JPH0632156Y2 - 兜飾りの支持台構造 - Google Patents

兜飾りの支持台構造

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JPH0632156Y2
JPH0632156Y2 JP1988048026U JP4802688U JPH0632156Y2 JP H0632156 Y2 JPH0632156 Y2 JP H0632156Y2 JP 1988048026 U JP1988048026 U JP 1988048026U JP 4802688 U JP4802688 U JP 4802688U JP H0632156 Y2 JPH0632156 Y2 JP H0632156Y2
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JP
Japan
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helmet
support
support base
sash
base
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JP1988048026U
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JPH01150995U (ja
Inventor
晃男 重田
Original Assignee
晃男 重田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は端午の節句に飾られる兜飾りの支持台構造に
関するもので、特に、兜を展示するための台箱の上面に
形良く支持するための兜飾りの支柱の改良に関するもの
である。
〔従来の技術〕 従来、兜は、第6図に示すように、保管用の箱1を台と
して、基板3aとそこから上方へ伸びる棒状の柱部材3
bとこの柱部材3bの頂部に固着された受け板3eとか
らなる支持台3を置き、この受け板3eに袱紗4を掛
け、この袱紗4を介して前記受け板3eに兜(図示せ
ず)を載せるだけであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、支持台3の構造が、柱部材3bの頂部に
受け板3eが固着されているにすぎず、よって、その構
造上鍬形等を有するため水平バランスを取りにくい兜の
構造を鑑みるとともに前記支持台3が袱紗によって覆わ
れているためその受け板3eのみの位置しか確認できな
いという状態を鑑みた場合、支持台3に兜をバランス良
く優雅な凛々しい状態に載せにくいという不都合を有し
た。
さらに、受け板3eに袱紗4を円錐状に掛けているにす
ぎないため、自重等によって袱紗に小じわが生じやす
く、優雅な形を数日間にわたって維持しにくいという不
都合を有した。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記不都合を解消するためになされたもので
あり、その要旨は、台箱上に支持台を載置し、この支持
台の頂部に袱紗を被せるとともにこの袱紗の裾部を前記
支持台の上面まで延ばし、この袱紗を介して前記支持台
の頂部に兜を冠装した兜飾りの支持台構造において、前
記支持台を上端に向かって縮径する釣鐘状に形成すると
ともに前記袱紗によってこの支持台を覆ったことを特徴
とする兜飾りの支持台構造である。
〔考案の作用〕
この考案に係る兜飾りの支持台構造は上記のように構成
されているため、袱紗によって支持台が見えなくても、
兜の内面をその頂部に被せれば、釣鐘状の支持台の斜面
に沿って、兜をバランス良く当該支持台に載せることが
できるものである。
〔実施例〕
この考案を図示の実施例によって説明すると、第1図に
おいて、1は台箱であり、後記兜2を使用しないときに
はその保管箱として使用される。台箱1は箱本体1aと
その上部開口を閉じる蓋1bとからなり、更に、箱本体
1aの側方には4本の支脚1c,1c,…が螺着されて
おり、それら各支脚1cの上部には相互間を連結するか
ざり紐1dが掛けわたされている。
2は台箱1上に飾り付けられた兜であり、帽体2aとそ
の額部2cから上方へ伸びるくわ形2bとを備えてい
る。第4図および第5図に示すように、兜2は台箱1上
に載置した支持台3上に袱紗4を被せ、その上に載置し
てある。ここに支持台3は第2図および第3図に示すよ
うに発泡ボリスチレンで釣鐘状に形成されている。
次に、この考案に係る兜の飾り付けを説明すると、台箱
1の蓋1bを開き内部から兜2を取り出した後、再び蓋
1bを元に戻し、第3図に示すように、蓋1bの上に支
持台3を支持腕3dが前方になるように載置する。支持
台3には袱紗4を台箱1と45°だけ位相をずらせて掛
け、その隅角部が前側に少し垂れるようにする。次い
で、その上に兜2を載置し、その房を前側に垂らせば完
了する。なお、兜2を台箱1に収納する時、兜2を支持
台3に載置したまま収納すれば、兜2は型崩れしにくい
ものである。
〔考案の効果〕
この考案に係る兜飾りの支持台構造は、台箱1上に支持
台3を載置し、この支持台の頂部に袱紗4を被せるとと
もにこの袱紗4の裾部を前記支持台の上面まで延ばし、
この袱紗を介して前記支持台の頂部に兜を冠装した兜飾
りの支持台構造において、前記支持台を上端に向かって
縮径する釣鐘状に形成するとともに前記袱紗4によって
この支持台を覆ったため、袱紗によって支持台が見えな
くても、兜の内面をその頂部に被せれば、釣鐘状の支持
台の斜面に沿って、兜をバランス良く当該支持台に載せ
ることができるものである。
よって、この兜飾りの支持台構造を使用すれば、兜がそ
の構造上鍬形等を有するため水平バランスを取りにくく
ても、袱紗によって覆われた支持台3に当該兜をバラン
ス良く優雅な凛々しい状態に載せやすいものである。
そのうえ、袱紗は釣鐘状の支持台の斜面に沿って拡がる
ため、自重等が働いても当該袱紗には小じわが生じにく
く、よって、優雅な形を数日間にわたって維持しやすい
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、 第1図は兜飾りの飾り付け状態を示す外観図、 第2図は兜を取除いた台箱の外観図、 第3図は、更に、袱紗を取除いた台箱の外観図、 第4図は第1図における縦断正面図、 第5図は同じく縦断側面図である。 また、 第6図は第3図に相当する従来例の図である。 1……台箱 2……兜 3……支持台 4……袱紗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】台箱1上に支持台3を載置し、この支持台
    3の頂部に袱紗4を被せるとともにこの袱紗4の裾部を
    前記支持台3の上面まで延ばし、この袱紗4を介して前
    記支持台3の頂部に兜2を冠装した兜飾りの支持台構造
    において、前記支持台3を上端に向かって縮径する釣鐘
    状に形成するとともに前記袱紗4によってこの支持台3
    を覆ったことを特徴とする兜飾りの支持台構造。
JP1988048026U 1988-04-08 1988-04-08 兜飾りの支持台構造 Expired - Lifetime JPH0632156Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988048026U JPH0632156Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 兜飾りの支持台構造

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JP1988048026U JPH0632156Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 兜飾りの支持台構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01150995U JPH01150995U (ja) 1989-10-18
JPH0632156Y2 true JPH0632156Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31274198

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JP1988048026U Expired - Lifetime JPH0632156Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 兜飾りの支持台構造

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JP (1) JPH0632156Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49129900U (ja) * 1973-03-06 1974-11-07

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JPH01150995U (ja) 1989-10-18

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