JPH0633398A - 建築用資材及びその製造方法 - Google Patents

建築用資材及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0633398A
JPH0633398A JP41211990A JP41211990A JPH0633398A JP H0633398 A JPH0633398 A JP H0633398A JP 41211990 A JP41211990 A JP 41211990A JP 41211990 A JP41211990 A JP 41211990A JP H0633398 A JPH0633398 A JP H0633398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building material
wood pulp
board
binder
flame retardancy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP41211990A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Tan
道広 丹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PIONEER CONE CORP
Pioneer Corp
Original Assignee
PIONEER CONE CORP
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PIONEER CONE CORP, Pioneer Electronic Corp filed Critical PIONEER CONE CORP
Priority to JP41211990A priority Critical patent/JPH0633398A/ja
Publication of JPH0633398A publication Critical patent/JPH0633398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/04Waste materials; Refuse
    • C04B18/18Waste materials; Refuse organic
    • C04B18/24Vegetable refuse, e.g. rice husks, maize-ear refuse; Cellulosic materials, e.g. paper, cork
    • C04B18/26Wood, e.g. sawdust, wood shavings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B30/00Compositions for artificial stone, not containing binders
    • C04B30/02Compositions for artificial stone, not containing binders containing fibrous materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燐酸エステル化した木材パルプを繊維質が破
壊されるまでミクロフィブリル化することにより得られ
たバインダーで無機質繊維を結合することによって、難
燃性,吸音性,軽量性,強度等の各種性質に優れた建築
用資材を得る。 【構成】 燐酸エステル化した木材パルプを極限まで叩
解するとき、繊維質が破壊されノリ状態となる。このミ
クロフィブリル化された木材パルプは、結合力が大きく
難燃性であるため、ロックウール,ガラス繊維等の無機
質繊維を結合したとき、建築用資材として要求される各
種性質を満足する材料が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃性,軽量性,吸音
性,断熱性等に優れた建築用資材及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】天井材,壁材等の建築用ボードとして、
数多くの種類のものが市販されている。たとえば材質的
にみると、無機質繊維で作られた不燃性ボードから有機
質繊維で作られた難燃性ボードまで各種のものがあり、
一般住宅,ビル,店舗等の天井材や壁材等として使用さ
れている。
【0003】建築用ボードが仮に無機質繊維のみで作ら
れるとき、不燃性であるため建築用資材として非常に有
用なものである。しかし、無機質繊維だけでは結合力が
小さいため、成形後のボードは、衝撃,摩擦等によって
剥離,繊維の脱落等を生じ易くなる。しかも、剥離,繊
維脱落が長期間にわたって行われるため、施工後の状態
が落ち着かず、たとえば室内に粉塵を浮遊させることに
なる。
【0004】そこで、変成デンプン,ポリビニルアルコ
ール(PVA)等の有機質バインダーを無機質繊維に入
れ、圧縮成形によって所定形状のボードに成形してい
る。或いは、有機質バインダーを混練した後、軽圧下す
ることによって、低密度のボードに成形する方法も採用
されている。
【0005】圧縮成形によって得られたボードは、重
く、取扱いに不便である。他方、軽圧下で作られた低密
度のボードは、一般に必要とする結合力を得るために多
量の有機質バインダーを混入しており、難燃性が劣化す
る。この難燃性劣化を補うためには、厚みを増したボー
ドを使用することが要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】有機質バインダーを混
練した無機質繊維製のボードは、バインダーの混入量及
び厚みによって難燃性が大きく変わる。たとえば、一般
的にいって、厚いボードは、難燃性に優れているもの
の、その厚みのために施工が制約を受ける。また、無機
質繊維を結合させる有機質バインダーとして現実的に難
燃性に優れたものがないため、バインダーの増量に伴い
難燃性が劣化する。この点、難燃性,密度,曲げ破壊強
度等に関しては、使用するバインダー如何がカギを握っ
ているといっても過言ではない。
【0007】ところで、一般に合成樹脂系のバインダー
では、ハロゲンを含有するものが多いため、火災発生時
に人体に有害なガスを発生させるため、建築用資材とし
て使用することはできない。また、変成デンプン,PV
C等のバインダーは、難燃性に問題があることに加え、
吸湿性の物質でもある。そのため、施工後の天井や壁等
にカビが発生することにもなる。
【0008】このように従来の有機質バインダーを使用
して無機質繊維を結合させたボードでは難燃性等に問題
があるため、難燃化剤の含浸,スプレー等による表面処
理を施している。しかし、これによっても難燃性の向上
に限界があり、建設省告示第1231号で規定されてい
る難燃2級、すなわち準不燃性のボードを得ることがで
きない。また、この問題は、建築資材用ボードに限ら
ず、壁紙,シート等でも同様である。
【0009】そこで、本発明は、このような問題を解消
するために案出されたものであり、燐酸エステル化した
木材パルプをミクロフィブリル化したものをバインダー
として使用することにより、難燃性に優れ、空気保有率
及び吸音性が高く軽量の無機質繊維製建築用資材を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の無機質繊維製建
築用資材は、その目的を達成するため、燐酸エステル化
した木材パルプをミクロフィブリル化したバインダーで
無機質繊維が結合されていることを特徴とする。また、
ミクロフィブリル化した燐酸エステル化木材パルプを混
入した無機質繊維を抄造することによって、ボード,壁
紙,シート等の所定形状に成形することができる。
【0011】この建築用資材は、たとえば網目状で平滑
な表面をもつボードとして使用される。また、建築用資
材は、解繊を防ぐ上から、周縁部が加圧成形されている
ことが好ましい。更に、建築用資材の表面層及び裏面層
の間で密度を異ならせることもできる。また、建築用資
材の表面にスチレン系,パラフィン系,シリコーン系,
フッ素系,合成樹脂系,脂肪酸誘導体,クロム錯塩等の
撥水剤を建築用資材の表面にスプレーするとき、乾燥後
の建築用資材の撥水性が向上する。
【0012】
【作用】燐酸エステル化した木材パルプは、難燃性及び
防カビ作用を有しており、たとえば叩解度(フリーネ
ス)8゜SRに解繊したとき、図1に示すように太い繊
維集合状態になる。解繊した木材パルプを40゜SRま
で叩解すると、図2に示すように一部の導管が潰され、
繊維の透明化が進む。また、フィブリル化現象がみら
れ、且つ繊維同士の間に絡合いが生じている。
【0013】更に木材パルプの叩解を進めて90゜SR
以上にすると、図3に示すように短繊維となり、表面積
が拡大して枝別れ,ミクロフィブリル化が極端に進んだ
状態になる。また、繊維質が破壊された膜状になり、ノ
リとしての作用を発揮し始める。そこで、この状態の木
材パルプを使用して無機質繊維を結合させるとき、難燃
性に優れ且つ機械的強度の大きな建築用資材が得られ
る。木材パルプの叩解度を大きくすると、ノリとしての
性質が顕著になり、無機質繊維に配合するバインダーの
比率を低く設定することができる。そのため、必要な機
械的強度を確保しながら、難燃性を向上させることがで
きる。
【0014】本発明の建築用資材は、成分的には無機質
繊維及びバインダーを含んでいる。無機質繊維として
は、30〜60%のロックウール及び10〜50%のガ
ラス繊維を使用することが好ましい。また、これら無機
質繊維を結合させるバインダーとして、燐酸エステル化
した木材パルプをミクロフィブリル化したものを10〜
40%含有させる。このバインダー配合量は、所定の結
合量を得る上から下限が決められ、また必要な難燃性を
確保する上から上限が定められる。
【0015】木材パルプの燐酸エステル化には、たとえ
ば次のような方法を採用することができる。先ず、尿素
と燐酸との反応生成物であるポリ燐酸アンモニウムを溶
解した水溶液を調製し、更に尿素を数%溶解させて燐酸
エステル化溶液を用意する。この燐酸エステル化溶液に
木材パルプを投入し、含浸,脱水した後、エステル反応
温度140℃に加熱保持する。反応後、冷却するとき、
燐酸エステル化パルプが得られる。
【0016】得られた燐酸エステル化パルプをビーター
等の叩解機で約40〜90分切断・叩解する。これによ
って、叩解度(フリーネス)が90゜SR以上の極限ま
でミクロフィブリル化され、図3に示した膜状となり、
ノリとしての性質が発現される。
【0017】
【実施例】次いで、図4に示した装置を使用して建築用
資材としての天井板を製造した実施例により、本発明を
具体的に説明する。
【0018】ロックウール50%及び3mmのガラス繊
維30%の無機質繊維に、叩解度がそれぞれ8゜SR,
40゜SR及び90゜SR以上の燐酸エステルパルプを
配合し、原料タンク10に投入した。このとき、原料液
12の濃度を2.5g/lに調整し、撹拌機11で原料
液12を混練した。混練後の原料液12は、供給パイプ
13を経て抄紙タンク20に送った。
【0019】抄紙タンク20には抄紙シリンダ21が昇
降自在に設けられており、抄紙治具22を紙料23に浸
した。また、抄紙シリンダ21は、抄紙治具22の下面
に開口しており、ポンプ24により給排管25を介して
吸引した。なお、給排管25の途中には、開閉弁26を
設けている。ポンプ24による吸引で、抄紙治具22に
移し取られた紙料23は、脱水されて抄紙治具22の形
状に抄造される。この段階で、含水率60〜65%程度
まで脱水した。
【0020】このとき、抄紙治具22として網目状のパ
ンチングメタルを使用すると、パンチングメタル面に接
する側で紙料23が密に抄造され、パンチングメタルを
離れるに従って粗になる。また、パンチングメタル面に
接する側では、パンチングメタルの表面形状が写し取ら
れ、網目状で平滑な表面となる。
【0021】抄紙されたシートは、パンチングメタルご
と乾燥機30に移され、脱水型31にセットした。乾燥
機30の上部に熱風供給管32が開口しており、供給さ
れた熱風が乾燥機30の内部空間に均等な分布で分散さ
れるように、熱風供給管32の開口部の下方に拡散板3
3を設けている。また、乾燥機30の下部に真空ポンプ
34を配置した。なお、真空ポンプ34に至る吸引管3
5には真空弁36を組み込み、大気に開放される排気管
37に排気弁38を組み込んだ。
【0022】熱風供給管32から乾燥機30の内部に温
度100℃の熱風を吹き込みながら、真空ポンプ34に
よる吸引で乾燥機30内を真空圧450mmHg以上の
減圧雰囲気に維持した。これにより、抄紙されたシート
は、パンチングメタルに接する側が密度0.3g/cm
3 の緻密な状態になり、反対側が密度0.16g/cm
3 の粗な状態に乾燥された。
【0023】乾燥後のシートの周縁部を6kg/cm2
のプレス圧で加圧成形し、目標形状に切断することによ
り繊維板を得た。このとき、シートを複数枚重ね合わせ
た状態で加圧成形することによって、目標とする厚みを
もつ繊維ボードが得られる。得られた繊維ボードは、多
数の微細な空隙をもつ構造であることから、保温性及び
断熱性に優れたものであった。また、繊維ボード内部を
伝播する音も繊維と摩擦し分断されるため、吸音性も優
れたものであった。
【0024】この繊維ボードに対して最終仕上げとし
て、シリコーン20%及びトルエン80%の混合液をス
プレーする撥水処理を施し、撥水性を付与した。
【0025】得られた繊維ボードの機械的特性を表1に
示す。
【表1】
【0026】表1から明らかなように、叩解度90゜S
R以上の燐酸エステル化木材パルプをバインダーとして
使用した本発明実施例にあっては、解砕しただけの木材
パルプ及び叩解度40゜SRの木材パルプを使用したも
のに比較して、密度が若干大きくなるものの、曲げ破壊
強度が極めて向上している。これは、図3の状態にある
木材パルプがノリとしての作用を呈していることに由来
する。
【0027】また、建設省告示第1231号では、建築
用資材として使用される材料に関して、(1)排気温度
曲線が標準温度曲線を超えた部分の温度時間面積t×θ
が100以下であること、及び(2)発煙係数CAが6
0以下であることを定めている。そこで、これらの項目
に関する特性を建設省告示第1231号に従って調べ
た。その結果を、図5に示す。なお、図5においては、
排気温度曲線と発煙係数曲線の記入針の位置がずれてい
るため、スタート及び終了時点で両者の間に30秒の位
置ズレが表示されている。
【0028】図5から明らかなように、本発明実施例の
繊維ボードを試験片とする排気温度曲線は、標準温度曲
線を超えることがなかった。したがって、温度時間面積
t×θが0であり、建設省告示第1231号の規定を満
足していることが判る。また、発煙係数CAは、10分
後の最大発煙係数で表されるが、本発明実施例では発煙
係数CAは3であり、建設省告示第1231号の基準値
60を大幅に下回っていることが判る。
【0029】また、建設省告示第1231号では、その
外に防火上著しく変形がないこと、著しく有害なガスの
発生がないこと、亀裂の幅が全厚の1/10以下である
こと、全厚にわたる溶融がないこと等が、難燃2級に要
求される特性として定められている。本発明実施例の繊
維ボードは、これらの規定を全て満足するものであっ
た。
【0030】次いで、図6及び図7に示すように網目状
の溝部が形成され平滑な表面をもつ繊維ボードの吸音特
性を調査した。試験片としては、300mm×600m
mのサイズで、図8に示すように幅及び厚みがそれぞれ
40mm及び7mmの平面部並びに幅及び厚みがそれぞ
れ10mm及び3.5mmの溝部を網目状に形成したも
のを使用した。この試験片40を厚み9mmの石膏ボー
ド41に貼り合わせ、JIS A−1409に従って残
響室音法吸音率を測定した。測定結果を、図9に示す。
なお、図9には、試験片40を貼り合わせずに、石膏ボ
ード41のみを対象とした場合の吸音率を比較例として
併せ示している。
【0031】図9から明らかなように、繊維ボードの試
験片40を石膏ボード41に貼り合わせたものにあって
は、繊維ボードが薄いものであるにも拘らず、大きな吸
音率が得られていることが判る。この吸音特性は、特に
中心周波数が大きくなるほど顕著に現れる。これは、繊
維ボードの内部を音波が伝播する際、繊維による分断及
び繊維との摩擦によりエネルギーが失われ、繊維ボード
を透過して外部に放散される音波エネルギーが減少され
るためであると考えられる。また、繊維ボードの両面で
密度が異なっているため、低音域から高音域にかけた広
い音域で優れた吸音性を備えていることが判る。
【0032】なお、図8に示すように石膏ボード41に
繊維ボード40を貼り合わせたものは、天井板,床板,
壁材等として使用される。しかし、本発明の建築用資材
は、これに拘束されることなく、その特性を利用して保
温,保冷用の表層材や内層材、難燃2級以上の難燃性が
要求される壁紙,自動車用内装材,各種紙製品等として
広範な分野で使用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の建築用
資材は、難燃性に優れ、低密度で非常に軽く、曲げ破壊
強度も大きく、空気保有性をもっている。また、吸音性
及び防カビ性にも優れた性質を発揮する。そのため、天
井板,壁板,床板等の建築用ボード,詰め物等として種
々の分野で使用される。また、立体的でダイナミックな
デザインを付与することができるため、たとえば天井板
として使用するとき、非常に強い印象を与える内装を行
うことができる。しかも、軽量で断熱性及び保温性に優
れているため、建築物等に対する負荷が軽減され、省エ
ネルギー的で快適な空間を作ることができる。更に、厚
み方向に密度差を付けた繊維ボードにあっては低音及び
高音に対する吸音率も良いため、この特性を活かした用
途も期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】燐酸エステル化した木材パルプを解砕した繊維
の状態示す写真。
【図2】同木材パルプを叩解度40°SRで叩解した繊
維の状態を示す写真。
【図3】同木材パルプを叩解度90°SR以上で叩解し
た繊維の状態を示す写真。
【図4】本発明実施例で使用した繊維ボードの製造装置
を示す概略図。
【図5】本発明実施例の繊維ボードの排気温度曲線及び
発煙係数を示すグラフ。
【図6】網目状の模様を付けた繊維ボードの平面図。
【図7】同繊維ボードの側面図。
【図8】吸音特性を測定するため繊維ボードを石膏ボー
ドに貼り合わせた状態を示すグラフ。
【図9】本実施例の繊維ボードの吸音特性を、石膏ボー
ドの吸音特性と比較して示すグラフ。
【符号の説明】
10 原料タンク 11 撹拌機 12 原料液 13 供給パイプ 20 抄紙タンク 21 抄紙シリンダ 22 抄紙治具 23 紙料 24 ポンプ 25 給排管 26 開閉弁 30 乾燥機 31 脱水型 32 熱風供給管 33 拡散板 34 真空ポンプ 35 吸引管 36 真空弁 37 排気管 38 排気弁 40 繊維ボード 41 石膏ボード
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月8日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】燐酸エステル化した木材パルプを解砕した繊維
の形状を示す写真。
【図2】同木材パルプを叩解度40°SRで叩解した繊
維の形状を示す写真。
【図3】同木材パルプを叩解度90°SR以上で叩解し
た繊維の形状を示す写真。
【図4】本発明実施例で使用した繊維ボードの製造装置
を示す概略図。
【図5】本発明実施例の繊維ボードの排気温度曲線及び
発煙係数を示すグラフ。
【図6】網目状の模様を付けた繊維ボードの平面図。
【図7】同繊維ボードの側面図。
【図8】吸音特性を測定するため繊維ボードを石膏ボー
ドに貼り合わせた状態を示すグラフ。
【図9】本実施例の繊維ボードの吸音特性を、石膏ボー
ドの吸音特性と比較して示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21J 1/16 7199−3B E04B 1/94 U 7521−2E 7199−3B D21H 5/18 D

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燐酸エステル化した木材パルプを繊維質
    が破壊されるまでミクロフィブリル化することにより得
    られたバインダーで無機質繊維が結合されていることを
    特徴とする建築用資材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建築用資材が網目状で平
    滑な表面をもつボードに成形されていることを特徴とす
    る建築用資材。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建築用資材の周縁部が加
    圧成形されていることを特徴とする建築用資材。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の建築用資材が表面層及び
    裏面層の間で異なる密度をもつことを特徴とする建築用
    資材。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の建築用資材の表面に撥水
    剤をスプレーされていることを特徴とする建築用資材。
  6. 【請求項6】 燐酸エステル化した木材パルプを繊維質
    が破壊されて膜状を呈するまでミクロフィブリル化し、
    得られたバインダーを無機質繊維に混入し、所定形状に
    抄造することを特徴とする建築用資材の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の建築用資材の周縁部を加
    圧成形することを特徴とする建築用資材の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の抄造に際し、表面層及び
    裏面層の間に密度差を設けることを特徴とする建築用資
    材の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の建築用資材の表面に撥水
    剤をスプレーすることを特徴とする建築用資材の製造方
    法。
JP41211990A 1990-12-19 1990-12-19 建築用資材及びその製造方法 Pending JPH0633398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41211990A JPH0633398A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 建築用資材及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41211990A JPH0633398A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 建築用資材及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0633398A true JPH0633398A (ja) 1994-02-08

Family

ID=18521000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41211990A Pending JPH0633398A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 建築用資材及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633398A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014185505A1 (ja) * 2013-05-16 2014-11-20 王子ホールディングス株式会社 リン酸エステル化微細セルロース繊維及びその製造方法
JP2016539255A (ja) * 2013-10-16 2016-12-15 ユーエスジー・インテリアズ・エルエルシー 天井タイル製造におけるミネラル繊維の空気分散
JP2017179104A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 王子ホールディングス株式会社 リン酸化多糖類の製造方法
JP2022078328A (ja) * 2016-04-04 2022-05-24 ファイバーリーン テクノロジーズ リミテッド 強度の上昇した天井、床材、および建材製品を提供するための組成物および方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014185505A1 (ja) * 2013-05-16 2014-11-20 王子ホールディングス株式会社 リン酸エステル化微細セルロース繊維及びその製造方法
CN105209686A (zh) * 2013-05-16 2015-12-30 王子控股株式会社 磷酸酯化微细纤维素纤维及其制造方法
JPWO2014185505A1 (ja) * 2013-05-16 2017-02-23 王子ホールディングス株式会社 リン酸エステル化微細セルロース繊維及びその製造方法
CN107805851A (zh) * 2013-05-16 2018-03-16 王子控股株式会社 磷酸酯化微细纤维素纤维及其制造方法
JP2020033689A (ja) * 2013-05-16 2020-03-05 王子ホールディングス株式会社 リン酸エステル化微細セルロース繊維及びその製造方法
CN107805851B (zh) * 2013-05-16 2021-02-05 王子控股株式会社 磷酸酯化微细纤维素纤维及其制造方法
US11053324B2 (en) 2013-05-16 2021-07-06 Oji Holdings Corporation Phosphoric acid-esterified fine cellulose fiber and method for producing the same
US11739165B2 (en) 2013-05-16 2023-08-29 Oji Holdings Corporation Phosphoric acid-esterified fine cellulose fiber and method for producing the same
JP2016539255A (ja) * 2013-10-16 2016-12-15 ユーエスジー・インテリアズ・エルエルシー 天井タイル製造におけるミネラル繊維の空気分散
JP2017179104A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 王子ホールディングス株式会社 リン酸化多糖類の製造方法
JP2022078328A (ja) * 2016-04-04 2022-05-24 ファイバーリーン テクノロジーズ リミテッド 強度の上昇した天井、床材、および建材製品を提供するための組成物および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2627975C (en) Acoustical gypsum board for ceiling panel
US6616804B2 (en) Durable acoustical panel and method of making the same
EP3134588B1 (en) Multi-layer ceiling tile
CN107949550B (zh) 吸声天花板砖
US7935223B2 (en) Panels including renewable components and methods for manufacturing
JP5392469B2 (ja) 複合ボード
WO2002053510A2 (en) A dual layer acoustical ceiling tile having an improved sound absorption value
JP2011503402A (ja) 改善された吸音を有する低密度吸音パネルを製造する方法
WO1999013697A1 (fr) Ecran absorbant d'ondes radio non inflammable
US20160230013A1 (en) Building panel with magnesium oxide-phosphate backcoating
US3379609A (en) Water-felted building product including nonfibrous cellulose binder
US10696594B2 (en) High noise reduction coefficient, low density acoustical tiles
JPH0633398A (ja) 建築用資材及びその製造方法
JPH08198980A (ja) 不燃性シ−トまたは不燃性成形体及びその製造方法
JPH10319970A (ja) 吸遮音性板材
KR102219220B1 (ko) 케나프 부직포를 이용한 준불연 흡음 패널 및 이의 제조 방법
JP3713103B2 (ja) 不燃性改良石膏ボード
US20070001334A1 (en) Ceiling tiles and a process for the manufacture thereof
JPH09328837A (ja) 剛性不燃石膏ボード
CA1314802C (en) Non-inflammable light-weighing tough board
CN117836252A (zh) 高吸音和低密度基垫
KR20040080886A (ko) 흡음단열 패널
JPS649428B2 (ja)
JPS6350480B2 (ja)
JPS6011258A (ja) 建築用繊維板