JPH06343371A - 養魚池用給餌機 - Google Patents
養魚池用給餌機Info
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- JPH06343371A JPH06343371A JP5164148A JP16414893A JPH06343371A JP H06343371 A JPH06343371 A JP H06343371A JP 5164148 A JP5164148 A JP 5164148A JP 16414893 A JP16414893 A JP 16414893A JP H06343371 A JPH06343371 A JP H06343371A
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- Japan
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- water
- water supply
- fish pond
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 養魚池で養殖中の養殖魚に万遍なく飼料を給
餌することのできる養魚池用給餌機を得る。 【構成】 供給手段50を用いて送水路10内に供給し
た粉状又は粒状の飼料60を送水路10内を通過する水
に混入させてその水と共に送水路10内を移送する。そ
して、その水に混入させて移送中の飼料60を送水路1
0に所定間隔ずつあけて並べて備えた複数個の排水口3
0を通して水と共に養魚池20各所にそれぞれ配給す
る。その際には、水量調整手段40を用いて複数個の排
水口30を通して養魚池20内各所に排出する水の量を
それぞれ調整して、養魚池20各所に配給する飼料60
の量をそれぞれ大小に調整する。
餌することのできる養魚池用給餌機を得る。 【構成】 供給手段50を用いて送水路10内に供給し
た粉状又は粒状の飼料60を送水路10内を通過する水
に混入させてその水と共に送水路10内を移送する。そ
して、その水に混入させて移送中の飼料60を送水路1
0に所定間隔ずつあけて並べて備えた複数個の排水口3
0を通して水と共に養魚池20各所にそれぞれ配給す
る。その際には、水量調整手段40を用いて複数個の排
水口30を通して養魚池20内各所に排出する水の量を
それぞれ調整して、養魚池20各所に配給する飼料60
の量をそれぞれ大小に調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、養魚池内の養殖魚に粉
状又は粒状の飼料を与える養魚池用給餌機に関する。
状又は粒状の飼料を与える養魚池用給餌機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、養魚池内で鯉、鱒、岩魚等の
養殖魚を養殖することが盛んに行われている。
養殖魚を養殖することが盛んに行われている。
【0003】この養魚池内の養殖魚に粉状又は粒状の飼
料を与える場合には、従来一般に、粉状又は粒状の飼料
を団扇状の板材を用いて養魚池面に向けて弾き飛ばした
り、粉状又は粒状の飼料を送風管中を風と共に養魚池面
に向けて吹き飛ばしたりしている。
料を与える場合には、従来一般に、粉状又は粒状の飼料
を団扇状の板材を用いて養魚池面に向けて弾き飛ばした
り、粉状又は粒状の飼料を送風管中を風と共に養魚池面
に向けて吹き飛ばしたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにして、粉状又は粒状の飼料を養魚池面に向けて弾
き飛ばしたり吹き飛ばしたりした場合には、飼料が養魚
池面全体に均一に撒かれずに養魚池面の一部に偏って撒
かれてしまった。そして、その偏って撒かれた飼料を養
魚池内の餌食いの良い一部の養殖魚のみが食べてしまっ
て、養魚池で養殖中の養殖魚が均一に生長せずにその養
殖魚の体長に大小のばらつきがでてしまった。また極端
な場合は、養魚池で養殖中の養殖魚に飼料の食べ不足に
よる共食いが生じて、養殖魚の数が減少してしまった。
ようにして、粉状又は粒状の飼料を養魚池面に向けて弾
き飛ばしたり吹き飛ばしたりした場合には、飼料が養魚
池面全体に均一に撒かれずに養魚池面の一部に偏って撒
かれてしまった。そして、その偏って撒かれた飼料を養
魚池内の餌食いの良い一部の養殖魚のみが食べてしまっ
て、養魚池で養殖中の養殖魚が均一に生長せずにその養
殖魚の体長に大小のばらつきがでてしまった。また極端
な場合は、養魚池で養殖中の養殖魚に飼料の食べ不足に
よる共食いが生じて、養殖魚の数が減少してしまった。
【0005】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、養魚池で養殖中の養殖魚に飼料を万遍なく給
餌することのできる養魚池用給餌機(以下、給餌機とい
う)を提供することを目的としている。
たもので、養魚池で養殖中の養殖魚に飼料を万遍なく給
餌することのできる養魚池用給餌機(以下、給餌機とい
う)を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の給餌機は、養魚池上面に配設した送水路
と、その送水路に所定間隔ずつあけて並べて備えた複数
個の排水口であって、前記送水路内を通過する水を養魚
池内に排出する排水口と、その排水口を通して前記養魚
池内に排出する水の量を調整する水量調整手段と、前記
送水路内に粉状又は粒状の飼料を供給する供給手段とを
備えたことを特徴としている。
に、本発明の給餌機は、養魚池上面に配設した送水路
と、その送水路に所定間隔ずつあけて並べて備えた複数
個の排水口であって、前記送水路内を通過する水を養魚
池内に排出する排水口と、その排水口を通して前記養魚
池内に排出する水の量を調整する水量調整手段と、前記
送水路内に粉状又は粒状の飼料を供給する供給手段とを
備えたことを特徴としている。
【0007】本発明の給餌機においては、送水路内に供
給する飼料の量を調整する飼料供給量調整手段を備える
ことを好適としている。
給する飼料の量を調整する飼料供給量調整手段を備える
ことを好適としている。
【0008】それと共に、供給手段に回転軸周囲に帯材
を起立させて螺旋状に巻き付けたドリル状棒材を筒体内
に回転自在に挿通してなる飼料移送手段を用いることを
好適としている。
を起立させて螺旋状に巻き付けたドリル状棒材を筒体内
に回転自在に挿通してなる飼料移送手段を用いることを
好適としている。
【0009】
【作用】上記構成の給餌機においては、供給手段を用い
て送水路内に粉状又は粒状の飼料を連続して供給し続け
ることにより、その飼料を送水路内を通過する水に混入
させてその水と共に送水路内をその一方から他方へと移
送できる。そして、その送水路内を水に混入させて移送
中の飼料を、送水路に所定間隔ずつあけて並べて備えた
複数個の排水口を通して水と共に養魚池各所にそれぞれ
配給できる。そして、その水に混入させて養魚池各所に
配給した飼料を養魚池内各所に棲息する養殖魚に万遍な
く与える続けることができる。その際には、水量調整手
段を用いて送水路に並べて備えた複数個の排水口を通し
て養魚池内に排出する水の量をそれぞれ調整することに
より、送水路内を水に混入させて移送する飼料であっ
て、複数個の排水口を通して水と共に養魚池各所に配給
する飼料の量をそれぞれ大小に調整できる。
て送水路内に粉状又は粒状の飼料を連続して供給し続け
ることにより、その飼料を送水路内を通過する水に混入
させてその水と共に送水路内をその一方から他方へと移
送できる。そして、その送水路内を水に混入させて移送
中の飼料を、送水路に所定間隔ずつあけて並べて備えた
複数個の排水口を通して水と共に養魚池各所にそれぞれ
配給できる。そして、その水に混入させて養魚池各所に
配給した飼料を養魚池内各所に棲息する養殖魚に万遍な
く与える続けることができる。その際には、水量調整手
段を用いて送水路に並べて備えた複数個の排水口を通し
て養魚池内に排出する水の量をそれぞれ調整することに
より、送水路内を水に混入させて移送する飼料であっ
て、複数個の排水口を通して水と共に養魚池各所に配給
する飼料の量をそれぞれ大小に調整できる。
【0010】また、飼料供給量調整手段を備えた上記構
成の給餌機にあっては、供給手段により送水路内に供給
し続ける飼料の量を飼料供給量調整手段を用いて大小に
調整することにより、送水路内を水に混入させて移送す
る飼料の量を大小に調整して、送水路に並べて備えた複
数個の排水口を通して水と共に養魚池各所に配給する飼
料の量を大小に調整できる。
成の給餌機にあっては、供給手段により送水路内に供給
し続ける飼料の量を飼料供給量調整手段を用いて大小に
調整することにより、送水路内を水に混入させて移送す
る飼料の量を大小に調整して、送水路に並べて備えた複
数個の排水口を通して水と共に養魚池各所に配給する飼
料の量を大小に調整できる。
【0011】また、供給手段に回転軸周囲に帯材を起立
させて螺旋状に巻き付けたドリル状棒材を筒体内に回転
自在に挿通してなる飼料移送手段を用いた上記構成の給
餌機にあっては、飼料移送手段の筒体内にその周壁を通
して飼料を供給しながら筒体内でドリル状棒材を回転さ
せることにより、筒体内に供給された飼料を回転軸周囲
の帯板表面で筒体前方に押して回転軸周囲を回転させな
がら筒体内をその前方に移送して筒体前端からその外方
に搬出できる。
させて螺旋状に巻き付けたドリル状棒材を筒体内に回転
自在に挿通してなる飼料移送手段を用いた上記構成の給
餌機にあっては、飼料移送手段の筒体内にその周壁を通
して飼料を供給しながら筒体内でドリル状棒材を回転さ
せることにより、筒体内に供給された飼料を回転軸周囲
の帯板表面で筒体前方に押して回転軸周囲を回転させな
がら筒体内をその前方に移送して筒体前端からその外方
に搬出できる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。図1と図2は本発明の給餌機の好適な実施例を示
し、図1はその概略構成図、図2はその供給手段周辺の
拡大概略構成図である。以下に、この給餌機を説明す
る。
る。図1と図2は本発明の給餌機の好適な実施例を示
し、図1はその概略構成図、図2はその供給手段周辺の
拡大概略構成図である。以下に、この給餌機を説明す
る。
【0013】図において、10は、養魚池20上面に沿
って配設した送水路である。送水路10は、パイプ状に
形成していて、その他方の端部に開閉バルブ16を備え
ている。なお、送水路10は、樋状に形成しても良い。
って配設した送水路である。送水路10は、パイプ状に
形成していて、その他方の端部に開閉バルブ16を備え
ている。なお、送水路10は、樋状に形成しても良い。
【0014】送水路10には、送水路10内を通過する
水を養魚池20内に排出する複数個の排水口30を所定
間隔ずつあけて並べて備えている。具体的には、図1に
示したように、パイプ状の送水路10に送水路10内に
連通する複数本の枝管12をその先端開口部を養魚池2
0に向けて並べて備えている。
水を養魚池20内に排出する複数個の排水口30を所定
間隔ずつあけて並べて備えている。具体的には、図1に
示したように、パイプ状の送水路10に送水路10内に
連通する複数本の枝管12をその先端開口部を養魚池2
0に向けて並べて備えている。
【0015】排水口30には、送水路10内から排水口
30を通して養魚池20内に排出する水の量を調整する
水量調整手段40を備えている。具体的には、図1に示
したように、枝管12中途部に枝管12内の口径を大小
に調整するバルブ42を備えている。
30を通して養魚池20内に排出する水の量を調整する
水量調整手段40を備えている。具体的には、図1に示
したように、枝管12中途部に枝管12内の口径を大小
に調整するバルブ42を備えている。
【0016】50は、送水路10内に粉状又は粒状の飼
料60を供給する供給手段である。供給手段50は、図
2に示したように、飼料60を貯留したホッパー52
と、そのホッパー52内の飼料60を送水路10中途部
に開口した筒状の飼料搬入口18内に移送する飼料移送
手段70とから形成している。飼料移送手段70は、回
転軸72周囲に帯材74を起立させて螺旋状に巻き付け
たドリル状棒材76を筒体78内に回転自在に挿通して
形成している。飼料移送手段70の回転軸72には、該
回転軸を回転させる回転手段80を連結している。回転
手段80は、回転軸72に連結したギアモータ82とそ
のモータの回転数を調整する回転数調整手段84とから
形成している。そして、回転手段80を用いて回転軸7
2を筒体78内で回転させることにより、ホッパー52
内から筒体78内に供給した飼料60を回転軸72周囲
の帯板74表面で筒体78前方に押して回転軸72周囲
を回転させながら筒体78内をその前方に移送できるよ
うにしている。そして、その飼料60を、筒体78前端
からその外方に押し出して、その筒体78前端直下に位
置する飼料搬入口18内に搬入できるようにしている。
その際には、回転数調整手段84を用いてギアモータ8
2の回転数を大小に調整することにより、飼料移送手段
70の回転軸72の回転数を大小に調整して、飼料移送
手段70を用いて飼料搬入口18内に搬入する飼料60
の量を大小に調整できるようにしている。
料60を供給する供給手段である。供給手段50は、図
2に示したように、飼料60を貯留したホッパー52
と、そのホッパー52内の飼料60を送水路10中途部
に開口した筒状の飼料搬入口18内に移送する飼料移送
手段70とから形成している。飼料移送手段70は、回
転軸72周囲に帯材74を起立させて螺旋状に巻き付け
たドリル状棒材76を筒体78内に回転自在に挿通して
形成している。飼料移送手段70の回転軸72には、該
回転軸を回転させる回転手段80を連結している。回転
手段80は、回転軸72に連結したギアモータ82とそ
のモータの回転数を調整する回転数調整手段84とから
形成している。そして、回転手段80を用いて回転軸7
2を筒体78内で回転させることにより、ホッパー52
内から筒体78内に供給した飼料60を回転軸72周囲
の帯板74表面で筒体78前方に押して回転軸72周囲
を回転させながら筒体78内をその前方に移送できるよ
うにしている。そして、その飼料60を、筒体78前端
からその外方に押し出して、その筒体78前端直下に位
置する飼料搬入口18内に搬入できるようにしている。
その際には、回転数調整手段84を用いてギアモータ8
2の回転数を大小に調整することにより、飼料移送手段
70の回転軸72の回転数を大小に調整して、飼料移送
手段70を用いて飼料搬入口18内に搬入する飼料60
の量を大小に調整できるようにしている。
【0017】回転数調整手段84は、飼料移送手段70
を用いてホッパー52内から送水路10内に供給する飼
料60の量を調整する飼料供給量調整手段90を構成し
ている。
を用いてホッパー52内から送水路10内に供給する飼
料60の量を調整する飼料供給量調整手段90を構成し
ている。
【0018】図1と図2に示した給餌機は、以上のよう
に構成している。
に構成している。
【0019】次に、この給餌機の使用例並びにその作用
を説明する。
を説明する。
【0020】図1に矢印で示したように、送水ポンプ
(図示せず)等を用いて水を送水路10内をその一方か
ら他方に通過させる。送水路10内を通過させる水は、
送水路10に所定間隔ずつあけて並べて備えた複数個の
排水口30を通して、送水路10を配設した養魚池20
各所にそれぞれ排出し続ける。それ以外の送水路10内
を通過させた余った水は、送水路10の他方の端部から
養魚池20内に排出し続ける。
(図示せず)等を用いて水を送水路10内をその一方か
ら他方に通過させる。送水路10内を通過させる水は、
送水路10に所定間隔ずつあけて並べて備えた複数個の
排水口30を通して、送水路10を配設した養魚池20
各所にそれぞれ排出し続ける。それ以外の送水路10内
を通過させた余った水は、送水路10の他方の端部から
養魚池20内に排出し続ける。
【0021】それと共に、供給手段50を用いて送水路
10内に粉状又は粒状の飼料60を連続して供給し続け
る。具体的には、図2に示したように、ホッパー52内
の飼料60を飼料移送手段70を用いて送水路10中途
部に開口した飼料搬入口18内に搬入してその飼料搬入
口18内を通して送水路10内に供給し続ける。
10内に粉状又は粒状の飼料60を連続して供給し続け
る。具体的には、図2に示したように、ホッパー52内
の飼料60を飼料移送手段70を用いて送水路10中途
部に開口した飼料搬入口18内に搬入してその飼料搬入
口18内を通して送水路10内に供給し続ける。
【0022】すると、その送水路10内に供給された飼
料60が、送水路10を通過する水に混入されてその水
と共に送水路10内をその一方から他方に移送される。
そして、その送水路10内を水に混入されて水と共に移
送される飼料60が送水路10に並べて備えた複数個の
排水口30を通して養魚池20各所にそれぞれ配給され
る。
料60が、送水路10を通過する水に混入されてその水
と共に送水路10内をその一方から他方に移送される。
そして、その送水路10内を水に混入されて水と共に移
送される飼料60が送水路10に並べて備えた複数個の
排水口30を通して養魚池20各所にそれぞれ配給され
る。
【0023】その際には、水量調整手段40を用いて送
水路10に並べて備えた複数個の排水口30を通して養
魚池20内に排出される水の量をそれぞれを大小に調整
して、複数個の排水口30を通して養魚池20各所に水
に混入されて排出される飼料の量を大小に調整する。具
体的には、バルブ42を用いて枝管12内の口径を小径
に絞ったり大径に開口したりする。そして、枝管12内
を通して養魚池20内に排出される水の量を大小に調整
する。
水路10に並べて備えた複数個の排水口30を通して養
魚池20内に排出される水の量をそれぞれを大小に調整
して、複数個の排水口30を通して養魚池20各所に水
に混入されて排出される飼料の量を大小に調整する。具
体的には、バルブ42を用いて枝管12内の口径を小径
に絞ったり大径に開口したりする。そして、枝管12内
を通して養魚池20内に排出される水の量を大小に調整
する。
【0024】すると、送水路10内に供給した飼料60
を複数個の排水口30を通して水に混入させた状態で養
魚池20各所にそれぞれ適宜量ずつ配給できる。
を複数個の排水口30を通して水に混入させた状態で養
魚池20各所にそれぞれ適宜量ずつ配給できる。
【0025】また、上記のようにして、飼料60を水に
混入させた状態で複数個の排水口12を通して養魚池2
0各所にそれぞれ配給する際には、水量調整手段40を
用いて、飼料搬入口18に近い排水口12ほどその排水
口12を通して養魚池20内に排出する水の量を少なく
し、飼料搬入口18から離れた排水口12ほどその排水
口12を通して養魚池20内に排出する水の量を多くす
るようにする。
混入させた状態で複数個の排水口12を通して養魚池2
0各所にそれぞれ配給する際には、水量調整手段40を
用いて、飼料搬入口18に近い排水口12ほどその排水
口12を通して養魚池20内に排出する水の量を少なく
し、飼料搬入口18から離れた排水口12ほどその排水
口12を通して養魚池20内に排出する水の量を多くす
るようにする。
【0026】すると、送水路10内を水に混入されて水
と共に移送される飼料60の量が、送水路10内への飼
料60の供給口に当たる飼料搬入口18から離れるに従
って漸次少なくなっても、送水路10にその一方から他
方にかけて所定間隔ずつあけて並べて備えた複数個の排
水口12を通して水と共に排出される飼料60の量を均
一化して、養魚池10各所に飼料60を均一に配給でき
る。
と共に移送される飼料60の量が、送水路10内への飼
料60の供給口に当たる飼料搬入口18から離れるに従
って漸次少なくなっても、送水路10にその一方から他
方にかけて所定間隔ずつあけて並べて備えた複数個の排
水口12を通して水と共に排出される飼料60の量を均
一化して、養魚池10各所に飼料60を均一に配給でき
る。
【0027】また、上記のようにして、飼料60を水に
混入させた状態で複数個の排水口12を通して養魚池2
0各所にそれぞれ配給する際には、回転数調整手段84
を用いてギアモータ82の回転数を大小に調整して、飼
料移送手段70を用いてホッパー52内から飼料搬入口
18内に搬入する飼料60の搬入量を大小に調整する。
混入させた状態で複数個の排水口12を通して養魚池2
0各所にそれぞれ配給する際には、回転数調整手段84
を用いてギアモータ82の回転数を大小に調整して、飼
料移送手段70を用いてホッパー52内から飼料搬入口
18内に搬入する飼料60の搬入量を大小に調整する。
【0028】すると、ホッパー52内から送水路10内
に供給し続ける飼料60の供給量を大小に調整して、そ
の送水路10を通して水に混入させた状態で養魚池20
各所に配給する飼料60の量を大小に調整できる。そし
て、養魚池20内各所で養殖中の養殖魚に飼料60を過
不足なく万遍に与え続けることができる。
に供給し続ける飼料60の供給量を大小に調整して、そ
の送水路10を通して水に混入させた状態で養魚池20
各所に配給する飼料60の量を大小に調整できる。そし
て、養魚池20内各所で養殖中の養殖魚に飼料60を過
不足なく万遍に与え続けることができる。
【0029】なお、上述給餌機において、飼料移送手段
70には、ベルトコンベア等を用いても良い。
70には、ベルトコンベア等を用いても良い。
【0030】また、本発明の給餌機は、魚類のみでな
く、スッポン等を養殖する養殖池に飼料を配給する給餌
機にも利用可能である。
く、スッポン等を養殖する養殖池に飼料を配給する給餌
機にも利用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給餌機に
よれば、養魚池内各所に棲息する養殖魚に飼料をそれぞ
れ過不足なく万遍なく配給できる。そして、養魚池内で
養殖中の養殖魚の共食いを防いで、養魚池内で養殖中の
養殖魚をほぼ均一に揃って生長させることができる。
よれば、養魚池内各所に棲息する養殖魚に飼料をそれぞ
れ過不足なく万遍なく配給できる。そして、養魚池内で
養殖中の養殖魚の共食いを防いで、養魚池内で養殖中の
養殖魚をほぼ均一に揃って生長させることができる。
【0032】また、粉状又は粒状の飼料を、送水路内を
通過する水に混入させた状態で養魚池内の養殖魚に配給
するため、飼料が水分を含んだ状態で養殖魚に与えられ
ることとなって、養殖魚に与える飼料の消化、吸収を促
進させることができる。
通過する水に混入させた状態で養魚池内の養殖魚に配給
するため、飼料が水分を含んだ状態で養殖魚に与えられ
ることとなって、養殖魚に与える飼料の消化、吸収を促
進させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給餌機の概略構成図である。
【図2】本発明の給餌機の供給手段周辺の拡大概略構成
図である。
図である。
10 送水路 12 枝管 18 飼料搬入口 20 養魚池 30 排水口 40 水量調整手段 50 供給手段 52 ホッパー 60 飼料 70 飼料移送手段 72 回転軸 74 帯板 76 ドリル状棒材 78 筒体 80 回転手段 82 ギアモータ 84 回転数調整手段 90 飼料供給量調整手段
Claims (3)
- 【請求項1】 養魚池上面に配設した送水路と、その送
水路に所定間隔ずつあけて並べて備えた複数個の排水口
であって、前記送水路内を通過する水を養魚池内に排出
する排水口と、その排水口を通して前記養魚池内に排出
する水の量を調整する水量調整手段と、前記送水路内に
粉状又は粒状の飼料を供給する供給手段とを備えたこと
を特徴とする養魚池用給餌機。 - 【請求項2】 送水路内に供給する飼料の量を調整する
飼料供給量調整手段を備えた請求項1記載の養魚池用給
餌機。 - 【請求項3】 供給手段に回転軸周囲に帯材を起立させ
て螺旋状に巻き付けたドリル状棒材を筒体内に回転自在
に挿通してなる飼料移送手段を用いた請求項1又は2記
載の養魚池用給餌機。
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JP16414893A JP3276210B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 養魚池用給餌機 |
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1993
- 1993-06-08 JP JP16414893A patent/JP3276210B2/ja not_active Expired - Fee Related
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