JPH06319407A - 水浄化装置 - Google Patents
水浄化装置Info
- Publication number
- JPH06319407A JPH06319407A JP5112675A JP11267593A JPH06319407A JP H06319407 A JPH06319407 A JP H06319407A JP 5112675 A JP5112675 A JP 5112675A JP 11267593 A JP11267593 A JP 11267593A JP H06319407 A JPH06319407 A JP H06319407A
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- JP
- Japan
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- water
- tank
- air
- circulation
- culture tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は水浄化装置に関するもので、微生物
培養槽に微生物を効果的に繁殖させて浄化性能を維持す
るとともに、停電や漏水により水の循環が停止した場
合、酸欠による魚の死を防止し、外部に報知することを
目的としたものである。 【構成】 水槽1の水を循環させる強制循環流路に順に
設けた水圧送手段3、微生物培養槽5、この微生物培養
槽へ空気を送る空気供給手段4とからなる水循環回路部
と、前記水槽1内に空気を供給する直流電源用空気供給
手段10、前記直流電源用空気供給手段10を制御する
制御手段14とを備え、水循環回路部の水の循環停止を
検知することにより、直流電源用空気供給手段を作動さ
せ、水槽1内へ酸素を供給する構成としたものである。
培養槽に微生物を効果的に繁殖させて浄化性能を維持す
るとともに、停電や漏水により水の循環が停止した場
合、酸欠による魚の死を防止し、外部に報知することを
目的としたものである。 【構成】 水槽1の水を循環させる強制循環流路に順に
設けた水圧送手段3、微生物培養槽5、この微生物培養
槽へ空気を送る空気供給手段4とからなる水循環回路部
と、前記水槽1内に空気を供給する直流電源用空気供給
手段10、前記直流電源用空気供給手段10を制御する
制御手段14とを備え、水循環回路部の水の循環停止を
検知することにより、直流電源用空気供給手段を作動さ
せ、水槽1内へ酸素を供給する構成としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観賞魚用水槽の水や、
魚飼育用水槽の水の汚れを浄化する水浄化装置に関する
ものである。
魚飼育用水槽の水の汚れを浄化する水浄化装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、貯水槽、人工池、プール等にお
いては、外部からの混入物により生ずる有機物による汚
染があり、この浄化が大きな課題であった。
いては、外部からの混入物により生ずる有機物による汚
染があり、この浄化が大きな課題であった。
【0003】又、観賞魚用水槽においては、水槽中の水
は魚の排泄物と食残しの餌の分解等が原因でアンモニア
や汚れの発生、病原菌の繁殖による汚染などの課題があ
る。さらに、アンモニア等の窒素化合物が分解する過程
で発生する亜硝酸による汚染も大きな課題であった。
は魚の排泄物と食残しの餌の分解等が原因でアンモニア
や汚れの発生、病原菌の繁殖による汚染などの課題があ
る。さらに、アンモニア等の窒素化合物が分解する過程
で発生する亜硝酸による汚染も大きな課題であった。
【0004】従来この種の水浄化装置は図3に示すよう
に、水槽16の水を水圧送手段17によって循環させる
強制循環流路に鉱物質からなる浄化モジュール18と、
浄化モジュール18の上流側に好気性菌を効果的に繁殖
させ浄化性能を高めるため、および魚の生育に必要な酸
素を供給するためのイジェクター効果を用いた空気供給
手段19を設けている(例えば特願平2−216035
号)。
に、水槽16の水を水圧送手段17によって循環させる
強制循環流路に鉱物質からなる浄化モジュール18と、
浄化モジュール18の上流側に好気性菌を効果的に繁殖
させ浄化性能を高めるため、および魚の生育に必要な酸
素を供給するためのイジェクター効果を用いた空気供給
手段19を設けている(例えば特願平2−216035
号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、水浄化装置の運転が何らかの原因により停
止した場合、水槽内が酸欠状態となり魚が死ぬという課
題があった。
の構成では、水浄化装置の運転が何らかの原因により停
止した場合、水槽内が酸欠状態となり魚が死ぬという課
題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、水浄
化装置の運転が停止した場合、水槽内に酸素を送り込み
酸欠による魚の死を防ぐと共に、水の循環停止を外部に
報知することを目的としたものである。
化装置の運転が停止した場合、水槽内に酸素を送り込み
酸欠による魚の死を防ぐと共に、水の循環停止を外部に
報知することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の水浄化装置は、水槽の水を循環させる強制
循環流路に順に設けた水圧送手段、微生物培養槽、この
微生物培養槽へ空気を送る空気供給手段とからなる水循
環回路部と、前記水槽内に空気を供給する直流電源用空
気供給手段と、前記直流電源用空気供給手段を制御する
制御手段とを備え、制御手段は水循環回路部の水の循環
停止を検知することにより、直流電源用空気供給手段を
作動させ、水槽内へ酸素を供給する構成としたものであ
る。
に、本発明の水浄化装置は、水槽の水を循環させる強制
循環流路に順に設けた水圧送手段、微生物培養槽、この
微生物培養槽へ空気を送る空気供給手段とからなる水循
環回路部と、前記水槽内に空気を供給する直流電源用空
気供給手段と、前記直流電源用空気供給手段を制御する
制御手段とを備え、制御手段は水循環回路部の水の循環
停止を検知することにより、直流電源用空気供給手段を
作動させ、水槽内へ酸素を供給する構成としたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によれば、水槽中の有害物質
は水圧送手段により空気供給手段をへて微生物培養槽へ
と送られる。送られた有害物質は空気と共に微生物培養
槽へ入る。微生物培養槽へ入った有害物質は好気性菌の
働きにより酸化分解され除去される。
は水圧送手段により空気供給手段をへて微生物培養槽へ
と送られる。送られた有害物質は空気と共に微生物培養
槽へ入る。微生物培養槽へ入った有害物質は好気性菌の
働きにより酸化分解され除去される。
【0009】停電または漏水により水の循環が停止した
場合、直流電源用空気供給手段を作動させ、水槽内に酸
素を送りこむ。
場合、直流電源用空気供給手段を作動させ、水槽内に酸
素を送りこむ。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
【0011】図1および図2において、1は水槽、2は
水浄化装置であり、水圧送手段である循環ポンプ3、循
環流の流体エネルギーにより空気を誘引するイジェクタ
ー作用により外部空気を流水中に導入する空気供給手段
4、空気供給手段4の下流に鉱物質からなる微生物固定
床が封入された微生物培養槽5、更に下流にヒータ6、
紫外線ランプ7が取り付けられた加熱殺菌ユニット8が
配設され、水浄化のための水循環回路を構成している。
水浄化装置であり、水圧送手段である循環ポンプ3、循
環流の流体エネルギーにより空気を誘引するイジェクタ
ー作用により外部空気を流水中に導入する空気供給手段
4、空気供給手段4の下流に鉱物質からなる微生物固定
床が封入された微生物培養槽5、更に下流にヒータ6、
紫外線ランプ7が取り付けられた加熱殺菌ユニット8が
配設され、水浄化のための水循環回路を構成している。
【0012】9は漏水を検知する漏水センサ、10は直
流電源部11内のリレーの働きにより直流電源で作動す
るエアーポンプで、逆止弁12を介して水循環回路に連
通されている。13は循環ポンプ3の運転停止により水
循環回路を遮断する電磁弁、14は制御手段であり、循
環ポンプ3、ヒータ6、紫外線ランプ7、漏水センサ
9、直流電源部11、電磁弁13が結線されている。1
5はストレーナーユニットで、循環水中の固形物を除去
する。
流電源部11内のリレーの働きにより直流電源で作動す
るエアーポンプで、逆止弁12を介して水循環回路に連
通されている。13は循環ポンプ3の運転停止により水
循環回路を遮断する電磁弁、14は制御手段であり、循
環ポンプ3、ヒータ6、紫外線ランプ7、漏水センサ
9、直流電源部11、電磁弁13が結線されている。1
5はストレーナーユニットで、循環水中の固形物を除去
する。
【0013】微生物培養槽5には好気性微生物が培養さ
れている。微生物固定床として高炉水砕を原料としたサ
ドルロック型セラミックスを用いている。この高炉水砕
は製鉄所から溶鉄1.0トン当たり約0.5トン発生するス
ラッグを急冷して製造され、主にセメントの原料や土壌
改良材として使用されるものである。高炉水砕は多孔質
のガラス質でCaO、SiO2 、Al2 O3 を主成分と
し、この他MgO、FeOなどを含んでいる。
れている。微生物固定床として高炉水砕を原料としたサ
ドルロック型セラミックスを用いている。この高炉水砕
は製鉄所から溶鉄1.0トン当たり約0.5トン発生するス
ラッグを急冷して製造され、主にセメントの原料や土壌
改良材として使用されるものである。高炉水砕は多孔質
のガラス質でCaO、SiO2 、Al2 O3 を主成分と
し、この他MgO、FeOなどを含んでいる。
【0014】図2は、直流電源部11内のリレーの働き
により作動する直流電源用エアーポンプ10の制御回路
図である。
により作動する直流電源用エアーポンプ10の制御回路
図である。
【0015】上記構成において、制御手段14のスイッ
チを入れると、電磁弁13が作動して開の状態となり、
循環ポンプ3が運転を開始する。水槽1内の水は、電磁
弁13、循環ポンプ3、空気供給手段4、微生物培養槽
5、加熱殺菌ユニット8を通って水槽1内へ戻る。
チを入れると、電磁弁13が作動して開の状態となり、
循環ポンプ3が運転を開始する。水槽1内の水は、電磁
弁13、循環ポンプ3、空気供給手段4、微生物培養槽
5、加熱殺菌ユニット8を通って水槽1内へ戻る。
【0016】この循環系において、水槽1中の魚の排泄
物や食べ残しの餌などの有機物、及び有機物から発生す
るアンモニアや亜硝酸塩を含んだ水槽水は、鉱物質固定
床の表面に最初から付着している人工的に培養された好
気性微生物、およびそれらの活性化物質と、循環水中に
吸引された空気中に含まれる酸素とにより酸化分解され
硝酸塩になる。このアンモニアの硝酸塩への酸化分解反
応は次に示す反応式で表される。
物や食べ残しの餌などの有機物、及び有機物から発生す
るアンモニアや亜硝酸塩を含んだ水槽水は、鉱物質固定
床の表面に最初から付着している人工的に培養された好
気性微生物、およびそれらの活性化物質と、循環水中に
吸引された空気中に含まれる酸素とにより酸化分解され
硝酸塩になる。このアンモニアの硝酸塩への酸化分解反
応は次に示す反応式で表される。
【0017】 NH4 ++1.5O2 → NO2 -+H2O+H+ …… NO2 -+0.5O2 → NO3 …………………… このようにして水槽1中の魚の排泄物や食べ残しの餌な
どの有機物、及び有機物から発生するアンモニアは、硝
酸塩に酸化され無害となり水槽1の水は浄化される。
どの有機物、及び有機物から発生するアンモニアは、硝
酸塩に酸化され無害となり水槽1の水は浄化される。
【0018】停電や漏水センサ9からの信号により循環
ポンプ3の運転が停止した場合、電磁弁13が閉となり
水回路を遮断、制御手段14からの信号により、直流電
源部11内のリレースイッチが切り替わり直流電源が入
ってエアーポンプ10が作動する。これにより、酸素が
逆止弁12を通って水槽1内へ補給されるため、酸欠に
よる魚の死を防止する事ができる。さらに水槽内へエア
ーレーションするため水の循環停止を外部に知らせる報
知手段となる。
ポンプ3の運転が停止した場合、電磁弁13が閉となり
水回路を遮断、制御手段14からの信号により、直流電
源部11内のリレースイッチが切り替わり直流電源が入
ってエアーポンプ10が作動する。これにより、酸素が
逆止弁12を通って水槽1内へ補給されるため、酸欠に
よる魚の死を防止する事ができる。さらに水槽内へエア
ーレーションするため水の循環停止を外部に知らせる報
知手段となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の水浄化装置によれ
ば、次の効果が得られる。 (1)停電や漏水により水の循環が停止した場合、エア
ーポンプが作動し水槽内に酸素を送り込むため、酸欠に
よる魚の死を防ぐことができる。 (2)水槽内にエアーレーションするため、水の循環停
止を外部に知らせる報知手段となる。
ば、次の効果が得られる。 (1)停電や漏水により水の循環が停止した場合、エア
ーポンプが作動し水槽内に酸素を送り込むため、酸欠に
よる魚の死を防ぐことができる。 (2)水槽内にエアーレーションするため、水の循環停
止を外部に知らせる報知手段となる。
【図1】本発明の一実施例における水浄化装置の構成断
面図
面図
【図2】同直流電源用エアーポンプを制御する制御回路
図
図
【図3】従来例の水浄化装置の断面図
1 水槽 3 水圧送手段 4 空気供給手段 5 微生物培養槽 10 直流電源用空気供給手段 14 制御手段
フロントページの続き (72)発明者 服部 正業 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】水槽の水を循環させる強制循環流路に順に
設けた水圧送手段、微生物培養槽、この微生物培養槽へ
空気を送る空気供給手段とからなる水循環回路部と、前
記水槽内に空気を供給する直流電源用空気供給手段と、
前記直流電源用空気供給手段を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は水循環回路部の水の循環停止を検知
して前記直流電源用空気供給手段を作動させ、水槽内へ
酸素を供給する構成とした水浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112675A JPH06319407A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 水浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112675A JPH06319407A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 水浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06319407A true JPH06319407A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14592668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5112675A Pending JPH06319407A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 水浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06319407A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100761415B1 (ko) * | 2006-12-16 | 2007-10-04 | 이윤자 | 미생물 서식용 활어수족관 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP5112675A patent/JPH06319407A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100761415B1 (ko) * | 2006-12-16 | 2007-10-04 | 이윤자 | 미생물 서식용 활어수족관 |
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