JPH0634430A - 音質評価装置 - Google Patents

音質評価装置

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JPH0634430A
JPH0634430A JP21376892A JP21376892A JPH0634430A JP H0634430 A JPH0634430 A JP H0634430A JP 21376892 A JP21376892 A JP 21376892A JP 21376892 A JP21376892 A JP 21376892A JP H0634430 A JPH0634430 A JP H0634430A
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JP
Japan
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sound
evaluation
sounds
controller
membership function
Prior art date
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Application number
JP21376892A
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English (en)
Inventor
Akemi Ozawa
朱美 小澤
Junichi Sato
純一 佐藤
Masazumi Furukawa
雅澄 古河
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間の聴感のもつ曖昧さを充分考慮した音質
の評価を可能にするとともに、対象物が変わったり、特
性が変わっても正確な音質評価を可能にすること。 【構成】 インストルメントパネル、コンソールボック
ス他の合成樹脂部品の対象物から一定の距離に配置さ
れ、対象物の打音を検出するマイクロフォン1と、検出
された打音信号を音の大きさとして打撃後125ms間
のA特性オーバオールレベル、音の高さとして打音の周
波数スペクトルの累積比率、音の長さとして音圧レベル
が60dB減衰するのに要する時間についてROM22
に格納した条件部のメンバシップ関数、および音の高級
感に関する結論部のメンバシップ関数に基づきファジィ
推論のファジィルールに従い、音質の評価値を演算する
マイクロコンピュータ20から成るコントローラ2と、
評価値に基づき評価結果を表示する表示装置3とから成
る音質評価装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車部品その他から
発生される音の音質評価を行う音質評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、図17に示すように測定
したドアの閉まり音の音圧レベルCと、一定の音圧レベ
ル以上の時間Aと、周波数範囲を限定した音圧レベル波
形の一定の音圧レベル以上の時間との差Bとから成るパ
ネラの評価結果を回帰分析して求めた推定式による評点
によって、音質を評価していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置は、A
ないしCの物理量を抽出し、多変量解析によって一つの
評価式から音質を推定評価するものであるので、人間の
聴感のもつ曖昧さが充分表現しきれないという問題があ
った。
【0004】評価する音がたまたま特性の近いものであ
れば一つの評価式で評価できるが、対象物が変われば特
性も変わる場合は、正確な評価ができないという問題が
あった。
【0005】そこで本発明者らは、音質の評価に最適な
物理量に基づき人間の聴感の持つ曖昧さを考慮してファ
ジー推論により音質の評価を行うという本発明の技術的
思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、人間の聴感
の持つ曖昧さと音質の非線形さを充分考慮した音質の評
価を可能にするとともに、対象物が変わったり、特性が
変わっても正確な音質評価を可能にすることができると
いう目的を達成する本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の音質評価装置は、評価すべき音を検出す
るマイクロフォンと、マイクロフォンによって検出され
た音の大きさ、音の高さおよび音の長さの予め官能評価
から求めた条件部のメンバシップ関数との適合度に基づ
きファジー推論により結論部のメンバシップ関数から評
価値を出力するコントローラと、コントローラから出力
される評価値に基づき音質の評価結果を表示する表示装
置とから成るものである。
【0007】本発明(請求項2に記載の第2発明)の音
質評価装置は、評価すべき樹脂部品の打音を検出するマ
イクロフォンと、マイクロフォンによって検出された音
の被検体打撃後の音のエネルギ、音の周波数スペクトル
の累積比率、および音圧レベルが一定レベルまで下がる
までの時間の各評価尺度に関する官能評価から求めた条
件部のメンバシップ関数との適合度に基づきファジー推
論により結論部の音の高級感に関するメンバシップ関数
から評価値を出力するコントローラと、コントローラか
ら出力される評価値に基づき音質の評価結果を表示する
表示装置とから成るものである。
【0008】本発明(請求項3に記載の第3発明)の音
質評価装置は、第1発明または第2発明において、コン
トローラが、マイクロフォンによって検出された音の大
きさを表す物理量、音の高さを表す物理量および音の長
さを表す物理量の予め官能評価から求めた条件部のメン
バシップ関数との適合度を求め、この適合度で結論部の
メンバシップ関数を重み付けして平均値に基づき評価値
を出力するものである。
【0009】
【作用】上記構成より成る第1発明の音質評価装置は、
マイクロフォンによって検出された音の大きさ、音の高
さおよび音の長さの予め官能評価から求めた条件部のメ
ンバシップ関数との適合度に基づき、ファジー推論によ
り結論部のメンバシップ関数から評価値をコントローラ
が出力し、表示装置が音質の評価結果を表示するもので
ある。
【0010】上記構成より成る第2発明の音質評価装置
は、マイクロフォンによって検出された音の被検体打撃
後の音のエネルギ、音の周波数スペクトルの累積比率、
および音圧レベルが一定レベルまで下がるまでの時間の
各評価尺度に関する官能評価から求めた条件部のメンバ
シップ関数との適合度に基づきファジー推論により結論
部の音の高級感に関するメンバシップ関数から評価値を
コントローラが出力し、表示装置が音質の評価結果を表
示するものである。
【0011】上記構成より成る第3発明の音質評価装置
は、第1発明または第2発明において、マイクロフォン
によって検出された音の大きさを表す物理量、音の高さ
を表す物理量および音の長さを表す物理量の予め官能評
価から求めた条件部のメンバシップ関数との適合度を求
め、この適合度で結論部のメンバシップ関数を重み付け
して平均値に基づき評価値をコントローラが出力し、表
示装置が音質評価装置の評価結果を表示するものであ
る。
【0012】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明の音質評価装
置は、検出した音の音質に関する音の大きさ、高さおよ
び長さに関する条件部のメンバシップ関数との適合度に
基づき、ファジー推論により結論部のメンバシップ関数
から出力値を出力するので、人間の聴感の持つ曖昧さを
充分考慮した音質の評価を可能にするとともに、対象物
や特性が変わっても正確な音質評価を行うこができると
いう効果を奏する。
【0013】上記作用を奏する第2発明の音質評価装置
は、検出した音の音質の評価に最適な尺度である被検体
打撃後の音のエネルギ、音の周波数スペクトルの累積比
率および音圧レベルが一定レベルまで下がるまでの時間
に基づいて第1発明と同様にファジー推論するので、第
1発明と同様の効果を奏する他、一層官能に近い正確な
音質の評価を行うことができるという効果を奏する。
【0014】上記作用を奏する第3発明の音質評価装置
は、求めた条件部のメンバシップ関数との適合度で結論
部のメンバシップ関数を重み付けしてその平均値に基づ
き評価値を求めるので、人間の聴感の持つ曖昧さを一層
充分に考慮した官能に近い正確な音質評価を可能にする
という効果を奏する。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図1ないし図1
6を用いて具体的に説明する。
【0016】実施例の音質評価装置は、自動車の高級感
への要求が高まるなかで、一例としてインストルメント
パネル、コンソールボックス等の内装樹脂部品をたたい
た場合に発生する非定常な音の音質改善に貢献すること
ができるものである。
【0017】実施例の音質評価装置は、図1に示すよう
に対象物であるコンソールボックスCその他から一定の
距離に配置され、対象物の打音を検出するマイクロフォ
ン1と、ディジタルフィルター21を介して入力された
マイクロフォン1によって検出された対象物の打音信号
をファジィ推論により評価する条件部および結論部のメ
ンバシップ関数を予め格納したROM22を有するマイ
クロコンピュータ20から成るコントローラ2と、コン
トローラ2による評価値を表示する表示装置3とから成
る。
【0018】実施例装置の詳細を説明する前に本発明者
らが予め行った打音評価実験および官能評価実験につき
説明する。
【0019】(打音評価実験)打音音質と物理特性との
関係を検討するための実験で、図2に実験システムの全
体を示す。図2に示すように、インストルメントパネル
I、コンソールボックスCなどの内装樹脂部品を叩く力
を一定にするために振子方式の治具Fによって数回叩
く。マイクロフォンMは助手席右耳位置に取り付け、叩
いた音をデータレコーダDに収録する。収録した音をデ
ィジタルフィルターDFおよびコンピュータCPで解析
し、物理量を求める。
【0020】(官能評価実験)官能評価は、図2に示す
ようにデータレコーダDに収録した打音をシンセサイザ
CNを介してスピーカSで再生する方法をとった。スピ
ーカSによって再生され被験者が聞く音をマイクロフォ
ンM2によって検出し、ディジタルフィルターDFを介
してコンピュータCPに取り込む。叩く時の触感や車に
対する先入観などを除くためである。評価音の再生順序
は、記憶の慣れを回避するためにランダムとし、1サン
プルにつき3回繰り返し開かせる。被験者は、聴覚の正
常な20代から40代の男女計10人を対象とした。評
価尺度は、「音に高級感がある」の5点から「高級感が
無い」の1点の5段階評価とした。
【0021】(音質の評価尺度)内装樹脂部品の打音の
官能評価値と対応をとりながら音質評価に適する評価尺
度である物理量を決定するため以下の検討を行った。
【0022】(1)音の大きさ 打音の音質評価において、音の大きさを表わすには、ど
の物理量が適切か検討した。物理量としては、図3に示
すように、(a)時間波形のピーク−ピーク値、(b)
打撃後125ms間のA特性オーバオールレベル、
(c)打撃後1秒間のA特性オーバオールレベル、
(d)周波数スペクトルの最大騒音レベル(図4)の4
種類について検討した。
【0023】打音感の異なる6車種を選びコンソールボ
ックスCの打音を上述のように官能評価して、上記4つ
の物理量(a)〜(d)と官能評価値との相関係数を求
めると、(a)が0.91、(b)が0.94、(c)
が0.94、(d)が0.98で、いずれも0.9以上
と高い値を示し、相関係数では大きな優劣がつかなかっ
た。そこで本実施例では、ほぼ打音発生時間帯の音のエ
ネルギに相当する(b)の打撃後125ms間のA特性
オーバオールレベル(以下オーバオールレベルと言う)
を音の大きさを表わす物理量とした。
【0024】この物理量と官能評価値との関係は、1種
類の打音をもとに他の特性は極力変えずに音の大きさを
変えた8種類の音を官能評価した結果、図5に示すよう
に官能評価値はオーバオールレベルの中央付近で高くそ
れ以外で低下している。図5中の破線は最小二乗法によ
り直線で近似したものである。
【0025】(2)音の高さ 従来から音の高さは、周波数の高い帯域の最大音圧レベ
ルなどで表していた。しかし評価音ごとに周波数スペク
トル形状がかなり異なると、一つの物理量では表しきれ
ず、複数の物理量を用いる必要が出てくる。そこで本実
施例ではできるだけ一つの物理量で音の高さを表したい
ので、評価音の周波数スペクトルの累積比率Cr に着目
した。具体的には評価音の周波数スペクトルの累積比率
を数1より求め、かなり低いと感じる音と評価音との比
(音の低さの度合Fx とする)により音の高さを定量化
すると数2になる。
【0026】
【数1】 ここで、a:騒音レベル{dB(A)}n:1/3オク
ターブ中心周波数(HZ
【0027】
【数2】 ここで、Cro:かなり低いと感じる音の累積比率なお、
かなり低いと感じる音はグラフィックイコライザで作成
した模擬音である。音の低さの度合いFr は、図6にお
いて面積AとBの和に対する面積Aの割合に相当する。
【0028】1種類の打音をもとに他の特性は極力変え
ずに音の高さを変えた9種類の音を官能評価した。その
結果官能評価値は、音の低さの度合いが大きくなるほど
高くなる(図7)。図7中の破線は、最小二乗法により
直線で近似したものである。
【0029】(3)音の長さ 音の長さは、残響時間T60すなわち音圧レベルが60d
B減衰するのに要する時間で定量化する。残響時間T60
は、図8に示すようにピークから5dB下がった時刻か
ら20dB下がる時刻までの時間T20(ms)を3倍し
て求める。
【0030】1種類の打音をもとに他の特性は極力変え
ずに音の長さを変えた6種類の音を官能評価した。その
結果官能評価値は、図9に示すように残響時間が長くな
るほど低下している。図中の破線は最小二乗法により直
線で近似したものである。
【0031】コントローラ2は、上述の実験および官能
評価値を踏まえ、音の大きさ、高さ、および長さを変え
た評価音を聞かせ、それぞれ被験者の感じる大きさの度
合、高さの度合、長さの度合を調べ、図10〜図12に
その結果を示した。この結果に基づいてファジィ推論の
条件部の音の大きさ、高さ、および長さのメンバシップ
関数を設定し、それぞれROM22に予め格納してお
く。
【0032】すなわち図13に示すように、音の大きさ
を表わす上述の物理量と被験者によって実際に感じる度
合の関係として、ある音を大きいと感じる度合(図10
中●で表示)、ある音を中くらいと感じる度合(図10
中▲で表示)、ある音を小さいと感じる度合(図10中
■で表示)をプロットする。音の高さを表わす上述の物
理量と実際に感じる度合の関係として、ある音を高いと
感じる度合(図11中■で表示)、ある音を低いと感じ
る度合(図11中●で表示)をプロットする。音の長さ
を表わす上述の物理量と実際に感じる度合の関係とし
て、ある音を長いと感じる度合(図12中●で表示)、
ある音を短いと感じる度合(図12中■で表示)をプロ
ットする。
【0033】上記実験データ(プロット点)を最小二乗
法で直線近似して、数3に示すように定式化してメンバ
シップ関数としてROM22に格納される。数3におい
て一例としてyは大きさの度合(計算値)、xは大きさ
を表わす物理量である。
【数3】
【0034】結論部のメンバシップ関数は、音に高級感
があるか無いかを表わす座標値だけのシングルトンを用
いる。すなわち、被験者が実際に感ずる高級感を、一例
として高級感有り+5点、高級感やや有り+1点、どち
らとも言えない0点、高級感無し−5点としてROM2
2に格納した。
【0035】打音音質と各物理特性の関係を図10〜図
12をもとに条件部と結論部をファジィルールで関係付
けた。設定したファジィ推論の基本となるファジィルー
ルは、数4に示すようになる。
【数4】 数4において、 O.A.:オーバオールレベル(L:大きい,M:中く
らい,S:小さい) Fx :音の低さの度合(L:大きい,S:ちいさ
い) T60 :残響時間(S:短い,L:長い) Nc :音質 NL :高級感が無い PS :高級感がやや有る PL :高級感が有る
【0036】コントローラ2は、図13および図14に
示すフローチャートに従いCPU23により入力された
評価音の各物理量により、ROM22に格納されている
条件部のメンバシップ関数との適合度を求める。この適
合度で図15に示すようにROM22に格納されている
上記ファジィルールに従い結論部のメンバシップ関数の
重み付けを行い、重心法で評価値を出力する。音の大き
さ、高さ、および長さのそれぞれから求めた評価値を単
純平均して最終的な音質のファジィ評価モデル値とす
る。このファジィ評価モデル値がファジィ評価値として
コントローラ2のCPU23からI/O24を介して出
力される。
【0037】表示装置3は、上記ファジィ評価値に基づ
き評価結果をディスプレイに限らずデータレコーダその
他の表示または記録が可能な表示手段により表示する。
【0038】上記構成および作用より成る実施例の音質
評価装置は、官能評価結果との整合により求めた条件部
のメンバシップ関数との適合度で結論部のメンバシップ
関数の重み付けを行い、重心法で評価値を出力し、音の
大きさ、高さ、および長さの評価値単純平均して最終的
な音質のファジィ評価モデル値として表示するので、人
間の聴感の持つ曖昧さを充分考慮した音質評価を可能に
するという効果を奏する。
【0039】10車種において、インストルメントパネ
ル、コンソールボックス、コラムカバー、フロントピラ
ー、グローブボックスを叩いて得た評価音25種類につ
いて、官能評価値を図11にプロットし、ファジィ評価
モデル値との相関を求めた。その結果、相関係数は、
0.91と高い値を示し、本実施例装置の評価モデルが
官能評価と高い整合性を示すことが確認できた。図16
中の破線は、最小二乗法により直線で近似したものであ
る。
【0040】本実施例装置による評価、解析により、音
の大きさは中くらい、音の高さは低いほど、音の長さは
短いほど打音音質に高級感が有ることが判明し、インス
トルメントパネル、コンソールボックス他の合成樹脂部
品の音質の改善や、高級感の有る音質の合成樹脂部品の
開発を可能にするという効果を奏する。
【0041】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0042】上述の実施例では条件部のメンバシップ関
数を決定する音の大きさ、高さ、長さの評価尺度とし
て、一つの物理量に特定したが、実施例で採用しなかっ
た物理量を採用して実施例装置をまとめ、音質評価を行
うことも可能である。
【0043】また結論部のメンバシップ関数について、
実施例では高級感について一例として示したが、快い音
や爽やかな音かどうかの快適感その他必要に応じて変え
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置を示すシステムブロック図
である。
【図2】打音評価実験装置を示すシステムブロック図で
ある。
【図3】音の大きさの物理量の例を示す線図である。
【図4】音の大きさの物理量の例を示す線図である。
【図5】音の大きさの物理量と官能評価値との関係を示
す線図である。
【図6】音の高さの物理量の例を示す線図である。
【図7】音の高さの物理量と官能評価値との関係を示す
線図である。
【図8】音の長さの物理量の例を示す線図である。
【図9】音の長さの物理量と官能評価値との関係を示す
線図である。
【図10】音の大きさに関する官能評価値とメンバシッ
プ関数とを示す線図である。
【図11】音の高さに関する官能評価値とメンバシップ
関数とを示す線図である。
【図12】音の長さに関する官能評価値とメンバシップ
関数とを示す線図である。
【図13】条件部のメンバシップ関数の定式化のフロー
チャートを示すチャート図である。
【図14】実施例装置のコントローラの音質評価のフロ
ーチャートを示すチャート図である。
【図15】実施例装置のファジィ推論を説明するための
線図である。
【図16】実施例装置の評価結果と官能評価結果との相
関を示す線図である。
【図17】従来装置の音質評価の物理量を示す線図であ
る。
【符号の説明】 1 マイクロフォン 2 コントローラ 3 表示装置 21 ディジタルフィルター 22 ROM 23 CPU 24 I/O I インストルメントパネル C コンソールボックス F 振子方式治具 M、M2 マイクロフォン D データレコーダ DF ディジタルレコーダ CP コンピュータ S スピーカ CN シンセサイザ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 評価すべき音を検出するマイクロフォン
    と、 マイクロフォンによって検出された音の大きさ、音の高
    さおよび音の長さの予め官能評価から求めた条件部のメ
    ンバシップ関数との適合度に基づきファジー推論により
    結論部のメンバシップ関数から評価値を出力するコント
    ローラと、 コントローラから出力される評価値に基づき音質の評価
    結果を表示する表示装置とから成ることを特徴とする音
    質評価装置。
  2. 【請求項2】 評価すべき樹脂部品の打音を検出するマ
    イクロフォンと、 マイクロフォンによって検出された音の被検体打撃後の
    音のエネルギ、音の周波数スペクトルの累積比率、およ
    び音圧レベルが一定レベルまで下がるまでの時間の各評
    価尺度に関する官能評価から求めた条件部のメンバシッ
    プ関数との適合度に基づきファジー推論により結論部の
    音の高級感に関するメンバシップ関数から評価値を出力
    するコントローラと、 コントローラから出力される評価値に基づき音質の評価
    結果を表示する表示装置とから成ることを特徴とする音
    質評価装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 コントローラが、マイクロフォンによって検出された音
    の大きさを表す物理量、音の高さを表す物理量および音
    の長さを表す物理量の予め官能評価から求めた条件部の
    メンバシップ関数との適合度を求め、この適合度で結論
    部のメンバシップ関数を重み付けして平均値に基づき評
    価値を出力することを特徴とする音質評価装置。
JP21376892A 1992-07-18 1992-07-18 音質評価装置 Pending JPH0634430A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112798102A (zh) * 2021-04-13 2021-05-14 盛瑞传动股份有限公司 一种声品质评价方法、装置、系统及介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112798102A (zh) * 2021-04-13 2021-05-14 盛瑞传动股份有限公司 一种声品质评价方法、装置、系统及介质

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