JPH0632019B2 - 音声コ−ド作成方法 - Google Patents
音声コ−ド作成方法Info
- Publication number
- JPH0632019B2 JPH0632019B2 JP60138517A JP13851785A JPH0632019B2 JP H0632019 B2 JPH0632019 B2 JP H0632019B2 JP 60138517 A JP60138517 A JP 60138517A JP 13851785 A JP13851785 A JP 13851785A JP H0632019 B2 JPH0632019 B2 JP H0632019B2
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- JP
- Japan
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- voice
- input
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- character sequence
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は規則合成用の音声コード作成方法に関するもの
である。
である。
[背景技術] 従来、規則合成による音声合成方法では、音韻情報とし
ての文字系列とともに、単語のアクセント、文のイント
ネーションに関する韻律情報を入力し、それらの情報を
用いて予め記憶している音韻データと規則とにより音声
合成を行なっている。しかしこの従来方法では、キーボ
ードから文章を入力する際に、同時に各単語のアクセン
ト位置などを入力する必要があるので、操作がきわめて
面倒であるという問題があった。
ての文字系列とともに、単語のアクセント、文のイント
ネーションに関する韻律情報を入力し、それらの情報を
用いて予め記憶している音韻データと規則とにより音声
合成を行なっている。しかしこの従来方法では、キーボ
ードから文章を入力する際に、同時に各単語のアクセン
ト位置などを入力する必要があるので、操作がきわめて
面倒であるという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記の問題点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは、規則合成用の音声コードを作成す
る際に、アクセント情報のような韻律情報の入力をきわ
めて容易にできる方法を提供するにある。
目的とするところは、規則合成用の音声コードを作成す
る際に、アクセント情報のような韻律情報の入力をきわ
めて容易にできる方法を提供するにある。
[発明の開示] しかして本発明による音声コード作成方法は、音韻情報
としての文字系列に一致する内容の音声を入力し、入力
音声により韻律情報を生成し、生成した韻律情報を文字
系列と共にコード化するものであり、従来のキーボード
などからの文字入力に音声入力を加えることにより、あ
るいは音声入力のみによって、文字系列とアクセント情
報との入力を容易に行なえる点に特徴を有するものであ
る。
としての文字系列に一致する内容の音声を入力し、入力
音声により韻律情報を生成し、生成した韻律情報を文字
系列と共にコード化するものであり、従来のキーボード
などからの文字入力に音声入力を加えることにより、あ
るいは音声入力のみによって、文字系列とアクセント情
報との入力を容易に行なえる点に特徴を有するものであ
る。
第1図(a)は本発明による音声コード作成方法の一実施
例を示したものである。同図において、キーボードある
いは文字読み取り器からの文字入力は、イにおいて音素
や音節などの音韻に分解されて記憶される。次にマイク
ロフォンなどから入力される音声が、ロにおいて音韻単
位のセグメンテーションを施されると同時に、得られた
音韻列が文字系列からの音韻列と比較され、もし一致し
ない場合には再度セグメンテーションをやり直すことに
よって、音韻境界が正確に検出され、それによりハにお
いて各音韻のピッチ、パワー、音韻長、ホルマント情報
などのパラメータの抽出を行ない、これらを文字系列か
らの文字情報に付加して、ニにおいてコード化を行なう
ものである。
例を示したものである。同図において、キーボードある
いは文字読み取り器からの文字入力は、イにおいて音素
や音節などの音韻に分解されて記憶される。次にマイク
ロフォンなどから入力される音声が、ロにおいて音韻単
位のセグメンテーションを施されると同時に、得られた
音韻列が文字系列からの音韻列と比較され、もし一致し
ない場合には再度セグメンテーションをやり直すことに
よって、音韻境界が正確に検出され、それによりハにお
いて各音韻のピッチ、パワー、音韻長、ホルマント情報
などのパラメータの抽出を行ない、これらを文字系列か
らの文字情報に付加して、ニにおいてコード化を行なう
ものである。
こうして得られたコードは、メモリに格納したり、ある
いはバーコードとして印刷したりして記憶され、合成時
には同図(b)に示すように、ホにおいて上記コードを読
み出し、ヘにおいて各パラメータに復号化し、トにおい
て予め合成部に記憶されている音韻データと規則とによ
り合成が行なわれる。
いはバーコードとして印刷したりして記憶され、合成時
には同図(b)に示すように、ホにおいて上記コードを読
み出し、ヘにおいて各パラメータに復号化し、トにおい
て予め合成部に記憶されている音韻データと規則とによ
り合成が行なわれる。
したがって上記実施例においては、音声認識で得られる
音韻を既知の音韻系列と比較することによって、音韻セ
グメンテーションを容易に且つ正確に行なうことがで
き、アクセントやイントネイションに関する情報が音声
入力から容易に得られるのである。
音韻を既知の音韻系列と比較することによって、音韻セ
グメンテーションを容易に且つ正確に行なうことがで
き、アクセントやイントネイションに関する情報が音声
入力から容易に得られるのである。
第2図の実施例は、音声入力のみを用いて、セグメンテ
ーションにより音声波形を各音韻に分解し、文字系列に
変換するものであり、このセグメンテーションの後に、
ピッチ情報や音韻長などの韻律情報を抽出することによ
って、第1図の場合と同様に、別途キーボードからのア
クセント情報の入力を省略することができる。なおこの
場合には当然音声認識回路の精度が問題となるが、本発
明者等が別途提案している瞹昧音の処理方式などを用い
ることにより、最近では比較的安価でしかも精度の高い
音声認識回路を構成することができる。
ーションにより音声波形を各音韻に分解し、文字系列に
変換するものであり、このセグメンテーションの後に、
ピッチ情報や音韻長などの韻律情報を抽出することによ
って、第1図の場合と同様に、別途キーボードからのア
クセント情報の入力を省略することができる。なおこの
場合には当然音声認識回路の精度が問題となるが、本発
明者等が別途提案している瞹昧音の処理方式などを用い
ることにより、最近では比較的安価でしかも精度の高い
音声認識回路を構成することができる。
[発明の効果] 上述のように本発明は、規則合成のための音声コードを
文字入力と音声入力により、あるいは音声入力のみを用
いて作成するものであって、音声に基づいてピッチ情報
などの韻律情報を抽出し、この韻律情報を文字系列と共
にコード化して規則合成に用いるので、音声の規則合成
のためのデータを作成する際に従来必要とされていたキ
ーボードからの韻律情報の入力作業を省略することがで
き、音声コードの作成を著しく簡単化しうるという利点
がある。
文字入力と音声入力により、あるいは音声入力のみを用
いて作成するものであって、音声に基づいてピッチ情報
などの韻律情報を抽出し、この韻律情報を文字系列と共
にコード化して規則合成に用いるので、音声の規則合成
のためのデータを作成する際に従来必要とされていたキ
ーボードからの韻律情報の入力作業を省略することがで
き、音声コードの作成を著しく簡単化しうるという利点
がある。
第1図(a)及び(b)は本発明方法の一実施例を示すフロー
チャート、第2図は他の実施例を示すフローチャートで
ある。
チャート、第2図は他の実施例を示すフローチャートで
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】音声の規則合成に用いる音声コードを作成
する方法であって、音韻情報としての文字系列に一致す
る内容の音声を入力し、入力音声により韻律情報を生成
し、生成した韻律情報を文字系列と共にコード化するこ
とを特徴とする音声コード作成方法。 - 【請求項2】入力された音声波形に音声認識技術による
変換を施して文字系列を抽出することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の音声コード作成方法。 - 【請求項3】文字系列を音声とは別途に入力し、入力音
声のセグメンテーションにより得られる音韻列と文字系
列の音韻列とが一致するようにセグメンテーションを行
った後、韻律情報を抽出することを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の音声コード作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60138517A JPH0632019B2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 音声コ−ド作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60138517A JPH0632019B2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 音声コ−ド作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61296396A JPS61296396A (ja) | 1986-12-27 |
JPH0632019B2 true JPH0632019B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=15223995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60138517A Expired - Lifetime JPH0632019B2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 音声コ−ド作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632019B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0731509B2 (ja) * | 1986-07-08 | 1995-04-10 | 株式会社日立製作所 | 音声分析装置 |
JP2709385B2 (ja) * | 1987-03-25 | 1998-02-04 | 株式会社 エイ・テイ・ア−ル自動翻訳電話研究所 | 多層ラベルを持つ音声データベース構成方法 |
JP2658068B2 (ja) * | 1987-08-20 | 1997-09-30 | 松下電器産業株式会社 | ボイスプロセツサ |
JP2583074B2 (ja) * | 1987-09-18 | 1997-02-19 | 日本電信電話株式会社 | 音声合成方法 |
JP2007024960A (ja) | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | システム、プログラムおよび制御方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5912499A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-23 | 松下電器産業株式会社 | 音声符号化装置 |
JPS59192292A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-31 | 株式会社日立製作所 | 音声認識装置 |
JPS6057899A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-03 | 電子計算機基本技術研究組合 | 日本語音声入力装置 |
JPS6075891A (ja) * | 1983-10-01 | 1985-04-30 | 電子計算機基本技術研究組合 | 音素セグメンテ−シヨン方法 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP60138517A patent/JPH0632019B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5912499A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-23 | 松下電器産業株式会社 | 音声符号化装置 |
JPS59192292A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-31 | 株式会社日立製作所 | 音声認識装置 |
JPS6057899A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-03 | 電子計算機基本技術研究組合 | 日本語音声入力装置 |
JPS6075891A (ja) * | 1983-10-01 | 1985-04-30 | 電子計算機基本技術研究組合 | 音素セグメンテ−シヨン方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61296396A (ja) | 1986-12-27 |
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