JPH0634310A - 測温機能付きカプセル型ひずみゲージ - Google Patents

測温機能付きカプセル型ひずみゲージ

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JPH0634310A
JPH0634310A JP21069392A JP21069392A JPH0634310A JP H0634310 A JPH0634310 A JP H0634310A JP 21069392 A JP21069392 A JP 21069392A JP 21069392 A JP21069392 A JP 21069392A JP H0634310 A JPH0634310 A JP H0634310A
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temperature
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wire
circuit
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Kazuhiko Morishima
和彦 森島
Yoshiki Sumiya
好簣 角谷
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温下におけるひずみ測定と、その環境温度
をひずみ測定点と温度測定点の同一性を保った状態で測
定できるようにし、且つ小型化と低廉化を実現する。 【構成】 ひずみ感応抵抗体が収納されたシースチュー
ブ32から導出する導線とMIケーブル34の芯線を第
1の接続部33で接続する。このMIケーブル34の芯
線をアルメル線とクロメル線にして熱電対回路を形成す
る。この熱電対回路は、アルメル線とクロメル線の各一
端をセンサ部30のひずみ感応抵抗体で接続し、実質的
に短絡状態とした測温接点とする。MIケーブル34の
芯線の各他端とフレキシブルケーブル36の芯線を第2
の接続部35で接続する。センサ部30でひずみ測定を
行うことができると共に、MIケーブル34の2本の芯
線で測温することができる。従って、測温結果に基づい
てひずみ検出データの各種補償を正確に行なうことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測温機能付きカプセル
型ひずみゲージに関し、より詳細には、タービンブレー
ドの振動計測等の高温条件下におけるひずみ検出を高精
度に行うための測温機能付きカプセル型ひずみゲージに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】数100度の高温環境下のひずみを測定
する場合には、その高温環境下にひずみ検出器を置き、
この検出器の出力端を、常温下に置かれた各種計測機器
にケーブルを介して電気的に接続する必要がある。
【0003】このケーブルは、耐熱ケーブルとしなけれ
ばならず、その一例としてMIケーブル(minera
l insulated metal sheathe
dcable)と称されるものがある。
【0004】このMIケーブルは、いわゆるシースとし
ての金属管(一般には、ステンレス鋼管)の中に酸化マ
グネシウム(MgO)の粉体が固く詰められ、その心部
に信号線としての、例えば銅芯線が複数本挿入保持され
たものであり、燃焼する素材を用いていないので、炉の
近くのような数100度の高温に晒される場所に使用す
るのに頗る好適なものである。
【0005】図18は、このようなMIケーブルおよび
リード線接続部を介してフレキシブルケーブルが接続さ
れた状態の溶接型高温ひずみゲージの平面図である。こ
のひずみゲージは、一般には被測定対象物にスポット溶
接によって固着され、高温下における被測定対象物に生
じるひずみをゲージ素子の抵抗値変化として検出するも
のである。
【0006】同図において、被測定対象物1には、溶接
型高温ひずみゲージ(以下「カプセルゲージ」という)
2が置かれている。このカプセルゲージ2は、その詳細
な構成を図19に示してある。
【0007】図19において、ステンレス鋼管でなるチ
ューブ3の中央には、ひずみに感応してひずみ量変化を
抵抗値変化に変換するニッケル・クロム合金線等よりな
るひずみ感応抵抗体4が、倒U字状に折曲して配置され
ている。このひずみ感応抵抗体4が配設されたチューブ
3内には、酸化マグネシウム(MgO)の粉体でなる絶
縁物5が固く充填されている。
【0008】また、チューブ3の一端は、封じられ、他
端からはひずみ感応抵抗体4に接続された入出力端子線
であるリード線6が導出され、セラミック系の耐熱性を
有する接着剤7によって密封されている。
【0009】このようなカプセルゲージ2は、その受感
部2aを被測定対象物1に固定するためのベース8が固
定されている。このベース8は、図20に示すように、
カプセルゲージ2の両側方に突出したフランジ部8a,
8bを有しており、その上にはスポット溶接で強固に固
定される溶接部9を有している。
【0010】さて図18に戻り、カプセルゲージ2から
延出されるチューブ3内のリード線6の端部とMIケー
ブル11の一端とがそれぞれ溶接され、その溶接部が外
部と気密を保って封止された接続部10を形成してい
る。
【0011】この接続部10において、ひずみ感応抵抗
体4に電気接続される2本のリード線6とMIケーブル
11の内部の2本の導線とが電気的に接続されることに
なる。
【0012】そして、MIケーブル11の他端から導出
された信号線と、ポリエチレン等のフレキシブル絶縁材
でなるフレキシブルケーブル13によって被覆されたリ
ード線14の一端とを接続し、その接続部が外部と気密
を保って封止された接続部12を形成している。
【0013】なお、符号15は、リード線14の周囲に
ポリエチレン等のフレキシブル絶縁材で形成されている
被覆である。このリード線14は、ブリッジ回路等が形
成される図示省略のブリッジボックスを介してひずみ検
出回路に接続されるようになっている。
【0014】一般的に、高温下におけるひずみ測定で
は、ひずみ測定点における温度を知ることが重要であ
り、その測定温度に基づいてひずみ測定データを補正す
ることによって真のひずみに対応した正確なひずみ測定
データを得ることができる。この具体例を図21に示
す。図21において、高温下に置かれた被測定対象物1
に上述のカプセルゲージ2が取付けられ、その近傍にシ
ース型熱電対20が取付けられている。
【0015】そして、カプセルゲージ2に生じた、ひず
み変化に基づく抵抗値変化は、ブリッジボックス16に
よって、電圧値変化または電流値変化に変換され、次段
の増幅器17によって増幅され、データレコーダ等の記
録器18に記録されると共にデータ処理回路19でひず
みデータの処理が行われ、測定ひずみのデータが求めら
れる。
【0016】一方、シース型熱電対20の測温接点部が
カプセルゲージ2の近傍に固定され、その基準接点部が
基準温度に保たれている。この基準接点部は、熱電対回
路を形成する2本の導線の端部を例えば氷温の0℃に保
つことによって冷接点補償器21が構成される。また
は、上述の導線の端部を任意(例えば常温)の温度環境
下に置き、この温度環境下の温度と基準温度(例えば0
℃)との差に基因する熱起電力変化を電気的に補償する
ようにして冷接点補償器21が回路構成される。
【0017】従って、基準接点部である冷接点補償器2
1と測温接点部との間に生じる熱電位(熱起電力)に、
上記冷接点補償器21によって補償された補償電圧を加
えた電圧を電圧計22によって検出することによって被
測定対象物1の温度(カプセルゲージ2の近傍の温度)
が検出される。この温度データは、必要に応じてデータ
処理回路19に入力され、温度に対応して検出データが
変化するのを補正できるようになっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のカプセル型ひず
みゲージは、シース型熱電対を併用することによって高
温下におけるひずみ測定において出力の温度補正を加え
ることができるものの、温度測定用の素子の位置とひず
み測定用の素子の位置とが一致していないために、両位
置に温度差が生じる場合には正確に出力の温度補正を行
うことができないという問題がある。
【0019】また、被測定対象物の複数個所のそれぞれ
にひずみ測定用の素子を取付けて、所定範囲内のひずみ
の分布を測定しようとする場合には、ひずみ測定用の素
子のそれぞれの近傍に温度測定用の素子を設けることが
理想であるが、現実には寸法的な制約から取付けが困難
であったり、多数の温度測定用の素子を取付けることに
より被測定対象物の剛性等の機械的性質が変化してしま
うことがあり、これがひずみ測定の精度の低下を来たす
という問題がある。
【0020】また、複数のひずみ検出用の素子のそれぞ
れの近傍に温度検出用の素子を設けることは非常に作業
性が悪いものであった。このために、複数のひずみ検出
用の素子の温度分布を代表する位置に温度検出用の素子
を設けざるを得ないことから、正確に出力の温度補正を
行い得ないという問題が残存することになる。
【0021】本発明は、上述の事情に鑑みなされたもの
で、高温下に置かれたひずみ検出用の素子の温度そのも
のを効率よく検出することができ、小型で且つ安価であ
り、耐熱性に優れた測温機能付きカプセル型ひずみゲー
ジを提供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る測温機能付
きカプセル型ひずみゲージは、上記の目的を達成するた
めに、密封されるシースチューブ内に充填された耐熱性
の絶縁材でなる粉体によってそのシースチューブ内に保
持されたひずみ感応抵抗体とこのひずみ感応抵抗体に連
設されて前記シースチューブから導出される2本のリー
ド部とからなるセンサ部と、前記2本のリード部に異種
金属からなる2本の導線の各一端が第1の接続部にてそ
れぞれ接続され、前記2本の導線の各他端が第2の接続
部にて常温型のフレキシブルケーブルの各芯線にそれぞ
れ接続されると共に、前記2本の導線が熱電対の形成回
路の一導線と他導線を形成する耐熱型ケーブルとを有
し、前記フレキシブルケーブルの各他端をブリッジ回路
の一辺に選択的に接続することによって、前記ブリッジ
回路の出力端から前記ひずみ感応抵抗体が受けるひずみ
に対応した出力を導出し得るように構成すると共に、前
記フレキシブルケーブルを前記ブリッジ回路の一辺から
選択的に切り離し測温計の入力端に接続することによっ
て該入力端を基準接点部とし前記センサ部と前記耐熱型
ケーブルとの接続点を測温接点部として、該測温接点部
における温度を検出し得るように構成したことを特徴と
するものである。
【0023】
【作用】上記のように構成された測温機能付きカプセル
型ひずみゲージは、ひずみ感応抵抗体を耐熱性の絶縁材
でなる粉体を充填することによってシースチューブ内の
心部に絶縁状態で保持し、このひずみ感応抵抗体に連設
する2本リード部を上記シースチューブの端部から導出
させる。
【0024】この2本のリード部に耐熱型ケーブルとし
ての2本の導線の各一端を接続し、各他端を常温型のフ
レキシブルケーブルの各芯線にそれぞれ電気接続する。
この際に上記2本の導線が熱電対の形成回路の一導線と
他導線として機能し、センサ部と耐熱型ケーブルとの接
続点が熱電対の測温接点部として機能する。
【0025】そして、上記フレキシブルケーブルの他端
をブリッジ回路の一辺に選択的に接続してセンサ部をブ
リッジ回路の一辺に回路挿入することによって、上記ブ
リッジ回路の出力端から上記センサ部に生じるひずみを
検出し得るようにしてある。
【0026】上記フレキシブルケーブルをブリッジ回路
の一辺から選択的に切り離して測温計の入力端に接続す
ることによって、この入力端を基準接点部とし、上記セ
ンサ部と耐熱性ケーブルとの接続点を測温接点部として
その温度を検出し得るようにしてある。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図17
を用いて詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施例に係る測温機能
付きカプセル型ひずみゲージの外観構成を示す平面図で
ある。
【0029】同図において、その全体は、ひずみ感応部
31とシースチューブ32でなるセンサ部30と第1の
接続部33とMIケーブル34と第2の接続部35とフ
レキシブルケーブル36とから成っている。
【0030】即ち、センサ部30のひずみ感応部31
は、図2に詳しく示すように、被測定対象物に取付けら
れる薄板で帯状のフランジ部37の長手方向に沿う中央
にシースチューブ32の大径部40が固定され、このシ
ースチューブ32内には、耐熱性の絶縁材、例えば酸化
マグネシウム(MgO)の粉体39を密に充填すること
によってひずみ感応抵抗体38が堅く保持されている。
【0031】このひずみ感応抵抗体38は、使用最高温
度が550℃程度の場合には、ニッケル−クロム系や白
金タングステン系の合金が用いられ、800℃程度の場
合には鉄−クロム−アルミニウム系やニッケル−クロム
−鉄系やニッケル−クロム−アルミニウム系の合金が用
いられる。
【0032】また、センサ部30のフランジ部37、シ
ースチューブ32の材質は、耐食性と耐熱性に優れたN
CF600(JIS記号)を用いているので、最高使用
温度が800℃まで確保されている。
【0033】このようなシースチューブ32は、その外
径が2段に、即ち大径部40と小径部41とに形成さ
れ、大径部40の先端部分がフランジ部37に固着さ
れ、小径部41の端部が上記のNCF600からなる第
1の接続部33に接続されている。
【0034】この第1の接続部33は、図3に詳しく示
すように、シースチューブ32の小径部41とMIケー
ブル34とを筒体42を介して接続するものであり、詳
しくは、小径部41の先端から突出するひずみ感応抵抗
体38のリード部の根元を800℃程度の高温に充分に
耐えるセラミック系の接着剤43で端末処理する。
【0035】一方、MIケーブル34の端部に突出する
アルメル線45とクロメル線46の根元を800℃程度
の高温に充分耐えるセラミック系の接着剤44で端末処
理し、最高使用温度が550℃程度の場合には、「ひず
み感応抵抗体38とアルメル線45」と「ひずみ感応抵
抗体38とクロメル線46」のそれぞれを接続点aにお
いて銀ロウ接合し、最高使用温度が800℃程度の場合
には、上記両線を接続点aにおいてニッケルロウ接合す
る。
【0036】このような第1の接続部33に一端が接続
されたMIケーブル34の他端には、図4に詳しく示す
第2の接続部35を介してフレキシブルケーブル36が
接続されている。
【0037】即ち、MIケーブル34の端末部は、筒体
48に支持され、その先端から突出するアルメル線45
の根元とクロメル線46の根元は、接着剤47で気密に
封止されている。フレキシブルケーブル36の端末部
は、筒体48に支持され、その突出する芯線50,52
のそれぞれは、ポリエチレン等のプラスチックでなる被
覆49,51で覆われている。
【0038】そして、アルメル線45とクロメル線46
のそれぞれの先端には、半田の付きをよくするための銀
ロウコーティングが予め施され、「アルメル線45と芯
線50」および「クロメル線46と芯線52」のそれぞ
れが接続点bにおいて半田付けされることによって電気
的に接続されている。なお、筒体48の内部には、結線
作業の後に、エポキシ樹脂が充填される。
【0039】また、フランジ部37は、図5に示すよう
に、被測定対象物1上に点溶接で固着され、第1の接続
部33は、図6および図7に示すように金属帯53を半
周回程度巻付け、その両辺(フランジ部)を点溶接部5
4で被測定対象物1上に固定される。さらに、MIケー
ブル34の固定も金属帯55を用いて上述同様に行われ
ている。
【0040】次に、以上のように構成された本実施例に
係る測温機能付きカプセル型ひずみゲージが接続される
電気回路を、図8を用いて説明する。カプセル型ひずみ
ゲージ100は、1つの入力を2系統に切替えるスイッ
チ56の入力端に接続され、このスイッチ56の出力端
の一方の系統は、ブリッジボックス57、増幅器58、
記録器59データ処理回路60とを順次に接続して構成
されるひずみ検出系回路に接続されるようになってい
る。このスイッチ56の出力端の他方の系統は、冷接点
補償器61と電圧計62とを順次に接続して構成される
測温系回路に接続されるようになっている。
【0041】以上のように構成された本実施例に係る測
温機能付カプセル型ひずみゲージを用いて高温下におけ
る動ひずみを測定する場合、スイッチ56をひずみ検出
系回路側のブリッジボックス57側に切換える。この場
合、回路的には図9に示すようになる。
【0042】即ち、ひずみ感応抵抗体38の抵抗成分r
およびMIケーブル34、フレキシブルケーブル36
の内部抵抗成分(以下同じ)がブリッジの一辺に回路挿
入される。ブリッジ回路の他の3辺は、抵抗の温度係数
の極めて小さな固定抵抗R1,R2,R3をもって形成
される。
【0043】従って、固定抵抗R1と抵抗成分r(ケ
ーブル34,36の内部抵抗を含む)との接続点と、固
定抵抗R2,R3の接続点との間に所定の入力電圧(ブ
リッジ電圧)が供給されると、固定抵抗R1,R2の接
続点と抵抗R3、抵抗成分rの接続点との間にひずみ
感応抵抗体38の抵抗成分rの変化に伴った出力電圧
が生じる。この出力電圧は、ひずみ感応抵抗体38が被
測定対象物1から受けるひずみに追従したものとなる。
【0044】なお、この出力電圧は、コンデンサCfと
抵抗Rfで形成されるCR型のハイパスフィルタ回路に
よって直流成分と低周波成分がカットされた出力電圧と
なる。このカットオフ周波数の特性、即ちEout /Ein
は、図9に示す、コンデンサCfの容量をCoとすれ
ば、次式のようになる。
【0045】
【数1】 よって、コンデンサCfの容量Coを、それぞれ1μ
F、2.2μF、10μFとした場合のそれぞれのカッ
トオフ周波数は、図10に示すようにそれぞれ16H
z、7.23Hz、1.6Hzになる。このために測定
すべき動ひずみの周波数の態様に応じて容量Coを選択
すれば良い。このようにして得られるブリッジボックス
57の出力電圧は、増幅器58によって増幅され、記録
器59に記録されデータ処理回路60で所望のデータ処
理が行われる。
【0046】さて、スイッチ56を測温回路系に切換え
ると、ひずみ感応抵抗体38の抵抗成分rが、図13
に示すようにアルメル線45とクロメル線46の各一端
間に回路挿入されて測温接点部を形成する。そして、ア
ルメル線45の他端は、接続点bにてフレキシブルケー
ブル36の一方の芯線50と接続され、冷接点補償器6
1を形成するブリッジに接続されることになる。
【0047】即ち、この冷接点補償器61は、3辺のそ
れぞれに抵抗温度係数の極めて小さな固定抵抗R4,R
5,R6が接続され、一辺に温度が上昇すると抵抗値が
下がる特性を有する負性抵抗R0が接続されたブリッジ
回路で構成され、このブリッジ回路における固定抵抗R
4,R5の接続点と、固定抵抗R6,負性抵抗R0の接
続点との間に一定電圧の入力電圧が供給される。
【0048】固定抵抗R5,R6の接続点と固定抵抗R
4、負性抵抗R0の接続点との間にひずみ感応抵抗体3
8の抵抗成分rと、アルメル線45,クロメル線46
で形成される熱電対回路の熱起電力を検出する電圧計6
2が接続されることになる。
【0049】本来ならば、冷接点補償器61としては、
基準温度、例えば0℃の一定温度に保つものであるが、
この実施例では、基準接点部の温度が任意の温度であっ
ても、常に実質的な温度を0℃とするような電気的手段
を用いている。
【0050】アルメル線45、クロメル線46で形成さ
れる熱電対回路の熱起電力は、基準接点部が任意の環境
下(例えば常温)に置かれているために、当然のことで
はあるが基準温度(例えば0℃)における熱起電力に対
して出力差が生じる。
【0051】この出力差を補償するために、図13に示
すように、ブリッジの一辺に負性抵抗R0が設けられて
いる。この負性抵抗R0の温度特性は、アルメル線4
5,クロメル線46で形成される熱電対回路の熱起電力
特性に近似させている。そして、このような特性を有す
る負性抵抗R0に基づいて基準接点部の温度変化による
熱起電力変化を補償するものである。
【0052】ここで、アルメル線45とクロメル線46
を結合させて形成する測温接点部は、厳密に言うとショ
ート状態ではなくひずみ感応抵抗体38,アルメル線4
5,クロメル線46等の抵抗成分を有しているので、そ
の抵抗成分の影響を受けるか否かについて検討する。
【0053】電圧計62の入力端には、図11に示すよ
うに、等価的にひずみ感応抵抗体38の抵抗成分r
アルメル線45の抵抗成分RLAとクロメル線46の抵
抗成分RLCが直列に接続されることになる。そして、
アルメル線45とクロメル線46による熱電対回路によ
る熱起電圧Eoが発生することになる。
【0054】また、一般には図12に示すような回路に
おいて、C−D間をショートした状態でA,B点(冷接
点部または基準接点部)とC,D点(測温接点部)の間
に温度差を与えるとゼーベック効果によってA−B間に
熱起電圧が生じるのである。
【0055】このために、図11に示す出力電圧Eは、 E=Eo−ELA−ELC−E となり真の熱起電圧Eoと電圧Eが等しくなくなる。こ
こでELAは、抵抗成分RLAに起因して生じる電位
差、ELCは、抵抗成分RLCに起因して生じる電位
差、Eは、抵抗成分rに起因して生じる電位差であ
る。
【0056】しかし、図11に示す実施例においては、
ひずみ感応抵抗体38の抵抗値が約120Ω、アルメル
線45、クロメル線46、フレキシブルケーブル36等
を含めたリード線の内部抵抗の抵抗値が約80Ωである
のに対し、出力電圧Eを測定するための電圧計(測温
計)の入力インピーダンスZiが100KΩ以上から1
MΩ程度になっている。従って、回路全体としての抵抗
は、抵抗成分RLA,r,RLCとインピーダンスZ
iを加え合せたもの、即ちZi=100KΩとすれば1
00.2KΩとなる。
【0057】このために抵抗成分RLA,r,RLC
のそれぞれに流れる電流が非常に少なく、上述のドロッ
プ電圧ELA,E,ELCのそれぞれが無視できる値
となるので、真の熱起電圧Eoに実質的に等しいデータ
が得られることになる。
【0058】そして、電圧計62の出力データによっ
て、ブリッジボックス57、増幅器58、記録器59で
構成されるひずみ検出系回路で得られるひずみデータ
を、データ処理回路60で補正して真のひずみデータを
求めるのであるが、その前提としてセンサ部30の温度
を測定することによってMIケーブル34の抵抗値やセ
ンサ部30の抵抗値変化およびゲージ率等を補正する必
要がある。
【0059】先ず、図14に示すようにひずみ感応部3
1、シースチューブ32、第1の接続部33とMIケー
ブル34の一部(長さL1)が高温下に置かれ、MIケ
ーブル34の一部(長L2)と第2の接続部35、フレ
キシブルケーブル36が常温下に置かれ、かつ長さL1
が0.5mで長さL2が1.5mの場合のMIケーブル
34の抵抗値補正係数を、図15に示すグラフによって
求める。例えば、温度が800℃の場合には係数を1.
45とするのである。
【0060】また、ひずみ感応抵抗体38そのものの、
温度に基づく抵抗値の補正係数を図16によって求め
る。例えば、温度800℃の場合には、係数を1.04
8とするのである。
【0061】さらに、ひずみ感応抵抗体38そのもの
の、温度に基づくゲージ率の補正係数を図17によって
求める。例えば、温度が800℃の場合には、抵抗値補
正係数を0.92とするのである。以上の3項目の補正
係数に基づき、ゲージ全体の最終的なゲージ率Kを下
式の通り求めるのである。
【0062】
【数2】 ここで、Kは、図17で求めた補正係数で補正したゲ
ージ率、RGOは、図16で求めた補正係数で補正した
抵抗値、rは、図16によって求めた補正係数で補正
した抵抗値RGOと図15で求めた係数で補正した抵抗
値とを加え合せた抵抗値である。従って、本実施例にお
いては、ひずみ感応抵抗体38として、高温での安定性
に優れた合金を用いているので800℃程度の高温に充
分耐えることができる。
【0063】また、高温に晒されるMIケーブル34の
芯線には、高温での耐久性に優れたアルメル線45とク
ロメル線46を用いているので800℃程度の高温にも
充分に耐えることができる。
【0064】さらに、これらのひずみ感応抵抗体38、
MIケーブル34とその第1の接続部33等の高温に直
接晒される表面部分の材質には、NCF600を用いて
いるので、800℃程度の高温に耐えると共に、蒸気、
酸等に晒されてもその機能が損なわれることがない。
【0065】本実施例においては、測温機能部分、即ち
熱電対回路を形成するアルメル線とクロメル線を、シー
スチューブ内に封入して耐熱ケーブルとして形成してあ
るので、シース型熱電対を別途用いる必要がなくなり、
その分、全体的な構成を簡略化でき、結果的にコストダ
ウンを実施することができる。
【0066】また、従来のカプセル型ひずみゲージに比
して大幅に小型化されているので、今まで取付け不可能
であった狭い場所への取付けが可能になると共に、複数
取付けることでひずみ分布を測定する際に高い密度でも
ってひずみ分布測定を行うことができる。
【0067】さらに、センサ部分の取付けが点溶接を用
いて簡単に行えるために、接着剤が不要となり、取付け
の際に加熱や加圧の必要がなくなり、取付後に直ちに測
定することが可能となる。しかもセンサ部30を被測定
対象物に取付ける際にリード線の接続を行うことやコー
ティング処理が不要であるので、能率的な取付けが行え
ると共に特別な技能を要しないという利点がある。
【0068】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
ることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
変形実施をすることができることは勿論である。例え
ば、上述の実施例においては、ひずみ感応抵抗体38を
直接に第1の接続部33に接続しているが、ひずみ感応
抵抗体38をひずみ検知部分のみに設け、耐熱性を有す
る導線等のリード線を介して第1の接続部33に接続
し、このリード線をMIケーブル34に電気接続するよ
うにしても良い。
【0069】また、熱電対回路を形成するMIケーブル
34の2本の芯線(例えば、アルメル線45とクロメル
線46)をひずみ感応抵抗体38が収納されるカプセル
部の内部に埋設するようにしてもよい。このように構成
すれば、ひずみ感応部31の外径の大径化は否めないも
のの、ひずみ感応部分と測温部分とが一致し、より高精
度なひずみ測定を実現することができる。
【0070】さらに、ひずみ感応抵抗体38、シースチ
ューブ32、第1の接続部33、MIケーブル34の外
面被覆、MIケーブル34の芯線(アルメル線45とク
ロメル線46)等のそれぞれの材質は、実際に使用する
温度及び高圧ガス、蒸気等の特殊条件の状態に応じて変
更しても良いことは勿論である。
【0071】また、本発明は、図2に示すように1本の
ひずみ感応抵抗体38のみがシースチューブ32内に粉
体39によって埋設保持された形式のカプセル型ひずみ
ゲージに適用し得るばかりでなく、上記ひずみ感応抵抗
体38のほかにこれを巻回するように絶縁状態で配設さ
れたダミー抵抗体をシースチューブ32内に共に粉体3
9によって埋設保持してなる形式のカプセル型ひずみゲ
ージにも適用することができる。
【0072】この場合、ダミー抵抗体は、ひずみ感応抵
抗体38と同一材質のものを用い、そしてフランジ部3
7から受ける被測定対象物のひずみに対しては感応せ
ず、温度変化には感応してその抵抗値、ゲージ率等を変
化し得るようにひずみ感応抵抗体38の周囲を巻回させ
る構成とすればよい。
【0073】そして、この場合、温度測定に際しては、
ひずみ感応抵抗体38の一端とダミー抵抗体の一端を、
第1の接続部33にて接続し、ひずみ感応抵抗体38の
他端およびダミー抵抗体の他端を、同じく第1の接続部
33にてアルメル線45およびクロメル線46の各一端
にそれぞれ接続すればよい。
【0074】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る測温機能付きカプセル型ひずみゲージは、ひずみゲ
ージの検出出力を測定回路に導くための耐熱ケーブルと
してケーブルの2本の芯線を熱電対回路を形成するよう
な材質にしているために、ひずみ測定部分の温度を簡単
に且つ正確に測定することができる。
【0075】また、測温機能をひずみゲージに併有させ
る構成としたので、従来のようにひずみ測定部分の近傍
に測温素子を別個に取付ける必要がなく、全体構造が簡
略化されて安価になると共に大幅に小型化でき、しかも
取付け作業が簡略化される利点がある。さらに、ひずみ
測定部分と測温部分が接近しているために正確な温度補
正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る測温機能付きカプセル
型ひずみゲージの平面図である。
【図2】図1中に示されるセンサ部の拡大断面図であ
る。
【図3】図1中に示される第1の接続部の拡大断面図で
ある。
【図4】図1中に示される第2の接続部の拡大断面図で
ある。
【図5】図1中に示される測温機能付きカプセル型ひず
みゲージの取付状態を示す斜視図である。
【図6】図5中に示される第1の接続部のMIケーブル
のみを破断して示す側面図である。
【図7】図5中に示される第1の接続部の固定状態を示
す斜視図である。
【図8】図1に示される測温機能付きカプセル型ひずみ
ゲージが接続される測定部の回路図である。
【図9】図8中に示されるブリッジボックス回路の詳細
回路図である。
【図10】図9に示される回路のカットオフ特性を示す
周波数特性図である。
【図11】熱起電力と線路抵抗の関係を示す等価回路図
である。
【図12】図8に示される回路の動作説明用の等価回路
図である。
【図13】図8中に示される回路の詳細回路図である。
【図14】高温下に晒されるMIケーブル長さの関係を
示す平面図である。
【図15】MIケーブルの温度に対する抵抗値補正係数
を示す特性図である。
【図16】ひずみ感応抵抗体の温度に対する抵抗値補正
係数を示す特性図である。
【図17】ひずみ感応抵抗体のゲージ率補正係数を示す
特性図である。
【図18】従来のカプセル型ひずみゲージの外観を示す
平面図である。
【図19】図18中に示されるカプセル部の拡大断面図
である。
【図20】図18中に示されるカプセル部を被測定対象
物上に固定した状態を示す拡大平面図である。
【図21】従来の測温回路とひずみ検出回路を示す回路
図である。
【符号の説明】
30 センサ部 31 ひずみ感応部 32 シースチューブ 33 第1の接続部 34 MIケーブル 35 第2の接続部 36 フレキシブルケーブル 37 フランジ部 39 粉体 40 大径部 41 小径部 42,48 筒体 43,44,47 接着剤 45 アルメル線 46 クロメル線 49,51 被覆 50,52 芯線 53,55 金属帯 54 点溶接部 56 スイッチ 57 ブリッジボックス 58 増幅器 59 記録器 60 データ処理回路 61 冷接点補償器 62 電圧計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封されるシースチューブ内に充填され
    た耐熱性の絶縁材でなる粉体によってそのシースチュー
    ブ内に保持されたひずみ感応抵抗体とこのひずみ感応抵
    抗体に連設されて前記シースチューブから導出される2
    本のリード部とからなるセンサ部と、前記2本のリード
    部に異種金属からなる2本の導線の各一端が第1の接続
    部にてそれぞれ接続され、前記2本の導線の各他端が第
    2の接続部にて常温型のフレキシブルケーブルの各芯線
    にそれぞれ接続されると共に、前記2本の導線が熱電対
    の形成回路の一導線と他導線を形成する耐熱型ケーブル
    とを有し、 前記フレキシブルケーブルの各他端をブリッジ回路の一
    辺に選択的に接続することによって、前記ブリッジ回路
    の出力端から前記ひずみ感応抵抗体が受けるひずみに対
    応した出力を導出し得るように構成すると共に、 前記フレキシブルケーブルを前記ブリッジ回路の一辺か
    ら選択的に切り離し測温計の入力端に接続することによ
    って該入力端を基準接点部とし前記センサ部と前記耐熱
    型ケーブルとの接続点を測温接点部として、該測温接点
    部における温度を検出し得るように構成したことを特徴
    とする測温機能付きカプセル型ひずみゲージ。
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