JPH06320126A - 壁面付着粉の吸引方法 - Google Patents

壁面付着粉の吸引方法

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Publication number
JPH06320126A
JPH06320126A JP11014893A JP11014893A JPH06320126A JP H06320126 A JPH06320126 A JP H06320126A JP 11014893 A JP11014893 A JP 11014893A JP 11014893 A JP11014893 A JP 11014893A JP H06320126 A JPH06320126 A JP H06320126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
suction pipe
powder
pipe
adhering
Prior art date
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Pending
Application number
JP11014893A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatomo Katagishi
敬朋 片岸
Atsushi Kondo
淳 近藤
Kounoshin Tamura
光之進 田村
Masaaki Sakurai
雅昭 桜井
Kazuo Ichifuji
和夫 一藤
Junichi Furuya
淳一 古谷
Shigekazu Miki
繁一 三木
Toshitake Okada
利武 岡田
Kazuhiro Hotta
和裕 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIYAMONDO ENG KK
JFE Steel Corp
Kobe Steel Ltd
JFE Engineering Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
DAIYAMONDO ENG KK
Kobe Steel Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAIYAMONDO ENG KK, Kobe Steel Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd, Kawasaki Steel Corp, NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical DAIYAMONDO ENG KK
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Publication of JPH06320126A publication Critical patent/JPH06320126A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 壁面に付着した粉を吸引する方法において、
吸引管14内に気体の吹き出し管12を内装し、この吹
き出し管12から壁面に所要圧力の気体を噴射して壁面
に付着した粉13を吸引管14内で浮遊させる。この浮
遊させた付着粉13を吹き出し管13より噴射する風量
より大なる風量で吸引管14内に吸引する。 【効果】 壁面に凹凸があっても、付着粉13を壁面か
ら効果的に分離でき、分離されて吸引管内を浮遊する付
着粉13は、良好に吸引管内に吸引される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉の溶銑樋、滓樋や
製鋼用タンディッシュ、取鍋等の耐火物、及び滓等の解
体時に、樋の壁面等に付着した粉等を吸引する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高炉の溶銑樋や滓樋等を解体した
際、溶銑樋や滓樋等の壁面の清掃方法としては、壁面に
圧縮空気を吹きつけて壁面に付着した粉を浮遊させ、こ
れら浮遊した粉が前記樋内に沈降した後、清掃するとい
う方法が採られていた。
【0003】また、道路上等の一般的な清掃方法として
は、図2に示すように、吸引口1の内部にブラシ2を設
置し、このブラシ2を回転させつつ清掃面3に押しつけ
ることで、清掃面3上に付着した粉4を清掃面3から浮
遊または分離し、これを吸引する方法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に述
べた従来の溶銑樋や滓樋等の壁面の清掃方法では、清掃
時間が長くかかり、また、粉塵雰囲気中での清掃作業を
余儀なくされ、作業能率及び衛生面で問題がある。
【0005】なお、後に述べた道路上等の一般的な清掃
方法を、溶銑樋や滓樋等の壁面の清掃方法に適用した場
合には、前記した問題は解決できると考えられるが、樋
が高温であるので、ブラシの損傷が激しくなって使用に
耐えず、しかも、壁面に凹凸があるので、凹部の付着粉
等を壁面と分離しにくい、等の問題があり、実際上は適
用不可能である。
【0006】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、作業能率がよく、しかも、衛生面でも良
好な壁面付着粉の吸引方法を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の壁面付着粉の吸引方法は、壁面に付着
した粉を吸引する方法において、吸引管内に気体の吹き
出し管を内装し、この吹き出し管から壁面に所要圧力の
気体を噴射して壁面に付着した粉を吸引管内で浮遊さ
せ、この浮遊させた付着粉を前記吹き出し管より噴射す
る風量より大なる風量で吸引管内に吸引することとして
いるのである。
【0008】
【作用】本発明方法では、壁面に所要圧力の気体を噴射
するので、壁面に凹凸があっても、付着粉を壁面から良
好に分離できる。そして、分離した付着粉は、吸引管内
を浮遊するので周囲が粉塵環境におかれることがない。
さらに、吸引管内を浮遊する付着粉は良好に吸引管内に
吸引される。
【0009】
【実施例】以下、本発明方法を、図1に示す1実施例に
基づいて説明する。図1は本発明方法を説明するための
概略図であり、(a)は断面して示す正面図、(b)は
(a)図の側面図である。
【0010】図1において、11は例えば高炉の溶銑樋
であり、12はこの溶銑樋11の解体時に、その壁面に
気体を噴射し、壁面に付着した粉(以下、「付着粉」と
いう)13を吹き飛ばす気体の吹き出し管である。この
吹き出し管12は、壁面の付着粉13を吸引する吸引管
14内に内装され、吹き出し管12から噴射された気体
によって浮遊した付着粉13が周囲を粉塵環境となさな
いようにしている。
【0011】すなわち、吹き出し管12から壁面に対し
て噴射した気体は、壁面に衝突して壁面に付着した付着
粉13を壁面より分離して吸引管14内に浮遊させる。
そして、この浮遊した付着粉13は吸引気体とともに吸
引管14内に吸引され、後工程で付着粉13と吸引気体
に固気分離される。
【0012】ここで、吹き出し管12から噴射する気体
の圧力は、付着粉13を壁面から分離させて吸引管14
内で浮遊させるのに必要な圧力であり、また、吸引管1
4より吸引する風量Q1 は、吹き出し管12から噴射す
る気体の風量Q2 と吸引管14の吸引口14aと溶銑樋
11との間の隙間から吸い込まれる気体量Q3 との和以
上であることが必要である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば、壁面に所要圧力の気体を噴射するので、壁面に凹凸
があっても、付着粉を壁面から効果的に分離できる。そ
して、分離した付着粉は、吸引管内を浮遊するので周囲
が粉塵環境におかれることがなく、作業者の衛生面上良
好である。さらに、吸引管内を浮遊する付着粉は良好に
吸引管内に吸引されるので、清掃時間が短縮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を説明するための概略図であり、
(a)は断面して示す正面図、(b)は(a)図の側面
図である。
【図2】道路上等の一般的な清掃方法の説明図である。
【符号の説明】
11 溶銑樋 12 吹き出し管 13 付着粉 14 吸引管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000001199 株式会社神戸製鋼所 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 (71)出願人 391022326 ダイヤモンドエンジニアリング株式会社 東京都港区港南二丁目11番19号 (72)発明者 片岸 敬朋 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属工 業株式会社和歌山製鉄所内 (72)発明者 近藤 淳 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属工 業株式会社和歌山製鉄所内 (72)発明者 田村 光之進 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 桜井 雅昭 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 一藤 和夫 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社内 (72)発明者 古谷 淳一 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社内 (72)発明者 三木 繁一 兵庫県神戸市灘区灘浜東町2番地 株式会 社神戸製鋼所神戸製鉄所内 (72)発明者 岡田 利武 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内 (72)発明者 堀田 和裕 東京都台東区台東1丁目31番10号 ダイヤ モンドエンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に付着した粉を吸引する方法におい
    て、吸引管内に気体の吹き出し管を内装し、この吹き出
    し管から壁面に所要圧力の気体を噴射して壁面に付着し
    た粉を吸引管内で浮遊させ、この浮遊させた付着粉を前
    記吹き出し管より噴射する風量より大なる風量で吸引管
    内に吸引することを特徴とする壁面付着粉の吸引方法。
JP11014893A 1993-05-12 1993-05-12 壁面付着粉の吸引方法 Pending JPH06320126A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11014893A JPH06320126A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 壁面付着粉の吸引方法

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JP11014893A JPH06320126A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 壁面付着粉の吸引方法

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ID=14528270

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100603264B1 (ko) * 1999-07-19 2006-07-20 삼성에스디아이 주식회사 미세 입자 제거용 장치
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CN103537459A (zh) * 2013-11-01 2014-01-29 国家电网公司 一种电力控制盘灰尘清除器

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