JPH0634548B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム

Info

Publication number
JPH0634548B2
JPH0634548B2 JP62036878A JP3687887A JPH0634548B2 JP H0634548 B2 JPH0634548 B2 JP H0634548B2 JP 62036878 A JP62036878 A JP 62036878A JP 3687887 A JP3687887 A JP 3687887A JP H0634548 B2 JPH0634548 B2 JP H0634548B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
output
data
signal
peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62036878A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62199139A (ja
Inventor
マイケル・アフェルズ
ジヨン・エイ・バルセロツテイ
レスター・カークランド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Microsemi Semiconductor ULC
Original Assignee
Mitel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitel Corp filed Critical Mitel Corp
Publication of JPS62199139A publication Critical patent/JPS62199139A/ja
Publication of JPH0634548B2 publication Critical patent/JPH0634548B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0407Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing using a stored programme control

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般には通信交換システムに関し、特に複数
の周辺装置と主制御装置との間でディジタル化された音
声信号、データ信号及びメッセージ信号を交換するとと
もに、経路指定するためのシステムに関するものであ
る。
[従来の技術及び発明が解決しようとする問題点] 従来、構内自動交換機(以下、PABXという。)など
の交換システムは、加入者電話機、端末機及びデータ伝
送装置などの市内の周辺装置と遠隔の周辺装置間で音声
やデータ信号を経路指定するために、そしてまた、メッ
セージ信号又は監視信号を周辺装置に発信し又は該周辺
装置から受信するために使用されている。メッセージ信
号は典型的には、加入者電話機をオフフック状態にさせ
たり、鳴動させるようなリアルタイムな動作を行わせる
ために、周辺装置と1個又はそれ以上のPABXの制御
回路との間で伝送される。
周辺装置は典型的には、音声信号をパルスコード変調
(以下、PCMという。)信号にディジタル化するため
のアナログ・ディジタル変換機及びディジタル・アナロ
グ変換機をしばしば含む提案に係る周辺回路を介して、
上記PABXとインターフェイスがとられる。
様々な規約や標準が、ディジタル音声及びデータ信号の
交換及び伝送を容易にするためにPABXのメーカーに
よって採用されている。このような規約の1つであるT
1搬送方式(T1 carrier)がベルシステム会社(the B
ell System Companies)により発展され、当該技術分野
において公知となっている。
T1搬送方式の規約によると、ディジタル信号は24チ
ャンネルのPCM信号及びデータ信号より成る“フレー
ム”によって構成されている。それぞれのチャンネルは
8ビットデータまたはPCM信号より構成され、そし
て、その信号伝送速度は毎秒約1.544メカビットで
ある。従って、ディジタル信号の1フレームは24個の
8ビットチャンネルと1ビットのフレーム・ビット又は
1ビットの同期ビットとして構成された193ビットよ
り成る。
メッセージ信号は、制御ビットを有する所定のチャンネ
ルに伝送されたPCM音声信号の最下位ビットを置き換
えることによって、PABXの主制御回路と周辺装置と
の間で伝送される。PCM信号はPABX又は周辺装置
により受信され、制御ビットはPCM信号の連続するビ
ットから抽出され、そして、例えばオフフック線へのダ
イヤルトーンを発生させるなどのリアルタイムな動作を
行うための1個又はそれ以上の制御回路に入力されるデ
ィジタルメッセージ信号を形成するために組み込まれ又
は再構成される。
PCM音声信号の最下位ビットが制御ビットによって置
き換えられる結果として、不規則な雑音がPCM音声信
号に注入されるという欠点を上記T1搬送方式が有して
いる。また、PCM音声チャンネルが制御ビットを伝送
するために用いることができるとき、データ信号の誤送
及びデータの完全な喪失が典型的に生じるので、この方
式においてはデータ搬送チャンネルを用いることができ
ない。このT1搬送方式の規約の欠点は、制御ビットが
PCM信号に合体されているので、メッセージ信号がP
CM音声信号から独立して伝送されないということであ
る。
コンラド・ルイス(Conrad Lewis)により記述され、マイ
テル・コーポレーションか(Mitel Corporation)に譲渡
された1983年6月29日に出願のカナダ特許出願番
号431,426号の別の従来技術のシステムは、一方
では音声信号及びデータ信号を交換し、他方ではメッセ
ージ信号を交換するための分離回路を用いている。この
マイテル(Mitel)の発明によれば、主及び周辺ディジタ
ル交換回路又は交換機は、様々な周辺装置間でのPCM
音声及びデータ信号を伝送し経路指定するために利用さ
れており、そして、分離メッセージ交換機は主制御回路
と1個又はそれ以上の周辺装置の周辺制御プロセッサと
の間でメッセージ信号を伝送するために利用されてい
る。
メッセージ信号を伝送するための提案に係る交換機を使
用することにより、このマイテルのシステムは、不規則
雑音が音声信号に混入するといったT1搬送方式の規約
の欠点を克服している。また、提案に係るメッセージ交
換機は、例えばシステムリセット中又はブートストラッ
プ中などのメッセージ信号の高いトラフィックの期間に
おいて、短時間で多くのメッセージ信号を伝送すること
が可能である。
しかし、提供されるメッセージ交換機を備えるために
は、多くの付加回路と配線が必要であった。そのような
付加回路及び配線は、価格的にも、またかなりの広い回
路基板のエリアを占有するという点で望ましくないこと
が明らかとなった。また、主制御回路及び周辺制御プロ
セッサは、受信されたメッセージ信号においてエラー検
査ルーチンを行う必要があり、それに応答してそれぞれ
の受信されたメッセージ信号に対する肯定応答信号を発
生させる必要があった。これらの操作は実行するために
実質的に多くのプロセッサのサイクルを必要とするの
で、システムの性能をたいへん低減させる。
更なる従来技術の回路は、バチラー(Beuscher)ほかによ
って、“時分割交換システムのための制御情報通信の配
置(CONTROL INFORMATION COMMUNI CATION ARRANGEMENT
FOR A TIME DIVISION SWITCHING SYSTEM)”と題されて
記述され、ベル電話研究所に特許された1982年3月
30日付のアメリカ合衆国特許番号4,322,843号に記載
されている。このバチラーの発明は、制御メッセージを
交換加入者間での通話経路を完成するための分配された
制御プロセッサを有する時分割交換システムを示してい
る。各制御メッセージは、制御メッセージの送信先を示
すアドレス部を有しており、分配された制御プロセッサ
のうち対応する1個に接続された関連する1組の着信及
び発信の時分割多重された線路上の予め決められたタイ
ムスロットチャンネル中において、ある時分割された空
間分割交換機に伝送される。通話信号が制御メッセージ
と同じ組の線路に伝送される。中央制御装置と複数の周
辺制御装置は、時分割多重されたチャンネルのうち選択
されたチャンネルを利用している制御メッセージを交換
し、そのチャンネルの残りのチャンネルが音声信号を搬
送するために使用される。それぞれの制御メッセージは
複数の制御ワードを有し、それぞれの制御チャンネルは
1フレームにつき1ワードを伝送する。
バチラーほかによれば、与えられたチャンネルはただ1
対の時分割多重された線路のための制御チャンネルとし
て定義されている。例えば、もしチャンネル1が予め決
められた1対の時分割多重された線路上の制御チャンネ
ルとして定義されるならば、他の対の時分割多重された
線路はチャンネル1を制御チャンネルとして使用しない
であろう。それぞれのタイムスロットが予め決められ定
義された制御チャンネルと同じ数字で指定されていると
き、主時分割多重交換装置は(周辺制御装置に対し
て)、時分割多重された線路の発信線路上の予め決めら
れた制御チャンネルによって伝送された制御メッセージ
を受信し、該制御メッセージを主制御分配装置の入力に
接続された交換装置の提案に係る出力ポートに印加す
る。同様に、同じタイムスロット中において、時分割多
重交換装置は、主制御分配装置の出力を、周辺制御装置
により受信されるための他の組の時分割多重された線路
に別の制御メッセージを伝送するための時分割多重交換
装置の対応する予め決められた提案に係る入力ポートに
接続する。制御分配装置は、受信された制御メッセージ
用の適当な送信先を決定し、送信先装置と関連した制御
チャンネルと同じ数字で指定されたチャンネルの時分割
多重交換装置の上記入力ポートにメッセージを再伝送す
る。
それぞれの周辺制御装置は、それに関連した特別な制御
チャンネルを有しているので、周辺制御装置の数は1フ
レーム当りのチャンネル数により限定されており、それ
によってシステムの拡張性が制限されている。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、通信システムに
おいて伝送のための制御ビットがPCM信号に合体され
ず、メッセージ信号をPCM音声信号とは独立に伝送す
ることができるとともに、当該システムに接続される上
記周辺制御装置の数が1フレーム当りのチャンネル数に
限定されることなく、システムの拡張が容易であって、
メッセージ信号の種々のトラヒックに対応できる通信シ
ステムを提供することにある。
[問題点を解決するための手段、作用及び発明の効果] 本発明によれば、通信システムは回線交換マトリックス
を介してPCM音声信号及びデータ信号を交換するため
に、そして、周辺サブシステムに接続された複数の周辺
装置を接続するために、また、回線交換マトリックスの
1つ又はそれ以上の割り当てられたチャンネルにおける
メッセージ信号の伝送及び受信を行うために設けられ
る。本発明に係る好ましい実施例によれば、チャンネル
はメッセージ信号の様々なトラヒック量を収納するため
に動的に配置されている。配置されたチャンネルはそれ
ぞれの周辺サブシステム用の同じメッセージチャンネル
の時分割を行うために回線交換マトリックスを介して多
重化され、バチラーほかとは反対にここではそれぞれの
周辺制御装置は提案に係る1個のメッセージチャンネル
を有している。割り当てられたチャンネルを時分割多重
化することによって、そのシステムに接続された周辺サ
ブシステムの数を簡単に拡張を行うことができる。この
ように、このシステムに接続することができるサブシス
テムの数は、バチラーほかの特許において開示されたシ
ステムとは違って、1フレーム中のチャンネルの数には
限定されない。
メッセージ信号は、メッセージ信号のエラーのない伝送
を保証するために、誤差検出とハンドシェイク(hand sh
aking)の特徴を備えているプロトコルに従って伝送さ
れ、それによってエラーチェックルーチンを実行するた
めの実質的な処理時間を必要とする従来技術のマイテル
の装置の欠点を克服している。また、本発明に使用され
たプロトコルによれば、複数のメッセージ信号は主制御
装置又はプロセッサからの1回の肯定応答を必要とする
単一のメッセージパケットに結合され、それによって、
従来技術のマイテルの装置において必要とされた複数の
肯定応答の時間を消費することを緩和している。
メッセージ信号の伝送用に全回線交換チャンネルを配置
する結果として、本発明はPCMビットをメッセージ信
号ビットに置き換える必要があり、その結果、外部雑音
を生じさせる従来技術のT1搬送方式の規約の欠点を克
服している。しかも、本発明によれば、従来技術のマイ
テルの装置のように、提案に係るメッセージ交換を実行
するための付加的な回路や配線を必要としない。
さらにまた、メッセージ信号に伝送用に配置された1フ
レーム当りのチャンネルの数をこの好ましい実施例によ
るプロセッサ制御のもとで動的に変化することができる
ので、本発明は例えば、システムリセット中又はブート
ストラップ中などのメッセージ信号のトラヒックが高い
期間中において、1フレーム当りの多数のメッセージ信
号を効率よく伝送できる。
一般に本発明は、音声信号及びデータ信号の時分割多重
の交換を制御するための主制御装置と、予め決められた
タイムスロットのチャンネル上において、この周辺サブ
システムに接続された複数の周辺装置に音声信号及びデ
ータ信号を伝送及びそこから受信するための1つ又はそ
れ以上の周辺サブシステムと、主制御装置の制御のもと
にサブシステム間で音声信号及びデータ信号の時分割多
重交換及び空間分割多重交換を行うための主制御装置と
周辺サブシステムに接続された回線交換マトリックスを
有している。本発明はさらに、ネットワーク層のメッセ
ージ信号をサブシステムに伝送しまたそこから受信する
ため、また、それに応答してタイムスロットのチャンネ
ルのうち、さらに予め決められたタイムスロットのチャ
ンネルにおける回線交換マトリックスにリンク層のメッ
セージ信号を伝送し、また、そこから受信するための回
線交換マトリックス上の1つ又はそれ以上の周辺サブシ
ステムに接続された1つ又はそれ以上の通信制御装置を
有している。さらに、通信制御装置は、回線交換マトリ
ックスを介して、1つ又はそれ以上の通信制御装置によ
り受信及び伝送されたリンク層のメッセージ信号を伝送
及び受信し、そして、それに応答してネットワーク層の
メッセージ信号を主制御装置に伝送し、また、そこから
受信するための主制御装置及び回線交換マトリックスに
接続される。そして、回路装置はメッセージ信号の伝送
におけるエラーの検出、並びにそれに応答してメッセー
ジ信号の再伝送を行うための各通信制御装置に含まれて
おり、それによって、メッセージ信号のエラーのない伝
送及び受信が音声信号及びデータ信号の送信及び受信と
同時的に実行される。
特に、本発明は、主制御装置と1個又はそれ以上の周辺
サブシステムそして主制御装置の制御のもとで、周辺サ
ブシステム間でのディジタル音声信号及びディジタルデ
ータ信号を搬送するタイムスロットのチャンネルを時分
割多重及び空間分割多重の交換を行うための回路交換マ
トリックスを有する通信システムにおいて使用されるメ
ッセージシステムである。そのシステムは、ネットワー
ク層のメッセージ信号をサブシステムに伝送しそこから
受信し、そして、それに応答してタイムスロットのチャ
ンネルのうち予め決められたチャンネル上の回線交換マ
トリックスにリンク層のメッセージ信号を伝送しそこか
ら受信するための、1個又はそれ以上の周辺サブシステ
ムと回線交換マトリックスに接続された1個又はそれ以
上の通信制御装置を有している。本発明は好ましくはさ
らに、回線交換マトリックスを介して1つ又はそれ以上
の通信制御装置により受信及び伝送されたリンク層のメ
ッセージ信号を伝送及び受信し、それに応答してネット
ワーク層のメッセージ信号を主制御装置に伝送し、そこ
から受信するための主制御装置及び回線交換マトリック
スに接続された別の通信制御装置と、メッセージ信号の
伝送においてエラーを検出し、それに応答してメッセー
ジ信号の再伝送を行うための、通信制御装置のそれぞれ
に接続された回路装置を有しており、それによってエラ
ーのないメッセージ信号の伝送及び受信が音声信号及び
データ信号の伝送及び受信と同時に実行される。
この記述が対象としている当該技術分野の熟練者は、デ
ィジタル電話、交換の概念、マイクロプロセッサのプロ
グラミングそして周辺回線を介して周辺サブシステムに
対してインターフェイスをとるアナログトランク、アナ
ログ線路回線、ディジタルトランク、トーン発生器及び
トーン受信機、記録済みアナウンスメント回路などの周
辺装置の構造と動作については理解していると仮定して
いる。「回線交換(ciucuit switch)と「周辺装置の効果
(peripheral switch)」という用語を、時分割ディジタ
ル信号チャンネルを同じか又は別の型の他のチャンネル
に伝送する複数の回線を切換える装置として用いる。
「メッセージ信号(message signal)」という用語は、制
御信号又は他の監視信号又は命令信号を意味する。
[実施例] 第1図において、主制御プロセッサMCP1は制御バス
3を介して、回線交換マトリックスCSM5、通信制御
回路7、直接メモリアクセス制御回路DMAC9及びダ
イナミックランダムアクセスメモリ回路DRAM11に
接続されている。
MCP1は典型的にはマイクロプロセッサとそれに関連
したデコーダ回路及び制御回路を有しており、これにつ
いては第7図を参照して詳細後述する。回線交換マトリ
ックスCSM5は典型的には、回線交換マトリックスC
SM5のそれぞれの入力リンクと出力リンク間でのディ
ジタル信号の時分割交換及び空間分割交換を実行するた
めの複数の交差点のディジタル交換装置を有しており、
これについては第2図、第4図A及び第4図Bにもとづ
いて以下に更に詳しく述べる。
回線交換マトリックスCSM5はまた、MCP1の制御
のもとでDRAM11からDMAC9を介して受信され
るネットワーク層のメッセージ信号を、データリンク層
のメッセージ信号に変換し、1チャンネル又はそれ以上
の動的に配置されたチャンネル上のCSM5を介して、
予め決められた1つ又はそれ以上のBAY1ないしBA
YNで示される周辺サブシステムに伝送するための通信
制御回路7に接続されている。これについては詳細後述
する。
また制御回路7は、詳細後述するように、MCP1の制
御のもとで、サブシステムからCSM5を介して受信さ
れたデータリンク層のメッセージ信号を、DMAC9を
介してDRAM11に蓄積するためのネットワーク層の
メッセージ信号に変換する。ネットワーク層及びデータ
リンク層のメッセージ信号は、国際標準化機構(以下、
ISOという。)により確立された通信プロトコルのオ
ープンシステム相互接続モデルのような当該技術分野に
おいて知られるようになった第2及び第3番目に低い層
として参照する。オープンシステムの相互接続のための
ISO参照モデルは、異なったメーカで異なった設計で
製造されたシステムを相互接続するための7層のアーキ
テクチュアである。昨今、この参照モデルの最初の応用
がローカルエリアネットワークの分野において行なわ
れ、本発明によれば、この参照モデルを電気通信システ
ムに適用している。
周辺サブシステムBAY1…BAYNは提案にかかる回
線交換リンクを介してCSM5に接続されている。例え
ば、BAY1は図に示すように、制御バス15を介して
複数の周辺回路17ないし19、周辺回線交換機21、
通信制御装置23、DMAC25及びDRAM27に接
続された周辺制御装置プロセッサPCP13を有してい
る。
周辺交換機21は予め決められた提案にかかる回線交換
リンクを介してCSM5に接続され、そしてさらに周辺
回路17から19に接続された所定数の双方向性リンク
を有している。
本発明に係る本実施例においては、周辺回路17乃至1
9と周辺交換機21との間に接続されたリンクの数は、
周辺交換機21を回線交換マトリックスCSM5に接続
しているリンクの数より多い。従って、CSM5がロー
カルマトリックスの回線交換を実行しているとき、一
方、周辺交換機21は典型的には、上記周辺回路のうち
予め決められた幾つかの周辺回路を、CSM5に接続さ
れた複数のリンクに接続するために、チャンネル割り当
て処理又はチャンネルの集中化処理を実行する。
(例えばBAYNなどの)別の複数の周辺サブシステム
が典型的に提案に係るリンクを介して回線交換マトリッ
クスCSM5に接続されている。例えば、BAYNは、
制御バス31を介して周辺回路33から35、周辺交換
機37、制御装置39、DMAC41、並びにDRAM
43に接続された周辺制御プロセッサPCP29を有し
ている。
制御装置23及び39の各々は、1本のリンクを、各制
御装置23,39に対応する周辺交換機21,37と共
有している。すなわち、第1図に示すように、同一の1
本のリンクが制御装置23とそれに対応する周辺交換機
21に接続されるとともに、別の同一の1本のリンクが
制御装置39とそれに対応する周辺交換機37に接続さ
れる。従って、メッセージ信号は、対応する交換機21
又は37を最初に通過することなしに、制御装置23及
び39によって直接に受信される。
データ伝送装置や加入者電話機などの周辺装置は典型的
には、音声信号、データ信号及び線路状態信号を伝送す
るための平衡型電話線を介して周辺回路17ないし19
(33ないし35)に接続されている。上述のように、
周辺回路17ないし19(33ないし35)は典型的に
は、アナログ音声信号をPCMディジタル信号に並びに
その逆に変換するための回路と状態信号を検出し、それ
に応答して制御バス15(31)に制御信号を発生する
ための線路状態回路を有している。PCP13(29)
は周辺回路によって発生された例えばオフフック状態や
鳴動等のリアルタイムな動作を示す制御信号を検出す
る。
説明のために、周辺回路17(BAY1)に接続された
データ伝送装置などの周辺装置が、オフフック状態にな
ったり、(電子郵便信号などの)データ信号を周辺回路
33(BAYN)に接続された別のデータ伝送装置に送
信する場合について考える。
初めに、オフフック状態信号が、データ伝送装置によっ
て発生され、それに続いて周辺回路17の線路状態回路
において検出されるダイヤル(またはDTMF)信号が
発生される。周辺回路17はその状態信号とダイヤル信
号の受信に応答して制御バス15を介してPCP13に
印加するための第1の制御信号を発生する。
次に、メッセージ信号のフォーマッティングがPCP1
3の制御のもとでDRAM27において行なわれる。D
RAM27におけるメッセージのフォーマッティングは
ISO参照モデルのネットワーク層で実行される。その
とき、通信制御装置23はフラグ信号を回線交換マトリ
ックスCSM5に送信し始める。CSM5は、以下に詳
述するように、MCP1の制御のもとでこのようなフラ
グ信号を検出するためにPCMリンクを走査する。フラ
グ信号を検出したとき、CSM5はそのPCMリンクを
介して制御装置7と23の間にリンクを形成し、前進フ
ラグ信号を制御装置23に伝送する。前進フラグ信号を
受信したとき、制御装置23はDMAC25を介してD
RAM27からネットワーク層のメッセージ信号を受信
し始め、そしてそれらの信号を、所定の動的に割り当て
られたチャンネルの間においてCSM5を介して制御装
置7に伝送するためのデータリンク層のメッセージ信号
に変換する。
好ましい実施例においては、データリンクメッセージ信
号のフォーマッティングが、ハイレベルデータリンク制
御(以下、HDLCという。)プロトコルの変化に従っ
て制御装置7及び23ないし39において行われるが、
代わりにCCITTにより勧告されたX.25プロトコ
ルなどの任意のビットオリエンテッド・データリンクプ
ロトコルに従ってフォーマッティングを行うことも可能
である。HDLCプロトコルの有用な記述が、データプ
ロ・リサーチ・コーポレーション(Datapro Research Co
rporation)により1982年9月に刊行された“ISO
ハイレベルデータリンク制御(HDLC)”という題名
の記事の中において発見されている。データリンクプロ
トコルは、いったんメッセージ信号がネットワーク層
(すなわち、DRAM27)からリンク層(すなわち、
制御装置23及び7)に送信されると、MCP1へのエ
ラーのない送信及びMCP1によるエラーのない受信が
保証されるという特徴がある。データリンクプロトコル
は、PCP13またはMCP1のどちらか一方により付
加的な動作を必要としないで、該当信号が正確に受信さ
れる時まで、制御装置7と23の間でのメッセージ信号
の再伝送を確実にするために、例えば巡回冗長度チェッ
ク、パケットの番号付け、再伝送タイマーなどの多くの
特徴をかね備えている。
通信制御装置7は回線交換マトリックスCSM5からリ
ンク層のメッセージ信号を受信し、DMAC9を介して
パラレルにDRAM11に蓄積するためにリンク層の信
号をネットワーク層の信号に再変換する。次に、MCP
1はDRAM11に蓄積されたメッセージ信号を読み出
し、それに応答してCSM5の形成用の制御バス3に制
御信号を発生し、周辺回路17、33間に伝送パスを確
立する。また、MCP1は典型的にはメッセージ信号の
受信を通知するために、制御装置7及びCSM5を介し
てPCP13に肯定応答メッセージ信号を送信する。
前述のように、そのような複数のメッセージ信号を、制
御装置7を介してMCP1に伝送するための1個のリン
ク層のメッセージパケットに連結して伝送することがで
き、ここで、受信されたメッセージ信号の受け取りを示
す1個の肯定応答信号(acknowledgement signal)を送り
返すことだけを必要とする。それによって、個々のメッ
セージ信号がメッセージ交換回路を介して伝送されるこ
とを必要としかつ受信された各信号がその受信時に肯定
応答信号を必要とする従来技術のマイテルのシステムの
欠点を克服している。
前記従来技術のT1システムによれば、ただ1ビットだ
けがそれぞれ伝送されたPCM音声バイトとともに伝送
されるので、メッセージ信号を伝送するためにかなり多
くの時間が必要であった。しかしながら、本発明による
システムにおいては、詳細後述するように、PCMチャ
ンネルはメッセージ信号を伝送するために動的に割り当
てられ、その結果音声信号、データ信号及びメッセージ
信号のトラヒック量が動的に制御される。
回路33に接続されたデータ伝送装置であり得る周辺装
置のスクリーン上への表示または記憶装置への蓄積のた
めに周辺回路17を介して周辺装置(すなわちデータ伝
送装置)から受信されたデータ信号が周辺交換機21及
びCSM5を介して周辺交換機37に伝送され、そこか
らまた周辺回路33に伝送される。
あるいはまた、回路33に接続された周辺装置が使用中
であるか、またはそれと関連した記憶装置が満杯のと
き、前記データ信号(例えば電子郵便)は、周辺制御プ
ロセッサPCP29と接続されたフロッピーディスクな
どの非揮発性蓄積媒体に蓄積されることが可能である。
電源の立上け中またはシステムのブートストラップ中に
おいては、オペレーティング・システムのデータ信号な
どのデータ信号は典型的には、主制御プロセッサMCP
1から1つ又はそれ以上の周辺サブシステム(BAY
1、…BAYN)にダウンロードする必要がある。本発
明によればDRAM11に蓄積されたデータ信号は、シ
ステムの電源の立上げ又はリセットの前において典型的
には定義されていない状態にある周辺交換機21及び3
7を迂回して、動的に割り当てられたチャンネル上で制
御装置23及び39に大容量で転送される。
回線交換マトリックスCSM5のブロック図が第2図に
図示されている。前述のように、CSM5は周辺交換機
21または37を介して所定のPCMチャンネルを割り
当てられている周辺回路のうち種々の周辺回路を接続す
るための時間及び空間の交差点の接続装置を提供してい
る。好ましい実施例においては、CSM5はマイテル社
のディジタル時間及び空間交差点切換回路(以下、DX
回路として略記する。)を有しており、それらの切換回
路は、少なくとも8個の32チャンネル入力リンクを8
個の32チャンネル出力リンクに対してタイムスロット
の割り当て及び空間の割り当てを提供している。DX回
路の4×4の正方形マトリックスは、4個の8リンク入
力端子と4個の8リンク出力端子を有するように形成さ
れている。
従って、マトリックスは第1図を参照して上述されたよ
うにメッセージ信号及び大容量のデータの転送と同様
に、PCM音声及びデータの交換を実行するための32
個の双方向性リンクを供給している。
マイテルのDX回路は当該技術分野においては公知であ
り、その動作の十分な記述を、1984年7月31日マ
イテル社に付与されたカナダ特許番号1,171,94
6号において見ることができる。
第2図に示された好ましい実施例によれば、DX回路D
X1,DX2,DX3…DX16(それぞれ符号5A,
5B,5C…5Pで示す)は前記入出力端子を介してそ
れぞれの入出力リンクに接続されている。例えばDX回
路DX1(5A)は、端子LI0A,LI1A…LI7
Aに接続された8個の入力リンクと、当該DX回路の端
子LO0A,LO1A…LO7Aに接続された8個の出
力リンクを有している。残りのDX回路5B,5C…5
Pは、同様にそれぞれ入力及び出力リンクに接続されて
いる。
本発明の動作の説明のために、第1図においてただ2個
のそのようなサブシステム(BAY1とBAYN)につ
いて記述しているが、好ましい実施例においては、10
個の周辺サブシステムが主制御ボードに接続されてい
た。
本発明の好ましい実施例においては、ディジタル信号プ
ロセッサ型の外部プロセッサはまた、トーン・コンファ
レンシング(Tone conferencing)、DTMFトーンの発
生及びプログレストーン(progress tone)の検出を行う
ために、CSM5に接続される。外部プロセッサは本発
明の一部分を形成していないが、外部プロセッサの動作
とCSM5との接続は当業者には公知のものである。第
1表は好ましい実施例による回線交換マトリックスCS
M5と前記10個の周辺サブシステムとの間のリンク接
続を示す。
第2図,第3図A及び第3図Bにおいて、第1図の周辺
交換機21は2個のDX回路45及び47で構成されて
いるように図示されている。回路45及び47の入力端
子SI0はそれぞれ、CSM5の出力端子LO4A及び
LO6Aに接続されており、DX回路47へのSI0入
力はさらに通信制御装置23に接続されている。回路4
5及び47のSI1入力端子は両方ともCSM5のLO
5A出力端子に接続されている。従って、CSM5のL
O5A端子に接続されたリンクはこれら2個の回路間で
共有されており、またCSM5からのLO6Aリンクは
DX回路47と制御装置23間で共有されている。
好ましい実施例によれば、1本のリンクは1フレームに
つき32個のタイムスロットのチャンネルを伝送する。
それゆえ、15チャンネルは回路45のSI1入力端子
に使用され、他の15チャンネルは回路47のSI1入
力端子に使用される。
DX回路45のSO0出力端子はCSM5のLI4A入
力端子に接続されている。回路47の出力端子SO0は
CSM5のLI6A入力端子に接続されるとともに、信
号を伝送しないときは高インピーダンスモードにされて
いる制御装置23の出力に接続されている。CSM5の
LI5A入力端子に接続されたリンクは回路45と47
とのSO1出力端子間で共有されている。
第3図Aにおいて、4個の周辺回路17,51,53及
び19が図示されている。それぞれの周辺回路は典型的
には例えば電話機、データ伝送装置及びデータ端末装置
などの周辺装置から音声信号及びデータ信号を受信する
ために当該周辺回路に接続されたチップ線及びリング線
により構成された複数対の平衡電話線を有している。好
ましい実施例によれば、24対の平衡線が周辺回路1
7,51,53及び19のそれぞれに接続されている。
上述のように平衡線から受信された音声信号は周辺回路
のアナログ・ディジタル変換回路装置によりPCM信号
に変換される。次にPCM音声信号は第1図において前
述したように、CSM5への伝送用DX回路45に印加
される。
周辺回路17及び53はそれぞれそこからDX回路45
に伸びる1及び0.5リンクを有し、0.5リンクはそ
れぞれ周辺回路51及び19の0.5リンク出力と共有
されている。同様に、DX回路45の6個の出力リンク
端子SO2ないしSO7はそれぞれ周辺回路17、5
1、53及び19の入力端子に接続されている。このよ
うにして6個の入力リンクと6個の出力リンクより成る
合計12本のリンクがDX回路45と周辺回路17,5
1,53及び19との間に伸びている。
第3図Bにおいて、DX回路47と4個の周辺回路のう
ち個々の周辺回路との間の個々のリンクは説明を簡略化
するために図示されていないが、第3図Aに示す方法と
同一の方法で接続されている。4個の周辺回路はブロッ
ク57で表示されている。さらに97−672の番号で
表示された平衡線は周辺回路57のそれぞれの端子に接
続されている。
DX回路45及び47は、PCP13(第1図参照)か
らの制御信号を受信するのに応答して、所定の着信リン
ク及び発信リンクと、CSM5と所定の周辺回路17,
51,53,19及び57との間にあるそれのチャンネ
ルを接続するために配置されている。
DX回路45及び47は、好ましい実施例において十番
台の番号で表示されている付加的サブシステムのそれぞ
れにおいて、周辺回路をCSM5と接続するための回路
の代表例である。
前述のように、本発明で使用された基礎的な時間及び空
間分割交換装置はマイテル社のDX回路であることが好
ましい。その回路は前記マイテルの特許に十分に記述さ
れており、読者が参照することが可能である。
次に第4図Aにおいて、第2図の5Aなどの1個のDX
回路の内部回路を図示しており、時分割多重化された入
力信号を伝送している複数の入力線、典型的にはSI0
〜SI7として述べられた8本の線路が101A及び1
01Bの2個のセクションで示された入力データ操作部
に接続されている。それぞれの入力線により伝送された
データはシリアルフォーマットで受信され、それにより
時間的に連続したデータが複数のフレームに分割され、
それぞれのフレームは32チャンネルに分割されそして
それぞれのチャンネルはデータワードを構成する8ビッ
トにより分割される。操作部101A及び101Bにお
いて、入力信号はシリアル状態からパラレル状態に変換
される。その結果、連続する信号がそれぞれの操作部か
ら8ビットのパラレルリンクを介してデータ記憶部10
2A及び102B(以下、記憶部102として参照す
る。)の2個の対応する部分のデータD入力に印加され
る。データ記憶部102A及び102Bにおけるこのデ
ータの蓄積のタイミングが書き込み制御論理回路103
A及び103Bにより制御され、回路103A及び10
3Bは1対のリード線SDMWとクロック発生機C24
4により制御されており、両方ともタイミング波形発生
機118(第4図B参照)で発生されたタイミング波形
を伝送する。入力データ操作部と書き込み制御論理回路
を結合することができるので、記憶部をもちろん結合す
ることができる。例として示されたデータ記憶部は、8
入力線のそれぞれから1フレームを蓄積するために25
6×8ビットとして構成されており、その入力線はそれ
ぞれ2.048メガヘルツのシリアルデータを伝送す
る。
データ記憶部102の出力ポートQは8ビットのパラレ
ルリンクにより後述する回路装置を介して出力データ操
作部104に接続されてデータが伝送され、その操作部
104は並直列変換を行う。操作部104は、それのI
/P CLKポート,O/P CLKポート及びO/P
LDポートのそれぞれにおいて、入出力クロック信号
及び出力リードタイミング信号の制御のもとで操作され
る。
8ビットのパラレル出力リード線105は対応する数の
3状態ドライバ106に接続されており、該ドライバ1
06の出力は一組の8出力リード線SO0〜SO7に接
続され、そのリード線SO0〜SO7はそれぞれ時分割
多重化された出力信号を伝送するためのものである。
8ビット部107Aと3ビット部107Bに構成された
256×11ビットの接続記憶部は線CD(7−0)を
介して、典型的にはある回路を介してMCP1(または
PCP13または29)に接続されるデータ発生機を構
成する制御装置インターフェース回路117(第4図B
参照)に接続された8ビットのパラレルデータ入力端子
Dを有している。接続記憶部の8ビットのパラレルアド
レス入力ADは、2個の8ビットパラレル入力を有する
2:1マルチプレクサ108の出力に接続される。その
2個の入力のうち1個は、2個のグループに分割され、
その一方のグループは5本のパラレル線A(4−0)上
でアドレスを受信するために用いられ、もう一方のグル
ープ制御装置インターフェース回路117を介してMC
P1,PCP13又は29などに接続するための3本の
パラレル線CAR(2−0)上でアドレスを受信するた
めに用いられる。他の8ビットパラレル入力はリード線
CMRAC(7−0)を介してタイミング波形発生機に
接続される。書き込み制御論理回路109A及び109
Bは、それぞれの接続記憶部107A及び107Bの書
き込みリード線に接続された出力を有しており、またリ
ード線CCMLBW,SCR/,及びC244上での
タイミング信号を入力として有している。
接続記憶部107A及び107Bの出力Qからの8本及
び3本のパラレル出力リード線はそれぞれ一組の対応す
る接続記憶データレジスタ110A及び110Bのデー
タ入力に接続されている。接続記憶部107A及び10
7Bの出力リード線はまた、MCP1、PCP13また
は29などに接続されている制御装置インターフェイス
回路117(第4図B参照)のCMD(7−0)入力及
びCMD(10−8)入力に接続されている。
データ記憶部102A及び102Bの出力Qに接続され
たリード線は、MCP1、PCP13または39などに
接続された制御装置インターフェイス回路117のDM
D(7〜0)入力に接続されている。
接続記憶データレジスタ110Aの8ビット出力はマル
チプレクサ110及び111の対応する8ビットパラレ
ル入力に印加される。マルチプレクサ110の第2の8
ビット入力はデータ記憶部(以下、102で参照す
る。)の出力に接続され、マルチプレクサ110の8ビ
ットパラレル出力は直並列変換出力データ操作部104
の入力に接続されている。マルチプレクサ111の8ビ
ットのパラレル出力のうち7ビットはデータ記憶部10
2のアドレスAD入力に印加され、一方第8番目のビッ
トはインバータ119を介してデータ記憶部102の出
力イネーブル入力に印加される。マルチプレクサ111
の8ビットパラレルの第2の入力は、制御装置インター
フェイス回路117のアドレスA(4−0)出力と記憶
アドレス出力CAR(2−0)に接続されている。さら
に、第3の7ビットパラレル入力はリード線DMWAC
(6−0)を介してタイミング波形発生機118に接続
されている。
接続記憶データレジスタ110Bの出力ビット8−10
は、オアゲート112の3ビットパラレル入力CMDR
10に印加される。オアゲート112の第2の入力は制
御装置インターフェイス回路117からのCAR7リー
ド線に接続されている。オアゲート112の出力はマル
チプレクサ110の入力選択ポートに接続され、それに
よってマルチプレクサへの2個の入力のうちいずれかの
入力が選択される。
ビット8及び9を伝送している接続記憶データレジスタ
部110Bからの出力リード線はリタイミング・レジス
タ113の入力に接続されている。そのビットは論理回
路120を通過し、単一ビットの出力リード線は直並列
変換機114の入力に接続されている。リタイミング・
レジスタ113のビット9の出力リード線(以下、XC
と参照される。)は外部回路(図示せず)の制御用に利
用できるよう作成されている。制御装置インターフェイ
ス回路117からのリード線CAR6とCAR5は論理
回路120に接続されている。
接続記憶データレジスタ110Bからの出力リード線の
シリアルビットは直並列変換機114においてパラレル
のフォーマットに変換され、8ビットのパラレルで変換
機114の出力Q出力ドライバ制御レジスタ115に印
加される。出力ドライバ制御信号を伝送するレジスタ1
15からの出力リード線ODC(7−0)は、出力ドラ
イバ・イネーブル入力リード線ODEとともに、出力イ
ネーブル制御論理回路116の対応する入力に接続され
る。この入力リード線ODEは、出力3状態ドライバを
ある外部回路から特別状態に励起するための外部回路装
置から接続されることができる。出力イネーブル制御論
理回路116の出力リード線は出力3状態ドライバ10
6の制御入力に接続されている。
マイクロプロセッサの制御装置インターフェイス回路1
17(第4図B)は、上述の回路と、MCP1,PCP
13又は29との間のインターフェイス変換を、リード
E,R/,MR,CE,アドレスバスリード線A(5
−0)及びデータバスリードD(7−0)を介して行っ
ており、これらの接続バスは第1図において、制御バス
3として記述している。なお、周辺サブシステムの場合
は、制御バス15または31として記述されている。制
御装置インターフェイス回路117への入力は8本のデ
ータ記憶読み出しデータリード線DMD(7−0)と1
1本の接続記憶読み出しデータリード線CMD(7−
0)及びCMD(10−8)である。制御装置インター
フェイス回路117からの出力は単一の個々の制御装置
接続記憶部のロー及びハイ書き込みイネーブルリード線
CCMLBW及びCCMHBW,5本のアドレスビット
リード線A(4−0),制御装置アドレスレジスタビッ
トCAR(2−0),データを指定しメモリアドレスと
接続するための制御装置アドレスレジスタビット(7−
5)と8ビットのリード線指定接続記憶入力データCD
(7−0)である。
動作中において、入力信号がリード線SI0−SI7に
おいて受信され、入力データ操作部101A及び101
Bの直並列変換機においてシリアルからパラレルに変換
される。そのとき、パラレル・データはデータ記憶部1
02に対応する通話記憶部に書き込まれる。接続記憶装
置107により構成されたアドレス記憶装置は、データ
操作部104に対応する並直列変換機に読み出されるデ
ータワードのアドレスを蓄積し、そこからのアドレスは
直接に出力線SO0〜SO7に印加される。
このようにして回路は上記のような時分割交換と空間分
割交換を組み合わせした動作を行なう。
MCP1(またはPCP13または29)はデータ記憶
装置102への読み出しアクセスを行うとともに、接続
記憶装置107への読み出し及び書き込みの両方のアク
セスを行う。その結果、データ記憶装置102が8本の
シリアル入力リンク上におい受信される8ビットワード
の1フレームを蓄積するとき、このデータのいくつかが
制御バスを介してMCP1(またはPCP13または2
9)により読み出される。これはデータ記憶装置102
から出力リード線DMD(7−0)を介して制御装置イ
ンターフェイス回路117に接続されているデータ記憶
装置102の出力により実行される。このようにして入
力PCM線上に伝送されたデータ信号をMCP1によっ
て読み出すことができる。
MCP1(又はPCP13又は29)は、マルチプレク
サ108に接続されているリード線A(4−0)及びC
AR(2−0)上で指定されたアドレスにおいてデータ
のリード線CD(7−0)を介して接続記憶装置107
に書き込みを行い、そして接続記憶装置107Aの出力
から制御装置インターフェイス回路117の対応する入
力に接続されたリード線CMD(7−0)を介して接続
記憶装置の内容を読み出す。
MCP1(又はPCP13又は29)はまた時下のよう
な方法で直接に出力リード線SO0−SO7に書き込む
ことができる。接続記憶装置107A,107Bからの
信号は一時的にデータレジスタ部110A及び110B
に蓄積される。接続記憶データレジスタ110Aからの
最上位8ビット出力(CMDR(7−0))は、マルチ
プレクサ110のパラレル入力ポーの1個のポートに印
加され、一方、データ記憶装置102Aの出力ビットは
他の入力ポートに印加される。データレジスタ110B
からのビット10はMCP1(又はPCP13又は2
9)からのリード線CAR7上のビットと共に、マルチ
プレクサ110の2グループのうちどちらかのグループ
が、入力データレジスタ110Bから出力データ操作部
104及びPCM出力リード線へ出力するかを制御する
ので、MCP1(又はPCP13又は29)がデータ記
憶装置102からのPCMワードに代わって出力リード
線上のそれ自身の信号を代用することができるというこ
とは明らかである。
前述のように、そのような信号が前の同様な交換マトリ
ックスからデータ記憶装置102に蓄積されるとき、こ
れらの信号はデータ記憶装置102の出力からリード線
DMD(7−0)並びに制御装置インターフェイス回路
117を介して直接にMCP(PCP13又は29)に
読み出される。制御装置から制御装置への通信はこのよ
うに容易に行われる。
データ記憶装置102に蓄積された信号は通常、接続記
憶装置107Aに蓄積された信号により指定されたアド
レスにより出力PCMリンク及びタイムスロットに指示
され、そして該信号が接続記憶データレジスタ110A
及び8ビットのパラレルリード線CMDR(7−0)を
介してマルチプレクサ111に入力される。さらにMC
P1(PCP13又は29)は特定の代替ワードをマル
チプレクサ111に入力される記憶アドレスリード線C
AR(2−0)を介してデータ記憶装置102から出力
されるように指令することができる。マルチプレクサ1
11への第3の信号源はタイミング波形発生機118
(第4図B参照)から接続されたタイミング信号リード
線DMWAC(6−0)である。
MCP1(PCP13又は29)は書き込み指令信号を
関連する記憶装置に発生する書き込み制御論理回路10
9A及び109Bにより特定化された時間において、1
1ビットワード(ビット0−10)を接続記憶部107
A及び107Bにリード線CAR(2−0)及びA(4
−0)上の特定化されたアドレスで書き込む。接続記憶
装置のビット10は、シリアル出力リンク上に送出され
るべき8ビットワードの発生装置としてデータ記憶装置
か又は接続記憶装置のビット7−0のいずれかを選択す
るために使用される。ビット10の状態に依存して、ビ
ット7−0はリード線CMDR(7−0)及びマルチプ
レクサ110を介して出力データ操作部104に伝送さ
れるべきワードを形成するか、又は対応するチャンネル
時間中に対応する出力リンクに伝送するためにデータ記
憶装置に蓄積された256個の8ビットワードの1個を
選択するかを指定する。
前述のように、ビット10はマルチプレクサ110の状
態を変化させ、オアゲート112を介して出力データ操
作部104に通過することを可能にするための特別なデ
ータソースを定義するオアゲート112を通過する。
接続記憶装置のビット9は外部回路を制御するために使
用される。このビットは接続記憶データレジスタ部11
0Bから受信され、クロックタイミング信号C488を
有するリタイミングレジスタ113で位相補正され、外
部回路(図示せず)の制御用リード線XC上で利用する
ことができる。
ビット8は接続記憶データレジスタ部110Bからリタ
イミングレジスタ113及び論理回路120を介して直
並列変換機114に伝送され、連続するビットが直並列
変換機114により8ビットのパラレルフォームに変換
され出力ドライバ制御レジスタ115に蓄積される。出
力信号は出力イネーブル制御論理回路116に印加さ
れ、該回路116から出力3状態ドライバ106のゲー
トに印加される。それによって、対応する出力リンク用
3状態ドライバの伝送及び出力インピーダンス状態が指
定される。
ビット10が0のとき、接続記憶装置のビット7−0
は、接続記憶装置のロケーションに対応するチャンネル
時間中に接続記憶装置のロケーションに対応するシリア
ル出力リンク上にデータ記憶ワードのうちどのワードが
送出されるかを指定する。このように、ビット10が0
のとき、ビット7−0はアドレス信号であり、そしてそ
の信号はリード線CMDR(7−0)からマルチプレク
サ111を介してデータ記憶装置102のAD入力に印
加される。
ビット10が1のとき、接続記憶装置のビット7−0
は、接続記憶装置のロケーションに対応するチャンネル
時間中に、接続記憶装置のロケーションに対応するシリ
アル出力リンク上に送出されるデータワードを構成す
る。このワードは前述のようにマルチプレクサ110を
通過する。
それによって、MCP1(もしくはPCP13又は2
9)はフレーム、チャンネル、ビットタイミング及び直
並列変換を翻訳することなしにデータ記憶装置からシリ
アル入力リンクを読み出す。接続記憶装置に書き込むこ
とによって、MCP1(もしくはPCP13又は29)
は、シリアル出力リンクを介してデータワードを伝送す
ることができ、その結果、タイミング及び並直列変換が
自動的に制御される。
DX回路は、着信線路及び発信線路のいずれの線路上に
おいても着信チャンネルと発信チャンネル間で信号を切
換えることができ、またデータをMCP1(もしくはP
CP13又は29)に伝送しまたはデータをMCP1
(もしくはPCP13又は29)から受信し、そしてデ
ータを任意の発信線路または所定のタイムスロットのチ
ャンネルに伝送することができる。さらに、MCP1
(もしくはPCP13又は29)はDX回路内で切換経
路を制御できる。DX回路はまた、データを他の外部装
置に制御又は伝送することができる。DX回路は単一の
チップに集積化されている。本発明は、様々な方法でD
X回路を介してデータを伝送できる能力により1つの概
念で性能が向上されている。
第5図において、LO4A,LO5A及びLO6Aリン
ク上のCSM5からの信号を受信するための平衡受信機
201及び203が、図示されている。SPAREとラ
ベル付けされた付加的なリンクがCSM5の別々のリン
クに接続するために設けられている。タイミング信号F
P及びC244は裏面タイミングバス及び制御バス(図
示せず)から受信され、そして第7図において詳細後述
するように、主制御ボート上に発生される。別の一本の
入力リンクが受信機203に設けられ、それは接続され
ない。裏面から受信される信号は好ましくは平衡差動信
号であり、受信機201及び203の反転入力及び非反
転入力で受信される。プルアップ抵抗Rpuは受信機20
1及び203の非反転入力に接続されるとともに、+5
ボルトの電源に接続されている。受信機201及び20
3は、第3図A及び第3図Bを参照して上述したよう
に、受信された信号を、DX回路45及び47への印加
用の非平衡信号に変換する。
特に、受信機201の第1の出力はDX回路45のSI
0入力に接続され、受信機201の第2の出力はDX回
路47のSI0入力に接続されるとともに、制御装置23
への伝送用HDLCRX端子に接続されている。受信機
201の第3の出力はDX回路45及び43のSI1入
力に接続されている。受信機203の第1及び第2の出
力は、それぞれフレームパルスFP信号及びクロックC
244信号を伝送しており、また各出力はそれぞれDX
回路45及び47の制御入力に接続され、さらに、第6
図を参照して詳細後述するチャンネル選択論理回路装置
に伝送される。
DX回路45のSO0出力はCSM5のLI4Aリンク
に接続するための平衡出力ドライバ205に接続されて
いる。DX回路47のSO0出力はドライバ205の第
2の入力に接続され、そして該第2の入力にはまた、第
6図を参照して詳細後述するHDLCTX端子が接続さ
れている。ドライバ205の第3の入力はDX回路45
及び47のSO1出力に接続されている。ドライバ20
5の第4の入力は、将来拡張を収容するためのスペース
として使用するために接続されない状態にしておかれ
る。
DX回路45のSO2−SO7出力はそれぞれ、双方向
バッファ回路207のCO1−CO6入力に接続されて
いる。DX回路47のSO2−SO7出力は回路207
のCO7−CO12入力に接続されている。バッファ回
路207のCI1−CI6出力はそれぞれ、DX回路4
5のSI2−SI7入力に接続され、回路207のSI
7−SI12出力は、それぞれDX回路47のSI2−
SI7入力に接続されている。DX回路45及び47の
アドレス入力A0−A5は第6図を参照して後述するマ
イクロプロセッサのアドレスバスに接続され、そしてD
X回路45及び47のD0−D7データ端子はまた、第
6図を参照して記述されるデータバスに接続されてい
る。
バッファ回路207は便宜上24個の入力端子と24個
の出力端子とを有する単一の双方向性バッファ回路とし
て示されているが、その代わりに、所定の数(例えば8
個)の入力及び出力を有する任意の数(例えば3個)の
双方向性バッファ回路であってもよい。
さて第6図の周辺サブシステムの概略図において、アド
レス301に接続されかつアドレス入力A0−A9を有
する制御装置プロセッサPCPのマイクロプロセッサ1
3が示されている。マイクロプロセッサ13のデータ入
力D0−D7はデータバス303に接続され、マイクロ
プロセッサ13の制御入力CTRLは制御バス305に
接続されている。アドレスバス301のアドレス線A0
−A5は、第5図のDX回路45及び47の(例えば第
4図Bを参照して前述したインターフェイス回路117
のような)制御装置インターフェイス回路のアドレス入
力に接続されている。同様に、データバス303は制御
装置インターフェイス回路117のデータ入力に接続さ
れており、制御バス305のFP,C244,E,R/
,MR及びCE信号はまた制御装置インターフェイス
回路117の別の入力に接続されている。
成功した実施例によれば、マイクロプロセッサ13は
8.192メガヘルツのクロック周波数を有するモート
ローラ社製モデルMC68008の8ビットマイクロプ
ロセッサであった。
第1図を参照して上述したDRAM27は、データバ
ス、アドレスバス及び制御バスに接続されており、この
DRAM27は好ましくは、成功した実施例において8
個の64KX1ビットのDRAMチップで構成された6
4Kバイトのメモリである。成功した実施例によれ
ば、、チップは周辺回路ボード上のソケットに配置さ
れ、9個の多重化されたアドレスを収納するためにあら
かじめ配線される。それによって、将来のメモリの拡張
のために、256KX1ビットのDRAMチップによっ
て置き換えることを可能にしている。列選択信号及び行
選択信号の発生は公知の方法で行われた。
アドレスバス301のアドレス線A14,A15及びA
16に接続された入力A,B及びCを有するイネーブルデ
コーダ回路307が図示されている。また、デコーダ3
07の負のイネーブル入力G1及びG2Aはそれぞれ、
ノアゲート309の出力及びアドレスバス301のアド
レス線A17に接続されている。ノアゲート309の入
力は、アドレス線A18及びA19に接続されている。
デコーダ307のイネーブル入力G2Bはプルアップ抵
抗Puを介して+5ボルトの論理ハイレベルの電源に接続
されている。
デコーダ307の第1,第4及び第6の出力は接続され
ていない。デコーダ307の第2の出力はナンドゲート
311の第1の入力に接続されており、デコーダ307
の第3の出力は第1図を参照して前述したDMAC25
のチップ選択▲▼入力に接続されている。DMAC
25はさらに、アドレスバス301,データバス303
及び制御バス305のそれぞれを介してPCP13に接
続されている。
DMAC25は、上述のようにHDLC制御装置である
ことが好ましい通信制御装置23に回路パスで接続され
たDMAリクエスト端子及び肯定応答端子を有してい
る。
特に、DMAチャンネルの1リクエスト端子(REQ1)は、
制御装置23のRXDA出力に接続されており、DMA
チャンネルの2リクエステ端子(REQ2)は制御装置23の
伝送バッファ空端子(Transmit Buffer Empty terminal)
TXBEに接続されており、またDMAチャンネルの1
及び2肯定応答出力▲▼及び▲▼はナ
ンドゲート311の第2及び第3の入力に接続されてお
り、ナンドゲート311の出力が制御装置23のチップ
イネーブル入力に接続されている。該チャンネルの0リ
クエスト端子REQ0及び肯定応答端子▲▼は
接続されていない。
好ましい実施例によれば、制御装置23は毎秒2.04
8メガヘルツのクロック周波数を有するモトローラ社製
68652−2型HDLC制御回路であり、DMAC2
5はまた2.048メガヘルツのクロック周波数を有す
るインテル社製8257−5型DMA制御回路であっ
た。
アドレスバス301の線A1,A2,A3及びA0にそ
れぞれ接続された入力A,B,C及びDを有するイネー
ブルデコーダ回路315が図示されている。イネーブル
入力Gはデコーダ307の第5の出力Q4に接続されて
おり、イネーブル回路315のQ0−Q4出力は接続さ
れていない。回路315の出力Q5,Q6及びQ7は制
御装置23の伝送イネーブル入力(TXE),受信イネーブ
ル入力(RXE)及びメンテナンスモードMM入力にそれぞ
れ接続されている。
制御装置23のシリアル入力RXSIは受信機201
(第5図参照)から受信されたHDLCRX信号を伝送
する。制御装置23の伝送シリアル出力TXSOは3状
態ゲート317を介して平衡ドライバ205のHDLC
TX端子に接続されている。CSM5のリンクLI5A
はまたDX回路47の出力SO0を共有しているので、
もし制御装置23が有効なデータを伝送していないと
き、前述のように、HDLCTX端子はハイインピーダ
ンス状態に置かれる必要がある。
3個の入力を有している3ビットチャンネルサイズのレ
ジスタ319はデータバス303のD0,D1及びD2
線に接続されている。レジスタ319の出力Q0,Q1
及びQ2はそれぞれナンドゲート321,323及び3
25の第1の入力に接続されている。
+5ボルトの電源に接続された入力Jと、受信機203
の出力FPに接続された入力K、及び受信機203の出
力C244に接続されたクロック入力を有するフリップ
フロップ327が図示されている。フリップフロップ3
27の出力は縦続接続されたカウンタ329及び33
1のクロック入力に接続されている。カウンタ329の
カウンタのオーバーフロー出力COはカウンタ331の
イネーブル入力Pに接続されている。カウンタ329の
出力Q4はノアゲート333の第1の入力に接続され、
カウンタ331の出力Q1はノアゲート333の第2の
入力に接続されている。カウンタ331の出力Q2,Q
3及びQ4はそれぞれナンドゲート325,323及び
321の各第2の入力に接続されている。
ノアゲート333の出力とナンドゲート321,323
及び325の出力はそれぞれ、ナンドゲート335の4
個の各入力に接続されている。ナンドゲート335の出
力はゲート317の3状態イネーブル入力及びノアゲー
ト337の第1の入力に接続されている。ノアゲート3
37の第2の入力はフリップフロップ327の出力に
接続されている。
ノアゲート337の出力はフリップフロップ339の入
力D及び制御装置23の伝送クロック入力(TXC)に接続
されている。フリップフロップ339のクロック入力は
受信機203の出力C244に接続され、フリップフロ
ップ339の出力Qは制御装置23の受信クロック入力
(RXC)に接続されている。従って、制御装置23のRX
C入力に印加される受信クロック信号は、伝送入力TX
Cに印加された伝送クロック信号から1クロックサイク
ルの時間だけシフトされる。受信クロック信号はこのよ
うにシステムのタイミングをとるためシフトされ、その
結果制御装置23はDX回路のタイミングをとるととも
に、CSM5と直通信号方式でインターフェイスをとる
ことを容易にする。
制御装置23の受信状態出力RXSA及び受信データ出
力RXDAはそれぞれ、優先エンコーダ回路341の第
1及び第2の入力に接続されており、該回路341の出
力はPCP13の割り込み入力INTに接続されてい
る。また、制御装置23のTXBE出力は、優先エンコ
ーダ回路341の別の入力に接続されている。
動作時には、所定の3ビットのデータワードは所定のタ
イムスロットのチャンネル内にメッセージ信号の送信及
び受信を行うために、制御装置23のそれぞれの入力T
XC及びRXCに送信クロックバースト及び受信クロッ
クバーストを発生させるためにチャンネルサイズレジス
タ319にロードされる。フリップフロップ327の出
力はオアゲート337とカウンタ329及び331へ
の印加するための488キロヘルツの信号を発生する。
それに応答して、カウンタ329の出力Q4は7.8キ
ロヘルツ信号を発生する。カウンタ331の出力Q1,
Q2,Q3及びQ4はノアゲート333及びナンドゲー
ト325,323及び321へ印加するための16,3
2,64及び128キロヘルツのクロック信号を伝送す
る。これらのクロック信号は、チャンネルサイズレジス
タ319の出力Q0,Q1及びQ2に現れる様々な論理
信号に応答してナンドゲート321,323及び325
の各ゲートによってゲートの開閉操作がなされる。特
に、下記第2表において、メッセージ信号チャンネルの
ロケーションとその結果のメッセージ信号の送信/受信
の伝送速度がチャンネルサイズレジスタ319に印加さ
れるD0,D1及びD2の各値に対して表示されてい
る。
第6図から明らかなように、所定の3ビットのデータワ
ードが、所定のタイムスロットのチャンネルを用いてメ
ッセージ信号を送信と受信を行うために、それぞれ制御
装置23のTXCとRXC入力に対してクロックのバー
スト信号の送受信を発生させるためのチャンネルサイズ
レジスタ319にロードされる。フリップフロップ32
7の出力はオアゲート337とカウンタ329,33
1に印加するための488kHz信号を発生する。これに
応答してカウンタ329のQ4出力は7.8kHz信号を
発生する。カウンタ331のQ1,Q2,Q3及びQ4
出力はノアゲート333とナンドゲート325,32
3,321とに印加するための16kHz,32kHz,64
kHz及び128kHz信号を出力して各ゲートに伝送する。
これらのクロック信号は、チャンネルサイズレジスタ3
19のQ0,Q1,Q2出力上に現れる種々の論理信号
に応答してナンドゲート321,323,325の各々
によってゲートの開閉が制御される。ノアゲート333
とナンドゲート321,323,325の各出力がナン
ドゲート335を介して3状態ゲート317の制御端子
に接続される。
下記の第2表において、メッセージ信号のチャンネルの
割り当てとメッセージ信号の送受信の伝送速度が、チャ
ンネルサイズレジスタ319にロードされたD0,D
1,D2の種々の値に対して示されている。制御装置2
3の伝送シリアル出力TXSOが、ナンドゲート335
の出力によって制御される3状態ゲート317を介して
第5図の平衡型ドライバ205のHDLCTX端子に接
続される。
このように、PCMの音声信号とデータ信号が、第5図
の回路により周辺サブシステムの種々の装置間で交換さ
れ、メッセージ信号は、動的に割り当てられた複数のチ
ャンネル上でPCMの音声信号とデータ信号とともに散
在される。
第7図において、アドレスバス400のアドレス線A1
−A7を介して並びに制御バス401を介してDMAC
9に接続されている主制御プロセッサ1が図示されてい
る。さらに、割り込みリクエスト端子▲▼がMC
P1の割り込み入力INTに接続されている。また、M
CP1及びDMAC9のそれぞれの▲▼端子
が互いに接続されている。アドレスバス400のアドレ
ス線A8−A23は緩衝されたラッチ回路402に接続
されている。MCP1のデータ端子D0−D15はデー
タバス403を介して緩衝されたラッチ回路404に接
続されている。ラッチ回路402及び404の出力はD
MAC9の多重化された入力A8/D0−A23/D1
5に接続されている。DMAC9のラッチ制御出力線L
CTRLは、アドレス線及びデータ線を多重化するため
にラッチ回路402及び404の制御入力に接続されて
いる。
MCP1はデータバス403,アドレスバス400及び
制御バス401を介してDRAM11に接続されてお
り、またアドレスバス、データバス及び制御バスを介し
てDX回路に直接読み出し及び書き込みのための対応す
る制御装置インターフェイス(図示せず)を介してCS
M5の個々のDX回路に接続されている。
制御バス401に接続された制御入力及びデータバス4
03に接続されたデータ入力D0−D15を有する通信
制御装置7が、図示されている。さらに多数のハンドシ
ェイキング信号がDMAC9と制御装置7との間で伝送
される。特に、DMAチャンネルの2リクエスト信号は
制御装置7のHDLC受信データ利用可能出力(RXDA)に
より発生され、そしてインバータ402で反転された
後、DMAC9の入力▲▼に印加される。制御
装置7の伝送バッファ空端子(TXBE)は、インバータ40
3を介してDMAC9の入力▲▼に接続されて
いる。制御装置7の受信状態利用可能(RXSA)出力はイン
バータ404を介してDMAC9の入力▲▼に
接続されている。DMAC9の▼出力及びチャ
ンネル肯定応答▲▼出力はオアゲート405及
びインバータ406を介して制御装置7の制御入力の1
つに接続されている。
アドレスバス400のアドレス線A0−A2は、別の制
御信号及びイネーブル信号を制御装置7に供給している
デコーダ407の入力に接続されており、特に、デコー
ダ407のQ0出力は制御装置7の受信イネーブル入力
(RXEN)に接続されており、デコーダ407のQ1出力は
制御装置7の伝送イネーブル入力TXENに接続されて
いる。デコーダ407のQ2出力は、オアゲート408
の第1の入力に印加するためのSTRTTXとして示さ
れた信号を伝送し、該オアゲート408の第2の入力が
インバータ403の出力に接続され、該オアゲート40
8の出力がDMAC9のDMAチャンネルの3リクエス
ト入力▲▼に接続される。デコーダ407の出
力Q3は制御装置7のメンテナンスモード入力MMに接
続されており、デコーダ407の出力Q4は、下記に詳
述する主制御装置のチャンネル選択回路装置に接続され
ている。
前記フレームパルス信号FP及びクロック信号C244
を発生するため、また主制御装置と周辺サブシステムと
の間でPCMデータの伝送を同期化させるためのタイミ
ング回路装置が、図示されている。好ましくは16.3
84メガヘルツで発振する発振器410が該発振出力を
低調波のクロック周波数を発生するためにカウンタ41
2のクロック入力に出力する。さらに、カウンタ412
は公知の方法で接続された縦続接続されたカウンタを縦
続したものであってもよい。
カウンタ412の出力C244は、サブシステムと主制
御装置との間でタイミングを同期化させるために裏面の
接続を介して周辺サブシステムに伝送するために平衡伝
送ドライバ(図示せず)に接続されている。カウンタ4
12の出力C488はフリップフロップ414のクロッ
ク入力に接続されている。カウンタの出力C926,C
1952及びC3904はナンドゲート416の3個の
入力に接続されている。そして該ナンドゲート416の
出力はインバータ418に接続されている。カウンタ出
力C926,C1952及びC3904はまたナンドゲ
ート420の3個の入力に接続されており、カウンタ出
力C7808,C15625,C31250,C625
00及びC125000はナンドゲート420の別の入
力に接続されている。出力C125000はまたノアゲ
ート422の第1の入力に接続されており、該ノアゲー
ト422の第2入力はデコーダ407の出力Q4に接続
されており、該デコーダ407の出力Q4は、以下に詳
述するようにチャンネル配置信号128/▲▼を発
生する。
ナンドゲート420の出力はインバータ424及びノア
ゲート426の第1の入力に接続されている。インバー
タ424の出力はナンドゲート428の第1の入力に接
続され、ナンドゲート428の第2の入力はカウンタ4
12の出力C125000に接続されている。ナンドゲ
ート428の出力はオアゲート430の第1の入力に接
続され、該オアゲート430の第2の入力はカウンタ4
12の出力C488に接続されている。オアゲート43
0の出力は前記フレームパルス信号FPを伝送する。
ノアゲート422の出力はノアゲート426の第2の入
力に接続され、該ノアゲート426の出力はフリップ・
フロップ414の入力Jに接続されている。インバータ
418の出力はフリップ・フロップ414の入力Kに接
続されている。
ナンドゲート416からの反転出力は32個の8ビット
タイムスロットチャンネルの任意の第1ビット(すなわ
ちビット0)中に論理ハイレベルを有する信号を発生す
る。ナンドゲート420の出力は、第16番目及び第3
2番目のタイムスロットチャンネルの第1ビット中以外
において論理ハイレベルを有する信号を発生する。
ノアゲート422の出力は、論理ハイレベルがデコーダ
407の出力Q4からノアゲート422の第2の入力に
印加される場合、論理ローレベルを発生し、そして論理
ローレベル信号がデコーダ407の出力Q4からノアゲ
ート422の第2の入力に印加されるとき、それぞれの
半分のフレーム(すなわち16個のチャンネル)毎に論
理ハイレベルと論理ローレベルを交互に出力する。ナン
ドゲート420の出力は第16番目及び第32番目のチ
ャンネルの第1ビットのとき以外においてはハイレベル
である。従って、フリップ・フロップ414の出力Q
は、第7図に示すように、アドレスA0−A2を復号化
したデータの最上位ビットであるデコーダ407の出力
Q4が論理ハイレベルである場合チャンネル16及び3
2である時以外は論理ローレベルとなり、フリップ・フ
ロップ414の出力Qは第32タイムチャンネルのとき
だけ論理ハイレベルである。
フリップ・フロップ414の出力Qはナンドゲート43
2の第1の入力に印加され、該ナンドゲート432の第
2の入力はクロック信号C488のソース(すなわちカ
ウンタ412)に接続されている。従って、ナンドゲー
ト432はその出力にバースト性の488キロヘルツの
クロック信号を発生し、そしてその信号は、デコーダ4
07の出力Q4が論理ハイレベルである場合、第16番
目及び32番目のチャンネルでゲート操作され、そして
C488クロック信号はデコーダ407のQ4出力が論
理ローレベルである場合第32チャンネルにおいてのみ
ゲート操作される。
以上説明したように、メッセージ信号は32個のタイム
スロットのチャンネルの1個又は2個の間で動的に割り
当てられる。
本発明の動作と構成をより理解するために、HDLCプ
ロトコルの理論と特徴を議論することは役に立つだろ
う。上述のように、リンク層はネットワーク層からリン
ク層に通過する信号のエラーのない固定通信伝送を行な
う。エラーがない(error-free)という用語は、送信を行
なうHDLC制御装置と受信を行うHDLC制御装置と
を相互接続している物理的媒体上における実際の伝送中
に生じるかもしれないエラーにかかわらず、リンク層に
送られる正確な信号の伝送をリンク層が保証するという
ことを意味している。この物理的媒体は“物理層”とい
う用語によって明示され、本発明によればこの物理的媒
体は複数のHDLC制御装置を相互接続している通信リ
ンクを有している。メッセージ信号フレーム(すなわち
1つ又はそれ以上のメッセージ信号を備える)は、受信
終了時のリンク層が該メッセージ信号フレームを対応す
るネットワーク層に通過するまで伝送されないと考えら
れる。このように主制御装置と周辺サブシステムの両方
におけるリンク層は正確な伝送を確立するために協同す
る。
本発明の成功した実施例によれば、一部は巡回冗長検査
コード(以下、CRCという。)を発生し検出する通信
制御装置自身(制御装置7,23,…,29)により、
また一部は、受信されたフレームが所定の順序で受信さ
れていないかどうか検出するためのメッセージ信号フレ
ームに所定の連続番号を割り当てそれによって再伝送を
要求するプロセッサ(MCP1,PCP13,…,PC
P29)のうちの関連する1個のプロセッサによって上
記HDLCプロトコルが確立される。
HDLCメッセージ信号フレームの構造は以下の第3表
に示されている。
すべてのフレームはビット連続01111110を有す
るフラグで開始し終了する。このフラグは受信制御装置
と送信制御装置間の同期をとるために使用されている。
空状態のとき、通信制御装置は連続するフレーム間で連
続する“1”ビットの信号を発生し伝送する。これは内
部フレームの時間充填の実行として知られている。
6ビット又はそれ以上の“1”のビットが当該フレーム
(メッセージ信号の一部分として)のどこか他のビット
で連続して見い出されることが可能であるので、HDL
Cは“1”のビットのこれらのフラグのない関係する連
続信号のトランスペアレンシーを達成するための手段を
提供している。伝送中の制御装置は、アドレス部を制御
部と巡回冗長検査(FCS)部を有するフレーム内容を調
べ、連続する5ビットの“1”のビットのすべての連続
信号の後に“0”のビットを挿入する。それによって、
フラグのシーケンスが不注意にもシミュレートされない
ようにしている。受信制御装置では、着信フレームは検
査され、5ビットの“1”のビットに直接続く任意の
“0”のビットが無視される。
アドレスフィールドがフラグの後に伝送されるが、この
アドレスフィールドは本発明においては使用されていな
い。
情報フレームの目的は1個の制御装置からもう1つの制
御装置へデータの実際の転送を実行するためのものであ
る。すべての情報フレームがネットワーク層とリンク層
の境界を横切るデータパケットから作成される。いった
ん情報がネットワーク層からリンク層へ通過すると、正
確な伝送が保証される。このようにしてリンク層はそれ
ぞれの正確な伝送が行われるまで情報フレームを緩衝操
作する。情報フレームに含まれるデータはリンク層とネ
ットワーク層間の境界を通過する唯一のデータである。
フラグと制御バイト及びFCSバイトが情報フレームの
正確な伝送を確保するために通信制御装置によって利用
される。
フレームチェックシーケンスすなわちフレームのFCS
部は先に終了フラグの前に送出される16ビットの連続
信号である。FCSビットの機能は、開始フラグに続き
FCSビットの前にある上述のようにトランスペアレン
シーのために挿入された“0”のビット列を含まないビ
ット列においてエラーを検出することにある。受信中の
制御装置は、エラーが伝送中発生されたかどうか決定す
るために公知の方法でFCSビット上で巡回冗長検査(C
RC)を実行し、それに関連するプロセッサはそれに応答
して回復又は再伝送処理を始める。
制御バイトは以下に詳述するようにフレームの形成、フ
レームの連続番号及び/又は肯定応答の連続番号を確認
する。制御バイトのフォーマットは、下記の第4表にお
いて定義されるように、情報、監視又は番号付けされて
いないという伝送されているフレームの形成に依存して
いる。
“送信連続番号”N(S)が関連するプロセッサにより情
報フレームに割り当てされる。また、受信連続番号N
(P)が割り当てされ、N(R)を含まないフレームまで連続
番号を有するすべてのフレームに対して肯定応答を行う
受信制御装置により待機されている次のフレームの連続
番号を示す。
監視フレームの目的は情報フレームの転送を制御するこ
とである。監視フレームは連続番号N(R)に基づく特定
の情報フレームの受信の肯定応答又は再伝送の要求のた
めに使用されている。(S(N)でラベル付けされた)制御
フィールドの監視ビット4及び5は、受信制御装置が準
備完了であることを示す“00”として符号化され、又
は受信された情報フレームの拒絶を示す“01”として
符号化される。
番号付けされていないフレームはリンク層制御用のメタ
プロトコルを提供している。それらのフレームは通信制
御装置のうち種々のいくつかの装置間においてリンクの
組み立て、分解及びリセットを行うために使用される。
“番号付けされない(unnumbered)”という名称はこれら
のフレームが情報フレームの転送を直接含んでいないの
で、これらのフレームが連続番号を含まないという事実
を示している。(F(N)で示される)修正ビット5,4,
2,1及び0は2つの基本的作用を容易にするための値
が割り当てられ、すなわち、それは以下に述べる番号付
けされていない肯定応答(00-110)と動作の非同期平衡モ
ード(11-100)をセットすることである。動作の非同期平
衡モードは、プロトコルを双方向性で非同期的なものと
して規定し、そこではそれぞれの制御装置が命令と応答
の両方を送信し、そしてまた命令と応答の両方を受信す
る。
上述のように、連続番号N(S)が、情報フレームをお互
いに区別するために送信されるHDLCフレームのそれ
ぞれに割り当てられる。その連続番号N(S)は受信制御
装置及び関連するプロセッサが着信情報フレームを識別
できるようにするとともに、伝送制御装置及び関連する
プロセッサが肯定応答か又は拒絶を正しく翻訳できるよ
うにしている。
上述のようにメッセージ信号はリンク層によって緩衝さ
れている。本発明によれば3個までのこのようなメッセ
ージ信号を肯定応答信号を受信する前に緩衝することが
できる。連続番号は000で始まり、その後1ずつ増加
されて、連続的に割り当てられる。
伝送制御装置と関連したプンロセッサにより発信情報フ
レームに割り当てられるべきその次の送信連続番号は送
信状態変数V(S)として示される。リンクの組み立て又
はリンクのリセットに続いて、V(S)の値は0となる。
V(S)は、以下に詳述するように、送信制御装置と関連
するプロセッサの摺動窓(sliding window)の上限を表
す。
リンクの受信端部では、受信制御装置と関連するプロセ
ッサは受信状態変数V(R)を継続的に保持し、その変数
V(R)は着信情報フレームにおいて受信される予定の次
の送信連続番号N(S)を指定する。リンクの組み立て又
はリセットの後、V(S)の値はまた0となる。予期され
る連続番号が受信されると、V(R)は1だけ増加され
る。伝送された情報フレーム又は監視フレームのそれぞ
れに対して、現在のV(R)の値が制御フィールドにおい
て受信連続番号N(R)を受信するために割り当てられ
る。
送信制御装置と関連するプロセッサは長時間未処理であ
った(ontstanding)情報フレームの連続番号に等しい予
期される肯定応答の変数A(S)を継続的に保持し、A(S)
は送信制御装置の前記摺動窓に対する下限を示してい
る。リンクの組み立て又はリセットの後、A(S)の値は
0となる。
N(R)値はA(S)とN(R)−1との間の値をとり、すべて
のフレームの受信の肯定応答として用いられる。A(S)
は受信制御装置からの肯定応答の受信に応答してN(R)
に等しくなるまで増加され、N(R)に等しくなったとき
は、次に受信される肯定応答は受信制御装置によって予
期されている次のフレームと同じであるときである。前
のN(R)によってすでに肯定応答がなされたフレームに
対して肯定応答することは、A(S)とN(R)が等しくなる
ので効果がないということを示している。
上述のように本発明でHDLCプロトコルを使用する目
的はメッセージ番号のパケットの保証された伝送を提供
することである。それゆえ、エラーからのリカバリがプ
ロトコルの最も重要な概念である。プロトコルはエラー
のリカバリのための再伝送手段として使用している。未
処理のフレームがないとき(すなわちA(S)=V(S)のと
き)、情報フレームを伝送した後、送信制御装置と関連
するプロセッサはT1として示される内部再伝送タイマ
ーを動作させるためのサブルーチンを実行する。肯定応
答が現在のすべての未処理フレームに対して受信される
場合、タイマーは停止される。もし肯定応答が受信され
るときは、送信制御装置に関連するプロセッサは、送信
されたフレームのうち1つ又はすべてのフレームが伝送
中失われたか又は損傷を受け、受信制御装置によって受
信されなかったということを検出する。従って、プロセ
ッサはT1タイマーを停止させた後、送信制御装置に対
してA(S)からV(S)−1まで連続した順序で番号が付け
られたすべての未処理のフレームを再伝送させる。その
ときT1タイマーは再始動される。送信制御装置は、す
べての送信されるフレームが受信制御装置と関連するプ
ロセッサによって受信され肯定応答を折り返し送出する
まで内部的に緩衝する。再伝送において、N(R)の値が
V(R)の現在の値に更新されるが、N(S)の値はそれらの
始めに送信された値で保持される。送信制御装置と関連
するプロセッサは回数の係数を継続し、制御装置はフレ
ームの特別な窓を再伝送する必要がある。もし計数値が
所定値を超過すれば、プロセッサは普通リンクのリセッ
トを試みる形で回復動作を起こす。
受信制御装置が現在のV(R)値に等しいN(S)値を有する
フレームを受信する場合、受信制御装置と関連するプロ
セッサは、T2で示された肯定応答のタイマーを始動す
るためのサブルーチンを実行する。もしタイマーがすで
に始動しているとき、該サブルーチンを実行しない。送
信制御装置がT2の動作中にある情報フレームを送信す
る場合、フレームの制御フィールドにおけるN(R)値が
V(R)の現在の値として割り当てられ、受信制御装置と
関連するプロセッサはこれを検出することによりタイマ
ーT2を停止させる。任意の情報フレームが反対方向に
送信される前にT2タイマーの計時が終了する場合、受
信機が準備完了状態であることを示すS(N)=00を有
する監視フレームが送信され、そしてV(R)に等しいV
(R)値が送信される。このようにT2タイマーには2つ
の用途がある。第1番目には該T2タイマーは、送信さ
れ受信されるべき受信機準備完了フレームの数を最小限
にするために、受信制御装置に対して肯定応答を発生す
る前にいくつかのフレームを受信させる。第2番目に
は、上記T2タイマーは、前に受信されたすべてのフレ
ームを肯定応答を行うための情報フレームを、V(S)と
等しくされた現在のN(R)値とともに反対方向に(すな
わち前の送信制御装置に)単に送信することによって受
信機の準備された監視フレームの発生及び伝送を除去す
る機会を受信制御装置に与え、この手順は“ピギーバッ
ク”の肯定応答として当該技術分野において公知であ
る。
T2タイマーは、受信機準備完了監視信号を送信するか
もしくはピギーバックの肯定応答を折り返し送信するか
のいずれかによって受信制御装置が肯定応答を発生する
前に所定の時間量だけ待つことを確立している。理想的
には、T2タイマーは受信制御装置がT1タイマーが経
過する前に送信制御装置に対して肯定応答を与えるよう
にセットされる。
受信制御装置と関連するプロセッサがV(R)と等しくな
いN(S)を有する情報フレームと遭遇する場合、該フレ
ームは順序外のものとして検出され、それゆえ誤りであ
るとして検出される。この状態は、前の情報フレームが
伝送中に損傷を受けフレームの物理層におけるCRCチ
ェックを実行することを失敗した場合か又は肯定応答が
失われるか又は十分な時間内に到達しなかったために起
こり得る。受信制御装置は、該装置が拒絶状態にあると
いうことを示す内部フラグをセットする。
フラグがセットされなかった場合、受信制御装置は拒絶
状態を示すS(N)=01を有する監視フレームを発生し
V(R)と等しいN(R)値をセットする。
送信制御装置及び関連するプロセッサが拒絶状態を示す
監視フレームを受信する場合、N(R)を含んでいない連
続番号を有するすべての未処理のフレームが、肯定応答
されたと考えられ、N(R)からV(S)−1までの連続番号
を有するすべての未処理のフレームが再送信される。
N(S)=V(R)を有する情報フレームを正確に受信すると
き、受信制御装置と関連するプロセッサは内部的拒絶状
態フラグをリセットする。内部フラグの目的は、受信制
御装置が拒絶状態にあるときに唯一つの拒絶状態信号が
伝送されることを確立することである。拒絶フレームの
急増はおそらく多数の不必要な再送信を生じさせていた
と考えられる。
受信制御装置により送信され拒絶状態を示す監視フレー
ムが失われた場合、T1タイマーは肯定応答された情報
フレームの起こり得る再伝送を確立する。
このように監視フレームにおける監視ビットS(N)の目
的は2つある。第1番目には、監視ビットは、T1タイ
マーが停止する前に受信制御装置と関連するプロセッサ
が再伝送を要求することを可能にし、それによって正確
な情報フレームの起こり得る受信をスピードアップす
る。第2番目には、監視ビットはT1タイマーがまだ動
作中であり受信制御装置が拒絶状態であるとき、送信制
御装置が別のフレームを送信することを防止している。
拒絶状態を生じさせているフレームが肯定応答されない
ままであるためタイマーが停止するときのみ、これらの
フレームは再送信される。
フレームの拒絶の指示信号を有する監視フレームは、順
序外情報フレームが受信される場合にのみ発生される。
この監視フレームは、欠落したCRCを有するフレーム
が物理層で検出される場合送信されない。
HDLCプロトコルは基本的には局間に伸びる提案にか
かるリンクを有する局間における固定通信のプロトコル
として使用されている。本発明によれば、通信制御装置
7は複数の局(すなわちHDLC制御装置23,…,3
9等のうちの個々の制御装置)との通信のためにCSM
5を介して多重化されている。
通常の動作中においては、制御装置23及び39はそれ
ぞれ“ゼロ(null)”フラグ(すなわち主制御装置から少
なくとも7ビットの論理“1”のビット列の連続)を受
信する。これを実行するために、MCP1はゼロフラグ
を第4図Aを参照して前述したように、接続記憶データ
レジスタ110A及び110Bの複数の内部レジスタに
書き込む。接続記憶データレジスタの内容は、前記の動
的に配置されたタイムスロットチャンネルの間の個々の
制御装置23及び39に伝送される。
同様に、制御装置23及び39はそれぞれ、接続記憶デ
ータレジスタ110A及び110Bのうち関連したレジ
スタに伝送し蓄積するためのゼロフラグを発生する。M
CP1は約5ミリ秒につき1回の割合で、割り込みサブ
ルーチンの実行に応答して内部データレジスタを連続的
にアクセスする。
本発明の動作について考えると、BAY1の周辺回路1
7,…,19のうちの1個の周辺回路に接続された加入
者電話機がオフフックとなる場合、それに関連する線路
状態回路はオフフック信号を発生する。PCP13は線
路状態回路を公知の方法で走査し、オフフック信号を検
出する。それに応答して、PCP13はDRAM27に
おいてMCP1へ伝送するためのネットワーク層のメッ
セージ信号のフォーマットを形成する。メッセージ信号
を制御装置23を介してMCP1に伝送するためにDM
AC25が作動される前に経過した時間量を調整する内
部送信保証時間(すなわちPCP13により実行された
プログラムループ)が初期化される。このように複数の
メッセージ信号は経過時間中DRAM27において連結
される。上述のようにこれは分離された肯定応答を必要
とする分離されたメッセージ信号を送信する必要性を緩
和している。いったん送信保証タイマーが停止すると
(すなわちほぼ5ミリ秒後)、パケットが上述のように
PCP13によって連続番号N(S)を割り当てられる。
連続番号は、ある特定のリンクに対して(すなわち特定
のサブシステムに対して)送信制御装置と受信制御装置
(それぞれ23と7)の間で唯一のものである。このよ
うにサブシステムのうち異なった1つのサブシステム
(すなわちBAY N)が、同じ連続番号N(S)を有す
るリンク層のメッセージ信号のパケットをある異なった
リンク上に伝送する。しかしながら、主制御ボード上の
制御装置7はCSM5を介して分離されたリンクを識別
し、それによって異なった連続番号のトラックを保持す
る。
第6図に図示するように、PCP13はデコーダ315
に印加するためにアドレス線A0,A1,A2及びA3
上に所定のアドレス信号を発生する。それに応答してデ
コーダ315の出力Q5はハイとなり、それによって入
力TXEを介して制御装置23を動作状態とさせる。そ
のとき制御装置23は、上述のように、ナンドゲート3
35から制御装置23の入力TXC上でクロックバース
ト信号を受信するのに応答して配置されたタイムスロッ
トのチャンネル中に開始フラグ(すなわち011111
10)を発生し始める。連続する開始フラグは、PCM
リンクLI5Aへ伝送するとともにDX回路5A(第2
図)の接続記憶データレジスタ110A又は110Bの
うち関連する内部レジスタに蓄積するために、配置され
たタイムスロットのチャンネル中に発生される。上述の
ようにMCP1は関連する制御装置インターフェース回
路117(第4図B)を介して接続記憶データレジスタ
110A及び110Bを連続的にアクセスする。内部レ
ジスタが開始フラグを検出するとき、MCP1は、詳細
後述するように、制御装置23に接続されたLO5Aデ
ータリンクの配置されたチャンネルと関連した接続記憶
データレジスタ110A又は110Bの内部レジスタに
蓄積するための“進行”フラグを発生する。
MCP1からの“進行”フラグの肯定応答の受信を待機
している間、PCP13はDMAC27から制御装置2
3へメッセージ信号を伝送するために、DMAC25を
初期化する。しばらくの間、付加的なメッセージ信号は
メッセージ信号のパケットとして伝送するためにDRA
M27に緩衝されて出力される。
DMAC25は配置されたタイムスロットのチャンネル
中DRAM27に蓄積されたメッセージ信号を制御装置
23に転送する。DMAC25は、データをDRAM2
7から制御装置23に転送するために、PCP13の代
わりに利用される。毎秒64キロビットのデータ伝送速
度で、データをDRAM27からPCP13を介して制
御装置23に転送するために、PCP13の割り込みが
それぞれ125マイクロ秒実行される必要がある。PC
P13は十分に早く割り込みを行うことができなけれ
ば、その結果、制御装置23をオーバーラン状態とな
り、ここで、第6図に示すように、制御装置23のTX
C入力に印加された送信クロック信号が動作を停止した
後、データは受信され、その結果データの損失が生じ
る。DMAC25は、DRAM27からHDLC23へ
のデータの効率的でかつ迅速な転送を保証する。
上述のように伝送窓は緩衝され伝送されない情報フレー
ムの最大数を確立するために設けられている。好ましい
実施例においては、連続番号N(S)=000,001及
び010が利用された。肯定応答の前の未処理のパケッ
トの数(すなわち窓の大きさ)はDRAM27の大きさ
に依存する。上述のように本発明は64キロバイトのD
RAM27(256キロバイトに拡張可能)を利用して
いる。従って、より大きなDRAM27(すなわち25
6キロバイト)がより多くの数のメッセージ信号を緩衝
するために利用される場合、窓の大きさはより大きくさ
れることが考えられる。
上述のようにMCP1は開始フラグの検出のためCSM
5を効率的にアクセスする。制御装置23により発生さ
れた開始フラグが検出されたとき、MCP1は制御装置
23と7間でCSM5を介して(すなわちDX回路5A
を介してリンクLI5AとLO0A間で)回線交換リン
クを確立させる。また、MCP1はデコーダ407に印
加するための所定の信号をアドレスバス400にアドレ
ス線A0−A2上に発生する。その結果、デコーダ40
7の出力Q0はハイとなり、それによって論理ハイ信号
を制御装置7のRXEN入力に印加し、そして前述のよ
うに、ナンドゲート432からRXCLK入力上で受信
されているクロックバーストに応答して制御装置7のR
XSI入力で制御装置7が開始フラグを受信することを
可能にしている。開始フラグを受信するのに応答して、
HDLCプロトコルのビット同期の特性に従って、制御
装置7はそれ自身制御装置23と同期する。制御装置7
は同期状態となるために少なくとも1個以上1(1/
2)までの開始フラグの受信を必要とする。制御装置7
が同期化の過程にあるとき、MCP1は前記“進行”フ
ラグをリンクLO5A及びCSM5を介して制御装置2
3に発生する。好ましい実施例によれば“進行”フラグ
は16進数の値7Fによって示され、そしてDX回路5
Aの発信接続記憶データレジスタに書き込まれた後、L
O5Aデータリンクを介して伝送される。それゆえ、1
つのPCMフレーム(すなわち125マイクロ秒)が送
信制御装置及び受信制御装置を同期化するために、ま
た、受信制御装置が進行フラグを発生し送信するために
必要とされる。PCP13は動じに進行フラグ7Fを検
出するために制御装置23が受信モードで操作するよう
に構成され、そして進行フラグ7Fを受信するとき、P
CP13は制御装置23の出力RXDAから優先エンコ
ーダ341に割り込み信号を発生する。
優先エンコーダ341を介して割り込み信号を受信する
のに応答して、PCP13は、DMAC25がDRAM
27に蓄積されたメッセージ信号を制御装置23に送信
し始めることを可能にする。特に、PCP13はデコー
ダ307に入力されたアドレス線A14,A15及びA
16上に所定の信号を発生し、それに応答してデコーダ
307はナンドゲート311に印加するための論理ロー
信号を該デコーダ307のQ2出力から発生する。メッ
セージ信号は、制御装置23の内部に設けられる8ビッ
トHDLC内部送信バッファに蓄積される。上述のよう
に、(開始フラグの後に)送信されるフレームの最初の
8ビット部は制御バイトである。制御バイトはそれぞれ
前記送信連続番号N(S)及び受信連続番号N(R)を有して
いる。制御バイトはノアゲート337から制御装置23
のTXC入力に受信されたクロック信号のバーストに応
答して、LI5Aリンクに送信され、そして前述のよう
にイネーブル信号がナンドゲート335からバッファ3
17に印加されるようにしている。
続いて、DMAC25はDRAM27に蓄積されたメッ
セージ信号の8ビット部を検索して制御装置23の内部
に設けられた8ビットの内部送信バッファに印加する。
イネーブル信号がバッファ317に印加されクロック信
号がTXC入力に印加されるのに応答して、送信バッフ
ァの内容が制御装置23のTXSO出力から送信され
る。その後、8ビット部が同様に送信される。メッセー
ジ信号の8ビット部がそれぞれ伝送された後、制御装置
23の送信バッファ空出力(TXBE)はハイとなり、そして
チャンネル2のDMAはDRAM27から別の8ビット
を検索することが要求される。ナンドゲート311の出
力がローとなりそれによってナンドゲート311がロー
となることによって制御装置23と動作状態とさせるこ
とによってDMAの要求が肯定応答される。
リンク層のメッセージ信号のパケットがCSM5を介し
て制御装置7の入力RXSIに受信されるのに応答し
て、その制御装置7のRXDA出力はハイとなり、DM
AC9に対してDMAチャンネル2の要求が生じる。制
御装置7のRXSI入力に受信されたシリアルデータは
同期化されRXCLK端子に印加されるクロック信号の
立ち上り時において8ビットの制御特性変換レジスタに
シフトされて入力される。(5ビットの“1”のデータ
が受信された後の)前記ゼロ削除は、上述のようにデー
タ特性がフラグ信号として誤って解釈されないように受
信されたシリアルデータに対して実行される。開始フラ
グと制御バイトの受信に続いて受信されたデータビット
は、複数の別の内部シフトレジスタを介して伝送され、
制御装置7のD0−D15端子に印加される。それから
制御装置7のRXDA出力はハイとなりDMAC9に対
してDMAチャンネル2の割り込み要求を発生する。
DMAチャンネル2の要求に応答して、DMAC9は、
データバス403及びラッチ回路404を介して制御装
置7のD0−D15端子に生じるネットワーク層のメッ
セージ信号を受信する。公知の方法でラッチ回路404
に印加するための所定の制御信号がDMAC9のLCT
RL出力に発生されるのに応答して、このメッセージ信
号がラッチ回路404からDMAC9の多重化入力にラ
ッチされる。そのとき、DMAC9は受信されたメッセ
ージ信号部をDRAM11の所定のアドレスに蓄積す
る。
情報フレームの最後の8ビット部を送信するとき、制御
装置23はフレームの前記FCS部を発生し、そして該
FCS部が上述のようにCSM5を介して制御装置7の
よって受信するために割り当てられたタイムスロットの
チャンネル中に送信される。制御装置7は16ビットF
CS部でモジュロ2の加算を行ない、それによってCR
C検査を公知の方法で実行する。
CRC検査が成功して実行される場合、受信準備完了機
能を含む監視型フレームは制御装置7から制御装置23
に伝送され、現在のN(R)値はN(R)を含まないN(R)ま
での連続番号を有するすべてのフレームの肯定応答を示
している。上述のように、監視型フレームは肯定応答と
しての動作する。
そのとき、制御装置7の受信状態利用可能出力(RXSA)が
ハイとなり、それによって周辺制御線チャンネル2(▲
▼)上に割り込みを発生する。このことはパケ
ットが終了し、DMAC9に該DMAC9の▲▼
出力を介してMCP1へ割り込み要求を発生させること
を示している。それに応答して、MCP1はDMAC9
を非動作状態にし、そして通常の動作を継続する。(す
なわち別の開始フラグを検出するためのCSM5に配置
されたDX回路の接続記憶データレジスタにアクセスす
る。) CRCエラー検査が失敗の場合、受信されたメッセージ
信号のパケットは廃棄され(すなわち肯定応答が制御装
置7から制御装置23に送信されない)、その結果、上
述のように制御装置23により再伝送される。終了フラ
グが送信された後、制御装置23のTXBE出力はハイ
となり、PCP13に対して割り込みがかけられる。P
CP13はデコーダ315を介して割り込みをかけ、そ
れによってTXE入力をロー信号にさせることによって
制御装置23の送信部を非動作状態にさせる。
前述のように、メッセージ信号の正確な送信を確実にす
るために多数の手段が使用されている。例えばT1再送
信タイマーの計時が(約150ミリ秒後)終了した場
合、制御装置23はメッセージ信号のパケットを再送信
する。それに代わって、タイマーが終了いてしまう前に
制御装置23が第2のパケットを送信し、制御装置7が
そのパケットを受信するが誤った連続番号を検出する場
合、内部拒絶フラグはセットされ、そして拒絶状態(す
なわちS(N)=01)を示す監視フレームが発生され
る。それに応答して、制御装置23は両メッセージ信号
のパケットを再伝送する。
このように、情報フレームは連続番号N(S)及びFCS
検査が正しい場合のみ、DMAC25を介してネットワ
ーク層まで転送される。本発明によればネットワーク層
のメッセージ信号(すなわち情報フレームの内容)がメ
ッセージの行先の表示のために所定のバイト数より成る
アドレスヘッダー部を有している。例えばメッセージ
は、例えば呼吸処理等の様々な機能を備えるためにオペ
レーティングシステムプログラムの様々なサブルーチン
を初期化するために利用される。
DRAM11が満杯で別のメッセージ信号を受信できな
い場合、制御装置7は受信制御装置は準備完了状態では
ない(すなわちS(N)=10)ことを示す別の監視フレ
ームを発生する。いったんDRAM11に蓄積されたデ
ータが処理され別のデータを緩衝する余地があると、受
信機準備完了監視制御フレームが送信される(すなわち
S(N)=00)。
そえぞれの通信制御装置の送信チャンネル及び受信チャ
ンネルは独立しているので、制御装置はそれぞれ同時に
開始フラグに対する聴取動作(listening)を行ってお
り、アイドルフラグ又はゼロフラグを送信している。
制御装置7から周辺サブシステムにおける1個の制御装
置(例えば制御装置23)にメッセージ信号を送信する
ために、MCP1はDRAM11においてメッセージ信
号のフォーマテイングを行う。メッセージ信号に対して
前述のように1つの連続番号N(S)が割り当てられる。
第7図において、MCP1はアドレスバスのA0〜A2
アドレス線上にデコーダ407へ印加するための所定の
アドレス信号を発生する。それに応答してデコーダ40
7のQ1出力はハイとなり、それによってTXEN入力
を介して制御装置7を動作可能状態にしている。このと
き、制御装置7は、ナンドゲート432から制御装置7
のTXCLK入力へのクロックバーストの受信に応答し
て配置されたタイムスロットのチャンネル中に開始フラ
グ(すなわち01111110)を発生し始める。
通信制御装置23はCSM5のLO5A出力リンクから
受信され制御装置7により発生されたHDLCフラグ信
号を制御装置23のRXSI入力において受信し検出す
る。そのとき、制御装置23は該装置23のRXSA及
びRXDA出力から優先エンコーダ341を介して割り
込み信号を発生する。制御装置23は同時にDMAC2
5の▲▼入力を介してDMAチャンネル1の統
制を要求する。その後、メッセージ信号が前述と同じ方
法で制御装置23により受信される。いったんメッセー
ジ信号がそのまま受信されてしまうと、終了フラグ信号
が制御装置7により発生され制御装置23により受信さ
れ、それに応答して制御装置23はエンコーダ341を
介してPCP13に対して割り込みをかける。次に、P
CP13はデコーダ315のQ6出力に接続された制御
装置23のRXE入力を介して制御装置23を非動作状
態にしている。
制御装置7はメッセージ信号をDMAチャンネル3を使
用してDRAM11からDMAC9を介して受信する。
特に、MCP1は、デコーダ407のQ2出力をローと
するための所定のアドレス信号をアドレスバス400の
A0−A2線に発生する。このようにして、ノアゲート
408の出力がローとなり、チャンネル3に対してDM
AC9の▲▼入力上で割り込み要求を生じさせ
る。DMAC9はオアゲート405及びインバータ40
6を介して制御装置7の所定の1つの制御入力に印加す
るための肯定応答信号をDMAC9の▲▼出力
に、発生する。DMAC9はデータをDRAM11から
データバス403を介して制御装置7のD0−D15端
子に転送し始める。D0−D15端子に現れるメッセー
ジ信号は前述のようにリンク層のプロトコルに従って内
部送信バッファにロードされ、制御装置7のTXSO出
力に伝送される。リンク層のメッセージ信号を送信する
とき、送信バッファは空となりそして制御装置7のTX
BE出力はハイとなり、これによってDRAM11から
DMAC9の▲▼及び▲▼入力を介し
て別のデータ(すなわちメッセージ信号)を転送するた
めの要求をする。DMAの伝送が完了するとき、オアゲ
ート405及びコンバータ406を介して制御装置7の
前記所定制御入力へ印加のための制御信号がDMAC9
のDONE出力に発生される。
周辺サブシステムにおける1個の制御装置(すなわち2
3又は39)と制御装置7との間で通信リンクをまず最
初に確立するために、周辺制御装置は上述のように、C
SM5における関連するDX回路の配置された内部接続
記憶データレジスタに蓄積される開始フラグを送信す
る。本発明によれば、MCP1は約10ミリ秒につき1
度の割合でアクティブリンクを設定し、そしてほぼ10
0ミリ秒につき1度よりも幾分遅い割合でインアクティ
ブリンクを設定する。MCP1がインアクティブリンク
で開始フラグを検出する場合、MCP1は前述のように
“進行”フラグを発生し送信する。進行フラグの受信に
応答して、周辺通信制御装置(すなわち23又は39)
は番号付けされないフレームにおける前述のSABMフ
ラグ(すなわちビット5,4,2,1及び0がそれぞれ
1,1,1,0及び0である。)を発生する。SABM
フラグの受信に応答して、制御装置7は番号付けされな
い肯定応答信号(すなわちビット5,4,2,1及び0
がそれぞれ0,0,1,1及び0である番号付けされな
いフレーム)を発生する。
本発明の通信システムにおいて任意の通信制御装置がS
ABMフレームを送信することによって通常の動作中リ
ンクのリセットを行なうことができる。SABMフレー
ムを受信するとき受信制御装置は番号付けされない肯定
応答フレームで応答し、そして前記すべての状態変数を
0にリセットする。SABMフレームに対して肯定応答
を行う番号付けされない肯定応答を受信するとき、送信
局はすべての状態変数を0にリセットする。両方の局に
より内部的に緩衝されたすべての情報フレームは放棄さ
れる。リンクはそのときリセットされ、情報の転送が再
開される。
要約すると、ディジタルPABXの音声、データ及びメ
ッセージの交換の必要条件は、本発明において、マイテ
ル社のDX回路などのディジタル交差点交換機よりなる
回線交換機及び周辺装置交換マトリックスを用いること
により回線及びパケットの交換技術の結合を備えること
によって満足されている。
主及び周辺制御プロセッサMCP1及びPCP13(又
は29)はそれぞれ全システムの機能のタスクを分担し
ている。主制御プロセッサMCP1は、権威あるものの
中で最も高水準であり、呼の進行トーン、DTMEトー
ンを発生し、インターフェースフロッピーディスクを備
えコンフェレンシング等を提供する等のために、呼処理
のソフトウェアのもので動作する。主制御プロセッサM
CP1はまたCSM5の接続マトリックスを形成すると
ともに、1個又はそれ以上の周辺制御プロセッサPCP
13又はPCP29などにメッセージ信号を供給する。
周辺制御プロセッサ(PCP13又は29)は順次(オ
フフック及びダイヤル信号などの)リアルタイムの動作
を緩衝し、ハイレベルデータリンクプロトコルのメッセ
ージ信号を介して主制御プロセッサMCP1と通信す
る。本発明の成功した実施例においては、最大2チャン
ネルの送信チャンネル(チャンネル0及び16)が主制
御装置から周辺制御装置へメッセージ信号を送信するた
めに使用され、そして最大8チャンネルの送信チャンネ
ル(0,4,8,12,16,20,24及び28)が
1個又はそれ以上の周辺プロセッサ(PCP13又は2
9など)のそれぞれからメッセージ信号を送信するため
に使用された。複数の伝送チャンネルが、メッセージ信
号を検出するために主制御プロセッサMCP1によりア
クセスされている。
さらに通信制御装置(23及び39)に対して用いられ
る提案に係るDMAチャンネルは、電源の立上げ中又は
リセット中において主制御装置からメッセージシステム
を介して周辺サブシステムへの大容量のデータの転送を
行なう。
本発明を理解しここに開示された原理を使用している当
業者によって多くの他の変形例又は代わりの実施例が考
えられるかもしれない。たとえば、好ましい実施例は、
主制御ボード及び10個の周辺サブシステムを備え、メ
ッセージ信号が回線交換機及び周辺装置切換機を介して
伝送される通信システムについて述べられたが、1個の
ボード上に配置された回線交換機及び周辺装置交換マト
リックスと、それに接続された所定数の周辺回路を有す
る組み合わせのサブシステムを構成することができるこ
とが考えられる。代替の実施例では、周辺装置交換機が
主制御プロセッサMCP1と同じボード上に配置されて
いるので、メッセージ信号が通信制御装置を介して伝送
される必要はない。それゆえ回線交換マトリックス及び
周辺装置交換マトリックスの両方が制御バスを介して接
続されて構成される。
また前述のように、10個以上の周辺サブシステムが使
用でき、より多くの数のリンクを収容するためにそして
回路スイッチマトリックスCSM5に対して適当な変形
を行なうことができる。なぜなら、それぞれのサブシス
テムが従来技術のシステムのように分離された提案に係
るタイムスロットのチャンネルを有する必要がないから
である。本発明によればCSM5はメッセージチャンネ
ルに対してアクセスし、それにより効率的に主通信制御
装置7を多重化する。
さらに周辺サブシステムはPCMフレームの1から8ま
での動的に配置可能なチャンネル上にメッセージ信号を
送信することが可能であるので、メッセージ信号のベイ
からベイへの(サブシステムからサブシステムへの)通
信がCSM5を介して可能である。実際、ディジタル電
話機及びデータ伝送装置の出現により、ここで述べられ
た変形及び型式のメッセージ信号が配置されたタイムス
ロットチャンネル上において周辺サブシステム、(ディ
ジタル電話機など)インテリジェント周辺装置と動的に
主制御装置との間で伝送されることが考えられる。
また、本発明の好ましい実施例はHDLCプロトコルの
変形を利用しているが、本発明にかかるシステムは例え
ばCCITTにより勧告されたX.25プロトコルなど
の任意の公知のビットオリエンテッドデータリンクプロ
トコルによって備えることができるということがわか
る。
このようなすべての変形例及び代替の実施例が特許請求
の範囲で規定された発明の範囲内であると考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の通信交換システムのブロック図、 第2図は本発明にかかる好ましい実施例の回線交換マト
リックス部のブロック図であり、 第3図A及び第3図Bは本発明の好ましい実施例の周辺
装置交換マトリックス部のブロック図、 第4図A及び第4図Bは本発明において用いられる基礎
的な交換エレメントのブロック図であり、 第5図は本発明の好ましい実施例にかかる平衡ドライ
バ、及び平衡受信機と周辺装置交換回路のブロック図、 第6図は好ましい実施例にかかる周辺サブシステムのマ
イクロプロセッサ、DMAC、DRAM、通信制御装置
及びチャンネル割り当て回路のブロック図であり、 第7図は好ましい実施例にかかる主制御装置のマイクロ
プロセッサ、DMAC、DRAM、通信制御装置及びチ
ャンネル割り当て回路のブロック図である。 1…主制御プロセッサ(MCP)、 5…回線交換マトリックス(CSM)、 7,23,39…通信制御装置、 9,25,41…直接記憶アクセス制御回路(DMA
C)、 11,27,43…ダイナミックランダムアクセスメモ
リ(DRAM)、 13,29…周辺制御装置プロセッサ(PCP)、 17,19,33,35,51,53,57…周辺回路
(PC)、 21,37…周辺回線交換機(PS)、 317…3状態ゲート、 319…チャンネルサイズレジスタ、 329,331…カウンタ、 321,323,325,335,432…ナンドゲー
ト、 333,422,426…ノアゲート、 414…フリップフロップ、 BAY1ないしBAYN…周辺サブシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レスター・カークランド カナダ国オンタリオ、カナタ、アボツツフ オード・ロード、145番

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主制御装置(1)と、 それぞれ周辺制御装置(13,29)を含む少なくとも
    1個の周辺サブシステム(BAY,BAY N)と、 上記主制御装置(1)の制御のもとで上記周辺サブシス
    テム(BAY,BAY N)間でデジタル音声信号とデ
    ジタルデータ信号を伝送する第1のタイムスロットのチ
    ャンネル上のデータについて時分割多重交換及び空間分
    割多重交換を行う回線交換マトリックス(5)と、 上記周辺サブシステム(BAY,BAY N)に設けら
    れ上記周辺制御装置(13,29)と上記回線交換マト
    リックス(5)とに接続された少なくとも1個の第1の
    通信制御手段(23,39)と、上記主制御装置(1)
    と上記回線交換マトリックス(5)とに接続された第2
    の通信制御手段(7)とを有し、上記主制御装置(1)
    と上記周辺制御装置(13,29)との間で上記第1の
    タイムスロットのチャンネルとは異なる第2と第3のタ
    イムスロットのチャンネル上でメッセージ信号を伝送し
    て交換するメッセージ信号通信システムとを備えた通信
    システムであって、 上記第1の通信制御手段(23,39)と上記第2の通
    信制御手段(7)は所定のデータリンクプロトコルに従
    って上記メッセージ信号を交換し、 上記周辺サブシステム(BAY,BAY N)は、 上記第2のタイムスロットのチャンネルを割り当てるサ
    イズデータを記憶する記憶手段(319)と、 上記記憶手段(319)によって記憶されたサイズデー
    タに基づいて、上記サイズデータに対応して予め決めら
    れ、上記第1の通信制御手段(23,39)が上記メッ
    セージ信号を送信するための上記第2のタイムスロット
    のチャンネルを選択して割り当てる第1のチャンネル選
    択手段(329,331,321,323,325,3
    33、335,317)とを備え、 上記主制御装置(1)から出力されるアドレスデータを
    復号化して出力するデコーダ(407)と、 上記第2の通信制御手段(7)に接続され、上記デコー
    ダ(407)から出力されるデータに基づいて、予め決
    められたタイムスロットのチャンネルから、上記第2の
    通信制御手段(7)が上記メッセージ信号を送信するた
    めの上記第3のタイムスロットのチャンネルを選択して
    割り当てる第2のチャンネル選択手段(422,42
    6,414,432)とを備えたことを特徴とする通信
    システム。
JP62036878A 1986-02-18 1987-02-17 通信システム Expired - Lifetime JPH0634548B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA000502134A CA1254981A (en) 1986-02-18 1986-02-18 Communications switching system
CA502134 1986-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62199139A JPS62199139A (ja) 1987-09-02
JPH0634548B2 true JPH0634548B2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=4132491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62036878A Expired - Lifetime JPH0634548B2 (ja) 1986-02-18 1987-02-17 通信システム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4791639A (ja)
JP (1) JPH0634548B2 (ja)
CN (1) CN87100702A (ja)
CA (1) CA1254981A (ja)
DE (1) DE3642019A1 (ja)
FR (1) FR2594614A1 (ja)
GB (1) GB2186762B (ja)
IT (1) IT1214500B (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4935925A (en) * 1987-03-11 1990-06-19 Aristacom International, Inc. Adaptive digital network interface
US5007051A (en) * 1987-09-30 1991-04-09 Hewlett-Packard Company Link layer protocol and apparatus for data communication
US4955054A (en) * 1988-10-05 1990-09-04 Precision Software Incorporated Integrated telecommunication system with improved digital voice response
US4961187A (en) * 1989-08-11 1990-10-02 Bnr Inc. PBX system with assignable relationships between network loops and ports
US4974223A (en) * 1989-09-18 1990-11-27 International Business Machines Corporation Parallel architecture for high speed flag detection and packet identification
JP2872327B2 (ja) * 1990-01-30 1999-03-17 キヤノン株式会社 交換装置及びその制御方法
US5182753A (en) * 1990-03-20 1993-01-26 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Method of transmitting signaling messages in a mobile radio communication system
US5105420A (en) * 1990-04-09 1992-04-14 At&T Bell Laboratories Method and apparatus for reconfiguring interconnections between switching system functional units
JPH0476219U (ja) * 1990-11-15 1992-07-03
US5345445A (en) * 1992-11-06 1994-09-06 At&T Bell Laboratories Establishing telecommunications calls in a broadband network
DE4338883B4 (de) * 1992-11-24 2005-03-03 Volkswagen Ag Katalysatoranordnung zum Vermindern von in sauerstoffhaltigen Abgasen enthaltenen Stickoxiden
AU692201B2 (en) * 1994-02-17 1998-06-04 Alcatel N.V. Network termination unit
DE4405038A1 (de) * 1994-02-17 1995-08-24 Sel Alcatel Ag Netzabschlußeinrichtung eines Telekommunikationsnetzes
CA2151292C (en) * 1994-06-10 2007-03-20 Steven P. Weir Integrated network switch with variable functions
US6192482B1 (en) * 1994-06-17 2001-02-20 International Business Machines Corporation Self-timed parallel data bus interface to direct storage devices
US5610912A (en) * 1994-08-01 1997-03-11 British Telecommunications Public Limited Company Switching in a telecommunications service node
DE4446656C2 (de) * 1994-12-19 1999-12-02 Deutsche Telephonwerk Kabel Steuerungssystem für Telekommunikations-Anlagen
EP1276334A3 (de) * 1996-03-04 2003-04-02 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Anordnung zur Übertragung von Informationen über eine Funkschnittstelle zwischen einer Teilnehmereinrichtung und einer Netzeinrichtung eines zellularen Mobilfunknetzes
US6031842A (en) * 1996-09-11 2000-02-29 Mcdata Corporation Low latency shared memory switch architecture
US5926468A (en) * 1997-04-04 1999-07-20 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Wireless communications systems and methods utilizing data link reset
US6118462A (en) * 1997-07-01 2000-09-12 Memtrax Llc Computer system controller having internal memory and external memory control
JP3519616B2 (ja) * 1998-10-21 2004-04-19 株式会社日立製作所 中継装置
US6584122B1 (en) 1998-12-18 2003-06-24 Integral Access, Inc. Method and system for providing voice and data service
US6477172B1 (en) 1999-05-25 2002-11-05 Ulysses Esd Distributed telephony resource management method
US6618395B1 (en) * 1999-05-27 2003-09-09 3Com Corporation Physical coding sub-layer for transmission of data over multi-channel media
FR2803155B1 (fr) * 1999-12-23 2002-03-15 Cit Alcatel Demi-lien applicatif pour echangeur de reseau prive
US7177971B2 (en) * 2001-08-24 2007-02-13 Intel Corporation General input/output architecture, protocol and related methods to provide isochronous channels
US9836424B2 (en) 2001-08-24 2017-12-05 Intel Corporation General input/output architecture, protocol and related methods to implement flow control
WO2003019391A2 (en) * 2001-08-24 2003-03-06 Intel Corporation A general input/output architecture protocol and related methods to manage data integrity
FR2833449A1 (fr) * 2001-12-11 2003-06-13 Koninkl Philips Electronics Nv Dispositif de commutation comportant une voie de reference en tension commune
DE10303095A1 (de) * 2003-01-27 2004-08-12 Infineon Technologies Ag Datenverarbeitungsvorrichtung

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3824547A (en) * 1972-11-29 1974-07-16 Sigma Syst Inc Communications system with error detection and retransmission
US4322843A (en) * 1979-12-26 1982-03-30 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Control information communication arrangement for a time division switching system
CA1171946A (en) * 1981-09-11 1984-07-31 Mitel Corporation Time division switching matrix
US4546468A (en) * 1982-09-13 1985-10-08 At&T Bell Laboratories Switching network control circuit
DE3302920A1 (de) * 1983-01-28 1984-08-02 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Schaltungsanordnung fuer eine fernmeldeanlage, insbesondere fernsprechnebenstellenanlage, mit einrichtungen zur feststellung von zustandsaenderungen
CA1199394A (en) * 1983-02-18 1986-01-14 Conrad Lewis Switching system with separate supervisory links
US4558444A (en) * 1983-05-11 1985-12-10 At&T Laboratories Switching system having selectively interconnected remote switching modules
US4520477A (en) * 1983-06-27 1985-05-28 At&T Bell Laboratories Control information communication arrangement for a time division switching system
CA1203876A (en) * 1983-06-29 1986-04-29 Conrad Lewis Peripheral control for a digital telephone system
US4530093A (en) * 1983-07-05 1985-07-16 International Standard Electric Corporation PCM Telecommunications system for voice and data
US4530090A (en) * 1983-07-29 1985-07-16 International Standard Electric Corporation Telecommunications systems with user programmable features
US4601035A (en) * 1983-10-03 1986-07-15 At&T Bell Laboratories Data communication method and circuitry
US4621357A (en) * 1984-08-16 1986-11-04 At&T Bell Laboratories Time division switching system control arrangement and method
US4633461A (en) * 1985-07-08 1986-12-30 At&T Information Systems Inc. Switching control for multiple stage time division switch
US4698802A (en) * 1986-03-07 1987-10-06 American Telephone And Telegraph Company And At&T Information Systems Inc. Combined circuit and packet switching system

Also Published As

Publication number Publication date
FR2594614A1 (fr) 1987-08-21
IT1214500B (it) 1990-01-18
IT8621344A0 (it) 1986-07-31
GB8620722D0 (en) 1986-10-08
DE3642019A1 (de) 1987-08-20
JPS62199139A (ja) 1987-09-02
GB2186762A (en) 1987-08-19
US4791639A (en) 1988-12-13
DE3642019C2 (ja) 1988-12-15
CA1254981A (en) 1989-05-30
CN87100702A (zh) 1987-11-25
GB2186762B (en) 1989-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0634548B2 (ja) 通信システム
US4213201A (en) Modular time division switching system
US4694452A (en) Switching configuration for a telecommunications system in particular a PBX system with subscriber lines, trunk groups, and interface modules
US5475681A (en) Wireless in-building telecommunications system for voice and data communications
US5495482A (en) Packet transmission system and method utilizing both a data bus and dedicated control lines
US6233643B1 (en) Apparatus including a host processor and communications adapters interconnected with a bus
US6636519B1 (en) Network access method and network access server therefor
US4615028A (en) Switching system with separate supervisory links
US4377859A (en) Time slot interchanger and control processor apparatus for use in a telephone switching network
US4413338A (en) Communication system for interconnecting a plurality of asynchronous data processing terminals
US4644529A (en) High-speed switching processor for a burst-switching communications system
BG63358B1 (bg) Разширяема телекомуникационна система
HU180481B (en) Digital switching network of distributed control
JPH0693797B2 (ja) デジタル信号処理システム
US4905219A (en) Three level distributed control for networking I/O devices
JPH0418518B2 (ja)
EP0164406A1 (en) FAST SWITCHING SWITCHING SYSTEM.
JP2717112B2 (ja) 二重ポートタイミング制御器
US4672604A (en) Time slot polling arrangement for multiple stage time division switch
US5088089A (en) Apparatus for programmably accessing and assigning time slots in a time division multiplexed communication system
US4703478A (en) Burst-switching method for an integrated communications system
US4698841A (en) Methods of establishing and terminating connections in a distributed-control burst switching communications system
JPH0573306B2 (ja)
US4774704A (en) Interface circuit for connecting a digital equipment to a time multiplex link
US4811339A (en) Non-coded information and companion data switching mechanism