JPH06327455A - 網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装置 - Google Patents
網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装置Info
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- JPH06327455A JPH06327455A JP14536893A JP14536893A JPH06327455A JP H06327455 A JPH06327455 A JP H06327455A JP 14536893 A JP14536893 A JP 14536893A JP 14536893 A JP14536893 A JP 14536893A JP H06327455 A JPH06327455 A JP H06327455A
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- Japan
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- guide pipe
- filter material
- air
- additive
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 けん縮が引き伸ばされた帯状のフィルタ材１
１に、可塑剤１２や添加剤１３等を添加する添加部１０
と、添加部１０によって可塑剤１２や添加剤１３等が添
加された帯状のフィルタ材１１を、可塑剤１２や添加剤
１３等を包み込むように円柱状に成形する成形部２０
と、成形部２０によって円柱状に成形されたフィルタ材
１１の周囲に、巻取紙３１を巻き付けて接着する巻管部
３０とを備え、成形部２０に網状ガイドパイプ１を有す
る。 【効果】 網状ガイドパイプでエアを放出し、エアを巻
管部に送り込まないようにしたので、接着の際に、フィ
ルタ材の突き合わせ部分の一部が開いていても、添加剤
等が、エアの吹き出しに伴って吹き出して糊代部分に付
着することがほとんどなく、エアと共に吹き出す添加剤
による接着不良をおこしにくい。
１に、可塑剤１２や添加剤１３等を添加する添加部１０
と、添加部１０によって可塑剤１２や添加剤１３等が添
加された帯状のフィルタ材１１を、可塑剤１２や添加剤
１３等を包み込むように円柱状に成形する成形部２０
と、成形部２０によって円柱状に成形されたフィルタ材
１１の周囲に、巻取紙３１を巻き付けて接着する巻管部
３０とを備え、成形部２０に網状ガイドパイプ１を有す
る。 【効果】 網状ガイドパイプでエアを放出し、エアを巻
管部に送り込まないようにしたので、接着の際に、フィ
ルタ材の突き合わせ部分の一部が開いていても、添加剤
等が、エアの吹き出しに伴って吹き出して糊代部分に付
着することがほとんどなく、エアと共に吹き出す添加剤
による接着不良をおこしにくい。
Description
【０００１】
【０００２】本発明は、網状ガイドパイプを有するタバ
コフィルタ製造装置に関する。
コフィルタ製造装置に関する。
【０００３】
【０００４】一般に、円柱状のタバコフィルタプラグを
製造するタバコフィルタ製造装置は、セルロース、アセ
テート等の繊維性物質からなる帯状のフィルタ材を、周
速度の異なるローラ等によって引き伸ばし、該引き伸ば
したフィルタ材に、可塑剤や添加剤等を添加する添加部
と、添加部によって添加剤等が添加された帯状のフィル
タ材を、添加剤等を包み込むように円柱状に成形する成
形部と、成形部によって円柱状に成形されたフィルタ材
の周囲に、巻取紙を巻き付けて接着する巻管部とを備え
ている。
製造するタバコフィルタ製造装置は、セルロース、アセ
テート等の繊維性物質からなる帯状のフィルタ材を、周
速度の異なるローラ等によって引き伸ばし、該引き伸ば
したフィルタ材に、可塑剤や添加剤等を添加する添加部
と、添加部によって添加剤等が添加された帯状のフィル
タ材を、添加剤等を包み込むように円柱状に成形する成
形部と、成形部によって円柱状に成形されたフィルタ材
の周囲に、巻取紙を巻き付けて接着する巻管部とを備え
ている。
【０００５】タバコフィルタ製造装置の成形部は、添加
部と巻管部との間に配置され、添加部側から巻管部側へ
と順に、トランペットガイド、圧縮空気によってフィル
タ材を送り出すトランスファジェット、ガイドパイプ、
トング等を有し、帯状のフィルタ材を、添加部から巻管
部へと搬送する途中で、段階的に円柱状に成形するもの
である。
部と巻管部との間に配置され、添加部側から巻管部側へ
と順に、トランペットガイド、圧縮空気によってフィル
タ材を送り出すトランスファジェット、ガイドパイプ、
トング等を有し、帯状のフィルタ材を、添加部から巻管
部へと搬送する途中で、段階的に円柱状に成形するもの
である。
【０００６】上記のタバコフィルタ製造装置によると、
添加部によって可塑剤や添加剤等が添加されたフィルタ
材が、成形部に送られる。
添加部によって可塑剤や添加剤等が添加されたフィルタ
材が、成形部に送られる。
【０００７】成形部では、まず、トランペットガイドに
よって、帯状のフィルタ材の端部がほぼ真上方向で突き
合うように円柱状に成形された後、該円柱状に成形され
たフィルタ材がトランスファジェットに送り込まれる。
よって、帯状のフィルタ材の端部がほぼ真上方向で突き
合うように円柱状に成形された後、該円柱状に成形され
たフィルタ材がトランスファジェットに送り込まれる。
【０００８】トランスファジェットでは、圧縮空気によ
って、円柱状に成形されたフィルタ材をガイドパイプに
送り込む。
って、円柱状に成形されたフィルタ材をガイドパイプに
送り込む。
【０００９】従来のタバコフィルタ製造装置で使用され
ているガイドパイプは、円筒状で、入口側から出口側に
向けて貫通する貫通孔が形成されている。
ているガイドパイプは、円筒状で、入口側から出口側に
向けて貫通する貫通孔が形成されている。
【００１０】上記のガイドパイプによると、トランスフ
ァジェットから圧縮空気によって送り出された円柱状の
フィルタ材が、エアと共に入口側から貫通孔内に連続し
て送り込まれる。
ァジェットから圧縮空気によって送り出された円柱状の
フィルタ材が、エアと共に入口側から貫通孔内に連続し
て送り込まれる。
【００１１】ガイドパイプの貫通孔内に送り込まれたフ
ィルタ材は、ガイドパイプの内周面に接触しつつ、突き
合わせ部分を真上方向に維持した状態のままで、出口側
へと連続して押し出される。
ィルタ材は、ガイドパイプの内周面に接触しつつ、突き
合わせ部分を真上方向に維持した状態のままで、出口側
へと連続して押し出される。
【００１２】そして、ガイドパイプから押し出されたフ
ィルタ材は、トングを通り、より小さな径の円柱状に成
形された後、巻管部へと送り込まれる。
ィルタ材は、トングを通り、より小さな径の円柱状に成
形された後、巻管部へと送り込まれる。
【００１３】ここで、ガイドパイプの貫通孔内に送り込
まれたエアは、フィルタ材と同様に、ガイドパイプ及び
トングを通り、巻管部へ送られる。
まれたエアは、フィルタ材と同様に、ガイドパイプ及び
トングを通り、巻管部へ送られる。
【００１４】巻管部では、円柱状に成形されたフィルタ
材の外周面に、まず、巻取紙が巻き付けられる。
材の外周面に、まず、巻取紙が巻き付けられる。
【００１５】この際、接着剤供給装置によって巻取紙の
糊代部分に接着剤が塗布され、該糊代部分がほぼ真上方
向に位置するように、ガニチュアテープにより保持され
ながら巻取紙がフィルタ材の外周面に巻き付けられる。
糊代部分に接着剤が塗布され、該糊代部分がほぼ真上方
向に位置するように、ガニチュアテープにより保持され
ながら巻取紙がフィルタ材の外周面に巻き付けられる。
【００１６】そして、接着が行なわれた後、次工程で、
所定の長さに切断される。
所定の長さに切断される。
【００１７】
【００１８】上記したように、従来のタバコフィルタ製
造装置によると、成形部のガイドパイプを通って巻管部
に送られた円柱状のフィルタ材は、該巻管部によって、
外周面に巻取紙が巻き付けられ、接着が行われる。
造装置によると、成形部のガイドパイプを通って巻管部
に送られた円柱状のフィルタ材は、該巻管部によって、
外周面に巻取紙が巻き付けられ、接着が行われる。
【００１９】接着の際には、フィルタ材の突き合わせ部
分と、巻取紙の糊代部分とが、共にほぼ真上方向に位置
している。
分と、巻取紙の糊代部分とが、共にほぼ真上方向に位置
している。
【００２０】ところで、円柱状に成形されたフィルタ材
の突き合わせ部分は、完全に密着せずに、その一部が開
いた状態になることがある。
の突き合わせ部分は、完全に密着せずに、その一部が開
いた状態になることがある。
【００２１】そのため、トランスファジェットから供給
され、ガイドパイプを通って巻管部に送られたエアは、
フィルタ材の突き合わせ部分の開いた箇所から、添加剤
を含んで吹き出すことがある。
され、ガイドパイプを通って巻管部に送られたエアは、
フィルタ材の突き合わせ部分の開いた箇所から、添加剤
を含んで吹き出すことがある。
【００２２】その結果、吹き出した添加剤が、巻取紙の
糊代部分に付着することで、接着不良になることがあ
る。
糊代部分に付着することで、接着不良になることがあ
る。
【００２３】したがって、フィルタ材の突き合わせ部分
の開いた箇所からエアによって吹き出す添加剤による接
着不良をおこしにくい、タバコフィルタ製造装置が望ま
れていた。
の開いた箇所からエアによって吹き出す添加剤による接
着不良をおこしにくい、タバコフィルタ製造装置が望ま
れていた。
【００２４】
【００２５】本発明の課題を解決するための手段は、下
記のとおりである。
記のとおりである。
【００２６】第１に、けん縮が引き伸ばされた帯状のフ
ィルタ材に、可塑剤や添加剤等を添加する添加部と、添
加部によって可塑剤や添加剤等が添加された帯状のフィ
ルタ材を、可塑剤や添加剤等を包み込むように円柱状に
成形する成形部と、成形部によって円柱状に成形された
フィルタ材の周囲に、巻取紙を巻き付けて接着する巻管
部とを備え、成形部に網状ガイドパイプを有することを
特徴とする、網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ
製造装置である。
ィルタ材に、可塑剤や添加剤等を添加する添加部と、添
加部によって可塑剤や添加剤等が添加された帯状のフィ
ルタ材を、可塑剤や添加剤等を包み込むように円柱状に
成形する成形部と、成形部によって円柱状に成形された
フィルタ材の周囲に、巻取紙を巻き付けて接着する巻管
部とを備え、成形部に網状ガイドパイプを有することを
特徴とする、網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ
製造装置である。
【００２７】第２に、上記第１記載の網状ガイドパイプ
を、回転可能に取り付けたことを特徴とする、網状ガイ
ドパイプを有するタバコフィルタ製造装置である。
を、回転可能に取り付けたことを特徴とする、網状ガイ
ドパイプを有するタバコフィルタ製造装置である。
【００２８】ここで用いる網状ガイドパイプは、エアを
放出することで、トランスファジェットから供給された
圧縮空気圧を開放することができる開孔部を有するもの
であればよく、網目によって開孔部を形成するものに限
らず、例えば、小孔群を設けることで開孔部を形成した
もの等も含まれる。
放出することで、トランスファジェットから供給された
圧縮空気圧を開放することができる開孔部を有するもの
であればよく、網目によって開孔部を形成するものに限
らず、例えば、小孔群を設けることで開孔部を形成した
もの等も含まれる。
【００２９】
【００３０】本発明の網状ガイドパイプを有するタバコ
フィルタ製造装置によると、添加部によって可塑剤や添
加剤等が添加された帯状のフィルタ材が、成形部によっ
て、可塑剤や添加剤等を包み込むように円柱状に成形さ
れる。
フィルタ製造装置によると、添加部によって可塑剤や添
加剤等が添加された帯状のフィルタ材が、成形部によっ
て、可塑剤や添加剤等を包み込むように円柱状に成形さ
れる。
【００３１】ここで、成形部の網状ガイドパイプでは、
入口側から入り込んだ円柱状のフィルタ材は出口側へ向
けて搬送される。
入口側から入り込んだ円柱状のフィルタ材は出口側へ向
けて搬送される。
【００３２】この際、円柱状のフィルタ材と共に網状ガ
イドパイプ内に入り込んだエアは、開孔部から放出さ
れ、巻管部に送り込まれることが極めて少なくなる。
イドパイプ内に入り込んだエアは、開孔部から放出さ
れ、巻管部に送り込まれることが極めて少なくなる。
【００３３】巻管部では、円柱状のフィルタ材に巻取紙
が巻き付けられ、該フィルタ材に巻かれた巻取紙は、フ
ィルタ材に接着される。
が巻き付けられ、該フィルタ材に巻かれた巻取紙は、フ
ィルタ材に接着される。
【００３４】接着の際には、フィルタ材の突き合わせ部
分の一部が開いていても、エアの吹き出しによって添加
剤が吹き出すことが極めて少なくなる。
分の一部が開いていても、エアの吹き出しによって添加
剤が吹き出すことが極めて少なくなる。
【００３５】なお、網状ガイドパイプでは、開孔部から
エアを放出する際に、エアと共に放出される添加剤等に
よって、部分的に開孔部が詰まることがある。
エアを放出する際に、エアと共に放出される添加剤等に
よって、部分的に開孔部が詰まることがある。
【００３６】網状ガイドパイプを回転可能に取り付けた
ものは、上記のように開孔部が詰まった場合に、網状ガ
イドパイプを手動や自動等の適宜の方法で回して位置を
ずらし、ブローエア、ハケ等の適宜の手段で詰まりを除
去する。
ものは、上記のように開孔部が詰まった場合に、網状ガ
イドパイプを手動や自動等の適宜の方法で回して位置を
ずらし、ブローエア、ハケ等の適宜の手段で詰まりを除
去する。
【００３７】
【００３８】以下、図面を参照しながら本発明の一実施
例について説明する。
例について説明する。
【００３９】図１は、本発明の網状ガイドパイプを有す
るタバコフィルタ製造装置の、網状ガイドパイプの側面
図で、トランスファジェット側への取り付け状態の説明
のために各部を離して示したものであり、図２は本発明
の網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装置の
全体の概略図である。
るタバコフィルタ製造装置の、網状ガイドパイプの側面
図で、トランスファジェット側への取り付け状態の説明
のために各部を離して示したものであり、図２は本発明
の網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装置の
全体の概略図である。
【００４０】まず、図１を参照しながら、本発明の網状
ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装置の、網状
ガイドパイプについて説明する。
ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装置の、網状
ガイドパイプについて説明する。
【００４１】網状ガイドパイプ１は、メッシュ素材のも
のを円筒状にしたもので、網目によって形成された開孔
部２を有し、入口側１ａから出口側１ｂに向けて、貫通
孔が形成されている。
のを円筒状にしたもので、網目によって形成された開孔
部２を有し、入口側１ａから出口側１ｂに向けて、貫通
孔が形成されている。
【００４２】該網状ガイドパイプ１は、バネ状に形成さ
れた巻部３ａと該巻部３ａに連続して形成された直線部
３ｂとからなる取付具３によって、トランスファジェッ
ト２２の出口端部２２ａに、フィルタ材１１の流れの軸
線に関し回転可能に取り付ることができるものである。
れた巻部３ａと該巻部３ａに連続して形成された直線部
３ｂとからなる取付具３によって、トランスファジェッ
ト２２の出口端部２２ａに、フィルタ材１１の流れの軸
線に関し回転可能に取り付ることができるものである。
【００４３】すなわち、トランスファジェット２２の出
口端部２２ａに、巻部３ａが組み合うように取付具３を
取り付けると共に、網状ガイドパイプ１を、貫通孔に取
付具３が納まるように組み合わせることで、トランスフ
ァジェット２２に、網状ガイドパイプ１を回転可能に取
り付ける。
口端部２２ａに、巻部３ａが組み合うように取付具３を
取り付けると共に、網状ガイドパイプ１を、貫通孔に取
付具３が納まるように組み合わせることで、トランスフ
ァジェット２２に、網状ガイドパイプ１を回転可能に取
り付ける。
【００４４】次に、図２を参照しながら、上記の網状ガ
イドパイプ１を有するタバコフィルタ製造装置の全体に
ついて説明する。
イドパイプ１を有するタバコフィルタ製造装置の全体に
ついて説明する。
【００４５】該タバコフィルタ製造装置は、けん縮（ク
リンプ）が引き伸ばされた帯状のフィルタ材１１に、可
塑剤１２としてトリアセチンや添加剤１３として活性炭
を添加する添加部１０と、添加部１０によって可塑剤１
２や添加剤１３が添加された帯状のフィルタ材１１を、
可塑剤１２や添加剤１３を包み込むように円柱状に成形
する成形部２０と、成形部２０によって円柱状に成形さ
れたフィルタ材１１の周囲に、巻取紙３１を巻き付ける
巻管部３０とを備えている。
リンプ）が引き伸ばされた帯状のフィルタ材１１に、可
塑剤１２としてトリアセチンや添加剤１３として活性炭
を添加する添加部１０と、添加部１０によって可塑剤１
２や添加剤１３が添加された帯状のフィルタ材１１を、
可塑剤１２や添加剤１３を包み込むように円柱状に成形
する成形部２０と、成形部２０によって円柱状に成形さ
れたフィルタ材１１の周囲に、巻取紙３１を巻き付ける
巻管部３０とを備えている。
【００４６】フィルタ材１１は、けん縮がかけられ順序
よく折り重ねられて圧縮された状態で梱包されていたセ
ルロースアセテート・トウを、バインディングジェット
（図示は省略）のエアジェットの作用により、横方向に
広げて開繊した後、周速差のあるロール（図示は省略）
の張力により、けん縮を縦方法に引き伸ばしたものであ
る。
よく折り重ねられて圧縮された状態で梱包されていたセ
ルロースアセテート・トウを、バインディングジェット
（図示は省略）のエアジェットの作用により、横方向に
広げて開繊した後、周速差のあるロール（図示は省略）
の張力により、けん縮を縦方法に引き伸ばしたものであ
る。
【００４７】添加部１０は、可塑剤１２を、可塑剤貯蔵
ホッパ１４からフィルタ材１１に添加した後、添加剤貯
蔵ホッパ１５に貯蔵された添加剤１３を、添加剤ロール
１６を回転させることで自由落下させて、フィルタ材１
１に添加する。
ホッパ１４からフィルタ材１１に添加した後、添加剤貯
蔵ホッパ１５に貯蔵された添加剤１３を、添加剤ロール
１６を回転させることで自由落下させて、フィルタ材１
１に添加する。
【００４８】成形部２０は、添加部１０側から巻管部３
０側に向けて、順に、トランペットガイド２１、圧縮空
気によってフィルタ材１１を送り出すトランスファジェ
ット２２、前記の網状ガイドパイプ１、円柱状のフィル
タ材１１を更に成形するトング２３を有している。
０側に向けて、順に、トランペットガイド２１、圧縮空
気によってフィルタ材１１を送り出すトランスファジェ
ット２２、前記の網状ガイドパイプ１、円柱状のフィル
タ材１１を更に成形するトング２３を有している。
【００４９】トランペットガイド２１では、帯状のフィ
ルタ材１１が、可塑材１２や添加剤１３等を包むように
して円柱状に成形され、最終的に、フィルタ材１１の突
き合わせ部分は、真上上方で接触する。
ルタ材１１が、可塑材１２や添加剤１３等を包むように
して円柱状に成形され、最終的に、フィルタ材１１の突
き合わせ部分は、真上上方で接触する。
【００５０】トランペットガイド２１によって円柱状に
成形されたフィルタ材１１は、トランペットガイド２１
の出口側に配置されているトランスファジェット２２の
圧縮空気によって、トランスファジェット２２の出口端
部２２ａに取り付けられた網状ガイドパイプ１に送り込
まれる。
成形されたフィルタ材１１は、トランペットガイド２１
の出口側に配置されているトランスファジェット２２の
圧縮空気によって、トランスファジェット２２の出口端
部２２ａに取り付けられた網状ガイドパイプ１に送り込
まれる。
【００５１】網状ガイドパイプ１では、入口側１ａから
入り込んだ円柱状のフィルタ材１１が、突き合わせ部分
を真上方向に維持した状態のままで、出口側１ｂへと連
続して押し出される。
入り込んだ円柱状のフィルタ材１１が、突き合わせ部分
を真上方向に維持した状態のままで、出口側１ｂへと連
続して押し出される。
【００５２】この際、円柱状のフィルタ材１１と共に網
状ガイドパイプ１内に入り込んだエアは、開孔部２から
放出され、圧縮空気が開放されるので、巻管部３０に送
り込まれることが極めて少なくなる。
状ガイドパイプ１内に入り込んだエアは、開孔部２から
放出され、圧縮空気が開放されるので、巻管部３０に送
り込まれることが極めて少なくなる。
【００５３】なお、網状ガイドパイプ１では、開孔部２
からエアを放出する際に、エアと共に放出される添加剤
１３等によって、部分的に開孔部２が詰まることがあ
る。
からエアを放出する際に、エアと共に放出される添加剤
１３等によって、部分的に開孔部２が詰まることがあ
る。
【００５４】上記のように開孔部２が詰まった場合に
は、手動や自動等の適宜の方法で網状ガイドパイプ１を
回して位置をずらし、ブローエア、ハケ等の適宜の手段
で詰まりを除去する。
は、手動や自動等の適宜の方法で網状ガイドパイプ１を
回して位置をずらし、ブローエア、ハケ等の適宜の手段
で詰まりを除去する。
【００５５】網状ガイドパイプ１を通った円柱状のフィ
ルタ材１１は、トング２３に搬送された後、該トング２
３で、より小さな径の円柱状に成形され、巻管部３０へ
送られる。
ルタ材１１は、トング２３に搬送された後、該トング２
３で、より小さな径の円柱状に成形され、巻管部３０へ
送られる。
【００５６】巻管部３０では、巻取紙３１の糊代部分に
接着剤供給装置３３によって接着剤が塗布され、該巻取
紙３１が、糊代部分が真上方向に位置するように、ガニ
チュアテープ３２により保持されながらフィルタ材１１
の外周面に巻き付けられる。
接着剤供給装置３３によって接着剤が塗布され、該巻取
紙３１が、糊代部分が真上方向に位置するように、ガニ
チュアテープ３２により保持されながらフィルタ材１１
の外周面に巻き付けられる。
【００５７】この場合、接着の際に、フィルタ材１１の
突き合わせ部分の一部が開いていても、巻管部３０にエ
アが送り込まれていないので、添加剤１３等が、エアの
吹き出しに伴って吹き出して糊代部分に付着することは
ほとんどない。
突き合わせ部分の一部が開いていても、巻管部３０にエ
アが送り込まれていないので、添加剤１３等が、エアの
吹き出しに伴って吹き出して糊代部分に付着することは
ほとんどない。
【００５８】そして、その後の工程で、円柱状のフィル
タ材１１は、フィルタプラグの所定の長さに切断され
る。
タ材１１は、フィルタプラグの所定の長さに切断され
る。
【００５９】
【００６０】本発明の網状ガイドパイプを有するタバコ
フィルタ製造装置は、網状ガイドパイプでエアを放出
し、エアを巻管部に送り込まれることが極めて少なくな
るので、接着の際に、フィルタ材の突き合わせ部分の一
部が開いていても、添加剤等が、エアの吹き出しに伴っ
て吹き出して糊代部分に付着することがほとんどなく、
エアと共に吹き出す添加剤による接着不良をおこしにく
い。
フィルタ製造装置は、網状ガイドパイプでエアを放出
し、エアを巻管部に送り込まれることが極めて少なくな
るので、接着の際に、フィルタ材の突き合わせ部分の一
部が開いていても、添加剤等が、エアの吹き出しに伴っ
て吹き出して糊代部分に付着することがほとんどなく、
エアと共に吹き出す添加剤による接着不良をおこしにく
い。
【００６１】また、網状ガイドパイプをトランスファジ
ェットに回転可能に取り付けたので、網状ガイドパイプ
の網目が目詰まりしても、目詰まり部分の位置を回転移
動させ詰まりを除去できるようになり、タバコフィルタ
製造装置の連続運転を停止させることがない。
ェットに回転可能に取り付けたので、網状ガイドパイプ
の網目が目詰まりしても、目詰まり部分の位置を回転移
動させ詰まりを除去できるようになり、タバコフィルタ
製造装置の連続運転を停止させることがない。
【図１】本発明の網状ガイドパイプを有するタバコフィ
ルタ製造装置の、網状ガイドパイプの側面図。
ルタ製造装置の、網状ガイドパイプの側面図。
【図２】本発明の網状ガイドパイプを有するタバコフィ
ルタ製造装置の全体の概略図。
ルタ製造装置の全体の概略図。
１ 網状ガイドパイプ １ａ 入口側 １ｂ 出口側 ２ 開孔部 ３ 取付具 ３ａ 巻部 ３ｂ 直線部 １０ 添加部 １１ フィルタ材 １２ 可塑剤 １３ 添加剤 １４ 可塑剤貯蔵ホッパ １５ 添加剤貯蔵ホッパ １６ 添加剤ロール ２０ 成形部 ２１ トランペットガイド ２２ トランスファジェット ２２ａ 出口端部 ２３ トング ３０ 巻管部 ３１ 巻取紙 ３２ ガニチュアテープ ３３ 接着剤供給装置
Claims (2)
- 【請求項１】 けん縮が引き伸ばされた帯状のフィルタ
材に、可塑剤や添加剤等を添加する添加部と、添加部に
よって可塑剤や添加剤等が添加された帯状のフィルタ材
を、可塑剤や添加剤等を包み込むように円柱状に成形す
る成形部と、成形部によって円柱状に成形されたフィル
タ材の周囲に、巻取紙を巻き付けて接着する巻管部とを
備え、成形部に網状ガイドパイプを有することを特徴と
する、網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装
置。 - 【請求項２】 請求項１記載の網状ガイドパイプを、回
転可能に取り付けたことを特徴とする、網状ガイドパイ
プを有するタバコフィルタ製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14536893A JPH06327455A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14536893A JPH06327455A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06327455A true JPH06327455A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15383606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14536893A Pending JPH06327455A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 網状ガイドパイプを有するタバコフィルタ製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06327455A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5875034A (en) * | 1990-11-29 | 1999-02-23 | Minolta Co., Ltd. | Camera system having a recordable medium positioned between photographing and reproducing portions |
| WO1999013701A1 (fr) * | 1997-09-12 | 1999-03-25 | Sytec Limited | Modele simplifie de planches de pepiniere contenant des graines, et procedes de production et d'emballage |
| JPH11290055A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-10-26 | Hauni Mas Bau Ag | たばこ加工産業における棒状の物品のためのフイルタロッドを製造するための方法および装置 |
| WO2002017738A1 (fr) * | 2000-08-31 | 2002-03-07 | Japan Tobacco Inc. | Machine de fabrication de filtre |
| WO2005087026A1 (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-22 | Japan Tobacco Inc. | フィルタロッド製造機 |
| JP2015168891A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 株式会社ダイセル | 長尺状の繊維トウの開繊物の製造方法 |
| KR20170024038A (ko) | 2014-07-18 | 2017-03-06 | 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 | 담배 필터의 제조 장치 및 제조 방법 |
| WO2018020576A1 (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | 日本たばこ産業株式会社 | フィルタ製造装置及びフィルタ製造方法 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP14536893A patent/JPH06327455A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7547271B2 (en) | 2004-03-16 | 2009-06-16 | Japan Tobacco Inc. | Filter rod making machine |
| JP2015168891A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 株式会社ダイセル | 長尺状の繊維トウの開繊物の製造方法 |
| KR20170024038A (ko) | 2014-07-18 | 2017-03-06 | 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 | 담배 필터의 제조 장치 및 제조 방법 |
| WO2018020576A1 (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | 日本たばこ産業株式会社 | フィルタ製造装置及びフィルタ製造方法 |
| JPWO2018020576A1 (ja) * | 2016-07-26 | 2019-04-11 | 日本たばこ産業株式会社 | フィルタ製造装置及びフィルタ製造方法 |
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