JPH063420Y2 - 抽選番号付広告シ−ル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、裏面に付着した感圧接着剤によりパンフレッ
ト、ちらし、クレジットカード、雑誌に貼着するように
なした抽選番号付広告シールに関する。

（従来技術） 従来、通常葉書に唯１回の抽選日と抽選番号が印刷され
たお年玉付年賀葉書は周知である。

又、実開昭５７−１４７０６９号公報に示すように複数
枚の紙を剥離可能に積層し、紙をはがすと中にラッキー
番号が印刷されている通常はがきも公知である。

（考案が解決しようとする問題点） ところで上記従来技術に於て、前者は単に抽選番号と唯
１回の抽選日が印刷されているのみである。そして希望
者が有償でこの葉書を購入して郵送し、郵送された者は
この抽選番号をみて特定の日に発表される唯１回の当選
番号と比較し、当選者には郵政省から賞品が与えられる
という仕組みになっていたので、一般の会社・個人の広
告宣伝には全く利用できないという問題点があった。

又、後者は通信に利用できる紙面をふやすために二層に
したもので、剥離可能紙が分離できることを気付かず、
そのまゝ放棄するおそれがあるので表面の一部に、紙を
はがせば中にラッキー番号がある旨を記載した文字を印
刷してある。さらに当選した場合の特典等を説明文を印
刷する旨記載されているが、どのようにして抽選するの
か、賞品を誰がどのようにして提供するのか全く開示さ
れてなく広告・宣伝効果はあまり期待できないという問
題点があった。

（問題点を解決するための手段） 本考案は上記問題点を解決することを目的とし、シール
表面に発行日と、抽選番号と、繰返し抽選が行われる有
効期間と抽選日、景品提供の協賛者と広告文及び発行元
を記載し、裏面に付着した感圧接着剤によりパンフレッ
ト、ちらし、クレジットカード、雑誌に貼着するような
したことを特徴とするものである。

以下、図示した実施例に基づいて具体的に説明する。第
１図に於て、１は裏面に感圧接着剤を付着した何にでも
貼着できる大きさのシールで、表面に一定期間繰返し抽
選が行われる抽選番号の組・番号２、広告文３、発行日
４、抽選日５、有効期間６及び協賛者名７、発行元８及
びシンボルマーク９が表示してある。裏面には感圧接着
剤が付着してある。

この抽選番号付広告シールは欄８に記入された発行元が
協賛者を有償で募り、協賛者に渡すか又は協賛者が指定
する得意先、代理店に無償で配布する。そして抽選で当
る景品又は賞金を準備する。発行元の代りに篤志家が浄
財を出してもよい。配布を受けた者はこの抽選番号付広
告シールを夫々パンフレット、ちらし、クレジットカー
ド、雑誌等に貼着して配布する。

上記実施例では有効期間は発行日より３ケ年とし、毎月
２３日、全国ブロック別の市町村のホール等にて厳正な
抽選会を行い新聞等で発表する。

本考案によると３年の有効期間内に当選のチャンスは３
６回ある。

（効果） 本考案によると、シール表面に発行日と、抽選番号と、
繰返し抽選が行われる有効期間と抽選日、景品提供の協
賛者と広告文及び発行元を記載し、裏面に付着した感圧
接着剤によりパンフレット、ちらし、クレジットカー
ド、雑誌に貼着し得るようにしてあるので、受け取った
側は無償で宝くじの楽しみがあり、しかも発行日から例
えば３年の有効期間中に３６回の当選のチャンスがあ
り、受け手の保存率が高いので送り手にとっては企業イ
メージアップの広告効果の極めて高い広告媒体となり、
送る方も受けとる方も両方とも損がなく、一石二鳥の効
果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例表面図である。 １…シール ２…一定期間繰り返して抽選が行われる抽選番号の組・
番号 ３…広告文、４…発行日 ５…抽選日、６…有効期間 ７…協賛者名、８…発行元 ９…シンボルマーク

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】シール表面に発行日と、抽選番号と、繰返
   し抽選が行われる有効期間と抽選日、景品提供の協賛者
   と広告文及び発行元を記載し、裏面に付着した感圧接着
   剤によりパンフレット、ちらし、クレジットカード、雑
   誌に貼着するようなした抽選番号付広告シール。