JPH06320834A - プリンタの電気接点接続装置 - Google Patents
プリンタの電気接点接続装置Info
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- JPH06320834A JPH06320834A JP6098184A JP9818494A JPH06320834A JP H06320834 A JPH06320834 A JP H06320834A JP 6098184 A JP6098184 A JP 6098184A JP 9818494 A JP9818494 A JP 9818494A JP H06320834 A JPH06320834 A JP H06320834A
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Abstract
誘発を軽減し、相互接続パッド間の電気的接触状態を良
好にできるプリンタの電気接点接続装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 印書キャリッジ30の相互接続パツド85と
可撓回路84を有する可撓絶縁テープ87の一端91を
印書キャリッジ30の装着部の壁にリベット止めされ、
可撓絶縁テープ87の他方の端部92を自由浮動状態と
し、印書キャリッジ30の装着部内に印書カートリッジ
を挿入して印書キヤリッジ30の相互接続パッド85と
印書カートリッジの相互接続パッドとを接続する際に、
印書カートリッジの挿入時の力Fが可撓絶縁テープ87
に加わっても、端部92の自由浮動により、可撓絶縁テ
ープ87の弛みが力Fに対して柔軟に適応し、可撓絶縁
テープ87が座屈せず、印書キャリッジ30の相互接続
パッド85の損傷を回避できる。
Description
し、特に印書キャリッジの装填の際に印書カートリッジ
の相互接続パッドと、対応する印書キャリッジの相互接
続パッドとの良好な電気接続を保証するためのプリンタ
の電気接点接続装置に関する。
て、用紙のような記録媒体上にインク液滴を噴射するこ
とによって動作する。多数のノズルが方形マトリクスの
ようなパターンで配列された場合、印書ヘッドが用紙に
対して移動されると各ノズルからの適宜の順序でのイン
ク射出によって用紙上に文字又はその他のイメージが印
書される。印書ヘッドは通常はインク供給手段を含む使
い捨ての印書カートリッジの一部である。印書カートリ
ッジは印書キャリッジ内の装着部に容易に装着し、且つ
取り外しできるように設計されている。印書キャリッジ
に関して、数百回着脱が行われる。
は、印書カートリッジは、(1).インク溜及び各々の
ノズルの近傍にインクを供給するためのインク供給管
と、(2).内部にノズルが所望のパターンで形成され
た印書ヘッドと、(3).印書ヘッドの底面に取り付け
られた基板であって、この基板上に一連の薄膜ヒータ抵
抗体が形成され、一般に一つの抵抗体が各ノズルの下に
形成されている前記基板と、(4).印書キャリッジ上
の対応する相互接続パッドと電気接続するための、絶縁
テープ上に形成された相互接続パッド、とを含んでい
る。
に、印書キャリッジと印書カートリッジとの間の一対の
相互接続パッドを通して印書カートリッジの選択された
抵抗体に電流が導通される。ヒータはオーム加熱され、
次に隣接するインクの薄層を加熱する。その結果、イン
クが蒸発し、インク中の気泡によってインク液滴が関連
するノズルを経て用紙上に射出される。基板内の抵抗体
は絶縁テープ上に形成された導体によって絶縁テープ上
の相互接続パッドへと接続されている。絶縁テープは公
知のテープ自動ボンディング(以下、TABという)処
理によって印書ヘッドに結合されるので、相互接続パッ
ドと、導体と絶縁テープとは全体としてTAB回路とし
て知られている。従来技術の装置には対応する相互接続
部分間の電気接続が不適切になる原因になる幾つかの問
題点がある。従来技術では、印書キャリッジの相互接続
パッドは可撓絶縁テープ上に形成された(「可撓」回路
とも呼ばれる)回路の端末点であった。可撓絶縁テープ
は印書キャリッジ上に取り付けられたので、相互接続面
積は過度に制限された。図22は二つの対向端部91と
92が印書キャリッジ30に取付けられた可撓絶縁テー
プ87の横断面図である。
る理由の一つは、印書キャリッジ30に複数の面が取り
付けられるので、可撓絶縁テープ87が過度に制約さ
れ、その結果、可撓絶縁テープ87に接触力Fが加えら
れたときに可撓絶縁テープ87が不均一に撓むことであ
る。図22に示すように、接触力Fが加えられると可撓
絶縁テープ87は座屈する。この座屈によって、可撓絶
縁テープ87上の全ての相互接続パッドが同量だけ撓む
わけではないので、印書キャリッジの幾つかの相互接続
パッドと、印書カートリッジとの接続が不適切になる。
する本発明の実施例の図2に示すように、印書キャリッ
ジ30のキャリッジ装着部内の各相互接続パッドに対し
て、印書カートリッジ24,25,26又は27の各相
互接続パッドを精密に位置決めする必要があることであ
る。相互接続パッドの高さが不均一であることによる
(以降更に「平坦さ」の問題も生ずる)対応する相互接
続パッドの位置決めが不適切であることによって、接続
の不適切さにより「ドットの欠落」が生ずることがあ
る。従来技術では、可撓回路は片面に凸部を有し、別の
面に凹部を有していた。相互接続パッドは可撓回路の凸
部上に形成された。可撓回路は対向する側に柱状体を有
するエラストマ・パッドによって支持されていた。
モン(Harmon)の米国特許第4,706,097号に記
載されている。ハーモンの米国特許第4,706,09
7号の図3Aに示されているように、可撓回路と対面す
るエラストマ・パッドの柱状体の先端が可撓回路の凹部
に挿入される。エラストマ・パッドの柱状体は可撓回路
の相互接続パッドをTAB回路の対応する相互接続パッ
ドと接触するように押し込む役割を果たす。エラストマ
材料が変形可能であるので、エラストマ・パッドの柱状
体は更に可撓回路、もしくはTAB回路上の相互接続パ
ッドの高さの局部的僅少な変化を補償する役割も果た
す。
つは、可撓回路と対面する側とは反対側の柱状体の高さ
を適切な接触力を保証するのに必要である高さにするた
めに、柱状体が長くなり、柱状体が座屈又は屈曲するこ
とにある。柱状体が長いことによる座屈により、屈曲し
た柱状体は最低限必要な接触力を加えないので、接触状
態が不適切になる。
は、柱状体の弾性特性が印書カートリッジと印書キャリ
ッジとの相対位置の厳密な制御を必要とすることであ
る。厳密な制御が必要である理由は、変位に僅かな変動
があっても力が大きく変動するからである。
4,706,097号の図2に示されているように、変
位デルタΔが比較的大きく変動すると、相互接続パッド
間の負荷L1 が比較的大きく変動する。可撓回路の相互
接続パッドの変位が遠すぎると、負荷が大きくなり過ぎ
て相互接続パッドを損傷することがある。一方、変位が
デルタΔ未満に降下すると、負荷はL1 未満に降下し、
その結果、可撓回路及びTAB回路の相互接続パッド間
の電気接続が不適切になる。
印書カートリッジは印書キャリッジに対して、可撓回路
及びTAB回路上の対応する相互接続パッドが平行な面
に位置するように位置決めしなければならない。印書カ
ートリッジが印書キャリッジに対して角度を以て位置合
わせされると、何対かの相互接続パッドの間の接触力に
大きい変動が生ずる。その結果、ある相互接続パッドが
損傷するか、又は、何対かのパッドの間の電気接続が不
適切になる。従来形のエラストマ・パッドはこのような
位置合わせ誤差を補償することができなかった。
のにするためには、各印書カートリッジ24〜27(図
2参照)と各キャリッジの装着部を比較的清浄にする必
要があった。残留ホットメルトや、乾燥したインクやパ
ッケージの削り屑や微細繊維のような汚染物があると、
汚染による故障を生ずる場合がある。相互接続パッド間
に例えば直径が3ミルの表皮片のような汚染物がある
と、接続が不適切になり、「ドットの欠落」の問題が生
ずる。従来技術では、清浄な表面を保証するために、汚
染物をブラシで除去するために清浄用ブラシ又はQ−チ
ップが使用された。この技術の欠点は、Q−チップ自体
が繊維を残し、それによって相互接続パッドの汚染によ
る故障の原因になることである。
相互接続パッド間の接触力を高めることによっても向上
させることができる。しかし、従来形の装置において接
触力を高めることには幾つかの問題点がある。例えば、
接触力を大幅に高めると、印書キャリッジ上の相互接続
パッドを損傷することがある。更に、印書カートリッジ
を装入する際に角度があると、最も遠い相互接続パッド
により大きい力がかかり、その結果、最大の負荷は最も
遠い相互接続パッドが耐えられる負荷に限定されてしま
う。別の問題点は、印書キャリッジの相互接続パッドが
凸部を有するエラストマ・パッドによって支持される可
撓絶縁テープ上に形成されるので、接触力を高めるとエ
ラストマ・パッドの凸部が座屈することにあった。
印書キャリッジ内に挿入する際に、対応する相互接続パ
ッドを互いに接触させるために、印書カートリッジと印
書キャリッジとの間の半径が小さい回転運動が利用され
た。従来技術の前記の回転運動はラスムセン(Rasmusse
n )他の米国特許第4,872,026号に詳細に開示
されている。
めにエラストマ・パッドの特性を変化させた場合、この
ような変化によって別の問題点に悪影響を及ぼし、その
結果、従来技術のエラストマ・パッドによっては全ての
問題点を同時に解決することは不可能であった。
接続パッドと、印書キャリッジの装着部内の対応する相
互接続パッドとの間の電気接続状態を向上させるための
低コストで信頼性が高い方法と構造を達成する必要があ
る。
続パッドへの損傷の誘発を軽減しつつ、印書カートリッ
ジ上の相互接続パッドと印書キャリッジ上の相互接続パ
ッドとの適正な電気的接触が達成される。
された導電性トレースの端末点で相互接続パッドが上に
形成される可撓絶縁テープを備えている。一実施例で
は、可撓絶縁テープの一端だけが印書キャリッジに固定
されている。別の実施例では、可撓絶縁テープの一端は
印書キャリッジの一方の側面に取り付けられ、他端は印
書キャリッジの反対側に取り付けられ、可撓絶縁テープ
は印書キャリッジの一部の端部の周囲を巻回している。
装着中に相互接続パッド間でワイピング動作を行うこと
によっても、印書カートリッジの相互接続パッドと、印
書キャリッジの相互接続パッドとの適正な電気的接触が
達成される。
て、印書カートリッジと印書キャリッジとの間に角変位
があった場合でも、印書カートリッジが印書キャリッジ
内に完全に挿入される前に、相互接続パッドは事前に相
互に接触させられる。印書カートリッジの更に奥までの
挿入は、印書カートリッジと印書キャリッジの幾何的な
形状による可動軸支点を中心にした回転を介して達成さ
れる。挿入中、可撓絶縁テープの過剰な弛みは印書カー
トリッジによって押し出される。印書カートリッジが印
書キャリッジ内の最終位置へと到達すると、相互接続パ
ッド間の充分な量の滑動運動によってパッドがワイピン
グされる。相互接続パッド間のこのワイピング動作によ
って、汚染物と錆とが剥落し、ひいては確実な電気接触
が保証される。
続パッドはより軟らかい材料から製造され、一方、印書
キャリッジの相互接続パッドはより硬い材料から製造さ
れるので、使い捨て式の印書カートリッジの相互接続パ
ッドの方が最初に磨耗する。
と、印書キャリッジの相互接続パッドとの間を適切に電
気接続するものである。印書カートリッジの相互接続パ
ッドはテープ内に形成された導電性のトレース(「可撓
回路」)の端末点で可撓絶縁テープ上に形成されてい
る。一実施例では、可撓絶縁テープの一端は印書キャリ
ッジの片側に取り付けられ、他端は印書キャリッジの反
対側に取り付けられており、可撓絶縁テープは印書キャ
リッジの部分の端部の回りを曲折している。
ッドの高さの局部的な変動を補償するために、可撓絶縁
テープと対面する側に形成された半球形のドームを有す
る柱状体を有するエラストマ補償部材を含んでいる。補
償部材の柱状体のドームは各相互接続パッドの位置で可
撓絶縁テープに形成された対応する凹部内に挿入され
る。各柱状体の高さと直径の比率は、柱状体の座屈が最
小源になるか除去されるのに充分に低い比率である。
とを有している。ジンバル板はばねによって印書キャリ
ッジの止めに対して押し付けられ、ジンバル板がばねに
対してジンバル式に自在に支えられるようにされてい
る。ばねとジンバル板は共に、エラストマ補償部材と可
撓回路の相互接続パッドを介して印書カートリッジ上の
相互接続パッドに対して適切な電気接続が得られるのに
充分な力を付与する。
によって、相互接続パッド上で力を大域的に再配分する
ことができるので、印書カートリッジの相互接続パッド
の平面が可撓回路の相互接続パッドの平面に対して角度
を有していても、ばねと、ジンバル板とエラストマ補償
部材とが各印書カートリッジの相互接続パッドに加わる
力を均等化することを補助する。ばねには予荷重がかけ
られ、ばね定数が比較的低いので、加えられる力は可撓
回路の変位が比較的大きくてもほぼ一定に保たれる。
に印書キャリッジ内に挿入した場合に、可撓回路の過剰
な弛みは印書キャリッジの部分の端部の周囲の曲折部へ
と押し出される。印書カートリッジの相互接続パッドは
印書カートリッジが印書キャリッジ内に完全に挿入され
る前に予備的に可撓回路と接触する。可撓回路の下のジ
ンバル板とばねとによって可撓回路は揺動させられ、印
書カートリッジと印書キャリッジとの間に角変位があっ
たとしても印書カートリッジの相互接続パッドと接触す
る。印書カートリッジを更に挿入すると、相互接続パッ
ドの間で相当量の滑動が生じ、その結果、パッドがワイ
ピングされる。大量のワイピング動作によって汚染物と
腐食のほとんどが剥落され、それによって確実な電気接
触が保証される。本発明の上記の側面は以下に詳述す
る。以下の説明はカラー・プリンタに関するものである
が、多くの変化形が可能である。
視図である。図1に示すように、卓上プリンタ10はス
ライド棒31上に載置された印書キャリッジ30を備え
ている。入力トレー14にはイメージを印書するための
用紙が媒体の積層13として装填されている。印書され
た用紙は出力トレー12内に出力される。通常の動作
中、保護用の正面アクセス蓋11が閉じられるので、印
書キャリッジ30は露出されない。
に配設された印書キャリッジ30の透視図である。単一
の印書キャリッジ30の別個の装着部に4個の別個の印
書カートリッジ24,25,26及び27が装着されて
た状態が示されている。代表的には、4個の別個の印書
カートリッジ24,25,26及び27の一つがブラッ
クのインクを含み、別の印書カートリッジがシアンのイ
ンクを、別の印書カートリッジがマゼンタのインクを、
又、別の印書カートリッジがイエローのインクを含んで
いる。各々が例えばレッド、グリーン又はブルーのイン
クを含む、3個の印書カートリッジのように別の数の印
書カートリッジと別の色を使用することもできる。印書
カートリッジ24,25,26及び27の各々は図5,
図6及び図7を参照して後に説明するように構成されて
いる。
座標系34の矢印Xで示した方向に用紙、すなわち、印
書媒体32を横切ってスライド棒31に沿って往復運動
することができる。(X軸はキャリッジ走査軸と呼ばれ
ている。)ローラ35が印書媒体32の位置を必要に応
じてY方向に前進させる(Y軸は媒体前進軸として知ら
れている。)。インク液滴は(図5を参照して後述する
ように)印書カートリッジ24,25,26及び27に
形成されたノズルから負のZ方向に射出される(Z軸は
インク滴飛しょう経路軸として知られている。)。座標
系34は図面では本明細書を通して一貫して用いられ
る。
5,26及び27を含む図1の印書キャリッジ30の透
視図である。印書キャリッジ30には印書キャリッジ3
0が座標系34のX方向に移動できるようにするためス
ライド棒31(図1)を受容するための棒受容溝90が
設けられている。印書キャリッジ30は対応する印書カ
ートリッジ24,25,26及び27受容するための4
個の装着部64,65,66及び67(図8により明解
に示された)を備えている。4個の装着部64,65,
66及び67は各々印書カートリッジの鼻部(例えば図
4の鼻部42)がそこを通って延びる方形の開口部4
6,47,48及び49を有している。印書カートリッ
ジ24,25,26及び27は各々(図6により明解に
示された)印書カートリッジ・ハウジング60上に形成
された突起部80(図6,図18)を有しており、前記
突起部は印書カートリッジ24,25,26又は27を
印書キャリッジ30に対して押し込み、且つ印書カート
リッジ24,25,26及び27を所定位置に固定する
ために、装着部64,65,66及び67の表面から突
起した弾性アーム82によって接触される。印書カート
リッジ24,25,26及び27のそれぞれを対応する
装着部64,65,66及び67に挿入する態様は図1
8,図19,図20及び図21を参照して後に詳述す
る。
視図である。印書カートリッジ24,25,26及び2
7の鼻部42,43,44及び45はそれぞれ開口部4
6,47,48及び49を通して印書キャリッジ30内
に突起している状態が示されている。印書ヘッド52,
53,54及び55は鼻部42,43,44及び45に
それぞれ固定されている。基準面124は明解にするた
めに図4には図示しない。
る。別の印書カートリッジ25,26及び27も構造は
図5,図6及び図7に示した印書カートリッジ24と同
一であることが理解されよう。図5に示すように、印書
カートリッジ24はインク溜として機能する印書カート
リッジ・ハウジング60を有している。印書カートリッ
ジ・ハウジング60は側壁78と部分76を有してい
る。インク充填穴77は印書カートリッジ24,25,
26又は27にインクを充填する部分76に形成されて
いることが図示されている。側壁78は金属製であるこ
とができる。部分76は例えばプラスチック製である。
トリッジ・ハウジング60の部分76と一体に形成され
た突起部70,72,74,80(図18)が設けられ
ている。本明細書に完全に組み入れられている93年4
月30日出願の前述の米国特許出願「印書ヘッドの位置
合わせのための基準面加工のための構造(Datum Machin
ing Structure for Alignment of Print Heads)」(代
理人ドケット(Docket)の書類番号HP1092629
−1)に詳細に記載されているように、突起部70,7
2,74,80及び58は印書カートリッジ24,2
5,26又は27を印書キャリッジ30内に精密に位置
合わせする。突起部70,72及び109はX軸(キャ
リッジ走査軸)での印書カートリッジの運動を制限する
X軸基準面である。突起部58及び80(図6)は印書
カートリッジをY軸(媒体前進軸)方向で制約するY軸
基準面である。例えば、Y軸基準面、すなわち、突起部
58は開口部46,47,48及び49(図8)の上壁
の基準面124に対して押し込まれ、座標系34で示し
たY方向での印書カートリッジ24,25,26又は2
7の位置を確定する。最後に、基準面74はZ軸(イン
ク滴飛しょう経路軸)に沿った運動を制限するZ軸基準
面である。本明細書に完全に組み入れられている93年
4月30日出願の前述の米国特許出願「印書ヘッドの位
置合わせのための基準面加工のための構造(Side Biase
d Datum Sheme for Inkjet Cartidge and Carriage
)」(代理人ドケットの書類番号HP1092629
−1)に詳細に記載されているように、これらの六つの
基準面によって印書カートリッジと印書キャリッジとの
間の精密な運動学的接触が保証される。
のインク・カートリッジ24,25,26又は27を対
応する装着部64,65,66又は67に挿入できるよ
うに異なるパターンで形成されている。例えば、装着部
65,66及び67の各々はブラックの印書カートリッ
ジが装着部65,66又は67に不慮に挿入されること
を防止する特定のスロット・パターンを含んでいる。
の鼻部42は代表的には金めっきニッケル製のようなノ
ズル板を有する印書ヘッド52を含んでいる。平行な2
列のノズルが印書ヘッド52のノズル板に形成されてい
る。印書ヘッド52は接着剤によって下層にある基板
(図示せず)に取り付けられ、この基板内には各ヒータ
抵抗体がノズルの一つと関連するようにヒータ抵抗体が
形成されている。
に利用される。例えば、電流が抵抗体に導通され、これ
が熱を発生する。熱によってノズルの近傍のインクが蒸
発し、蒸気の気泡によってインクはノズルから射出させ
られる。ノズルの近傍の印書媒体に所望のイメージを作
成するためにインクが特定のノズルから射出されるよう
に、抵抗体は選択的に加熱される。印書媒体へのインク
の刷り込みに関する上記の印書カートリッジの動作は本
発明の主題ではない。
印書カートリッジ24の相互接続パッド61を示した印
書カートリッジ24の透視図である。図6の相互接続パ
ッド61は従来技術の円形の相互接続パッドとは異なり
方形である。更に、図6の隣接する相互接続パッド61
は各相互接続パッド61に最大の接触面積を付与するた
めに可能な最小距離で隔てられている。接触面積が大き
いことによって、相互接続パッド61の位置決めと印書
キャリッジ30内の可撓回路上の相互接続パッドとの間
の位置合わせ誤差が補償され(後に詳述する)、同時に
依然として対応する相互接続パッド間の適切な電気接続
が保持される。導体が可撓絶縁テープ62上に形成さ
れ、相互接続パッド61を印書ヘッド52の下の基板上
の電極に接続する。可撓絶縁テープ62上の相互接続パ
ッド61と、導体と電極は、可撓絶縁テープ62が公知
のTABプロセスを用いて印書ヘッドに結合されるの
で、全体としてTABテープとして知られている。
Aに沿った透視図である。図7に示すように、相互接続
パッド61は印書カートリッジ・ハウジングの部分76
の側部に沿ってだけ形成されている。その理由は、部分
76の中央部は部分76を形成するための射出成形プロ
セス中に沈下する傾向があるからである。可撓絶縁テー
プ62は任意の適宜の接着剤を用いて印書カートリッジ
・ハウジングの部分76に接着するか、又は、可撓絶縁
テープ62の選択された部位で部分76に熱ステーキン
グすることができる。印書カートリッジの相互接続領域
の詳細については93年4月30日に出願され、本明細
書に全体が組み込まれている前述の米国特許出願「プラ
スチック印書カートリッジ上の確実な接触パッドの構成
(Reliable Contact Pad Arrangement on Plastic Prin
t Cartridge )」(代理人ドケットの書類番号HP10
93621)に記載されている。
5,26及び27を挿入する前の印書キャリッジ30の
透視図である。印書キャリッジ30は例えば適応性が極
めて高い印書キャリッジ30を製造するための従来の方
法である射出成形によってプラスチックで形成すること
ができる。印書カートリッジ24,25,26及び27
を装着部64,65,66又は67の壁89に対して押
し付けるために、図8の右側により詳細に示した弾性金
属が各装着部64,65,66又は67に備えられてい
る。
の壁上の相互接続領域には印書キャリッジ30の相互接
続パッド85を担持する可撓回路84(図8)が備えら
れている。可撓回路上の各々の相互接続パッド85は可
撓絶縁テープ内に形成された導電性トレースの端末に形
成されている。プリンタと接続された電源は導電性トレ
ースを経て可撓回路の相互接続パッド85に電流を供給
する。可撓回路84上の相互接続パッド85を経て電流
を選択的に各印書カートリッジ24,25,26及び2
7上の相互接続パッド61(図6)に(ひいては選択さ
れた抵抗体の一つに)送ることによって、インクは印書
ヘッド52内のあるノズルを経て射出される。
回路上の相互接続パッド61との適切な電気的接触を行
うために、最小限の接触力を付与する必要がある。この
最小限の接触力を付与するために、可撓回路は後に詳述
するようにエラストマ補償部材と、ジンバル板とジンバ
ルばねとによって裏面で支持されている。
7と、印書キャリッジ30上の対応する相互接続パッド
85との間の電気的接触が不適切である場合は、一つ又
はそれ以上の抵抗体が加熱されることができないので、
印書ヘッド52内の単数又は複数のノズルはインクを射
出できない。一対の相互接続パッドが適切に接触してい
ないだけでも、(印書ヘッド52内の最大八つのノズル
が行/列の多重配列を経て単一の相互接続パッド61に
接続されているので)最大八つまでのノズルが射出を行
わず、従ってほぼ10%のドットがプリンタの出力で欠
落する。一つの発現において、媒体の進行方向(Y方
向)で約1/3インチの頻度で八つのスペースの空白の
ラインが生ずるので、ドットの欠落は極めて目立つ。
セクションA−Aに沿った断面図である。図10に示す
ように、可撓回路84は上に相互接続パッド85が形成
された可撓絶縁テープ87を含んでいる。可撓回路84
はリベットを形成するようにプラスチックの植込みボル
トの上に熱ステーキングによって端部91で印書キャリ
ッジ30に取り付けられ、印刷配線板(図示せず)を有
する端部92で印書キャリッジ30に固定されている。
互接続領域を詳細に示した断面図である。図11に示す
ように、可撓絶縁テープ87は片面に隆起した凸部11
0を有し、別の面に対応する凹部111を有している。
相互接続パッド85が可撓絶縁テープ87の隆起した凸
部110上に形成されている。相互接続パッド85は可
撓絶縁テープ87上に形成された導線112を経てイン
クを蒸発させるために印書カートリッジ24,25,2
6又は27の抵抗体に必要な電気信号を供給する印刷配
線板(図示せず)に接続されている。可撓絶縁テープ8
7は例えばポリエステル薄膜から製造できる。このよう
な可撓絶縁テープと印刷配線板は従来の技術を用いて製
造できる。
の詳細を示した、印書キャリッジ30の相互接続領域の
断面図である。図12に示すように、可撓絶縁テープ8
7は一端91で印書キャリッジ30の壁にリベット止め
されている。可撓絶縁テープ87の他端92は実質的に
止められておらず、自由浮動している。印書カートリッ
ジ24(図示せず)によって可撓絶縁テープ87に力F
を加えても、可撓絶縁テープの弛みは自由に浮動する端
部92によって適応されるので可撓絶縁テープ87の座
屈は生じない。可撓絶縁テープ87の下側にはエラスト
マ補償部材94と、ジンバル板(図示せず)と、相互接
続パッド85を印書カートリッジ24,25,26又は
27上の対応する相互接続パッド61(図示せず)に押
し付けるばね(図示せず)とが設けられている。
回路84の裏側の構造の詳細を示した印書キャリッジ3
0の装着部64,65,66又は67の相互接続領域の
断面図である。可撓絶縁テープ87の端部91は印書キ
ャリッジ30の装着部64,65,66又は67の壁に
取り付けられている。可撓絶縁テープ87の他端92は
印書キャリッジ30の端部96のU形の端部の囲りを曲
折し、装着部64,65,66又は67の壁の反対側に
取り付けられている。可撓絶縁テープ87の弛みは印書
キャリッジ30の端部96の曲折部で順応されるので、
力Fを加えても座屈は生じない。印書カートリッジ2
4,25,26又は27と、可撓絶縁テープ87との摩
擦によって、可撓絶縁テープ87の弛みは曲折部に押し
やられるので、一端91と相互接続パッド130(図1
8)との相互接続領域は引張り状態にあり、従って可撓
絶縁テープ87が座屈しないことが保証される。
面図であり、図14及び図15の相互接続領域で使用さ
れるエラストマ補償部材94と、ジンバル板102と、
ジンバルばね106とを示している。図15は図14の
要素の(X方向での)側部断面図である。図16は図1
4及び図15に示した要素の分解透視図である。
マ補償部材94は可撓回路84の可撓絶縁テープ87を
支持する。エラストマ補償部材94は長さ17mm,幅
12.5mm、厚さ2.5mmのベース116を備えて
いる。エラストマ補償部材94は更に可撓絶縁テープ8
7に面する側面115に柱状体114を備えている。図
11に一層明解に示されているように、各柱状体114
は先細構造であり、半球形のドーム部を有している。こ
の実施例では、柱状体114のテーパzは106°であ
り、全長hが1mm、基底部の直径dが1.02mm、
ドーム半径rが0.30mmである。従って、エラスト
マ補償部材94の各柱状体114の高さは(半分の高さ
で測定した)柱状体114の中央直径と比較すると低い
ので、柱状体114の座屈は最小限に抑制されるか、全
くなくなる。
ドーム部は可撓絶縁テープ87(図11)の凹部111
内に挿入される。エラストマ補償部材94は好ましくは
ゴムである弾性の変形可能な材料製である。エラストマ
補償部材94が弾性材料から成っているので、柱状体1
14は印書キャリッジの相互接続パッド85と、印書カ
ートリッジの相互接続パッド61との間隔の局部的な変
動、すなわち可撓絶縁テープ87と印書カートリッジT
AB回路のパッドからパッドまでの高さの変動を補償す
る役割を果たす。印書カートリッジ24,25,26又
は27を装着部64,65,66又は67に挿入する
と、エラストマ補償部材94は0.5mm変形する。
マ補償部材94の可撓絶縁テープ87に面した側面11
5とは反対側の側面118はジンバル板102によって
支持されている。エラストマ補償部材94は(図16に
より明解に示すように)側面118に3個の突起部11
7を有しており、この突起部はジンバル板102の対応
する穴内に挿入される。突起部117はジンバル板10
2の近傍に、固定的にエラストマ補償部材94を保持す
る役割を果たし、そのサイズは前記の役割を果たし、そ
のサイズはエラストマ補償部材94がジンバル板102
に対して適正な向きになるようなサイズにされている。
各装着部64,65,66及び67のチャンバ119
(図14及び図15)内にある。印書カートリッジ2
4,25,26又は27を装着部64,65,66及び
67に挿入する前は、チャンバ119内で板102は止
め104上に載置されている。しかし、印書カートリッ
ジ24,25,26又は27を挿入すると、ジンバル板
102はチャンバ119内でジンバル式に自在支えされ
る。ジンバル板102のジンバル運動については後に詳
述する。ジンバル板102は片面の平坦面(図16)を
有し、この平坦面に、エラストマ補償部材94の対応す
る突起部117を受容するための3個の穴134を有し
ている。中央溝135は射出成形プロセスによって形成
され、本発明を実施するために不可欠なものではない。
ジンバル板の寸法と、穴と溝の寸法は専門家が本発明を
実施するために不可欠な要素ではない。ジンバル板10
2の別の側は、図14及び図15に示すように中央にリ
ッジ140と、側部止め141とを有している。リッジ
140はジンバル板の底部よりも更に0.5mmだけ下
方に突起し、ジンバルばね106上に支承されている。
ジンバル板102のリッジ140によってジンバル板1
02はX方向でジンバル式に自在支えされることができ
る。ジンバル板102は射出成形プロセスによるプラス
チックのような変形しない剛性材料から成っていること
が好ましい。
のジンバルばね106はジンバル板102のリッジ14
0の位置でジンバル板102を支持している。印書カー
トリッジ24,25,26又は27が装着部64,6
5,66又は67に挿入されると、印書カートリッジ2
4,25,26又は27は板102が印書キャリッジ3
0に対してジンバル式に自在支えされるように、ジンバ
ル板102を止め104から離れる方向に押圧するの
で、印書カートリッジ24,25,26又は27上の相
互接続パッド61と、印書キャリッジ30上の相互接続
パッド85との適正な位置合わせがなされる。ジンバル
板102のリッジ140はジンバルばね106の中心の
逆V形の曲折部144上に置かれているので、ジンバル
板102の側部止め141と、ジンバルばね106との
間には充分な隙間がある。側部止め141と、ジンバル
ばね106との間に隙間があることによって、ジンバル
板102はz方向でジンバル式に自在支えされることが
できる。
にリッジ140を設けることの利点の一つは、外力が加
わった場合に、ジンバル板102がリッジ140の方向
(Z方向)に相当量滑動しても復帰できることにある。
同様にして、ジンバルばね106の長さに沿って中心の
逆V形曲折部144を設けることによって、ジンバル板
102はばねの長手方向(Z方向)に相当量滑動しても
復帰できる。
のチャンバ119の側壁に形成されたフック108に取
り付けられている。ジンバル板102とジンバルばね1
06とによって、相互接続パッド85に加わる力を大局
的に再配分することができるので、印書カートリッジ2
4,25,26又は27の相互接続パッド61の平面と
可撓回路84の相互接続パッド85の平面との間に角度
がある場合は、ジンバル板102とばね106が各印書
カートリッジの相互接続パッド61に加わる力を均等化
することを補助する。このように、印書カートリッジ2
4,25,26又は27の相互接続パッド61の平面が
印書キャリッジ30の相互接続パッド85と平行ではな
い場合は、ジンバル板102のジンバル構造とジンバル
ばね106とによって、可撓回路が印書カートリッジ2
4,25,26又は27の相互接続パッド61の上方で
揺動し、これと接触することが可能になる。
06を印書キャリッジ30に取り付ける際にばねには予
荷重が加えられるので、印書カートリッジ24,25,
26又は27と印書キャリッジ30とが電気接続される
のに充分な力Fo でジンバル板102は印書キャリッジ
30の止め104と接触する。図17は本発明の印書キ
ャリッジ30の力と変位の相関曲線である。図17で
は、図示した力Fは可撓回路上の相互接続パッド85
と、TAB回路の相互接続パッド61との接触力を表
す。エラストマ補償部材94は全体がジンバル板102
とジンバルばね106とによって支持されているので、
エラストマ補償部材94は相互接続パッド85と相互接
続パッド61との間の全体の力に加算されない。従っ
て、図17に示すように、ジンバル板102の変位が最
小であっても最小限の力Fo が保証される。相互接続パ
ッド85と相互接続パッド61との間の力Fo を生成す
るために、印書カートリッジ24,25,26又は27
を挿入するとエラストマ補償部材94は0.5mm変形
する。
106によって加えられる力は変位の変動が大きくても
(D1-Do )、ほぼ一定に保たれる(Fo ≒F1 )。ジ
ンバル板102とジンバルばね106とによって、印書
カートリッジ24,25,26又は27の装着部64,
65,66又は67に対する変位が比較的大きく変動し
ても、相互接続パッド間の電気的接触に必要な適正量の
力が付与される。従って、印書キャリッジ30の寿命全
体に亘って、異なる印書カートリッジ24,25,26
又は27が装着部64,65,66又は67に挿入され
る毎に、印書カートリッジ24,25,26又は27が
可撓回路84に押圧されても、挿入毎に相互接続パッド
85と対応する相互接続パッド61との間にはほぼ同じ
力Fo ≒F1 が加えられる。
ッジ24,25,26又は27の挿入中に印書キャリッ
ジ30の相互接続パッド85に加わる力を均等化する。
印書カートリッジ24,25,26又は27が印書キャ
リッジ30内に完全に嵌め込まれる直前に、印書キャリ
ッジ30の最も遠い相互接続パッド130(図18)が
印書カートリッジ24,25,26又は27によって押
圧される。ジンバル板102とジンバルばね106とに
よって、後述するように可撓回路84上の130と13
2の間の相互接続パッドが印書カートリッジ24,2
5,26又は27上の相互接続パッド61と接触される
ので、相互接続パッド130の変位は相互接続パッド1
32の変位よりも著しく大きいことはない。従って、相
互接続パッド61と相互接続パッド85との間の力F
は、最も遠い相互接続パッド130が耐えられる最大負
荷に限定されるのではなく、(後述するように)汚染物
を剥落するための所望のワイピング機能を行うために最
適化されることができる。
方程式F=Fo +KXに関して浅い力曲線が得られる任
意の材料から製造できる。ここにXは相対変位D−Do
である。ばね定数Kは比較的大きな相対変位Xにもかか
わらずF≒F0 であるように十分小さい。このようなジ
ンバルばね106は変化する条件に適応し、しかも相互
接続パッドを損傷するほど大きくもなく、相互接続パッ
ド間の電気的接続が不適切になるほど小さくもない適正
な接触力Fを生成する。方程式F=Fo +KXでは、予
荷重をかけられた力Fo によって、変位が最小(D〜
0)場合でも適正な接触力Fが保証される。
ばね定数K=500グラム/mmで、予荷重力Fo が約
900グラム(相互接続パッド毎に約30グラム)であ
るステンレス鋼製である。ばねの幅は約12mmであ
る。W形のばねの脚部143の間の最遠間隔は約22m
mである。角度143は約100°である。ジンバルば
ね106の中心の逆V形曲折部144の角度145は約
106°である。ジンバルばね106のばね定数Kを低
減し、しかもジンバルばね106全体を通してほぼ一定
の応力を保証するために、中心の切欠き部146(図1
6)が設けられている。
に挿入した印書カートリッジ24,25,26又は27
の最初の位置を示した、図8の(座標系34のX方向
の)セクションA−Aに沿った断面図である。図18に
示すように、最初に挿入したときに印書カートリッジ2
4,25,26又は27のZ基準面74が(図8に更に
明解に示すように)印書キャリッジ30の基準面120
によってZ方向で制限されるまで、印書カートリッジ2
4,25,26又は27は全体が直線運動で印書キャリ
ッジ30の装着部64,65,66又は67内に押し込
まれる。印書カートリッジ24,25,26又は27も
基準面70及び72によって、又、印書カートリッジ2
4,25,26又は27を装着部64,65,66又は
67の右の壁89に対して押込む装着部64,65,6
6又は67内の弾性金属アーム(図8及び図9)によっ
て、実質的にX方向で制限される。
4,25,26又は27のY基準面58と印書キャリッ
ジ30の(これも図9に示された)基準面124と接触
する。更に、印書キャリッジ30の(パッド130及び
隣接するパッドのような)最も遠い位置の相互接続パッ
ドは印書カートリッジ24,25,26又は27によっ
て僅かに押圧されるので、印書カートリッジ24,2
5,26又は27はY方向でもほぼ固定される。印書キ
ャリッジ30の相互接続パッド85と対向するY基準面
58を設けることの利点は、ユーザーが相互接続パッド
85と相互接続パッド61との間の接触力以上の力を加
える必要がないことである。その代わりに、接触力は基
準面124と接触する基準面58によって平衡される。
4,25,26又は27の表面の部分76と印書キャリ
ッジ30のZ軸との角度は6°である。この位置に達し
たときには、可撓絶縁テープ87にある弛みは印書カー
トリッジ24,25,26又は27によって印書キャリ
ッジ30の曲折部96内に押出される。印書カートリッ
ジ24,25,26又は27が印書キャリッジ30に挿
入される際に、可撓回路84には印書カートリッジ2
4,25,26又は27によって摩擦力が加えられる。
可撓絶縁テープ87は端部91(図8)が装着部64,
65,66又は67の壁に取り付けられているので、可
撓絶縁テープ87は平坦で、真直になり、従って可撓回
路84の相互接続パッド85と、印書カートリッジ2
4,25,26又は27の相互接続パッド61とは適正
に位置合わせされる。
4,65,66又は67に挿入された印書カートリッジ
24,25,26又は27の位置を示した、図8の(座
標系34のX方向での)セクションA−Aに沿った断面
図である。図19の位置に達するために、印書カートリ
ッジ24,25,26又は27は印書キャリッジ30の
基準面124上の軸支点121(図18)を中心に回転
せしめられる。軸支点121は相互接続パッド85の平
面から径方向に約27mm離れた位置にある。軸支点1
21が相互接続パッド85から径方向に遠く離れている
ことによって、相互接続パッド85と相互接続パッド6
1との間で相当量の並進運動が可能であり、それによっ
て、(後述するように)汚染物を除去するための相当量
のワイピング動作が達成される。
5,26又は27の表面の部分76は印書キャリッジ3
0のZ軸に対して4°の角度を有している。図19の位
置では、ジンバル板102とジンバルばね106(図1
0及び図11)とによって可撓回路84上の相互接続パ
ッド130ないし132が印書カートリッジ24,2
5,26又は27の上方で揺動し、これと接触するよう
に、可撓回路84(図8及び図9)は印書カートリッジ
24,25,26又は27によって充分変位されてい
る。前述したように、ジンバル板102とジンバルばね
106とによって加えられる力は、変位に大きな変動
(D1 −D0)があってもほぼ一定(F0 ≒F1 )に保た
れる。従って、印書カートリッジ24,25,26又は
27の印書キャリッジ30に対する変位、又は角度が比
較的大きく変動しても、ジンバル板102と、ジンバル
ばね106とによって、相互接続パッド85と相互接続
パッド61との接触が可能である。ジンバル板102
と、ジンバルばね106とによる可撓回路84と、TA
B回路の相互接続パッド61との初期の接触によって、
後述するようなワイピング動作が促進される。
との間の相互接続パッド85は全てY方向で印書カート
リッジ24,25,26又は27の相互接続パッド61
と接触している。しかし、印書カートリッジ24,2
5,26又は27と印書キャリッジ30とが位置合わせ
されていないので、相互接続パッド85と相互接続パッ
ド61とは互いに相応しない。相互接続パッド85が対
応する相互接続パッド61と接触するまでに補正されな
ければならない、相互接続パッド85と対応する相互接
続パッド61とのZ方向に沿った間隔は約2.1mmあ
る。
4,65,66又は67に挿入された印書カートリッジ
24,25,26又は27の位置を示した、図8の(座
標系34のX方向での)セクションA−Aに沿った断面
図である。図20では、印書カートリッジ24,25,
26又は27の表面の部分76が印書キャリッジ30の
Z軸に対して2°を角度を呈するように、印書カートリ
ッジ24,25,26又は27が図19よりも更に奥ま
で挿入された状態を示している。図20の位置に達する
ために、基準面124上の軸支点は、印書カートリッジ
24,25,26又は27が印書キャリッジ30内で回
転すると、(121の内側の位置である)122の位置
に移動する。全体として回転運動であるが、印書カート
リッジの相互接続パッド61と印書キャリッジの相互接
続パッド85との間では滑動運動が行われる。滑動運動
と、ジンバルばね106によって加えられた接触力によ
って、図20の位置に到達する間に、相互接続パッド6
1と相互接続パッド85との間では(1mm以上の)長
い距離に亘って(約900グラムの)均一な力でワイピ
ング動作が行われる。図20に示した位置では、印書カ
ートリッジの相互接続パッド61と、印書キャリッジの
相互接続パッド85との間には依然としてZ方向に1m
m以上の距離がある。
4,65,66又は67に挿入された印書カートリッジ
24,25,26又は27の最終位置を示した、図8の
(座標系34のX方向での)セクションA−Aに沿った
断面図である。図21の最終位置では、Y基準面58は
基準面124と面一である。更に表面の部分76はZ軸
と平行であり、基準面80は印書キャリッジの装着部6
4の床上の基準面125と接触している。図21の位置
に到達する際に、印書カートリッジ24,25,26又
は27が印書キャリッジ30内で回転すると、基準面1
24上の軸支点は(122よりも内側の)123の位置
に移動する。(図18の)軸支点121から(図20
の)123までの移動の全体の距離は約0.08mmで
ある。
達する間に、相互接続パッド61と相互接続パッド85
との間では1mm以上の距離に亘って1000グラムの
均一な力でワイピング動作が行われる。最終位置では、
印書カートリッジ24,25,26又は27上の相互接
続パッド61と、対応する印書キャリッジ30上の相互
接続パッド85とはX,Y及びZ方向のそれぞれで互い
に適正に位置合わせされている。
相互接続パッドと印書キャリッジの相互接続パッドとの
間にはZ方向で全長が約2.174mmの、約1000
グラムの力のワイピング動作が行われる。相互接続パッ
ド130から132迄の空間での均一な力によるこのよ
うな大きいワイピング動作によって、相互接続パッド間
の錆又は汚染物は剥落されよう。従って、印書カートリ
ッジ24,25,26又は27が最終位置に達すると、
印書カートリッジ24,25,26又は27上の相互接
続パッド61がY方向に変位し、又は角移動があって
も、印書カートリッジの相互接続パッドと印書キャリッ
ジの相互接続パッドとの間では適正な電気的接触が行わ
れる。
ッジ24,25,26又は27を印書キャリッジ30に
繰返し挿入すると、相互接続パッド85と相互接続パッ
ド61との滑動運動と接触力によって、相互接続パッド
85と相互接続パッド61との磨耗が始まることであ
る。一実施例では、印書カートリッジ24,25,26
又は27の相互接続パッド61はより軟らかい材料で製
造し、一方、印書キャリッジ30は硬い材料で製造され
るので、使い捨ての印書カートリッジ24,25,26
又は27の方が最初に磨耗し尽くすパッドとなる。好適
な実施例では、印書キャリッジ30の相互接続パッド6
5にはヌープ硬さが200ないし240の金の表面が使
用され、印書カートリッジ24,25,26又は27の
相互接続パッド61にはヌープ硬さが40ないし90金
の表面が使用される。
グ動作によって「ドットの欠落」の問題が解決される。
5,26又は27の表面の部分76の幅の内部に設ける
ことによって、相互接続パッド61を上に実装した(図
6)印書カートリッジ24,25,26又は27の正面
の表面部分の幅全体を相互接続パッド61を位置決めす
るために利用できる。幅を大きくすることによって、相
互接続パッド61のサイズを大きくできるので、印書キ
ャリッジ30の対応する相互接続パッド85とのより良
好な電気的接触を達成できる。相互接続パッド61のサ
イズが大きいことによって製造公差をより大きくでき
る。表面の部分76の幅をより広く利用できることの別
の利点は、図7を参照して前述したように、射出成形中
に表面部分が沈下し易いにも関わらず、相互接続パッド
61と相互接続パッド85との間の均等な力の配分を達
成できることである。
続パッドと印書キャリッジの相互接続パッドとの電気的
接触を保証する新規の可撓性電極構造とその製造方法を
詳細に説明してきた。
説明してきたが、広義の意味で本発明から逸脱すること
なく変更と修正が可能であることが専門家には明らかで
あろう。従って、特許請求の範囲は本発明の趣旨と範囲
に含まれる前記の変更と修正を全て包含するものであ
る。例えば、前述のように可撓絶縁テープ87にU形の
曲折部を設けるのではなく、本発明の趣旨から離れるこ
となくL形の曲折部を設けてもよい。更に、エラストマ
補償部材を印書キャリッジに取り付ける代わりに、又は
印書キャリッジに取け付けると共に、印書カートリッジ
に取け付けてもよい。更に、ばねの代わりに別個のジン
バル構造と従来のばねを用いてもよい。可撓性電極構造
において、印書キャリッジと印書カートリッジの相互接
続パッドの電気的な接触を保証するために、その他の多
様な変化形が可能であり、その全てが本発明の広義の範
囲に含まれるものである。
が、ここで本発明の各実施例の理解を容易にするため
に、各実施例の実施態様を要約して以下に列挙する。 1. プリンタで使用する装置において、第1の側面を
備えた印書キャリッジと、前記印書キャリッジの前記第
1側面に取り付けられた第1端部を有する可撓絶縁テー
プを備え、前記可撓絶縁テープの残りの部分は実質的に
取り付けられていない可撓回路と、を備えたプリンタの
電気接点接続装置である。
端部の反対側の第2端部を備え、前記第2端部が実質的
に自由浮動している前記1に記載のプリンタの電気接点
接続装置である。
書キャリッジの一部の周囲に曲折され、前記テープの弛
みが曲折部分の周囲に位置する前記1に記載のプリンタ
の電気接点接続装置である。
する複数個の相互接続パッドを備え、前記装置が更に印
書カートリッジを備え、前記印書カートリッジが電気信
号を受信する複数個の相互接続パッドを備えると共に、
前記印書カートリッジの前記複数個の相互接続パッドの
ほとんど全てが前記可撓回路の対応する相互接続パッド
と電気的に接触する前記1に記載のプリンタの電気接点
接続装置である。
ッジの一部の周囲の折曲部分に位置する前記4に記載の
プリンタの電気接点接続装置である。
第1の側面と第2の側面を有する印書キャリッジと、第
1端部と、前記第1端部と反対側の第2端部とを有する
可撓絶縁テープを備え、前記可撓絶縁テープの前記第1
端部が前記印書キャリッジの前記第1側面に取り付けら
れ、前記可撓絶縁テープの第2端部が前記印書キャリッ
ジの前記第1側面に取り付けられ、前記可撓絶縁テープ
の残りの部分は実質的に取り付けられない形式の可撓回
路と、を備えたプリンタの電気接点接続装置である。
が前記印書キャリッジの前記第1側面に対して180°
の角度を呈する前記6に記載のプリンタの電気接点接続
装置である。
書キャリッジの一部の周囲に曲折されると共に、前記可
撓絶縁テープの弛みが前記キャリッジの一部の周囲の曲
折部分に位置する前記7に記載のプリンタの電気接点接
続装置である。
ャリッジの一部の周囲の曲折された部分に位置する前記
8に記載のプリンタの電気接点接続装置である。
供給する複数個の相互接続パッドを備え、前記装置が更
に印書カートリッジを備え、前記印書カートリッジが電
気信号を受信する複数個の相互接続パッドを備えると共
に、前記印書カートリッジの前記複数個の相互接続パッ
ドのほとんど全てが前記可撓回路の対応する相互接続パ
ッドと電気的に接触する前記6に記載のプリンタの電気
接点接続装置である。
キャリッジに装着した時に印書カートリッジ上の相互接
続パッドと、印書キャリッジ上の対応する相互接続パッ
ドとの電気的接触を行う方法において、可撓絶縁テープ
の一端を前記印書キャリッジの一側面に取り付け、前記
可撓絶縁テープの残りの部分を実質的に付着しない状態
のままに留めるプリンタの電気接点接続方法である。
の周囲に前記可撓絶縁テープの弛みを順応させる工程を
更に含む前記11に記載のプリンタの電気接点接続方法
である。
キャリッジに装着した時に印書カートリッジ上の相互接
続パッドと、印書キャリッジ上の対応する相互接続パッ
ドとの電気的接触を行う方法において、前記印書キャリ
ッジの相互接続パッドを備えた可撓回路の第1端部を前
記印書キャリッジの第1側面に取り付け、前記可撓回路
の第2端部を前記印書キャリッジの第2側面に取り付
け、前記可撓回路の残りの部分を実質的に取り付けない
状態のままに保持するプリンタの電気接点接続方法であ
る。
面が前記印書キャリッジの前記第1側面に対して180
°の角度を呈する前記13に記載のプリンタの電気接点
接続方法である。
ャリッジの一部の端部の周囲の曲折部分に押し付ける工
程を更に含む前記13に記載のプリンタの電気接点接続
方法である。
パッドを前記印書キャリッジの相互接続パッドに向かっ
て滑動させる工程を更に含む前記13に記載のプリンタ
の電気接点接続方法である。
ャリッジの一部の端部の周囲の曲折部分に押し付ける工
程を更に含むと共に、前記押し付ける方向が滑動方向と
実質的に同じである前記16に記載のプリンタの電気接
点接続方法である。
て、(A).第1基準面と、(B).複数個の相互接続
パッドとを備えた印書カートリッジと、 (A).第2
基準面と、(B).複数個の相互接続パッドとからなる
印書キャリッジとを備え、前記印書カートリッジの前記
印書キャリッジへの最初の挿入が前記第2基準面と接触
する前記第1基準面上で制限され、更に挿入すると、前
記印書カートリッジの相互接続パッドが前記可撓回路の
相互接続パッドと接触させられ、且つ、更に奥まで挿入
すると、前記印書カートリッジの相互接続パッドが前記
可撓回路の相互接続パッドの方向に滑動させるプリンタ
の電気接点接続装置である。
準面を備えると共に、前記のように更に挿入すると前記
印書カートリッジが前記第3基準面上の軸支点で回転す
る前記18に記載のプリンタの電気接点接続装置であ
る。
する前記19に記載のプリンタの電気接点接続装置であ
る。
個の相互接続パッドを、前記可撓回路の前記複数個の相
互接続パッドを製造する材料よりも軟らかい材料から製
造する前記18に記載のプリンタの電気接点接続装置で
ある。
ャリッジに取り付けられた第1端部と、実質的に取り付
けられない曲折部分とを備え、前記滑動運動の方向が前
記第1端部から前記曲折部分への方向と実質的に同じで
ある前記18に記載のプリンタの電気接点接続装置であ
る。
互接続パッドと、印書キャリッジ上の複数個の相互接続
パッドとを電気的に接触させる方法において、前記印書
カートリッジの前記複数個の相互接続パッドを前記印書
キャリッジの前記複数個の相互接続パッドの方向に滑動
させる工程を含み、滑動の距離が0.1mmないし10
ミリメートルの間であるプリンタの電気接点接続方法で
ある。
ャリッジの一部に取り付けられた第1端部を有する可撓
回路を備え、前記滑動の方向が前記第1端部から遠ざか
る方向である前記23に記載のプリンタの電気接点接続
方法である。
キャリッジ上の軸支点を中心に回転させる工程を更に含
む前記24に記載のプリンタの電気接点接続方法であ
る。
キャリッジ内で回転すると、前記軸支点が前記印書キャ
リッジの内部の方向に移動する前記25に記載のプリン
タの電気接点接続方法である。
互接続パッドと印書キャリッジ上の複数個の相互接続パ
ッドとを電気的に接触させる方法において、前記印書カ
ートリッジの複数個の相互接続パッドと前記印書キャリ
ッジの前記複数個の相互接続パッドとの間の汚染物を剥
落するために充分な距離の滑動運動を生じさせる工程を
含むプリンタの電気接点接続方法である。
ャリッジの相互接続パッドを設けると共に可撓回路を担
持する可撓絶縁テープの一端を印書キャリッジの側面に
取り付け、可撓絶縁テープの他端を実質的に取り付ける
ことなく、自由浮動状態となすように構成したので、印
書カートリッジ相互接続パッドを印書キャリッジの相互
接続パッドと電気的に接続するために印書カートリッジ
を印書キャリッジの装着部内に装着する際に、印書カー
トリッジにより可撓絶縁テープに力が加わっても、可撓
絶縁テープの弛みが加わる力に対して柔軟に適応できる
ことになり、可撓絶縁テープが座屈することがなく、従
って、印書キャリッジの相互接続パッドの損傷を回避で
き、印書キャリッジの相互接続パッドと印書カートリッ
ジの相互接続パッドとの電気的接触を低コストで良好に
行うことができる。
用したカラー・プリンタの透視図である。
発明のプリンタの電気接点接続装置における印書キャリ
ッジの透視図である。
リッジの透視図である。
一つを取り出して示す透視図である。
用される可撓絶縁テープ上に形成された印書カートリッ
ジの相互接続パッドを示した印書カートリッジの透視図
である。
透視図である。
用される印書カートリッジを挿入する前の印書キャリッ
ジの透視図である。
用される印書カートリッジを挿入する前の図8の裏面側
から見た印書キャリッジの透視図である。
X方向の)断面図である。
の詳細を示す断面図である。
した印書キャリッジの相互接続領域の断面図である.
別の実施例による可撓回路の下層にある構造の詳細を示
す印書キャリッジの相互接続領域の断面図である。
ための可撓回路、エラストマ補償部材、ジンバル板及び
ジンバルばね(Z方向での)の断面図である。
図である。
である。
印書キャリッジのための力と変位の相関曲線図である。
ートリッジの位置を示した図8のセクションA−Aに沿
った(座標軸のX方向での)断面図である。
奥まで挿入された印書カートリッジの位置を示した図8
のセクションA−Aに沿った(座標軸のX方向での)断
面図である。
着部に挿入された印書カートリッジり位置を示した図8
のセクションA−A(座標軸X方向での)の断面図であ
る。
ートシリッジの最終位置を示した図8のセクションA−
A(座標軸X方向での)の断面図である。
キャリッジに取り付けた可撓絶縁テープの概略断面図で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 プリンタで使用する装置において、 第1の側面を備えた印書キャリッジと、 前記印書キャリッジの前記第1側面に取り付けられた第
1端部を有する可撓絶縁テープを備え、前記可撓絶縁テ
ープの残りの部分は実質的に取り付けられていない可撓
回路と、を備えたプリンタの電気接点接続装置。
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