JPH063162A - 光電式アブソリュート・エンコーダ - Google Patents

光電式アブソリュート・エンコーダ

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Publication number
JPH063162A
JPH063162A JP4188750A JP18875092A JPH063162A JP H063162 A JPH063162 A JP H063162A JP 4188750 A JP4188750 A JP 4188750A JP 18875092 A JP18875092 A JP 18875092A JP H063162 A JPH063162 A JP H063162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
analog
sensors
sensor
analog switch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4188750A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Kitajima
栄一 北島
Akihiko Morishita
昭彦 森下
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH063162A publication Critical patent/JPH063162A/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光量変動やアナログスイッチのノイズに影響
されない安定した絶対位置検出ができる。 【構成】 この光電式アブソリュート・エンコーダは、
符号板に照射される光源の光量を常時検出する光量検出
用の2個のセンサ7,8と、これらの光量検出用のセン
サ7,8のアナログ出力を交互に選択するアナログスイ
ッチ13bと、読取用のセンサ3〜6のアナログ出力を
順次選択するアナログスイッチ13a及びアナログスイ
ッチ13bの両方に順次信号を供給し、両スイッチ13
a,13bの切換タイミングを一致させる順次信号発生
手段12と、センサ3〜6のアナログ出力と光量検出用
のセンサ7,8のアナログ出力との差をとりコンパレー
タ10に出力する差動増幅回路9とを備えている。光源
の光量が変動したり、アナログスイッチ13aのノイズ
が生じたとしても、コンパレータ10に入力されるアナ
ログ信号レベルは変化しないので、アブソリュートパタ
ーンに忠実なデジタル出力が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光電式アブソリュー
ト・エンコーダに関し、特に安定した検出ができる光電
式アブソリュート・エンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の光電式1トラック型アブソ
リュートエンコーダの検出部を示す電気回路図、図5は
同エンコーダの円板型の符号板の上面を示す概念図、図
6は同エンコーダの全体構成図である。
【0003】図5に示すように、符号板21には、
「0」「1」の所定数列からなる1トラック型アブソリ
ュートパターンのトラック22が形成されている。白い
区画(最小読取単位)は、実際は透明部で符号「0」を
示す。斜線を引いた区画(最小読取単位)は、実際は黒
い遮光部で符号「1」を示す。図5には所定ビット数n
=4個のセンサ23〜26の位置が点線で示してある。
【0004】符号板21の中心には回転軸27の上端が
接合されており、この回転軸27の回転に従って符号板
21が回転する。それにより、検出部の絶対位置が変化
する。
【0005】図6に示すように、符号板21の下方にフ
ォトダイオードからなるセンサ23〜26が最小読取単
位のピッチλに相当するピッチで配置されており、符号
板21の上方に各センサ23〜26に光を照射する光源
(発光ダイオード)36とコリメートレンズ35が配置
され、平行光を符号板21に照射している。
【0006】電源がオンになると、センサ23〜26
は、それぞれ対向する単位が「0」か「1」かをパラレ
ルに検出する。「0」の単位に位置したセンサの出力は
高く、「1」の単位に位置したセンサの出力は低い。
【0007】これらのセンサ23〜26の出力は、アナ
ログスイッチ33によって、順次択一的に選択され、時
間差をもってシリアルに出力される。
【0008】アナログスイッチ33には順次信号の入力
端子があり、ここに順次信号が入力すると、それに従い
センサ23〜26を順次択一的に選択し、出力させる。
そのため順次信号発生手段32がアナログスイッチ33
に接続されており、ここから順次信号がアナログスイッ
チ33に送信される。
【0009】アナログスイッチ33の出力は、各センサ
のアナログ出力を忠実に再現しており、増幅器29で増
幅された後コンパレータ28でハイレベル・ローレベル
のデジタル出力に変換される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の光電
式1トラック型アブソリュート・エンコーダには、光源
36の光量変動によりセンサの23〜26のアナログ出
力のレベル変動が生じると、コンパレータ28において
正確にハイレベル・ローレベルに変換されず、ひいては
絶対位置検出不良という問題が生じ、同様にアナログス
イッチ33の切換ノイズがセンサ23〜26のアナログ
出力にのったときにも誤動作を招いていた。
【0011】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は光量変動やアナログスイッチのノ
イズに影響されない安定した絶対位置検出ができる光電
式アブソリュート・エンコーダを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めこの発明の光電式アブソリュート・エンコーダは、光
学的性質の異なる2種類の最小読取単位を所定の順序で
並べてなるアブソリュートパターンが形成された符号板
と、前記アブソリュートパターンの最小読取単位を検出
する所定ビット数の複数の読取センサを有し、前記符号
板に対して相対移動可能なセンサ部と、前記各読取セン
サのアナログ出力を順次選択する第1のアナログスイッ
チと、この第1アナログスイッチのアナログ出力をデジ
タル出力に変換するコンパレータとを備えた光電式アブ
ソリュート・エンコーダにおいて、前記符号板に照射さ
れる光源の光量を常時検出する複数の光量検出用センサ
と、これらの光量検出用センサのアナログ出力を選択す
る第2のアナログスイッチと、この第2のアナログスイ
ッチと前記第1のアナログスイッチとに順次信号を供給
し、両スイッチの切替選択タイミングを一致させる順次
信号発生手段と、前記読取センサのアナログ出力と前記
光量検出用センサのアナログ出力との差をとり前記コン
パレータに出力する差動手段とを備えている。
【0013】
【作用】前記両アナログスイッチは同期して切換動作
し、差動手段は読取センサのアナログ出力と光量検査用
センサのアナログ出力との差をとり、コンパレータに出
力するので、光源の光量変動によるアナログ出力やアナ
ログスイッチのノイズが打ち消され、アブソリュートパ
ターンに忠実なデジタル出力が得られる。
【0014】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1はこの発明の一実施例に係る光電式1
トラック型アブソリュート・エンコーダの検出部を示す
電気回路図、図2は同エンコーダの符号板の上面を示す
概念図、図3は同エンコーダの全体構成図である。
【0016】図2に示すように、円板状の符号板1に
は、光学的性質(例えば光透過率や反射率)の異なる2
種類の最小読取単位を円周方向に沿って所定の順序で並
べてなるアブソリュートパターンのトラック2が形成さ
れている。白い区画(最小読取単位)は透明部で符号
「0」を示し、斜線を引いた区画(最小読取単位)は遮
光部で符号「1」を示す。また、符号板1の中心には回
転軸15が接合され、この回転軸15の回転により符号
板1が回転する。
【0017】図3に示すように、符号板1の上方には例
えば発光ダイオードなどの光源16が配置され、この光
源16と符号板1との間には光源16からの光を平行光
にするコリメートレンズ17が配置されている。
【0018】符号板1の下方には、フォトダイオードを
用いた4個のセンサ(読取センサ)3〜6と、2個のセ
ンサ(光量検出用センサ)7,8とが配置されている。
センサ3〜6はピッチλで配置され、図2に示すよう
に、符号板1のトラック2と対向している。センサ3〜
6は対向する最小読取単位が「0」か「1」かをパラレ
ルに検出する。また、センサ7,8は図2に示すように
符号板1のトラック2の内側の透明部と対向し、常時受
光して光量を検出する。
【0019】図1に示すように、センサ3〜6はアナロ
グスイッチ(第1のアナログスイッチ)13aに、セン
サ7,8はアナログスイッチ(第2のアナログスイッ
チ)13bにそれぞれ接続され、アナログスイッチ13
aはセンサ3〜6のアナログ出力を順次択一的に選択
し、アナログスイッチ13bはセンサ7,8のアナログ
出力を交互に選択する。両アナログスイッチ13a,1
3bはそれぞれ順次信号発生手段12に接続され、この
順次信号発生手段12からアナログスイッチ13a,1
3bに同じタイミングで順次信号が送出される。アナロ
グスイッチ13a,13bは差動回路14の差動増幅器
(差動手段)9に接続され、差動増幅器9はコンパレー
タ10に接続されている。
【0020】次に、この光電式1トラック型アブソリュ
ート・エンコーダの動作を説明する。
【0021】光源16からの光はコリメートレンズ17
で平行光になり、符号板1に照射される。センサ3〜6
はそれぞれ最小読取単位が「0」か「1」かをパラレル
に検出する。一方、センサ7,8は常時受光して光量を
検出する。
【0022】順次信号発生手段12は同じタイミングで
順次信号を送出し、順次信号を受けたアナログスイッチ
13a,13bは同期して切替動作する。
【0023】差動回路14の差動増幅回路9に2つのア
ナログ信号が入力すると、差動増幅回路9は2つのアナ
ログ信号の差をとる。その結果、光源16の光量が変動
したり、アナログスイッチ13aのノイズが生じたとし
ても、光量変動分やノイズ分のアナログ出力はキャンセ
ルされ、差動増幅回路9のアナログ出力レベルは変化し
ない。すなわち、センサ3〜6のアナログ出力をA、セ
ンサ7,8のアナログ出力をB、光量変動によるアナロ
グ出力をSとすると、 差動出力C=(A+S)−(B+S) となるので、光量変動によるアナログ出力Sをキャンセ
ルすることができる。
【0024】同様に、アナログスイッチのノイズ分をN
とすると、そのノイズ分Nも、 差動出力C=(A+N)−(B+N) となるので、キャンセルすることができる。
【0025】コンパレータ10は差動増幅器9からのア
ナログ信号の大きさに応じてハイレベル・ローレベルの
デジタル信号に変換し、出力端子11に出力する。
【0026】コンパレータ10に入力されるアナログ信
号レベルは変化しないので、トラック2のアブソリュー
トパターンに忠実なデジタル出力が得られ、安定した絶
対位置検出ができる。
【0027】なお、前述の実施例においては、円板状の
符号板1を用いたが、長尺状又は円筒状の符号板でもよ
いし、また光量検出用のセンサ7,8を2個用いたが、
3個以上でもよい。更に、前述の実施例においては、本
願発明を1トラック型アブソリュート・エンコーダに適
用した場合について述べたが、多トラック型アブソリュ
ート・エンコーダに本願発明を適用してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の光電式ア
ブソリュート・エンコーダによれば、光源の光量が変動
したり、アナログスイッチのノイズが生じたとしても、
コンパレータに入力されるアナログ信号レベルは変化し
ないので、アブソリュートパターンに忠実なデジタル出
力が得られ、安定した絶対位置検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施例に係る光電式1トラ
ック型アブソリュート・エンコーダの検出部を示す電気
回路図である。
【図2】図2はこの発明の一実施例に係る光電式1トラ
ック型アブソリュート・エンコーダの符号板の上面を示
す概念図である。
【図3】図3はこの発明の一実施例に係る光電式1トラ
ック型アブソリュート・エンコーダの全体構成図であ
る。
【図4】図4は従来の光電式1トラック型アブソリュー
ト・エンコーダの検出部を示す電気回路図である。
【図5】図5は従来の光電式1トラック型アブソリュー
ト・エンコーダの符号板の上面を示す概念図である。
【図6】図6は従来の光電式1トラック型アブソリュー
ト・エンコーダの全体構成図である。
【符号の説明】
1 符号板 3〜6 センサ(読取センサ) 7,8 センサ(光量検出用センサ) 9 差動増幅回路(差動手段) 10 コンパレータ 12 順次信号発生手段 13a アナログスイッチ(第1のアナログスイッチ) 13b アナログスイッチ(第2のアナログスイッチ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的性質の異なる2種類の最小読取単
    位を所定の順序で並べてなるアブソリュートパターンが
    形成された符号板と、 前記アブソリュートパターンの最小読取単位を検出する
    所定ビット数の複数の読取センサを有し、前記符号板に
    対して相対移動可能なセンサ部と、 前記各読取センサのアナログ出力を順次選択する第1の
    アナログスイッチと、 この第1のアナログスイッチのアナログ出力をデジタル
    出力に変換するコンパレータとを備えた光電式アブソリ
    ュートエンコーダにおいて、 前記符号板に照射される光源の光量を常時検出する複数
    の光量検出用センサと、 これらの光量検出用センサのアナログ出力を選択する第
    2のアナログスイッチと、 この第2のアナログスイッチと前記第1のアナログスイ
    ッチとに順次信号を供給し、両スイッチの切替選択タイ
    ミングを一致させる順次信号発生手段と、 前記読取センサのアナログ出力と前記光量検出用センサ
    のアナログ出力との差をとり前記コンパレータに出力す
    る差動手段とを備えていることを特徴とする光電式アブ
    ソリュートエンコーダ。
JP4188750A 1992-06-23 1992-06-23 光電式アブソリュート・エンコーダ Withdrawn JPH063162A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831