JPH06334598A - スペクトル拡散通信方式 - Google Patents

スペクトル拡散通信方式

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JPH06334598A
JPH06334598A JP5142589A JP14258993A JPH06334598A JP H06334598 A JPH06334598 A JP H06334598A JP 5142589 A JP5142589 A JP 5142589A JP 14258993 A JP14258993 A JP 14258993A JP H06334598 A JPH06334598 A JP H06334598A
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JP
Japan
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base station
signal
spread
station
spectrum
Prior art date
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Pending
Application number
JP5142589A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Takanashi
斉 高梨
Eisuke Kudo
栄亮 工藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は多重化して基地局間の通信及び制御
局と基地局間の通信を行うスペクトル拡散通信方式を提
供することを目的とする。 【構成】 本発明は上りの信号と下りの信号では時間も
しくは周波数を変え、基地局に対応した拡散符号でスペ
クトル拡散した信号を用い、その基地局以外の基地局へ
の信号を区別することなく多重化して中継を行ない、各
基地局出は、拡散された信号を自基地局の拡散符号で逆
拡散し、他の基地局に伝送する信号は自基地局の拡散符
号でスペクトル拡散して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトル拡散方式を用
いて多重化して基地局間の通信及び制御局と基地局間の
通信行なうことに利用する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の構成を示す概略構成図であ
る。同図において、50は複数の基地局との間で必要な
通信を行い、制御を行う制御基地局であり、図示してい
ないネットワークに接続されている。51〜53は制御
基地局50の配下の基地局であり、制御基地局とは同軸
ケーブル、光りファイバ等のケーブル54〜56で接続
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来では制御基地局に隣接する他の基地局間は無線伝送が
可能であっても一般的に全ての基地局までは伝送できな
かった。また、制御基地局と他の基地局間は有線伝送を
行なっていたのでケーブル敷設工事が必要であった。こ
のため、トラヒックの変化に応じて柔軟に基地局数を増
減することは工事時間に時間が掛かりできなかった。ま
た、一時的にトラヒックの増加が見込まれるところにも
基地局を置くことはできなかった。
【0004】また、伝送する信号の目的の基地局まで従
来の無線中継方式で中継を行おうとすると制御基地局は
配下の基地局毎に送受信機を持たなければならなかっ
た。さらに、制御を行なわない基地局もその基地局の配
下に他の基地局が有るならばその基地局に対応した多く
の送受信機を持たなければならなかった。
【0005】本発明はこれらの問題点を解決するための
もので、簡易な基地局で制御基地局もしくは基地局との
間で通信・中継が周波数利用率がよく、有線ケーブルを
設置する必要もなく、伝送するチャネル数の変化にもあ
るチャネル数の範囲であれば同一周波数で送信する多重
数を変えることで柔軟に対応できるスペクトル拡散通信
方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、上りの信号と下りの信号では時間もしく
は周波数を変え、基地局に対応した拡散符号でスペクト
ル拡散した信号を用い、その基地局以外の基地局への信
号を区別することなく多重化して中継を行ない、各基地
局出は、拡散された信号を自基地局の拡散符号で逆拡散
し、他の基地局に伝送する信号は自基地局の拡散符号で
スペクトル拡散して送信する手段とを備えたことを特徴
とする。各基地局では上りの信号と下りの信号とが同じ
周波数もしくは時間で到来してもその基地局から伝送す
る信号の時間もしくは周波数が異なる信号であれば信号
毎に直行する拡散符号を用いることでその伝送は可能と
なる。この方式でスペクトル拡散技術として直接拡散方
式を採用しても遠近問題は基地局が移動しないので起こ
らない。
【0007】
【作用】本発明のスペクトル拡散通信方式では基地局間
の伝送を拡散符号が異なるスペクトル拡散を行なった信
号で伝送するので各基地局ではその基地局に対応した拡
散符号で逆拡散するだけでその基地局に必要な信号が得
られ、他の信号はそのまま中継するだけで他の基地局へ
も信号の伝送ができる。本発明のスペクトル拡散通信方
式では周波数も時間も同じチャネルでスペクトル拡散符
号を替えるだけで多重出来るので送受信機は1つづつで
よい。また、中継するチャネル数が増減してもスペクト
ル拡散符号を新たに割り当てて多重数を変えるだけで柔
軟に対応できる。さらに、中継時に品質の劣化が少なく
てすむ。
【0008】
【実施例】図1は本発明の原理を示す構成図である。同
図に示すように、上りの信号と下りの信号では時間もし
くは周波数を変える。例えば基地局1と基地局2ではf1
/t1 とf2/t2 のように変える。そして、基地局に対応し
た拡散符号でスペクトル拡散した信号を用い、その基地
局以外の基地局への信号を区別することなく多重化して
中継を行なう。各基地局では、拡散された信号を自基地
局の拡散符号で逆拡散し、他の基地局に伝送する信号は
自基地局の拡散符号でスペクトル拡散して送信する。よ
って、各基地局では上りの信号と下りの信号とが同じ周
波数もしくは時間で到来してもその基地局から伝送する
信号の時間もしくは周波数が異なる信号であれば信号毎
に直行する拡散符号を用いることでその伝送は可能とな
る。
【0009】図2は本発明をネットワークにつながった
制御基地局とその制御基地局傘下の基地局間との伝送に
用いた例の概要を示す図である。同図において、1、
2、5、6は配下に基地局を持ちそれらの基地局と制御
基地局9との間を中継する基地局、3、7は配下に基地
局を持たない基地局、8は各種通信端末を収容している
交換機と通信網であるネットワーク、15〜20は制御
基地局9から下りの信号伝送を行うチャネル、10〜1
4、21は制御を行わない基地局から制御基地局9への
上りの信号伝送を行うチャネルである。上りと下りのチ
ャネルは周波数又は時間を変えて伝送するがここでは周
波数利用率の向上から1つおきの基地局で同じ周波数を
用いている。干渉が許容できる値であればこのような中
継も可能である。
【0010】図3は図2における制御基地局の構成図で
ある。同図において、22〜24は配下の基地局へ伝送
する信号の伝送信号入力端子、25は制御信号入力端
子、26〜28は拡散器、29は制御信号入力端子25
からの信号に従い、拡散器26〜28でスペクトル拡散
に用いる拡散符号を発生する拡散符号発生器、30は拡
散した信号を送信する送信機、31は後述するアンテナ
32を送信機30と後述する受信機33で共用するため
の分波器、32はアンテナ、33はスペクトル拡散され
多重された配下の基地局からの信号を受信する受信機、
34は29の拡散符号発生器から逆拡散のための符号を
受け取りスペクトル逆拡散を行う逆拡散器、35は逆拡
散した信号の復調信号出力端子である。
【0011】制御基地局では伝送信号入力端子からの入
力に対しその信号を伝送する基地局に対応した拡散符号
で拡散して伝送できるので信号の交換機能を果たすこと
もできる。各拡散器26〜28でスペクトル拡散された
信号は1つの送信機もしくは複数の送信機で隣接する基
地局へ受信した信号の周波数又は時間をかえて送信され
る。
【0012】逆に、隣接する基地局からの信号は各拡散
符号で逆拡散され、各基地局に対応する復調信号出力端
子35へ出力される。ここでも交換機能をもたせること
が出来る。これらの交換の制御は制御信号入力端子25
からの入力で各拡散・逆拡散入力器へ供給する拡散符号
を変えることで行なえる。この制御基地局では2系統の
中継を行っている例である。
【0013】図4は図2の基地局の構成図である。同図
において、36は逆拡散した信号を復調する復調器、3
7は送信する信号を変調する変調器、38は復調信号出
力端子、39は伝送する信号を入力する伝送信号端子で
ある。隣接する基地局もしくは制御基地局からの信号は
その基地局の拡散符号で逆拡散され、復調される。その
基地局から伝送する信号は拡散し、受信信号と合成し、
受信した信号とは時間もしくは周波数が異なるチャネル
で隣接する基地局又は制御基地局へ送信機により伝送す
る。
【0014】図5は図2の基地局の別の構成図である。
上記の実施例と異なるのは基地局において逆拡散してか
ら再度拡散していることである。このようにすることで
中継における劣化を小さくすることができると共にその
基地局で復調する際に用いた拡散符号と同じ符号を用い
てこの基地局から伝送する信号を拡散することができる
ので直行性のよい拡散符号を用いることができる。
【0015】図6は図2の基地局のさらに別の構成図で
ある。上記の実施例と異なるのは基地局においてベース
バンド帯まで復調し、更にディジタル信号にまで復号し
た後に変調及びスペクトル拡散していることである。こ
のようにすることで中継における劣化を更に小さくする
ことができると共にその基地局で復調する際に用いた拡
散符号と同じ符号を用いてこの基地局から伝送する信号
を拡散することができるので直行性のよい拡散符号を用
いることができる。必要に応じて誤り訂正等も採用する
こともできる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易な基地局で制御基地局もしくは基地局との間で通信
・中継が周波数利用率のよいスペクトル拡散通信方式で
でき、有線ケーブルを設置する必要もなくできる。さら
に伝送するチャネル数の変化にもあるチャネル数の範囲
であれば同一周波数で送信する多重数を変えることで柔
軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示す構成図である。
【図2】本発明をネットワークにつながった制御基地局
とその制御基地局傘下の基地局間との伝送に用いた例の
概要を示す図である。
【図3】本発明の制御基地局の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の基地局の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の基地局の別の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の基地局のさらに別の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】従来の構成を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1、2、5、6 基地局 3、7 配下に基地局を持たない基地局 8 ネットワーク 9 制御基地局 10〜14、21 制御を行わない基地局から制御基地
局への上りの信号伝送を行うチャネル 15〜20 制御基地局から下りの信号伝送を行うチャ
ネル 22〜24 伝送信号入力端子 25 制御信号入力端子 26〜28 拡散器 29 拡散符号発生器 30 送信機 31 分波器 32 アンテナ 33 受信機 34 逆拡散器 35 復調信号出力端子 36 復調器 37 変調器 38 復調信号出力端子 39 伝送信号入力端子 50 制御基地局 51〜53 基地局 54〜56 ケーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図7】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な無線局である移動局と、所要
    の通信品質が得られると予測されるゾーンにおける前記
    移動局と双方向通信を行なう固定の無線局であるn(n
    は正の整数)個の基地局と、前記移動局からの通信信号
    および前記移動局への通信信号を前記基地局を介して相
    互に伝送すると共に、他の通信網との接続を行う制御基
    地局とから構成される移動通信方式において、 前記制御基地局は前記基地局の中のn−m個(m=0、
    1、2、・・・、n−1)の基地局に伝送する信号を、
    基地局毎に予め割り当てた1つ以上のスペクトル拡散を
    行う拡散符合で拡散した後に加え合わせることにより多
    重化して送信する手段を有し、 前記制御基地局または任意の基地局に隣接する1つ以上
    の他の基地局は、前記制御基地局または該任意の基地局
    から該他の基地局へ送信された複数の拡散符号でスペク
    トル拡散され多重化された信号を受信し、その信号を該
    他の基地局に割り当てた拡散符号を用いてスペクトル逆
    拡散する手段と、当該逆拡散した信号を復調し出力する
    と共に、該他の基地局から隣接する1つ以上の基地局ま
    たは前記制御基地局に伝送すべき信号を予め定めた1つ
    以上のスペクトル拡散符号でスペクトル拡散し、当該伝
    送信号とさらに該他の基地局において受信した信号とを
    合成することにより多重化を行い、異なる周波数又は時
    間で他の隣接する基地局または前記制御基地局に送信す
    る信号とを送信する送信機とを備えたことを特徴とする
    スペクトル拡散通信方式。
  2. 【請求項2】 基地局は基地局で受信したスペクトル拡
    散された信号全てを逆拡散し、その信号を当該基地局に
    必要な信号だけを復調器で復調及び識別を行ない復号
    し、逆拡散した信号からその基地局で必要な信号以外の
    信号とその基地局から他の基地局または前記制御基地局
    へ伝送しようとする信号を伝送する基地局または制御基
    地局に対応したスペクトル拡散符号で拡散した信号とを
    送信する手段を備えた請求項1記載のスペクトル拡散通
    信方式。
  3. 【請求項3】 基地局は基地局で受信しスペクトル逆拡
    散した多重化信号全てを復調器で復調及び識別を行ない
    復号し、その信号を変調器で変調したうえでスペクトル
    拡散して送信する手段を備えた請求項1記載のスペクト
    ル拡散通信方式。
JP5142589A 1993-05-24 1993-05-24 スペクトル拡散通信方式 Pending JPH06334598A (ja)

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JP5142589A JPH06334598A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 スペクトル拡散通信方式

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JP5142589A JPH06334598A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 スペクトル拡散通信方式

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JPH06334598A true JPH06334598A (ja) 1994-12-02

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ID=15318827

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JP5142589A Pending JPH06334598A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 スペクトル拡散通信方式

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JP (1) JPH06334598A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5903592A (en) * 1996-04-18 1999-05-11 Fujitsu Limited Radio transmission system
EP1089586A2 (en) * 1999-09-28 2001-04-04 Siemens Information and Communication Networks, Inc. Dynamic networking between mobile stations in wireless networks

Cited By (3)

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US5903592A (en) * 1996-04-18 1999-05-11 Fujitsu Limited Radio transmission system
EP1089586A2 (en) * 1999-09-28 2001-04-04 Siemens Information and Communication Networks, Inc. Dynamic networking between mobile stations in wireless networks
EP1089586A3 (en) * 1999-09-28 2001-11-21 Siemens Information and Communication Networks, Inc. Dynamic networking between mobile stations in wireless networks

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Effective date: 20010710