JPH0632491Y2 - スクリユウグロメツト - Google Patents

スクリユウグロメツト

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JPH0632491Y2
JPH0632491Y2 JP4311189U JP4311189U JPH0632491Y2 JP H0632491 Y2 JPH0632491 Y2 JP H0632491Y2 JP 4311189 U JP4311189 U JP 4311189U JP 4311189 U JP4311189 U JP 4311189U JP H0632491 Y2 JPH0632491 Y2 JP H0632491Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
top plate
grommet
screw
tapping
scribing
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Expired - Lifetime
Application number
JP4311189U
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JPH02134307U (ja
Inventor
和男 野瀬
達子 遠山
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日野自動車工業株式会社 filed Critical 日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はスクリユウグロメツトを用いた止め構造にお
いて、例えば格納式ワイパのステツプリニアのような被
取付部材の位置決めを設定し、かつ方向性をなくしうる
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来のスクリユウグロメツトは、実公昭62−2265
9号公報に記載され、かつ第7図及び第8図に示したよ
うに、ねじ挿込孔aを中央に穿設した頭部bの下面に、
このねじ挿込孔aに続く筒状部cを有する有底筒部dを
連設し、この有底筒部dの外面上方部に幅方向に連設さ
れる切込e,eを対向位置に設けて、両切込e,eの上
方を被取付部材の嵌合孔に係合させる頸部f,fに形成
すると共に、これら切込e,eの下端より頸部f,fの
下方外側に延びる斜上向きの係止爪部g,gを張り出し
形成し、更に前記ねじ挿込孔aから筒状部cにわたる部
分には、タツピングねじhのねじ込み時に前記頸部f,
fが外側へ張り出されるように、頭部b及び有底筒部d
が拡開変形されることを補助する拡開補助用の切欠iを
複数個配設(第8図参照)して成るものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし従来の上記構造では、タツピングねじをスクリユ
ウグロメツトにねじ込んで被取付部材を締め付ける時、
被取付部材の位置決め精度が出にくく、また廻つてしま
うため、組付性に難があつた。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案はほぼ方形の頂板とこの頂板の下
面に連なりかつこの頂板の中心に設けたねじ挿込孔に連
通するタツピング孔を有する脚部とからなり、前記頂板
の各隅角部には、被取付部材の下面に設けた溝状の係合
部にそれぞれ嵌合する突起状の係止部を上方へ張り出し
て立設してなるスクリユウグロメツトを提案するもので
ある。
〔作用〕
上記構成からなるこの考案のスクリユウグロメツトを、
ボデー外板のような取付部材に形成した取付穴に前記脚
部を嵌め込み、例えばリヤワイパ格納のためにワイパア
ームに設けたスライダが乗り上げるステツプリニアのよ
うな被取付部材において、このステツプリニアの下面に
設けた溝状の係合部に、前記頂板の四隅に突設した係止
部としての突起を嵌合して位置決めを行なつた後、前記
被取付部材に設けたタツピング孔を介して、前記ねじ挿
込孔にタツピングねじをねじ込んで、被取付部材を取付
部材に締着するのである。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の実施例にしたがつて詳細に説明す
る。なお以下に説明する実施例は、この考案のスクリユ
ウグロメツトを、ステツプリニアすなわち自動車のボデ
ー外板に、リヤワイパ格納のためワイパアームに設けた
スライダが乗り上げる部材に取り付けるのに利用した例
を示したが、この考案がこのような用途に限定されるも
のでないことはもちろんである。
第1図ないし第3図において、この考案のスクリユウグ
ロメツト1は強靱な合成樹脂からなり、ほぼ方形の頂板
2と、この頂板2の下面に連なり、かつこの頂板2の中
心に設けたねじ挿込孔3に連なるタツピング孔4を有す
る、有底中空筒体状の脚部5とから構成されるものであ
る。
前記頂板2の各隅角部には、それぞれ適宜テーパを付し
た突起状の係止部6を、頂板2より外方へ張り出して立
設すると共に、前記タツピング孔4へのタツピングねじ
のねじ込み時の拡開補助用の切欠7を放射状に穿設す
る。
一方、前記脚部5の相対する面に、それぞれ上方から下
方へ切り込んだ切欠孔8を設けて斜上方へ傾斜し上端に
段部10を形成した係止爪部9を垂設してなるものであ
る。なお前記係止爪部9を形成してない側の前記有底筒
体5の側面には、縦方向に数条の凹溝11を設けるものと
し、かつ12は前記頂板2と有底中空筒体5との中間に嵌
挿したシール材である。
上述のスクリユウグロメツト1に嵌合すべき被取付部材
すなわちステツプリニア13には、第4図及び第5図に示
すように、ワイパアームに設けたスライダ(共に図示せ
ず)が乗り上げるランド部14が構成されると共に、相対
する立上り壁15,16の間にタツピング孔17が設けられて
おり、かつ下面に前記係止部6にそれぞれ係合する溝状
の係合部18が四個所に形成されている。
前記構成において、第6図に示すように自動車の取付部
材、すなわちボデー外板19に形成した取付穴20に、前記
脚部5を嵌め込むと、前記係止爪部9の段部10を越えた
ところで、前記シール材12と段部10との間で前記ボデー
外板19が挾持された状態で固定され、次いでパツキン21
を介して前記ステツプリニア13を前記ボデー外板19に乗
せ、このステツプリニア13の係合部18を、スクリユウグ
ロメツト1の係止部6に嵌め込んで位置決めを行なつた
後、前記タツピング孔17を介して、タツピングねじ22を
前記ねじ挿込孔に挿通し、タツピング孔4にねじ込み、
この際、タツピングねじ22によつて、前記拡開補助用の
切欠7の作用と相俟つて、脚部5自体が外方へ拡開さ
れ、前記取付孔20からのスクリユウグロメツト1の抜け
出しを更に強力に阻止しうるものである。
〔考案の効果〕
上記構成からなるこの考案のスクリユウグロメツトによ
れば、ほぼ方形の頂板2の各隅角部にこの頂板2から外
方へ張り出して立設した突起状の係止部6を、嵌合の相
手方の溝状の係合部18に嵌合させることによつて、位置
決めと廻り止めが同時にでき、しかも前記係止部と係合
部との各嵌合部分のピツチを大きくとることによる強度
の保持と、安定性の増大及び取付部材への組付時の方向
性をなくしたことも極めて顕著な効果である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のスクリユウグロメツトの一部断面で
示す側面図、第2図及び第3図はその平面図及び底面
図、第4図及び第5図は前記スクリユウグロメツトに嵌
着すべき被取付部材としてのステツプリニアの平面図及
び断面図、第6図は取付部材への取付状態を示す縮小断
面図で、第7図及び第8図は従来のスクリユウグロメツ
トの取付状態の部分的縦断面図及びスクリユウグロメツ
トの平面図である。 なお図において、 1……スクリユウグロメツト 2……頂板 3……ねじ挿込孔 4……タツピング孔 5……脚部 6……係止部 7……切欠 8……切欠 9……係止爪部 10……段部 である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ方形の頂板とこの頂板の下面に連なり
    かつこの頂板の中心に設けたねじ挿込孔に連通するタツ
    ピング孔を有する脚部とからなり、前記頂板の各隅角部
    には、被取付部材の下面に設けた溝状の係合部にそれぞ
    れ嵌合する突起状の係止部を外方へ張り出して立設して
    なるスクリユウグロメツト。
JP4311189U 1989-04-14 1989-04-14 スクリユウグロメツト Expired - Lifetime JPH0632491Y2 (ja)

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JP4311189U JPH0632491Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 スクリユウグロメツト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4311189U JPH0632491Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 スクリユウグロメツト

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JPH02134307U JPH02134307U (ja) 1990-11-07
JPH0632491Y2 true JPH0632491Y2 (ja) 1994-08-24

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ID=31555250

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JP4311189U Expired - Lifetime JPH0632491Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 スクリユウグロメツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2515636Y2 (ja) * 1989-07-18 1996-10-30 株式会社 ニフコ ねじ受け具

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JPH02134307U (ja) 1990-11-07

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