JPH06341180A - シャフト壁及びそのための水平金属間柱 - Google Patents

シャフト壁及びそのための水平金属間柱

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JPH06341180A
JPH06341180A JP5000944A JP94493A JPH06341180A JP H06341180 A JPH06341180 A JP H06341180A JP 5000944 A JP5000944 A JP 5000944A JP 94493 A JP94493 A JP 94493A JP H06341180 A JPH06341180 A JP H06341180A
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studs
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 水平間柱及び水平間柱を用いる新規で改良さ
れた壁構成を提供する。 【構成】 水平間柱54が垂直な隅柱の間に保持され、
鋭角に角度のついたウエブ80が間柱の内側フランジ7
8と溝を形成し、斜面付きへりの心板52が角度のつい
た溝の中に一方のへりによって保持され、他方のへりが
隣接の水平間柱54にある適当な手段によって保持され
ている中空シヤフト壁である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石膏壁板を支持する金属
板間柱に関し、改良された耐熱中空シヤフト壁に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】幾つかの特許が金属間柱及び石膏壁板を
用いる中空シヤフト壁を開示しており、例えば、米国特
許第3,740,912号及び第4,353,192号
である。これらの従来の特許は、すべて隣接石膏心板の
間に金属間柱を用いており、金属間柱は垂直な間柱であ
る。これらの従来の特許はまた垂直間柱のウエブを突き
合わせる四角なへりを有する2.54cm(1インチ)
厚さの心板を持っている。これらの装置において普通に
用いられる心板は、厳密にいえばフランジとタブの間に
形成された溝の中へ挿入するのを容易にするためにわず
かに傾斜したへりを備えていることがある。
【0003】これらの従来の構造体は、商業的にはかな
りの成功を納めたが、しかしもっと低価格でもっと容易
に据え付けでき改良された性能を持っているシヤフト壁
が明らかに望ましい。これらの従来の構造体はまた壁が
だんだんに高く作られるにつれて、間柱にフランジとフ
ランジの間の寸法を大きくすることを要求し、それが鋼
の使用を多くして価格及び労賃を増大させた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的は
新規な水平間柱とそのような水平間柱を用いて新規で改
良された壁構造を提供することである。
【0005】本発明のそのほかの目的は片側から建てる
のに適当な改良されたより経済的なシヤフト壁を提供す
ることである。
【0006】本発明のなおそのほかの目的は安い費用で
改良された壁をもたらす壁の建て方を提供することであ
る。
【0007】本発明のなおそのほかの目的はキヤントな
どの据え付けのためにシヤフトに容易に接近できるよう
にするためのシヤフト穴の周りに比較的低い安全壁を最
初に構成することを本質的に含むシヤフト壁の建て方を
提供することである。
【0008】本発明のなおそのほかの目的はエレベータ
のレールの支持体/ブラケットの据え付けのために狭い
最上部分を省略又は除去することによって著しく弱めら
れないシヤフト壁を提供することである。
【0009】本発明のなおそのほかの目的は普通のシヤ
フト壁据え付けのための構成要素の在庫が少なくてよい
シヤフト壁方式を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、新規
な金属板間柱が代表的にはエレベータシヤフト及び段階
吹付けを取り囲む四方の壁の中及び区域分離壁における
などの隣接して水平に伸びる石膏心板の間に水平に置か
れる。この金属間柱は、本質的に内側フランジ、外側フ
ランジ及び隣接ウエブを備え心板がウエブの各側面と接
合するようになっている。内側フランジに極く接近して
いるウエブの少なくとも狭い部分が2枚の心板の中の1
枚のへりを内側フランジに押付けて保持する溝状の手段
を作る内側フランジと鋭角を成す平面内にある。ウエブ
はまたこのウエブの反対側で内側フランジに押付けて第
2の心板のへりを保持する手段を備えている。
【0011】60.8cm(2フイート)巾及び3.0
4m(10フイート)長さまでの2.54cm(1イン
チ)厚さ石膏心板をそれらの巾が垂直に伸び、それらの
長さが水平に伸びる状態で水平に伸びる間柱の間に配置
し、前記心板は間柱の鋭角をなしたウエブに接合する斜
面付き横へりを持っている。
【0012】シヤフト囲いの代表的な長辺は、本質的に
は、3.04m(10フイート)長さで水平に伸びる心
板と3.04m(10フイート)長さで水平に伸びる金
属間柱とを交互にして構成されている。金属間柱と心板
との端は、適当な垂直に伸びる隅間柱などの中の溝の中
に配置される。2層の標準又は特殊防火性の代表的に
1.216m(4フイート)の巾の石膏壁板(本明細書
で広巾壁板という)が金属間柱の外側フランジにねじで
取付けられる。
【0013】隅間柱は、直角に向いた二つの外向きの開
いた溝を備え、心板と二つの垂直壁の水平間柱は、二つ
のそれぞれの溝の中に伸び込んでいる。
【0014】
【実施例】図1を参照すると、エレベータシヤフト16
を囲む中空シヤフト壁構造14の側壁10の一部分と前
壁12の一部分が示されている。エレベータシヤフト1
6は、図1の下側プラットホーム18と上側プラットホ
ーム20を含む複数の床−天井プラットホームを垂直に
通って伸びている。シヤフト壁構造14は、エレベータ
シヤフト16を取り囲んでエレベータシヤフトを形成し
ているこれらの床−天井プラットホームのへりに沿って
下側プラットホーム18から垂直に上側プラットフオー
ム20へ伸びている。
【0015】水平ウエブ26と二つの垂直フランジ2
8、30を有する標準の上向きに開いた溝形床トラック
24(図3)及び水平ウエブ34と二つの垂直フランジ
36、38を有する下向きに開いた溝形天井トラック3
2から成っている。床トラック24は、下側プラットホ
ーム18の上側に機械的に留められ、天井トラック32
は上側プラットホーム20の下側に機械的に留められ
て、各々がこれらの床−天井プラットホームのへり22
に隣接している。天井トラック32は、壁の耐火性を良
くするためにフランジ38の上へりに沿って複数の間隔
をあけた通気孔39を備えているのが望ましい。天井ト
ラック32は、また床トラックとしても用いることがで
きる。
【0016】図1及び図2に見られるように、側壁10
と前壁12の隅には、垂直隅柱40が下端42を床トラ
ック24に配置され、上端44を天井トラック32に配
置されて取付けられ、その場合に二つの床トラック24
と二つの天井トラック32が側壁10と前壁12との間
に90°の隅46を形成するように出合っている。二つ
の溝形材を背中と側面を付け合わせることによって作る
ことのできる隅柱40は、0.50mm(0.020イ
ンチ)厚さの鋼の単一片で形成された2本の外向きに開
いている溝形材48、50を有する単一の細長い圧延成
形された金属板であるのが好ましく、二つの溝形材48
と50は互いに90°の角度をなして外方に開いてお
り、かつそれぞれ側壁10と前壁12の方へ向けられて
いる。
【0017】側壁10を考えると、図3は心板52、水
平間柱54及び外向きに配置された石膏広巾壁板56、
58が側壁10を形成するように組合わさる配置を示し
ている。
【0018】普通は、心板52は断面で60.4cm
(2フイート)×2.54cm(1インチ)であり、通
常は、側壁10の大きさに等しい長さを持っている紙被
覆石膏板である。各心板52の二つの長いへりに沿った
斜面付きへり60、62が特に重要である。その代りに
斜面のない板を使うことができる。好ましいのは各心板
52にある斜面付きへり60、62は心板の面の一方と
120°の角度を形成し、反対側の心板面と60°の角
度を形成する平面内にあることであり、好ましくは図3
に示されたように、据え付けられたとき、斜面付きへり
60、62が互いに平行であることであり、それによっ
てへり60にある傾斜面64は、心板面68と120°
の角度をなし、心板面70と60°の角度をなしてお
り、一方、へり60にある傾斜面66は、心板面70と
120°の角度をなし、心板面68と60°の角度なし
ている。
【0019】好ましくは、傾斜付きへり60、62は約
1mm(3/8インチ)の巾の平らな部分72を持って
いることであるが、これはかなり変えることができるで
あろう。
【0020】側壁10を構成するときに据え付けられる
べき第1の心板52は、床トラック24のウエブ26に
載っている平らな部分72を備え、面70は、複数のね
じ74によってフランジ30に保持されている。心板5
2の二つの端76(図1に一つが示されている)は、隅
柱40(一つが示されている)の中に伸び込んでいる
が、それに固定されていない。据え付けられるべき第1
の心板52の上には、据え付けられるべき第1の水平な
間柱54があり、側壁10を構成するときに段々に追加
の心板52と水平な間柱54が交互に所定の位置に置か
れて、各々が隅柱40(1本が示されている)の溝形材
48の中に各々の端で伸び込んでいるが、心板52も間
柱54もそれらに固定されないのが好ましい。
【0021】図3及び図4に示された水平間柱54は各
々単一の細長い圧延形成された金属板(好ましくは0.
508mm(0.020インチ)厚さ鋼)であり、内側
フランジ78、その内側フランジ78から外方に伸びて
内側フランジと60°の角度を成す内方に面する面84
を有するウエブ80と、内側フランジ78に平行でそれ
から約6.35cm(2.5インチ)離れた外側フラン
ジ82とウエブ80の外方に向いている面88に押付け
て心板へり62を保持する手段86を備えている本質的
にはZ形断面を備えている。間柱54は二つの隣接心板
52のへりを受ける二つの対向するポケットを形成する
のが見えるであろう。
【0022】図4に示されている形においては、心板へ
り62をウエブ80の外向きに面した面88に押付けて
保持する手段86は、ウエブ80を切断して曲げた金属
の約2.54cm(1インチ)×約7.62cm(3イ
ンチ)断面で形成された約30.48cm(12イン
チ)ごとに置かれた複数のタブ86である内側フランジ
78は、狭い外向きに曲げられた折返し90を持ってい
る。内側フランジ78は、また折返し90の外向き大き
さに等しい深さを持った外向きにへこんだ細長いリブ9
2を持っているリブ92は、施工業者が施工中外側フラ
ンジ82の上に心板を載せるとき、リブ92が間柱54
がねじられるのを防ぐ。内側フランジ78は、金属板の
折返しによって形成された短い下向きに伸びる細いリッ
プ94を備え、ウエブ80は、リップ94の最上部で内
側フランジ78に隣り合わせにされる。上側フランジ7
8は、上向きに伸びる二重厚さと下向きに伸びて底に折
返しを持った単一厚さのフランジを図9〜12に示され
ているように形成することによってある程度まで強くす
ることができる。
【0023】ウエブ80の細長い最も外側の部分96が
外側フランジ82に垂直であり、外側フランジ82は、
狭い内向きに曲がった折返し98を持っている。
【0024】図3に示された実施例においては、すべて
の水平間柱54は、内側フランジ78がウエブ80から
主に上向きに伸びて外側フランジ92とタブ96がウエ
ブ80から下向きに伸びるようにして配置されている。
各間柱54の中に係合された上側心板の取付けを重力が
どのように助けるかを容易に理解できるであろう。二層
の石膏巾広壁板56、58(1.22m(4フイート)
巾で1.27cm(1/2インチ)又は1.59cm
(5/8インチ)厚さが好ましい)が各水平間柱54の
外側フランジ92と隅柱40へねじ取付けされている。
【0025】図示されていない代りの実施例において、
水平間柱54は、内側フランジ78が下側に伸び外側フ
ランジ82とタブ86が上側に伸びて心板52の面を裏
返しにする必要のあるようにして逆さまにすることがで
きる。この実施例においては、タブが上側板の取付けを
妨げて施工を少し難しくする可能性がある。なおほかの
実施例において、代りの水平間柱54を逆さまにして、
各心板の同じ側の斜面をつけ、かつ心板の面が隣接心板
上の交互になるようにして心板を使うことを必要とす
る。この交互の実施例は、図5の代替の実施例から明ら
かに分かるであろう。 図5において本発明の変更水平
間柱100を用いる異なる実施例が示されており、水平
間柱100が交互の間柱配置を示すように配置されてい
る。図5の実施例はまた一直線に並んでいない心板10
2を持っており、それはウエブ106の中に通気孔10
4を含むことができめるようにしている。
【0026】細長い水平間柱100は内側フランジ10
8とウエブ106に平行でウエブ106から同じ方向に
伸びる外側フランジ110を備えている。ウエブ106
は、三つの細長い要素、すなわち内側フランジ108の
一方のへりから60°で外向きに伸びる対角線部分11
2と、対角線部分112の反対へりから内側フランジ1
08と反対方向に内側フランジ108に平行に伸びる中
央壁114と、外側フランジ110及び中央壁114に
垂直な最も外側の部分116を備えている。
【0027】壁118の耐火特性を良くするために、中
央壁114は内側フランジ108から外方に心板102
の厚さより大きい距離、好ましくは、2.54cm(1
インチ)厚さの心板102と共に3.18cm(1.2
5インチ)間隔であるのが好ましい距離だけ離されてい
る。平らな部分123と斜面付き部分124を持ってい
る心板102は、へり122、122を備え、各へりの
斜面付き部分124が同じ面126に隣接している。心
板102と間柱100は、隣接心板102が反対向きに
面している面126を有し、隣接した水平間柱が上下の
側を逆にされているように交互な方法で組立てられる。
したがって、すべての他の心板102は、0.64cm
(1/4インチ)外方に配置されてウエブ106の内側
0.64cm(1/4インチ)ストリップ128を露出
したままにする複数の通気孔104がこの内側0.64
cm(1/4インチ)ストリップ128に沿って間隔を
おいた場所に形成されている。壁118が火にさらされ
ると、空気が通気孔104を通って動くことができ、壁
118を冷却する。
【0028】図1の前壁12を次に参照すると、エレベ
ータ出入口132が示され、二つの垂直な圧延形成の金
属板の細長いドアフレーム柱134(垂直柱の一方が示
されていない)、同様の(ドアフレーム柱が図6に示さ
れている)によって形成されている。図1におけ破除部
分に示されているように、ドアフレーム柱134は、ウ
エブ136、二つの垂直なフランジ138及び内向きに
突き出たリップ140を備えている。圧延形成された金
属板の細長い溝形材135の短い部分が出入口132の
最上部から天井トラック32へ伸びる垂直ドアフレーム
柱134の部分と背中合わせに付けられて、溝形材13
5のもう一つの部分が出入口132の頂部を横切って伸
びている。
【0029】前壁12は、出入口132の側面に沿って
水平間柱54の短い部分と交互にな心板52の短い部分
を持っており、心板52と間板54が隅柱40の溝形材
50の中及びドアフレーム柱134の中に伸び込んでい
る。水平間柱54の他の短い部分と心板52は、出入口
132を水平に越え、かつ溝形材135の短い部分の中
に伸び込んでいる。二層の石膏広巾壁板56、58は水
平間柱54の外側フランジ及び柱40と134にねじで
取付けられている。
【0030】図6を次に参照すと、極長尺壁142が示
されており、本発明に従って施工される。水平間柱54
は、大ていのエレベータシヤフトに対して3.04m
(10フイート)長さより大きくなく、特にほんの6.
35cm(2.5インチ)巾の間柱の場合そうである。
3.04m(10フイート)以上の長さの壁の場合、中
間垂直柱144が3.04m(10フイート)以下の間
隔で置かれる。背中合わせに機械的に付けられているの
が好ましいが、他の形状も使用できる二つのドアフレー
ム柱134で形成された適当な中間垂直柱144が示さ
れている。隅柱40の中から中間垂直柱144の中まで
伸びる心板52と水平間柱54が示されている。広巾壁
板56、58が水平間柱54の外側フランジ82へ付け
られている。 図9ないし図12は本発明の四つの追加
の変更型を示している。
【0031】図9は図1、2及び6の構造と同様な方法
で二つの心板172を持った水平間柱170を示してい
る。水平間柱170及び心板172は、垂直隅柱40、
中間柱144及び心板102と同様なドアフレーム柱1
34に組立てられる。
【0032】水平間柱170は、内側フランジ174及
び内側フランジ174の中央から外向きに垂直に30°
の上向きベンド178へ約1.43cm(9/16イン
チ)伸びて、次に30°の下向きベンド180まで上外
向きに伸び、次いで下向きに伸びる外側フランジ182
ヘ外向きに伸びているウエブ176を含む断面を持った
細長い圧延形成された金属板である。したがって、ベン
ド178及び180は、ウエブ176を内側の平らな部
分184、中央の対角線部分186及び外側の平らな部
分188に分割する。本発明の若干の開示した実施例に
おいて、ウエブの一部分で内側フランジから外向きに間
隔を離されている部分で内側フランジに対して鋭角をな
していることが重要である。この角度の付いた部分は内
向きに伸びて内側フランジへくっつけられてもよいし、
又は角度の付いた部分は内側フランジに垂直な狭い部分
によって内側フランジへくっつけられてもよい。
【0033】水平間柱170もまた中央対角線部分18
6から切り出して曲げられている2.54cm(1イン
チ)×7.62cm(3インチ)の金属切片で形成され
た複数の下方に伸びるタブ190を備えている。タブ1
90は、ベンド178に隣接した中央対角線部分186
に付けられており、下外向きに伸びる斜めの部分192
と心板172の挿入を容易にするために下外向きに角度
の付いたリップ196で終っている下向きに伸びる部分
194を備えている。
【0034】内側フランジ174は上側の二重厚さの部
分198と下側折返し202と中央204を含む下側の
単一厚さの部分200を備えている。
【0035】水平間柱170が図9における二つの心板
172の一方の上側へり部分206に上に取付けられて
おり、他方の心板172の下側へり部分207が間柱1
70の上に配置されている。
【0036】前記一方の心板172の上側ふち部分20
6はタブ190と内側フランジ174の単一厚さの部分
の折返し202付きリブ204との間にしっかり保持さ
れている。上側へり部分206は、平らな上部208と
斜面付き部分210を持っている。平らな部分208は
ウエブ176の内側の平らな部分184に接合し、斜面
部分210はタブ190の斜めの部分192に平行にか
つそれからわずかな間隔をおいている。
【0037】他方の心板172の下側へり部分207は
平らな頂部分208と同様な平らな底部分212及び斜
面付き部分210と同様な斜面部分214を備えてい
る。斜面付き部分214はウエブ176の中央対角線部
分186に載り、平らな底部分212は、ウエブ176
の内側の平らな部分184に平行にかつそれから殆ど間
隔をおかないでいる。
【0038】非常に重く、通常は、約3.04m(10
フイート)長さの心板172は、内側フランジ174の
二重厚さ部分198に下側へり207が接合するまで斜
面部分214を中央対角線部分186の下方へ単に滑ら
せることによって各前もって取付けた水平間柱170に
比較的容易に挿入される。下側ふち部分207は、心板
172の重量とそれより上で壁の一部分であるすべての
心板172と水平間柱170の重量を加えたものによっ
て内側フランジ174と対角線部分186の間にしっか
り保持されている。
【0039】水平間柱170は、心板172の上側ふち
206にぴったりはまっているが、心板172によりず
っと軽くて扱い易いので、この段階では含まれる問題が
非常に少ない。石膏広巾壁板(図示なし)が外側フラン
ジ182外側表面216に押付けてかつ柱40、134
および144にねじ止めされている。
【0040】図10は、水平間柱220を心板52と同
様な二つの心板222と一緒に示している。水平間柱2
20と心板222は図1、2及び6の各構造体と同様な
方法で垂直隅柱40、中間柱144及びドアフレーム溝
形材134に組立てられる。水平間柱220は、内側フ
ランド224と内側フランジ224の中央から外向きか
つ上向きに下向きベンド228まで伸び、次に下向きに
伸びている外側フランジ230まで外向きに伸びるウエ
ブ226を備えている断面を持った細長い圧延形成され
た金属板である。したがってベンド228は、ウエブ2
26を内側対角線部分232と外側の平らな部分234
に分割する。
【0041】水平間柱220はまた、内側対角線部分2
32から切り出されて曲げられた2.54cm(1イン
チ)×7.62cm(3インチ)金属切片で形成された
複数の下向きに伸びるタブ236を備えている。タブ2
36は、対角線部分232のほぼ中央でウエブ226の
内側対角線部分232にくっつけられ、下向きかつ外向
きに伸びる部分238、下向きに伸びる部分240及び
心板222の挿入を容易にするための下向きにかつ外向
きに角度の付いたリップ242を備えている。
【0042】内側フランシ224は、上側二重厚さ部分
244及び共に外側に伸びる下側折返し248と中央リ
ブ249を含む下側単一厚さ部分246を備えている。
【0043】水平間柱220は、図10におけ二つの心
板222の一方の上側へり部分250の上に取付けら
れ、他方の心板222の下側へり部分252は、間柱2
20の上配置されている。
【0044】一方の心板222の上側へり部分250
は、タブと内側フランジ224の単一厚さ部分246の
折返し248付きリブ249との間にしっかり保持され
ている。上側へり部分250は平らな頂部分254と斜
面部分256をそれらの間に約150°の角度を持った
細長い隅258を挟んで持っている。
【0045】他方の心板222の下側へり部分252は
それが心板222の反対側にあることを除いて平らな頂
部分254と同様な平らな底部分260、傾斜部分25
6と同様であるが、やはり心板222の反対側にある斜
面付き部分262、及びそれらの間にあって約150°
をなす細長い隅264を備えている。
【0046】ウエブ226の内側対角線部分232は、
内側フランジ224の上側二重厚さ部分244と70°
の角度266を形成している。隅258と264は共に
約150°なので、斜面付き部分256と262は、上
側二重厚さ部分244に対して約60°の角度268を
なして伸びている。したがって心板222の上側へり部
分250と下側へり部分252は共にウエブの対角線部
分232に隅258と264において接合している。
【0047】心板222は各々前あらかじめ取付けられ
た水平間柱222に容易に挿入され、下側へり部分25
2は内側フランジ224とウエブの対角線部分232の
間に心板222の重量にそれより上にある壁の一部分で
ある心板222と水平間柱220のすべての重量を加え
たものによってしっかり保持されている。水平間柱22
0は心板222よりずっと軽いので、心板222の上側
へり部分250に適度に容易に押さえ付けることができ
る。石膏広巾壁板(図示なし)が外側フランジ230の
外側表面270に押付けて柱40、134及び144に
ねじ止めされている。
【0048】図11は、心板102と同様の2枚の心板
274の付いた水平間柱272を示している。水平間柱
272及び心板274は、1、2及び6の各構造と同様
な方法で垂直隅柱40、中間柱144及びドアフレーム
溝134の形に組立てられる。水平間柱272は内側フ
ランジ276、内側フランジ276の中央から垂直に外
向きに約(5/8インチ)、30°下向きの屈曲部28
0へ伸びて、次に上向きに伸びている外側フランジ28
2の方へ下向きにかつ外向きに伸びているウエブ278
を備えた断面を持った細長い圧延形成された金属板であ
る。屈曲部280は、したがって内側の平らな部分28
4と外側の対角線部分286とにウエブ278を分けて
いる。
【0049】水平間柱272はまた、ウエブ278に沿
って間隔の離れた場所に複数の上向きにタブ288と複
数の下向きに伸びるタブ290を備え、各々がそれぞれ
に外側対角線部分286から切り取られて曲げられた金
属の2.54cm(1インチ)×7.62cm(3イン
チ)切片及び1.27cm(1/2インチ)×7.62
cm(3インチ)切片で形成されている。タブ288
は、屈曲部280に隣接した外側対角線部分286に結
合され、上外向きに伸びる傾斜部分292と心板274
の挿入を容易にするための上外向きに傾斜したリップ2
96に終る上向きに伸びる部分294を備えている。タ
ブ290は屈曲部280から約1/2インチ外向きに外
側対角線部分286結合されており、下向きに伸び部分
298と下向きに伸びるリップ300を備えている。
【0050】内側フランジ276は、上側二重厚さ部分
302と下側単一厚さ部分を備え、部分304は、両方
共下側部分304の他の部分から外向きに伸びている下
側折返し306と中間リブ308を備えている。
【0051】水平柱272は、図11にある2枚の心板
274の一方の上側へり部分310の上に取付けられ、
他方の心板274の下側へり部分312が間柱272の
上に配置されている。
【0052】前記一方の心板274の上側へり部分31
0は、タブ290と内側フランジ276の単一厚さ部分
304の折返し306付きリブ308との間にしっかり
保持されている。上側へり部分310は平らな頂部分3
14と斜面付き部分316を持っている。平らな部分3
14は、ウエブ278の内側の平らな部分284に接合
し、斜面付き部分316は、ウエブ278の外側対角線
部分286に平行でかつそれから極くわずか離れてい
る。
【0053】他方の心板274の下側へり部分312は
平らな頂部分314と同様な平らなそこ部分318と斜
面付き部分316と同様な斜面付き部分320を備えて
いる。平らな底部分318は、ウエブ278の内側の平
らな部分284に平行にそれぞれわずかな距離だけ離れ
ており、斜面付き部分320は、タブ288の傾斜部分
292に載っている。
【0054】心板274は、それぞれのタブリップ29
6と300と係合して、その上を滑る斜面付き部分31
6及び320があるためにタブ288、299と内側フ
ランジ276との間に比較的容易に挿入される。石膏広
巾壁板(図示なし)が外側フランジ282の外側表面3
22に押付けて柱40、134及び144にねじ止めさ
れている。
【0055】好ましい実施例において、図12は、心板
52と同様な2枚の心板326を持った水平間柱324
を示している。水平間柱324と心板326は、図1、
2及び6の各構造と同様な方法で隅柱40、中間柱14
4及びドアフレーム溝134に組立てられる。水平間柱
324は、内側フランジ328と内側フランジ328の
中央から垂直に外向きに約1.59cm(5/8イン
チ)伸びて平らな部分332を形成するウエブ330を
含む断面を持った金属の細長い圧延形成された板であ
り、平らな部分332においてウエブ330の主要部分
334は約1.59cm(5/8インチ)上外向きに屈
曲部336まで伸びて次に上方に伸びる外側フランジ3
38ヘ下外向きに伸びている。ウエブ330の小さな方
の部分340、30.4cm(1フイート)ごとのウエ
ブの約7.62cm(3インチ)長さが約1.59cm
(5/8インチ)下外向きに屈曲部342まで伸び、次
に屈曲部344へ下方に、次いで上向きに伸びる外側フ
ランジ338まで外向きに伸びている。スリット346
は、水平間柱324の形成の間、平らな部分332から
外側フランジ338までウエブ330を横切って切られ
た。スリット346は、屈曲部349に沿うより、外側
フランジ屈曲部348に沿って短い寸法を持っている小
さい方の部分340を形成するようにわずかに角度が付
いているのが望ましく、屈曲部349において小さい方
の部分340が平らな部分332に接合されている。ス
リット346はある角度を付けることよって、一つのフ
ランジから反対のフランジへ間柱を通る熱伝達が減らさ
れるとともに、間柱は保管又は積出しの為にさらに容易
に積み重ねられる。
【0056】屈曲部336はウエブ330の主要部分3
34を斜面部分350と接続部分352とに分ける。屈
曲部342及び344は小さな部分340を斜面部分3
54、板保持部分356及び接続部分358に分割す
る。
【0057】自由端又は宙ぶらりんの端を持っていな
い。したがって図12に示されるように、ウエブ330
は、宙ぶらりん又は自由な端を持ったタブ又は任意の他
の部品を持たず、それらのすべては、ウエブの構造的完
全性を強めている。
【0058】内側フランジ328は、上側二重厚さ部分
360と共に外向きに伸びる下側折返し364と中間リ
ブ366を備える下側単一厚さ部分362を備えてい
る。
【0059】水平間柱324は、図12の2枚の心板3
26の一方の上側へり部分368の上に取付けられ、他
方の心板326の下側へ部分370が間柱324の上に
配置されている。
【0060】前記一方の心板326の上側へり部分36
8はウエブの小さい方の部分340の板保持部分356
と内側フランジ328の単一厚さ部分362の折返し3
64付きリブ366との間にしっかり保持されている。
上側へり部分368は間に約150°の細長い隅を持っ
た平らな頂部分372と斜面付き部分374を持ってい
る。平らな部分372はウエブ330の平らな部分33
2に接合している。斜面付き部分374は小さい方の部
分の斜面部分354に平行にそれからわずかな距離をお
いている。
【0061】他方の心板326の下側へり部分370
は、平らな頂部分372と同様な平らな底部分376と
斜面付き部分374と同様な斜面付き部分378を持っ
ている。平らな底部分376がウエブ330の平らな部
分332に平行でかつそれからわずかな距離離れてお
り、平らな底部分376と斜面付き部分378の接合部
は、傾斜路部分350に載っている。心板326は下側
ヘリ部分が内側フランジ328の二重厚さ部分360に
接合するまでウエブ330の傾斜路部分350の下へ下
側ふち部分370の斜面付き部分378を単に滑り下り
ることによってあらかじめ取付けられた各水平間柱32
4に挿入される。下側ふち部分370は斜路部分350
と内側フランジ328との間に心板326の重量に心板
326とそれらの上で壁の一部分である水平間柱324
のすべての重量を加えたものによって保持される。
【0062】水平間柱324は、各心板326の上側へ
り368に押付けられ、心板の傾斜面付き部分374が
間柱ウエブの小さな部分340を内側フランジ328と
板保持部部分356との間の空間に案内する。
【0063】石膏広巾壁板(図示なし)が外側フランジ
338の外側表面380に押付けて柱40、134及び
144にねじで取付けられている。
【0064】本発明の好ましい形において、普通約7.
62cm(3インチ)×1.27cm(1/2インチ)
の狭くて細長いスロット382がウエブ80、106、
176、226、278及び330に沿って2.54c
m(1インチ)の間隔をおいて、離間した場所に配置さ
れて壁のどちらかの側に火災があった場合に壁を通る熱
伝導度を小さくする。また、水平間柱54、170、2
20、272及び324が間柱100における通気孔1
04と同様の1.9cm(3/4インチ)の間隔を加え
られた0.48cm(3/16インチ)×5.72cm
(2.25インチ)の通気孔384を備えることができ
るであろう。
【0065】二層の石膏広巾壁板56、58を水平間柱
の実施例のいずれかに適用することに関しては、これら
の1.27cm(1/2インチ)又は1.59cm(5
/8インチ)壁板がそれらの長手の寸法の方を水平又は
垂直にするか一層を水平にし、一層を垂直にしてねじ付
けしてもよい。接合場所をジグザグにしてすべて垂直に
適用することが通常は好ましい。すべての水平な間柱5
4、170、及び220を側壁10に下向きに伸びるタ
ブ86、190及び236で据え付けることに関して
は、これは好ましい施工方法であるが、壁を上方に伸び
るタブ86、190及び236で、すなわち水平間柱5
4、170及び220を逆さまにし、心板52及び22
2を裏返しにすることによって施工することもできるで
あろう。
【0066】図7及び図8は2枚の60.8cm(2フ
イート)巾の心板52及び222及び102をより普通
の標準の60.8cm(2フイート)の巾の心板の代替
品として作ることができる方法を示している。図7にお
いて、121.6cm(4フイート)巾、2.54cm
(1インチ)厚さの紙被覆石膏板146が板146の中
心にギザギザした破断線148を付けて示されている。
上面152に隣接して二つの斜面付きヘリ150及び背
面156の中心にV溝154持った板146を形成する
ことによって、広巾板146を2枚の心板52又は22
2を形成するように半分に分断できる。
【0067】図8には、121.6cm(4フイート)
巾、2.54cm(1インチ)厚さの紙被覆石膏板15
8が板158の中心にギザギザの付いた破断線160を
付けて示されている。板158を上面164に隣接した
二つの傾斜面付きへり162と上面164の中心にある
V溝166を付けた板158を形成することによって、
広巾心板158を二つの心板102を形成するように半
分に割ることができる。本発明は巾広石膏板146、1
58を割ることによって形成された粗いギザギザ付へり
が水平間柱5、100又は220のどれにもあるギザギ
ザ付へりが問題を起こさない60°溝の中に伸び込んで
いる点に追加の利点を持っている。
【0068】本発明のもう一つの非常に重要な利点は、
本発明による壁の施工が、例えば、側壁10など、本質
的に最低の心板52を持った60.8cm(2フイー
ト)壁を施工し、次に、2番目に低い心板52を持った
121.6cm(4フイート)施工するなどを含んでい
る。これらの壁の施工を任意の60.8cm(2フイー
ト)の倍数の高さで止めることができる。したがって、
所望の121.6cm(4フイート)壁を完全なエレベ
ータシヤフト壁が望まれるときに先立ってエレベータシ
ヤフトの周りに一次的な安全壁として用いるのに特別の
問題なく据え付けでき、施工の早い時期の間キヤントな
どの取付けを容易にするために60.8cm(4フイー
ト)壁を越えてシヤフトに接近できるようにしたままに
する。したがって、また、最上部水平間柱と天井トラッ
クの間から心板を垂直間柱の一部分ずつを切り取らなけ
ればならない従来の垂直間柱構造において起るような結
果として生ずる壁の著しい弱化を起すことなく、省略、
又は除去できる。この省略は、エレベータレールの支持
物/ブラケットを据え付けるのに必要なことがある。
水平間柱が心板の重量を支えている場合、水平間柱をそ
れらの上に載る重量に比例して強くして効果をあげる
が、これは垂直間柱については当たらず、それは、垂直
間柱はそれらの間に心板の重量を明らかに支えていない
ためであるということが非常に重要である。心板ふちに
斜面を付け、水平間柱のウエブ又はタブが対応する鋭角
をなしていると、結果として生ずる壁の強さ及びこわさ
が著しく増大する。結果として、フランジからフランジ
までが、ほんの約6.35cm(2.5インチ)である
水平間柱が壁の高さに関係なく適切である。
【0069】本発明による壁の施工が従来のシヤフト壁
より容易で迅速であり、かつシヤフトの反対側の片側か
ら施工するのに適していることも注意すべきである。各
心板の下ふちが送り込まれる広巾の斜めの底溝を付けて
水平間柱を用いることは、据え付けを容易にすることに
最も寄与している。さらに詳しくいえば、間柱のウエブ
は、心板の下ふちを間柱の内側フランジの方へ横へ重力
の作用の下に案内する構造を含んでいる例えば、図9の
実施例において、この案内構造体は、ウエブの対角線部
分186を備え、図10においては、それはウエブの対
角線部分232を含み、図11おいてはそれは上外向き
に伸びるリップ部分296と斜めの部分292を含み、
さらに図12においては、案内構造体はウエブの斜路部
分350を含んでいる。この形式の案内構造体は、組立
て中は、心板に妨げられて間柱の所望の場所が見えなく
なる組立作業者が間柱のその場所へ心板を位置決めする
のを容易にする。このような実施例のすべてにおいて、
案内機能は、心板の下側ふちと係合可能であり、好まし
い実施例において二重厚さの金属板を有する上側部分を
含む間柱の内側フランジの方へ下内向きに傾斜している
ウエブ構造があることから生ずる。心板の下側部分に隣
接した心板のその部分は、二重厚さの金属板に隣接して
内側フランジに位置決めされ、その特徴は火災のときに
その場所に単一厚さの金属板を有する内側フランジに比
較して、比較的長い時間心板を所定の位置に保持する働
きをする。
【0070】本発明をエレベータシヤフトの周りに施工
するシヤフト壁として説明したが、それの利点は壁を任
意の他の場所に施工するとき、例えば、段階吹抜けのま
わり又は隣接する分譲アパートやタウンハウスの間に普
通に施工される形式の領域分離壁などを施工するときに
等しく利用できるであろう。本発明の壁を従来のシヤフ
ト壁の同様の寸法の垂直間柱の場合の約3.65m(1
2フイート)に比較して、約11m(36フイート)ま
での高さでうまく施工できることが現在予期されてい
る。心板が現在正規のものより押しつぶしに対する抵抗
を大きく作ることができれば、高さに対する妥当な限界
はなくなるであろう。反対に、従来のシヤフト壁は、壁
が正常な高さを超えたとき、フランジからフランジまで
6.35cm(2.5インチ)以上の寸法を持った垂直
な間柱を必要とした。例えば、高さが約4.26m(1
4フイート)を超えて大きくなったとき、フランジから
フランジまで10.16cm(4インチ)と15.24
cm(6インチ)の垂直間柱が施工に必要であった。な
おさらに、本発明の水平間柱は、すべての従来のシヤフ
ト壁間柱の金属量以下の金属量でよい。
【0071】本発明に従って建設された中実壁の形態
は、また本発明の好ましい実施例の多数の利点をも与え
るであろう。
【0072】当業者が本発明を実施できるように本発明
の好ましい実施例の詳細な説明を終えたが、本発明の本
質からそれることなく変更形を作ることができると思わ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って施工されたエレベータシヤフ
トの囲いの二つの垂直な壁の一部分の斜視図である。
【図2】 図1の線2−2に沿って描いた壁隅の断面平
面図である。
【図3】 図1の左壁の断面端面図である。
【図4】 図1の壁の水平間柱の等角図である。
【図5】 本発明を具体化す変更した壁の断面端面図で
ある。
【図6】 本発明を具体化する極く長尺壁の等角図であ
る。
【図7】 二つの心板を形成する二重巾の板の端面図で
ある。
【図8】 二つの変更心板を形成する二重巾板の端面図
である。
【図9】 本発明による心板を所定の位置に持つ四つの
変更水平間柱の等角図である。
【図10】 本発明による心板を所定の位置に持つ四つ
の変更水平間柱の等角図である。
【図11】 本発明による心板を所定の位置に持つ四つ
の変更水平間柱の等角図である。
【図12】 本発明による心板を所定の位置に持つ四つ
の変更水平間柱の等角図である。
【符号の説明】
14 中空シヤフト壁構造体 24 床トラック 32 天井トラック 40 隅柱 48,50 溝形材 52 心板 54 間板 56,58 壁板 78 間柱の内側フランジ 80 間柱の中央ウエブ 82 間柱の外側フランジ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床から垂直に上方に伸び、第1の側であ
    る外側から容易に組立てでき、かつ第2の側である内側
    が比較的接近しにくい場所で施工するのに適してい中空
    壁であって、前記中空壁が (a)2本の固定垂直柱の各々が前記中空壁の各端で前
    記床から上方に伸び、かつ各々が2本の前記垂直柱の反
    対側の方へ向いた溝穴を持った垂直に伸びる溝を有し、 (b)少なくとも一つの水平に配置された細長い圧延形
    成された金属板間柱が、単一の金属板で形成され内側フ
    ランジ、中央ウエブ及び外側フランジを有し、
    (c)複数の心板各々上側へりと下側へりを有し、各前
    記心板が前記垂直間柱の長さに事実上等しい長さを有
    し、前記心板の少なくとも1枚の前記下側へりが前記間
    柱の中央ウエブの上に前記間柱のすぐ下に支持され、第
    2の前記心板の前記上側へりが前記間柱の前記中央ウエ
    ブに押付けて配置され、前記間柱のすぐ上で支えてお
    り、前記間柱に付いている手段が前記間柱の前記外側フ
    ランジから内向きに間隔を離している前記心板のへりを
    保持しており、 前記水平間柱及び前記心板は、前記1対の垂直柱の前記
    溝の中に伸び込んでいる向かい合った端を有し、 (b)壁板が前記水平間柱の前記外側フランジの外面に
    付けられていることを特徴とする中空壁。
  2. 【請求項2】 本質的に細長い内側フランジと、細長い
    外側フランジと、前記内側フランジと前記外側フランジ
    とを結合す細長いウエブと、前記ウエブに押付けて前記
    外側フランジから内向きに間隔を離して2枚の板を保持
    する手段とから成り、前記ウエブに押付けて前記板の一
    方を保持する前記手段が前記ウエブの鋭角になった部分
    と前記内側フランジとによって形成された溝を備え、前
    記ウエブの前記鋭角になった部分が前記内側フランジと
    鋭角を形成している前記内側フランジに極く隣接して外
    向きに伸びている中空壁に水平に適用すのに適する成形
    細長金属板間柱。
  3. 【請求項3】 各々が床に取付けらて前記床から上方に
    垂直に伸びる溝を有する1対の固定垂直柱を取付ける工
    程と、各前記柱の前記溝を前記反対の柱の方へ向けて心
    板と水平金属間柱を前記床から次第に上方へ前記心板と
    間柱の端が前記柱の溝の中に伸びるようにして交互に取
    付ける工程とを含み、前記水平間柱が垂直な内側フラン
    ジと、細長い垂直外側フランジと前記内側フランジと外
    側フランジを相互接続するウエブとを備え、前記心板が
    底へりと上へりを持っており、さらに前記ウエブを前記
    心板の上へりに支持するようにして前記水平な間柱を取
    付ける工程と、前記底へり前記ウエブの上に支え、前記
    底板を前記外側フランジから内方に間隔をあけるように
    して前記心板を取付ける工程と、前記外側フランジの外
    側表面へ壁板を付ける工程とを含む中空壁を建てる方
    法。
  4. 【請求項4】 各々が上側へりと下側へりを有する複数
    の心板を備える中空壁に水平に取付けるための成形され
    た細長い金属板間柱において、前記間柱が細長い内側フ
    ランジと、 細長い外側フランジと、 前記内側フランジと外側フランジの間に横に伸びてそれ
    らを結合する細長いウエブとを備え、 前記ウエブが1枚の心板の前記下側へりと係合でき、前
    記心板を前記内側フランジの方へ横に重力の作用のもと
    に案内する手段を備えている成形された細長い金属板間
    柱。
  5. 【請求項5】 心板を備える中空壁において、水平に取
    付けるための成形された細長い金属板間柱であり、前記
    間柱が細長い内側フランジと、 細長い外側フランジと、 前記内側フランジと外側フランジの間に横に伸びてそれ
    らを結合する細長いウエブと、各々が隣接した上側部分
    と下側部分を離す複数の横に伸びるスリットとを備えて
    いる成形された細長い金属板間柱。
  6. 【請求項6】 床から約3.66mよりかなり大きな高
    さまで上方に伸びる中空壁において、前記壁が内側と外
    側を有し、かつ1対の垂直に配置されて水平に間隔をあ
    けた柱と、 各々が1対の対向端を有する複数の水平に配置されて垂
    直に間隔をあけ細長い成形された金属板間柱とを備え、 各間柱が内側フランジと外側フランジと前記二つのフラ
    ンジの間に横に伸びてそれらを結合するウエブとを有
    し、さらに、 各々が1対の対向側面端と上側へりと下側へりを有する
    複数の心板と、 各柱にあって各間柱及び各心板のそれぞれの対向端を受
    ける手段と、 各間柱にあって前記間柱を前記心板の上に支持するため
    に前記心板の上側へりに隣接して一方の心板に係合する
    手段と、 各間柱にあって前記心板を前記間柱の上に支持するため
    にもう一方の心板にそれの下側へりに隣接して係合する
    手段と、 各間柱にあって前記間柱によって係合された前記心板の
    各々を前記壁の内側に隣接し、前記壁の外側から間隔を
    あけて保持する手段と、 各間柱にあって壁板を前記壁の外側に隣接し、前記壁の
    内側に隣接している前記心板から間隔をあけて取付ける
    手段とを備え、・前記壁の中に水平に配置された間柱の
    すべてが同じ横寸法と同じ厚さを有することを特徴とす
    る中空壁。
  7. 【請求項7】 1対の隣接した床−天井プラットホーム
    の間に適当な手段によって底端と頂部端とに付けられた
    垂直隅柱を備え、前記隅柱は互いに対して90°の角度
    の方向に外向きにあいている二つの溝から本質的になる
    断面を有する単一の細長い成形された金属要素から本質
    的になり、前記溝が底壁と前記底壁から垂直に伸びる平
    行に間隔をあけた内側壁及び外側壁とだけから成り、前
    記溝の第1の溝の前記底壁が前記溝の第2の溝の前記内
    側側面壁であり、前記第2の溝の前記底壁が前記溝の前
    記第1のものの前記外側側面壁と共平面であり、前記溝
    が事実上等しい巾を有し、かつ前記溝の巾が複数の間隔
    をあけた平行な水平間柱の端を受けて水平に保持するの
    に適していることを特徴とする壁隅構造。
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