JP3375063B2 - 測定機器用アダプタ - Google Patents

測定機器用アダプタ

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JP3375063B2
JP3375063B2 JP04722999A JP4722999A JP3375063B2 JP 3375063 B2 JP3375063 B2 JP 3375063B2 JP 04722999 A JP04722999 A JP 04722999A JP 4722999 A JP4722999 A JP 4722999A JP 3375063 B2 JP3375063 B2 JP 3375063B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • G01K7/02Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using thermoelectric elements, e.g. thermocouples
    • G01K7/10Arrangements for compensating for auxiliary variables, e.g. length of lead
    • G01K7/12Arrangements with respect to the cold junction, e.g. preventing influence of temperature of surrounding air

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電対を用いた温
度測定に関し、特に、デジタル・マルチメータなどの携
帯型多機能測定機器に取り付ける熱電対プローブを用い
る温度測定用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】2個の異なる金属の間に接合点を設けた
際、これら2個の金属の構成と接合点の温度とに依存し
て電圧が発生する。かかる接合点は、「熱電対接合点」
として知られている。熱電対接合点が発生する電圧によ
り、複数の異なる温度を測定し、記録することができ
る。なお、未知の温度を求めるには、周囲環境下に熱電
対を配置して、熱電対が発生した電圧を測定し、この測
定電圧と、記録(蓄積)した電圧対温度のデータとを比
較する。
【0003】実際には、熱電対接合点の電圧を測定しな
ければならないので、接続点を形成する金属は、回路の
一部分でなければならず、この回路内のどこかに異なる
金属の少なくとも1個の他の接合点を設けなければなら
ない。よって、熱電対を用いる温度測定を行うには、測
定接合点と、基準接合点、即ち、「コールド」接合点と
の両方を有する回路が必要である。測定した電圧は、測
定接合点及び基準接合点が発生した電圧の差を表す。基
準接合点の温度と、熱電対接合点に用いた2個の金属の
電圧対温度特性とが共に既知ならば、測定接合点の温度
を正確に求めることができる。熱電対接合点による温度
測定の精度は、基準接合点の温度の測定精度により制限
される。
【0004】基準接合点の電圧を測定する代わりの方法
では、基準接合点の温度を正確に所定レベルにして維持
する手段を用いる。例えば、水及び氷の混合物が生じる
などの相変化における既知の温度がある。よって、基準
接合点を「コールド接合点」とも言う。この方法により
高精度を達成するには、周囲圧力の測定や、標準値から
の偏差の補償が必要となる。いくつかの他の方法や、そ
の方法を変形したものの概要は、以下に述べる特許に記
載されている。
【0005】アーネット等によるアメリカ合衆国特許第
3650154号「熱電対入力温度感知回路」は、熱電
対出力電圧を基準電圧と比較して、この差を増幅する回
路を記載している。コールド接合点の温度変化の影響を
なくすために、基準電圧を周囲温度によって変化させて
いる。コールド接合点が温度指示回路と同じ領域内に配
置されるので、コールド接合点の温度変化の差が最小に
なる。
【0006】シゲザワ等によるアメリカ合衆国特許第5
088835号「再利用可能なプローブ・コネクタ装
置」は、コールド接合点及びサーミスタの両方を極めて
接近させて収納した電話プラグ装置を記載している。コ
ールド接合点により発生した電圧にできるだけ近く補償
できるようにサーミスタ出力を選択する一方、プラグ内
で物理的に近接させて、コールド接合点及びサーミスタ
が同じ温度で正確に動作することを確実にしている。電
気的には、熱電対、コールド接合点及びホット接合点
(被測定接合点)は、総て直列接続されている。サーミ
スタは、温度に対する電圧変化を生じるが、その温度変
化の極性は、コールド接合点が発生する温度に対する電
圧の変化と逆である。これら2つの電圧を相殺させるこ
とにより、測定機器内の回路が測定した正味の電圧は、
ホット接合点からの電圧を正確に表している。
【0007】デウェイ等のアメリカ合衆国特許第448
2261号「複数の熱電対の基準接合点の同時補償方
法」は、金属等温ブロックによって、多数の基準接合点
をどのように同じ温度に維持するかを記載している。こ
のブロックの温度を集積回路温度変換器によりモニタ
し、公式又はルックアップ・テーブルを基にした計算を
用いたマイクロプロセッサにより、その変換器の出力を
温度に変換している。
【0008】ミィディンスキー等のアメリカ合衆国特許
第4718777号「熱電対を用いた温度測定システム
用等温ブロック」は、基準接合点の温度を維持すると共
に、等温ブロックの温度センサを用いて、基準接合点の
温度を補償する方法を記載している。温度センサは、基
準接合点の温度に追従するので、測定接合点の温度を計
算する際に、測定結果を正確に反映できる。この発明の
要旨は、等温ブロック、その高熱導電性、プリント回路
基板への搭載性である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】熱電対ベースの温度測
定システムにおける基準接合点の温度を決定したり、補
償する際の問題点は、測定システムが、特に、携帯型の
ように移動可能であり場合に、困難性が増す。携帯型測
定機器を新たな環境に移動すると、測定機器の種々の部
品が新たな周囲温度と熱的に釣り合うまでに異なる時間
がかかる。
【0010】ジョンズ等のアメリカ合衆国特許第516
7519号「温度補償ユニバーサル・コネクタ」は、周
囲環境に予め置かれた熱電対センサに可搬性測定機器を
接続するのにとても有効な熱的及び電気的特性を有する
コネクタ・アセンブリを記載している。コネクタ系を異
なる温度環境にある熱プローブに接続する際、等温の塊
(ブロック)を最小にし、有効熱結合の手段を最大にし
て、このコネクタ系の遷移応答を最適化している。
【0011】温度測定専用に用いる携帯型測定機器は、
内部等温ブロックを用いていたり、用いている。この等
温ブロックを測定機器の残りの部分からできるだけ熱的
に遮蔽することにより、等温ブロック内に配置された温
度センサは、同じ等温ブロックに内蔵された基準接合点
の温度に正確に追従できた。
【0012】多機能携帯型測定器、特に、電圧、電流、
抵抗及び周波数などの電気的測定を行うことを第一にし
て設計された測定機器は、大きさ、重さ、コスト及び安
全性の観点から、かかる専用の等温ブロックによる問題
点が生じ、好ましくなくなる。
【0013】それにもかかわらず、これらマルチメータ
(携帯型測定機器)が正確な温度測定を行わなければな
らない場合、これら携帯型測定機器を移動して、異なる
周囲環境温度の状況で測定を行う際、これら測定機器に
は、正確で安定的な基準温度測定又は補償を行う方法が
必要である。
【0014】よって、本発明は、携帯型マルチメータな
どの測定機器と熱電対プローブとを用いるのに適するア
ダプタを提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アダプ
タは、温度センサと、標準熱電対プローブと一致するの
に適する入力端子(コネクタ)とを具えており、これら
温度センサ及び入力端子の両方は、等温領域に熱的に密
接に結合している。携帯型マルチメータなどの測定機器
の入力ジャックと一致するのに適するプラグを、高い熱
抵抗の領域の他方の側でアダプタ内に配置する。導体
が、これらの出力を、入力端子及び温度センサのリード
線に接続する。3出力リード温度センサに用いるのは4
出力形式のアダプタであるが、2線温度センサに用いる
のは3出力形式のアダプタである。出力プラグを対にし
て、二重信号単一軸バナナ・プラグを用いる際に、一層
小型化し、簡単に利用できるようにしている。なお、二
重信号単一軸プラグ及びジャックとは、分離して電気的
に絶縁された2個の導電領域を単一軸に沿って有するプ
ラグ及びジャックをいう。すなわち、本発明は、3個以
上の信号入力端子を有する測定機器10と、第1及び第
2電圧出力端子51、52を有する熱電対プローブ50
とを用い、熱電対により温度測定を行う際に用いるアダ
プタであって、上記第1及び第2電圧出力端子の間の電
圧が測定熱電対接合点及び基準熱電対接合点の間の温度
差を表し、上記基準熱電対接合点が上記第1及び第2電
圧出力端子近傍に設けられると共に上記第1及び第2電
圧出力端子熱的に結合されており;上記アダプタは、;
等温領域35と;等温領域に熱的に結合し、熱電対プロ
ーブの第1電圧出力端子と接続した第1入力信号端子3
7と;上記等温領域に熱的に結合し、上記熱電対プロー
ブの第2電圧出力端子と接続した第2入力信号端子38
と;上記等温領域に熱的に結合し、電源入力端(+)、
共通接続端(−)、及び温度出力電圧信号端(Ts)を
有し、感知した温度を上記温度出力電圧信号のレベルが
表す温度センサ36と;高い熱抵抗の領域39と;上記
第1信号入力端子に電気的に結合され、上記高い熱抵抗
の領域により上記等温領域から熱的に遮蔽された第1信
号出力端子31と;上記第2信号入力端子及び上記温度
センサの共通接続端に電気的に結合され、上記高い熱抵
抗の領域により上記等温領域から熱的に遮蔽された第2
信号出力端子34と;上記温度出力電圧信号端と電気的
に結合され、上記高い熱抵抗の領域により上記等温領域
から熱的に遮蔽された第3信号出力端子32とを具えて
いる。
【0016】
【発明の実施の形態】先ず、本発明を説明する前に従来
技術を更に説明する。図2は、熱電対プローブ50によ
り測定を行う従来のマルチメータ(DMM)を示してい
る。測定熱電対接合点60は、熱電対ケーブル54の離
れた端部に配置されている。この熱電対ケーブルは、典
型的には、2つの異なる金属のワイヤを含んでいる。熱
電対ケーブル54のこれら2つのワイヤは、第2熱電対
接合点である基準接合点、即ち、「コールド」接合点を
プローブ・プラグ・ハウジング55内に形成する。
【0017】次に、本発明による4端子温度補償済みア
ダプタと、このアダプタが接続されるデジタル・マルチ
メータのブロック図を示す図1を参照する。この図1の
右側では、熱電対プローブ50は、プローブ・プラグ・
ハウジング55から突き出た2個の雄コネクタ端子(電
圧出力端子)51及び52を有する。図2において、こ
れらコネクタ端子51及び52は、図では見えないが存
在しており、デジタル・マルチメータ100の対応する
レセプタクル(図示せず)に挿入されている。内部温度
センサと、熱電対プローブ50のプローブ・プラグ・ハ
ウジング55内に配置された外部基準熱電対と密接な熱
的結合状態にあるデジタル・マルチメータの内部にある
レセプタクルに関心があるが、この形式の設計には制限
がある。また、内部温度センサを温度変動から熱的に遮
蔽する従来の設計にも関心がある。なお、携帯型測定機
器(マルチメータ)が移動して、その内部回路の動作に
応じた放熱により暖められると、測定機器の残りの部分
に、上述の温度変動が生じる。しかし、基本設計アーキ
テクチャでは、その限界により、本発明の目的を達成す
るには、依然限界がある。
【0018】図1全体を参照する。本発明によるデジタ
ル・マルチメータ(測定機器)10と、従来の熱電対プ
ローブ50との間に、本発明によるDMMアダプタ40
を設け、このアダプタ40に熱電対プローブ50を接続
することにより、上述の課題を解決できる。
【0019】図1の左側部分において、本発明に用いる
デジタル・マルチメータ(DMM)10は、従来技術に
おいて周知の測定回路及びマイクロプロセッサ(μP)
22を有する。A/D変換器11は、増幅器13及び1
4から受けた入力(いずれか一方を受けるようにも切替
可能)を表すデジタル・ワードを測定回路及びマイクロ
プロセッサ22に供給する。増幅器13及び14は、二
重信号単一軸電圧ジャックVの互いに電気的に絶縁され
た第1接触領域15及び第2接触領域16からの入力を
夫々受ける。二重信号単一軸共通ジャックCの電気的に
互いに絶縁された第1接触領域17及び第2接触領域1
8は、電源回路12及びDMM10の接地面に夫々接続
される。以下の説明には直接関係ないが、二重信号単一
軸電流ジャックAの互いに電気的に絶縁された第1接触
領域19及び第2接触領域20は、DMM10の測定回
路及びマイクロプロセッサ22の一部の2個のノードに
接続される。
【0020】図1の中央部分において、本発明のアダプ
タ40は、熱的に非導伝性であるプラスチック・ケース
35と、DMM10のジャックV及びCに夫々適切に合
う二重信号単一軸プラグT及びPとを具えている。二重
信号単一軸温度プラグTの互いに電気的に絶縁された第
1接触領域(第1信号出力端子)31及び第2接触領域
(第3信号出力端子)32は、熱電対プローブの正コネ
クタ(POS)レセプタクル(第1入力信号端子)37
と、温度センサ(熱センサ)36の出力端(温度出力電
圧信号端)Tsとに夫々接続されている。二重信号単一
軸電源プラグPの互いに電気的に絶縁された第1接触領
域(第4信号出力端子)33及び第2接触領域(第2信
号出力端子)34は、温度センサ36の+入力端(電源
入力端)及び−入力端(共通接続端)に夫々接続されて
いる。熱電対プローブの負コネクタ(NEG)レセプタ
クル(第2入力信号端子)38は、二重信号単一軸電源
プラグPの第2接触領域34に接続されている。
【0021】温度センサ36は、プローブ用コネクタ・
レセプタクル37及び38と同様に、等温領域35に密
接に熱的に結合している。熱電対プローブ50のコネク
タ端子51及び52がプローブ用コネクタ・レセプタク
ル37及び38と合うと、等温領域35と、熱電対プロ
ーブ50の基準熱電対(図示せず)との間が密接に熱結
合する。
【0022】高い熱抵抗の領域(高熱抵抗ゾーン)39
により、等温領域35が、二重信号単一軸プラグTの第
1及び第2接触領域31及び32と、二重信号単一軸プ
ラグPの第1及び第2接触領域33及び34とから、可
能な限り最大限熱的に遮蔽される。
【0023】動作において、熱電対プローブ50のコネ
クタ端子51及び52を、DMMアダプタ40の熱電対
プローブ用コネクタ・レセプタクル37及び38に夫々
挿入し、DMMアダプタ40の熱電対プローブ用二重信
号単一軸プラグT及びPをDMM10の二重信号単一軸
電圧ジャックV及びCに夫々挿入する。
【0024】プラグTをジャックVに挿入すると、二重
信号単一軸温度プラグTの第1接触領域31及び第2接
触領域32が二重信号単一軸電圧ジャックVの第1接触
領域15及び第2接触領域16に夫々電気的に接触す
る。よって、熱電対プローブ50の基準熱電対(図示せ
ず)の第1側部から、コネクタ端子51、正熱電対プロ
ーブ用コネクタレセプタクル37、アナログ信号ライン
TTH、プラグTの第1接触領域31、ジャックVの第1
接触領域15、増幅器13の入力端、増幅器13の出力
端を介して、A/D変換器11への電気経路が形成され
る。同時に、温度センサ36のTs出力端から、プラグ
Tの第2接触領域32、ジャックVの第2接触領域1
6、増幅器14の入力端、増幅器14の出力端を介し
て、A/D変換器11への他の電気経路が形成される。
スイッチング回路(図示せず)により、A/D変換器1
1は、増幅器13及び増幅器14の両方の出力を交互に
測定でき、変換結果を測定回路及びマイクロプロセッサ
22に供給して、これら2つの電圧レベルと、それらの
差とを分析して、測定熱電対60(図2のみに示す)の
温度を求める。
【0025】プラグPをジャックCに挿入すると、二重
信号単一軸電源プラグPの第1接触領域33及び第2接
触領域34が、二重信号単一軸共通ジャックCの第1接
触領域17及び第2接触領域18に夫々確実に熱的及び
電気的に接触する。よって、電源12から、抵抗R1、
共通ジャックCの第1接触領域17、電源プラグPの第
1接触領域を介して、温度センサ36の+側への電気経
路が形成される。電源の戻りにより、温度センサ36の
−側から、電源プラグPの第2接触領域34、共通ジャ
ックCの第2接触領域18への電気経路が形成され、共
通ジャックCの第2接触領域18は、DMM10の共通
接地面に接続されている。この共通接地面は、電源1
2、増幅器13及び14、A/D変換器11、測定回路
及びマイクロプロセッサ22の接地接続も行う。共通ジ
ャックC及び電源プラグPの第2接触領域18、34に
よる接地戻りは、熱電対プローブ用負コネクタ・レセプ
タクル38にも接続され、コネクタ端子52を介して、
熱電対プローブ50内の基準熱電対接合点(図示せず)
の第2側部にも接続される。
【0026】抵抗R1の機能について説明すれば、この
抵抗器R1の値は、共通ジャックCを単一信号プラグ
(導電部が1個のプラグ)と用いた際に第1接触領域1
7及び第2接触領域18の間が接続されて、接地に流れ
る電流を制限するのに充分な大きさの値であると共に、
共通ジャックCを用いて、電力を本発明のアダプタ40
に供給する際に、電圧降下が大きすぎないような値であ
る。典型的には、抵抗R1の適切な値は、10キロ・オ
ームから100キロ・オームの範囲内である。
【0027】図3は、本発明のDMM(測定機器)用ア
ダプタ40に、典型的な(従来の)熱電対プローブ50
を接続した状態を示す。プローブ・プラグ・ハウジング
55は、アダプタ40のプラスチック・ケース30と結
合する。基準熱電対は、図示されていないが、プローブ
・プラグ・ハウジング55内に配置されている。熱電対
ケーブル54の一端は、プローブ・プラグ・ハウジング
55の中に入り、熱電対ケーブル54の他端(図示せ
ず)は、測定熱電対60(図3には示さないが、図2に
示す)に接続されている。プラスチック・ケース30の
側部に、プラグT及びPを識別するマークを見えるよう
にする。プラグTは、接触領域31及び32を有し、こ
れらは、絶縁分離器41により互いに電気的に絶縁され
ている。プラグPは、接触領域33及び34を有し、こ
れらは、絶縁分離器42により互いに電気的に絶縁され
ている。
【0028】図4は、図3を部分的に断面にした図であ
り、図3で見える総ての要素が見えると共に、アダプタ
40の内部要素も見えるように断面にしてある。コネク
タ・レセプタクル37及び38は、コネクタ端子51及
び52が挿入された状態となっている。(ここでは、明
瞭にするために、コネクタ・レセプタクル37及び38
は、実際よりも短く示され、コネクタ端子51及び52
と充分に結合していないように見えるが、実際の実施例
では、これらコネクタ・レセプタクル及びコネクタ端子
間の熱的導伝性は最大となる。)コネクタ・レセプタク
ル37及び38は、等温領域35と充分に熱的に結合し
ている。等温領域35は、熱導伝性が高く、電気的に絶
縁性のセラミックやその他の材料から作られている。温
度センサ36も、高い熱導伝性の接着剤により、等温領
域35に密接に熱的に接着している。熱的導伝性が最小
の電気的導電リードTTH(例えば、小さなワイヤ・ゲー
ジを用いる)は、コネクタ・レセプタクル37を温度プ
ラグTの第1接触領域31に接続する。他の同様なリー
ドTsは、温度センサ36の出力端を温度プラグTの第
2接触領域32に接続する。「+」と記載された別の同
様なリードが、電源プラグPの第1接触領域33からの
正電源電圧を温度センサ36の正電源入力端に供給す
る。同じ形式の第4のリード「−」が、温度センサ36
の負電源端子及びコネクタ・レセプタクル38を電源プ
ラグPの第2接触領域34に接続する。これらの接続
は、図1のアダプタ部分の中央部分の回路図に示すよう
に、物理的に実施されている。
【0029】リードTsの電圧で判るアダプタ40の温
度により、基準熱電対温度がアダプタの温度と等しく、
基準熱電対の2個の端部の間の電圧差が、共通電圧に対
するリードTTHの電圧として測定され、熱電対プローブ
50の電圧対温度特性が既知であると仮定すると、その
環境における熱電対プローブの測定熱電対60の温度を
非常に正確に計算できる。この際の計算には、ルックア
ップ・テーブル及び/又は公式や、これらの組み合わせ
を用いることができる。
【0030】本発明のDMMアダプタ40’に3端子熱
電対プローブを接続することもできる。図5は、この3
端子アダプタと、このアダプタが接続されるデジタル・
マルチメータの一部の回路とを示す。このアプローチで
は、温度センサ36’が異なり、測定回路及びマイクロ
プロセッサ22’が、電源を供給できると共に、同じラ
インを介してデジタル・データを送受信できる点が異な
る。図5の上側部分から判る如く、V’ジャック及び
T’プラグのみが、基準熱電対(図示せず)の第1側部
からのアナログ電圧を単一信号として伝送する。アダプ
タ40の4個の端子の場合には、アナログ信号「Ts」
により伝えられた温度情報が、温度センサ36’にてデ
ジタル化されて、「+T」で示す正電源ラインにより伝
送される。測定回路及びマイクロプロセッサ22’は、
電源を温度センサ36’に供給すると共に、同じライン
を介して、デジタル・シリアル・データを送受信する。
代わりに、3端子アダプタを得る別の方法では、抵抗又
はサーミスタを温度センサ36''として用いる。これら
は、温度対電圧特性が安定しており、既知である。
【0031】図6は、図5の一部の詳細なブロック図に
対応する他の実施例であり、特に電源供給回路と、デジ
タル・マルチメータの測定回路及びマイクロプロセッサ
から温度プローブへの通信を支援する回路とを示してい
る。この実施例において、センサ36’は、ダラス・セ
ミコンダクタ社製DS1820型1−ワイヤ(商標)デ
ジタル温度計であり、このセンサを等温領域35に密接
に熱的に接触させる。このダラス・セミコンダクタ社製
DS1820型1−ワイヤ(商標)デジタル温度計は、
2つの異なる電圧源で動作できる。すなわち、センサ3
6’は、「寄生」電源モードを用いて、データ・ライン
T+から直接的に電源を得るか、又は、局部的電源(直
流−直流変換器)99から間接的に電源を得る。DS1
820型や、ダラス・セミコンダクタに関するこれ以上
の情報は、本発明の要旨ではないが、ウェーブ・サイト
「http://www.dalsemi.com/」から入手可能である。
【0032】図6に示す実施例において、局部的電源9
9は、マキシム社製MAX867型3.3V/5Vであ
り、調整可能出力を発生する単一セルの直流−直流(D
C/DC)変換器である。局部電源99は、データ・ラ
イン(プラグ/ジャック)T+から受信した+3Vより
も高い直流出力レベルを供給できる。制限された期間に
局部電源99が発生した電圧を、典型的には1μFであ
るコンデンサC1が維持するので、測定回路及びマイク
ロプロセッサ22’とセンサ36’との間で通信を行う
ことが可能である。これは、測定回路及びマイクロプロ
セッサ22’が、制限された期間に、ラインT+を+3
V電源電圧に強力にプルアップして、このときにコンデ
ンサC1に蓄積されたエネルギーを用いるためである。
なお、強力なプルアップとは、MOSFETが供給する
ような低インピーダンス接続をいう。
【0033】DMM10の測定回路及びマイクロプロセ
ッサ22’がセンサ36’と通信を開始しようとする
と、測定回路及びマイクロプロセッサ22’は、5キロ
・オームのプルアップ抵抗を強力に低レベルにプルアッ
プして、これら素子22’及び36’のいずれかの端部
で、T+ラインの電圧を0Vに下げて、デジタル通信が
できるようにする。この通信間隔の期間は、コンデンサ
C1の電荷の大きさにより制限される。ダイオードD1
は、電流が局部電源(直流−直流変換器)99に流れる
ようにするが、通信期間中にT+ラインが低レベルに引
っ張られたとき、このT+ラインの経路に沿って電流が
戻るのを防止する。測定回路及びマイクロプロセッサ2
2’は、T+ラインでの通信を制御して、強力なプルア
ップ動作をオンに切り替えることにより、5キロ・オー
ムのプルアップ抵抗と共に、温度を測定するための時間
とエネルギーとを与える。
【0034】センサ36’が温度感知モードで動作する
場合、約1mAの電流が必要であり、センサに電流を供
給する必要があり、通信ができない。一方で通信を行う
ことと、他方で測定を行うために温度センサ36’に電
流を供給することとを時間的に交互に行うために、局部
電源99及びセンサ36’の両方は、通信期間の間に、
測定回路及びマイクロプロセッサ22’から電流を得
る。
【0035】さらに図6を参照する。基準熱電対接合点
からの信号は、本発明の4端子仕様の場合と同様に、セ
ンサ36’からの共通戻りに、プラグ/ジャックCTHを
介して供給される(即ち、接地が共通になる)。同様
に、基準熱電対接合点の第1側部の電圧レベルを伝送す
るラインTTHは、4端子仕様の場合と同様に、測定回路
及びマイクロプロセッサ22’に結合するプラグ及びジ
ャックに直接的に接続する。
【0036】本発明の好適実施例について図示し説明し
たが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形変更
が可能である。例えば、ジャックの代わりにプラグを用
い、プラグの代わりにジャックを用いてもよいし、これ
らジャック及びプラグの代わりに別の接続手段を用いて
もよい。また、熱導伝性材料及び熱絶縁性材料として、
種々の材料を使用できる。温度センサは、抵抗器又は他
のいくつかの素子のように、2端子形式でもよい。熱電
対プローブは、永久的に接続して、コネクタ・レセプタ
クル及びコネクタ端子をなくしてもよい。
【0037】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、携帯型測定
機器を移動して、異なる周囲環境温度の状況で測定を行
う場合でも、正確で安定的な基準温度測定又は補償を行
え、迅速に正確な温度測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による4端子温度補償済みアダプタと、
このアダプタが接続されるデジタル・マルチメータのブ
ロック図である。
【図2】従来の熱電対温度プローブを取り付けたデジタ
ル・マルチメータの斜視図である。
【図3】従来の熱電対温度プローブと接続できる本発明
による温度補償済みアダプタの斜視図である。
【図4】従来の熱電対温度プローブと接続できる本発明
による温度補償済みアダプタを部分的に断面にした図で
ある。
【図5】本発明による3端子温度補償済みアダプタと、
このアダプタが接続されるデジタル・マルチメータとの
部分的ブロック図である。
【図6】図5の一部の詳細なブロック図に対応する別の
実施例であり、特に電源供給回路と、デジタル・マルチ
メータの測定回路及びマイクロプロセッサから温度プロ
ーブへの通信を支援する回路とを示している。
【符号の説明】
10 デジタル・マルチメータ(測定機器) 11 A/D変換器 12 電源 13、14 増幅器 15〜20、31〜34 接触領域 22 測定回路及びマイクロプロセッサ 30 プラスチック・ケース 31、第1信号出力端子 32 第3信号出力端子 33 第4信号出力端子 34 第2信号出力端子 35 等温領域 36 温度センサ 37、38 コネクタ・レセプタクル(信号入力端子) 39 高い熱抵抗の領域 40 アダプタ 50 熱電対プローブ 51、52 コネクタ端子(電圧出力端子) 55 プローブ・プラグ・ハウジング 60 測定熱電対接合点 Ts 温度出力電圧信号端 + 電源入力端 − 共通接続端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリフォード・イー・ベイカー アメリカ合衆国 オレゴン州 97123 ヒルズボロ ボールド・ピーク・ロード 25181 (56)参考文献 特開 平8−178759(JP,A) 特開 平4−36625(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01K 7/00 G01K 7/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3個以上の信号入力端子を有する測定機
    器と、第1及び第2電圧出力端子を有する熱電対プロー
    ブとを用い、熱電対により温度測定を行う際に用いるア
    ダプタであって、上記第1及び第2電圧出力端子の間の
    電圧が測定熱電対接合点及び基準熱電対接合点の間の温
    度差を表し、上記基準熱電対接合点が上記第1及び第2
    電圧出力端子近傍に設けられると共に上記第1及び第2
    電圧出力端子熱的に結合されており、 上記アダプタは、 等温領域と、 該等温領域に熱的に結合し、上記熱電対プローブの第1
    電圧出力端子と接続した第1入力信号端子と、 上記等温領域に熱的に結合し、上記熱電対プローブの第
    2電圧出力端子と接続した第2入力信号端子と、 上記等温領域に熱的に結合し、電源入力端、共通接続
    端、及び温度出力電圧信号端を有し、感知した温度を上
    記温度出力電圧信号のレベルが表す温度センサと、 高い熱抵抗の領域と、 上記第1信号入力端子に電気的に結合され、上記高い熱
    抵抗の領域により上記等温領域から熱的に遮蔽された第
    1信号出力端子と、 上記第2信号入力端子及び上記温度センサの共通接続端
    に電気的に結合され、上記高い熱抵抗の領域により上記
    等温領域から熱的に遮蔽された第2信号出力端子と、 上記温度出力電圧信号端と電気的に結合され、上記高い
    熱抵抗の領域により上記等温領域から熱的に遮蔽された
    第3信号出力端子とを具えた測定機器用アダプタ。
  2. 【請求項2】 上記温度センサの電源入力端に電気的に
    結合された第4信号出力端子を更に具えたことを特徴と
    する請求項1のアダプタ。
  3. 【請求項3】 上記第3信号出力端子は、上記温度熱電
    対の電源入力端に電気的に結合され、電源及び温度情報
    信号の両方が上記第3信号出力端子を同じ信号路として
    共用することを特徴とする請求項1のアダプタ。
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