JPH06341448A - 自在継手 - Google Patents
自在継手Info
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- JPH06341448A JPH06341448A JP3303850A JP30385091A JPH06341448A JP H06341448 A JPH06341448 A JP H06341448A JP 3303850 A JP3303850 A JP 3303850A JP 30385091 A JP30385091 A JP 30385091A JP H06341448 A JPH06341448 A JP H06341448A
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- Japan
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- bearing
- bearing device
- relatively small
- yoke
- cross link
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
- F16D3/38—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
- F16D3/382—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another constructional details of other than the intermediate member
-
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- F16D3/385—Bearing cup; Bearing construction; Bearing seal; Mounting of bearing on the intermediate member
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/41—Couplings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自在継手のクロスリンク1とヨーク間に用い
られる軸受装置の動的並びに静的負荷能力を高める。 【構成】 並列的な支持をなす異なる直径の2つの円筒
ころ軸受3,7が、互いに軸線方向で部分的に嵌合した
状態でクロスリンク1に配置されている。これによっ
て、周方向の力を伝達するためのより多くの円筒ころ列
4,8を、継手の外径によって決まる継手の領域内に取
り付けることができる。また、ヨーク2内の所与のスペ
ースを最適に利用することができる。
られる軸受装置の動的並びに静的負荷能力を高める。 【構成】 並列的な支持をなす異なる直径の2つの円筒
ころ軸受3,7が、互いに軸線方向で部分的に嵌合した
状態でクロスリンク1に配置されている。これによっ
て、周方向の力を伝達するためのより多くの円筒ころ列
4,8を、継手の外径によって決まる継手の領域内に取
り付けることができる。また、ヨーク2内の所与のスペ
ースを最適に利用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自在継手に関するもの
であって、詳しくは請求項1の上位概念、すなわち、カ
ルダン軸の継手における2つの互いに可動な部材のため
の軸受装置、例えばクロスリンクとヨーク間の軸受装置
であって、半径方向内側から外側に向かって本質的に円
錐形に形成されている構成要素が、半径方向外側に向か
って段階的に縮径されており、かつトルクを伝達するた
めに、異なる軌道直径に沿って少なくとも2列の円筒こ
ろを備えた転がり軸受を有しているものにおいて、互い
に可動の2つの部材の間、例えばクロスリンクとヨーク
の間の軸受装置に関する。
であって、詳しくは請求項1の上位概念、すなわち、カ
ルダン軸の継手における2つの互いに可動な部材のため
の軸受装置、例えばクロスリンクとヨーク間の軸受装置
であって、半径方向内側から外側に向かって本質的に円
錐形に形成されている構成要素が、半径方向外側に向か
って段階的に縮径されており、かつトルクを伝達するた
めに、異なる軌道直径に沿って少なくとも2列の円筒こ
ろを備えた転がり軸受を有しているものにおいて、互い
に可動の2つの部材の間、例えばクロスリンクとヨーク
の間の軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した型式の自在継手は、西ドイツ国
特許第2625960号明細書に開示されている。
特許第2625960号明細書に開示されている。
【0003】カルダン軸を利用した駆動装置を設計する
場合、所定トルクを伝達するためには、継手の直径が、
使用可能な空間内に収容し得ないような寸法となるよう
な事態がしばしば発生する。特に圧延機の駆動装置にお
いて、滑り軸受を有する継手を、転がり軸受を備える自
在継手と交換する場合、その外径のために、組み込みが
困難になる。滑り軸受を備える継手の利点は小寸法にあ
るが、その耐久性及び運転中に発生する滑り軸受の遊び
に難点がある。更に、滑り軸受を備える継手の欠点とし
て、大量の潤滑材を必要とし、それが運転中に飛散し
て、周囲を汚すということがある。
場合、所定トルクを伝達するためには、継手の直径が、
使用可能な空間内に収容し得ないような寸法となるよう
な事態がしばしば発生する。特に圧延機の駆動装置にお
いて、滑り軸受を有する継手を、転がり軸受を備える自
在継手と交換する場合、その外径のために、組み込みが
困難になる。滑り軸受を備える継手の利点は小寸法にあ
るが、その耐久性及び運転中に発生する滑り軸受の遊び
に難点がある。更に、滑り軸受を備える継手の欠点とし
て、大量の潤滑材を必要とし、それが運転中に飛散し
て、周囲を汚すということがある。
【0004】公知の自在継手において、比較的高い動的
並びに静的負荷能力を有する転がり軸受を、所定の外径
内に収めようとする試みがなされている。そのためクロ
スリンクには、外側に向かって次第に先細になるよう
に、リンク軸線に沿って、2つの異なる直径とされてい
る。この構成によって、一体的に構成されたヨークの孔
内にクロスリンクを挿通することができ、また、リンク
の比較的細い部分は、半径方向外側に配置された付加的
な転がり軸受の装着に利用される。これは、負荷能力の
向上に役立っている。しかし、特に耐久性に関しては、
相変わらず完全に満足できるものではない。
並びに静的負荷能力を有する転がり軸受を、所定の外径
内に収めようとする試みがなされている。そのためクロ
スリンクには、外側に向かって次第に先細になるよう
に、リンク軸線に沿って、2つの異なる直径とされてい
る。この構成によって、一体的に構成されたヨークの孔
内にクロスリンクを挿通することができ、また、リンク
の比較的細い部分は、半径方向外側に配置された付加的
な転がり軸受の装着に利用される。これは、負荷能力の
向上に役立っている。しかし、特に耐久性に関しては、
相変わらず完全に満足できるものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、公知
の継手を更に改良して、その静的並びに動的負荷能力
を、外径を変えずに更に向上させることにある。
の継手を更に改良して、その静的並びに動的負荷能力
を、外径を変えずに更に向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴事項、すなわち、半径方向外側の比較的小径の軸受
(7)の少なくとも一部が、リンク軸線(16)に沿っ
て、半径方向内側の比較的大径の軸受(3)の幅(B)
の中に配置されていることによって解決される。
特徴事項、すなわち、半径方向外側の比較的小径の軸受
(7)の少なくとも一部が、リンク軸線(16)に沿っ
て、半径方向内側の比較的大径の軸受(3)の幅(B)
の中に配置されていることによって解決される。
【0007】1つの継手内に、直径の異なる2つの転が
り軸受が取り付けられている。比較的大きな直径の転が
り軸受は、比較的小さな直径の転がり軸受よりも、回転
軸線の近くに位置している。しかし、後者の転がり軸受
は、比較的大きな転がり軸受の内側に軸線方向に沿って
部分的に進入している。これによって、両転がり軸受を
回転軸線から半径方向外側に可能なかぎり離して配置
し、しかも、その直径を可能なかぎり大きく設定するこ
とができるのである。この場合、両軸受の半径方向最外
側の各縁部は継手の外径付近に達している。この方策に
よって、所定の円形横断面が有効に利用され、軸受の負
荷能力が40%も向上する。
り軸受が取り付けられている。比較的大きな直径の転が
り軸受は、比較的小さな直径の転がり軸受よりも、回転
軸線の近くに位置している。しかし、後者の転がり軸受
は、比較的大きな転がり軸受の内側に軸線方向に沿って
部分的に進入している。これによって、両転がり軸受を
回転軸線から半径方向外側に可能なかぎり離して配置
し、しかも、その直径を可能なかぎり大きく設定するこ
とができるのである。この場合、両軸受の半径方向最外
側の各縁部は継手の外径付近に達している。この方策に
よって、所定の円形横断面が有効に利用され、軸受の負
荷能力が40%も向上する。
【0008】請求項2以下には、本発明の有利な改良が
記載されている。
記載されている。
【0009】請求項2及び3によれば、比較的小さな軸
受の進入深さは、比較的大きな軸受のころ幅の少なくと
も4分の1に相当している。この場合、比較的小さな軸
受の内径は比較的大きな軸受の内径の少なくとも3分の
2になっている。
受の進入深さは、比較的大きな軸受のころ幅の少なくと
も4分の1に相当している。この場合、比較的小さな軸
受の内径は比較的大きな軸受の内径の少なくとも3分の
2になっている。
【0010】請求項4〜6によれば、両軸受の少なくと
も一方の軸受が、即ち、好ましくは比較的大きな軸受
が、別個の外レースを有しており、比較的小さな軸受の
ころのための外側の軌道は、ヨーク自体に硬質の軌道と
して形成され得る。
も一方の軸受が、即ち、好ましくは比較的大きな軸受
が、別個の外レースを有しており、比較的小さな軸受の
ころのための外側の軌道は、ヨーク自体に硬質の軌道と
して形成され得る。
【0011】請求項7〜10によれば、ヨークの両孔に
は、それぞれ1つの軸受カバーが設けられている。この
場合、互いに整合する2つの軸受カバーは、クロスリン
クの孔内を延びるクロスリンクロッドによって連結され
得る。この軸受カバーは、ヨーク内でセンタリングされ
るとともに、ねじれないように固定されている。選択的
に、比較的小さな軸受のころのための外側の軌道を、軸
受カバーに設けることもできる。両軸受カバーの間でク
ロスリンクを軸線方向で案内するために、クロスリンク
の端面との間に当接板が備えられる。この場合、当接板
は、同時に比較的小さい軸受の内レースのための軸方向
の保持部をも形成し得る。
は、それぞれ1つの軸受カバーが設けられている。この
場合、互いに整合する2つの軸受カバーは、クロスリン
クの孔内を延びるクロスリンクロッドによって連結され
得る。この軸受カバーは、ヨーク内でセンタリングされ
るとともに、ねじれないように固定されている。選択的
に、比較的小さな軸受のころのための外側の軌道を、軸
受カバーに設けることもできる。両軸受カバーの間でク
ロスリンクを軸線方向で案内するために、クロスリンク
の端面との間に当接板が備えられる。この場合、当接板
は、同時に比較的小さい軸受の内レースのための軸方向
の保持部をも形成し得る。
【0012】請求項11及び12によれば、当接板は金
属、好ましくは黄銅又は青銅、もしくは合成樹脂、好ま
しくはガラス繊維で強化された合成樹脂からなってい
る。
属、好ましくは黄銅又は青銅、もしくは合成樹脂、好ま
しくはガラス繊維で強化された合成樹脂からなってい
る。
【0013】
【実施例】本発明を、2つの実施例を示す図面に基づい
て、より詳細に説明する。
て、より詳細に説明する。
【0014】図1は、回転軸線(15)の方向に沿って
見た場合のクロスリンク(1)とヨーク(2)間の軸受
装置の断面図を示している。クロスリンク(1)は、直
径(D)の第1の軸受座(10)の他に、回転軸線(1
5)から更に半径方向に離れた位置に比較的小さい直径
(d)の第2の軸受座(11)を有している。軸受座
(10)上には、内レース(5)と外レース(6)の間
に複数列の円筒ころ(4)を有する円筒ころ軸受(3)
が配置されている。軸受座(11)は、円筒ころ(8)
と内レース(9)を有する円筒ころ軸受(7)を支持し
ており、その直径及び幅は比較的小さい。この比較的小
さい軸受(7)は、比較的大きい軸受(3)の内側に軸
線方向に沿って部分的に位置するように配置されてい
る。
見た場合のクロスリンク(1)とヨーク(2)間の軸受
装置の断面図を示している。クロスリンク(1)は、直
径(D)の第1の軸受座(10)の他に、回転軸線(1
5)から更に半径方向に離れた位置に比較的小さい直径
(d)の第2の軸受座(11)を有している。軸受座
(10)上には、内レース(5)と外レース(6)の間
に複数列の円筒ころ(4)を有する円筒ころ軸受(3)
が配置されている。軸受座(11)は、円筒ころ(8)
と内レース(9)を有する円筒ころ軸受(7)を支持し
ており、その直径及び幅は比較的小さい。この比較的小
さい軸受(7)は、比較的大きい軸受(3)の内側に軸
線方向に沿って部分的に位置するように配置されてい
る。
【0015】この場合、比較的小さい軸受(7)は、そ
の幅(b)をもって比較的大きい軸受(3)の幅(B)
内に進入深さ(t)だけ進入している。進入深さ(t)
は、好ましくは幅(B)の約4分の1に相当する。
の幅(b)をもって比較的大きい軸受(3)の幅(B)
内に進入深さ(t)だけ進入している。進入深さ(t)
は、好ましくは幅(B)の約4分の1に相当する。
【0016】比較的小さい軸受(7)の軸受座(11)
の直径(d)と比較的大きい軸受(3)の軸受座(1
0)の直径(D)の比は、好ましくは2:3である。こ
の相互の配置関係に基づいて、半径(R)の継手の外周
縁内で両軸受を最適に配置することができる。これによ
って、軸受全体の負荷能力を高めるために、所定の空間
内で可能なかぎり多数の円筒ころ列を可能なかぎり大き
な直径に沿って設けることができるようになる。
の直径(d)と比較的大きい軸受(3)の軸受座(1
0)の直径(D)の比は、好ましくは2:3である。こ
の相互の配置関係に基づいて、半径(R)の継手の外周
縁内で両軸受を最適に配置することができる。これによ
って、軸受全体の負荷能力を高めるために、所定の空間
内で可能なかぎり多数の円筒ころ列を可能なかぎり大き
な直径に沿って設けることができるようになる。
【0017】大きな軸受(3)は、外レース(6)を有
している。というのは、その領域では空間的に余裕があ
るからである。
している。というのは、その領域では空間的に余裕があ
るからである。
【0018】これに対して、小さい軸受(7)には、外
レースはなく、ヨーク(2)の円孔部自体が、円筒ころ
(8)のための外側軌道(21)を有している。これに
よって、軸受座(11)の直径(d)を十分大きくする
ことができる。
レースはなく、ヨーク(2)の円孔部自体が、円筒ころ
(8)のための外側軌道(21)を有している。これに
よって、軸受座(11)の直径(d)を十分大きくする
ことができる。
【0019】この配置のその他の利点は、比較的小さい
軸受(7)のための外側軌道(21)も、比較的大きい
軸受(3)の外レース(6)のための孔も同一の構成部
材に、即ちヨーク(2)に設けられており、したがっ
て、それらを高精度に形成することができることにあ
る。この場合、両ヨークが互いに別々に取り付けられる
ような構造形式の継手が対象となる。
軸受(7)のための外側軌道(21)も、比較的大きい
軸受(3)の外レース(6)のための孔も同一の構成部
材に、即ちヨーク(2)に設けられており、したがっ
て、それらを高精度に形成することができることにあ
る。この場合、両ヨークが互いに別々に取り付けられる
ような構造形式の継手が対象となる。
【0020】継手は、軸受カバー(12)を有してお
り、この軸受カバーは、対向するヨーク(図示せず)の
軸受カバーとクロスリンクロッド(13)を介して結合
している。このクロスリンクロッド(13)は、クロス
リンク(1)の孔(14)内で延びている。軸受カバー
(12)は、当接板(19)を組み込むための内側受容
面を有している。この当接板(19)にクロスリンク
(1)が、端部側の支持面(20)を介して当接してい
る。軸受(7)の内レース(9)の軸方向の端面は、当
接板(19)に対して同様の支持面を形成しており、し
たがってこの当接板は、内レース(9)の軸方向の力を
も受け止めて、同時に内レースの軸方向の保持手段とし
て作用する。
り、この軸受カバーは、対向するヨーク(図示せず)の
軸受カバーとクロスリンクロッド(13)を介して結合
している。このクロスリンクロッド(13)は、クロス
リンク(1)の孔(14)内で延びている。軸受カバー
(12)は、当接板(19)を組み込むための内側受容
面を有している。この当接板(19)にクロスリンク
(1)が、端部側の支持面(20)を介して当接してい
る。軸受(7)の内レース(9)の軸方向の端面は、当
接板(19)に対して同様の支持面を形成しており、し
たがってこの当接板は、内レース(9)の軸方向の力を
も受け止めて、同時に内レースの軸方向の保持手段とし
て作用する。
【0021】図2には、図1の実施例に類似の2つの円
筒ころ軸受(3)(7)を備えるクロスリンク(1)と
ヨーク3間の軸受装置の代替的構成が示されている。し
かし、この場合には、軸受カバー(12a)は比較的大
きい軸受(3)の外レース(6)と同一の外径を有して
いる。この場合、一体構造の継手を対象としているため
に、取り付けは半径方向外側から行われる。軸受カバー
(12a)は、比較的小さい軸受(7)の円筒ころ
(8)のための外側軌道(21a)を有しており、軸受
カバー(12a)は、ヨーク(3)の孔内に正確にセン
タリングしなければならない。軸受カバー(12a)の
中心合わせ部分は、回転軸線(15)に関して半径方向
に円筒ころ(8)の領域内にまで突入し、したがって、
比較的大きい軸受(3)の外レース(6)の領域内にも
部分的に突入している。軸受装置のその他の構成は、図
1の構成と同じである。
筒ころ軸受(3)(7)を備えるクロスリンク(1)と
ヨーク3間の軸受装置の代替的構成が示されている。し
かし、この場合には、軸受カバー(12a)は比較的大
きい軸受(3)の外レース(6)と同一の外径を有して
いる。この場合、一体構造の継手を対象としているため
に、取り付けは半径方向外側から行われる。軸受カバー
(12a)は、比較的小さい軸受(7)の円筒ころ
(8)のための外側軌道(21a)を有しており、軸受
カバー(12a)は、ヨーク(3)の孔内に正確にセン
タリングしなければならない。軸受カバー(12a)の
中心合わせ部分は、回転軸線(15)に関して半径方向
に円筒ころ(8)の領域内にまで突入し、したがって、
比較的大きい軸受(3)の外レース(6)の領域内にも
部分的に突入している。軸受装置のその他の構成は、図
1の構成と同じである。
【0022】図3は、図2の継手の切断線IIIに沿っ
た縦断面図である。軸受カバー(12a)のねじれ防止
手段、即ちピン(17)が軸受カバー(12a)の半径
方向の外側領域に設けられており、ヨーク(2)の溝
(18)に係合している。
た縦断面図である。軸受カバー(12a)のねじれ防止
手段、即ちピン(17)が軸受カバー(12a)の半径
方向の外側領域に設けられており、ヨーク(2)の溝
(18)に係合している。
【0023】図4は、軸受カバー(12a)におけるク
ロスリンク(1)のための軸方向支持部の代替的実施形
態を示している。比較的小さい軸受(7)のための内レ
ース(9)は、幅広く構成されており、端面側の支持面
(20a)を生ぜしめている。この支持面(20a)
は、当接板(19)の支持面の大きさにほぼ相当してい
る。この場合、クロスリンク(1)は内レース(9)に
おいて半径方向内側から支えられている。この実施形態
の利点は、当接板(19)に対する支持面が分割されて
おらず、その結果、起り得る磨耗が減少することにあ
る。当接板自体は、金属、好ましくは黄銅又は青銅、あ
るいは合成樹脂、好ましくはガラス繊維で強化された合
成樹脂からなっている。
ロスリンク(1)のための軸方向支持部の代替的実施形
態を示している。比較的小さい軸受(7)のための内レ
ース(9)は、幅広く構成されており、端面側の支持面
(20a)を生ぜしめている。この支持面(20a)
は、当接板(19)の支持面の大きさにほぼ相当してい
る。この場合、クロスリンク(1)は内レース(9)に
おいて半径方向内側から支えられている。この実施形態
の利点は、当接板(19)に対する支持面が分割されて
おらず、その結果、起り得る磨耗が減少することにあ
る。当接板自体は、金属、好ましくは黄銅又は青銅、あ
るいは合成樹脂、好ましくはガラス繊維で強化された合
成樹脂からなっている。
【図1】自在継手の軸受装置付近の縦断面図である。
【図2】図1に類似の軸受の選択的な構成を示す縦断面
図である。
図である。
【図3】図2の切断線III−IIIに沿った軸受装置
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図4】軸線方向の支持構造の変形例である。
(1)クロスリンク (2)ヨーク (3)比較的大きい軸受 (4)(8)円筒
ころ (5)(9)内レース (6)外レース (7)比較的小さい軸受 (10)(11)
軸受座 (12)(12a)軸受カバー (13)クロスリ
ンクロッド (14)孔 (16)リンク軸
線 (19)当接板 (20)支持面 (21)(21a)軌道
ころ (5)(9)内レース (6)外レース (7)比較的小さい軸受 (10)(11)
軸受座 (12)(12a)軸受カバー (13)クロスリ
ンクロッド (14)孔 (16)リンク軸
線 (19)当接板 (20)支持面 (21)(21a)軌道
Claims (12)
- 【請求項1】 カルダン軸の継手における2つの互いに
可動な部材のための軸受装置、例えばクロスリンクとヨ
ーク間の軸受装置であって、半径方向内側から外側に向
かって本質的に円錐形に形成されている構成要素が、半
径方向外側に向かって段階的に縮径されており、かつト
ルクを伝達するために、異なる軌道直径に沿って少なく
とも2列の円筒ころを備えた転がり軸受を有しているも
のにおいて、半径方向外側の比較的小径の軸受(7)の
少なくとも一部が、リンク軸線(16)に沿って、半径
方向内側の比較的大径の軸受(3)の幅(B)の中に配
置されていることを特徴とする軸受装置。 - 【請求項2】 比較的大きい軸受(3)内への比較的小
さい軸受(7)の進入深さ(t)が、比較的大きい軸受
(3)の円筒ころ(4)の幅(B)の少なくとも4分の
1である請求項1記載の軸受装置。 - 【請求項3】 外側の軸受(3)に対する内側の軸受
(7)の軸受座(11)(10)の直径比が、2:3以
上である請求項1又は2記載の軸受装置。 - 【請求項4】 両軸受(3)(7)の少なくとも一方
が、外レース(6)を有している請求項1から3のいず
れかに記載の軸受装置。 - 【請求項5】 比較的大きい軸受(3)が外レース
(6)を有しており、この外レース(6)は、2つの可
動部材の一方(ヨーク2)において支持されている請求
項4記載の軸受装置。 - 【請求項6】 継手の一方の可動部材(2)は、比較的
小さい軸受(7)の円筒ころ(8)のための硬質の外側
軌道(21)を有している請求項1から5のいずれかに
記載の軸受装置。 - 【請求項7】 自在継手の2つのヨーク(2)の孔は軸
受カバー(12)(12a)を有しており、これらの軸
受カバーは、クロスリンク(1)の孔(14)を通過し
て延びるクロスリンクロッド(13)によって相互に結
合されるとともに、ヨーク(2)の孔内でセンタリング
され、かつねじれないように固定されている請求項1か
ら6までのいずれかに記載の軸受装置。 - 【請求項8】 軸受カバー(12a)は、比較的小さい
軸受(7)の円筒ころ(8)のための外側の軌道(21
a)を有している請求項1から7のいずれか1項記載の
軸受装置。 - 【請求項9】 軸受カバー(12)(12a)間のリン
ク軸線(16)に沿うクロスリンク(1)の軸線方向の
案内部は、軸線方向の当接板(19)によって構成され
ている請求項1から8のいずれかに記載の軸受装置。 - 【請求項10】 比較的小さい軸受(7)の内レース
(9)は、クロスリンク(1)の軸線方向の端面と共に
当接板(19)に対して共通の支持面(20)を構成し
ており、その結果、当接板(19)は、比較的小さい軸
受(7)の内レース(9)のための軸線方向のストッパ
ーをなしている請求項9記載の軸受装置。 - 【請求項11】 当接板(19)は、金属、好ましくは
黄銅又は青銅からなっている請求項1から10のいずれ
かに記載の軸受装置。 - 【請求項12】 当接板(19)は合成樹脂、好ましく
はガラス繊維で強化された材料から成る請求項1から1
0までのいずれか1項記載の軸受装置。
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---|---|---|---|
DE4033753A DE4033753C1 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | |
DE4033753.7 | 1990-10-24 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341448A true JPH06341448A (ja) | 1994-12-13 |
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Family Applications (1)
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JP3303850A Pending JPH06341448A (ja) | 1990-10-24 | 1991-10-24 | 自在継手 |
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DE (1) | DE4033753C1 (ja) |
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GB (1) | GB2249156A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2001074763A1 (de) * | 2000-03-30 | 2001-10-11 | Bayer Aktiengesellschaft | Aryl- und heteroarylsulfonate |
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DE102013109084A1 (de) * | 2013-08-22 | 2015-02-26 | Trw Automotive Gmbh | Lenkgetriebe mit Lager |
DE102018220180A1 (de) * | 2018-11-23 | 2020-05-28 | Thyssenkrupp Ag | Kreuzgelenk für eine Lenkwelle eines Kraftfahrzeugs |
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US3423142A (en) * | 1966-12-05 | 1969-01-21 | Paul J Wietrzykowski | Planetary bearing |
DE2625960C2 (de) * | 1976-06-10 | 1984-10-18 | Voith Transmit GmbH, 4330 Mülheim | Kreuzzapfengelenk |
DE3027263C2 (de) * | 1980-07-18 | 1986-08-14 | SKF GmbH, 8720 Schweinfurt | Lagerung von Zapfen in Gabelaugen von Kreuzgelenken mittels eines Zylinderrollenlagers |
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1990
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1991
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- 1991-10-09 FR FR9112506A patent/FR2668562A1/fr not_active Withdrawn
- 1991-10-24 JP JP3303850A patent/JPH06341448A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001074763A1 (de) * | 2000-03-30 | 2001-10-11 | Bayer Aktiengesellschaft | Aryl- und heteroarylsulfonate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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GB2249156A (en) | 1992-04-29 |
FR2668562A1 (fr) | 1992-04-30 |
DE4033753C1 (ja) | 1992-03-26 |
GB9121441D0 (en) | 1991-11-20 |
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