁界4を正確に示
す電気信号を得ることができる。
【0031】以上のように、本実施例の光式磁界センサ
によれば、ガス絶縁機器の導体1内部の通電磁界を高精
度に検出することができる。したがって、本実施例の光
式磁界センサを3相一括形のガス絶縁機器の導体に適用
した場合には、他相磁界の影響をほとんど受けることな
く、被測定相の導体内部の通電磁界を高精度に検出する
ことができる。また、コイル部品11,12からなるコ
イル3によって導体1の一部を構成し、このコイル3の
中に磁気センサであるシングルモード光ファイバ18を
収納する構成であるため、光式磁界センサ全体を従来に
比べて簡略化し、コンパクト化することができ、導体の
外部に磁気センサ配置用のスペースを要することもな
く、配置面で有利である。特に、本実施例においては、
磁気センサとしてシングルモード光ファイバ18を使用
していることから、狭い箇所にも挿入可能であり、か
つ、可撓性があるため、取扱いおよび配置が容易である
という利点がある。
【0032】(2)第2実施例 図5は、本発明による光式磁界センサの第2実施例を示
す断面図である。この図5に示すように、本実施例にお
いては、前記第1実施例と同様のコイル3を使用する一
方で、前記第1実施例のシングルモード光ファイバ18
と光学装置21に代えて、磁気センサと光学素子を組み
合わせた磁気センサユニット41を使用している点に特
徴がある。すなわち、コイル3の中央軸部の空間部3a
には、磁気センサユニット41が、コイル3と同軸に、
かつ、一方の接続部材16部分にまで伸びるようにして
配置されており、ユニット支持部材42によって、コイ
ル3および接続部材16に対して支持固定されている。
【0033】より詳細には、磁気センサユニット41
は、図6に示すように、被磁性材料製の円筒ケース(筒
状部材)43を備え、この円筒ケース43内の一端(図
中右側)から他端(図中左側)に向かって、プリズム4
4、ハーフミラー45、干渉計ミラー46,47、およ
び磁歪素子48が、この順序で同軸配置されている。ま
た、円筒ケース43の内面における、プリズム44とハ
ーフミラー45に対向する部分には、集光レンズ49,
50が配置されており、さらに、円筒ケース43の外面
における集光レンズ49,50に対向する位置には、外
部に配設された光ファイバ(光ビーム伝播手段)51,
52の端部が取り付けられている。これらの構成要素の
うち、磁歪素子48は、磁界の変位に応じて寸法が変位
する性質を有する素子であり、磁気センサとして作用す
る。そして、一方の干渉計ミラー47は、磁歪素子48
の片面に取り付けられ、この磁歪素子48の変位に伴っ
て移動するように構成されており、他方の干渉計ミラー
46は、円筒ケース43内の定位置に固定され、この両
方の干渉計ミラー46,47によって干渉計53が構成
されている。
【0034】一方、図5に示すように、光ファイバ5
1,52は、コイル3と接続部材15,16の間に構成
された空間部3c内に配設されており、一つの補強部材
17に設けられた貫通孔17aを介して、外部に引き出
されている。この場合、光ファイバ51,52は、貫通
孔17aの内周面に配置されたファイバ支持部材54に
よって、補強部材17に対して支持固定されている。ま
た、光ファイバ51,52の他端は、ガス絶縁機器の外
部に配置された光電変換装置55に接続されている。こ
の光電変換装置55は、発光部56および受光素子57
を備えており、その発光部56から磁気センサユニット
41に光を送る一方で、磁気センサユニット41からの
光デジタル信号を受光素子57によって受光して電気信
号に変換するように構成されている。なお、以上説明し
た以外の構成については、前記第1実施例と全く同様と
されている。
【0035】以上のような構成を有する本実施例の作用
は、次の通りである。まず、前記第1実施例と全く同様
のコイル3を使用しているため、前述した通り、導体1
に流れる電流Iは、コイル3において3分割され、この
コイル3内にI/3アンペア(A)の均等の電流i1
3 が流れる結果、このコイル3の内部には、導体1の
軸方向に、(I/3)ATの軸方向磁界4が発生する。
本実施例では、このコイル3の内部にこのコイル3およ
び導体1と同軸に、磁気センサユニット41を配置して
いるため、この磁気センサユニット41の非磁性材料製
の円筒ケース43内に配置された磁歪素子48の寸法
は、他の導体から発生する径方向磁界に影響されること
なく、コイル3内に発生した軸方向磁界4のみによって
変位する。したがって、この磁歪素子48によって、軸
方向磁界4を高精度に検出することができる。以下に
は、このような磁気センサユニット41の磁歪素子48
による軸方向磁界の検出について、光の伝送経路をたど
って説明する。
【0036】すなわち、本実施例の光学磁界センサにお
いては、光電変換装置55の発光部56からの出射光
を、光ファイバ51を介して、磁気センサユニット41
に導く。磁気センサユニット41に入射した光は、プリ
ズム44およびハーフミラー45を介して、干渉計ミラ
ー46,47からなる干渉計53に導かれる。この場
合、コイル3内に発生した軸方向磁界4による磁歪素子
48の変位によって、干渉計ミラー47の位置が変位
し、それによって、干渉計ミラー46,47間の間隔が
変化する。その結果、干渉計53からハーフミラー45
に戻る光は、軸方向磁界4に応じた干渉を受けて変化し
た光となり、この検出光は、集光レンズ50を介して磁
気センサユニット41の外部に導出され、光ファイバ5
2を介して光電変換装置55に送られ、その受光素子5
7によって受光され、電気信号に変換される。
【0037】この場合、磁気センサユニット41からの
光デジタル信号は、光ファイバ52を介して、ガス絶縁
機器の外部に設置された光電変換装置55に良好に送ら
れるため、光電変換装置55においてこの光デジタル信
号から得られた電気信号は、磁気センサユニット41の
磁歪素子48によって検出された導体1内部の軸方向磁
界4を正確に反映する。したがって、本実施例において
は、磁歪素子48によって、他の導体から発生する径方
向磁界の影響を排除し、コイル3内に発生した軸方向磁
界4のみを高精度に検出することができ、かつ、この検
出データを、光デジタル信号という形式で光電変換装置
55に良好に送ることができるため、この光電変換装置
55によって、導体1に発生した軸方向磁界4を正確に
示す電気信号を得ることができる。
【0038】以上のように、本実施例の光式磁界センサ
によれば、前記第1実施例と同様に、ガス絶縁機器の導
体1内部の通電磁界を高精度に検出することができる。
したがって、本実施例の光式磁界センサを3相一括形の
ガス絶縁機器の導体に適用した場合には、前記第1実施
例と同様に、他相磁界の影響をほとんど受けることな
く、被測定相の導体内部の通電磁界を高精度に検出する
ことができる。
【0039】また、本実施例においては、特に、磁気セ
ンサである磁歪素子48と光学手段を構成する複数の光
学素子、すなわち、プリズム44、ハーフミラー45、
干渉計ミラー46,47、および集光レンズ49,50
を、単一の円筒ケース43内に一括して収納して磁気セ
ンサユニット41を構成し、この磁気センサユニット4
1をコイル3内の空間部3aに収納しているため、磁気
センサと光学手段の構成が、前記第1実施例よりもさら
に簡略化され、コンパクト化されている。加えて、磁気
センサユニット41から光デジタル信号を直接得ること
ができるため、従来例や前記第1実施例のように、直交
する2つのベクトル光に分光する必要もなく、また、偏
光をかけたり、出力の演算などの複雑な構成要素も不要
である上、光路長についても、従来の約1/2程度に短
くできるため、光式磁界センサ全体の構成を格段に簡略
化し、コンパクト化することができる。
【0040】(3)他の実施例 なお、本発明は、前記各実施例に限定されるものではな
く、コイル形成部材の具体的な構成や配置箇所は適宜変
更可能であり、また、光ビーム伝播手段としては、光フ
ァイバ以外の光学部品を使用したり、あるいは、空間光
路を使用することも可能である。そしてまた、磁気セン
サの具体的な構成や、そのコイル形成部材内における配
置箇所なども適宜変更可能である。同様に、光学手段お
よび光電変換手段の具体的な構成やその配置についても
適宜変更可能である。
【0041】例えば、前記第1実施例の変形例として、
光学装置21を磁界発生域から離れた場所に配置するだ
けでなく、磁気シールドなどを適宜配置したり、あるい
は、光学装置21を構成する複数の光学素子を、低膨脹
ガラス製の基板に取り付けることによって、光の伝送精
度を向上することができる。また、コイル3の中央軸部
の空間部3aにシングルモード光ファイバ18を配置す
る構成も可能である。
【0042】一方、前記第2実施例については、磁気セ
ンサユニット41の円筒ケース43を、グラスファイバ
材などの絶縁物で構成したり、あるいは、非磁性導電材
料製として、そのうず電流防止用に径方向にスリットを
設けることなどが可能である。また、筒状部材の形状は
円筒に限らず、例えば、角筒状とすることも可能であ
る。そしてまた、複数の部材を組み合わせて筒状部材を
形成することも可能である。さらに、コイル3の外周の
空間部3bに磁気センサユニット41を配置する構成も
可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガス絶縁機器の導体の一部にコイル形成部材を同軸配置
し、このコイル形成部材の内部に、軸方向磁界を検出す
るようにして磁気センサを配置することにより、特に、
3相一括形のガス絶縁機器に適用した場合に、他相磁界
の影響を受けることなく、被測定相の通電磁界を高精度
に検出可能な、高性能の光式磁界センサを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光式磁界センサの基本原理を示す
原理図。
【図2】本発明による光式磁界センサの第1実施例を示
す構成図。
【図3】(A)は、図2の光式磁界センサの第1と第2
のコイル部品の形状を示す概略図、(B)は、図2の光
式磁界センサにおいて、その通電方向の上流側から下流
側を見た視点での第1のコイル部品の通電経路を示す説
明図、(C)は、(B)と同じ視点での第2のコイル部
品の通電経路を示す説明図。
【図4】図2の光式磁界センサの光学装置を示す構成
図。
【図5】本発明による光式磁界センサの第2実施例を示
す構成図。
【図6】図5の光式磁界センサの磁気センサユニットを
示す構成図。
【図7】従来の光式磁界センサの一例を示す構成図。
【図8】図7の偏光子と検光子の作用を説明するベクト
ル図。
【符号の説明】
1…導体 2…径方向磁界 3…コイル 3a〜3c…空間部 4…軸方向磁界 5…磁気センサ 6…光学手段 7…光ビーム伝播手段 8…光電変換手段 11…第1のコイル部品 11a,11b,12a,12b…開口部 11c,12c…中央部 11d,12d…アーム部 11e,12e…外周部 12…第2のコイル部品 13…接合金属 14,17…補強部材 15,16…接続部材 15a,16a…突起部 18…シングルモード光ファイバ 19a,19b…ファイバ支持部材 20…全反射ミラー 21…光学装置 22…マルチモード光ファイバ 23…光電変換装置 24…発光部 25,26…受光素子 27…演算部 28,36,37…光ファイバ 29,32,34,35…集光レンズ 30…偏光子 31…ハーフミラー 33…検光子 41…磁気センサユニット 42…ユニット支持部材 43…円筒ケース 44…プリズム 45…ハーフミラー 46,47…干渉計ミラー 48…磁歪素子 49,50…集光レンズ 51,52…光ファイバ 53…干渉計 55…光電変換装置 56…発光部 57…受光素子 61…発光部 62,69,70…光ファイバ 63,67,68…集光レンズ 64…偏光子 65…磁気光学素子 66…検光子 71,72…受光素子 73,74…電流電圧変換アンプ 75…アナログ加算器 76…アナログ減算器 77…割算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス絶縁機器の導体に流れる電流に応じ
    た磁界を、光信号の形式で検出する光式磁界センサにお
    いて、 前記ガス絶縁機器の導体の一部に同軸配置され、コイル
    を形成するコイル形成部材と、 前記コイル形成部材の内部に前記導体と同軸方向の磁界
    を検出するように配置された磁気センサと、 前記磁気センサと近接配置されてこの磁気センサと光学
    的に接続された光学素子を備え、磁気センサによって検
    出された磁界を光信号として出力する光学手段と、 前記ガス絶縁機器の大気側に配置され、前記光学手段か
    らの光信号を電気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段と前記光学手段とを光学的に接続し、
    前記光学手段からの光信号を前記光電変換手段に伝送す
    る光ビーム伝播手段とを備えたことを特徴とする光式磁
    界センサ。
  2. 【請求項2】 前記磁気センサがシングルモード光ファ
    イバであり、 前記光学手段を構成する光学素子が、前記導体内部に配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の光式磁
    界センサ。
  3. 【請求項3】 前記導体内部に非磁性材料製の筒状部材
    が配置され、 前記磁気センサと前記光学手段を構成する光学素子と
    が、前記非磁性材料製の筒状部材内に同軸配置され、磁
    界の変位を直接光デジタル信号に変換するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の光式磁界セ
    ンサ。
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