JPH0632702U - 建設機械の油圧緩衝制御装置 - Google Patents

建設機械の油圧緩衝制御装置

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Publication number
JPH0632702U
JPH0632702U JP7351892U JP7351892U JPH0632702U JP H0632702 U JPH0632702 U JP H0632702U JP 7351892 U JP7351892 U JP 7351892U JP 7351892 U JP7351892 U JP 7351892U JP H0632702 U JPH0632702 U JP H0632702U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
valve
shock absorber
piston
pressure reducing
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Pending
Application number
JP7351892U
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English (en)
Inventor
政由 吉田
章文 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP7351892U priority Critical patent/JPH0632702U/ja
Publication of JPH0632702U publication Critical patent/JPH0632702U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械に設けられた油圧シリンダのストロ
ークエンドにおけるピーク油圧の緩衝装置であって、信
頼性の高い装置を提供することを目的とする。 【構成】 パイロットオペレート式コントロールバルブ
5と、メイン操作弁2との間の油圧回路に減圧弁7及び
8を設け、ピストン9がストロークエンド付近の設定ス
トロークL1 またはL2 の位置に達するとコントロール
11から前記減圧弁7または8に出力信号を出して減圧
弁7または8を制御することにより、ピストン9の速度
を制御することを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は移動式クレーン車等の建設機械に備えられた油圧シリンダのストロ ークエンドにおけるピーク油圧の緩衝装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
移動式クレーン車の外観側面図を図4に示す。図において、下部車体Aの上部 には伸縮ブームBを備えた上部旋回台Cが設けられ、伸縮ブームBは起伏シリン ダDにより上下に旋回起伏され、ブーム伸縮シリンダEにより伸縮される。Rは アウトリガシリンダ(図示せず)によって伸縮されるアウトリガである。
【0003】 図4に示した建設機械に使用される従来のクッション付油圧シリンダの縦断面 図を図5に示す。図おいてシリンダチューブaの内部にはピストンロッドbに固 定されたピストンcがポートfよりの圧油により矢印g方向に移動し、ストロー クエンド手前においてクッションリングdがクッション室h内に入り込んで、ク ッション弁eの作用と相挨って、ストロークエンドにおけるピーク油圧を緩衝し 、ショックを軽減するようになっている。 そして矢印gと逆方向のストロークエンド付近においては、クッションピンi とクッション弁jとの作用により上記と同様な衝撃作用を行うものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記図5に示した従来のクッションシリンダにおいては、クッション機構のた めにシールドの構造が複雑になり、かつスペースがとられる。 また固定絞りであるため、温度変化により、油の粘性が変わり、、制御誤差が 大きくなる。 さらにクッションピン(図5にiで示す)の折損事故が発生するという大きい 問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】
この考案は上記に鑑みなされたものであって、パイロットオペレート式コント ロールバルブとメイン操作弁との間の油圧回路に減圧弁を設け、また油圧シリン ダのピストンがストロークエンド付近の設定ストロークに達すると、入力信号を 受けて前記減圧弁に制御信号を出力するコントローラを設けることにより、ピス トンがストロークエンド付近の設定ストロークに達すると、減圧弁が制御されて 、ピストンの速度が制御されるものである。
【0006】 また、上記緩衝装置において、メイン操作弁と、油圧シリンダとの間の油圧回 路にショックレス切換弁を設けることにより、ピストンがストロークエンド付近 の設定ストロークに対すると、上記コントローラからの出力信号によってショッ クレス切換弁が通り位置から絞り位置に切り換わることにより、ピストンの速度 を制御するものである。
【0007】 また、特にクレーン車のブーム伸縮シリンダの油圧緩衝制御装置として、油圧 源に可変吐出量油圧ポンプを設けることにより、上記コントローラからの出力信 号によって、該可変吐出量油圧ポンプの油吐出量を制御することにより、ピスト ンの速度を制御するものである。
【0008】
【実施例】
以下図面に基づいてこの考案の実施例について説明する。 図1はこの考案の第1実施例のシステム説明図であって、油圧ポンプ1からの 圧油はメイン操作弁2を通って油圧シリンダ3へ入り、戻り油はメイン操作弁2 を通ってタンク4へ戻る。 そしてパイロットオペレート式コントロールバルブ5を操作することにより、 油圧源6からの圧油が、減圧弁7,8を通ってメイン操作弁2に作用することに より、圧油の方向が切換えられるようになっている。。そして油圧シリンダ3の ピストン9がストロークエンド付近に達し、図示しない位置センサにより、設定 ストロークL1 またはL2 の位置に達すると、入力信号線10からの信号がコン トロール11に入って、出力信号線12,13から減圧弁8へ制御信号が出力さ れ、パイロットオペレート式コントロールバルブ5からの圧油が減圧されて、メ イン操作弁2のバルブスプールの動きを制御することにより、ピストン9の速度 が制御されるようになっている。
【0009】 図2はこの考案の第2実施例のシステム説明図であって、上記図1に示した第 1実施例と同様の作用をする装置には同じ符号を付してある。 そしてこの第2実施例が上記第1実施例と異なるところは、手動のメイン操作 弁21と油圧シリンダ3との間にはショックレス切換弁22,23が介在され、 油圧シリンダ3のピストン9がストロークエンド付近に達し、図示しない位置セ ンサにより設定ストロークL1 またはL2 の位置に達すると、入力信号線10か らの信号がコントロール11へ入って出力信号線12,13からショックレス切 換弁22または23へ出力信号が入って、通り位置221 または231 から、絞 り位置222 または232 に切り換わり、メイン操作弁21からの圧油が減圧さ れてピストン9の速度が制御されるものである。
【0010】 図3はこの考案の第3実施例のシステム説明図であって、上記図2に示した第 2実施例と同様の作用をする位置には同じ符号を付してある。 そして、この第3実施例が上記第2実施例と異なるところは、第2実施例にお けるショックレス切換弁22,23は削除され、油圧ポンプ1が可変吐出量油圧 ポンプ31に置き換えられたことであって、油圧シリンダ3のピストン9がスト ロークエンド付近に達し、図示しない位置センサにより設定ストロークL1 また はL2 の位置に達すると、入力信号線10からの信号がコントロール11に入っ て、出力信号線33から可変吐出量油圧ポンプ31へ制御信号が出力され、該可 変吐出量油圧ポンプ31の吐出量が制御されることにより、ピストン9の速度が 制御されるものである。 そしてこの第3実施例は上記図4に示したクレーン車のブーム伸縮シリンダE に適用して特に有効であって、この場合はピストン9の位置センサとして、図4 に示した伸縮ブームBの図示しないブーム長さセンサを使用することが可能なの で、特に大きい効果を奏するものである。
【0011】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したようにして成るので、従来のクッションシリンダにお ける問題がすべて解消し、シリンダの構造が簡素になり、スペースも小さく、ま た温度変化による油の粘性の変化による制御誤差も無くなり、さらにクッション シリンダのクッションピンの折損事故もなくなって、信頼性のあるピーク油圧の 緩衝制御装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例のシステム説明図であ
る。
【図2】この考案の第2実施例のシステム説明図であ
る。
【図3】この考案の第3実施例のシステム説明図であ
る。
【図4】移動式クレーン車の外観側面図である。
【図5】従来のクッション付油圧シリンダの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
5 パイロットオペレート式コントロールバルブ 7 減圧弁 8 減圧弁 11 コントローラ 22 ショックレス切換弁 23 ショックレス切換弁 31 可変吐出量油圧ポンプ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械に設けられた油圧シリンダのス
    トロークエンドにおけるピーク油圧の緩衝装置として、
    パイロットオペレート式コントロールバルブ5と、メイ
    ン操作弁2との間の油圧回路に減圧弁7及び8を設け、
    ピストン9がストロークエンド付近の設定ストロークに
    達すると、コントローラ11から前記減圧弁7または8
    に出力信号を出して減圧弁7または8を制御することに
    より、ピストン9の速度を制御することを特徴とする、
    建設機械の油圧緩衝制御装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1における緩衝装置が、メイ
    ン操作弁と油圧シリンダとの間の油圧回路に、コントロ
    ーラ11からの出力信号によって通り位置と絞り位置と
    に切り換わるショックレス切換弁22及び23を設けて
    なることを特徴とする、建設機械の油圧緩衝制御装置
  3. 【請求項3】 上記請求項2における油圧緩衝制御装置
    がクレーン車のブーム伸縮シリンダに適用され、コント
    ローラ11からの出力信号によって制御される油圧源で
    ある可変吐出量油圧ポンプ31であることを特徴とす
    る、クレーン車のブーム伸縮シリンダの油圧緩衝制御装
    置。
JP7351892U 1992-09-30 1992-09-30 建設機械の油圧緩衝制御装置 Pending JPH0632702U (ja)

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JP7351892U JPH0632702U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 建設機械の油圧緩衝制御装置

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0632702U true JPH0632702U (ja) 1994-04-28

Family

ID=13520548

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JP7351892U Pending JPH0632702U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 建設機械の油圧緩衝制御装置

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JP (1) JPH0632702U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002089508A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 Komatsu Ltd シリンダの作動制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002089508A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 Komatsu Ltd シリンダの作動制御装置

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