JPH0634671Y2 - ダミー用センサ取付装置 - Google Patents

ダミー用センサ取付装置

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JPH0634671Y2
JPH0634671Y2 JP15545188U JP15545188U JPH0634671Y2 JP H0634671 Y2 JPH0634671 Y2 JP H0634671Y2 JP 15545188 U JP15545188 U JP 15545188U JP 15545188 U JP15545188 U JP 15545188U JP H0634671 Y2 JPH0634671 Y2 JP H0634671Y2
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JP
Japan
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dummy
sensor
cover
mounting device
knee joint
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JP15545188U
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JPH0275544U (ja
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康史 関根
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の衝突試験時に用いられるダミーに変位
情報を出力するセンサーを取付ける装置に関する。
(従来の技術) 車両の衝突時における乗員や歩行者の安全性を強化する
ための模擬試験において、衝突試験用ダミーが使用され
ている。このダミーは金属、軽金属あるいはプラスチッ
クにより形成された骨格部材と、同骨格部材のまわりを
直接、あるいはパッドを介して合成ゴムの外皮で覆った
構成をとっている。
しかも、ダミーの内部の所要測定部位には必要とする衝
突時の状態情報を出力する各種のセンサ、たとえば、加
速度計、荷重計、変位計等が取付けられ、これらの発す
る信号が周知の電器計測器により記録処理され、衝突時
の人体の各部の状態変位量を計算することができるよう
に構成されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、衝突試験において、ダミーはその各測定部位
に各種センサを装着され、その測定状態で衝撃を受ける
こととなる。ところが、試験時において測定部位のセン
サ自体に外皮を介して直接的に衝撃が加わると、センサ
の破損が生じる場合がある。
このような場合、センサよりの出力信号の発生がストッ
プされ、衝突試験のデータの取り込みが出来なく成り、
問題となっている。特に、歩行者対車両の衝突試験では
歩行者の膝関節近傍に衝撃が加わることとなるが、同部
の衝突状態情報を得るために、ダミーの膝関節部分にセ
ンサを取付けた場合、このセンサが破損し、データの取
り込みができず問題となっている。
本考案の目的は衝突試験に用いられるセンサの破を防止
できるダミー用センサー取付装置を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本考案によるダミー用セ
ンサー取付装置は、ダミーのロアーレッグとアッパーレ
ッグの両骨格を接続する膝関節部材上に、衝突時の状態
情報を出力するセンサを取付けたものであって、上記膝
関節部材の外側面に固定されると共に中央に上記センサ
を支持する基板と、上記基板に一体的に接合されるフラ
ンジ部及び上記センサーを覆う覆い部とを一体形成して
なる剛性強化カバーとにより構成されたり構成される。
(作用) ダミーの膝関節部材上に衝突による荷重が加わった場
合、その荷重は剛性強化カバーのフランジ部より基板及
び膝関節部材上に直接加わり、剛性強化カバー内のセン
サに直接荷重が加わることを防止出来る。
(実施例) 第1図示のダミー用センサ取付装置は、ダミーの膝関節
部に衝突時の状態情報である加速度情報を出力するGセ
ンサ10を取付けるように構成されている。ここで、ダミ
ーのロアーレッグ11とアッパーレッグ12は各骨材13,14
とそのまわりを覆う合成ゴムの外皮17(第2,3図参照)
とで構成されている。両骨材13,14は互いの対向端をな
す膝関節部材15,16をピン20を介して互いに結合され
る。これによりロアーレッグ11とアッパーレッグ12の両
骨材13,14は回転中心線l回りに相対的に回動可能に結
合されている。
ここで、膝関節部材15は板金片を屈曲して二又状に形成
され、その内の一方の連結板部151の外側面に、Gセン
サ10が取付けられる。他方の膝関節部材16は円板状を呈
し、その中央にピン20が枢支され、外周面上の一端より
骨材14が延出形成されている。
一方の連結板部151の外側面にダミー用センサ取付装置
が装着されている。この装着は、連結板部151の外側面
に重なりビス18により固定される基板19と、基板19の中
央に確保されるセンサ取付空間23と、基板19の周縁に当
接したセンサ取付空間23を覆うコ字型断面を成した剛性
強化カバー21と、剛性強化カバー21を基板19に固定する
締め付け手段としてのビス22とで構成されている。
ここで、剛性強化カバー21は第4図第5図に示すように
金属板を屈曲形成することにより形成され、センサ取付
空間23を覆う覆い部211と、それより延出すると共に、
一端が連結板部151に当接するよう形成されたフランジ
部212とで構成されている。この剛性強化カバー21には
そのフランジ部212の側壁にビス22の挿通される止め穴
が形成され、ここを通されたビス22は基板の側面に形成
されている螺子穴に螺着されている。
センサ取付空間23に取付られるGセンサ10は、その本体
を連結板部151の外表面に接着され、その本体より延出
するケーブル25は剛性強化カバー21の開口部分より図示
しない信号変換器側に接続されるように構成されてい
る。
このようなダミー用センサ取付装置を備えたダミーによ
り歩行者対車両の衝突試験を行なう場合、まず、ダミー
の外皮17の内、膝関節近傍部分をずらせ、露出された膝
関節部材15の外側面に基板19を介してGセンサ10を取付
け、その上に剛性強化カバー21を取付ける。その上で外
皮17をずらせてそれにより剛性強化カバー21を覆い、こ
の後、衝突試験に供されることとなる。
衝突試験において車両の前部により歩行者としてのダミ
ーの膝関節近傍部分に衝撃が加わると、その時の荷重は
剛性強化カバー21の働きにより全て膝関節部材15側に伝
達される。このため、この試験中にGセンサ10に荷重が
加わり、それが破損されるということは防止される。こ
のため、衝突試験における加速度情報は全て図示しない
電器計測機器のデータ記録器に取り込まれ、必要とされ
る加速度情報を確実に得ることができる。
上述の処において、基板19と剛性強化カバー21とは別体
であったが、第6図に示すように一体として形成しても
よい。更に、第7図に示すように剛性強化カバー21の覆
い部211の一端に延出部211aを設け、これによりケーブ
ル25の保護をより強化しても良い。なお、符号26は拡張
部であり、これにより、荷重分散性をより確実化させる
ことが望ましい。
(考案の効果) 以上のように、本考案によるダミー用センサ取付装置に
よれば、剛性強化カバーが衝突時の荷重よりセンサを保
護するようにしたため、センサの破損を確実に防止出
来、衝突試験時の状態情報を確実に取り込むことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としてのダミー用センサ取付
装置の要部拡大斜視図、第2図は同上ダミー用センサ取
付装置の取付けられたダミーの膝関節部分の側面図、第
3図は同上のダミーの膝関節部分の正面図、第4図は第
1図のIV−IV線断面図、第5図は同上装置の要部平面
図、第6図、第7図は本考案の各々異なる他の実施例で
用いる剛性強化カバー21の斜視図及び平面図である。 10……Gセンサ、11……ロアーレッグ、12……アッパー
レッグ、13,14……骨材、15,16……膝関節部材、19……
基板、151……腕板部、21……剛性強化カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダミーのロアーレッグとアッパーレッグの
    両骨格を接続する膝関節部材上に、衝突時の状態情報を
    出力するセンサを取付けたダミー用センサ取付装置にお
    いて、上記膝関節部材の外側面に固定されると共に中央
    に上記センサを支持する基板と、上記基板に一体的に接
    合されるフランジ部及び上記センサーを覆う覆い部とを
    一体形成してなる剛性強化カバーとにより構成されたダ
    ミー用センサー取付装置。
JP15545188U 1988-11-29 1988-11-29 ダミー用センサ取付装置 Expired - Lifetime JPH0634671Y2 (ja)

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JP15545188U JPH0634671Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 ダミー用センサ取付装置

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JP15545188U JPH0634671Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 ダミー用センサ取付装置

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Publication Number Publication Date
JPH0275544U JPH0275544U (ja) 1990-06-08
JPH0634671Y2 true JPH0634671Y2 (ja) 1994-09-07

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JP5906990B2 (ja) * 2012-08-09 2016-04-20 三菱自動車工業株式会社 人体模擬装置を用いた傷害値予測装置及び方法

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JPH0275544U (ja) 1990-06-08

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