JPH0632622Y2 - 水棲生物の挙動試験装置 - Google Patents

水棲生物の挙動試験装置

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JPH0632622Y2
JPH0632622Y2 JP1989087227U JP8722789U JPH0632622Y2 JP H0632622 Y2 JPH0632622 Y2 JP H0632622Y2 JP 1989087227 U JP1989087227 U JP 1989087227U JP 8722789 U JP8722789 U JP 8722789U JP H0632622 Y2 JPH0632622 Y2 JP H0632622Y2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1)考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、水棲生物の挙動試験装置に関し、特に、第
1,第2の投光部材から交叉方向に出射された光の行路
内に第1,第2の試験領域を配置し、かつ第1,第2の
投光部材によって交叉方向に出射された光の交叉点近傍
に対し水棲生物の投入領域を確保し、かつ第1,第2の
試験領域にそれぞれ試料を支持するための第1,第2の
試料支持体を配置してなる水棲生物の挙動試験装置に関
する。
[従来の技術] 従来、この種の水棲生物の挙動試験装置としては、一端
部に対して光源から光が入射される試験槽の内部に対し
て試料支持体を配置した状態で試験槽の他端部に水棲生
物(たとえば海産生物の浮遊幼生)を投入し、水棲生物
が試料の影響を受けつつ正の走光性によって光源方向に
移動する状況を観察することにより、試料に対する水棲
生物の挙動を判断してなるものが提案されていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の水棲生物の挙動試験装置では、一
端部に光源が配設された試験槽の他端部に対して水棲生
物を投入するのみであったので、(i)水棲生物の光に対
する挙動と試料に対する挙動とを個別に試験しなければ
ならない欠点があり、ひいては(ii)対照試験に手間取り
試験時間を短縮できない欠点があり、また(iii)光源の
発生する光あるいは試験間の水棲生物の挙動に対する影
響差などを比較試験することが困難である欠点があっ
た。
そこで、本考案は、これらの欠点を除去すべく、試験水
槽に対してそれぞれ試料の配置可能な第1,第2の試験
領域を確保しかつ第1,第2の試験領域の一端部からそ
れぞれ交叉方向に光を投入しつつ第1,第2の試験領域
の他端部に対して確保した投入領域に水棲生物を投入す
ることにより、水棲生物の光あるいは試料に対する挙動
試験を実行してなる水棲生物の挙動試験装置を提供せん
とするものである。
(2)考案の構成 [課題を解決するための手段] 本考案により提供される課題を解決するための解決手段
は、 「投光部材によって一端部に対し光が入射される試験水
槽の他端部に対して水棲生物を投入することにより水棲
生物の挙動を試験するための水棲生物の挙動試験装置に
おいて、 (a)互いに交叉方向に光を出射する第1,第2の投光部
材と、 (b)第1,第2の投光部材によって出射された光がそれ
ぞれ第1,第2の捕集領域を介して一端部に入射される
第1,第2の試験領域と、 (c)第1,第2の試験領域の他端部に共通に形成されか
つ第1,第2の仕切板によってそれぞれ第1,第2の試
験領域から隔離可能とされており、水棲生物が投入され
る投入領域と、 (d)第1,第2の試験領域にそれぞれ配置されており、
試料を支持するための第1,第2の試料支持体と を備えてなることを特徴とする水棲生物の挙動試験装
置」 である。
[作用] 本考案にかかる水棲生物の挙動試験装置は、投光部材に
よって一端部に対し光が入射される試験水槽の他端部に
対して水棲生物を投入することにより水棲生物の挙動を
試験するための水棲生物の挙動試験装置において、 (a)互いに交叉方向に光を出射する第1,第2の投光部
材と、 (b)第1,第2の投光部材によって出射された光がそれ
ぞれ第1,第2の捕集領域を介して一端部に入射される
第1,第2の試験領域と、 (c)第1,第2の試験領域の他端部に共通に形成されか
つ第1,第2の仕切板によってそれぞれ第1,第2の試
験領域から隔離可能とされており、水棲生物が投入され
る投入領域と、 (d)第1,第2の試験領域にそれぞれ配置されており、
試料を支持するための第1,第2の試料支持体と を備えてなることを特徴とするので、 (i)水棲生物の光に対する挙動と試料に対する挙動とを
同時に試験する作用をなし、ひいては (ii)対照試験を簡素化して試験時間の短縮を達成する作
用 をなし、また (iii)試験条件の変化を回避する作用をなす。
[実施例] 次に、本考案にかかる水棲生物の挙動試験装置につい
て、その好ましい実施例を挙げ、具体的に説明する。
(第1の実施例の構成) まず、第1図および第2図を参照しつつ、本考案にかか
る水棲生物の挙動試験装置の第1の実施例について、そ
の構成を詳細に説明する。10 は、本考案にかかる水棲生物の挙動試験装置であっ
て、投光装置20と、投光装置20に対して取外可能に配置
された試験水槽装置30とを備えている。
投光装置20は、試験水槽装置30を取外可能に載置するた
めの基台21と、基台21上に配置されており交叉方向(こ
こでは直交方向)に向けて光(たとえば可視光)を出射
するための第1,第2の投光部材22A,22Bとを包有して
いる。第1,第2の投光部材22A,22Bは、それぞれ、ハ
ウジング22a,22bの内部に配設された白熱灯などからな
る発光部材23A,23Bと、発光部材23A,23Bの前面に配設さ
れており発光部材23A,23Bによって発生された光を散乱
せしめて出射するための散乱部材24A,24Bとを包有して
いる。散乱部材24A,24Bとしては、たとえば、乳白色ア
クリル板などを使用すればよい。第1,第2の投光部材
22A,22Bが出射する光の特性(たとえば波長あるいは強
度など)を調節することを所望する場合は、発光部材23
A,23Bに印加される電圧を調節する手段,あるいは発光
部材23A,23Bと散乱部材24A,24Bとの間に配置されたフィ
ルタなど適宜に配置すればよい。
試験水槽装置30は、固定ピン31Aによって投光装置20
基台21に形成された取付孔(図示せず)に対し取外可能
に載置される基板31と、基板31上に配設されており投光
部材22A,22Bから交叉する方向の光が入射される試験水
槽32とを備えている。試験水槽32は、投光部材22A,22B
からそれぞれ捕集領域32A,32Bを介して光が一端部に入
射されかつその光の行路方向に向けてそれぞれ延長され
た試験領域33A,33Bと、試験領域33A,33Bの他端部に対し
仕切板34a,34bを介して共通に配置されており水棲生物
(たとえば海産生物の浮遊幼生)Pを投入するための投
入領域34とを備えている。捕集領域32A,32Bのうち投光
部材22A,22Bから光が入射される部分には、投光部材22
A,22Bからの光の入射を阻害せず、かつ水(淡水もしく
は海水)が外部へ浸出することを防止するために、それ
ぞれ、透光部材(たとえば透明アクリル板)32a,32bが
配置されている。また、捕集領域32A,32Bと試験領域33
A,33Bとの境界には、捕集領域32A,32Bと試験領域33A,33
Bとをそれぞれ区画しておき、捕集領域32A,32Bに一旦捕
集された水棲生物Pが試験領域33A,33Bへ移動すること
を阻止するために、仕切部材33a,33bが配置されてい
る。
試験領域33A,33Bの一方(たとえば試験領域33A;以下こ
の場合について主として説明する)には、水棲生物Pの
挙動に影響を及ぼすか否かを試験するための試料Mを投
入領域34に対向する表面に支持するための試料支持体35
Aが、試料Mの溶出濃度勾配を確保するために、投入領
域34側で離間しかつ捕集領域32A側で接近するよう傾斜
して配置されている。試験領域33A,33Bの他方(ここで
は、試験領域33B)には、試料支持体35Aと同一形状の試
料支持体35Bが対照として同一構成を確保するために、
投入領域34側で離間しかつ捕集領域32B側で接近するよ
う傾斜して配置されている。試料支持体35A,35Bの捕集
領域32A,32Bに対する開口部Sには、その開口部Sを通
過する水棲生物Pの個体数を計数するためのカウンタ36
A,36Bがそれぞれ配置されている。
試料支持体35A,35Bとしては、試料Mに依存することも
あるが、通常、スライドガラスあるいは素焼板などを使
用すれば、好ましい。
試料支持体35Aがスライドグラスである場合、(i)試料M
が化学物質などの無生物であれば、スライドグラスの一
表面に対し塗布した寒天層上に所望量だけ塗布したのち
に冷蔵庫内で脱水することにより、試料Mを試料支持体
35Aに対して支持せしめればよく、また(ii)試料Mが微
生物であれば、寒天と混合して希釈したのちにスライド
グラス上に直接展開して凝固せしめることにより、試料
Mを試料支持体35Aに対して支持せしめればよい。この
場合、試料支持体35Bは、試料Mが化学物質などの無生
物であるか微生物であるかにかかわらず、スライドグラ
スの一表面に対し寒天層を塗布して冷蔵庫内で脱水する
ことにより、作成すればよい。
これに対し、試料支持体35Aが素焼板である場合は、試
料Mが化学物質などの無生物であるか微生物であるかに
かかわらず、素焼板上に直接に塗布せしめることによ
り、試料Mを試料支持体35Aに対して支持せしめればよ
い。この場合、試料支持体35Bは、試料Mが化学物質な
どの無生物であるか微生物であるかにかかわらず、素焼
板をそのまま使用すればよい。
(第1の実施例の作用) 更に、第1図および第2図を参照しつつ、本考案にかか
る水棲生物の挙動試験装置の第1の実施例について、そ
の作用を詳細に説明する。
第1の実施例では、本考案にかかる水棲生物の挙動試験
装置10が、正の走光性を有する水棲生物の試料Mに対す
る挙動を観察するために供される。
この場合、まず、投光装置20の基台21に対し固定ピン31
Aによって試験水槽装置30を配置したのち試験水槽装置3
0(すなわち捕集領域32A,32B,試験領域33A,33Bおよび
投入領域34)に対し、水棲生物Pの生存に適した水(淡
水もしくは海水)を適宜の量だけ収容し、仕切板34a,34
bによって投入領域34を試験領域33A,33Bから隔離する
(第1図参照)。
次いで、試験領域33A,33Bに対して試料支持体35A,35Bを
設置する。試料支持体35A,35Bの一方(ここでは試料支
持体35A)には、水棲生物Pの挙動に影響を及ぼすか否
かを試験するための試料Mが支持されている(第1図参
照)。
この状態で、適宜の時間だけ放置し、試験領域33Aに対
して試料Mを適当な濃度となるまで溶出せしめる。
更に、仕切板34a,34bによって試験領域33A,33Bから離間
した状態を維持しつつ、投入領域34に対し水棲生物(た
とえば海産生物の浮遊幼生)Pを投入する(第1図参
照)。
そののち、投光部材22A,22Bを動作せしめて散乱部材24
A,24Bおよび捕集領域32A,32Bを介し試験領域33A,33Bの
一端部に対して光を入射せしめる。
この状態で、仕切板34a,34bを同時に引上げることによ
り、投入領域34を試験領域33A,33Bに対して開放し、水
棲生物Pが投入領域34から試験領域33A,33Bに対して移
動可能とする。
水棲生物Pが試料Mに誘引される場合は、試験領域33B
に比べ試験領域33A内を移動する水棲生物Pの個体数が
増加し、捕集領域32Bに比べ捕集領域32Aに捕集される水
棲生物Pの個体数が多くなる(第2図参照)。
水棲生物Pが試料Mを忌避する場合は、試験領域33Aに
比べ試験領域33B内を移動する水棲生物Pの個体数が増
加し、捕集領域32Aに比べ捕集領域32Bに捕集される水棲
生物Pの個体数が多くなる。
水棲生物Pが試料Mに影響を受けない場合、試験領域33
A内を移動する水棲生物Pの個体数と試験領域33B内を移
動する水棲生物Pの個体数とが実質的に等しくなり、捕
集領域32A,32Bに捕集される水棲生物Pの個体数が実質
的に等しくなる。
(第2の実施例の構成および作用) 加えて、第3図および第4図を参照しつつ、本考案にか
かる水棲生物の挙動試験装置の第2の実施例について、
その構成および作用を詳細に説明する。
第2の実施例は、試験領域33Bに配置された試料支持体3
5Bにも試料Mを支持せしめたことを除き、第1の実施
例と同一の構成を有している。したがって、第2の実施
例では、以下のごとく作用することを除き、第1の実施
例と同一の作用を有している。それ故、ここでは、説明
を簡潔とするために、第1の実施例に含まれた部材に対
応する部材に対し同一の番号を付し、構成および作用の
重複した説明を省略する。
第2の実施例では、本考案にかかる水棲生物の挙動試験
装置10が、水棲生物Pの試料M,Mに対する挙動を観
察するために供されている。
すなわち、水棲生物Pが試料Mに誘引されかつ試料M
を忌避する場合は、試験領域33Bに比べ試験領域33A内を
移動する水棲生物Pの個体数が増加し、捕集領域32Bに
比べ捕集領域32Aに捕集される水棲生物Pの個体数が多
くなる。
また、水棲生物Pが試料Mに比べ試料Mに強く誘引さ
れる場合は、試験領域33Aに比べ試験領域33B内を移動す
る水棲生物Pの個体数が増加し、捕集領域32Aに比べ捕
集領域32Bに捕集される水棲生物Pの個体数が多くな
る。
更に、水棲生物Pが試料Mに比べ試料Mを強く忌避す
る場合は、試験領域33Bに比べ試験領域33A内を移動する
水棲生物Pの個体数が増加し、捕集領域32Bに比べ捕集
領域32Aに捕集される水棲生物Pの個体数が多くなる。
なお、水棲生物Pが試料M,Mに同等程度の影響を受
けあるいは影響を受けない場合、試験領域33Aを移動す
る水棲生物Pの個体数と試験領域33B内を移動する水棲
生物Pの個体数とが実質的に等しくなり、捕集領域32A,
32Bに捕集される水棲生物Pの個体数が実質的に等しく
なる。
(第3の実施例の構成および作用) 最後に、第5図および第6図を参照しつつ、本考案にか
かる水棲生物の挙動試験装置の第3の実施例について、
その構成および作用を詳細に説明する。
第3の実施例は、試験領域33Aに配置された試料支持体3
5Aから試料Mが除去されたことを除き、第1の実施例と
同一の構成を有している。したがって、第3の実施例で
は、以下のごとく作用することを除き、第1の実施例と
同一の作用を有している。それ故、ここでは、説明を簡
潔とするために、第1の実施例に含まれた部材に対応す
る部材に対し同一の番号を付し、構成および作用の重複
した説明を省略する。
第3の実施例では、本考案にかかる水棲生物の挙動試験
装置10が、水棲生物Pの光に対する挙動(すなわち走光
性)を観察するために供される。
この場合、投光部材22A,22Bの一方(ここでは投光部材2
2A)のみを動作せしめて散乱部材24a,24bの一方(ここ
では散乱部材24a)および捕集領域32A,32Bの一方(ここ
では捕集領域32A)を介し試験領域33A,33Bの一方(ここ
では試験領域33A)の一端部に対して光を入射せしめ、
第1の実施例と実質的に同一の要領で水棲生物Pの挙動
を観察する。
すなわち、水棲生物Pが正の走光性を有している場合、
試験領域33Bに比べ試験領域33A内を移動する水棲生物P
の個体数が多く、捕集領域32Bに比べ捕集領域32Aに捕集
される水棲生物Pの個体数が多い。
これに対し、水棲生物Pが負の走光性を有している場
合、試験領域33Aに比べ試験領域33B内を移動する水棲生
物Pの個体数が多く、捕集領域32Aに比べ捕集領域32Bに
捕集される水棲生物Pの個体数が多い。
(実施例の要約) 上述した第1ないし第3の実施例を参照すれば明らかな
ごとく、本考案にかかる水棲生物の挙動試験装置によれ
ば、(i)水棲生物の光に対する挙動と試料に対する挙動
とを同時に試験でき、ひいては(ii)対照試験を簡素化で
きて試験時間の短縮を達成でき、また(iii)試験条件の
変化を回避できる。
(3)考案の効果 上述より明らかなように、本考案にかかる水棲生物の挙
動試験装置は、投光部材によって一端部に対し光が入射
される試験水槽の他端部に対して水棲生物を投入するこ
とにより水棲生物の挙動を試験するための水棲生物の挙
動試験装置において、 (a)互いに交叉方向に光を出射する第1,第2の投光部
材と、 (b)第1,第2の投光部材によって出射された光がそれ
ぞれ第1,第2の捕集領域を介して一端部に入射される
第1,第2の試験領域と、 (c)第1,第2の試験領域の他端部に共通に形成されか
つ第1,第2の仕切板によってそれぞれ第1,第2の試
験領域から隔離可能とされており、水棲生物が投入され
る投入領域と、 (d)第1,第2の試験領域にそれぞれ配置されており、
試料を支持するための第1,第2の試料支持体と を備えてなることを特徴とするので、 (i)水棲生物の光に対する挙動と試料に対する挙動とを
同時に試験できる効果 を有し、ひいては (ii)対照試験を簡素化でき試験時間の短縮を達成できる
効果 を有し、また (iii)試験条件の変化を回避できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる水棲生物の挙動試験装置の第1
の実施例を示す平面図、第2図は第1図実施例の動作状
態を示す平面図、第3図は本考案にかかる水棲生物の挙
動試験装置の第2の実施例を示す平面図、第4図は第3
図実施例の動作状態を示す平面図、第5図は本考案にか
かる水棲生物の挙動試験装置の第3の実施例を示す平面
図、第6図は第5図実施例の動作状態を示す平面図であ
る。10 ……水棲生物の挙動試験装置20 ……投光装置 21……基台 22A,22B……投光部材 22a,22b……ハウジング 23A,23B……発光部材 24A,24B……散乱部材30 ……試験水槽装置 31……基板 31A……固定ピン 32……試験水槽 32A,32B……捕集領域 33A,33B……試験領域 34……投入領域 34a,34b……仕切板 35A,35B……試料支持体 36A,36B……カウンタ M,M……試料 P……水棲生物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】投光部材によって一端部に対し光が入射さ
    れる試験水槽の他端部に対して水棲生物を投入すること
    により水棲生物の挙動を試験するための水棲生物の挙動
    試験装置において、 (a)互いに交叉方向に光を出射する第1,第2の投光部
    材と、 (b)第1,第2の投光部材によって出射された光がそれ
    ぞれ第1,第2の捕集領域を介して一端部に入射される
    第1,第2の試験領域と、 (c)第1,第2の試験領域の他端部に共通に形成されか
    つ第1,第2の仕切板によってそれぞれ第1,第2の試
    験領域から隔離可能とされており、水棲生物が投入され
    る投入領域と、 (d)第1,第2の試験領域にそれぞれ配置されており、
    試料を支持するための第1,第2の試料支持体と を備えてなることを特徴とする水棲生物の挙動試験装
    置。
JP1989087227U 1989-07-25 1989-07-25 水棲生物の挙動試験装置 Expired - Lifetime JPH0632622Y2 (ja)

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