JPH06333479A - 電源制御装置 - Google Patents

電源制御装置

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JPH06333479A
JPH06333479A JP5145510A JP14551093A JPH06333479A JP H06333479 A JPH06333479 A JP H06333479A JP 5145510 A JP5145510 A JP 5145510A JP 14551093 A JP14551093 A JP 14551093A JP H06333479 A JPH06333479 A JP H06333479A
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JP
Japan
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time
power
turned
timer
power supply
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JP5145510A
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Makoto Ito
良 伊藤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器の所定の使用時間の後に、所定の休
止時間を確保して、長時間の連続使用を禁止する。 【構成】 所定のオン時間Tonが設定されたオンタイマ
31と、所定のオフ時間Tofが設定されたオフタイマ3
2とを備え、オン時間が経過したときは、電源スイッチ
回路25をオフにするとともに、電源スイッチがオフに
されたときは、オフ時間が経過するまで、電源スイッチ
をオンにすることを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば医学的/機械
的見地などから、連続使用を制限する必要がある機器に
適用して好適な電源制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、図8に示すように、左右両
眼EL,ERのそれぞれの眼前に配した小型・高精細度
の1対のLCD1L,1Rに表示した映像を、接眼レン
ズ2L,2Rにより高倍率に拡大して、大画面感覚で見
ることができる虚像視覚方式の頭部装着型表示装置を開
発している。この表示装置においては、所定の輻輳角
(眼のより角)を想定して作成した左眼用画像情報及び
右眼用画像情報をLCD1L及びLCD1Rにそれぞれ
表示することにより、立体映像を観視することができ
る。
【0003】また、近年、ビデオのパッケージソフトや
コンピュータグラフィックスを利用した、いわゆるビデ
オゲーム(以下、単にゲームという)が、広く普及して
いる。これらの映像の表示には、使用する場所や状況に
応じて、家庭用テレビジョン受信機、専用受像機、プロ
ジェクタ、携帯型の液晶表示装置(LCD)など、さま
ざまな形態が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の表
示装置を長時間継続して使用するときは、眼の機能など
使用者の健康状態に好ましくない影響があると考えられ
ているため、医学的見地から、連続使用時間を制限する
ことが好ましい。
【0005】そこで、画面に警告表示をしたり、音声で
警告をしたりして、使用者に連続使用を中止するよう
に、注意を促すことが行われている。しかしながら、警
告メッセージなどのみでは、使用の中止を強制すること
ができず、実際に休止するか否かは使用者の判断にまか
せられていて、警告が必ずしも有効ではないという問題
があった。
【0006】また、警告メッセージに応じて、一旦、例
えばゲームを中止しても、直後に再開するときは、充分
な休止時間が確保されないという問題があった。
【0007】更に、複数の使用者がいる場合、個々の使
用者に対する使用・休止の時間管理ができないという問
題があった。
【0008】以上の点に鑑み、この発明の目的は、電気
機器の使用を所定時間に制限すると共に、所定の休止時
間を確保して、長時間の連続使用を禁止するようにした
電源制御装置を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、第1のこの発明による電源制御装置は、後述の実施
例の参照符号を対応させると、第1の所定時間Tonが設
定されたオンタイマ手段31と、第2の所定時間Tofが
設定されたオフタイマ手段32とを備え、第1の所定時
間が経過したときは、電源をオフにして動作時間を制限
するとともに、電源がオフにされたときは、第2の所定
時間が経過するまで、電源をオンにすることを禁止して
休止時間を確保するようにしたものである。
【0010】また、第2のこの発明による電源制御装置
は、後述の実施例の参照符号を対応させると、第1の所
定時間Tonがが設定されたオンタイマ手段31と、第2
の所定時間Tofが設定されて複数の使用者A,B,Cに
それぞれ対応する複数のオフタイマ手段32a,32
b,32cと、複数の使用者を識別する識別手段とを備
え、第1の所定時間が経過したときは、電源をオフにし
て動作時間を制限するとともに、電源がオフの状態にお
いて、電源オン要求があったときは、識別手段によりオ
ン要求を発した使用者を識別して、当該使用者に対応す
るオフタイマ手段に設定された第2の所定時間が経過す
るまで、電源をオンにすることを禁止して休止時間を確
保するようにしたものである。
【0011】
【作用】かかる構成によれば、電気機器の動作時間がオ
ンタイマに設定された所定時間Tonに制限されると共
に、電源オフ後には、オフタイマに設定された所定時間
Tofだけ、機器の休止時間が確保されて、長時間の連続
使用が禁止される。
【0012】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら、この発
明による電源制御装置を、前述のような頭部装着型表示
装置を使用するビデオゲーム機に適用した一実施例につ
いて説明する。
【0013】図1において、10は機器のゲーム機能を
実現する本体部(マイクロコンピュータ)であって、C
PU11、各種の処理ルーチンが書き込まれているRO
M12と、ワークエリア用のRAM13とを備え、シス
テムバス14を通じて、出力ポート15,16やインタ
ーフェイス回路17と共に、CPU11に接続されてい
る。
【0014】20はモニタ部であって、ディスプレイ2
1とスピーカ22とを備え、マイクロコンピュータ10
の出力ポート15、16から、ゲーム用の映像信号と音
声信号とが適宜供給される。ディスプレイ21として
は、図8に原理を説明した虚像視覚方式の頭部装着型表
示装置が用いられる。
【0015】そして、本体部10とモニタ部20には、
電源スイッチ回路25を通じて、ACアダプタ26から
の電力が供給される。
【0016】30はスイッチ回路25のオンオフを制御
する電源制御部であって、オンタイマ31,オフタイマ
32が設けられると共に、時間管理用のCPU33が設
けられ、本体部10のインターフェイス回路17に接続
される。オンタイマ31には、装置が動作状態とされる
オン時間Tonが設定され、オフタイマ32には、装置が
休止状態とされるオフ時間Tofが設定される。
【0017】この例の場合、例えば、オン時間Tonが最
長30分程度に設定されて、連続使用が制限されると共
に、オフ時間Tofが15分程度に設定されて、充分な休
止時間が確保される。このオフ時間は、実際に連続使用
しているゲーム時間が比較的短い場合、その連続使用時
間に応じて、適宜に、設定時間よりも短縮することもで
きる。
【0018】そして、電源制御部30には、電池27か
らの電力が供給されると共に、使用者のキースイッチ
(図示は省略)の操作に基づき、オン要求信号ONRQと、
オフ要求信号OFRQとが択一的に供給されて、制御部30
から、電源スイッチ回路25へオン/オフ制御信号ON/O
FFが供給される。
【0019】次に、図2をも参照しながら、この発明の
一実施例の時間管理動作について説明する。まず、ステ
ップS1において、オン要求があるか否かが判断され、
オン要求を待って、電源スイッチ回路25がオンされて
(ステップS2)、装置は電源オンの状態となり、使用
者はゲームを開始することができる。
【0020】この状態でオンタイマ31がセットされ
て、一定時間ごとにカウントアップされる(ステップS
3,S4)。
【0021】次のステップS5において、オンタイマ3
1がオーバフローしたか否か、即ち、所定のオン時間T
onが経過したか否かが判断される。オンタイマ31がオ
ーバーフローしていなければステップS6に進み、この
ステップS6においてオフ要求があるか否か判断され
る。そして、オフ要求がない場合は、ステップS4に戻
って、電源オンの状態が継続する。
【0022】一方、オンタイマ31がオーバフローして
いなくても、ステップS6においてオフ要求があった場
合には、ステップS11に進んで、かならず電源スイッチ
回路25がオフされる(ステップS11)。また、オンタ
イマ31がオーバフローした場合は、ステップS11に移
行して、電源スイッチ回路25が自動的にオフされて、
装置は強制的に電源オフの状態となり、使用者はゲーム
を継続することができなくなる。
【0023】なお、この場合、実際の連続使用のゲーム
時間が所定のオン時間Tonよりも比較的短いときは、こ
のゲーム時間に応じて、図2に破線で示すように、オフ
タイマの32に設定されているオフ時間を一時的に短縮
することができる(ステップS7)。
【0024】そして、ステップS11において、電源スイ
ッチ回路25がオフされると、次のステップS12におい
て、オフタイマ32がセットされ、ステップS13に進ん
で、一定時間ごとにカウントアップされる。そして、次
のステップS14において、オン要求があったか否かが判
断され、オン要求がなければステップS13に戻り、オン
要求があれば、次のステップS15に進んで、オフタイマ
32がオーバフローしたか否か、即ち、所定のオフ時間
Tofが経過したか否かが判断される)。
【0025】オフタイマ32がオーバフローした場合
は、ステップS15からステップS2に戻り、電源オンの
状態に復帰して、ゲームを再開することができる。ま
た、オフタイマ32がオーバフローしていない場合に
は、ステップS13に戻り、電源オフの状態が継続する。
【0026】なお、この場合、オフタイマ32に設定さ
れた休止期間の間は、電源オンをすることができないの
で、その旨の何等かの表示を行うようにする。例えば、
複数のLEDのバー表示など(図示は省略)により、図
2に破線で示すステップS16のように、概略の残りオフ
時間を適宜に表示する。また、休止期間中に電源オン要
求があったとき、音声により例えば「あと10分すれ
ば、使用可能です」などのオフタイマ32の残り時間を
使用者に知らせるようにしてもよい。
【0027】また、オンタイマ31のオーバーフローの
ため、強制的に電源オフにしたときには、次にゲームを
再開するときに、前の最後の状態からゲームを始めるこ
とができるように、ゲームの電源オフ時の状態のデータ
(第何面か、敵は何人か、味方は何人かなどのラストデ
ータ)をメモリにセーブしておくようにするようにする
こともできる。
【0028】以上のように、図1の実施例では、オンタ
イマ31に設定された所定の動作時間Tonにわたってゲ
ームが行なわれると、オンタイマ31により電源が強制
的にオフされて、ゲームを継続することができなくなる
と共に、電源オフ後は、オフタイマ32に設定された所
定の休止時間Tofが経過しなければ、電源をオンするこ
とができず、必要な休止時間が確保されて、長時間の連
続使用が禁止される。
【0029】図1の実施例では、電源制御部の時間管理
機能が、CPUとソフトウェアにより実現されている
が、次の図3に示すように、JKフリップフロップ(J
K−FF)やアンドゲートなどの論理回路のようなハー
ドウェアの構成により、上述と同様の時間管理機能を実
現することもできる。
【0030】図3の電源制御部30Hでは、JK−FF
34の反転出力Q**(なお、この明細書では「**」は反
転を表わすものとする。)及び正相出力Qがそれぞれオ
ンタイマ31,オフタイマ32のクリア端子に直接に供
給されると共に、インバータ31i,32iを介して、
タイマ31,32のイネーブル端子にそれぞれ供給され
て、両タイマ31,32の動作・非動作が制御される。
【0031】初期状態では、JK−FF34の正相出力
Q(制御信号ON/OFF)が“L”であって、電源スイッチ
回路25が「オフ」となるように制御されると共に、オ
フタイマ32が動作状態にセットされる。このとき、J
K−FF34の反転出力Q**は“H”であって、オンタ
イマ31が非動作状態とされる。
【0032】両タイマ31,32には、それ自身のオー
バフロー出力OVR-ON,OVR-OFが反転されて供給されるア
ンドゲート35,36を介して、所定周期のオンクロッ
クONCK,オフクロックOFCKが印加され、タイマ31,3
2がそれぞれオーバフローしないで、各オーバフロー出
力OVR-ON,OVR-OFが“L”の期間に、所定数の各クロッ
クをカウントすることにより、両タイマ31,32の計
時動作が行なわれる。
【0033】JK−FF34のJ端子はオフタイマ32
のオーバフロー出力端子に接続されると共に、K端子に
は低電位“L”に接続される。そして、クロック端子に
は、インバータ34iを介して、“L”のオン要求信号
ONRQが供給される。
【0034】このオン要求信号ONRQにより、JK−FF
34の状態が初期状態から反転されて、その正相出力Q
が“H”,反転出力が“L”となり、電源スイッチ回路
25が「オン」となるように制御されると共に、オンタ
イマ31が動作状態にセットされて、計時が開始され
る。
【0035】オンタイマ31がオーバフローすると、出
力OVR-ONが“H”となり、ノアゲート38を介して、J
K−FF34のクリア端子に供給されて、JK−FF3
4の状態が再び反転されて、正相出力Qが“L”,反転
出力が“H”の初期状態に戻り、電源スイッチ回路25
が「オフ」となるように制御される。
【0036】また、JK−FF34の正相出力Qが
“H”の状態(電源オン)で、“H”のオフ要求信号OF
RQが到来した場合、このオフ要求信号OFRQは、JK−F
F34の正相出力Qが供給されるアンドゲート37と、
ノアゲート38とを介して、JK−FF34のクリア端
子に供給される。そして、上述のように、JK−FF3
4がクリアされて、電源スイッチ回路25が「オフ」と
なるように制御される。
【0037】一方、オン要求信号ONRQが到来しても、オ
フタイマ32がオーバフローしていない場合は、“L”
のオーバフロー出力OVR-OFがJK−FF34のJ端子に
供給される。また、JK−FF34のK端子は、常時
“L”であるから、この場合は、JK−FF34の正相
出力Qが“L”となって、電源スイッチ回路25は「オ
フ」のままとなる。
【0038】これにより、図3の電源制御部30Hで
も、電気機器の動作が所定時間に制限されると共に、電
源オフ後には、所定の休止時間が確保されて、長時間の
連続使用が禁止される。
【0039】次に、図4〜図7を参照しながら、この発
明による電源制御装置をテレビゲーム機に適用した他の
実施例について説明する。この発明の他の実施例の構成
を図4に示す。この図4において、前出図1に対応する
部分には同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0040】図4の実施例では、複数の使用者の休止時
間を個別に管理することができるように、電源制御部3
0Mには、例えば、3人の使用者A,B,Cに対応する
3個のオフタイマ32a,32b,32cが設けられる
と共に、個々の使用者の識別のために、所定のキー入力
操作部30Kが設けられる。
【0041】また、複数の使用者の使用状態を個別に管
理することができるように、3人の使用者A,B,Cに
対応する3個のメモリ41a,41b,41cを備えた
使用者管理部40が設けられ、この管理部40は、シス
テムバス14を通じて、本体部10のCPU11に接続
されると共に、電源制御部30Mに接続される。
【0042】この実施例では、管理部40にも、電池2
7からの電力が供給されて、電源スイッチ回路25をオ
フにしたときでも、メモリ41a〜41cがバックアッ
プされる。
【0043】このメモリ41a〜41cには、ゲーム開
始前に、キー入力操作部30Kを操作することにより、
各使用者A〜Cを識別するためのデータが書き込まれ
て、使用者A〜Cがそれぞれ登録される。この登録は、
使用者毎に、暗証番号や記号、ユーザ名などを入力する
ことにより行うことができる。そして、この管理部40
のメモリ41a〜41cには、ゲーム開始後は、登録さ
れた使用者ごとに、電源オフ直前のゲームの状態に関す
るデータ(ラストデータ)がそれぞれ書き込まれる。
【0044】また、各使用者が電源のオン/オフをしよ
うとする場合は、オン/オフのためのキースイッチとと
もに、対応のユーザキーKa〜Kcをそれぞれ操作する
ことにより、オン要求信号ONRQ,オフ要求信号OFRQとと
もに、各使用者A〜Cに対応するユーザ情報USER-A〜US
ER-Cが電源制御部30Mに供給される。その余の構成は
前出図1と同様である。
【0045】次に、図5〜図7をも参照しながら、図4
の実施例の時間管理動作について説明する。この時間管
理動作の全体を図5に示し、その要部の動作を図6,図
7に示す。
【0046】まず、図5のステップS21において、オン
要求があるか否かが判断され、オン要求を待って、この
要求をした使用者が予め登録された使用者(A〜C)で
あるか否かがユーザ情報USER-A〜USER-Cに基づいて判断
され、未登録の場合は拒否される(ステップS22)。ま
た、登録された使用者である場合は、今回の使用者J
(登録使用者A〜Cのいずれか一人)が特定され(ステ
ップS23)、次のステップS24において、電源スイッチ
回路25(図4参照)がオンされて、装置は電源オンの
状態となる。
【0047】次のステップS30は、特定された使用者J
がゲームをする時間、即ち、オンタイムの管理を行なう
オンタイム管理ルーチンであって、このオンタイム管理
が終わると、電源スイッチ回路25がオフされて(ステ
ップS25)、装置は電源オフの状態となる。
【0048】そして、ステップS40は、使用者がゲーム
を休止している時間、即ち、オフタイムの管理を行なう
オフタイム管理ルーチンであって、全登録使用者A,
B,Cについて個別に管理される。このオフタイム管理
が終わると、ステップS24に戻って、装置は電源オンの
状態となる。
【0049】図6に示すように、ステップS30のオンタ
イム管理ルーチンでは、まず、初回の使用であるか否か
が判断され(ステップS31)、初回の場合は、ステップ
S32に進み、オンタイマ31がセットされる。また、2
回目以降の使用の場合は、ステップS33において、後述
のように、オフタイム管理ステップS40(図7参照)内
で、特定された使用者Jに対応する、管理部40の特定
のメモリ41j(j=a〜cのいずれか1つ)からラス
トデータが読み出されて、特定使用者Jが前回電源オフ
したときのゲームの状態に復帰してから、オンタイマ3
1がセットされる。
【0050】そして、前出図2のステップS4〜S6と
同様に、オンタイマ31が一定時間毎にカウントアップ
されて(ステップS34)、所定のオン時間が経過したか
否か(ステップS35)と、オフ要求があったか否かが判
断され(ステップS36)、オン時間が経過せず、オフ要
求がない場合はステップS34に戻る。
【0051】また、ステップS35においてオン時間が経
過した場合と、ステップS36においてオフ要求があった
場合とでは、ステップS37に進んで、それぞれの時点で
の特定使用者Jのゲームの状態が対応するメモリ41j
に書き込まれてから、次のステップS25で電源スイッチ
回路25がオフされる。
【0052】図7に示すように、ステップS40のオフタ
イム管理ルーチンでは、まず、初回の使用であるか否か
が判断され(ステップS41)、初回の場合は、すべての
オフタイマ32a〜32cがセットされる(ステップS
42)。また、2回目以降の使用の場合は、ステップS43
において、直前のオンタイムでの特定使用者Jに対応す
る、特定のオフタイマイマ32jがセットされる。そし
て、全てのオフタイマ31a〜31cが一定時間ごとに
カウントアップされる(ステップS44)。
【0053】次のステップS45において、オン要求があ
るか否かが判断され、オン要求がないときはステップS
44に戻る。オン要求がある場合は、前述のステップS2
2,S23と同様に、使用者の確認と、使用者の特定とが
行なわれてから(ステップS46,S47)、各使用者A〜
Cにそれぞれ対応するオフタイマ32a〜32cがオー
バフローしたか否かが判断される(ステップS48a 〜S
48c )。そして、各オフタイマ32a〜32cがオーバ
フローした場合は、ステップS24に戻り、電源オンの状
態に復帰する。
【0054】なお、各オフタイマ32a〜32cがオー
バフローしない場合は、ステップS44に戻るが、この場
合、前述のように、残りオフ時間を表示するようにして
もよい(図2ステップS16参照)。
【0055】これにより、図4の実施例では、オンタイ
マ31に設定された所定のオン時間だけゲームが行なわ
れると、オンタイマ31により電源が強制的にオフされ
て、長時間にわたってゲームを継続することができなく
なると共に、電源オフ後は、使用者A〜Cに対応するオ
フタイマ32a〜32cにそれぞれ設定された所定のオ
フ時間が経過しなければ、電源をオンすることができ
ず、複数の使用者A〜Cそれぞれに、ゲームの休止時間
が確保される。
【0056】また、図4の実施例では、使用者A〜Cに
対応するメモリ41a〜41cに、電源オフ直前のゲー
ムの状態が使用者ごとに記憶されて、次回の電源オンの
際には、複数の使用者A〜Cそれぞれに、前回の電源オ
フ直前のゲームの状態に復帰することができる。
【0057】なお、オンタイマのオーバーフローにより
強制的に電源をオフするとき、即座に電源オフするので
はなく、使用者に強制オフすることを予め警告表示や警
告音声で知らせるようにすることができる。また、ゲー
ムを開始するときに使用者の登録をするのではなく、強
制オフやオフ要求によるオフの際に、上記警告表示や警
告音声に加えて、使用者が誰であるかを尋ねて、使用者
の識別のためのキー入力を使用者に行わせ、管理部40
における使用者毎の管理を行わせるようにしてもよい。
この場合には、その識別のためのキー入力により、オフ
タイマも選定される。
【0058】なお、上述の各実施例では、電源スイッチ
回路のオン・オフ制御によって、ビデオゲーム機の動作
・非動作を制御したが、ディスプレイ上の映像の現出・
消滅を制御することによっても、ビデオゲーム機の使用
・休止を管理することができる。
【0059】以上、この発明をビデオゲーム機に適用し
た実施例について説明したが、この発明は、連続動作時
間が機械的な要因などから制限されると共に、所定の休
止時間を必要とするような電気機器にも、同様に適用す
ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、所定のオン時間が設定されたオンタイマと、所定の
オフ時間が設定されたオフタイマとを備え、オン時間が
経過したときは、電源スイッチをオフにするとともに、
電源スイッチがオフにされたときは、オフ時間が経過す
るまで、電源スイッチをオンにすることを禁止するよう
にしたので、電気機器の休止時間を確保して連続使用を
制限することができる電源制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電源制御装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の動作を説明するための流
れ図である。
【図3】この発明の他の実施例の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】この発明の更に他の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図4の実施例の全体の動作を説明するための流
れ図である。
【図6】図4の実施例の要部の動作を説明するための流
れ図である。
【図7】図4の実施例の他の要部の動作を説明するため
の流れ図である。
【図8】虚像視覚方式の頭部装着型表示装置を説明する
ための平面図である。
【符号の説明】
10 本体部(マイクロコンピュータ) 26 電池 25 電源スイッチ 30 電源制御部 31 オンタイマ 32 オフタイマ 33 CPU 40 使用者管理部 41 メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の所定時間が設定されたオンタイマ
    手段と、 第2の所定時間が設定されたオフタイマ手段と、 電源オン時点から上記第1の所定時間が経過したとき
    は、上記電源を強制的にオフにする動作時間制限手段
    と、 上記電源がオフにされた時点から、上記第2の所定時間
    が経過するまで、上記電源をオンにすることを禁止する
    休止時間確保手段とを備える電源制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電源制御装置におい
    て、 上記オフタイマ手段が、複数の使用者のそれぞれに対応
    して設けられるとともに、 上記複数の使用者を識別する識別手段が設けられ、 上記動作時間制限手段により電源オン時点から上記第1
    の所定時間が経過したときは、上記電源を強制的にオフ
    にするととともに、 上記電源がオフの状態において、電源オン要求があった
    ときは、上記識別手段によりオン要求を発した使用者を
    識別し、上記休止時間確保手段は、当該使用者に対応す
    る上記オフタイマ手段に設定された上記第2の所定時間
    が経過するまで、上記電源をオンにすることを禁止する
    ようにしたことを特徴とする電源制御装置。
  3. 【請求項3】 上記動作時間制限手段により上記電源が
    オフにされるときに、その直前の動作状態を記憶する手
    段を設け、 上記第2の所定時間が経過して、上記電源がオンにされ
    たときに、上記記憶された動作状態から復帰するように
    した請求項1または請求項2に記載の電源制御装置。
  4. 【請求項4】 上記休止時間確保手段により上記電源を
    オンにすることが禁止されている期間には、上記第2の
    所定時間の残りを表示する手段を設けた請求項1または
    請求項2に記載の電源制御装置。
JP5145510A 1993-05-25 1993-05-25 電源制御装置 Pending JPH06333479A (ja)

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