JPH06336886A - 戸体自動開閉装置及びその薄肉帯材 - Google Patents

戸体自動開閉装置及びその薄肉帯材

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JPH06336886A
JPH06336886A JP5146968A JP14696893A JPH06336886A JP H06336886 A JPH06336886 A JP H06336886A JP 5146968 A JP5146968 A JP 5146968A JP 14696893 A JP14696893 A JP 14696893A JP H06336886 A JPH06336886 A JP H06336886A
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JP
Japan
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thin
door body
movable
strip material
closing device
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JP5146968A
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English (en)
Inventor
Ikuo Kawashima
育雄 川島
Masahiro Kimura
真宏 木村
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Toyo Exterior Co Ltd
Yamazaki Corp
Original Assignee
Toyo Exterior Co Ltd
Yamazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 伸縮門扉を自動開閉する。 [構成] 下向き湾曲C字状にロールフォーミングし
て,座屈防止用の断面形状を付与した鋼製薄肉帯材12
を用い,これを巻取軸14に巻取り自在とし,モーター
40による一対のローラー30によって伸縮門扉1の可
動双方向に送り自在とすることによって自動開閉装置A
とし,薄肉帯材12の一端を伸縮門扉1の戸先側フレー
ム2aに固定し,巻取軸14を吊元側縦枠6に固定す
る。これにより薄肉帯材12は,開閉荷重に抗する耐座
屈性をもって戸先側フレーム2aを押圧し,伸縮門扉1
を自動開閉できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば伸縮門扉等の可
動戸体を自動的に開閉する戸体自動開閉装置及びこれに
用いる薄肉帯材に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の戸体自動開閉装置として,例え
ば本出願人一方の特開昭63−122883号が知られ
ている。
【0003】これによれば可動戸体のガイドレールに添
って,スクリューロッドとスクリューブロックとを備え
たロッドユニットを地中埋込状に配設し,モーターによ
りスクリューロッドを回転させることによって,スクリ
ューブロックを可動戸体の可動双方向に移動させるよう
にして,該スクリューブロックを固定した可動戸体を開
閉するものとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの場
合,スクリューロッドとスクリューブロックを備えたロ
ッドユニットの構成に相当なコストを要すること,防水
等の措置を施すも,なお雨水や塵埃の侵入や滞留を防止
し難く,耐久性や作動性について不安を残すこと,ロッ
ドユニットの配設を地中埋込状とすることによって煩雑
な工事を伴うこと等の問題点を残している。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,低コストにして作動性,
耐久性に優れ,設置工事が容易な戸体自動開閉装置を提
供し,併せてこれに用いる部材としての薄肉帯材を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は,例えば0.1
mm,0.2mmといったような薄肉の鋼材を用いるに際し
て,これに例えば湾曲C字状等所定の断面形状を付与し
て薄肉帯材とした場合,それ自体の直進性が得られると
ともに,例えば伸縮門扉,引戸等の可動戸体を,座屈す
ることなく引張押圧して開閉し得ること,この場合更に
薄肉帯材のコンパクトな巻取りが可能となり,また比較
的低コストとし得ることに着目し,長手方向全長に座屈
防止用の断面形状を付与した鋼製薄肉一体の薄肉帯材を
用いることによって戸体自動開閉装置を構成するように
したものであって,即ち本発明は,長手方向全長に座屈
防止用の断面形状を付与した鋼製薄肉一体にして,一端
を可動戸体に固定し,他端を定位置配設の巻取軸に固定
することにより該定位置において巻取り繰出し自在とし
て上記可動戸体を可動双方向に引張押圧する該可動戸体
の可動範囲をカバーする長さの薄肉帯材と,上記巻取軸
近傍に配設し該薄肉帯材を可動戸体可動双方向に向けて
送り自在とするように薄肉帯材に係合せしめた帯材送り
部材と,該帯材送り部材を作動するモーターとを備えて
なることを特徴とする戸体自動開閉装置(請求項1),
請求項1の可動戸体を,該可動戸体の可動方向に添うガ
イドレールによって追加的に開閉案内してなることを特
徴とする戸体自動開閉装置(請求項2),請求項1又は
2の薄肉帯材を,巻取軸を内蔵し該薄肉帯材を巻取り収
容する収容ケースに追加的に収容してなることを特徴と
する戸体自動開閉装置(請求項3),請求項1乃至3の
帯材送り部材を,薄肉帯材の表裏に接触係合する一対の
送りローラーとしてなることを特徴とする戸体自動開閉
装置(請求項4),請求項1乃至4の可動戸体を,多数
フレームを伸縮機構によって可動方向伸縮自在に連結し
た伸縮門扉とし,薄肉帯材の一端を該伸縮門扉の戸先側
フレームに固定し,巻取軸を該伸縮門扉の吊元縦枠又は
その近傍に配設してなることを特徴とする戸体自動開閉
装置(請求項5),請求項5の薄肉帯材を,戸先側フレ
ームを除く他のフレームの全部又は一部に追加的に設け
た帯材ガイドに挿通してなることを特徴とする戸体自動
開閉装置(請求項6)及び長手方向全長に座屈防止用の
断面形状を付与した鋼製薄肉一体にして,一端を可動戸
体固定用,他端を巻取軸固定用とすることにより,可動
戸体を可動双方向に引張押圧可能としてなることを特徴
とする戸体自動開閉装置用の薄肉帯材(請求項7)に係
り,且つこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解
決の手段としたものである。
【0007】
【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
説明すれば,1は可動戸体としてのアルミ製伸縮門扉,
2a,2bはその縦長矩形状としたフレーム,3はこれ
らフレーム2a,2bを可動方向伸縮自在に連結するリ
ンクの組合せによる上下2段の伸縮機構,4は所定フレ
ーム2bの下端に各前後突出状に設けたキャスター,5
は伸縮門扉1を可動方向に開閉案内するように上記前後
のキャスター4間に介設したガイドレール,6はガイド
レール端部に前後離隔状一対として立設し,吊元側のフ
レーム2bを固定した吊元縦枠,7は同じく戸先側のフ
レーム2aの戸当りをなす戸当り縦枠を示す。
【0008】本例の伸縮門扉1は,自動開閉装置Aによ
り自動開閉自在となるようにしてあり,この自動開閉装
置Aは,薄肉帯材12,該薄肉帯材12の送り用の帯材
送り部材30,該帯材送り部材30作動用のモーター4
0を備えたものとして構成してある。
【0009】薄肉帯材12は,長手方向全長に座屈防止
用の断面形状を付与した鋼製薄肉一体にして,可動戸体
の伸縮門扉1を可動双方向に引張押圧する該伸縮門扉1
の可動範囲,即ち伸縮範囲をカバーする長さのものとし
てある。
【0010】本例においてこの薄肉帯材12は,それ自
体防錆性に優れ,また伸縮門扉1の引張に対して伸びを
防止し得るように引張強さに優れた304ステンレス材
にしてその肉厚を0.2mmとした薄肉のものを用いてあ
り,このステンレス材にロールフォーミングとその後の
熱処理を施すことによって座屈防止用の断面形状を恒久
的且つ全長に亘って付与せしめたものとしてある。
【0011】このとき断面形状は,ステンレス材におけ
る当初平坦の横幅25mmを17.7mmに,最大高さ幅を
3mmとするように上記ロールフォーミングによって半径
14.55cmの円弧形状に添う湾曲C字状のものとして
あり,この湾曲C字状の断面形状によって伸縮門扉1引
張押圧時の,特に押圧荷重に抗し得る耐座屈性を備えた
ものとしてある。
【0012】薄肉帯材12は,その一端を伸縮門扉1に
固定し,他端を定位置配設の巻取軸14に固定すること
により,該定位置における巻取り繰出しを自在としてあ
る。
【0013】本例にあって,薄肉帯材12一端の固定
は,伸縮門扉1の戸先側フレーム2aに対して,L字金
具13を用い,これを戸先側フレーム2aの下枠に引掛
固定するように行ってあり,また巻取軸14は,これを
内蔵した収容ケース10を,上記一対の吊元縦枠6間一
方の側壁下方に固定することによって吊元縦枠6位置に
配設したものとしてあり,これにより巻取軸14に他端
を固定した薄肉帯材12は,この収容ケース10に巻取
収容することによって吊元縦枠6を定位置として伸縮門
扉1の可動双方向に巻取り繰出し自在となるようにして
ある。
【0014】このとき更に巻取軸14は,これを内蔵し
た収容ケース10の固定ピン15との間に介設した渦巻
きバネ16を備えて,薄肉帯材12の繰り出し時の回転
によって,この巻取軸14が巻取り方向への付勢力を蓄
積し得るものとしてあるので,これにより薄肉帯材12
の巻取りがスムーズ且つ自動的に行われるようにしてあ
る。
【0015】また本例の薄肉帯材12は,上記座屈防止
用に付与した湾曲C字状の断面形状を内向きにして巻取
軸に巻取り,併せてこの断面形状を下向きにして繰出す
ように配置してあり,これにより塵埃の付着を可及的に
抑えて耐座屈性を有するものとしてあり,更にこの配置
関係において薄肉帯材12を,戸先側フレーム2aを除
く他のフレーム2bの全部に設けた帯材ガイド20にそ
れぞれ挿通してあり,これにより各フレーム2bが接触
状態で,また等間隔離隔状態で薄肉帯材12の進行を案
内して,2次的に薄肉帯材12を補強し,その耐座屈性
を更に向上した高度のものとしてある。
【0016】このため帯材ガイド20は,本例において
各フレーム2bの下枠上面との間に,帯材ガイドの高さ
幅3mmに対してやや高い矩形の挿通空間を形成するもの
とし,これを同高水平にして直線上に位置するように配
置固定して設けたものとしてある。
【0017】帯材送り部材30は,巻取軸14近傍の,
本例において収容ケース10の巻取口11付近に配設
し,薄肉帯材12を伸縮門扉1の可動双方向に向けて送
り自在とするように該薄肉帯材12に係合した,同じく
本例において薄肉帯材12の表裏に挟圧状に接触係合す
る上下一対の送りローラーとしてある。
【0018】本例の送りローラーは,上記座屈防止用の
湾曲C字状の断面形状に合わせて,上位ローラー31を
凹,下位ローラー32を凸とするように,例えば合成ゴ
ムによる摩擦抵抗を比較的高く有する材質の外周リング
33を巻設具備したものとし,その一方の本例における
上位ローラー31を減速装置を介してモーター40に連
結し,これをモーター駆動し,下位ローラー32を従動
させることにより,モーター40の正逆回転に従って帯
材送り部材30として作動させ,上記薄肉帯材12の伸
縮門扉1可動双方向に向けた送りを自在としたものとし
てある。
【0019】以上の構成による本例の自動開閉装置Aに
あっては,図示省略の無線機又はスイッチを操作してモ
ーター40を駆動し,帯材送り部材30を作動させるこ
とにより,薄肉帯材12を回転方向に送り,戸先側フレ
ーム2aを引張押圧することによって伸縮門扉1の開閉
を自動的に行う。
【0020】このとき薄肉帯材12は座屈防止用の断面
形状を付与したことによってそれ自体耐座屈性を備えて
おり,また各フレーム2bの帯材ガイド20により2次
的に耐座屈性を向上する一方,伸縮門扉1は伸縮方向に
添うガイドレール5によって開閉案内されるから,薄肉
帯材12は,例えば30kgの開閉荷重に耐えて,極めて
高度な耐座屈性を備えた状態で伸縮門扉1を押圧閉成す
ることができ,また逆に材質の引張り強さによって上記
開閉荷重に耐えて,伸びのない引張開成を行うことがで
き,更に薄肉帯材12は収容ケース10にコンパクト且
つスムーズに自動巻取りされるに至ることになる。
【0021】図示した例は以上のとおりとしたが,本発
明の実施に当って長手方向全長に付与する座屈防止用の
断面形状は上記湾曲C字状のものの他,巻取りが可能で
耐座屈性を備える他の形状,例えば湾曲波状,屈曲V字
状,屈曲W字状等のものとすることができる。
【0022】耐座屈性の程度は,開閉する可動戸体の開
閉荷重に応じて薄肉帯材の肉厚,幅,断面形状,設置本
数等の相関関係において設定するようにすればよいが,
一般に薄肉帯材の肉厚は0.1mmから0.3mm程度まで
の範囲で定めるのがよく,これより薄いと開閉荷重に対
する耐座屈性を得難く,またこれより厚いと断面形状の
付与と相まって剛性が高すぎて巻取りに支障を生じるこ
とがあるので好ましくない。
【0023】薄肉帯材は,これを固定する巻取軸を収容
ケースに内蔵させることにより,収容ケースに巻取り収
容するようにしたユニット状のものとすることが,可動
戸体への配設を簡易化し,外観を向上する上で都合がよ
いが,一方,このような収容ケースを用いず,巻取軸に
対して薄肉帯材を直接露出状にして巻取り繰出し自在と
することも可能である。
【0024】可動戸体は上記伸縮門扉の他,例えば重畳
折畳み状の折畳み門扉,引戸門扉,一端軸支の開き門扉
を含む建物内外で用いられる各種建具の戸体とすること
ができる。
【0025】可動戸体には薄肉帯材の一端を固定するこ
とが必要とされるが,この固定は上記折畳み門扉の場合
は,上記伸縮門扉と同様に戸先側の扉体,引戸門扉の場
合は,後端側を含む幅方向任意位置,開き門扉の場合は
回動自由端側とすることによって,これらの引張押圧に
よる自動開閉を行うことができる。
【0026】可動戸体を伸縮門扉,折畳み門扉,引戸門
扉等の建具とするときには,なるべくこれらをその可動
方向に添うガイドレールによって開閉案内することが,
その直進性を確保して薄肉帯材の捩れを防止して耐久性
を向上する上で好ましい。
【0027】また薄肉帯材は,これを帯材ガイドに挿通
することによって可動戸体の引張押圧,特に押圧時に耐
座屈性を二次的に補強することが好ましい。伸縮門扉,
折畳み門扉等にあっては,戸先側からそのフレームに上
記の如くに帯材ガイドを設けるのが簡便であり,また引
戸門扉や開き門扉等にあっては,これらに追随する伸縮
式の帯材ガイドを設けるのが同様に簡便である。
【0028】更に薄肉帯材の可動戸体への配置は,水平
同高の直線上となるようにすることが好ましく,この場
合,上記可動戸体の下方下端に止まらず,上端或いは上
下中間位置とすることもでき,更には上下端のように上
下方向の複数位置とすることもできる。
【0029】帯材送り部材は,摩擦を利用した上記一対
のローラーとすることが簡便であるが,例えば薄肉帯材
側端部に歯合孔を透設したり,別体樹脂ベースに設けた
歯合突起を付設したりすることにより歯車を利用したも
のとすることもできる。更にこれらの場合,帯材送り部
材と薄肉帯材の係合を手動的に解除し得るようにするこ
とにより,例えば停電時の可動戸体の手動開閉を可能と
することができる。
【0030】以上を含め,本発明の実施に当っては,薄
肉帯材,巻取軸,可動戸体,帯材送り部材,モーター,
必要に応じて用いるガイドレール,収容ケース,帯材ガ
イドの各具体的材質,形状,構造,寸法,数量,これら
の関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反
しない限り様々に変更でき,以上に例示し又は説明した
ものに殊更限定するには及ばない。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のとおり,請求項1で,長
手方向全長に座屈防止用の断面形状を付与した鋼製薄肉
一体にして,一端を可動戸体に固定し,他端を定位置配
設の巻取軸に固定することにより該定位置において巻取
り繰出し自在として上記可動戸体を可動双方向に引張押
圧する該可動戸体の可動範囲をカバーする長さの薄肉帯
材と,上記巻取軸近傍に配設し該薄肉帯材を可動戸体可
動双方向に向けて送り自在とするように薄肉帯材に係合
せしめた帯材送り部材と,該帯材送り部材を作動するモ
ーターとを備えてなることを特徴とするから,低コスト
にして作動性,耐久性に優れ,設置工事が容易な戸体自
動開閉装置を提供することができ,請求項2で,上記可
動戸体を,該可動戸体の可動方向に添うガイドレールに
よって追加的に開閉案内してなることを特徴とするか
ら,上記に加えて,薄肉帯材の捩れを防止して,耐久性
を向上することができ,請求項3で,上記薄肉帯材を,
巻取軸を内蔵し該薄肉帯材を巻取り収容する収容ケース
に追加的に収容してなることを特徴とするから,同じく
上記に加えて,ユニット状のものとして巻取軸の設置を
容易化し,請求項4で,上記帯材送り部材を,薄肉帯材
の表裏に接触係合する一対の送りローラーとしてなるこ
とを特徴とするから,同じく上記に加えて薄肉帯材の送
りを簡易且つ確実に行い,請求項5で,上記可動戸体
を,多数フレームを伸縮機構によって可動方向伸縮自在
に連結した伸縮門扉とし,薄肉帯材の一端を該伸縮門扉
の戸先側フレームに固定し,巻取軸を該伸縮門扉の吊元
縦枠又はその近傍に配設してなることを特徴とするの
で,同じく上記に加えて,伸縮門扉に好適な戸体自動開
閉装置とし,請求項6で,上記薄肉帯材を,戸先側フレ
ームを除く他のフレームの全部又は一部に追加的に設け
た帯材ガイドに挿通してなることを特徴とするので,同
じく上記に加えて,薄肉帯材を2次的に補強して,耐座
屈性を更に高めた伸縮門扉に好適な戸体自動開閉装置と
し,更に請求項7で,長手方向全長に座屈防止用の断面
形状を付与した鋼製薄肉一体にして,一端を可動戸体固
定用,他端を巻取軸固定用とすることにより,可動戸体
を可動双方向に引張押圧可能としてなることを特徴とす
るので,戸体自動開閉を可能ならしめる戸体自動開閉装
置用の薄肉帯材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伸縮門扉の正面図
【図2】要部を示す部分拡大縦断面図
【図3】伸縮門扉の部分拡大側面図
【図4】薄肉帯材の縦断面図
【図5】伸縮門扉と薄肉帯材の関係を示す部分拡大斜視
【図6】自動開閉装置の縦断面図
【符号の説明】
A 自動開閉装置 1 伸縮門扉 2a 戸先側フレーム 2b フレーム 5 ガイドレール 6 吊元縦枠 10 収容ケース 12 薄肉帯材 14 巻取軸 20 帯材ガイド 30 帯材送り部材 40 モーター

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向全長に座屈防止用の断面形状を
    付与した鋼製薄肉一体にして,一端を可動戸体に固定
    し,他端を定位置配設の巻取軸に固定することにより該
    定位置において巻取り繰出し自在として上記可動戸体を
    可動双方向に引張押圧する該可動戸体の可動範囲をカバ
    ーする長さの薄肉帯材と,上記巻取軸近傍に配設し該薄
    肉帯材を可動戸体可動双方向に向けて送り自在とするよ
    うに薄肉帯材に係合せしめた帯材送り部材と,該帯材送
    り部材を作動するモーターとを備えてなることを特徴と
    する戸体自動開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の可動戸体を,該可動戸体の可
    動方向に添うガイドレールによって追加的に開閉案内し
    てなることを特徴とする戸体自動開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の薄肉帯材を,巻取軸を
    内蔵し該薄肉帯材を巻取り収容する収容ケースに追加的
    に収容してなることを特徴とする戸体自動開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の帯材送り部材を,薄肉
    帯材の表裏に接触係合する一対の送りローラーとしてな
    ることを特徴とする戸体自動開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の可動戸体を,多数フレ
    ームを伸縮機構によって可動方向伸縮自在に連結した伸
    縮門扉とし,薄肉帯材の一端を該伸縮門扉の戸先側フレ
    ームに固定し,巻取軸を該伸縮門扉の吊元縦枠又はその
    近傍に配設してなることを特徴とする戸体自動開閉装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5の薄肉帯材を,戸先側フレーム
    を除く他のフレームの全部又は一部に追加的に設けた帯
    材ガイドに挿通してなることを特徴とする戸体自動開閉
    装置。
  7. 【請求項7】 長手方向全長に座屈防止用の断面形状を
    付与した鋼製薄肉一体にして,一端を可動戸体固定用,
    他端を巻取軸固定用とすることにより,可動戸体を可動
    双方向に引張押圧可能としてなることを特徴とする戸体
    自動開閉装置用の薄肉帯材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007120176A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Shin Nikkei Co Ltd ノンレール引戸のクローザ機構
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