JPH0631667U - 剃刀刃組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動潤滑装置を具備した剃刀刃組立体を提供
すること。 【構成】 刃部材の後方においてひげ剃りされる表面に
係合するよう配置された上部分（１４）と、刃部材の前
方においてひげ剃りされる表面に係合するように配置さ
れたガード部分（２４）とのうちの一方に、疎水性材料
及び水で溶出され得る親水性ポリマー材料の混合で形成
されたひげ剃り補助部材（２００）が固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は湿式ひげ剃り器具に係りそして、特に、全体として、ひげ剃り操作間 に把手組立体上において可動でありそしてひげ剃り操作間に独立的に可動である 個々の刃組立体構成要素を有する刃組立体に指向される。

【０００２】

【従来の技術】

ひげ剃り操作を容易にするために剃刀把手に結合されそしてそれと協働して使 用され得る剃刀刃組立体を提供することは当業界において既知である。１９７３ 年４月３日フランシス・Ｗ・ドリオン二世に付与された米国特許第３，７２４， ０７０号は、刃装置の切断へり部分のそれぞれ前及び後において剃られる表面と 係合するようにされた刃組立体表面間に刃装置が保持される刃組立体を開示する 。そのような表面は一般に“ガード”及び“キャップ”と呼称されている。

【０００３】 さらに、そのような安全剃刀組立体の剃毛効率は、もし刃組立体がひげ剃り操 作間に剃刀把手上において枢動するようにされて、刃組立体が剃られる表面の輪 郭に一層接近して随従することを許すならば改善され得ることも知られている。 １９７９年２月３日ジョン・Ｃ・テリー外に付与された米国特許第３，９３５， ６３９号及びネルソン・Ｃ・カーボネル外に１９７６年２月１７日付与された米 国特許第３，９３８，２４７号は、ひげ剃り操作間における刃組立体の枢動を可 能にするような態様で前記米国特許第３，７２４，０７０号の刃組立体を受ける ようにされた剃刀把手を開示する。ロジャー・Ｌ・ペリーに対し１９７６年４月 ２０日付与された米国特許第３，９５０，８４９号は、枢動するようにされた改 良刃組立体を開示する。ワレン・Ｉ・ニセンに対し１９７７年５月３１日付与さ さた米国特許第４，０２６，０１６号及びワレン・Ｉ・ニセンに１９７８年４月 １１日付与された米国特許第４，０８３，１０４号は、それぞれ、ひげ剃り間に 刃組立体が把手上で枢動するひげ剃りシステムを構成する刃組立体及び剃刀把手 を開示する。前記第４，０２６，０１６号及び前記第４，０８３，１０４号に示 されるひげ剃りシステムは世界的に有名になっている。

【０００４】 増進された剃毛効率がそれによって得られるもう一つの手段は、刃組立体を全 体として不動の状態に保持するがその個々の構成要素の運動をひげ剃り間に遭遇 する力に反応して許すそれである。ジョン・Ｆ・フランシスに対し１９７９年９ 月２５日付与された米国特許第４，１６８，５７１号においては、ガード、キャ ップ及び刃装置がおのおの動的態様で互いに独立して可動である刃組立体が示さ れる。チエスター・Ｆ・ジャコブソンに対し１９８１年６月２日付与された米国 特許第４，２７０，２６８号は、ガード及び刃装置が独立的に可動である刃組立 体を開示する。

【０００５】 チエスター・Ｆ・ジャコブソンの名で１９８２年９月１７日提出された米国特 許願第４１９，２０２号には、ひげ剃り操作間に剃刀把手上で全体として枢動す るようにされた安全剃刀刃組立体であって、さらに、ひげ剃り操作間に遭遇され る力に反応して前記刃組立体内で可動の刃装置を有するものが開示されている。

【０００６】 チエスター・Ｆ・ジャコブソンの名で１９８３年８月２日提出された米国特許 願第５１９，５６５号には、前記米国特許願第４１９，２０２号記載タイプの剃 刀刃組立体の特別の実施例が開示されている。

【０００７】

【考案の目的】

本考案の目的は、前記米国特許願第５１９，５６５号に開示されたタイプの改 良された安全剃刀刃組立体であって自動潤滑装置を前記刃組立体に含む改良を施 されたものを提供することである。

【０００８】

【目的を達成する手段】

本考案は、剃刀刃組立体であって、 前壁部分及び後壁部分によって互いに結合された第１端部分及び第２端部分と 、前記前壁部分及び前記後壁部分を互いに結合する第１フレーム部分及び第２フ レーム部分とを有し、前記第１端部分及び前記第２端部分には対向して複数のス ロットが備えられている本体部材と、 前記前壁部分及び前記後壁部分に対して平行に且つそれぞれ反対方向に前記第 １フレーム部分及び前記第２フレーム部分から外側に向かって延びていて、且つ 前記スロットのうちの第１の対に整列している第１対の弾性指片と、 互いに他方に向かってほぼ反対方向に延びている第２対及び第３対の弾性指片 とを含み、該第２対及び第３対の弾性指片は前記第１端部分及び前記第２端部分 から内側に向かって延びており、前記第２対の弾性指片は前記スロットのうちの 第２の対に整列し、前記第３対の弾性指片は前記スロットのうちの第３の対に整 列しており、 更に、前記スロットのうちの第１の対内に配置され且つ前記第１対の弾性指片 上に取り付けられたガード部分と、 剃られる表面上において縦に並んで働くように互いに平行であり且つ同一方向 に向いている第１切断ヘリ及び第２切断ヘリをそれぞれ有する第１刃部材及び第 ２刃部材とを含み、この第１刃部材及び第２刃部材はそれぞれ前記スロットのう ちの前記第２の対及び前記第３の対内に配置され且つそれぞれ前記第２対の弾性 指片及び前記第３対の弾性指片上に横たわっており、 前記第１刃部材、前記第２刃部材、及び前記ガード部分は、各々、前記弾性指 片のたわみによってひげ剃り操作がなされている間に遭遇する力に応動して前記 本体部材に対して独立に可動であり、 前記後壁部分は前記刃部材の後方においてひげ剃りされる表面に係合するよう に配置された上部分を有し、 前記ガード部分は前記刃部材の前方においてひげ剃りされる表面に係合するよ うに配置されており、 更に、剃刀把手組立体に対して枢動自在に取り付けるための枢着手段を含み、 これによって前記剃刀刃組立体が、ひげ剃り操作がなされている間に遭遇する力 に応動して前記剃刀把手組立体で、全体として枢動可能であり、 更に、前記本体部材の下側に配置され且つひげ剃りされる表面と、独立に可動 である前記第１刃部材、前記第２刃部材、及び前記ガード部分、並びに前記上部 分との間に最大限の接触を維持するように前記剃刀把手組立体に装架されている カム従節を受けるようにされたカム装置と、 前記上部分及び前記ガード部分の一方に固定され且つ疎水性材料及び水で溶出 され得る親水性ポリマー材料の混合物で形成されたひげ剃り補助部材とを含むこ とを特徴とする剃刀刃組立体を提供する。

【０００９】

【実施例】

図面を参照すると、例示剃刀刃組立体は、前及び後壁部分８、１０によって互 いに結合された第１及び第２端部分４、６を有する本体部材２を含む。フレーム 部分１２が前記本体部材の幅方向に延びて前記前及び後壁８、１０を互いに結合 する。 前記本体部材２の後壁部分１０は、前記組立体の切断手段の後方に剃られる皮 膚と係合する上部分１４を有し、前記上部分はそれにより在来の剃刀刃組立体の “キャップ”部分の機能を遂行しそして“キャップ”部分の位置を占める。その ような部分１４は、前記理由によって、以下において“キャップ部分”と呼称さ れる。

【００１０】 前記端部分４、６のおのおのは、前記フレーム部分１２に対し横断方向に配置 された対向するスロット１６を設けられている。前記第１の端部分４に近いフレ ーム部材１２の一つは、それから前記前及び後壁８、１０に対し概ね平行に延び た弾性指片１８を設けられている。指片１８は上面２２を有する上向き端部分２ ０を設けられる。同様に、前記第２の端部分６に近いフレーム１２の他の一つは 、同様形状の弾性指片１８′を設けられ、該指片は上面２２′を有する上向き端 部分２０′を有する。前記指片１８、１８′は互いに反対方向に突出し、指片１ ８は本体部材２の第１端部分４へ向かって延び、指片１８′は前記本体部材の第 ２端部分６へ向かって延びている。指片１８と１８′は互いに対し且つ１対の前 記スロット１６に対し整合されている。前記第１端部分４は、図１及び図２に見 られるように、それから前記本体部材の内方且つ上方へ延びる弾性指片１７を設 けられる。指片１７のおのおのは、上面２１を有する上向き端部分１９を設けら れる。同様の態様で、前記第２端部分６は、上面２１′を有する上向き端部分１ ９′を具えた同様形状の弾性指片１７′を設けられる。前記指片１７、１７′は 概ね反対方向へ突出し、指片１７は前記第１端部分４から概ね前記第２端部分６ に向かって延び、そして指片１７′は前記第２端部分６から概ね前記第１端部分 ４へ向かって延びる。前記指片１７と１７′はおのおの１対の前記スロット１６ に対して整合されている。

【００１１】 前記組立体はその各端にすべり部材２６を有するガード部分２４を含む。前記 すべり部材２６は前記前壁部分に最も近い１対の対向するスロット１６内に嵌合 される。前記ガード部分の底は前記弾性指片１８、１８′の表面２２、２２′上 に静止する。前記すべり部材２６の下端縁は前記スロット１６の底上方に静止し 、前記ガード部分２４がその下の前記弾性指片１８、１８′の偏圧力に打ち勝っ てさらに前記スロットの内部に移動されることを許す。前記ガード部分を支持す る前記弾性指片は、前記ガード部分を弾力的に支持することを目的とする一組の 弾性指片を有する。ひげ剃り操作において、前記ガード部分は切断手段の前方に おいて剃られる表面上を運動する。

【００１２】 前記組立体は、さらに、刃ベース部分３０と、前記ベース部分から延びる切断 へり部分３２と、前記ベース部分の各端に位置するすべり部分とを含む刃装置を 有する。前記刃ベース部分３０の延長部に過ぎない前記すべり部分は１対の対向 するスロット１６内に嵌合される。前記刃切断へり部分３２の下側３４は、１対 の前記弾性指片１７、１７′の表面２１、２１′によって係合される。前記すべ り部分の下端縁はそれらのスロットの底から離されて位置され以て前記刃が、そ の上に前記刃ベース部分が静止する前記弾性指片１７、１７′の偏圧力に打ち勝 って前記スロット１６のさらに内部へ移動することを許す。前記刃ベース部分３ ０を支持する前記弾性指片は、前記刃装置をその上に弾力的に支持することを目 的とする他の一組の弾性指片を有する。

【００１３】 図示実施例において、前記刃装置は、ベース部分３０′と、切断へり部分３２ ′と、すべり部分とを有する第２の刃２８′を含み、これらは総て前述第１の刃 装置と同様に固定されている。前記第２の刃の前記すべり部分は、前記ベース部 分３０′を弾性指片表面２１、２１′上に静止させて前記キャップ部分１４に最 も近い第３の対の前記対向するスロット１６内に嵌合される。前記第２の刃を支 持する前記弾性指片は前記第２の刃を弾力的に支持するさらに他の一組の弾性指 片を有する。ひげ剃り操作において、前記第２の刃は前記第１の刃の後方で剃ら れる表面上を運動する。

【００１４】 前記ガード部分２４及び第１並びに第２の刃２８、２８′は、前記端部分４、 ６のスロット４２内に嵌合される弾性クランプ４０によって適所に固定される。 これらクランプ４０は前記ガード部分２４及び刃２８、２８′と係合して、僅少 の応力が前記弾性指片に生じる点までそれらを前記スロット１６内へ押し込む。 前記本体部分２及び前記フレーム部分１２の下側には２個の延長部４４、４６ が配置され、前記延長部はそれらの自由端に、それぞれ、内方へ延びた対向する レール４８、５０を有し、各レールはそれぞれの孤形上面５２、５４を有する。 前記延長部は、刃組立体がそれによって剃刀把手に着脱自在且つ枢動自在に結合 され得る枢着装置を有する。図２及び図６を参照すると、前記刃組立体本体部材 下側は、前記刃組立体を所定位置へ推進するように作用するカム従節を受けるよ うにされたカム装置５６をさらに設けられていることが認められるであろう。

【００１５】 再び図２及び図６を参照すると、刃組立体レール４８、５０は、本体部材２の 下面９４、９６及び孤形のストラット９５、９７と共に、剃刀把手シェルベアリ ング（図示せず）受けるようにされた孤形のスロット９８、１００を画成する。 前記シェルベアリングは前記剃刀把手組立体に対する前記刃組立体の枢着を促進 するため前述刃組立体枢着装置と協働するようにされた枢着装置を構成する。 前記把手内にはコイルばね及びプランジャ部材が配置され、前記ばねは前記プ ランジャを前記プランジャ部材の自由端の方向へ偏圧する。前記刃組立体が前記 把手組立体に結合されるとき、前記プランジャ部材の前記自由端は前記刃組立体 カム装置５６と係合するように前記ばねによって押圧される。刃組立体の枢動作 動間、前記プランジャ端は前記カム装置５６と接触して前記刃組立体を所定位置 へ押圧する。

【００１６】 ひげ剃り操作間、前記ガード部分２４及び前記刃２８、２８′は、前記弾性指 片の偏圧力に抗して互いに独立して運動する。これと同時に、前記刃組立体は、 全体として、剃られる表面の輪郭に従って前記把手上において枢動する。 図８においては、前記ガード部分２４及び後壁部分１０の一方（図面では後者 ）が一般形式のひげ剃り補助部材２００を配置された一実施例が開示されており 、前記ひげ剃り補助部材は、１９４２年８月１１日Ｈ・Ｅ・ウエザビーに付与さ れた米国特許第２，２９２，４１８号及び１９７９年１０月１２日アンソニー・ Ｒ・ブースに付与された米国特許第４，１７０，８２１号並びにハリー・ペント ニー外の名で１９８０年１月９日出願公告されそして１９８２年５月６日特許公 告された英国特許第２，０２４，０８２号に開示される一般形式のものである。

【００１７】 前記ひげ剃り補助部材２００は、好ましくは、例示目的を以て図８に図示され る後壁部分１０のごとき皮膚接触表面に結合される材料から成る本体の形式にさ れる。 前記ひげ剃り補助部材材料は、好ましくは、ひげ剃り操作間に、剃られる区域 に存在する水が、潤滑材として働く親水性材料を溶出するように疎水性材料及び 水で溶出される親水性ポリマー材料の成形混合物、押出混合物またはその他の方 法で形成された混合物である。

【００１８】 代替的に、前記ガード及び後壁部分２４、１０の一つまたはそれ以上が前記ひ げ剃り補助混合物から形成され得る。 操作時、ひげ剃りに先立って、剃られる表面を水で漏らすことにより、ひげ剃 りの間、水溶性材料の一部分が溶出して剃毛面を潤滑する働きをする。従って、 快適且つ効果的な剃毛が、単にひげ剃りに先立って剃毛区域を濡らすだけで達成 され得る。 本考案は、ここに開示され且つ／または諸図面に図示された特定構造に決して 限定されず、ここに開示された事項の範囲内の総ての修正形式または同等形式を 包含することが理解されるべきである。例えば、或る条件下では、前記ガード部 分は固定的に取付けられることが好ましい。一代替実施例は、刃組立体本体部材 に不動に固定されるがその他の総ての点においては前述の説明に従って構成され そして操作されるガード部分を有する。さらに他の一例として、前記刃装置は既 述の２枚刃構造ではなくて単一の刃を有し、この単一の刃が可動または固定ガー ド部分と協働して使用される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を説明する一形式の刃組立体
のハウジング部分の上面図。

【図２】図１の正面図。

【図３】図２のIII −III 線に沿って取られた断面図。

【図４】図１のIV−IV線に沿って取られた断面図。

【図５】本考案の一実施例を示した一形式の刃組立体の
上面図。

【図６】図５の正面図。

【図７】図５のVII −VII 線に沿って取られた前記刃組
立体の断面図。

【図８】ひげ剃り補助部材を組付けられた本考案の一代
替実施例を示す他の一形式の刃組立体の上面図。

【符号の説明】

２ 本体部材 ４、６ 端部分 ８、１０ 前及び後壁部分 １２ フレーム部分 １６ スロット １７，１７′、１８、１８′ 弾性指片 ２４ ガード部分 ２８、２８′ 刃 ５６ カム装置 ２００ ひげ剃り補助部材

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 剃刀刃組立体であって、 前壁部分及び後壁部分によって互いに結合された第１端
   部分及び第２端部分と、前記前壁部分及び前記後壁部分
   を互いに結合する第１フレーム部分及び第２フレーム部
   分とを有し、前記第１端部分及び前記第２端部分には対
   向して複数のスロットが備えられている本体部材と、 前記前壁部分及び前記後壁部分に対して平行に且つそれ
   ぞれ反対方向に前記第１フレーム部分及び前記第２フレ
   ーム部分から外側に向かって延びていて、且つ前記スロ
   ットのうちの第１の対に整列している第１対の弾性指片
   と、 互いに他方に向かってほぼ反対方向に延びている第２対
   及び第３対の弾性指片とを含み、該第２対及び第３対の
   弾性指片は前記第１端部分及び前記第２端部分から内側
   に向かって延びており、前記第２対の弾性指片は前記ス
   ロットのうちの第２の対に整列し、前記第３対の弾性指
   片は前記スロットのうちの第３の対に整列しており、 更に、前記スロットのうちの第１の対内に配置され且つ
   前記第１対の弾性指片上に取り付けられたガード部分
   と、 剃られる表面上において縦に並んで働くように互いに平
   行であり且つ同一方向に向いている第１切断ヘリ及び第
   ２切断ヘリをそれぞれ有する第１刃部材及び第２刃部材
   とを含み、この第１刃部材及び第２刃部材はそれぞれ前
   記スロットのうちの前記第２の対及び前記第３の対内に
   配置され且つそれぞれ前記第２対の弾性指片及び前記第
   ３対の弾性指片上に横たわっており、 前記第１刃部材、前記第２刃部材、及び前記ガード部分
   は、各々、前記弾性指片のたわみによってひげ剃り操作
   がなされている間に遭遇する力に応動して前記本体部材
   に対して独立に可動であり、 前記後壁部分は前記刃部材の後方においてひげ剃りされ
   る表面に係合するように配置された上部分を有し、 前記ガード部分は前記刃部材の前方においてひげ剃りさ
   れる表面に係合するように配置されており、 更に、剃刀把手組立体に対して枢動自在に取り付けるた
   めの枢着手段を含み、これによって前記剃刀刃組立体
   が、ひげ剃り操作がなされている間に遭遇する力に応動
   して前記剃刀把手組立体で、全体として枢動可能であ
   り、 更に、前記本体部材の下側に配置され且つひげ剃りされ
   る表面と、独立に可動である前記第１刃部材、前記第２
   刃部材、及び前記ガード部分、並びに前記上部分との間
   に最大限の接触を維持するように前記剃刀把手組立体に
   装架されているカム従節を受けるようにされたカム装置
   と、 前記上部分及び前記ガード部分の一方に固定され且つ疎
   水性材料及び水で溶出され得る親水性ポリマー材料の混
   合物で形成されたひげ剃り補助部材とを含むことを特徴
   とする剃刀刃組立体。