JPH06347340A - 過熱検出装置 - Google Patents

過熱検出装置

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JPH06347340A
JPH06347340A JP16043093A JP16043093A JPH06347340A JP H06347340 A JPH06347340 A JP H06347340A JP 16043093 A JP16043093 A JP 16043093A JP 16043093 A JP16043093 A JP 16043093A JP H06347340 A JPH06347340 A JP H06347340A
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掬夫 木村
Yuichi Sasaki
雄一 佐々木
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Jiro Ito
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Kikuzou Numabukuro
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Akihiko Urata
昭彦 浦田
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秀昭 菊地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線20の電線接続部の異常発熱の経歴を簡
単な構造で地上から識別できる過熱検出装置を提供す
る。 【構成】 電線20の表面にアルミニウムの管体10を
添設する。この管体10に一端部が突出した状態で棒状
部材12を挿入し、管体10内に配設したろう14によ
り棒状部材12の挿入を制限する。筒状の赤色の布38
が被せられたコイルスプリング36が縮設される収納部
材24に、突出した棒状部材12によりバネ34の弾力
に応じて回動できないように可動部材28を設け、この
可動部材28により収納部材24の開口を閉塞させる蓋
体44を係合状態とする。ろう14が所定の高温度に晒
されると、棒状部材12の挿入が許容され、可動部材2
8が回動して蓋体44の係合が解除され、収納部材24
の開口が開かれ、筒状の赤色の布38がコイルスプリン
グ36の弾力により突出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線および電線接続用
部材、ならびに電気機械装置等の異常発熱を検出するた
めの過熱検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送電線の電線接続部(引留クランプや直
線スリーブ)等にあっては、腐食や施工不良等に起因す
る接続劣化があると異常発熱を生じ、性能の劣化が起り
最終的には電線接続部が溶断する懸念がある。そこで、
異常発熱の有無を点検する作業が必要となる。
【0003】従来の異常発熱点検方法としては、発熱部
から放射される赤外線の強さを検出する赤外線熱画像装
置を用いる方法や、電線接続部の微小抵抗を測定し、測
定抵抗値から発熱状況を判断する等の方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の赤外線熱画像装
置を用いる方法では、鉄塔に張架される電線の発熱部を
地上から観察できる点で優れているが、赤外線熱画像装
置が高価であるとともに、送電線に流れる負荷電流およ
び雨や風等の気象条件により測定結果が大きく影響を受
け、測定値の信頼性に欠けるという不具合があった。
【0005】また、微小抵抗を測定する方法にあって
は、送電線等の運行を停止させたうえで、電線接続部に
測定端子を配設するために鉄塔に昇らなければならず、
停電工事や塔上での作業が極めて煩雑であり、経済性に
欠ける。
【0006】さらに、上述の2つの方法にあっては、装
置を動作させるための電源が必要であり、送電線が山岳
地域等に張架されているような場合には、電源の確保が
困難であり、電源を確保するための重装備が必要となる
という不具合がある。
【0007】そこで、地上から電線接続部の異常発生の
有無を判別できしかも安価に製造し得る検出装置の提供
が望まれている。
【0008】本発明は、上述のごとき事情に鑑みてなさ
れたもので、電線接続部が所定の高温度以上に発熱する
とこれを表示し、しかも安価に製造し得る過熱検出装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の過熱検出装置は、被検査物の表面に添設
される良熱伝導金属からなる管体に、一端部が突出した
状態で棒状部材を挿入し、前記管体内に常温で固体で前
記棒状部材の挿入を制限するとともに所定の高温度で溶
融して前記棒状部材の挿入を許容する物質を配設し、突
出した状態の前記棒状部材の端部により弾力に応じた移
動が制限される可動部材を設け、この可動部材の弾力に
応じた移動により前記所定の高温度を検出したことを表
示する表示手段を設けて構成されている。
【0010】そして、前記物質はろうであり、前記表示
手段は前記可動部材の移動に応じて赤色の布を垂下また
は突出させるように構成しても良い。
【0011】
【作 用】被検査物が異常発熱を生じなければ、管体内
の物質が固体を維持し、棒状部材の挿入が制限され、可
動部材が移動しない。この結果、表示手段は表示動作し
ない。しかし、被検査物が異常発熱を生じて管体内の物
質が所定の高温度に晒されると、物質は溶融して棒状部
材の挿入が許容される。すると、可動部材は弾力に応じ
て移動され、表示手段は所定の高温度を検出したことを
表示動作する。
【0012】そして、異常発熱で溶融する物質をろうと
するならば、本装置の製造を安価にでき、また検出温度
を100℃程度の温度に設定し得る。さらに、表示手段
が赤色の布を垂下または突出させるようにするならば、
鉄塔に張架された送電線等に添設された本発明の過熱検
出装置が所定の高温度を検出したか否かを、空の色との
対比から地上から容易に判別し得る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3を
参照して説明する。図1は、本発明の過熱検出装置の一
実施例の縦断面図であり、(a)は所定の高温度を検出
していない状態の図であり、(b)は所定の高温度を検
出した状態の図であり、図2は、図1に示す過熱検出装
置の分解斜視図であり、図3は、図1に示す過熱検出装
置を電線に添設した状態の外観斜視図である。
【0014】図1ないし図3において、アルミニウム等
の良熱伝導金属からなる円筒状の管体10に、円柱状の
棒状部材12が一端を突出させた状態で挿入される。そ
して、管体10内で棒状部材12の挿入端部付近にろう
14が配設される。このろう14は、常温では固体であ
り、棒状部材12の管体10内への一層の挿入が制限さ
れ、所定の高温度(例えば100℃前後)に晒されると
溶融し、棒状部材12の一層の挿入が許容される。な
お、ろう14を用いることで異常発熱の検出温度を10
0℃程度の温度に設定し得るが、より高い検出温度とす
るために、樹脂やゴムまたははんだ等の物質を用いても
良い。また、ろう14の種類の選択により、検出温度を
50〜60℃以上で任意に設定し得る。
【0015】そして、管体10の長さ寸法を内寸とする
コ字状金具16の対向する辺にそれぞれ孔16a,16
aが穿設され、一方の孔16aに内寸側から棒状部材1
2を貫通させて、管体10がコ字状金具16に配設さ
れ、また他方の孔16aに外側からビス18が貫通さ
れ、さらに管体10の遊端に挿通されて、この遊端がカ
シメられて管体10にビス18が固定される。もって、
コ字状金具16に管体10および棒状部材12が組み付
けられる。
【0016】また、コ字状金具16の中央部の辺に、被
検査物としての電線20を両側から把持する把持部22
a,22aを有する取付用部材22が固定されるととも
に、有底筒状の収納部材24が開口を管体10とは反対
側に向けて固定される。
【0017】そして、取付用部材22は、電線20を把
持した状態で管体10が電線20に添設されるような寸
法形形状とされ、また窓22b,22b…が穿設され、
バンド26,26により電線20と管体10が一緒に束
ねられるように形成される。しかも、取付用部材22が
例えばステンレスで形成され、電線20がアルミ線であ
るような場合には、把持部22a,22aの当接面に、
電食を防ぐためのガラスクロステープ22c,22cが
貼付される。なお、ガラスクロステープ22c,22c
は、電線20の熱が取付用部材22に伝達されて放熱さ
れるのを阻止する断熱材としても機能する。
【0018】さらに、収納部材24の外周面で棒状部材
12が突出する側に、断面L字状の可動部材28を棒状
部材12の移動挿入方向を回動方向とするようにピン3
0と軸受32により回動自在に配設される。しかも、バ
ネ34により可動部材28の一端部が棒状部材12に当
接して、これを挿入方向に押圧するよう弾性付勢され
る。また、収納部材24には、可動部材28の他端部の
L字状部に臨んで切り欠き24aが設けられ、この切り
欠き24aに対向する周面に長孔24bが穿設される。
【0019】そしてまた、コイルスプリング36の外周
に筒状に形成された赤色の布38が被せられて適宜に糸
で固定され、このコイルスプリング36の一端が、固定
板40を用いて収納部材24内の底部にビス42,42
により固定される。なお、ビス42,42は、コ字状金
具16および取付用部材22を貫通して図示しないナッ
トを用いて共締め固定される。コイルスプリング36の
他端に、蓋体44が突設された爪44a,44aを折り
曲げて固定される。この蓋体44には、収納部材24の
切り欠き24aに挿入され、しかも可動部材28の他端
部内に挿入されてL字状部に係合する第1突起44bが
設けられ、さらにこの第1突起44bと対向する反対位
置に収納部材24の長孔24bに挿脱自在の第2突起4
4cが設けられる。なお、コイルスプリング36および
赤色の布38により表示手段が形成されている。
【0020】かかる構成において、赤色の布38が被せ
られたコイルスプリング36が弾力に抗して収納部材2
8に収納され、蓋体44の第2突起44cを収納部材2
8の長孔24bに挿入するとともに、第1突起44bを
可動部材28のL字状部に係合させて、収納部材24を
閉塞状態とする。ここで、可動部材28は、ろう14に
より挿入が制限された棒状部材12により、バネ34の
弾力による回動が制限される。そして、この状態で、電
線20を取付用部材22の把持部22a,22aで把持
し、さらにバンド26,26で電線20と管体10を一
つに束ねて、図1(a)および図3のごとく、本発明の
過熱検出装置が電線20に垂下するように添設される。
【0021】この状態にあっては、赤色の布38は、収
納部材24に収納されていて、地上等の外部からは視認
することができない。
【0022】そして、電線20に異常発熱を生じ、管体
10にその熱が伝達され、ろう14が所定の高温度に晒
されると、ろう14は溶融し、バネ34の弾力で可動部
材28に押圧されて棒状部材12が管体10内に一層挿
入され、可動部材28の回動が許容される。この可動部
材28の回動により、L字状部から蓋体44の第1突起
44bの係合が解除される。この結果、コイルスプリン
グ36の弾力および蓋体44の自重により、蓋体44は
第2突起44cを軸として揺動し、さらに第2突起44
cが長孔24bから抜け出し、図1(b)のごとく、赤
色の布38が収納部材24から突出して垂下される。
【0023】この状態であっては、赤色の布38を地上
あるいはパトロール用ヘリコプター等から容易に視認す
ることができる。
【0024】次に、本発明の他の実施例を、図4および
図5を参照して説明する。図4は、本発明の過熱検出装
置の他の実施例の所定の高温度を検出していない状態の
縦断面図であり、図5は、図4に示す過熱検出装置の分
解斜視図である。図4および図5において、図1ないし
図3と同一または均等な部材には、同一符号を付けて重
複する説明を省略する。
【0025】図4および図5で示す他の実施例は、図1
ないし図3で示す一実施例と、表示手段およびこれを収
納する収納部材の構造が相違するが、その相違点は以下
の通りである。
【0026】まず、コ字状金具16と取付用部材22に
固定される収納部材50は、一面が開口された箱状また
は断面コ字状であり、開口を管体10とは反対側に向け
て固定される。そして、収納部材50に突設された軸受
52により、可動部材28が突出した状態にある棒状部
材12によりバネ34の弾力に応じた回動が制限される
ように配設される。また、収納部材50の開口端付近で
可動部材28が設けられた側とは反対側に、第2軸受5
4が突設され、ピン56で蓋体58が回動自在に配設さ
れる。この蓋体58の遊端は、可動部材28のL字状部
に係合されて、収納部材50の開口を閉塞するよう形成
される。しかも、第2バネ60により収納部材50の開
口を開く方向に弾性付勢される。そして、収納部材50
の底部に帯状の赤色の布62の一端がビス64により固
定される。この帯状の赤色の布62の他端は袋状とされ
て重り66が収納される。なお、帯状の赤色の布62と
重り66により、表示手段が形成されている。
【0027】かかる構成において、帯状の赤色の布62
が収納部材50内に収納され、蓋体58を第2バネ60
の弾力に抗して回動させて開口部を閉塞させ、その遊端
が可動部材28のL字状部に係合され、図4のごとき状
態となる。ここで、常温においては、ろう14により棒
状部材12の挿入が制限され、可動部材28がバネ34
の弾力に応じて回動できず、図4の状態がそのまま維持
される。
【0028】そして、電線20の異常発熱により、ろう
14が所定の高温度に晒されて溶融すると、棒状部材1
2の一層の挿入が許容されて可動部材28がバネ34の
弾力で回動し、蓋体58の遊端の係合が解除される。そ
こで、蓋体58は、第2バネ60の弾力により回動して
収納部材50の開口が開かれる。この結果、重り66に
より赤色の布62が収納部材50から落下して垂下され
る。
【0029】なお、本発明の過熱検出装置において、ろ
う14が溶融する所定の高温に晒されたことを表示する
表示手段は、上記実施例に限られるものでなく、可動部
材28の移動により、地上等から容易に認識できるもの
であればいかなる構造であっても良い。この可動部材2
8の移動は、実施例のごとく回動に限られず、弾力によ
って適宜に移動して表示手段が表示動作できる構造であ
れば良い。また、表示手段の着色は赤色以外であっても
良い。そして、ろう14に代えて、所定温度で固体から
液体に溶融する適宜な物質を用いることができるが、所
定温度で変形する記憶合金等を用いることもできる。さ
らに、本発明の過熱検出装置は、送電線の電線接続部の
異常発熱を検出するものに限られず、管体10を適宜に
被検査物に添設できれば、機械器具および電気器具およ
び各種の発熱する可能性のある設備等の温度の検出に用
いても良い。この場合には、管体10を適宜に添設すべ
く、取付用部材22の構造を適宜に変更すれば良い。ま
た、表示手段の構造も適宜に変更しても良いことは勿論
である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の過熱検出
装置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を
奏する。
【0031】請求項1記載の過熱検出装置にあっては、
添設された被検査物に異常発熱があれば、物質が溶融し
て可動部材が移動し、表示手段が表示されるので、表示
の有無で被検査物に異常発熱があったか否かの経歴を判
別することができる。そして、本発明の過熱検出装置を
被検査物に添設する作業以外は、例えば鉄塔に昇る必要
もなく、また測定のための電源も必要とせず、地上等の
遠方から容易に判別でき、送電線等の被検査物の保守管
理が容易である。しかも、本装置は、物質の温度変化に
よる状態変化を用いるものであり、耐久性および耐候性
に優れており、経年変化による交換を必要とせず、この
点からも保守管理が容易である。さらに、測定のための
高価な機器を必要とせず、経済的である。
【0032】そして、請求項2記載の過熱検出装置にあ
っては、異常発熱で溶融する物質にろうを用いるので、
本装置を安価に製造でき、また検出温度を100℃程度
の温度に適宜に設定できる。そして、表示手段として赤
色の布を垂下または突出させるので、被検査物が送電線
の電線接続部であれば、地上から高所にある本発明の過
熱検出装置を観察したときに、背景の空の色と布の赤色
とが対照的であり、識別作業を容易かつ確実に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過熱検出装置の一実施例の縦断面図で
あり、(a)は所定の高温度を検出していない状態の図
であり、(b)は所定の高温度を検出した状態の図であ
る。
【図2】図1に示す過熱検出装置の分解斜視図である。
【図3】図1に示す過熱検出装置を電線に添設した状態
の外観斜視図である。
【図4】本発明の過熱検出装置の他の実施例の所定の高
温度を検出していない状態の縦断面図である。
【図5】図4に示す過熱検出装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 管体 12 棒状部材 14 ろう 20 電線 28 可動部材 34 バネ 36 コイルスプリング 38 筒状の赤色の布 62 帯状の赤色の布 66 重り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 雄一 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目7番1号 東北電力株式会社工務部内 (72)発明者 中村 敏男 岩手県盛岡市紺屋町1−25 東北電力株式 会社岩手支店内 (72)発明者 伊藤 次郎 岩手県盛岡市紺屋町1−25 東北電力株式 会社岩手支店内 (72)発明者 沼袋 菊藏 岩手県盛岡市紺屋町1−25 東北電力株式 会社岩手支店内 (72)発明者 浦田 昭彦 岩手県盛岡市紺屋町1−25 東北電力株式 会社岩手支店内 (72)発明者 菊地 秀昭 神奈川県川崎市高津区久本1丁目8番1号 旭電機株式会社内 (72)発明者 蛭間 靖男 神奈川県川崎市高津区久本1丁目8番1号 旭電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物の表面に添設される良熱伝導金
    属からなる管体に、一端部が突出した状態で棒状部材を
    挿入し、前記管体内に常温で固体で前記棒状部材の挿入
    を制限するとともに所定の高温度で溶融して前記棒状部
    材の挿入を許容する物質を配設し、突出した状態の前記
    棒状部材の端部により弾力に応じた移動が制限される可
    動部材を設け、この可動部材の弾力に応じた移動により
    前記所定の高温度を検出したことを表示する表示手段を
    設けて構成したことを特徴とする過熱検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の過熱検出装置において、
    前記物質はろうであり、また前記表示手段は前記可動部
    材の移動に応じて赤色の布を垂下または突出させるよう
    に構成したことを特徴とする過熱検出装置。
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CN104542095A (zh) * 2014-12-27 2015-04-29 东莞品派实业投资有限公司 一种高温时可通风降温的植物培育室
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