JPH06341282A - 梯 子 - Google Patents

梯 子

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JPH06341282A
JPH06341282A JP2760893A JP2760893A JPH06341282A JP H06341282 A JPH06341282 A JP H06341282A JP 2760893 A JP2760893 A JP 2760893A JP 2760893 A JP2760893 A JP 2760893A JP H06341282 A JPH06341282 A JP H06341282A
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ladder
sound
vertical rod
horizontal
rod
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Teruko Kawakami
輝子 河上
Hiroshi Kawakami
洋 河上
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RENTARU CENTER YUGEN
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    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06CLADDERS
    • E06C7/00Component parts, supporting parts, or accessories
    • E06C7/003Indicating devices, e.g. user warnings or inclinators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ladders (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 防犯性に優れ、且つ平時の自家作業等にも容
易に使用できる梯子を提供する。 【構成】 2本の平行な縦杆1の間にステップ用の横杆
2、2…を適当な間隔で平行に架設してある。この横杆
2の一端はヒンジ3で一方の縦杆1に微少回動自在に支
持されている。この横杆2の他端は、バネ4で他方の縦
杆1に吊るされ、その横杆2の他端の下にスイッチ6、
7が取り付けられている。これにより、横杆2にある限
度以上の荷重5が上から加わると、横杆2の端部がスイ
ッチ6、7を押し、スイッチ6、7と同期してある発音
装置12から、例えば「梯子を上るに従い大きな音が出
ます」等の説明や警告或は警報ベル等の音声が出る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災等の緊急時に階上
より避難するのに使用する避難用と自家作業に使用する
梯子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、緊急時に階上から地上へ
と脱出するための避難用具として、下記のものが主に使
用されている。まず、非常用脱出袋が挙げられるが、こ
れは、階上から斜めに傾斜して地上まで達する長さを有
する円筒状の強尽な布袋であり、通常は階上の外部に面
する側辺部に折り畳んで収納しておき、非常時にその最
先部から地上に引き下ろして、円筒状の布袋を斜めに傾
斜して設置し、その円筒状の布袋の中を階上から地上に
滑り降りるようにして、避難するものである。
【0003】次にロープや縄梯子が挙げられるが、これ
は階上から地上にロープや縄梯子を下げて、非常時には
これに捕まって降りようとするものである。しかし、上
記の非常用脱出袋やロープ、縄梯子を使用して、非常時
に階上より地上に避難することは、多くの危険を伴い、
相当の体力と或る程度の訓練がなければ、それらを使用
して避難することは困難である。
【0004】一方、2本の縦杆の間に適当な間隔でステ
ップ用の横杆を架設した避難用梯子は、ロープや縄梯子
に比べてはるかに降り易い避難手段である。この避難用
梯子は、緊急時に階上より階下または地上に降りる場合
でも、安定していて、ぐらつかないので、安全であり、
運動機能等に障害がなければ、容易に階下へ降りること
が可能である。
【0005】しかし、避難用梯子は、非常時以外にも使
用が可能であるため、子供等が誤って使用したり、いた
ずらで昇り降りして、不慮の事態を招く心配がある。ま
た、上記避難用梯子を使用して階上に昇ることができる
ため、外部から他人が階上に浸入するのも容易となり、
防犯上の観点から好ましくない。
【0006】さらに避難梯子を固定式とした場合、自由
な場所への移動が出来ないため、平時に自家作業用の梯
子として利用することが出来ず、緊急避難用としてだけ
しか利用出来ないという課題があった。そこで、本発明
の目的は、前記従来例における問題点を解決し、防犯性
に優れ、且つ平時の自家作業等にも容易に使用できる梯
子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、前記の目的を
達成するため、本発明では、2本の縦杆の間に、ステッ
プ用の横杆を所定の間隔で平行に架設した梯子におい
て、横杆または縦杆上に物体があることを検知する検知
手段と、この検知手段が横杆または縦杆に物体があるこ
とを検知すると音声を発する発音手段とを有することを
特徴とする梯子を提供する。
【0008】なお、この場合において、前記発音手段
は、物体が下方の横杆または縦杆から上方の横杆または
縦杆へ移動するに従い、または音声発生開始から時間が
経過するに従い音声が次第に大きくなるをものがよい。
また、縦杆が折り畳み又は伸縮できる構造の梯子の場合
は、この縦杆が展開または伸展されたことを検知する検
知手段を備え、この検知手段が縦杆の展開または伸展を
検知したとき前記発音手段で音声を発するようにすると
よい。
【0009】
【作用】上記本発明による梯子によれば、それを利用し
て人が上に昇ろうとすると、検知手段が横杆または縦杆
にいる人を検知するため、発音手段から音声が発する。
これにより、梯子を昇る人は、この音声により梯子の使
用を躊躇し、昇るのを中止する。特に、人が下方の横杆
または縦杆から上方の横杆または縦杆に昇るに従い、発
音手段から発生する音声が大きくなると、その音声が近
隣や家の中でも聴こえるようになるので、人は梯子を昇
るのを断念せざるを得なくなる。これは、発音手段から
音声の発生を開始してから時間が経過するに従い、その
音声が大きくなるようにした場合も同様である。
【0010】さらに、縦杆が折り畳み又は伸縮できる構
造の梯子の場合に、この縦杆が展開または伸展されたこ
とを検知する検知手段を備え、この検知手段が縦杆の展
開または伸展を検知したとき前記発音手段で音声を発す
るようにすれば、梯子を使用する初期の段階から前記音
声による他人の使用防止の実効を得ることができる。な
お、梯子は前記検知手段と発音手段を有する以外に、通
常の梯子としても使用することができる。すなわち、通
常は梯子の上部を建物に固定しておいて、避難用梯子と
して使用するが、その固定状態を解除すれば、任意の場
所に運んで、自家作業用として使用することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
について、詳細に説明する。図1と図2は、本発明の第
一の実施例を示すが、図1に示されたように、2本の平
行な縦杆1の間にステップ用の横杆2、2…を適当な間
隔で平行に架設してある。この横杆2の一端はヒンジ3
で一方の縦杆1に微少回動自在に支持されている。この
横杆2の他端は、バネ4で他方の縦杆1に吊るされ、そ
の横杆2の他端の下にスイッチ6、7が取り付けられて
いる。これにより、横杆2にある限度以上の荷重5が上
から加わると、横杆2の端部がスイッチ6、7を押し、
スイッチ6、7と同期してある発音装置12から、例え
ば「梯子を上るに従い大きな音が出ます」等の説明や警
告或は警報ベル等の音声が出る。
【0012】図2は、前記スイッチ6、7と発音装置1
2との関係を示すブロック図である。ここで、下側の横
杆2の下に設けられたスイッチ6は、電源スイッチとな
っており、ここがオンされると、発音装置12の電源が
入り、発音装置12から音声が発せられる。下から2つ
目以上の横杆2の下に設けられたスイッチ7、7…は、
レベルスイッチとなっており、閉じられるスイッチ7、
7…が上にいくに従って、発音装置12の音声は大とな
る。
【0013】また、この音声装置12から音声を発した
とき、別の場所、例えば居室に置いた警報器13が警報
を発するようにしておけば、他人が梯子を使用している
ことを、梯子から離れた場所で知ることができる。この
図2では、発音装置12と警報器13とが信号線を介し
て接続されているが、これらを無線装置で結んでもよ
い。
【0014】前述のように、下側の横杆2の下のスイッ
チ6が電源スイッチとなっているため、上方から降りる
場合に、いきなり大きな音声が発せられるのが防止され
る。また前記スイッチ6と直列に設けたもう一つの電源
スイッチ17を、縦杆1の上部に付けて、ここで発音装
置の電源の開閉を行なうことで発音装置12の機能を停
止させ、普通の自家作業用梯子としても使用できる。な
お上部にはベランダ等への簡易取付ができる保持装置1
6を有し、保持装置13を解放しないと他へ移動できな
いようにして、盗難等の防止とすると同時に避難時の転
倒等の事故を防止するとよい
【0015】図3は、本発明の第二の実施例を示す。こ
の実施例では、縦杆1の下部に荷重センサ14があり、
このセンサ14が縦杆1にある荷重以上の負荷がかかっ
たことを検知することで発音装置(図3では図示せず)
のスイッチが入り、音声警告が発せられる。ここでは、
荷重センサ14が或る荷重以上の負荷を検知している限
り音声が持続し、なお且つ発音開始から時間の経過に従
い、音が大きくなりようにするとよい。前記荷重センサ
14としては、バネとスイッチ、ゴムと接点、ストレン
ゲージ、圧電子等を用いることができる。
【0016】図4は、本発明の第三の実施例を示す。こ
の実施例では、下方の一本以上の横杆2、2に前記のよ
うな電源のスイッチを設けると共に、縦杆1の上方に自
動測距機構を備えた発音装置11を設け、これにより、
横杆上にある人等の物体の位置を測定し、その位置に応
じた大きさの音声を発する。
【0017】図5は、本発明の第四の実施例を示す。こ
の実施例では、梯子の下方の横杆の間隔が広くなってい
る。そのため、子供等が容易に昇れないため、子供のい
たずらが防止され、事故防止に役立つ。ここでも、横杆
2に前記図1及び図2の実施例と同様のスイッチ6、7
と発音装置12とが取り付けてある。
【0018】図6は、折り畳み式の梯子の本発明を適用
した例であり、同図(a)が折りたたんだ状態で、同図
(b)が梯子を展開し、使用できる状態としたものであ
る。ロックリンク9の一端が一方の縦杆1にヒンジ13
を介して連結されており、このロックリンク9の他端を
他方の縦杆1のロックピン10に係合することにより、
折り畳み状態がロックされる。ロックピン10の近くに
は、スイッチ8があり、このスイッチ8は、ロックリン
ク9の端部がロックピン10に係合された状態では開い
ている。この状態から、折り畳みロック状態を解除し、
梯子を展開するため、ロックリンク9の端部をロックピ
ン10から外すと、スイッチ8が閉じ、発音装置11が
作動して音声が発生する。その他の構成は、図4の実施
例と同様となっている。なお、上部の発音装置11の電
源を切ってからロックリンク9をロックピン10から外
した場合は、音声は発せられないため、その状態で一般
の使用に供することができる。
【0019】図6(b)で示すように、ロックを解除し
たときのロックリンク9の遊動端部は、縦杆1の止めピ
ン15に係合しておく。この図6で示すように、折り畳
み状態をロックするロック機構は、縦杆1、1の上側に
設けておけくと、子供等にいたずらされるおそれもない
一方で、緊急時に梯子を使用するときは、階上側でロッ
クを容易に解除して梯子を展開することができるので都
合がよい。さらに、図示した実施例の他の実施例とし
て、2つの梯子を縦に伸縮自在に連結したいわゆる二連
梯子の場合にも、接地側の梯子に図1〜図5の構造を採
用する例があげられる。この場合、梯子を伸ばすため、
そのロックを解除したときに、図6に示すのと同様なス
イッチにより、発音装置が動作するようにしておくこと
もできる。
【0020】
【発明の効果】前記の説明から明らかなように、本発明
によれば、横杆又は縦杆に一定量以上の荷重がかかる等
の変化があると、音声が発せられるので、梯子の他人に
よる使用を防止すると共に、それについての警報とな
り、防犯上好ましい梯子が得られる。特に、人が下方の
横杆または縦杆から上方の横杆または縦杆に昇るに従
い、発音手段から発生する音声が大きくなるようにした
り、或は発音手段から音声の発生を開始してから時間が
経過するに従い、その音声が大きくなるようにした場合
は、より高い防犯効果が得られる。
【0021】さらに、縦杆が折り畳み又は伸縮できる構
造の梯子の場合に、この縦杆が展開または伸展されたこ
とを検知する検知手段を備え、この検知手段が縦杆の展
開または伸展を検知したとき前記発音手段で音声を発す
るようにしたものでは、梯子を使用する初期の段階から
防犯やいたずら防止の実効を得ることができる。なお、
梯子は前記検知手段と発音手段を有する以外に、通常の
梯子としてそのまま使用できるので、自家作業用にも使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である梯子の一部縦断正
面図である。
【図2】同第一の実施例である梯子のスイッチを発音装
置との関係を示すブロック図である。
【図3】本発明の第二の実施例である梯子の部分正面図
である。
【図4】本発明の第三の実施例である梯子の正面図であ
る。
【図5】本発明の第四の実施例である梯子の正面図であ
る。
【図6】本発明の第五の実施例である梯子の折り畳み状
態と展開状態の正面図である。
【符号の説明】
1 縦杆 2 横杆 3 ヒンジ 4 バネ 6 スイッチ 7 スイッチ 12 発音装置 17 メインスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】上記本発明による梯子によれば、それを利用し
て人が上に昇ろうとすると、検知手段が横杆または縦杆
にいる人を検知するため、発音手段から音声が発する。
これにより、梯子を昇る人は、この音声により梯子の使
用を躊躇し、昇るのを中止する。ここで、発音手段が音
声を発すると同時に、警報を発する警報器が梯子から離
れた別の場所に設置されていると、梯子を人が昇るのを
梯子から離れた別の場所、例えば居間等で知ることがで
き、防犯等に有効である。特に、人が下方の横杆または
縦杆から上方の横杆または縦杆に昇るに従い、発音手段
から発生する音声が大きくなると、その音声が近隣や家
の中でも聴こえるようになるので、人は梯子を昇るのを
断念せざるを得なくなる。これは、発音手段から音声の
発生を開始してから時間が経過するに従い、その音声が
大きくなるようにした場合も同様である。

Claims (3)

    【整理番号】 0920203−02 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の縦杆の間に、ステップ用の横杆を
    所定の間隔で平行に架設した梯子において、横杆または
    縦杆上に物体があることを検知する検知手段と、この検
    知手段が横杆または縦杆に物体があることを検知すると
    音声を発する発音手段とを有することを特徴とする梯
    子。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、物体が下方の横
    杆または縦杆から上方の横杆または縦杆へ移動するに従
    い、または音声発生開始から時間が経過するに従い音声
    が大きくなる発音手段を有することを特徴とする梯子。
  3. 【請求項3】 前記請求項1において、縦杆が折り畳み
    又は伸縮できる構造を有し、この縦杆が展開または伸展
    されたことを検知する検知手段と、この検知手段が縦杆
    の展開または伸展を検知したとき音声を発する発音手段
    とを有することを特徴とする梯子。
JP5027608A 1993-01-23 1993-01-23 梯 子 Expired - Lifetime JP2531917B2 (ja)

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