JPH0632492Y2 - ねじ用インサート - Google Patents
ねじ用インサートInfo
- Publication number
- JPH0632492Y2 JPH0632492Y2 JP9686490U JP9686490U JPH0632492Y2 JP H0632492 Y2 JPH0632492 Y2 JP H0632492Y2 JP 9686490 U JP9686490 U JP 9686490U JP 9686490 U JP9686490 U JP 9686490U JP H0632492 Y2 JPH0632492 Y2 JP H0632492Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- screw
- insert
- screw insert
- insertion portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dowels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、パーティクルボードのように軟らかくて、
ねじをねじ嵌めるのが困難な板材等にねじをねじ嵌める
ことが出来るように、その板材等に形成した凹所に挿入
された後において、ねじがねじ嵌められるようになされ
たねじ用インサートに関する。
ねじをねじ嵌めるのが困難な板材等にねじをねじ嵌める
ことが出来るように、その板材等に形成した凹所に挿入
された後において、ねじがねじ嵌められるようになされ
たねじ用インサートに関する。
(従来技術) 従来この種ねじ用インサートとして以下の如きものは知
られている。即ち、外周面に複数の抜け止めリブを有す
る単なる挿入筒からなる、合成樹脂製等のねじ用インサ
ートは知られている。
られている。即ち、外周面に複数の抜け止めリブを有す
る単なる挿入筒からなる、合成樹脂製等のねじ用インサ
ートは知られている。
(従来技術の欠点) 前記従来ねじ用インサートには以下の如き欠点があっ
た。
た。
第1に、従来のインサートは単なる挿入筒であったの
で、板材等にインサート挿入用の凹所を形成して、その
凹所にインサートを挿入した状態においても、凹所の開
口周縁がインサートによって隠蔽されず、凹所の開口周
縁が外部から見えて、外観が悪いという欠点があった。
殊に、板材等の表面に厚い硬質の塗膜が形成されている
場合にあっては、凹所を形成する際、凹所開口周縁に厚
い硬質の塗膜のバリや微細な割れが発生して、凹所の開
口周縁の外観が悪くなる場合、前記欠点は大きなもので
あった。
で、板材等にインサート挿入用の凹所を形成して、その
凹所にインサートを挿入した状態においても、凹所の開
口周縁がインサートによって隠蔽されず、凹所の開口周
縁が外部から見えて、外観が悪いという欠点があった。
殊に、板材等の表面に厚い硬質の塗膜が形成されている
場合にあっては、凹所を形成する際、凹所開口周縁に厚
い硬質の塗膜のバリや微細な割れが発生して、凹所の開
口周縁の外観が悪くなる場合、前記欠点は大きなもので
あった。
第2に、従来のねじ用インサートは単なる挿入筒であっ
たので、板材等にインサート挿入用の凹所を形成して、
その凹所にねじ用インサートを挿入した状態において、
それにねじをねじ嵌めないとき、換言すれば当該ねじ用
インサートを使用しないとき、ねじ用インサートのねじ
挿通孔が丸見えで、外観が悪いという欠点があった。
たので、板材等にインサート挿入用の凹所を形成して、
その凹所にねじ用インサートを挿入した状態において、
それにねじをねじ嵌めないとき、換言すれば当該ねじ用
インサートを使用しないとき、ねじ用インサートのねじ
挿通孔が丸見えで、外観が悪いという欠点があった。
(考案の目的) この考案は上記欠点を解消するためになされたものであ
る。
る。
(実施例) 以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。なお、この明細書において、「軸方向外側部」とは
第1図左側を、「軸方向内側部」とは同図右側をいう。
る。なお、この明細書において、「軸方向外側部」とは
第1図左側を、「軸方向内側部」とは同図右側をいう。
ナイロン66・ナイロン6・ポリプロピレン・ポリエチ
レン・塩化ビニル等の合成樹脂製のねじ用インサート1
は、外周面に、複数の抜け止めリブ3を有すると共に、
軸方向外側部に環状の凹段部4を有する筒状の挿入部2
と、この筒状の挿入部2の、軸方向外側端に連設され
た、後述の凹所22の直径より大きな直径を有する張り
出し鍔5とを有している。なお、筒状の挿入部2の軸方
向内側部先端は先細となされている。
レン・塩化ビニル等の合成樹脂製のねじ用インサート1
は、外周面に、複数の抜け止めリブ3を有すると共に、
軸方向外側部に環状の凹段部4を有する筒状の挿入部2
と、この筒状の挿入部2の、軸方向外側端に連設され
た、後述の凹所22の直径より大きな直径を有する張り
出し鍔5とを有している。なお、筒状の挿入部2の軸方
向内側部先端は先細となされている。
前記筒状の挿入部2は軸心を含む水平面によって2分割
され、これら分割部分が自らの弾性によって、常態にお
いて外方に拡がっている。なお、筒状の挿入部2は2分
割されない場合もある。
され、これら分割部分が自らの弾性によって、常態にお
いて外方に拡がっている。なお、筒状の挿入部2は2分
割されない場合もある。
前記抜け止めリブ3は、軸方向内側部に向って先細のテ
ーパー状となされており、板材21に形成された凹所2
2に嵌め込み易くなされている。
ーパー状となされており、板材21に形成された凹所2
2に嵌め込み易くなされている。
前記筒状の挿入部2には、その軸心方向に沿うようにし
て、回り止めリブ6が形成されている。この回り止めリ
ブ6は抜け止めリブ3よりは外方に突出しないようにな
されている。
て、回り止めリブ6が形成されている。この回り止めリ
ブ6は抜け止めリブ3よりは外方に突出しないようにな
されている。
前記張り出し鍔5の内周縁に薄肉部7を介して、中央に
穴や窪みからなる指標8を有する覆い薄盤9が連設され
ている。
穴や窪みからなる指標8を有する覆い薄盤9が連設され
ている。
(実施例の使用方法) 次に、前記実施例の使用方法を説明する。
まず、板材21の所要個所に凹所22を形成する。な
お、この凹所22の直径は張り出し鍔5の直径よりも小
さい。
お、この凹所22の直径は張り出し鍔5の直径よりも小
さい。
その後、ねじ用インサート1の筒状の挿入部2を凹所2
2に嵌め入れる。その際、抜け止めリブ3が軸方向内側
部に向って先細のテーパー状となされると共に、回り止
めリブ6が抜け止めリブ3よりは外方に突出しないよう
になされているので、凹所22の開口周縁に余り無理な
力が作用しない。筒状の挿入部2を凹所22に嵌め入れ
た状態で、凹所22の開口周縁は張り出し鍔5によって
覆われる。その後、所定のねじ用インサート1の指標8
にねじ(図示略)を当てがい、覆い薄盤9を壊しつつね
じをねじ用インサート1にねじ嵌める。
2に嵌め入れる。その際、抜け止めリブ3が軸方向内側
部に向って先細のテーパー状となされると共に、回り止
めリブ6が抜け止めリブ3よりは外方に突出しないよう
になされているので、凹所22の開口周縁に余り無理な
力が作用しない。筒状の挿入部2を凹所22に嵌め入れ
た状態で、凹所22の開口周縁は張り出し鍔5によって
覆われる。その後、所定のねじ用インサート1の指標8
にねじ(図示略)を当てがい、覆い薄盤9を壊しつつね
じをねじ用インサート1にねじ嵌める。
(考案の効果) この考案は、前記した如き構成によって、以下の如き効
果を奏するものである。
果を奏するものである。
軸方向外側端に連設された張り出し鍔によって凹所の
開口周縁を覆うことが出来るので、凹所開口周縁のバリ
や割れを覆って外観を良くすることが出来る。
開口周縁を覆うことが出来るので、凹所開口周縁のバリ
や割れを覆って外観を良くすることが出来る。
張り出し鍔の内周縁に中央に指標を有する覆い薄盤が
連設されているので、ねじ用インサートにねじをねじ嵌
めないときは、覆い薄盤によってねじ挿通孔が隠遮され
るので、外観を良くすることが出来る。
連設されているので、ねじ用インサートにねじをねじ嵌
めないときは、覆い薄盤によってねじ挿通孔が隠遮され
るので、外観を良くすることが出来る。
図面はこの考案の実施例を示すものであって、第1図は
一部破砕側面図、第2図は平面図、第3図は筒状の挿入
部を凹所に挿入した状態の側面図である。 1……ねじ用インサート、2……筒状の挿入部、3……
抜け止めリブ、4……凹段部、5……張り出し鍔、8…
…指標、9……覆い薄盤
一部破砕側面図、第2図は平面図、第3図は筒状の挿入
部を凹所に挿入した状態の側面図である。 1……ねじ用インサート、2……筒状の挿入部、3……
抜け止めリブ、4……凹段部、5……張り出し鍔、8…
…指標、9……覆い薄盤
Claims (1)
- 【請求項1】外周面に複数の抜け止めリブを有する筒状
の挿入部と、この筒状の挿入部の、軸方向外側端に連設
された張り出し鍔と、この張り出し鍔の内周縁に連設さ
れた、中央に指標を有する覆い薄盤とを有しているねじ
用インサート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9686490U JPH0632492Y2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | ねじ用インサート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9686490U JPH0632492Y2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | ねじ用インサート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454312U JPH0454312U (ja) | 1992-05-11 |
JPH0632492Y2 true JPH0632492Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31836742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9686490U Expired - Lifetime JPH0632492Y2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | ねじ用インサート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632492Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP9686490U patent/JPH0632492Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0454312U (ja) | 1992-05-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |