JPH06323447A - 流量制御弁 - Google Patents
流量制御弁Info
- Publication number
- JPH06323447A JPH06323447A JP10896793A JP10896793A JPH06323447A JP H06323447 A JPH06323447 A JP H06323447A JP 10896793 A JP10896793 A JP 10896793A JP 10896793 A JP10896793 A JP 10896793A JP H06323447 A JPH06323447 A JP H06323447A
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- JP
- Japan
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- flow
- valve
- flow rate
- passage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流量調整のための弁体の弁箱に対する移動ス
トロークを大きくし、流路の横断面積をほぼ一定にし、
設定流量の再現性を向上し、かつ、小流量範囲での比例
制御の制度を向上する。 【構成】 弁箱６に、横断面積が一様又はほぼ一様な直
線状の流路６ａを形成し、その流路６ａ内に、横断面積
が一様又はほぼ一様な棒状の弁体７を流路長手方向に位
置変更自在に流路６ａの一端側から挿入設置し、その弁
体７を位置変更して流路６ａ内への弁体７の挿入量を調
整するための操作手段を設ける。
トロークを大きくし、流路の横断面積をほぼ一定にし、
設定流量の再現性を向上し、かつ、小流量範囲での比例
制御の制度を向上する。 【構成】 弁箱６に、横断面積が一様又はほぼ一様な直
線状の流路６ａを形成し、その流路６ａ内に、横断面積
が一様又はほぼ一様な棒状の弁体７を流路長手方向に位
置変更自在に流路６ａの一端側から挿入設置し、その弁
体７を位置変更して流路６ａ内への弁体７の挿入量を調
整するための操作手段を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装設備の塗料供給路
に介装されて、塗料ポンプから塗装ガンへの塗料の供給
量を調整する流量制御弁で代表される流量制御弁に関す
る。
に介装されて、塗料ポンプから塗装ガンへの塗料の供給
量を調整する流量制御弁で代表される流量制御弁に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】例えば、塗装設備に使用される塗料供給
量調整用の流量制御弁としては、各種のものが知られて
いるが、いずれも、弁箱に対して弁体を移動することに
より、弁箱に形成の流路の横断面積を変更して流量を調
整するものであった。一例を図８に示す。これは、ダイ
ヤフラムＤにより弁体７を弁箱６に対して移動させるよ
うに構成されたものである。ＳはダイヤフラムＤに操作
力を付与するスプリングである。
量調整用の流量制御弁としては、各種のものが知られて
いるが、いずれも、弁箱に対して弁体を移動することに
より、弁箱に形成の流路の横断面積を変更して流量を調
整するものであった。一例を図８に示す。これは、ダイ
ヤフラムＤにより弁体７を弁箱６に対して移動させるよ
うに構成されたものである。ＳはダイヤフラムＤに操作
力を付与するスプリングである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、流路の横断面積を変更して流路抵抗を
変化させることで流量を調整するから、流路の横断面積
を変更するための弁体の弁箱に対する移動ストロークが
小さい。その結果、弁体のごく僅かな移動誤差で流路抵
抗が変動することによりヒステリシスを生じて設定流量
の再現性が悪い。しかも、図９に示すように、弁開度と
流量の比例範囲が狭く、特に小流量域において、操作入
力（操作空気圧など）に対する流量の再現性がａ，ｂ，
ｃで示すように極めて悪く制御精度が悪いので、実用
上、小流量域では使用できなかった。又、一般に使用さ
れることの多い上記構造のものでは、流路が複雑で異物
による詰まりも生じ易いうえ、弁体内容積が大きいた
め、多色切替塗装の流量制御弁として使用するときは、
色替洗浄時間が長くかかり、塗装工程の生産効率向上を
阻害する要因の一つとなっていた。本発明の目的は、流
量調整のための制御入力に対する流量の再現性を向上す
ることにより、特に小流量範囲での制御精度を向上し、
かつ、多色切替塗装における色替洗浄時間を短縮し得る
流量制御弁を提供する点にある。
術によるときは、流路の横断面積を変更して流路抵抗を
変化させることで流量を調整するから、流路の横断面積
を変更するための弁体の弁箱に対する移動ストロークが
小さい。その結果、弁体のごく僅かな移動誤差で流路抵
抗が変動することによりヒステリシスを生じて設定流量
の再現性が悪い。しかも、図９に示すように、弁開度と
流量の比例範囲が狭く、特に小流量域において、操作入
力（操作空気圧など）に対する流量の再現性がａ，ｂ，
ｃで示すように極めて悪く制御精度が悪いので、実用
上、小流量域では使用できなかった。又、一般に使用さ
れることの多い上記構造のものでは、流路が複雑で異物
による詰まりも生じ易いうえ、弁体内容積が大きいた
め、多色切替塗装の流量制御弁として使用するときは、
色替洗浄時間が長くかかり、塗装工程の生産効率向上を
阻害する要因の一つとなっていた。本発明の目的は、流
量調整のための制御入力に対する流量の再現性を向上す
ることにより、特に小流量範囲での制御精度を向上し、
かつ、多色切替塗装における色替洗浄時間を短縮し得る
流量制御弁を提供する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による流量制御弁
の特徴は、弁箱に、横断面積が一様又はほぼ一様な直線
状の流路を形成し、その流路内に、横断面積が一様又は
ほぼ一様な棒状の弁体を流路長手方向に位置変更自在に
流路の一端側から挿入設置し、その弁体を位置変更して
流路内への弁体の挿入量を調整するための操作手段を設
けてある点にある。
の特徴は、弁箱に、横断面積が一様又はほぼ一様な直線
状の流路を形成し、その流路内に、横断面積が一様又は
ほぼ一様な棒状の弁体を流路長手方向に位置変更自在に
流路の一端側から挿入設置し、その弁体を位置変更して
流路内への弁体の挿入量を調整するための操作手段を設
けてある点にある。
【０００５】
【作用】流路に対する弁体の挿入量の調整により、流路
の横断面積を変えずに挿入量の調整範囲、つまり、弁体
の流路抵抗を変更するための弁箱に対する移動ストロー
クを大きくすることができるから、弁体の弁箱に対する
移動ストロークの大きさの割りには流路抵抗の変化量を
小さくしてヒステリシスを小さくできる。しかも、流路
の横断面積を変化させずに流路抵抗を変化させるから、
弁開度と流量の比例範囲を広くすることができ、小流量
域の調整においても、比例制御の精度を優れたものにし
て、流量のバラツキを非常に小さくすることができる。
その上、弁体を直線に沿って移動させるから、後述実施
例でも示すように、流路を直線状のシンプルなものにす
ることができる。
の横断面積を変えずに挿入量の調整範囲、つまり、弁体
の流路抵抗を変更するための弁箱に対する移動ストロー
クを大きくすることができるから、弁体の弁箱に対する
移動ストロークの大きさの割りには流路抵抗の変化量を
小さくしてヒステリシスを小さくできる。しかも、流路
の横断面積を変化させずに流路抵抗を変化させるから、
弁開度と流量の比例範囲を広くすることができ、小流量
域の調整においても、比例制御の精度を優れたものにし
て、流量のバラツキを非常に小さくすることができる。
その上、弁体を直線に沿って移動させるから、後述実施
例でも示すように、流路を直線状のシンプルなものにす
ることができる。
【０００６】
【発明の効果】従って本発明によれば、精度良く流量を
制御でき、、しかも、異物の詰まり発生が少なく、又、
形状が簡単なために多色切替塗装における色替洗浄時間
を短縮でき、かつ、洗浄シンナー使用量も少なくするこ
とができる流量制御弁を提供できるようになった。
制御でき、、しかも、異物の詰まり発生が少なく、又、
形状が簡単なために多色切替塗装における色替洗浄時間
を短縮でき、かつ、洗浄シンナー使用量も少なくするこ
とができる流量制御弁を提供できるようになった。
【０００７】
【実施例】塗装設備の塗料供給量制御への適用例を示
す。流量制御弁１は、図３に示すように、塗装ガン２へ
の塗料供給路３に介装されており、塗料供給路３のうち
流量制御弁１の上流側には、各色に対応した塗料供給ポ
ンプ４からの供給塗料を前記塗装ガン２に選択供給する
ための色替え用選択弁ユニット５が介装されている。こ
の色替え用選択弁ユニット５には、色替えに伴い必要と
なる塗料供給路３及び塗装ガン２に対する洗浄を行うた
めの洗浄液（シンナーなど）及び空気を塗料供給路３内
に供給するためのポート５ａが設けられている。前記流
量制御弁１は、各色の塗料の性状などに応じた設定流量
に流体の供給量を調整するものであって、図１に示すよ
うに、弁本体Ｖと操作手段とからなる。前記弁本体Ｖ
は、図２、図４に示すように、長尺筒状の弁箱６と弁体
７とから構成されている。前記弁箱６は、筒状主体６Ａ
とその筒状主体６Ａの軸芯方向一端側の開口を閉塞する
蓋体６Ｂとからなる。そして、前記筒状主体６Ａの内部
空間のうち軸芯方向他端側の開口部が流体入口６ｉに形
成され、内部空間のうち流体入口６ｉに連なる部分が、
横断面積が一様な直線状の流量調整用の流路６ａに形成
され、その流路６ａに連なる部分が筒状主体６Ａの軸芯
方向一端側に形成した流体出口６ｅへの出口流路６ｂに
形成されている。前記弁体７は、前記弁箱６の蓋体６Ｂ
に形成の孔を通して前記流路６ａ内に軸芯方向（つま
り、流路６ａの長手方向）に移動自在に挿入されてお
り、最大挿入状態においてその先端を前記流体入口６ｉ
近くに位置させるものである。そして、最大挿入量状態
で前記流路６ａに挿入する先端側部分が、横断面積が一
様で流路６ａへの挿入量を変更することにより流路抵抗
を変更する流量変更部７Ａに構成されている。前記流量
変更部７Ａは、図４の（イ）に示すように、流路６ａと
同芯状に位置することが好ましいが、図４の（ロ）に示
すように、流路６ａに対して偏心する状態に位置してい
ても良い。なお、流体を円滑に流動させるため、弁箱６
の流体入口６ｉの内周面と流路６ａの内周面とは入口側
テーパー面８ａで接続され、流路６ａの内周面と出口流
路６ｂの内周面とは出口側テーパー面８ｂで接続され、
弁体７の流量変更部７Ａの外周面とその流量変更部７Ａ
に連接する大径部分７Ｂの外周面とは出口側テーパー面
８ｃで接続しており、両出口側テーパー面８ｂ，８ｃ同
志の接当により最大挿入量を規制するように構成されて
いる。前記操作手段は、前記弁体７の挿入量を変更する
ためのものであって、前記大径部分７Ｂに連結して弁体
７と一体に移動するように設置した操作体９と、その操
作体９に具備させた雌ねじ（図示せず）に螺合して正逆
回転することにより操作体９を弁体７の移動方向に往復
移動させるボールネジ１０と歯車１１を介して前記ボー
ルネジ１０を正逆回転させるモータ１２とからなる。Ｇ
は、操作体９の移動を案内するガイドである。上記の構
成によれば、流路６ａのうち弁体７が挿入した横断面積
小部分６ｒの軸芯方向の長さが弁体７の流路６ａへの挿
入量の変更に伴って変化することにより、流路抵抗が変
化して、図５に示すように、流量が変化する。因みに、
流体入口６ｉでの圧力＝４．９ｋｇｆ／ｃｍ2 の条件下
での塗料供給を１００〜５００ｃｃ／ｍｉｎの範囲で制
御する場合の各部寸法例を挙げると、流路内径ｄ１＝
４．２〜４．４φ、流路長さＬ＝１００ｍｍ、流量変更
部外径ｄ２＝４φであり、実験の結果、粘度が２５ｃｐ
のメタリック塗料の場合、流路内径ｄ１が４．３φが適
当であった。また、流路抵抗と流量との関係の一例を図
６に示す。図６のグラフ中、線イが、粘度＝９５ｃｐ・
流路内径ｄ１＝４．６φ・流量変更部外径ｄ２＝４φの
場合を示し、線ロが、粘度＝５３ｃｐ・流路内径ｄ１＝
４．６φ・流量変更部外径ｄ２＝４φの場合を示し、線
ハが、粘度＝２４ｃｐ・流路内径ｄ１＝４．２φ・流量
変更部外径ｄ２＝４φの場合を示す。
す。流量制御弁１は、図３に示すように、塗装ガン２へ
の塗料供給路３に介装されており、塗料供給路３のうち
流量制御弁１の上流側には、各色に対応した塗料供給ポ
ンプ４からの供給塗料を前記塗装ガン２に選択供給する
ための色替え用選択弁ユニット５が介装されている。こ
の色替え用選択弁ユニット５には、色替えに伴い必要と
なる塗料供給路３及び塗装ガン２に対する洗浄を行うた
めの洗浄液（シンナーなど）及び空気を塗料供給路３内
に供給するためのポート５ａが設けられている。前記流
量制御弁１は、各色の塗料の性状などに応じた設定流量
に流体の供給量を調整するものであって、図１に示すよ
うに、弁本体Ｖと操作手段とからなる。前記弁本体Ｖ
は、図２、図４に示すように、長尺筒状の弁箱６と弁体
７とから構成されている。前記弁箱６は、筒状主体６Ａ
とその筒状主体６Ａの軸芯方向一端側の開口を閉塞する
蓋体６Ｂとからなる。そして、前記筒状主体６Ａの内部
空間のうち軸芯方向他端側の開口部が流体入口６ｉに形
成され、内部空間のうち流体入口６ｉに連なる部分が、
横断面積が一様な直線状の流量調整用の流路６ａに形成
され、その流路６ａに連なる部分が筒状主体６Ａの軸芯
方向一端側に形成した流体出口６ｅへの出口流路６ｂに
形成されている。前記弁体７は、前記弁箱６の蓋体６Ｂ
に形成の孔を通して前記流路６ａ内に軸芯方向（つま
り、流路６ａの長手方向）に移動自在に挿入されてお
り、最大挿入状態においてその先端を前記流体入口６ｉ
近くに位置させるものである。そして、最大挿入量状態
で前記流路６ａに挿入する先端側部分が、横断面積が一
様で流路６ａへの挿入量を変更することにより流路抵抗
を変更する流量変更部７Ａに構成されている。前記流量
変更部７Ａは、図４の（イ）に示すように、流路６ａと
同芯状に位置することが好ましいが、図４の（ロ）に示
すように、流路６ａに対して偏心する状態に位置してい
ても良い。なお、流体を円滑に流動させるため、弁箱６
の流体入口６ｉの内周面と流路６ａの内周面とは入口側
テーパー面８ａで接続され、流路６ａの内周面と出口流
路６ｂの内周面とは出口側テーパー面８ｂで接続され、
弁体７の流量変更部７Ａの外周面とその流量変更部７Ａ
に連接する大径部分７Ｂの外周面とは出口側テーパー面
８ｃで接続しており、両出口側テーパー面８ｂ，８ｃ同
志の接当により最大挿入量を規制するように構成されて
いる。前記操作手段は、前記弁体７の挿入量を変更する
ためのものであって、前記大径部分７Ｂに連結して弁体
７と一体に移動するように設置した操作体９と、その操
作体９に具備させた雌ねじ（図示せず）に螺合して正逆
回転することにより操作体９を弁体７の移動方向に往復
移動させるボールネジ１０と歯車１１を介して前記ボー
ルネジ１０を正逆回転させるモータ１２とからなる。Ｇ
は、操作体９の移動を案内するガイドである。上記の構
成によれば、流路６ａのうち弁体７が挿入した横断面積
小部分６ｒの軸芯方向の長さが弁体７の流路６ａへの挿
入量の変更に伴って変化することにより、流路抵抗が変
化して、図５に示すように、流量が変化する。因みに、
流体入口６ｉでの圧力＝４．９ｋｇｆ／ｃｍ2 の条件下
での塗料供給を１００〜５００ｃｃ／ｍｉｎの範囲で制
御する場合の各部寸法例を挙げると、流路内径ｄ１＝
４．２〜４．４φ、流路長さＬ＝１００ｍｍ、流量変更
部外径ｄ２＝４φであり、実験の結果、粘度が２５ｃｐ
のメタリック塗料の場合、流路内径ｄ１が４．３φが適
当であった。また、流路抵抗と流量との関係の一例を図
６に示す。図６のグラフ中、線イが、粘度＝９５ｃｐ・
流路内径ｄ１＝４．６φ・流量変更部外径ｄ２＝４φの
場合を示し、線ロが、粘度＝５３ｃｐ・流路内径ｄ１＝
４．６φ・流量変更部外径ｄ２＝４φの場合を示し、線
ハが、粘度＝２４ｃｐ・流路内径ｄ１＝４．２φ・流量
変更部外径ｄ２＝４φの場合を示す。
【０００８】〔別実施例〕上記実施例では、塗料供給制
御への適用を示したが、本発明の流量制御弁は、空気調
和設備における各種流体の流量及び圧力の制御など、各
種流体の流量制御に用いることができる。上記実施例で
は、テーパー面を形成したが、形成しなくても良い。上
記実施例の図示では、流路６ａ及び弁体７を円形断面を
挙げたが、それらの断面形状は四角、六角など適宜変更
可能である。
御への適用を示したが、本発明の流量制御弁は、空気調
和設備における各種流体の流量及び圧力の制御など、各
種流体の流量制御に用いることができる。上記実施例で
は、テーパー面を形成したが、形成しなくても良い。上
記実施例の図示では、流路６ａ及び弁体７を円形断面を
挙げたが、それらの断面形状は四角、六角など適宜変更
可能である。
【０００９】上記実施例では、円筒状の流路６ａに軸状
の弁体７を単純に挿入させて、弁体７の移動量と、その
弁体移動に伴う横断面積小部分６ｒの変化量とを等しい
ものに構成を示したが、図７に示すように、弁箱６に内
外に流路６ａを形成するための内筒６Ｃを装備させ、弁
体７の流量変更部７Ａを、内筒６Ｃ内に挿入する中心軸
部７Ｃと前記内筒６Ｃを挿入させる外筒部７Ｄとから構
成して、流路６ａを二つ折りの形状に形成しても良い。
この場合、図７の（イ）（ロ）に示すように、弁体７の
移動量に対してその弁体７の移動に伴う横断面積小部分
６ｒの変化量が２倍となり、弁体７の移動ストロークを
小さくして全体をコンパクトに構成できる割りには流路
抵抗を大きく変更させることができ、粘度が低くて抵抗
変化を十分に確保するためには横断面積小部分６ｒの変
化量を大きくとる必要がある流体を対象とする流量制御
弁として非常に有用である。
の弁体７を単純に挿入させて、弁体７の移動量と、その
弁体移動に伴う横断面積小部分６ｒの変化量とを等しい
ものに構成を示したが、図７に示すように、弁箱６に内
外に流路６ａを形成するための内筒６Ｃを装備させ、弁
体７の流量変更部７Ａを、内筒６Ｃ内に挿入する中心軸
部７Ｃと前記内筒６Ｃを挿入させる外筒部７Ｄとから構
成して、流路６ａを二つ折りの形状に形成しても良い。
この場合、図７の（イ）（ロ）に示すように、弁体７の
移動量に対してその弁体７の移動に伴う横断面積小部分
６ｒの変化量が２倍となり、弁体７の移動ストロークを
小さくして全体をコンパクトに構成できる割りには流路
抵抗を大きく変更させることができ、粘度が低くて抵抗
変化を十分に確保するためには横断面積小部分６ｒの変
化量を大きくとる必要がある流体を対象とする流量制御
弁として非常に有用である。
【００１０】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】斜視図
【図２】縦断面図
【図３】使用状態の概略構成図
【図４】横断面図
【図５】弁体の移動ストロークと流量の関係を示すグラ
フ
フ
【図６】流路抵抗と流量との関係を示すグラフ
【図７】別の実施例を示す縦断面図
【図８】従来例を示す縦断面図
【図９】従来例の弁開度と流量との関係を示すグラフ
６ 弁箱 ７ 弁体 ６ａ 流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 泰臣 東京都新宿区北新宿１丁目３番17号 株式 会社アトモス空調サービス内
Claims (1)
- 【請求項１】 弁箱（６）に、横断面積が一様又はほぼ
一様な直線状の流路（６ａ）を形成し、その流路（６
ａ）内に、横断面積が一様又はほぼ一様な棒状の弁体
（７）を流路長手方向に位置変更自在に流路（６ａ）の
一端側から挿入設置し、その弁体（７）を位置変更して
流路（６ａ）内への弁体（７）の挿入量を調整するため
の操作手段を設けてある流量制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10896793A JPH06323447A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 流量制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10896793A JPH06323447A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 流量制御弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06323447A true JPH06323447A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14498208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10896793A Pending JPH06323447A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 流量制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06323447A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017217114A1 (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動弁 |
| CN108223853A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-06-29 | 中海油能源发展装备技术有限公司 | 一种安全防反冲阀 |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP10896793A patent/JPH06323447A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017217114A1 (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動弁 |
| JP2017223263A (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動弁 |
| CN109219716A (zh) * | 2016-06-14 | 2019-01-15 | 株式会社鹭宫制作所 | 电动阀 |
| CN108223853A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-06-29 | 中海油能源发展装备技术有限公司 | 一种安全防反冲阀 |
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