JPH0631708B2 - 蓄熱装置 - Google Patents
蓄熱装置Info
- Publication number
- JPH0631708B2 JPH0631708B2 JP60021694A JP2169485A JPH0631708B2 JP H0631708 B2 JPH0631708 B2 JP H0631708B2 JP 60021694 A JP60021694 A JP 60021694A JP 2169485 A JP2169485 A JP 2169485A JP H0631708 B2 JPH0631708 B2 JP H0631708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- seed crystal
- chamber
- storage device
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D20/00—Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00
- F28D20/02—Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00 using latent heat
- F28D20/028—Control arrangements therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蓄熱装置に係り、詳しくは扁平形の蓄熱容器を
用いたカプセル式の蓄熱装置内に封入した潜熱蓄熱材を
種結晶と接触させることにより、所望の温度で効果的に
潜熱を放出できる蓄熱装置の構造に関する。
用いたカプセル式の蓄熱装置内に封入した潜熱蓄熱材を
種結晶と接触させることにより、所望の温度で効果的に
潜熱を放出できる蓄熱装置の構造に関する。
従来の蓄熱装置として、特公昭52−22460号，特公昭52
−22461号に示されるように、潜熱蓄熱材（例えば融点
３０℃の硫酸ナトリウム１０水塩、融点４８℃のチオ硫
酸ナトリウム５水塩等の無機含水塩）を封入した蓄熱容
器の側壁に細いパイプを設け、そのパイプ内に種結晶を
入れて、この種結晶と前記蓄熱材とを接触させることに
より、蓄熱材の過冷却を防いで所望の温度で潜熱を放出
できる構造のものが知られている。
−22461号に示されるように、潜熱蓄熱材（例えば融点
３０℃の硫酸ナトリウム１０水塩、融点４８℃のチオ硫
酸ナトリウム５水塩等の無機含水塩）を封入した蓄熱容
器の側壁に細いパイプを設け、そのパイプ内に種結晶を
入れて、この種結晶と前記蓄熱材とを接触させることに
より、蓄熱材の過冷却を防いで所望の温度で潜熱を放出
できる構造のものが知られている。
しかし、この蓄熱装置は、内部に熱交換器を設けたタン
ク式蓄熱装置に好適な発明であり、また、種結晶を入れ
てある細パイプが大形の蓄熱容器の外部に突出した状態
にあるので、蓄熱装置自体を運搬したり移動させたりす
る場合、前記細パイプを他の物質に引っかけて折損する
恐れがあった。
ク式蓄熱装置に好適な発明であり、また、種結晶を入れ
てある細パイプが大形の蓄熱容器の外部に突出した状態
にあるので、蓄熱装置自体を運搬したり移動させたりす
る場合、前記細パイプを他の物質に引っかけて折損する
恐れがあった。
本発明は扁平形の蓄熱容器を用いたカプセル式の蓄熱装
置に有効な技術を提供するものであり、種結晶の収納部
が容器の外部へ突出さない構造として、運搬および移動
の際に他の物体に引っかける恐れがなく、かつ熱取得時
に迅速にしかも安定に熱を取出せるようにすることを目
的としている。
置に有効な技術を提供するものであり、種結晶の収納部
が容器の外部へ突出さない構造として、運搬および移動
の際に他の物体に引っかける恐れがなく、かつ熱取得時
に迅速にしかも安定に熱を取出せるようにすることを目
的としている。
この目的を達成するために、本発明は、蓄熱容器を扁平
型に構成すると共に、その容器の側面近傍の上壁と下壁
とを断続的に結合せしめて、該蓄熱容器内に大容積の第
１室と小容積の第２室とを形成し、前記第１室に蓄熱材
を、かつ前記第２室に種結晶をそれぞれ収納し、従来の
熱交換器を設けたタンク式蓄熱装置に対し、容器内の蓄
熱材の体積に対する、第１室の蓄熱材と第２室の種結晶
の接触面積を大きくし、また種結晶の収納部分を蓄熱容
器の外側へ突出さないようにしたものである。
型に構成すると共に、その容器の側面近傍の上壁と下壁
とを断続的に結合せしめて、該蓄熱容器内に大容積の第
１室と小容積の第２室とを形成し、前記第１室に蓄熱材
を、かつ前記第２室に種結晶をそれぞれ収納し、従来の
熱交換器を設けたタンク式蓄熱装置に対し、容器内の蓄
熱材の体積に対する、第１室の蓄熱材と第２室の種結晶
の接触面積を大きくし、また種結晶の収納部分を蓄熱容
器の外側へ突出さないようにしたものである。
蓄熱容器は扁平形でしかもその容器の側面近傍の上壁と
下壁とを断続的に結合して、蓄熱材を収納する第１室
と、種結晶を収納する第２室とを分割しているため蓄熱
材と種結晶との接触面は蓄熱材体積に対して、従来のタ
ンク式蓄熱装置に比較して大きくなり、熱取得時、この
面は一挙に熱発生源として作用し迅速に熱を取出せる。
また種結晶は水平部分に保存されているので、くずれる
ことなく、常に安定な熱発生源として確保される。蓄熱
容器の上壁と下壁は断続的に結合してあるので、熱を受
けて大きく変形することがなく、蓄熱材と種結晶を安定
に保持できる。また細パイプが容器の外部に突出すよう
な構造となっているので、種結晶パイプを切損するとい
う事態は生じない。
下壁とを断続的に結合して、蓄熱材を収納する第１室
と、種結晶を収納する第２室とを分割しているため蓄熱
材と種結晶との接触面は蓄熱材体積に対して、従来のタ
ンク式蓄熱装置に比較して大きくなり、熱取得時、この
面は一挙に熱発生源として作用し迅速に熱を取出せる。
また種結晶は水平部分に保存されているので、くずれる
ことなく、常に安定な熱発生源として確保される。蓄熱
容器の上壁と下壁は断続的に結合してあるので、熱を受
けて大きく変形することがなく、蓄熱材と種結晶を安定
に保持できる。また細パイプが容器の外部に突出すよう
な構造となっているので、種結晶パイプを切損するとい
う事態は生じない。
以下、本発明の一実施例を第１図ないし第４図に従って
説明する。第１図は本発明による蓄熱装置の平面図、第
２図ないし第４図は第１図のＡ−Ａ′断面図、Ｂ−Ｂ′
断面図、Ｃ−Ｃ′断面図を示している。この蓄熱装置
は、その蓄熱容器１を扁平型に構成していると共に、そ
の容器の側面近傍の上壁と下壁とを断続的に結合する複
数の結合部２を設けて、蓄熱容器１内に大容積の第１室
３と小容積の第２室４とを形成している。そして、前記
の第１室３に潜熱蓄熱材（以下、単に蓄熱材と称す）５
を、かつ第２室４に種結晶６をそれぞれ収納している。
また、第１室３の上壁と下壁との間には複数本のサポー
ト７を設けてあり、前記蓄熱材５の重みで、上・下壁が
変形するのを防止している。また第２室４には、多孔物
質（例えばグラスウール，和紙，ガーゼ，ステンレスフ
ァイバー等）８が種結晶６により包まれた状態で配設さ
れている。尚、図中、９は蓄熱材注入口の蓋、１０は種
結晶６および多孔物質９を収納した後封止した封止部を
示している。
説明する。第１図は本発明による蓄熱装置の平面図、第
２図ないし第４図は第１図のＡ−Ａ′断面図、Ｂ−Ｂ′
断面図、Ｃ−Ｃ′断面図を示している。この蓄熱装置
は、その蓄熱容器１を扁平型に構成していると共に、そ
の容器の側面近傍の上壁と下壁とを断続的に結合する複
数の結合部２を設けて、蓄熱容器１内に大容積の第１室
３と小容積の第２室４とを形成している。そして、前記
の第１室３に潜熱蓄熱材（以下、単に蓄熱材と称す）５
を、かつ第２室４に種結晶６をそれぞれ収納している。
また、第１室３の上壁と下壁との間には複数本のサポー
ト７を設けてあり、前記蓄熱材５の重みで、上・下壁が
変形するのを防止している。また第２室４には、多孔物
質（例えばグラスウール，和紙，ガーゼ，ステンレスフ
ァイバー等）８が種結晶６により包まれた状態で配設さ
れている。尚、図中、９は蓄熱材注入口の蓋、１０は種
結晶６および多孔物質９を収納した後封止した封止部を
示している。
前述の如き構成とした蓄熱装置において、蓄熱容器１の
第１室３内の蓄熱材５と第２室４内の種結晶６とは、結
合部２間の隙間を介して接触する。これにより蓄熱材５
は、種結晶６を核として結晶成長して過冷却を起すこと
がないので、所望の温度で潜熱を放出することができ
る。また、外部より熱を受けた場合、蓄熱容器１が扁平
型となっていて、蓄熱材５に対流が生じにくく種結晶６
の融解による消失がきわめて少なくなる。
第１室３内の蓄熱材５と第２室４内の種結晶６とは、結
合部２間の隙間を介して接触する。これにより蓄熱材５
は、種結晶６を核として結晶成長して過冷却を起すこと
がないので、所望の温度で潜熱を放出することができ
る。また、外部より熱を受けた場合、蓄熱容器１が扁平
型となっていて、蓄熱材５に対流が生じにくく種結晶６
の融解による消失がきわめて少なくなる。
すなわち、この蓄熱装置においては、種結晶６の収納部
が蓄熱容器１内に設けてある構造となっていて、外部へ
突出さないので、蓄熱装置自体の運搬または移動に際し
て、前記の種結晶収納部を他の物体へ引っかけて損傷さ
せるといった事故を起すことはない。また、本実施例に
おいては、種結晶６の内側に多孔物質８が配設されてい
て、該多孔物質８に種結晶６を含浸すると、該種結晶６
のくずれ、欠損を防ぐようになり、種結晶６を長期に亘
り安定して保存することができる。
が蓄熱容器１内に設けてある構造となっていて、外部へ
突出さないので、蓄熱装置自体の運搬または移動に際し
て、前記の種結晶収納部を他の物体へ引っかけて損傷さ
せるといった事故を起すことはない。また、本実施例に
おいては、種結晶６の内側に多孔物質８が配設されてい
て、該多孔物質８に種結晶６を含浸すると、該種結晶６
のくずれ、欠損を防ぐようになり、種結晶６を長期に亘
り安定して保存することができる。
第５図および第６図は本発明の第２の実施例を示し、蓄
熱容器１の第２室４の内壁に多孔物質８を内張りし、そ
の多孔物質８で囲まれた空洞部に種結晶６を配設した構
成としたものである。前記多孔物質８を第２室４の内壁
に内張りする場合、第７図（ａ）のように多孔物質のシ
ート８を作り、そのシート８を同図（ｂ）のように変形
させると、第２室４内壁へ密着させ易い。この実施例に
よれば、外部から第２室４内への熱の侵入を前記多孔物
質８によって遮断できるので、種結晶６を安定して保存
することができる。
熱容器１の第２室４の内壁に多孔物質８を内張りし、そ
の多孔物質８で囲まれた空洞部に種結晶６を配設した構
成としたものである。前記多孔物質８を第２室４の内壁
に内張りする場合、第７図（ａ）のように多孔物質のシ
ート８を作り、そのシート８を同図（ｂ）のように変形
させると、第２室４内壁へ密着させ易い。この実施例に
よれば、外部から第２室４内への熱の侵入を前記多孔物
質８によって遮断できるので、種結晶６を安定して保存
することができる。
第８図および第９図は本発明の第３の実施例を示し、蓄
熱容器１における第２室４の上壁に、種結晶６および多
孔物質８の収納口１１を２個設けた構成としたものであ
る。１２は各収納口１１の蓋を示す。
熱容器１における第２室４の上壁に、種結晶６および多
孔物質８の収納口１１を２個設けた構成としたものであ
る。１２は各収納口１１の蓋を示す。
第１０図は本発明の第４の実施例を示し、蓄熱容器１に
おける第２室４の上壁表面に断熱材（例えばモルトプレ
ン，ガラスウール，石綿等）１３を設け、外部の熱が第
２室４内へ侵入しないようにし、もって種結晶６を長期
にわたって安定に保存するようにしたものである。尚、
２の実施例では、第８図，第９図に示した第３の実施例
に断熱材１３を設けた例を示したが、第１図ないし第４
図に示した第１の実施例に断熱材１３を設けてもよいこ
とは勿論である。
おける第２室４の上壁表面に断熱材（例えばモルトプレ
ン，ガラスウール，石綿等）１３を設け、外部の熱が第
２室４内へ侵入しないようにし、もって種結晶６を長期
にわたって安定に保存するようにしたものである。尚、
２の実施例では、第８図，第９図に示した第３の実施例
に断熱材１３を設けた例を示したが、第１図ないし第４
図に示した第１の実施例に断熱材１３を設けてもよいこ
とは勿論である。
また、本発明による蓄熱装置においては、種結晶６の収
納部が蓄熱容器１の外側へ突出してないので、複数の蓄
熱容器を上下に重ねて配置する場合、その組立てを極め
て簡単に行えるという効果もある。
納部が蓄熱容器１の外側へ突出してないので、複数の蓄
熱容器を上下に重ねて配置する場合、その組立てを極め
て簡単に行えるという効果もある。
第１１図ないし第１５図は第１０図の蓄熱装置を複数
個、上下方向に配置し、かつ流体を紙面の垂直方向から
流通させる例を示している。第１１図は両側板１４，１
４にストッパ１５，１５を設け、そのストッパ１５，１
５上に蓄熱容器１の両端部下壁を乗せて各蓄熱容器１を
支持したものである。第１２図は蓄熱容器１の両端部下
壁に前記ストッパ１５，１５の入る凹部を設け、その凹
部をストッパ１５，１５に乗せて蓄熱容器１を支持する
ようにしたものである。第１３図は両側板を紙面と同一
の方向に配設し、かつその側板間に支持棒１６，１６を
わたし、その支持棒１６，１６上に蓄熱容器１の下壁を
乗せて各蓄熱容器を支持したものである。第１４図，第
１５図は蓄熱容器１の下壁に、支持棒１６，１６の入る
凹部１７，１７を設け、その凹部１７，１７に支持棒１
６，１６を入れて蓄熱容器１を支持させたものである。
また、この実施例では、断熱材１３の一部を切欠いて側
板１４との間に空間部１８を形成し、その空間部１８に
おいて、外側を流れる冷却流体で種結晶６を冷却し、も
って該種結晶６が常に融解しないようにしている。
個、上下方向に配置し、かつ流体を紙面の垂直方向から
流通させる例を示している。第１１図は両側板１４，１
４にストッパ１５，１５を設け、そのストッパ１５，１
５上に蓄熱容器１の両端部下壁を乗せて各蓄熱容器１を
支持したものである。第１２図は蓄熱容器１の両端部下
壁に前記ストッパ１５，１５の入る凹部を設け、その凹
部をストッパ１５，１５に乗せて蓄熱容器１を支持する
ようにしたものである。第１３図は両側板を紙面と同一
の方向に配設し、かつその側板間に支持棒１６，１６を
わたし、その支持棒１６，１６上に蓄熱容器１の下壁を
乗せて各蓄熱容器を支持したものである。第１４図，第
１５図は蓄熱容器１の下壁に、支持棒１６，１６の入る
凹部１７，１７を設け、その凹部１７，１７に支持棒１
６，１６を入れて蓄熱容器１を支持させたものである。
また、この実施例では、断熱材１３の一部を切欠いて側
板１４との間に空間部１８を形成し、その空間部１８に
おいて、外側を流れる冷却流体で種結晶６を冷却し、も
って該種結晶６が常に融解しないようにしている。
尚、本発明において、蓄熱容器１の第２室４内へ収納す
る多孔物質８としては、第１６図，第１７図に示すよう
に、シート形状とし、かつその内部に互に連通する溝１
９を設けた形状としてもよく、また多孔物質として和紙
を使用し、第１８図，第１９図に示すように、和紙８を
蛇腹状に折り曲げ、かつ多数の孔２０を設けた形状とし
てもよい。すなわちこれらの溝１９または孔２０は種結
晶を保存する部分として有効となる。
る多孔物質８としては、第１６図，第１７図に示すよう
に、シート形状とし、かつその内部に互に連通する溝１
９を設けた形状としてもよく、また多孔物質として和紙
を使用し、第１８図，第１９図に示すように、和紙８を
蛇腹状に折り曲げ、かつ多数の孔２０を設けた形状とし
てもよい。すなわちこれらの溝１９または孔２０は種結
晶を保存する部分として有効となる。
以上説明したように、本発明によれば、熱取得時にお
いて蓄熱装置から迅速に熱を取出すことができ、種結
晶を蓄熱容器の端部に安定に保存できるようになって信
頼性が高まり、種結晶用の細パイプがない構造となっ
たため、運搬及び移動時に細パイプを引っかけて破損す
るという事態がなくなり、蓄熱容器を多数積重ねて大
形の蓄熱装置を作ることが容易となり、実用に供して便
利となった。
いて蓄熱装置から迅速に熱を取出すことができ、種結
晶を蓄熱容器の端部に安定に保存できるようになって信
頼性が高まり、種結晶用の細パイプがない構造となっ
たため、運搬及び移動時に細パイプを引っかけて破損す
るという事態がなくなり、蓄熱容器を多数積重ねて大
形の蓄熱装置を作ることが容易となり、実用に供して便
利となった。
第１図から第４図は本発明の一実施例を示し、第１図は
本発明による蓄熱装置の平面図、第２図から第４図はそ
れぞれ第１図におけるＡ−Ａ′断面図、Ｂ−Ｂ′断面
図、Ｃ−Ｃ′断面図を示す。第５図は本発明の第２の実
施例を示す断面図、第６図は第５図のＤ−Ｄ′断面図、
第７図は第５図における多孔物質の形態を示す斜視図、
第８図は本発明の第３の実施例を示す平面図、第９図は
第８図のＥ−Ｅ′断面図、第１０図は本発明の第４の実
施例を示す斜視図、第１１図から第１４図は第１０図の
蓄熱装置を複数個上下に配置した構成図で、第１５図は
第１４図のＨ−Ｈ′断面図、第１６図および第１８図は
多孔物質の他の形態を示す平面図および斜視図、第１７
図は第１６図のＦ−Ｆ′断面図、第１９図は第１８図の
Ｇ−Ｇ′断面図である。 １…蓄熱容器、２…結合部、３…第１室、４…第２室、
５…潜熱蓄熱材、６…種結晶、８…多孔物質。
本発明による蓄熱装置の平面図、第２図から第４図はそ
れぞれ第１図におけるＡ−Ａ′断面図、Ｂ−Ｂ′断面
図、Ｃ−Ｃ′断面図を示す。第５図は本発明の第２の実
施例を示す断面図、第６図は第５図のＤ−Ｄ′断面図、
第７図は第５図における多孔物質の形態を示す斜視図、
第８図は本発明の第３の実施例を示す平面図、第９図は
第８図のＥ−Ｅ′断面図、第１０図は本発明の第４の実
施例を示す斜視図、第１１図から第１４図は第１０図の
蓄熱装置を複数個上下に配置した構成図で、第１５図は
第１４図のＨ−Ｈ′断面図、第１６図および第１８図は
多孔物質の他の形態を示す平面図および斜視図、第１７
図は第１６図のＦ−Ｆ′断面図、第１９図は第１８図の
Ｇ−Ｇ′断面図である。 １…蓄熱容器、２…結合部、３…第１室、４…第２室、
５…潜熱蓄熱材、６…種結晶、８…多孔物質。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 明 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内 (72)発明者 夫馬 英二 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内 (56)参考文献 特公 昭52−22460（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭52−22461（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭58−33433（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (4)
- 【請求項１】蓄熱容器に収納した蓄熱材を種結晶と接触
させることにより、所望の温度で潜熱を放出できる蓄熱
装置であって、前記蓄熱容器を扁平型に構成すると共
に、その容器の側面近傍の上壁と下壁とを断続的に結合
せしめて、該蓄熱容器内に大容積の第１室と小容積の第
２室とを形成し、前記第１室に蓄熱材を、かつ前記第２
室に種結晶をそれぞれ収納し、蓄熱材が種結晶と接触す
るようにしたことを特徴とする蓄熱装置。 - 【請求項２】前記第２室には、多孔物質が種結晶に包ま
れた状態で配設されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の蓄熱装置。 - 【請求項３】前記第２室の内壁に多孔物質が内張りさ
れ、その多孔物質で囲まれる空洞部に種結晶が配設され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の蓄
熱装置。 - 【請求項４】前記多孔物質はグラスウール，和紙，ガー
ゼ，ステンレスファイバーのうちのいずれか一種以上の
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第２項また
は第３項記載の蓄熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60021694A JPH0631708B2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60021694A JPH0631708B2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 蓄熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61184391A JPS61184391A (ja) | 1986-08-18 |
| JPH0631708B2 true JPH0631708B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=12062171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60021694A Expired - Lifetime JPH0631708B2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 蓄熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631708B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100311854A1 (en) * | 2007-10-19 | 2010-12-09 | Bernard Thiers | Board, methods for manufacturing boards, and panel which comprises such board material |
| EP2319670A1 (de) | 2006-10-19 | 2011-05-11 | Basf Se | Leichte Holzwerkstoffe |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP60021694A patent/JPH0631708B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2319670A1 (de) | 2006-10-19 | 2011-05-11 | Basf Se | Leichte Holzwerkstoffe |
| US20100311854A1 (en) * | 2007-10-19 | 2010-12-09 | Bernard Thiers | Board, methods for manufacturing boards, and panel which comprises such board material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61184391A (ja) | 1986-08-18 |
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