JPH06327354A - 高枝切り鋏 - Google Patents
高枝切り鋏Info
- Publication number
- JPH06327354A JPH06327354A JP5123941A JP12394193A JPH06327354A JP H06327354 A JPH06327354 A JP H06327354A JP 5123941 A JP5123941 A JP 5123941A JP 12394193 A JP12394193 A JP 12394193A JP H06327354 A JPH06327354 A JP H06327354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scissors
- pole handle
- branch
- shears
- pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋏をポール柄に対して横向きに傾斜させるこ
とができる作業性のよい高枝切り鋏を提供する。 【構成】 ポール柄上端３に鋏基部２ａを結合軸１３を
介して結合し、鋏２をポール柄に対して左右横向きに所
定の角度で傾斜可能に構成したことを特徴とする高枝切
り鋏である。
とができる作業性のよい高枝切り鋏を提供する。 【構成】 ポール柄上端３に鋏基部２ａを結合軸１３を
介して結合し、鋏２をポール柄に対して左右横向きに所
定の角度で傾斜可能に構成したことを特徴とする高枝切
り鋏である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は果樹の枝の剪定などに
使用される高枝切り鋏に関する。
使用される高枝切り鋏に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、長尺なポール柄の上端に引き
紐に連結した鋏を配装した高枝切り鋏が実用されてい
る。
紐に連結した鋏を配装した高枝切り鋏が実用されてい
る。
【０００３】この種の高枝切り鋏における鋏は、一般
に、鋏主体の上部を逆Ｕ状に前向きに湾曲させて袋部を
形成し、袋部に対応して切刃を形設した可動刃を鋏主体
に軸着し、鋏主体と可動刃との間に切刃部を袋部から退
出させる方向に付勢するばねを介装し、鋏主体より後方
に延びる可動刃端部に引き紐を連結してなり、鋏主体の
基部をポール柄上端に固着し、枝の截切には、ポール柄
基部を手に持って高い所の枝を袋部に引っ掛けてから引
き紐を引いて可動刃を作動させるものである。
に、鋏主体の上部を逆Ｕ状に前向きに湾曲させて袋部を
形成し、袋部に対応して切刃を形設した可動刃を鋏主体
に軸着し、鋏主体と可動刃との間に切刃部を袋部から退
出させる方向に付勢するばねを介装し、鋏主体より後方
に延びる可動刃端部に引き紐を連結してなり、鋏主体の
基部をポール柄上端に固着し、枝の截切には、ポール柄
基部を手に持って高い所の枝を袋部に引っ掛けてから引
き紐を引いて可動刃を作動させるものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記する従
来の高枝切り鋏のように、鋏主体の基部がポール柄上端
に固着された構成のものでは、ポール柄に対して鋏は直
状をなす位置から角度を変えることができないので、下
から見上げて横向きに伸びる枝や、ある程度の角度のつ
いた上向きに伸びる枝に対しては特に問題なく袋部に枝
を引っ掛けて截切することができるが、真っ直ぐに上向
きに伸びる高所の枝を截切するには、その真下付近から
は袋部に枝を引っ掛けることができず、ポール柄を必要
以上に伸ばして枝から遠く離れてポール柄を斜めに持っ
て枝を側方から引っ掛けるとか、作業者が適当な踏み台
の上に立って枝を側方から引っ掛けるなどしなければな
らないもので、作業性がきわめて悪い。
来の高枝切り鋏のように、鋏主体の基部がポール柄上端
に固着された構成のものでは、ポール柄に対して鋏は直
状をなす位置から角度を変えることができないので、下
から見上げて横向きに伸びる枝や、ある程度の角度のつ
いた上向きに伸びる枝に対しては特に問題なく袋部に枝
を引っ掛けて截切することができるが、真っ直ぐに上向
きに伸びる高所の枝を截切するには、その真下付近から
は袋部に枝を引っ掛けることができず、ポール柄を必要
以上に伸ばして枝から遠く離れてポール柄を斜めに持っ
て枝を側方から引っ掛けるとか、作業者が適当な踏み台
の上に立って枝を側方から引っ掛けるなどしなければな
らないもので、作業性がきわめて悪い。
【０００５】この発明は上述の点に鑑みなされたもので
あって、ポール柄に対して鋏の角度を変えるとができて
上向きの枝も簡単に截切できる高枝切り鋏を提供するこ
とを目的とする。
あって、ポール柄に対して鋏の角度を変えるとができて
上向きの枝も簡単に截切できる高枝切り鋏を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの考案の要旨とするところは、ポール柄上端に引
き紐に連結した鋏を配装した高枝切り鋏において、前記
ポール柄上端に鋏基部を結合軸を介して結合し、ポール
柄に対して鋏を左右横向きに所定の角度で傾斜可能に構
成したことを特徴とする高枝切り鋏にある。
めのこの考案の要旨とするところは、ポール柄上端に引
き紐に連結した鋏を配装した高枝切り鋏において、前記
ポール柄上端に鋏基部を結合軸を介して結合し、ポール
柄に対して鋏を左右横向きに所定の角度で傾斜可能に構
成したことを特徴とする高枝切り鋏にある。
【０００７】
【作用】ポール柄に対して鋏は直状をなす位置から所定
の角度で左右横向きに傾斜させることができるので、鋏
を傾斜させて上向きに伸びる高所の枝もその真下付近か
ら簡単に截切できる。
の角度で左右横向きに傾斜させることができるので、鋏
を傾斜させて上向きに伸びる高所の枝もその真下付近か
ら簡単に截切できる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【０００９】図１はこの発明の鋏部の側面図、図２は同
背面図である。
背面図である。
【００１０】図において、１はポール柄、２はポール柄
上端３に配装した鋏である。
上端３に配装した鋏である。
【００１１】ポール柄１は、比較的長尺な単体構成のも
のや、径の異なる複数本のポールを順番に摺嵌して柄の
長さを変更可能にした構成のもので、図面ではポール柄
上端３のみを示している。
のや、径の異なる複数本のポールを順番に摺嵌して柄の
長さを変更可能にした構成のもので、図面ではポール柄
上端３のみを示している。
【００１２】鋏２は、鋏主体４の上部を前向きに逆Ｕ字
状に湾曲させて袋部５を形成し、袋部５に対応して切刃
６を形設した可動刃７を鋏主体４に軸着し、鋏主体４と
可動刃７との間にばね８を介装して切刃６部を袋部５か
ら退出させる方向に付勢し、可動刃端部に操作用引き紐
９を連結してなるもので、引き紐９は、その端部を可動
刃端部に取着した保持枠１０に止着し、鋏基部２ａに軸
着した案内ローラ１１から保持枠１０に軸着した案内ロ
ーラ１２に懸架してポール柄１の基部まで伸ばし、引き
紐９を引くことによってばね８に抗して可動刃７が作動
して切刃５を袋部５内に進出させて枝の截切作用を行わ
しめるものである。
状に湾曲させて袋部５を形成し、袋部５に対応して切刃
６を形設した可動刃７を鋏主体４に軸着し、鋏主体４と
可動刃７との間にばね８を介装して切刃６部を袋部５か
ら退出させる方向に付勢し、可動刃端部に操作用引き紐
９を連結してなるもので、引き紐９は、その端部を可動
刃端部に取着した保持枠１０に止着し、鋏基部２ａに軸
着した案内ローラ１１から保持枠１０に軸着した案内ロ
ーラ１２に懸架してポール柄１の基部まで伸ばし、引き
紐９を引くことによってばね８に抗して可動刃７が作動
して切刃５を袋部５内に進出させて枝の截切作用を行わ
しめるものである。
【００１３】なお、上記するポール柄１および鋏２は周
知構成のものである。
知構成のものである。
【００１４】この発明においては、ポール柄１に対して
鋏基部２ａを結合軸１３を介して結合し、ポール柄１に
対して鋏２を左右横向きに所定の角度で傾斜可能にした
ものである。実施例において、結合軸１３はポール柄上
端３に固定し、この結合軸１３を鋏基部２ａに設けた結
合部材１６に挿通させて結合軸１回りに結合部材１６を
回動するようにしている。
鋏基部２ａを結合軸１３を介して結合し、ポール柄１に
対して鋏２を左右横向きに所定の角度で傾斜可能にした
ものである。実施例において、結合軸１３はポール柄上
端３に固定し、この結合軸１３を鋏基部２ａに設けた結
合部材１６に挿通させて結合軸１回りに結合部材１６を
回動するようにしている。
【００１５】ポール柄１に対して鋏２を直状をなす位置
に保持するために、図３に示すように、結合部材１６側
にばね１７とボール１８を収嵌し、このボール１８に対
応して結合軸１３面にボール１８の一部が嵌入する凹部
１９を設けている。また、ポール柄１に対して鋏２が傾
斜する位置を採る時は、傾斜終点に保持されるようにし
ている。
に保持するために、図３に示すように、結合部材１６側
にばね１７とボール１８を収嵌し、このボール１８に対
応して結合軸１３面にボール１８の一部が嵌入する凹部
１９を設けている。また、ポール柄１に対して鋏２が傾
斜する位置を採る時は、傾斜終点に保持されるようにし
ている。
【００１６】なお、図中２０はポール柄１の上端に設け
た引き紐９を案内するための一対の案内ローラで、ポー
ル柄上端３で後方に向けて突設した保持枠２１に近接し
て軸着され、両方の案内ローラ２０の間に引き紐９を緩
挿して引き紐９を常にポール柄１に添わせるようにした
もので、ポール柄１に対して鋏２を横向きに傾斜させた
ときも引き紐９の操作が円滑に行われる。
た引き紐９を案内するための一対の案内ローラで、ポー
ル柄上端３で後方に向けて突設した保持枠２１に近接し
て軸着され、両方の案内ローラ２０の間に引き紐９を緩
挿して引き紐９を常にポール柄１に添わせるようにした
もので、ポール柄１に対して鋏２を横向きに傾斜させた
ときも引き紐９の操作が円滑に行われる。
【００１７】
【発明の効果】上記構成からなるこの発明によれば、次
のような効果を奏する。
のような効果を奏する。
【００１８】(１） ポール柄に対し鋏を直状をなす位
置から左右横向きに傾斜させることができるから、鋏を
傾斜させて真っ直ぐに上向きに伸びる高所の枝などもそ
の真下付近から簡単に截切できる。
置から左右横向きに傾斜させることができるから、鋏を
傾斜させて真っ直ぐに上向きに伸びる高所の枝などもそ
の真下付近から簡単に截切できる。
【００１９】(２) ポール柄に対して鋏を直状にした
り、傾斜させたりする操作は、枝を截切する前に枝振り
（枝の向き）に合わせてワンタッチ式に簡単にきるか
ら、操作性に優れ、作業能率を向上できる。
り、傾斜させたりする操作は、枝を截切する前に枝振り
（枝の向き）に合わせてワンタッチ式に簡単にきるか
ら、操作性に優れ、作業能率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の鋏部の側面図である。
【図２】 この発明の鋏の背面図である。
【図３】 (ａ) ， (ｂ) は結合軸部の断面図である。
【図４】 ポール柄上端部に設けた案内ローラの平面図
である。
である。
１…ポール柄 ２…鋏 ３…ポール柄上端 １３…結合軸
Claims (1)
- 【請求項１】 ポール柄上端に引き紐に連結した鋏を配
装した高枝切り鋏において、前記ポール柄上端に鋏基部
を結合軸を介して結合し、ポール柄に対して鋏を左右横
向きに所定の角度で傾斜可能に構成したことを特徴とす
る高枝切り鋏。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5123941A JPH089B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 高枝切り鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5123941A JPH089B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 高枝切り鋏 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06327354A true JPH06327354A (ja) | 1994-11-29 |
| JPH089B2 JPH089B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14873146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5123941A Expired - Fee Related JPH089B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 高枝切り鋏 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51107301A (en) * | 1975-03-19 | 1976-09-22 | Nippon Steel Corp | Kookusuyosekitanno nenketsuseihotenzai oyobi sonoseizohoho |
| JPS558505U (ja) * | 1978-06-30 | 1980-01-19 | ||
| JPS5532442U (ja) * | 1978-08-23 | 1980-03-01 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP5123941A patent/JPH089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51107301A (en) * | 1975-03-19 | 1976-09-22 | Nippon Steel Corp | Kookusuyosekitanno nenketsuseihotenzai oyobi sonoseizohoho |
| JPS558505U (ja) * | 1978-06-30 | 1980-01-19 | ||
| JPS5532442U (ja) * | 1978-08-23 | 1980-03-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH089B2 (ja) | 1996-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |