JPH06320058A - カップベンダー吐出ノズル - Google Patents
カップベンダー吐出ノズルInfo
- Publication number
- JPH06320058A JPH06320058A JP10666893A JP10666893A JPH06320058A JP H06320058 A JPH06320058 A JP H06320058A JP 10666893 A JP10666893 A JP 10666893A JP 10666893 A JP10666893 A JP 10666893A JP H06320058 A JPH06320058 A JP H06320058A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- heater
- cup
- discharge nozzle
- metal body
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 害虫の侵入や雑菌の繁殖を防止し得るだけで
なく、定期的もしくは随時にノズル本体を洗浄するに際
し、該ノズル本体を容易に着脱し得る構造を備えたカッ
プベンダー吐出ノズルを提供する。 【構成】 略筒状の合成樹脂よりなるノズル本体11の
内部に金属体を埋設し、金属体12のノズル本体11の
外周面に露出されている露出面12aに、ノズル本体1
1を加熱するためのヒーター13をエアシリンダ16を
用いて圧接・離間させるように構成してなる、カップベ
ンダー吐出ノズル。
なく、定期的もしくは随時にノズル本体を洗浄するに際
し、該ノズル本体を容易に着脱し得る構造を備えたカッ
プベンダー吐出ノズルを提供する。 【構成】 略筒状の合成樹脂よりなるノズル本体11の
内部に金属体を埋設し、金属体12のノズル本体11の
外周面に露出されている露出面12aに、ノズル本体1
1を加熱するためのヒーター13をエアシリンダ16を
用いて圧接・離間させるように構成してなる、カップベ
ンダー吐出ノズル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーラやジュース等を
紙製等のカップに注入して供給するカップベンダーの吐
出ノズルに関するものである。
紙製等のカップに注入して供給するカップベンダーの吐
出ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コーラやジュース等を供給するカップベ
ンダーでは、カップベンダー本体の吐出口からシロップ
及び炭酸水または水が別々に供給され、本体吐出口に取
付けられた吐出ノズル内でこれらシロップ及び炭酸水ま
たは水が攪拌され、ノズルから混合液としてカップ内に
供給される。図6は、このようなカップベンダーの従来
の吐出ノズル及びカップベンダー本体吐出口を示す側面
図である。図6を参照して、吐出ノズル1の上方には差
し込み口1aが設けられており、差し込み口1aの下方
にはやや径が細くなった部分を有し、下方端には混合液
吐出口1bが設けられている。図7は、このような吐出
ノズル1を示す斜視図である。
ンダーでは、カップベンダー本体の吐出口からシロップ
及び炭酸水または水が別々に供給され、本体吐出口に取
付けられた吐出ノズル内でこれらシロップ及び炭酸水ま
たは水が攪拌され、ノズルから混合液としてカップ内に
供給される。図6は、このようなカップベンダーの従来
の吐出ノズル及びカップベンダー本体吐出口を示す側面
図である。図6を参照して、吐出ノズル1の上方には差
し込み口1aが設けられており、差し込み口1aの下方
にはやや径が細くなった部分を有し、下方端には混合液
吐出口1bが設けられている。図7は、このような吐出
ノズル1を示す斜視図である。
【0003】カップベンダーの本体吐出口の中央には、
下方に突出したシロップ供給口2aが設けられている。
このシロップ供給口2aの回りの台座の部分には下方斜
め外側に向かって開口した炭酸水または水の供給口2b
が形成されている。本体吐出口2の外周にはゴムパッキ
ン3が嵌められており、吐出ノズル1の差し込み口1a
に本体吐出口2を挿入して取り付けた際、差し込み口1
aの内面にこのゴムパッキン3が圧接する。
下方に突出したシロップ供給口2aが設けられている。
このシロップ供給口2aの回りの台座の部分には下方斜
め外側に向かって開口した炭酸水または水の供給口2b
が形成されている。本体吐出口2の外周にはゴムパッキ
ン3が嵌められており、吐出ノズル1の差し込み口1a
に本体吐出口2を挿入して取り付けた際、差し込み口1
aの内面にこのゴムパッキン3が圧接する。
【0004】供給口2bから吐出ノズル1の内面に供給
された炭酸水または水はノズル内面に当って落下し、シ
ロップ供給口2aから供給されたシロップと混合され、
混合液として混合液吐出口1bから下方のカップに供給
される。
された炭酸水または水はノズル内面に当って落下し、シ
ロップ供給口2aから供給されたシロップと混合され、
混合液として混合液吐出口1bから下方のカップに供給
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなカップベンダーの吐出口においては、混合液を下方
のカップに供給した後、ノズルの内部にシロップを含ん
だ混合液が付着し残ってしまうという問題があった。こ
のような混合液がノズル内部にそのまま放置されると、
糖分を含む液であるため、蟻やゴキブリ等の害虫がノズ
ル内部に入り込んだり、あるいはノズル内部で雑菌が繁
殖する。従って、このような害虫の侵入や雑菌の繁殖を
防止するためには、カップベンダーを使用しない夜間
に、ノズルを外し、洗浄した後再び使用する必要があっ
た。しかしながら、このようなノズルの洗浄を毎日施す
ことは非常に煩雑であり、各カップベンダーに対してこ
のような洗浄作業を徹底させることは困難であった。
うなカップベンダーの吐出口においては、混合液を下方
のカップに供給した後、ノズルの内部にシロップを含ん
だ混合液が付着し残ってしまうという問題があった。こ
のような混合液がノズル内部にそのまま放置されると、
糖分を含む液であるため、蟻やゴキブリ等の害虫がノズ
ル内部に入り込んだり、あるいはノズル内部で雑菌が繁
殖する。従って、このような害虫の侵入や雑菌の繁殖を
防止するためには、カップベンダーを使用しない夜間
に、ノズルを外し、洗浄した後再び使用する必要があっ
た。しかしながら、このようなノズルの洗浄を毎日施す
ことは非常に煩雑であり、各カップベンダーに対してこ
のような洗浄作業を徹底させることは困難であった。
【0006】そこで、本願発明者は、先に、上記のよう
な洗浄作業を行わずとも、害虫の侵入や雑菌の繁殖を防
止し得るカップベンダー吐出ノズルとして、ノズル内面
を加温するためのヒーターを備えた構造を提案した(特
願平4−181321号)。すなわち、例えば正特性
(PTC)サーミスタ素子からなるヒーターをノズルに
固定することにより、ノズル内面を該ヒーターにより加
熱し、ノズル内部に残存している糖分を含む液を加熱・
乾燥する構成を提案した。
な洗浄作業を行わずとも、害虫の侵入や雑菌の繁殖を防
止し得るカップベンダー吐出ノズルとして、ノズル内面
を加温するためのヒーターを備えた構造を提案した(特
願平4−181321号)。すなわち、例えば正特性
(PTC)サーミスタ素子からなるヒーターをノズルに
固定することにより、ノズル内面を該ヒーターにより加
熱し、ノズル内部に残存している糖分を含む液を加熱・
乾燥する構成を提案した。
【0007】しかしながら、たとえ上記ヒーターを備え
たカップベンダーにおいても、長期間使用するうちに
は、ノズル内面が汚れることがある。加えて、ノズル内
部における液溜まりだけでなく、液体がカップに注がれ
る際に、特に炭酸水では気泡の破裂等により、ノズル本
体外部にも糖を含んだ液の付着が生じることがある。こ
のノズル本体外部への液の付着は、ノズル内面に比べれ
ば、衛生面での問題はさほど生じない。しかしながら、
長期間使用している内に、ノズル本体外部の汚れが沈降
すると、外観がきたなくなり、不衛生な印象を与え、好
ましくない。そこで、ノズルを定期的にあるいは随時に
取り外し、洗浄することが好ましいが、上記のように通
電により発熱するヒーターを取り付けた場合、ノズルの
みを取り外して洗浄することが困難となる。
たカップベンダーにおいても、長期間使用するうちに
は、ノズル内面が汚れることがある。加えて、ノズル内
部における液溜まりだけでなく、液体がカップに注がれ
る際に、特に炭酸水では気泡の破裂等により、ノズル本
体外部にも糖を含んだ液の付着が生じることがある。こ
のノズル本体外部への液の付着は、ノズル内面に比べれ
ば、衛生面での問題はさほど生じない。しかしながら、
長期間使用している内に、ノズル本体外部の汚れが沈降
すると、外観がきたなくなり、不衛生な印象を与え、好
ましくない。そこで、ノズルを定期的にあるいは随時に
取り外し、洗浄することが好ましいが、上記のように通
電により発熱するヒーターを取り付けた場合、ノズルの
みを取り外して洗浄することが困難となる。
【0008】すなわち、ノズル本体の取り外しに際し、
ヒーターに給電するためのリード線が断線したり、ある
いはノズル本体洗浄時に、ヒーター部に洗浄液が侵入
し、ヒーターの劣化や漏電もしくは感電等の事故が生じ
たりすることがある。
ヒーターに給電するためのリード線が断線したり、ある
いはノズル本体洗浄時に、ヒーター部に洗浄液が侵入
し、ヒーターの劣化や漏電もしくは感電等の事故が生じ
たりすることがある。
【0009】本発明の目的は、害虫の侵入や雑菌の繁殖
を防止し得るだけでなく、洗浄に際してノズルの着脱を
容易に行い得る構造を備えるカップベンダー吐出ノズル
を提供することにある。
を防止し得るだけでなく、洗浄に際してノズルの着脱を
容易に行い得る構造を備えるカップベンダー吐出ノズル
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、略筒状の形状
を有し、与えられた熱を分散させるための金属体がイン
サートされており、かつ前記金属体の一部が外周面に露
出されているノズル本体と、前記ノズル本体の金属体の
露出されている部分に当接されるヒーターと、前記ヒー
ターをノズル本体の前記金属体の露出されている部分に
対して圧接・離間させることを可能とするヒーター圧接
手段とを備えることを特徴とする、カップベンダー吐出
ノズルである。
を有し、与えられた熱を分散させるための金属体がイン
サートされており、かつ前記金属体の一部が外周面に露
出されているノズル本体と、前記ノズル本体の金属体の
露出されている部分に当接されるヒーターと、前記ヒー
ターをノズル本体の前記金属体の露出されている部分に
対して圧接・離間させることを可能とするヒーター圧接
手段とを備えることを特徴とする、カップベンダー吐出
ノズルである。
【0011】上記ヒーターとしては、通電により発熱す
る適宜の発熱素子を用い得るが、好ましくは、PTCサ
ーミスタ素子が用いられる。PTCサーミスタ素子は、
自己温度制御機能を有するため、安全性が高く、また必
要以上の加熱がなされないため、効率的にノズル本体を
加熱することができる。
る適宜の発熱素子を用い得るが、好ましくは、PTCサ
ーミスタ素子が用いられる。PTCサーミスタ素子は、
自己温度制御機能を有するため、安全性が高く、また必
要以上の加熱がなされないため、効率的にノズル本体を
加熱することができる。
【0012】
【作用及び発明の効果】本発明のカップベンダー吐出ノ
ズルでは、ノズル本体に上記金属体がインサートされて
おり、かつ金属体の一部が外周面に露出されている。そ
して、金属体のノズル本体外周面に露出されている部分
に、上記ヒーターが当接される。従って、ヒーターによ
り加熱することにより、与えられた熱は上記金属体を経
由してノズル本体に効果的に分散される。よって、ノズ
ル本体の内面を広い範囲に渡り効率よく加熱することが
できる。
ズルでは、ノズル本体に上記金属体がインサートされて
おり、かつ金属体の一部が外周面に露出されている。そ
して、金属体のノズル本体外周面に露出されている部分
に、上記ヒーターが当接される。従って、ヒーターによ
り加熱することにより、与えられた熱は上記金属体を経
由してノズル本体に効果的に分散される。よって、ノズ
ル本体の内面を広い範囲に渡り効率よく加熱することが
できる。
【0013】しかも、上記ヒーターは、ヒーター圧接手
段によりノズル本体に対して圧接・離間し得るように構
成されている。従って、定期的あるいは随時の洗浄に際
しては、ノズル本体のみを取り外して洗浄することがで
きる。
段によりノズル本体に対して圧接・離間し得るように構
成されている。従って、定期的あるいは随時の洗浄に際
しては、ノズル本体のみを取り外して洗浄することがで
きる。
【0014】よって、本発明によれば、通常はヒーター
から与えられる熱によりノズル本体の内面が上記金属体
の作用とも相まって効率よく加熱され、乾燥されるの
で、害虫の侵入や雑菌の繁殖を効果的に防止し得る。
から与えられる熱によりノズル本体の内面が上記金属体
の作用とも相まって効率よく加熱され、乾燥されるの
で、害虫の侵入や雑菌の繁殖を効果的に防止し得る。
【0015】また、長期間使用した後に、あるいは必要
に応じてノズル本体を洗浄する必要がある場合には、上
記ヒーターとノズル本体とを容易に分離することができ
るため、ノズル本体のみを取り外して洗浄することがで
きる。従って、従来のカップベンダーに比べて、はるか
に衛生的かつ清浄なカップベンダーを提供することが可
能となる。
に応じてノズル本体を洗浄する必要がある場合には、上
記ヒーターとノズル本体とを容易に分離することができ
るため、ノズル本体のみを取り外して洗浄することがで
きる。従って、従来のカップベンダーに比べて、はるか
に衛生的かつ清浄なカップベンダーを提供することが可
能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明するこ
とにより、本発明を明らかにする。
とにより、本発明を明らかにする。
【0017】図1は、本発明の一実施例にかかるカップ
ベンダー吐出ノズルを説明するための斜視図である。ノ
ズル本体11は、全体が合成樹脂よりなる筒状の部材で
構成されている。
ベンダー吐出ノズルを説明するための斜視図である。ノ
ズル本体11は、全体が合成樹脂よりなる筒状の部材で
構成されている。
【0018】図2の側面断面図から明らかなように、上
記ノズル本体11は、上方に差し込み口11aを有す
る。差し込み口11aの下方には差し込み口11aに比
べて径が細くなった混合部11bが構成されており、ノ
ズル本体11の下方端には混合液吐出口11dが設けら
れている。ノズル本体11は、図6に示した従来の吐出
ノズル1と同様、例えば図6に示した本体吐出口2に取
り付けられる。
記ノズル本体11は、上方に差し込み口11aを有す
る。差し込み口11aの下方には差し込み口11aに比
べて径が細くなった混合部11bが構成されており、ノ
ズル本体11の下方端には混合液吐出口11dが設けら
れている。ノズル本体11は、図6に示した従来の吐出
ノズル1と同様、例えば図6に示した本体吐出口2に取
り付けられる。
【0019】本実施例では、ノズル本体11の中間高さ
位置において、金属体12が露出されている。この金属
体12の露出面12aに、後述するヒーター13が圧接
される。
位置において、金属体12が露出されている。この金属
体12の露出面12aに、後述するヒーター13が圧接
される。
【0020】金属体12は、図4(a),(b)に示す
ように中間高さ位置から下端に至るにつれて径が細くな
るように構成された略円筒状の筒状部12bと、該筒状
部12bの上方部分において外側に突出させて構成され
た上記露出面12aとを有する。金属体12は、合成樹
脂よりなるノズル本体11を成形するに際し、予め金型
内に配置され、いわゆるインサート成形法によりノズル
本体11内に埋設されている。
ように中間高さ位置から下端に至るにつれて径が細くな
るように構成された略円筒状の筒状部12bと、該筒状
部12bの上方部分において外側に突出させて構成され
た上記露出面12aとを有する。金属体12は、合成樹
脂よりなるノズル本体11を成形するに際し、予め金型
内に配置され、いわゆるインサート成形法によりノズル
本体11内に埋設されている。
【0021】ノズル本体11の外周面には、上記金属体
12の露出面12aが露出される部分において、ヒータ
ー収納部11eが設けられている。ヒーター収納部11
eは、平面形状が矩形の凹部として形成されており、そ
の底面に上記露出面12aが露出されている。
12の露出面12aが露出される部分において、ヒータ
ー収納部11eが設けられている。ヒーター収納部11
eは、平面形状が矩形の凹部として形成されており、そ
の底面に上記露出面12aが露出されている。
【0022】ヒーター13は、本実施例ではPTC素子
により構成されているが、PTC素子に代えて、通電に
より発熱する他の抵抗素子を用いてもよい。なお、図1
において、14,15はリード線を示し、ヒーター13
に給電を行うためにPTC素子に電気的に接続されてい
る。また、図1では必ずしも明らかではないが、上記P
TC素子の周囲には樹脂外装が施されており、樹脂外装
内においてリード線14,15の先端がPTC素子に接
続されている。
により構成されているが、PTC素子に代えて、通電に
より発熱する他の抵抗素子を用いてもよい。なお、図1
において、14,15はリード線を示し、ヒーター13
に給電を行うためにPTC素子に電気的に接続されてい
る。また、図1では必ずしも明らかではないが、上記P
TC素子の周囲には樹脂外装が施されており、樹脂外装
内においてリード線14,15の先端がPTC素子に接
続されている。
【0023】本実施例の特徴は、上記ヒーター13が金
属体12の露出面12aに圧接・離間し得るように構成
されていることにある。すなわち、図2及び図2の要部
を拡大して示す図3から明らかなように、ヒーター13
の露出面12aに当接される側と反対側の面にプレート
16aが固定されており、該プレート16aは、エアシ
リンダ16のシリンダロッド16bに連結されている。
エアシリンダ16を駆動することにより、図3の矢印方
向にヒーター13が往復移動され得るように構成されて
おり、それによってヒーター13が露出面12aに対し
て圧接された状態と、離間された状態とをとり得るよう
に構成されている なお、本実施例では、ヒーター13を金属体12の露出
面12aに圧接・離間させる手段として上記エアシリン
ダ16を用いたが、コイルばねの先端にヒーター13を
連結し、該コイルばねの弾撥力によりヒーター13を露
出面12aに圧接させ、ヒーター13を露出面12aか
ら分離する際には、上記コイルばねの弾撥力に逆らって
コイルばねを圧縮するように力を加え、それによってヒ
ーター13を露出面12aから分離するように構成して
もよい。
属体12の露出面12aに圧接・離間し得るように構成
されていることにある。すなわち、図2及び図2の要部
を拡大して示す図3から明らかなように、ヒーター13
の露出面12aに当接される側と反対側の面にプレート
16aが固定されており、該プレート16aは、エアシ
リンダ16のシリンダロッド16bに連結されている。
エアシリンダ16を駆動することにより、図3の矢印方
向にヒーター13が往復移動され得るように構成されて
おり、それによってヒーター13が露出面12aに対し
て圧接された状態と、離間された状態とをとり得るよう
に構成されている なお、本実施例では、ヒーター13を金属体12の露出
面12aに圧接・離間させる手段として上記エアシリン
ダ16を用いたが、コイルばねの先端にヒーター13を
連結し、該コイルばねの弾撥力によりヒーター13を露
出面12aに圧接させ、ヒーター13を露出面12aか
ら分離する際には、上記コイルばねの弾撥力に逆らって
コイルばねを圧縮するように力を加え、それによってヒ
ーター13を露出面12aから分離するように構成して
もよい。
【0024】本実施例のカップベンダー吐出ノズルで
は、常時は、ヒーター13が露出面12aに圧接され、
ヒーター13により与えられる熱が金属体12を経由し
てノズル本体11に効率よく分散される。従って、ノズ
ル本体11のノズル内面11cが効率よく加熱され、ノ
ズル内面11cに付着したシロップやその他の液体が加
熱・乾燥され、ノズル内面11cが清浄に保たれる。
は、常時は、ヒーター13が露出面12aに圧接され、
ヒーター13により与えられる熱が金属体12を経由し
てノズル本体11に効率よく分散される。従って、ノズ
ル本体11のノズル内面11cが効率よく加熱され、ノ
ズル内面11cに付着したシロップやその他の液体が加
熱・乾燥され、ノズル内面11cが清浄に保たれる。
【0025】飛散した液滴の付着等によりノズル本体1
1の外面が汚れた場合や、長期間使用している内にノズ
ル本体11のノズル内面11cに汚れが付着した場合等
においては、エアシリンダ16を駆動し、ヒーター13
をノズル本体11の金属体12の露出面12aから分離
することにより、ノズル本体11のみを取り外し、洗浄
することができる。
1の外面が汚れた場合や、長期間使用している内にノズ
ル本体11のノズル内面11cに汚れが付着した場合等
においては、エアシリンダ16を駆動し、ヒーター13
をノズル本体11の金属体12の露出面12aから分離
することにより、ノズル本体11のみを取り外し、洗浄
することができる。
【0026】しかも、このノズル本体11の取り外しに
際しては、上記ヒーター13がノズル本体11から完全
に分離されることになるため、ヒーター13には機械的
な応力が加わらないためヒーター13が故障し難い。
際しては、上記ヒーター13がノズル本体11から完全
に分離されることになるため、ヒーター13には機械的
な応力が加わらないためヒーター13が故障し難い。
【0027】図5は、本発明の他の実施例に係るカップ
ベンダー吐出ノズルを説明するための斜視図である。こ
の実施例では、金属体12の露出面12aがノズル本体
11の外側面と面一となるように露出されている。すな
わち、図1の実施例で形成されていたヒーター収納部1
1eがノズル本体11に設けられていない。その他の点
は、図1に示した実施例と同様に構成されている。この
ように、ノズル本体11にヒーター収納部を設けずとも
よく、その場合であっても、ヒーター13は、上述した
ヒーター圧接手段により露出面12aに圧接されること
により確実に固定される。
ベンダー吐出ノズルを説明するための斜視図である。こ
の実施例では、金属体12の露出面12aがノズル本体
11の外側面と面一となるように露出されている。すな
わち、図1の実施例で形成されていたヒーター収納部1
1eがノズル本体11に設けられていない。その他の点
は、図1に示した実施例と同様に構成されている。この
ように、ノズル本体11にヒーター収納部を設けずとも
よく、その場合であっても、ヒーター13は、上述した
ヒーター圧接手段により露出面12aに圧接されること
により確実に固定される。
【図1】本発明の一実施例に係るカップベンダー吐出ノ
ズルを説明するための斜視図。
ズルを説明するための斜視図。
【図2】実施例のカップベンダー吐出ノズルの側面断面
図。
図。
【図3】カップベンダー吐出ノズルの要部を拡大して示
す部分切欠側面断面図。
す部分切欠側面断面図。
【図4】(a)及び(b)は、それぞれ、金属体を示す
側面図及び平面図。
側面図及び平面図。
【図5】他の実施例に係るカップベンダー吐出ノズルを
説明するための斜視図。
説明するための斜視図。
【図6】従来の吐出ノズルを示す側面図。
【図7】図6に示した従来の吐出ノズルの斜視図。
11…ノズル本体 12…金属体 12a…金属体の露出面 12b…金属体のインサートされている筒状部分 13…ヒーター 16…エアシリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】 略筒状の形状を有し、与えられた熱を分
散させるための金属体がインサートされており、かつ前
記金属体の一部が外周面に露出されているノズル本体
と、 前記ノズル本体の金属体の露出されている部分に当接さ
れるヒーターと、 前記ヒーターをノズル本体の前記金属体の露出されてい
る部分に対して圧接・離間させることを可能とするヒー
ター圧接手段とを備えることを特徴とする、カップベン
ダー吐出ノズル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10666893A JPH06320058A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | カップベンダー吐出ノズル |
US08/413,918 US5524792A (en) | 1992-07-08 | 1995-03-30 | Cup vendor delivery nozzle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10666893A JPH06320058A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | カップベンダー吐出ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06320058A true JPH06320058A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14439461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10666893A Pending JPH06320058A (ja) | 1992-07-08 | 1993-05-07 | カップベンダー吐出ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06320058A (ja) |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP10666893A patent/JPH06320058A/ja active Pending
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