JPH06326694A - データレート変換装置 - Google Patents

データレート変換装置

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JPH06326694A
JPH06326694A JP5112857A JP11285793A JPH06326694A JP H06326694 A JPH06326694 A JP H06326694A JP 5112857 A JP5112857 A JP 5112857A JP 11285793 A JP11285793 A JP 11285793A JP H06326694 A JPH06326694 A JP H06326694A
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JP
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data
overhead
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Application number
JP5112857A
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English (en)
Inventor
Yuji Mizuguchi
裕二 水口
Masaaki Tomota
政明 友田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06326694A publication Critical patent/JPH06326694A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/07Synchronising arrangements using pulse stuffing for systems with different or fluctuating information rates or bit rates
    • H04J3/076Bit and byte stuffing, e.g. SDH/PDH desynchronisers, bit-leaking

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 NDF等によるポインタ値の変更が生じたと
きに、FIFOの動作点ずれを防ぐとともに、ジッタの
少ないリファレンス信号を生成する。 【構成】 STM-1フレーム構成の(SOH+POH)バイトに
相当する第1分散パルスを発生し、スタッフバイトが存
在する場合は第2分散パルスを1フレームに1バイトず
つ増減することにより調整し、またSTMフレームの1フ
レームの中でPOHバイトの存在の規則性が崩れた場合、P
OH数変化検出回路119でそのPOH数の変化を検出し、その
過不足数に相当する第3分散パルスを1フレームに1バ
イト増減することにより調整し、これらの分散パルスを
合成して間欠クロックを生成する間欠クロック発生回路
106を備え、この間欠クロックによりPLL用リファレ
ンス信号を生成し、PLLにより生成したCクロックに
よりFIFO101の読みだしを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッファメモリを用い
て、高次群信号に多重化された低次群信号を再生するデ
ータレート変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CCITTにおいて標準化された新同期
網であるSDH(SYNCHRONOUS DIGITALHIERARCHY)による
データ伝送を実現する際、オーバーヘッドの多重化過程
および多重分離過程において、複数のレートが存在す
る。基本的な多重化単位として、コンテナ(以下C)、
バーチャルコンテナ(以下VC)、STMがある(CC
ITT勧告G.707〜709参照)。
【0003】図7はSTM−1フレーム構成である。図
7において、701はC−4フレーム、702はパスオ
ーバーヘッド(以下POH)、703はVC−4フレー
ム、704はセクションオーバーヘッド(以下SO
H)、705はAUポインタ、706はSTM−1フレ
ームである。
【0004】図7のように C−4フレーム701にP
OH702を多重したものがVC−4フレーム703
で、VC−4フレーム703にSOH704およびAU
ポインタ705を多重したものがSTM−1フレーム7
06である。また、VC−4フレーム703はSTM−
1フレーム706に対し非同期であるため、AUポイン
タ705により、VC−4フレーム703をSTM−1
フレーム706に多重化する際のVC−4フレーム70
3の先頭位相を示している。ここで、信号のレートはそ
れぞれ異なり、8ビットパラレルの状態で、C−4は1
8.72Mbps、VC−4は18.792Mbps、
STM−1は19.44Mbpsであるため、多重化お
よび多重分離の際には、通常、バッファメモリを用いて
データのレート変換を行う手法がとられる。
【0005】通常、STM−1データのレート変換を行
う際、STM−1データのオーバーヘッド(SOH+P
OH+AUポインタ)を除いた部分をFIFOに書き込
み、C−4レートの連続クロックでデータの読みだしを
行う(正/負スタッフがあるときはデスタッフ処理を行
い、FIFOの書き込みクロックを制御する)。このC
−4レートの連続クロックを再生するためには、位相同
期ループを用いる。
【0006】以下、従来の例を図面を用いて詳細に説明
する。図4は従来のデータレート変換装置であり、図5
は図4における間欠クロック発生回路の一例を示すもの
であり、図6は図5における間欠クロックの出力タイミ
ングチャートを示すものである。
【0007】図4において、401はFIFO、402
はタイミング発生回路、403はORゲート、404は
ANDゲート、405はスタッフ判定回路、406は間
欠クロック発生回路、407〜408は1/N分周回
路、409は位相比較器、410はローパスフィルタ、
411は電圧制御発振子、412はポインタ処理回路、
413はSTM−1データ入力端子、414はSTM−
1クロック入力端子、415はC−4データ出力端子、
416はC−4クロック出力端子、417はSTM−1
フレームパルス入力端子、418はデータレート変換装
置である。
【0008】図5において、501は1/30分周回
路、502はANDゲート、503はDフリップフロッ
プ、504はORゲート、505は1/261分周回
路、506はORゲート、508〜510はイネーブル
付きDフリップフロップ、511はORゲート、512
はNANDゲート、513はJKフリップフロップ、5
14はANDゲート、515はインバータ、516〜5
18はイネーブル付きDフリップフロップ、519はO
Rゲート、520はANDゲート、521はANDゲー
ト、522はDフリップフロップ、523はANDゲー
ト、524はJKフリップフロップ、525はSTM−
1クロック入力端子、526は正スタッフ信号入力端
子、527は負スタッフ信号入力端子、528はSTM
−1フレームパルス入力端子、529は間欠クロック出
力端子、530は間欠クロック発生回路である。
【0009】以上のように構成されたデータレート変換
装置について、以下図4、図5および図6を用いてその
動作を説明する。
【0010】図4に示すように、この装置は、STM−
1データ入力端子413より入力されるSTM−1デー
タのC−4データに該当する部分のみをFIFO401
に書き込み、電圧制御発振子411より発生されるC−
4クロックによりC−4データをFIFO401から読
みだしてデータレート変換を行う構成である。
【0011】タイミング発生回路402において、ST
M−1フレームパルス入力端子417より入力されるS
TM−1フレームパルスをもとに、受信したSTM−1
データのSOH、AUポインタのタイミングを検出し、
ポインタ処理回路412において生成したVC−4デー
タの先頭位置を示すVC−4フレームパルスをもとにS
TM−1データに含まれるPOHタイミングを検出し、
さらにスタッフ判定回路405において、受信ポインタ
値からスタッフの有無を検出し、これらにより、受信S
TM−1データ内のC−4データ部分に該当するクロッ
クを生成し、これをFIFO401の書き込みクロック
(WCK)として用い、FIFO401にC−4データ
に該当するデータのみを書き込む。
【0012】また、間欠クロック発生回路406におい
て発生したクロック(GCKC)を1/N分周回路40
7において1/N分周し、この信号を位相比較器409
のリファレンス入力(R)に入力する。そして、電圧制
御発振子411より発生したC−4クロックを1/N分
周回路408において1/N分周した出力を位相比較器
409のバリアブル入力(V)に入力する。1/N分周
回路407による出力と1/N分周回路408による出
力の位相比較結果をローパスフィルタ410を通して電
圧制御発振子411のコントロール電圧として入力し位
相同期ループを構成する。
【0013】ここで、図5の間欠クロック発生回路につ
いて図6を用いて詳細に説明する。まず、非スタッフ状
態での動作を説明する。STM−1フレームの1行(2
70バイト)あたりSOHは9バイト存在するため、1
/30分周回路501によりSOHの9バイトを均等に
分散させたパルス(第1のパルス)を生成する(図6
(c))。このパルスをANDゲート502を介しDフリ
ップフロップ503でラッチする。非スタッフ状態では
ANDゲート502の他端はHIGHである。
【0014】また、非スタッフ状態ではANDゲート5
20はLOWであるからANDゲート521、Dフリッ
プフロップ522の出力はLOWとなり、ORゲート5
04によりSTM−1クロック(CKSTM)と前記1
/30パルスのORをとる。これがVCクロックとなる
(図6(d))。さらに、VCフレームの1行(261バ
イト)あたりPOHは1バイト存在するため、1/26
1分周回路505により261クロックに1回パルスを
生成し、ORゲート506によりVCクロックとORを
とることによりオーバーヘッドバイトが分散されて間引
かれた間欠クロック(GCKC)を生成することができ
る。
【0015】次に、スタッフ状態での動作を説明する。
負スタッフが生じた場合、STM−1フレームの中での
VCフレームのデータ量が3バイト増加するため(スタ
ッフを検出したフレームのみ)、1/30分周回路50
1により発生した第1のパルスを3バイト殺す必要があ
る。また、スタッフはSTM−1フレームで4フレーム
に1回しか起こらないため、前記3バイトを3フレーム
にわたって1バイトづつ殺す構成とする。
【0016】まず、負スタッフ入力端子527より入力
された負スタッフ信号をイネーブル付きDフリップフロ
ップ508〜510によりフレームパルス(以下FP)
でラッチし、ORゲート511により3フレーム幅に延
ばす。STM−1フレームパルス入力端子528よりF
Pが入力されると、JKフリップフロップ513がHI
GHを出力し、NANDゲート512がLOWを出力し
て(図6(e))、1/30分周回路501による第1の
パルスが出力されても通さないようになる(図6
(f))。
【0017】このとき同時に、ANDゲート514がH
IGHになりJKフリップフロップ513のK端子がH
IGH、J端子がLOWとなってJKフリップフロップ
513の出力はLOWになり、NANDゲート512の
出力はHIGHとなって非スタッフ状態の動作に戻る。
そして次のフレーム、次々フレームでも同様の動作をす
るが、その後、ORゲート511はLOWに戻り、非ス
タッフ状態の動作に戻る。このように、1フレームに1
回、3フレーム連続で負スタッフ時のVCクロック数を
調整して上記のように間欠クロックを生成する。
【0018】正スタッフが生じた場合、STM−1フレ
ームの中でのVCフレームのデータ量が3バイト減少す
るため(スタッフを検出したフレームのみ)、1/30
分周回路501により発生した第1のパルス以外に3バ
イト分パルスを追加する必要がある。また、スタッフは
STM−1フレームで4フレームに1回しか起こらない
ため、前記3バイトを3フレームにわたって1バイトづ
つ分散して追加する構成とする。まず、正スタッフ信号
入力端子526より入力された正スタッフ信号をイネー
ブル付きDフリップフロップ516〜518により、S
TM−1フレームパルス入力端子528より入力された
FPでラッチし、ORゲート519により3フレーム幅
に延ばす。
【0019】FPが入力されるとJKフリップフロップ
524がHIGHを出力し、ANDゲート520がHI
GHを出力して(図6(g))、1/30分周回路501
による第2のパルス(≠第1のパルス、図6(h))がA
NDゲート521を通過するようになる(図6(i))。
【0020】このとき同時に、ANDゲート523がH
IGHになり、JKフリップフロップ524のK端子が
HIGH、J端子がLOWとなってJKフリップフロッ
プ524の出力はLOWになり、ANDゲート520の
出力はLOWとなって非スタッフ状態の動作に戻る。そ
して次のフレーム、次々フレームでも同様の動作をする
が、その後、ORゲート519はLOWに戻り非スタッ
フ状態の動作に戻る。このように、1フレームに1回、
3フレーム連続で、正スタッフ時のVCクロック数を調
整して上記のように間欠クロックを生成する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、NDF
または3フレーム連続同一ポインタ受信時には261バ
イトに1回POHバイトが存在するという規則が崩れる
ため、そのような場合、上記の従来の構成では、FIF
Oの動作点がずれてしまい、上記動作が複数回起こると
FIFOがアンダーフロー状態になりデータの欠落が生
じる、あるいは、アンダーフロー直前の状態で動作中に
正スタッフが起こったときにFIFOがアンダーフロー
状態になりデータの欠落が生じるという問題点を有して
いた。
【0022】本発明はかかる点に鑑み、上記状態におい
ても、FIFOの動作点をほぼ中心に固定しつつ、ジッ
タの少ないPLL用位相比較器リファレンス信号を生成
し、高精度なCクロックを生成するデータレート変換装
置を提供するものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のデータレート変換装置は、データレート変
換を行うためのバッファメモリと、M次群データの先頭
を検出するポインタ処理手段と、受信ポインタ値からス
タッフの有無を検出するスタッフ判定手段と、受信した
L次群データのM次群オーバーヘッドとL次群オーバー
ヘッドのタイミングを検出するタイミング発生手段と、
バッファメモリの読みだしクロックを位相同期ループで
制御する位相同期ループ制御手段と、L次群フレームの
1行あたり(J+1)バイトのオーバーヘッドクロック
数に相当する分散パルスを生成する第1の分散パルス生
成手段と、連続Kバイトのスタッフクロック数に相当す
る分散パルスを生成する第2の分散パルス生成手段と、
L次群フレームの1フレームあたりM次群オーバーヘッ
ドがNvバイトであるという規則性が崩れたときのM次
群オーバーヘッド数の変化を検出するM次群オーバーヘ
ッド数変化検出手段と、M次群オーバーヘッド数変化検
出手段の検出結果によってM次群オーバーヘッドのNv
バイトに対する過不足数に相当する分散パルスを生成す
る第3の分散パルス生成手段と、第1、2および3の分
散パルス生成手段により生成された分散パルスを合成し
てN次群クロック数に相当するL次群クロックの間欠ク
ロックを生成する間欠クロック生成手段と、間欠クロッ
ク生成手段により生成される間欠クロックから位相同期
ループのリファレンス信号を生成するリファレンス信号
生成手段を具備する構成である。
【0024】
【作用】本発明は、上記した構成によって、L次群フレ
ームの1フレームあたりM次群オーバーヘッドがNvバ
イトであるという規則性が崩れたときのオーバーヘッド
数の変化を検出し、検出結果によってM次群オーバーヘ
ッドのNvバイトに対する過不足数に相当する分散パル
スを生成することにより、N次群クロック数に応じたL
次群間欠クロックを生成できるため、NDFまたは3フ
レーム連続同一ポインタ受信が複数回生じても、常にF
IFOの動作点をほぼ中心に固定することが出来、FI
FOのオーバー/アンダーフローによるデータの欠落を
防止するとともに、ジッタの少ない位相同期ループリフ
ァレンス信号および高精度なCクロックを生成すること
ができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例を示すデータレート
変換装置であり、図2は図1におけるPOH数変化検出
回路119と間欠クロック発生回路106の一例を示す
ものであり、図3は図2における間欠クロックの出力タ
イミングチャートを示すものである。
【0026】図1において、101はFIFO、102
はタイミング発生回路、103はORゲート、104は
ANDゲート、105はスタッフ判定回路、106は間
欠クロック発生回路、107〜108は1/N分周回
路、109は位相比較器、110はローパスフィルタ、
111は電圧制御発振子、112はポインタ処理回路、
113はSTM−1データ入力端子、114はSTM−
1クロック入力端子、115はC−4データ出力端子、
116はC−4クロック出力端子、117はSTM−1
フレームパルス入力端子、118はデータレート変換装
置、119はPOH数変化検出回路である。
【0027】図2において、201は1/27分周回
路、202はPOH数変化検出回路、203〜208は
イネーブル付きDフリップフロップ、211〜214は
JKフリップフロップ、221及び222はORゲー
ト、223〜231はANDゲート、232〜233は
ORゲート、234はNORゲート、241はSTM−
1クロック入力端子、242は間欠クロック出力端子、
243はPOHパルス入力端子、245は正スタッフ信
号入力端子、246は負スタッフ信号入力端子、247
はSTM−1フレームパルス入力端子である。
【0028】以上のように構成されたデータレート変換
装置について、以下図1、図2および図3を用いてその
動作を説明する。
【0029】図1に示すように、この装置は、STM−
1データ入力端子113より入力されるSTM−1デー
タのC−4データに該当する部分のみをFIFO101
に書き込み、電圧制御発振子111より発生されるC−
4クロックによりC−4データをFIFO101から読
みだしてデータレート変換を行う構成である。
【0030】タイミング発生回路102において、ST
M−1フレームパルス入力端子117より入力されるS
TM−1フレームパルス(以下FPSTM)をもとに、
受信したSTM−1データのSOHのタイミングを検出
し、さらにスタッフ判定回路105において受信ポイン
タ値からスタッフの有無によりAUポインタのタイミン
グを検出してSOHパルス(以下SOHP)を生成す
る。
【0031】また、ポインタ処理回路112において生
成したVC−4データの先頭位置を示すVC−4フレー
ムパルス(以下FPVC)をもとに、STM−1データ
に含まれるPOHタイミングを検出し、POHパルス
(以下POHP)を生成する。これらSOHP、POH
Pを用いて、ORゲート103、ANDゲート104に
より受信STM−1データ内のC−4データ部分に該当
するクロックを生成し、これをFIFO101の書き込
みクロック(WCK)として用い、FIFO101にC
−4データに該当するデータのみを書き込む。
【0032】POH数変化検出回路119はFPSTM
とタイミング発生回路102で生成されたPOHPによ
りPOH数の変化を検出する。また間欠クロック発生回
路106において発生したクロック(GCKC)を1/
N分周回路107において1/N分周し、この信号を位
相比較器109のリファレンス入力(R)に入力し、電
圧制御発振子111より発生したC−4クロックを1/
N分周回路108において1/N分周し、この分周出力
を位相比較器109のバリアブル入力(V)に入力す
る。1/N分周回路107による出力と1/N分周回路
108による出力の位相比較結果をローパスフィルタ1
10を通して電圧制御発振子111のコントロール電圧
として入力し位相同期ループを構成する。
【0033】ここで、図1のPOH数変化検出回路10
9と間欠クロック発生回路106について、図2および
図3を用いて詳細に説明する。
【0034】まず、非スタッフ状態での動作を説明す
る。基本的に、ORゲート233によりSTM−1クロ
ック(CKSTM)をゲートして間欠クロック(GCK
C)を生成する構成である。またPOH数変化検出回路
202は、STM−1フレームの1フレームあたりのP
OHの数をカウントし、1フレームあたり8バイトまた
は10バイトのPOHを検出したときに、STM−1フ
レームの1フレーム分のパルス(count8およびc
ount10)を出力する。通常POHはSTM−1フ
レームの1フレームあたり9バイトでありPOH数変化
検出回路202はパルスを出力しない。
【0035】STM−1フレームの1行(270バイ
ト)あたりSOHは9バイト、POHは1バイト存在す
るため、1/27分周回路201によりオーバーヘッド
(以下OH(SOH+POHのこと))の10バイトを
均等に分散させたパルス(第1のパルス)を生成する
(図3(c))。このパルスをANDゲート231、OR
ゲート232を介することにより、ORゲート232の
出力にOHクロック分のゲートパルスが生成できる。こ
れをDフリップフロップ215においてラッチしたの
ち、ORゲート233によりSTM−1クロック(CK
STM)とORをとることにより、OHバイトが分散さ
れて間引かれた間欠クロック(GCKC)が生成される
(図3(d))。この場合、STM−1フレームの1行あ
たりOHは10バイト必ず存在している。
【0036】次に、スタッフ状態での動作を説明する。
負スタッフが生じた場合、STM−1フレームの中での
VCフレームのデータ量が3バイト増加するため(スタ
ッフを検出したフレームのみ)、1/27分周回路20
1により発生した第1のパルスを3バイト殺す必要があ
る。また、スタッフはSTM−1フレームで4フレーム
に1回しか起こらないため、前記3バイトを3フレーム
にわたって1バイトづつ殺す構成とする。
【0037】まず、負スタッフ入力端子246より入力
された負スタッフ信号をイネーブル付きDフリップフロ
ップ206〜208によりSTM−1フレームパルス入
力端子247より入力されるFPSTMでラッチし、O
Rゲート222により3フレーム幅に延ばす。負スタッ
フが発生しFPSTMが入力されると、JKフリップフ
ロップ212がHIGHを出力する。1/27分周回路
201による第1のパルスが出力されても、NORゲー
ト224がLOWを出力し、このパルスをANDゲート
231で通さないようになる。
【0038】このとき同時に、ANDゲート226がH
IGHになりJKフリップフロップ212のK端子がH
IGH、J端子がLOWとなってJKフリップフロップ
213の出力はLOWになり、NORゲート224の出
力はHIGHとなって非スタッフ状態の動作に戻る。そ
して、次のフレーム、次々フレームでも同様の動作を
し、その後、ORゲート222はLOWに戻り非スタッ
フ状態の動作に戻る。このように、1フレームに1回、
3フレーム連続で負スタッフ時のVCクロック数を調整
して上記のように間欠クロック(GCKC)を生成する
(図3(g))。
【0039】正スタッフが生じた場合、STM−1フレ
ームの中でのVCフレームのデータ量が3バイト減少す
るため(スタッフを検出したフレームのみ)、1/27
分周回路201により発生した第1のパルス以外に3バ
イト分パルスを追加する必要がある。また、スタッフは
STM−1フレームで4フレームに1回しか起こらない
ため、3バイト分のパルスを3フレームにわたって1バ
イトづつ分散して追加する構成とする。
【0040】まず、正スタッフ信号入力端子245より
入力された正スタッフ信号をイネーブル付きDフリップ
フロップ203〜205により、STM−1フレームパ
ルス入力端子247より入力されたFPSTMでラッチ
し、ORゲート221により3フレーム幅に延ばす。正
スタッフが発生しFPSTMが入力されると、JKフリ
ップフロップ211がHIGHを出力し、1/27分周
回路201によって生成された第2のパルス(≠第1の
パルス、図3(h))がANDゲート225を通過するよ
うになる。
【0041】このとき同時に、JKフリップフロップ2
21のK端子がHIGH、J端子がLOWとなってJK
フリップフロップ223の出力はLOWになり、AND
ゲート225の出力はLOWとなって非スタッフ状態の
動作に戻る。そして次のフレーム、次々フレームでも同
様の動作をするが、その後、ORゲート221はLOW
に戻り非スタッフ状態の動作に戻る。このように、1フ
レームに1回、3フレーム連続で、正スタッフ時のVC
クロック数を調整して上記のように間欠クロック(GC
KC)を生成する(図3(j))。
【0042】次にSTM−1フレームの1フレーム内の
POHが9バイトであるという規則が崩れた場合の説明
をする。
【0043】負スタッフまたは正スタッフが発生した場
合、STM−1フレームの1フレーム内のPOHが9バ
イトでなくなる場合がある(負スタッフ時10バイト、
正スタッフ時8バイト)。POHがSTM−1フレーム
の1フレーム内で8バイトまたは10バイトとなった
時、POH数変化検出回路202がSTM−1フレーム
の1フレーム分のそれぞれのパルス(count8とc
ount10)を出力する。このPOH数変化検出回路
202はカウンタと数個のラッチで簡単に実現すること
ができる。
【0044】正スタッフが発生しPOHがSTM−1フ
レームの1フレーム内に8バイト存在した場合、STM
−1フレームの1フレーム内のCレベルのデータ量が通
常の正スタッフ時より1バイト増加していることになる
ので(スタッフを検出したフレームのみ)、1/27分
周回路201により発生した第1のパルスを1バイト殺
す必要がある。POHがSTM−1フレームの1フレー
ム内に8バイト存在すると、POH数変化検出回路20
2は1フレーム分のパルス(count8)を出力す
る。またFPSTMが入力されると、そのときJKフリ
ップフロップ213がHIGHを出力する。1/27分
周回路201による第1のパルスが出力されても、NO
Rゲート234がLOWを出力し、このパルスをAND
ゲート231で通さないようになる。
【0045】この動作は、ANDゲート229が上記し
たORゲート221、222の出力(スタッフに対応す
るためのSTM−1フレームの3フレーム幅に延ばされ
たパルス)がともにLOWであるときに、初めてHIG
Hとなって起こり得る。また同時にJKフリップフロッ
プ213のK端子がHIGH、J端子がLOWとなって
JKフリップフロップ213の出力はLOWになり、N
ORゲート224の出力はHIGHとなって元の状態の
動作に戻る。
【0046】負スタッフが発生しPOHが1フレームの
中で10バイト存在した場合、STM−1フレームの1
フレーム内のCレベルのデータ量が通常の負スタッフ時
より1バイト減少していることになるので(スタッフを
検出したフレームのみ)、1/27分周回路201によ
り発生した第3のパルスを1バイト追加必要がある。P
OHがSTM−1フレームの1フレーム内に10バイト
存在すると、POH数変化検出回路202は1フレーム
分のパルス(count10)を出力する。
【0047】またFPSTMが入力されると、そのとき
JKフリップフロップ214がHIGHを出力する。1
/27分周回路201による第3のパルスが出力される
と、このパルスはORゲート232を通過することにな
る。この動作は、ANDゲート230が上記したORゲ
ート221、222の出力(スタッフに対応するための
STM−1フレームの3フレーム幅に延ばされたパル
ス)がともにLOWであるとき、初めてHIGHとなっ
て起こり得る。
【0048】また同時にJKフリップフロップ214の
K端子がHIGH、J端子がLOWとなってJKフリッ
プフロップ214の出力はLOWになり、元の状態の動
作に戻る。今ここで第3のパルスは1/27分周回路2
01によって生成されているが、第3のパルスと第2の
パルスが同一のものであっても何の問題もない。
【0049】また、NDF受信時または3フレーム連続
同一ポインタ値受信時にも、STM−1フレームの1フ
レーム内にPOHが9バイト存在するという規則が崩れ
るということが起こり得るが、この場合には、STM−
1フレームの1フレーム内のPOHが必ず10バイト存
在することになるので、上記した方法を適用すればよ
い。
【0050】なお、本実施例においては、8ビットパラ
レル処理を基本として、伝送クロックを1/8分周した
STM−1クロックで説明したが、同様の処理で、伝送
クロックそのものを間引いたクロックを生成して、それ
によりリファレンス信号を生成することもできる。
【0051】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の主旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明は、データレート変
換を行うためのバッファメモリと、M次群データの先頭
を検出するポインタ処理手段と、受信ポインタ値からス
タッフの有無を検出するスタッフ判定手段と、受信した
L次群データのM次群オーバーヘッドとL次群オーバー
ヘッドのタイミングを検出するタイミング発生手段と、
バッファメモリの読みだしクロックを位相同期ループで
制御する位相同期ループ制御手段と、L次群フレームの
1行あたり(J+1)バイトのオーバーヘッドクロック
数に相当する分散パルスを生成する第1の分散パルス生
成手段と、連続Kバイトのスタッフクロック数に相当す
る分散パルスを生成する第2の分散パルス生成手段と、
L次群フレームの1フレームあたりM次群オーバーヘッ
ドがNvバイトであるという規則性が崩れたときのM次
群オーバーヘッド数の変化を検出するM次群オーバーヘ
ッド数変化検出手段と、M次群オーバーヘッド数変化検
出手段の検出結果によってM次群オーバーヘッドのNv
バイトに対する過不足数に相当する分散パルスを生成す
る第3の分散パルス生成手段と、第1、2および3の分
散パルス生成手段により生成された分散パルスを合成し
てN次群クロック数に相当するL次群クロックの間欠ク
ロックを生成する間欠クロック生成手段と、間欠クロッ
ク生成手段により生成される間欠クロックから位相同期
ループのリファレンス信号を生成するリファレンス信号
生成手段を具備することにより、実際のCデータ数に等
しい間欠クロック(GCKC)を生成できるため、バッ
ファメモリの動作点をほぼ中心に固定することができ、
また、そのクロックによりジッタの少ない位相同期ルー
プリファレンス信号を生成できるため、高精度なCクロ
ックを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のデータレート変換装置の概
略構成図
【図2】本実施例の間欠クロック発生回路とその周辺回
路の構成を示すブロック図
【図3】図2におけるリファレンス用クロック生成過程
タイミングチャート
【図4】従来のデータレート変換装置の概略構成図
【図5】図4における間欠クロック発生回路構成図
【図6】図5におけるリファレンス用クロック生成過程
タイミングチャート
【図7】STM−1フレーム構成図
【符号の説明】
101 FIFO 102 タイミング発生回路 103 NORゲート 104 ANDゲート 105 スタッフ判定回路 106 間欠クロック発生回路 107〜108 1/N分周回路 109 位相比較器 110 ローパスフィルタ 111 電圧制御発振子 112 ポインタ処理回路 113 STM−1データ入力端子 114 STM−1クロック入力端子 115 C−4データ出力端子 116 C−4クロック出力端子 117 STM−1フレームパルス入力端子 118 データレート変換装置 119 POH数変化検出回路 201 1/27分周回路 202 POH数変化検出回路 203〜208 イネーブル付きDフリップフロップ 211〜214 JKフリップフロップ 221〜222 ORゲート 223〜231 ANDゲート 232〜233 ORゲート 234 NORゲート 241 STM−1クロック入力端子 242 間欠クロック出力端子 243 POHパルス入力端子 245 正スタッフ信号入力端子 246 負スタッフ信号入力端子 247 STM−1フレームパルス入力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フレームがNh×Nvバイトから成るN
    次群データと前記N次群データNhバイト毎に挿入され
    る1バイトのM次群オーバーヘッドとを多重化して構成
    された1フレームが(Nh+1)×Nvバイトから成る
    M次群データと、前記M次群フレームを1フレームがL
    h(Nh、Nv、Lhは整数)×Nvバイトから成るL
    (N、M、Lは整数、N<M<L)次群フレームに多重
    化する際に生じる周波数差を吸収する連続Kバイトのス
    タッフバイトと、Lhバイト毎に挿入される連続Jバイ
    トのL次群オーバーヘッドとを多重化して構成されたL
    次群データから、バッファメモリを用いて前記N次群デ
    ータを再生するデータレート変換装置であって、データ
    レート変換を行うためのバッファメモリと、前記M次群
    データの先頭を検出するポインタ処理手段と、受信ポイ
    ンタ値からスタッフの有無を検出するスタッフ判定手段
    と、前記M次群オーバーヘッドと前記L次群オーバーヘ
    ッドのタイミングを検出するタイミング発生手段と、前
    記バッファメモリの読みだしクロックを位相同期ループ
    で制御する位相同期ループ制御手段と、前記L次群フレ
    ームの1行あたり(J+1)バイトのオーバーヘッドク
    ロック数に相当する分散パルスを生成する第1の分散パ
    ルス生成手段と、連続Kバイトのスタッフクロック数に
    相当する分散パルスを生成する第2の分散パルス生成手
    段と、前記L次群フレームの1フレームあたり前記M次
    群オーバーヘッドがNvバイトであるという規則性が崩
    れたときの前記M次群オーバーヘッド数の変化を検出す
    るM次群オーバーヘッド数変化検出手段と、前記M次群
    オーバーヘッド数変化検出手段の検出結果によって前記
    M次群オーバーヘッドのNvバイトに対する過不足数に
    相当する分散パルスを生成する第3の分散パルス生成手
    段と、前記第1、2および3の分散パルス生成手段によ
    り生成された分散パルスを合成してN次群クロック数に
    相当するL次群クロックの間欠クロックを生成する間欠
    クロック生成手段と、前記間欠クロック生成手段により
    生成される間欠クロックから前記位相同期ループのリフ
    ァレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段を具
    備したことを特徴とするデータレート変換装置。
  2. 【請求項2】第1の分散パルス生成手段は、(J+1)
    /Lh分周する(J+1)/Lh分周手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータレート変換装置。
  3. 【請求項3】間欠クロック生成手段は、スタッフ制御信
    号入力端子と前記L次群データのフレームパルス入力端
    子を具備し、前記M次群オーバーヘッド数変化検出手段
    の出力と接続されたことを特徴とする請求項1記載のデ
    ータレート変換装置。
JP5112857A 1993-05-14 1993-05-14 データレート変換装置 Pending JPH06326694A (ja)

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