JPH0633987Y2 - 円周回動プロペラ式空中浮上形体 - Google Patents

円周回動プロペラ式空中浮上形体

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JPH0633987Y2
JPH0633987Y2 JP10137690U JP10137690U JPH0633987Y2 JP H0633987 Y2 JPH0633987 Y2 JP H0633987Y2 JP 10137690 U JP10137690 U JP 10137690U JP 10137690 U JP10137690 U JP 10137690U JP H0633987 Y2 JPH0633987 Y2 JP H0633987Y2
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propeller
power
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power transmission
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木村  茂雄
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木村 茂雄
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 プロペラの回転軸に動力を加え回すのではなくプロペラ
を二つ並べてその中央一点で同時に二つのプロペラの先
端に回転力を加え、対称的にプロペラを回し慣性を消し
て空中浮上する形体 「従来の技術」 従来のプロペラ回転による空中浮上形体、例えばヘリコ
プター等は、プロペラの中心軸に動力を加えて回転させ
て空中浮上するものばかりだった。
だから大きな動力を必要としたし、プロペラの回転方向
とは逆の慣性が発生するのでロスも大きくプロペラも大
きく出来なかった。もし空中でプロペラが止まると急下
降し大きな事故につながった。
「考案が解決しようとする課題」 プロペラ回転による空中浮上形体特有の慣性を消せる形
体でかつ小さい動力で大きなプロペラを回せることの2
点を同時に満足させる形体を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達するためにプロペラの端にプロペラの回
転軸が中心となるように丸い輪、軽くて堅くて、薄い、
のフレームを接着させて、そのフレームの外側にぐるり
と動力伝達装置、例えば動力が手動、又は内燃機関だっ
たらギア歯、ジェット噴射エンジンだったら、噴射を利
用しておわんの様な小さいタービンを付ける。以上二つ
の同じものを水平にくっつかない様に近づけて並べ、そ
の位置で二つとも同じ高さになるように垂直な回転軸に
それぞれ組込む。さらにその両方の回転軸は中央本体か
ら回転軸の上下を支えるための支えうでが左右にのびて
その位置で回転出来るようにして固定して支えられる。
動力源は本体中央に置かれ、両方のプロペラに付けてあ
る動力伝達装置の付いたフレームの近接点において一定
方向の動力を、例えばピストンの回転力、ジェット噴射
力等を、両方のプロペラの端の輪のフレームの動力伝達
装置に同時にまたがって伝えるものである。
「作用」 二つのプロペラは対称的に回転するので慣性は消える
し、てこの原理が働き小さい動力で大きなプロペラを回
転させることが出来る。
「実施例」 手動式のおもちゃにして図面にて説明する。第一図、第
二図において、上向きにして左右水平に置かれた二つの
同じプロペラ1、の両端にそれぞれプロペラの回転軸2
が中心となるように輪のフレーム3が接着してあり横に
ぐるりギア歯が付いている。プロペラ1の回転軸2は中
央本体4から上下に左右にのびた支えうでによって回転
出来るようにして同じ高さで上下を固定されている。本
体4の前後中央には一方のプロペラの回転軸からもう一
方のプロペラの回転軸の線に対して直角方向にぬけるよ
うに、両プロペラの輪のフレーム3のギア歯のすきまよ
り少し大きめの穴5があけてある。そして前後の穴5を
通して両プロペラ1の輪のフレーム3のギア歯のすきま
の間隔にピッタリ合うギア歯が左右に付いた長い弦6が
通し入れられてその一方ににぎり部も、もうけられてい
る。そして本体4の下部を片手で持ち一方の手でこの弦
6のにぎり部を持ってひっぱりぬくと両方のプロペラ1
が同時に回転するので本体4の下部を持っていた手をは
なすと空中を浮上して飛ぶ。
「考案の効果」 プロペラを二つならべて同時に対称的に回せるので慣性
が消えロスがないしプロペラも大きく出来るのでもし空
中でプロペラが止まってもゆっくり下降できるのでより
安全になる又プロペラの中心部ではなく外周部に回転力
を加えるので小さい動力ですみ重量も軽くてすむから空
中浮上しやすい。
【図面の簡単な説明】
第一図は本考案の上から見た平面図。 第二図は正面から見た立面図。 1.……プロペラ 2.……プロペラ回転軸 3.……ギヤ歯のぐるり付いた輪のフレーム 4.……本体 5.……ひきぬき穴 6.……動力を加えるギヤ歯付ひっぱり弦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】動力によってプロペラを回転させて空中浮
    上する形体において、プロペラの端にプロペラの回転軸
    が中心となるように輪のフレームを取り付け、そのフレ
    ームにぐるりと動力伝達装置を付ける。以上の二つの同
    じものを左右にくっつかないように近づけ水平に並べ
    て、それぞれ垂直な回転軸に組み込む。そして両方の回
    転軸は、中央本体から左右対称に支えうでがのびてい
    て、そのうでに回転出来る様にして固定される。動力伝
    達装置の付いた両方の輪のフレームの回転する近接点に
    おいて、つまり本体中央において、一つの動力を用い
    て、一定方向に、その二つの動力伝達装置に同時にまた
    がり動力を伝え二つのプロペラを対称的に回転させて空
    中浮上する形体。
JP10137690U 1990-09-27 1990-09-27 円周回動プロペラ式空中浮上形体 Expired - Lifetime JPH0633987Y2 (ja)

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JPH0458297U JPH0458297U (ja) 1992-05-19
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