JPH06319586A - イン・ビボ糖化アルブミンに対するモノクローナル抗体 - Google Patents

イン・ビボ糖化アルブミンに対するモノクローナル抗体

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JPH06319586A
JPH06319586A JP6045471A JP4547194A JPH06319586A JP H06319586 A JPH06319586 A JP H06319586A JP 6045471 A JP6045471 A JP 6045471A JP 4547194 A JP4547194 A JP 4547194A JP H06319586 A JPH06319586 A JP H06319586A
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JP
Japan
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glycated albumin
vivo
monoclonal antibody
albumin
glycated
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JP6045471A
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English (en)
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Reiner Schlipfenbacher
ライナー・シュリプフェンバッヒャー
Klaus Hallermayer
クラウス・ハレルマイヤー
Ulrich Essig
ウルリッヒ・エシッヒ
Christa Huebner-Parajsz
クリスタ・ヒュブナー・パライツ
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Roche Diagnostics GmbH
Original Assignee
Boehringer Mannheim GmbH
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/76Albumins
    • C07K14/765Serum albumin, e.g. HSA
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 in vivo糖化アルブミンに対するモノクロー
ナル抗体を提供すること。 【構成】 イムノアフィニティクロマトグラフィーによ
って血清から精製されたin vivo糖化アルブミンで免疫
化し、免疫化された動物の脾臓細胞を不死化し、次い
で、培養上清が糖化アルブミンに対する所定の抗体を含
有するこれら不死化細胞をクローン化することによって
得ることのできる、非糖化アルブミンと30%未満反応
するin vivo糖化アルブミンに対するモノクローナル抗
体。 【効果】 in vivo糖化アルブミンに対するモノクロー
ナル抗体を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、in vivo糖化アルブミ
ン(glycated albumin)に対するモノクローナル抗体に関
する。さらに詳しくは、本発明は、非糖化アルブミン(n
on-glycatedalbumin)と30%未満反応するin vivo糖化
アルブミンに対するモノクローナル抗体に関する。ま
た、本発明は、当該モノクローナル抗体の生産方法、in
vivo糖化アルブミンの精製方法、in vivo糖化アルブミ
ン特異的検出用の当該モノクローナル抗体、およびin v
ivo糖化アルブミンの免疫学的測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルブミンは、分子量66kDを有する
血清タンパクであり、585アミノ酸から構成される。
該アルブミンは、60リシン残基を含有しており、該リ
シン残基で、アルブミンは、糖化され得る。したがっ
て、アルブミンは、血流中を循環する他の血漿タンパク
と同様に非酵素的に糖化される。この非酵素的糖化は、
不可逆的に進行する遅い連続反応であり、主に血糖濃度
に依存する。したがって、血液由来のタンパクの糖化度
は、平均血糖値の測定のために重要な指標である。グリ
コヘモグロビンの測定は、ヘモグロビンの長い半減期に
よる血糖値の長期変化を記録するだけである。アルブミ
ンは、約19日という実質的に短い生物学的半減期を有
しており、その結果、糖化アルブミンは、血糖値の中期
変化をモニターするための重要なパラメーターに相当す
る[イー・フッド(E.Hud)ら、クリニカ・シミカ・アク
タ(Clin.Chem.Acta)、185(1989)、157−
164]。
【0003】糖化アルブミンは、シマ(Shima)ら[ケイ
・シマ(K.Shima)ら、ディアベトロジカ(Diabetologi
ca)31(1988)、627−631およびケイ・ジャ
スカワ(K.Jasukawa)ら、ジャーナル・オブ・クロマト
グラフィー(J.Chromatography)597(1992)、2
71]に従って、クロマトグラフィーによって単離し、
検出することができる。しかしながら、この方法は、診
断試験のために時間を消費し過ぎる。したがって、糖化
アルブミンに対する抗体が開発された。しかしながら、
これらの抗体は、他の(糖化もしくは非糖化)血清タンパ
クまたは非糖化アルブミンとの交差反応性を示し、この
交差反応性は、診断試験のためには高すぎる。アルブミ
ンのリシン525での糖化に対して特異的な抗体は、E
P−A0 257 421に開示されている。したがっ
て、これらの抗体は、特定の糖化アルブミンを認識する
だけである。エム・コーエン(M.Cohen)らは、糖化ア
ルブミンに対する別のモノクローナル抗体(A717)を
開発した[ジャーナル・オブ・イムノロジカル・メソッ
ズ(J. of Immunol.Meth.)117(1989)、121
−129]。この抗体は、in vitro糖化アルブミンおよ
び非糖化アルブミン間の区別を認めるが、in vivo糖化
アルブミンおよび非糖化アルブミン間の区別は認めな
い。この違いは、in vitro糖化アルブミンがin vivo糖
化アルブミンよりも強く糖化され、したがって、非糖化
アルブミンとは、さらに強く異なるという事実によって
説明することができる。WO 88/00346に開示
されている糖化血漿タンパクに対するモノクローナル抗
体も、単に、in vitro糖化血漿タンパクおよび非糖化血
漿タンパク間の区別を認めるだけである。この場合、最
良の抗体(74−G11)でさえ、なお、(in vitro糖化
血漿タンパクとの反応性と比較して)非糖化血漿タンパ
クと約40%の反応性を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、in vivo糖化アルブミンおよび非糖化アルブミ
ン間の区別を可能にする、糖化アルブミンに対するモノ
クローナル抗体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、イムノアフィ
ニティクロマトグラフィーおよびボロナート(boronate)
クロマトグラフィーによって血清から精製したin vivo
糖化アルブミンで免疫化し、免疫化した動物の脾臓細胞
を不死化させ、培養上清が所望のin vivo糖化アルブミ
ンに対する抗体を含有するこれらの不死化細胞をクロー
ン化することによって得ることのできる、(in vivo糖化
アルブミンとの反応性と比較して)非糖化アルブミンと
30%未満反応するin vivo糖化アルブミンに対するモ
ノクローナル抗体を提供するものである。
【0006】驚くべきことに、本発明のモノクローナル
抗体は、反応性をin vitro糖化アルブミンほど強くは糖
化されないin vivo糖化アルブミンとの反応性と比較す
る場合でさえ、非糖化アルブミンとの反応性は低い(3
0%未満)。
【0007】in vivo糖化アルブミンは、血清から単離
される。好ましくは、高フルクトサミン含量を有する、
すなわち、400〜500μmol/リットルのフルクト
サミンを有する糖尿病血清を使用する。フルクトサミン
含量は、慣用の方法で、例えば、テスト・コンビネーシ
ョン・フルクトサミン(Test Combination Fructosam
ine)[ベーリンガー・マンハイム・ゲゼルシャフト・ミ
ット・ベシュレンクテル・ハフツング(Boehringer Ma
nnheim GmbH)、カタログ番号第1298194号]で
測定される。精製のために、まず、硫酸アンモニウムを
使用して、この血清からイムノグロブリンフラクション
を沈殿させ、塩化ナトリウムを含有するリン酸バッファ
ーに対して上清を透析させる。次いで、ヒト血清アルブ
ミンに対するポリクローナルイムノグロブリンGフラク
ション上でアフィニティクロマトグラフィーに付して、
アルブミンを単離する。得られた全アルブミンフラクシ
ョンを酢酸アンモニウムバッファーに対して透析させ、
ボロナート上でクロマトグラフィーに付して、糖化アル
ブミンを分離する。このために、ボロナート基について
の全ての慣用の保持体を使用することができる;ボロナ
ートクロマトグラフィー用支持体として、フラクトゲル
(Fractogel) TSK−AFフェニルボロナートを使用
するのが好ましい。平衡化および洗浄バッファーとし
て、エタノールを含有する酢酸アンモニウムを使用する
のが好ましい。溶離は、ソルビトールを含有するトリス
(Tris)バッファーで行うのが好ましい。この方法で単
離した糖化アルブミンをリン酸バッファーに対して透析
させ、HIC(疎水性相互作用クロマトグラフィー)に付
してさらに精製する。
【0008】この方法で単離したin vivo糖化アルブミ
ンを免疫原として使用して、この目的のために一般に使
用される動物を免疫化する。マウスを使用するのが好ま
しい。
【0009】免疫化した動物の脾臓細胞の不死化は、公
知の方法に従って、例えば、骨髄腫細胞系P3X63−
Ag8−653(ATCC CRL 1580)のような骨
髄腫細胞との融合によって行われる。融合は、ガルフレ
(Galfre)[メソッズ・イン・エンザイモロジー(Method
s in Enzymology)173、1981、3]によって開示
されている方法に従って行われるのが好ましい。
【0010】該不死化細胞の培養上清を、慣用の方法に
よって、例えば、ELISA試験法によって、in vivo
糖化アルブミンおよび非糖化アルブミンとの反応性につ
いて試験する。この試験で培養上清がin vivo糖化アル
ブミンと正反応するが、非糖化アルブミンとは全く反応
しないか、または非常にわずかしか反応しないこれらの
細胞を、通常の方法で、例えば、フルオレセンス励起セ
ルソーターによって単離し、次いで、クローン化する。
【0011】本発明は、好ましくは、前記方法によって
得ることができる、非糖化アルブミンと25%未満、よ
り好ましくは10%未満、特に好ましくは1%未満反応
するin vivo糖化アルブミンに対するモノクローナル抗
体を提供するものである。細胞系「MAK 2.21.1
1」または「MAK 2.6.28」によって生産されるモノ
クローナル抗体と同等にin vivo糖化アルブミンに結合
することができるこれらのモノクローナル抗体が特に好
ましく、特にこれらの細胞系から得ることのできるモノ
クローナル抗体である。
【0012】「同等に結合できる抗体」なる用語は、所定
の既知の抗体とのエピトープ重複が検出可能である抗体
を示すと解される。このエピトープ重複は、競合試験系
の補助によって容易に測定することができる。この目的
のために、例えば、エンザイムイムノアッセイを使用し
て、抗体が所定の抗原または特定のエピトープへの結合
について公知の抗体と競合する程度を試験する。このた
めに、適当な抗原を標識形態の既知モノクローナル抗体
および過剰の検討中の抗体と一緒にインキュベートす
る。次に、形成される複合物を固定化させ、液相から固
体を分離し、次いで、2つの相のうちの一方において結
合標識を検出することによって、検討中の抗体が所定の
抗体を結合から追い出すことができる程度を容易に測定
することができる。105倍過剰で少なくとも50%の
置換がある場合、エピトープ重複が存在する。
【0013】本発明は、さらに、細胞系「MAK 2.2
1.11およびMAK 2.6.28」を提供するものであ
る。
【0014】さらに本発明は、イムノアフィニティクロ
マトグラフィーおよびボロナートクロマトグラフィーに
よって血清から精製したin vivo糖化アルブミンで免疫
化し、免疫化した動物の脾臓細胞を不死化させ、培養上
清が所望の糖化アルブミンに対する抗体を含有するこら
れ不死化細胞をクローン化することを特徴とする、本発
明のin vivo糖化アルブミンに対するモノクローナル抗
体の生産方法を提供するものである。
【0015】驚くべきことに、前記方法で単離されたin
vivo糖化アルブミンが、非糖化アルブミンとの交差反
応性が低いin vivo糖化アルブミンに対するモノクロー
ナル抗体を得るために特に好適な免疫原であることが判
明した。
【0016】したがって、本発明は、さらに、アルブミ
ンをイムノアフィニティクロマトグラフィーによって血
清から精製し、in vivo糖化アルブミンをボロナートク
ロマトグラフィーによって分離することを特徴とするin
vivo糖化アルブミンの精製方法を提供するものであ
る。
【0017】本発明のモノクローナル抗体は、in vivo
糖化アルブミンおよび非糖化アルブミン間での免疫学的
区別ができる。したがって、本発明のモノクローナル抗
体は、血清試料中のin vivo糖化アルブミンの診断検査
に好適である。
【0018】したがって、本発明は、さらに、in vivo
糖化アルブミンの特異的測定のための免疫学的試験方法
において使用するための本発明のモノクローナル抗体を
提供するものである。
【0019】この測定は、ELISA蛍光イムノアッセ
イ、ラジオイムノアッセイ、蛍光−偏光イムノアッセ
イ、CEDIAまたはEMITのような全ての従来のイ
ムノアッセイによって行うことができる。該試験は、こ
の方法で、競合イムノアッセイによるような均質試験と
して、および不均質試験として行うことができる。該試
験は、反応相手のうちの一方を固定化して行われるのが
好ましい。
【0020】したがって、本発明は、分析試料を抗体と
インキュベートし、形成された複合物を結合反応の前ま
たは後に固定化させ、次いで、慣用の方法で抗原に対す
る抗体の結合を測定することを特徴とする、in vivo糖
化アルブミンの特異的検出に使用するための本発明のモ
ノクローナル抗体を提供するものでもある。
【0021】分析試料からの糖化アルブミンに対する抗
体の結合の検出は、サンドイッチELISA試験で行わ
れるのが好ましい。このために、まず、マイクロタイタ
ープレートを血清アルブミンに対するポリクローナル抗
血清で被覆し、次いで、分析試料と一緒にインキュベー
トする。この方法で、糖化アルブミンおよび非糖化アル
ブミンを固定ポリクローナル抗血清に結合させる。次い
で、第1工程で固定化されたin vivo糖化アルブミンに
だけ結合する本発明のin vivo糖化アルブミンに対する
モノクローナル抗体と一緒にインキュベートする。次い
で、本発明の抗体を得た動物種由来のネズミFcγに対
する標識抗体によって、本発明の抗体の結合を検出す
る。別法としては、本発明の抗体は、直接標識化するこ
ともできる。標識化は、通常の方法で、例えば、酵素標
識、蛍光標識または化学発光標識によって行われる。
【0022】さらに、本発明は、少なくとも1つの本発
明のモノクローナル抗体を使用することを特徴とする、
in vivo糖化アルブミンの免疫学的特異的測定方法を提
供するものである。この免疫学的方法は、特にサンドイ
ッチアッセイのような前記イムノアッセイ、競合試験ま
たは均質試験の全てに従って行うことができる。かかる
免疫学的方法では、分析試料を抗体と一緒にインキュベ
ートし、形成された複合物を結合反応の前または後に固
定化させ、次いで、抗原に対する抗体の結合を慣用の方
法で測定するのが好ましい。
【0023】本発明のin vivo糖化アルブミンに対する
モノクローナル抗体を生産する2つのハイブリドーマ細
胞系「MAK 2.21.11(DSM ACC 2052)」
および「MAK 2.6.28(DSM ACC 2053)」
は、1992年10月21日にドイツ連邦共和国デー−
33ブラウンシュベイク、マチェロデルヴェーク1ベー
番の「ドイッチェ・ザームルンク・フュア・ゼールクル
トゥーレン・ウント・ミクロオルガニズメン・ゲゼルシ
ャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング」(Deu
tsche Sammlung fuer Zellkulturen und Mikroorgan
ismen GmbH)に寄託された。
【0024】本発明を、以下の実施例によってさらに詳
細に説明する。
【0025】
【実施例】
実施例1 ヒト血清からin vivo糖化アルブミンの単離
【0026】1.硫酸アンモニウム沈殿 まず、最終濃度2.85mol/リットルまで硫酸アンモニ
ウムを添加し、次いで、室温で1時間撹拌することによ
って、高フルクトサミン含量(400〜500μmol/リ
ットル)を有する糖尿病血清からイムノグロブリンフラ
クションを沈殿させる。沈殿物を12000×gで20
分間遠心し、廃棄する。アルブミン含有上清をカリウム
バッファー(pH6.8)(50mmol/リットル)/塩化ナ
トリウム(50mmol/リットル)に対して透析する。次い
で、同一のバッファーを使用して蛋白濃度を10mg/ml
に調節する。
【0027】2.イムノアフィニティクロマトグラフィ
ー a)免疫吸着剤の製造 製造者の指示に従って、ヒト血清アルブミンに対して特
異的であり、かつ、免疫吸着的に精製されたヒツジ由来
のポリクローナルイムノグロブリンGフラクションをグ
ルタルジアルデヒド−活性アミノ−セフェロジル(Seph
erosil)[シリケートを基剤とする支持体、ベーリンガー
・マンハイム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンク
テル(Boehringer Mannheim GmbH)、カタログ番号第
665525号]に結合させる。得られた吸着剤は、吸
着剤1ml当たりヒト血清アルブミン約3mgの結合能を有
する。
【0028】b)免疫吸着 2a)からの免疫吸着剤をリン酸カリウムバッファー(p
H6.8)(50mmol/リットル)/塩化ナトリウム(50m
mol/リットル)で平衡化させる。次いで、1)からのア
ルブミンフラクションを室温で2時間以内に適用する。
次いで、非結合蛋白を5カラム容量のリン酸カリウムバ
ッファー(pH6.8)(250mmol/リットル)で洗浄す
る。
【0029】結合した全アルブミンを室温で2カラム容
量の0.1%HClで溶離し、次いで、酢酸アンモニウム
(pH8.5)(1mol/リットル)に対して透析する。
【0030】3.ボロナート・クロマトグラフィー フラクトゲル TSK AF フェニルボロナート(Fract
ogel TSK AF phenyl boronate)(メルク(Merck))
上でクロマトグラフィーに付して、全アルブミンから糖
化アルブミンを分離する。クロマトグラフィー材は、5
%(v/v)エタノールを含有する酢酸アンモニウム(p
H8.5)(1mol/リットル)で平衡化させる。
【0031】2b)からの全アルブミンフラクションを
まずアミコンセル(Amicon cell)(YM10膜)中でタン
パク10mg/mlに濃縮し、エタノールを最終濃度5%
(v/v)まで添加し、得られた溶液を室温で2時間以内
にカラムに適用する。次いで、非結合タンパクを1時間
以内に4カラム容量の平衡バッファーで洗浄する。次い
で、結合した糖化アルブミンを室温で1時間以内に1〜
2カラム容量の溶離バッファー(トリス(100mmol/リ
ットル)/ソルビトール(800mmol/リットル)を含有
するHCl(pH8.5))で溶離し、次いで、リン酸カリ
ウムバッファー(pH7.9)(50mmol/リットル)に対
して透析する。
【0032】4.HICクロマトグラフィー フェニル−TSK 5 PW カラム(150mm×21.5m
m;トーソハース(Tosohaas)、カタログ番号第0765
6号)上でHPLCに付して、単離したin vivo糖化アル
ブミンを精製する。
【0033】3からのボロナートカラムの溶出液をタン
パク約8mg/mlまで濃縮し、硫酸アンモニウムを最終濃
度1mol/リットルまで添加し、0.45μmフィルター
上で濾過する。得られた溶液をHPLCの操作当たり最
大1ml注入する。
【0034】以下のバッファー勾配液を用いてHPLC
を行う: 0〜 25分 A 100%、B 0% 25〜 30分 B 40%までの直線勾配液 30〜 60分 B 100%までの直線勾配液 60〜130分 B 100% 130〜135分 A 100%、B 0%までの直線勾
配液
【0035】バッファーA:硫酸アンモニウム(1mol/
リットル)/リン酸カリウム(pH7.0)(50mmol/リ
ットル) バッファーB:リン酸カリウムバッファー(pH7.0)
(50mmol/リットル)
【0036】室温で、流速5ml/分で分離を行う。
【0037】溶出液をフラクションに回収し、SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動(PHAST System P
harmacia)によると99%を超える純度を有するこれら
のフラクションをプールする。次いで、これらのフラク
ションをリン酸カリウムバッファー(pH7.0)(15mm
ol/リットル)/塩化ナトリウム(50mmol/リットル)
に対して透析し、タンパク3〜5mg/mlに濃縮し、次い
で、−80℃で貯蔵する。
【0038】実施例2 in vivo糖化アルブミンに対するモノクローナル抗体の
生産
【0039】1.糖化アルブミンによるマウスの免疫化 12週齢のBalb/cマウスをフロイント完全アジュバ
ント(CFA)中の糖化アルブミン(実施例1に従って単
離した)100μgで腹腔内一次免疫化する。さらに、6
週間後、4週間毎に3回免疫化する。毎回、フロイント
不完全アジュバント(IFA)中の糖化アルブミン100
μgを腹腔内投与する。次いで、免疫化マウスの脾臓細
胞と骨髄腫細胞との融合の4日前および3日前に、さら
に2回、PBS中の糖化アルブミン100μgで静脈内
免疫化する。
【0040】2.免疫化およびクローニング ガルフレ(Galfre)、メソッズ・イン・エンザイモロジ
ー(Methods in Enzymology)73、1981、3に従
って、前記1に従って免疫化されたマウスの脾臓細胞と
骨髄腫細胞とを融合させる。この方法では、免疫化マウ
スの脾臓細胞約1×108個を骨髄腫細胞(P3X63−
Ag8−653、ATCC CRL1580)2×107
と混合し、次いで、遠心する(300×gおよび4℃で
10分)。次いで、該細胞を無ウシ胎児血清(FCS)R
PMI 1640培地で1回洗浄し、再度、50mlのコ
ニカルチューブ中、400×gで遠心する。上清をデカ
ントし、軽くたたいて細胞沈降物を徐々に弛ませ、これ
にPEG(分子量4000、メルク(Merck)、ダルムシ
ュタット)1mlを添加し、ピペッティングによって混合
する。1分後、37℃で水浴中、FCS不含RPMI
1640 5mlを室温で4〜5分以内に滴下する。次い
で、10%FCS含有RPMI 1640 5mlを約1分
以内に滴下し、混合し、培地(RPMI 1640 + 1
0%FCS)で50mlまで充填し、次いで、400×g
および4℃で10分間遠心する。沈降した細胞を10%
FCS含有RPMI 1640培地に取り、ヒポキサン
チン−アザセリン選択培地(10%FCS含有RPMI
1640中ヒポキサンチン(100mmol/リットル)、ア
ザセリン(1μg/ml))中に接種する。該培地に成長因子
としてインターロイキン6(ベーリンガー・マンハイム
・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツ
ング(Boehringer Mannheim GmbH)、カタログ番号第
1271 172号、100U/ml)を添加する。
【0041】融合の約1週間後、すでに多くのコロニー
が肉眼で見られる。一次培養物の上清をELISAで試
験する(実施例3を参照)。糖化アルブミンに対する抗体
を生産する一次培養物を、フルオレセンス励起セルソー
ターによるヌンク・カンパニー(Nunc company)からの
96ウエルのマイクロタイタープレート中で単一細胞沈
着によってクローン化する。次いで、クローニングのた
めに、該培地にインターロイキン6(100単位/ml)を
添加する。
【0042】実施例3 得られたモノクローナル抗体の特異性の測定 ELISA試験で、得られた抗体の特異性を測定する。
このために、マイクロタイタープレートのウエル当たり
100μlの、ヒト血清アルブミンに対するヒツジ由来
の免疫吸着的に精製されたポリクローナル抗血清の溶液
(被覆バッファー(=炭酸ナトリウム(0.2mol/リット
ル)/炭酸水素ナトリウム(pH9.3−9.5)中10μg
/ml)を、まず、室温で1時間、振盪しつつインキュベ
ートし、次いで、0.9%塩化ナトリウム/0.05%ト
ゥイーン(Tween)20で3回洗浄した。次いで、室温で
30分間、ウエル当たり200μlの0.5%クロテイン
C(PBS中)で再被覆することによって非特異的結合部
位を遮断する。
【0043】この方法で調製されたマイクロタイタープ
レートにおいて、ウエル当たり100μlの糖化アルブ
ミンのPBS中溶液(1μg/ml、実施例1に従って単
離)を添加し、振盪しつつ、室温で1時間インキュベー
トする。
【0044】並行して、同様の方法で、対照混合物を非
糖化アルブミンの溶液100μlで処理する。過ヨウ素
酸ナトリウム(酢酸ナトリウムバッファー(pH5.5)
(30mmol/リットル)中2.5mmol/リットル)で糖残基
を酸化切断し(0℃で45分間)、セファロース(Sephar
ose) G−25上で過剰の過ヨウ素酸塩を除去し、次い
で、酸化で得られた反応性アルデヒド基をセミカルバジ
ドと反応させる(30mmol/リットル酢酸ナトリウム/
炭酸ナトリウム(pH7.5)、25℃で1時間インキュ
ベーション、次いで、リン酸カリウム(15mmol/リッ
トル)/塩酸ナトリウム(pH7.5)(50mmol/リット
ル)に対して透析する)ことによって、ヒト血清アルブミ
ン(ベーリンガー・ヴェルケ(Boehringer Werke)、カ
タログ番号第ORHA 20/21号)から非糖化アルブ
ミンを得る。
【0045】0.9%塩化ナトリウム/0.05%トゥイ
ーン20で3回洗浄した後、ウエル当たり100μl
の、実施例2からの細胞培養上清を添加し、振盪しつ
つ、室温で1時間インキュベートする。次に、再度3回
洗浄し、次いで、ウエル当たり100μlの、マウスの
Fcγに対するヒツジ由来のペルオキシダーゼ標識ポリ
クローナル抗血清(免疫吸着的に精製した、20mU/m
l)の添加によって、結合抗体を検出する。このために、
これを振盪しつつ、室温で1時間インキュベートし、次
いで、3回洗浄し、ウエル当たり100μlのABTSR
の添加によって、試験反応を開始する。室温で30分
後、Dynatech ELISA reader MR700で405
/490nmで測定を行う。
【0046】結果を下記「表1」に示す。各々の場合、ア
ルブミン分析物なしのインキュベーションで得られたブ
ランク値を括弧内に示す。
【0047】
【表1】
【0048】実施例4 試料中の糖化アルブミンの量の測定 実施例3と同様のELISA試験法で、試料中の糖化ア
ルブミンの量を測定する。
【0049】実施例3の記載に従って調製したマイクロ
タイタープレートの各ウエルに測定されるべき試料10
0μlを添加し、振盪しつつ、室温で1時間インキュベ
ートする。
【0050】0.9%塩化ナトリウム/0.05%トゥイ
ーン20で3回洗浄した後、ウエル当たり100μl
の、糖化アルブミン(1または5μg/ml)に対する抗体
を添加し、室温で1時間インキュベートする。次に、再
度、3回洗浄し、次いで、ウエル当たり100μlの、
マウスのFcγに対するヒツジ由来のペルオキシダーゼ
標識ポリクローナル抗血清(免疫吸着的に精製した、2
0mU/ml)を添加することによって、結合抗体を検出す
る。このために、これを振盪しつつ、室温で1時間イン
キュベートし、次いで、再度、3回洗浄し、ウエル当た
り100μlのABTSRを添加することによって、試験
反応を開始する。室温で30分後、Dynatech ELIS
A reader MR700中で405/490nmで測定を行
う。分析試料中の糖化アルブミンの量は、既知量の糖化
アルブミンを添加した場合に得られる吸光度と比較する
ことによって決定することができる。
【0051】実施例5 糖化アルブミンに対する抗体のエピトープ重複の測定 競合エンザイムイムノアッセイを行って、抗体の、モノ
クローナル抗体「MAK 2.21.11(DSM ACC
2052)」とのエピトープ重複を検出する。このため
に、まず、製造者の指示に従って、D−ビオチニル−ε
−アミドカプロン酸−N−ヒドロキシスクシンイミドエ
ステル(ベーリンガー・マンハイム(Boehringer Mannh
eim)、カタログ番号第1008960号)で、実施例1
に従って単離した糖化アルブミンをビオチニル化する。
PBS 100μl中、このビオチニル化抗体300ngを
ストレプトアビジン被覆マイクロタイタープレート(E
P−A 0 344 578に従って製造した)に、室温で
1時間インキュベートすることによって結合させる。P
BS/0.05%トゥイーン20で4回洗浄した後、ペ
ルオキシダーゼ(最終濃度250mU/ml)で標識化した
モノクローナル抗体「MAK 2.21.11」と一緒に、
および評価されるべき抗体と一緒に同時にインキュベー
トする。PBS/0.05%トゥイーン20で再度4回
洗浄した後、室温で30分間、過ホウ酸ナトリウム含有
バッファー中で、酵素基質溶液ABTSR(ベーリンガー・マンハイム
・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング(Boehringer Mannheim
GmbH)、カタログ番号第687251号および第68
7359号)と一緒にインキュベートし、次いで、結合
POD標識モノクローナル抗体「MAK 2.21.11」
の量の指標として、405nmでの吸光度を測定する。こ
の値を、モノクローナル抗体「MAK 2.21.11」単
独とのインキュベーションで得られた吸光度と比較す
る。少なくとも50%の競合がモノクローナル抗体「M
AK 2.21.11」酵素コンジュゲート(250mU/m
l)と比較して105倍過剰までの評価されるべき抗体を
検出することができる場合、エピトープ重複は存在す
る。
【0052】
【発明の効果】本発明によると、非糖化アルブミンと3
0%未満反応するin vivo糖化アルブミンに対するモノ
クローナル抗体を得ることができ、このモノクローナル
抗体によって、in vivo糖化アルブミンおよび非糖化ア
ルブミン間の区別を可能にすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12P 21/02 C 8214−4B G01N 33/53 V 8310−2J 33/577 B 8310−2J //(C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 ライナー・シュリプフェンバッヒャー ドイツ連邦共和国デー−67098バート・デ ュルクハイム、シェンケンベールシュトラ ーセ9番 (72)発明者 クラウス・ハレルマイヤー ドイツ連邦共和国デー−80339ミュンヘン、 バルトシュトラーセ31番 (72)発明者 ウルリッヒ・エシッヒ ドイツ連邦共和国デー−82152プラネッヒ、 ヨーゼフ−フォン−ヒルシュ−シュトラー セ51番 (72)発明者 クリスタ・ヒュブナー・パライツ ドイツ連邦共和国デー−82327トゥートツ ィング、マリーンシュトラーセ11番

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イムノアフィニティクロマトグラフィー
    およびボロナートクロマトグラフィーによって血清から
    精製したin vivo糖化アルブミンで免疫化し、免疫化し
    た動物の脾臓細胞を不死化させ、次いで、培養上清が所
    望の糖化アルブミンに対する抗体を含有するこれら不死
    化細胞をクローン化することによって得ることのでき
    る、非糖化アルブミンと30%未満反応するin vivo糖
    化アルブミンに対するモノクローナル抗体。
  2. 【請求項2】 非糖化アルブミンと25%未満反応する
    請求項1記載のモノクローナル抗体。
  3. 【請求項3】 非糖化アルブミンと10%未満反応する
    請求項1または2記載のモノクローナル抗体。
  4. 【請求項4】 非糖化アルブミンと1%未満反応する請
    求項1〜3のいずれか1項記載のモノクローナル抗体。
  5. 【請求項5】 細胞系「MAK 2.21.11(DSM A
    CC 2052)」または「MAK 2.6.28(DSM A
    CC 2053)」によって生産されるモノクローナル抗
    体と同等に糖化アルブミンに結合することができる請求
    項1〜4のいずれか1項記載のモノクローナル抗体。
  6. 【請求項6】 細胞系「MAK 2.21.11(DMS A
    CC 2052)」または「MAK 2.6.28(DSM A
    CC 2053)」から得ることのできる請求項1〜5の
    いずれか1項記載のモノクローナル抗体。
  7. 【請求項7】 細胞系「MAK 2.21.11(DSM A
    CC 2052)」。
  8. 【請求項8】 細胞系「MAK 2.6.28(DSM AC
    C 2053)」。
  9. 【請求項9】 イムノアフィニティクロマトグラフィー
    およびボロナートクロマトグラフィーによって血清から
    精製したin vivo糖化アルブミンで免疫化し、免疫化し
    た動物の脾臓細胞を不死化させ、培養上清が所望の糖化
    アルブミンに対する抗体を含有するこれら不死化細胞を
    クローン化することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1項記載のモノクローナル抗体の生産方法。
  10. 【請求項10】 イムノアフィニティクロマトグラフィ
    ーによってアルブミンを血清から精製し、ボロナートク
    ロマトグラフィーによってin vivo糖化アルブミンを分
    離することを特徴とするin vivo糖化アルブミンの精製
    方法。
  11. 【請求項11】 in vivo糖化アルブミンの特異的測定
    のための免疫学的検出方法において使用するための、請
    求項1〜6のいずれか1項記載のモノクローナル抗体。
  12. 【請求項12】 分析試料を抗体と一緒にインキュベー
    トし、形成された複合物を結合反応の前または後に固定
    化させ、次いで、慣用の方法で抗原に対する抗体の結合
    を測定することを特徴とするin vivo糖化アルブミンの
    特異的検出に使用するための、請求項1〜6のいずれか
    1項記載のモノクローナル抗体。
  13. 【請求項13】 請求項1〜6のいずれか1項記載の少
    なくとも1つのモノクローナル抗体を使用することを特
    徴とする、in vivo糖化アルブミンの免疫学的特異的測
    定方法。
  14. 【請求項14】 分析試料を抗体と一緒にインキュベー
    トし、形成された複合物を結合反応の前または後に固定
    化させ、抗原に対する抗体の結合を慣用の方法で測定す
    る、請求項13記載の免疫学的特異的測定方法。
JP6045471A 1993-03-17 1994-03-16 イン・ビボ糖化アルブミンに対するモノクローナル抗体 Pending JPH06319586A (ja)

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EP0657470A3 (de) 1997-12-10

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