JPH0633997Y2 - 発電おもちゃ - Google Patents
発電おもちゃInfo
- Publication number
- JPH0633997Y2 JPH0633997Y2 JP5451390U JP5451390U JPH0633997Y2 JP H0633997 Y2 JPH0633997 Y2 JP H0633997Y2 JP 5451390 U JP5451390 U JP 5451390U JP 5451390 U JP5451390 U JP 5451390U JP H0633997 Y2 JPH0633997 Y2 JP H0633997Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- main body
- predetermined direction
- voltage
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、幼児の玩具に用いて好適な発電おもちゃに関
する。
する。
「従来の技術」 近年のおもちゃには、電池を電源とし音あるいは光を発
生することによって、特に幼児の興味を引こうとするも
のがある。
生することによって、特に幼児の興味を引こうとするも
のがある。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、上記のおもちゃにおいては、電池を装着する
ことが必須であるから、その電池を幼児が飲み込む場合
があり、危険であった。また、電池を装着するためには
電池蓋を設けることも必要であるが、おもちゃを風呂場
等において使用する場合、電池蓋の防水を完璧にしなけ
れば、おもちゃ内部の回路が故障するという不具合もあ
った。
ことが必須であるから、その電池を幼児が飲み込む場合
があり、危険であった。また、電池を装着するためには
電池蓋を設けることも必要であるが、おもちゃを風呂場
等において使用する場合、電池蓋の防水を完璧にしなけ
れば、おもちゃ内部の回路が故障するという不具合もあ
った。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたものであり、そ
れ自体が発電することによって電池を不要とし、容易に
防水し得るとともに安全性に優れた発電おもちゃを提供
することを目的としている。
れ自体が発電することによって電池を不要とし、容易に
防水し得るとともに安全性に優れた発電おもちゃを提供
することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 本考案は上記課題を解決するため、片手で握持できると
ともに握持した状態で所定方向に往復運動可能に構成さ
れた本体部と、前記本体部の内部に設けられ前記所定方
向に沿って筒状に巻回されたコイルと、前記本体部の内
部に設けられ前記所定方向に沿って前記コイルを挿通す
る永久磁石と、前記コイルの両端に誘起された電圧によ
って駆動される負荷とを具備し、前記コイルまたは前記
永久磁石の一方を前記所定方向に沿って遊動可能に構成
し、他方を前記本体部に固定したことを特徴としてい
る。
ともに握持した状態で所定方向に往復運動可能に構成さ
れた本体部と、前記本体部の内部に設けられ前記所定方
向に沿って筒状に巻回されたコイルと、前記本体部の内
部に設けられ前記所定方向に沿って前記コイルを挿通す
る永久磁石と、前記コイルの両端に誘起された電圧によ
って駆動される負荷とを具備し、前記コイルまたは前記
永久磁石の一方を前記所定方向に沿って遊動可能に構成
し、他方を前記本体部に固定したことを特徴としてい
る。
「作用」 本体部を握持して所定方向に往復運動させると、その所
定方向に沿って永久磁石とコイルとが相対運動する。こ
れにより、コイルの各部における磁束密度が変化し、こ
の変化率に比例した電圧がコイルに誘起される。そし
て、コイルに誘起された電圧によって負荷が駆動され
る。
定方向に沿って永久磁石とコイルとが相対運動する。こ
れにより、コイルの各部における磁束密度が変化し、こ
の変化率に比例した電圧がコイルに誘起される。そし
て、コイルに誘起された電圧によって負荷が駆動され
る。
「実施例」 次に、本考案の一実施例の発電おもちゃを第1図を参照
し説明する。
し説明する。
図において1は発電おもちゃの本体部であり、万年筆と
同様の形状に形成され、内部が空洞になっている。そし
て、本体部1は一体に形成され、内部の空洞は密閉され
ている。また、2は永久磁石であり、直径6mm、長さ15m
m程度の円柱状に形成されている。なお、永久磁石2
は、ネオジウム合金系等、保磁力の大きなものを使用す
ると好適である。3は磁石ホルダであり、両端を封止し
た円筒状に形成され、その内径が永久磁石2の直径より
もやや大であり、長さが30mm程度に構成され、本体部1
に固定されている。したがって、永久磁石2は、磁石ホ
ルダ3の内部を遊動可能になっている。また、4はコイ
ルであり、磁石ホルダ3の外周壁中央部にエナメル線を
5000回ないし10000回程度巻回して成るものであり、外
径約12mm、長さ約12mm程度に形成され、磁石ホルダ3に
固定されている。そして、コイル4を成すエナメル線の
両端は回路基板5に接続されている。
同様の形状に形成され、内部が空洞になっている。そし
て、本体部1は一体に形成され、内部の空洞は密閉され
ている。また、2は永久磁石であり、直径6mm、長さ15m
m程度の円柱状に形成されている。なお、永久磁石2
は、ネオジウム合金系等、保磁力の大きなものを使用す
ると好適である。3は磁石ホルダであり、両端を封止し
た円筒状に形成され、その内径が永久磁石2の直径より
もやや大であり、長さが30mm程度に構成され、本体部1
に固定されている。したがって、永久磁石2は、磁石ホ
ルダ3の内部を遊動可能になっている。また、4はコイ
ルであり、磁石ホルダ3の外周壁中央部にエナメル線を
5000回ないし10000回程度巻回して成るものであり、外
径約12mm、長さ約12mm程度に形成され、磁石ホルダ3に
固定されている。そして、コイル4を成すエナメル線の
両端は回路基板5に接続されている。
次に、回路基板5の構成を第2図に示す。図において7
は4個のダイオードから成るダイオードブリッジであ
り、コイル4の両端に誘起された電圧を整流し、コンデ
ンサ8の両端に印加する。なお、コンデンサ8は、0.5F
(ファラッド)ないし1F程度のものを使用すると好適で
ある。また、9はメロディ回路であり、コンデンサ8の
端子電圧を電源電圧とし、予め設定されたメロディに基
づく音声信号を発生して圧電ブザー6に供給するように
構成されている。メロディ回路9は、種々の既存のICを
使用してもよいが、消費電力の低減のためCMOSタイプの
ICを使用すると好適である。
は4個のダイオードから成るダイオードブリッジであ
り、コイル4の両端に誘起された電圧を整流し、コンデ
ンサ8の両端に印加する。なお、コンデンサ8は、0.5F
(ファラッド)ないし1F程度のものを使用すると好適で
ある。また、9はメロディ回路であり、コンデンサ8の
端子電圧を電源電圧とし、予め設定されたメロディに基
づく音声信号を発生して圧電ブザー6に供給するように
構成されている。メロディ回路9は、種々の既存のICを
使用してもよいが、消費電力の低減のためCMOSタイプの
ICを使用すると好適である。
上記構成において本体部1を握持して、長手方向に2Hz
〜5Hz程度の周波数で揺すると、永久磁石2が磁石ホル
ダ3の内部を往復運動する。これにより、コイル4の各
部における磁束密度が変化し、この変化率に比例した電
圧がコイルに誘起される。この電圧は、2Hz〜5Hzの周波
数のスパイク状の波形を有するパルス電圧である。そし
て、コイル3に誘起された電圧は、ダイオードブリッジ
7を介して整流され、コンデンサ8を介して平滑された
後メロディ回路9に印加される。
〜5Hz程度の周波数で揺すると、永久磁石2が磁石ホル
ダ3の内部を往復運動する。これにより、コイル4の各
部における磁束密度が変化し、この変化率に比例した電
圧がコイルに誘起される。この電圧は、2Hz〜5Hzの周波
数のスパイク状の波形を有するパルス電圧である。そし
て、コイル3に誘起された電圧は、ダイオードブリッジ
7を介して整流され、コンデンサ8を介して平滑された
後メロディ回路9に印加される。
メロディ回路9は、コンデンサ8を介して印加された電
圧を電源電圧とし、所定のメロディに基づく音声信号
(電圧信号)を発生する。そして、この音声信号は、圧
電ブザー6を介して発音される。なお、本発明者の試作
結果においては、5Hz程度の周波数で10回程度本体部1
を揺すると、十数秒程度の発音が可能であることが判明
した。
圧を電源電圧とし、所定のメロディに基づく音声信号
(電圧信号)を発生する。そして、この音声信号は、圧
電ブザー6を介して発音される。なお、本発明者の試作
結果においては、5Hz程度の周波数で10回程度本体部1
を揺すると、十数秒程度の発音が可能であることが判明
した。
このように、本実施例においては、電池等の消耗部品を
一切不要としているから、本体部1に開口部を設ける必
要がなく、本体部1を容易に密閉構造にすることができ
る。
一切不要としているから、本体部1に開口部を設ける必
要がなく、本体部1を容易に密閉構造にすることができ
る。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能であることは言うまでもない。例
えば、第3図に示すように、コイル4の中央部にタップ
4aを設け、コイル4の両端をダイオード10,11を介して
コンデンサ8に接続することにより、ダイオードの数を
2個に減らすことができる。また、メロディ回路9の代
りに、例えば発光ダイオードや液晶表示器等を駆動する
ように構成してもよい。また、第1図において、永久磁
石2を本体部1に固定し、本体部1の長手方向にコイル
4を遊動自在に構成してもよいことは勿論である。
く、種々の変形が可能であることは言うまでもない。例
えば、第3図に示すように、コイル4の中央部にタップ
4aを設け、コイル4の両端をダイオード10,11を介して
コンデンサ8に接続することにより、ダイオードの数を
2個に減らすことができる。また、メロディ回路9の代
りに、例えば発光ダイオードや液晶表示器等を駆動する
ように構成してもよい。また、第1図において、永久磁
石2を本体部1に固定し、本体部1の長手方向にコイル
4を遊動自在に構成してもよいことは勿論である。
「考案の効果」 以上説明したように本考案の発電おもちゃによれば、本
体部を所定方向に往復運動させるとコイルにおいて電圧
が誘起され、この電圧によって負荷が駆動されるから、
電池等が不要であり、完全性および防水性に優れたおも
ちゃを提供することができる。
体部を所定方向に往復運動させるとコイルにおいて電圧
が誘起され、この電圧によって負荷が駆動されるから、
電池等が不要であり、完全性および防水性に優れたおも
ちゃを提供することができる。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は一実施例
の回路図、第3図は一実施例の変形例の回路図である。 1……本体部、2……永久磁石、4……コイル、9……
メロディ回路(負荷)。
の回路図、第3図は一実施例の変形例の回路図である。 1……本体部、2……永久磁石、4……コイル、9……
メロディ回路(負荷)。
Claims (1)
- 【請求項1】片手で握持できるとともに握持した状態で
所定方向に往復運動可能に構成された本体部と、 前記本体部の内部に設けられた前記所定方向に沿って筒
状に巻回されたコイルと、 前記本体部の内部に設けられ前記所定方向に沿って前記
コイルを挿通する永久磁石と、 前記コイルの両端に誘起された電圧によって駆動される
負荷と を具備し、前記コイルまたは前記永久磁石の一方を前記
所定方向に沿って遊動可能に構成し、他方を前記本体部
に固定したことを特徴とする発電おもちゃ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5451390U JPH0633997Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 発電おもちゃ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5451390U JPH0633997Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 発電おもちゃ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413197U JPH0413197U (ja) | 1992-02-03 |
JPH0633997Y2 true JPH0633997Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31576646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5451390U Expired - Lifetime JPH0633997Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 発電おもちゃ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633997Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP5451390U patent/JPH0633997Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413197U (ja) | 1992-02-03 |
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