JPH06316268A - 小型艇用船台 - Google Patents
小型艇用船台Info
- Publication number
- JPH06316268A JPH06316268A JP5128491A JP12849193A JPH06316268A JP H06316268 A JPH06316268 A JP H06316268A JP 5128491 A JP5128491 A JP 5128491A JP 12849193 A JP12849193 A JP 12849193A JP H06316268 A JPH06316268 A JP H06316268A
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- JP
- Japan
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- boat
- handle
- sides
- boat mounting
- connecting rods
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高いルーフの自動車に対しても一人で積降ろ
し作業が行える小型艇用船台を提供する。 【構成】 ハンドル2aを備え、底部に車輪を取付けら
れたハンドル側艇載置部2と、上下反転時に艇の搬送ロ
ーラとして機能する車輪39を取付けられた反ハンドル
側艇載置部3と、これら双方の艇載置部を連結する3本
の連結ロッド10〜12とを備える。艇載置部2、3の
横方向真中位置及びその両側には、連結ロッド10〜1
2の着脱自在の連結部が設けられている。艇載置部3の
横方向両側には、両側2本の連結ロッド11、12の端
部の着脱自在の積降ろし動作用連結部35a、35bが
設けられ、その両側2本の連結ロッドは、艇載置部2の
高さよりも長く設定されると共に、積降ろし動作用連結
部35a、35bに後端部が連結され、かつ基端部が自
動車の車幅方向両側で接地された状態で、上下に反転さ
れた艇載置部3の車輪39を自動車ルーフ近辺の高さに
支持する形状に形成した。
し作業が行える小型艇用船台を提供する。 【構成】 ハンドル2aを備え、底部に車輪を取付けら
れたハンドル側艇載置部2と、上下反転時に艇の搬送ロ
ーラとして機能する車輪39を取付けられた反ハンドル
側艇載置部3と、これら双方の艇載置部を連結する3本
の連結ロッド10〜12とを備える。艇載置部2、3の
横方向真中位置及びその両側には、連結ロッド10〜1
2の着脱自在の連結部が設けられている。艇載置部3の
横方向両側には、両側2本の連結ロッド11、12の端
部の着脱自在の積降ろし動作用連結部35a、35bが
設けられ、その両側2本の連結ロッドは、艇載置部2の
高さよりも長く設定されると共に、積降ろし動作用連結
部35a、35bに後端部が連結され、かつ基端部が自
動車の車幅方向両側で接地された状態で、上下に反転さ
れた艇載置部3の車輪39を自動車ルーフ近辺の高さに
支持する形状に形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヨット等の小型艇の運
搬及び自動車のルーフに対する積降ろしに用いる小型艇
用船台に関するものである。
搬及び自動車のルーフに対する積降ろしに用いる小型艇
用船台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の船台としては、実公昭58−1
1623号公報により、ガイドポストに、これを地上に
立てて固定部分に支持する固定装置と、ガイドポストの
軸方向の昇降摺動並びに周方向に回転自在に装嵌された
スライドブロックとを設け、このスライドブロックには
載置物と脱着自在に結合する連結部材を水平軸に回転自
在に設け、ガイドポスト上端部は連結部材をスライドブ
ロックと共に昇降動するロープ及び滑車よりなる起重機
構を取付けた小型艇用載置装置が周知である。これによ
り、一人で艇の運搬及び自動車への積降ろしが行えるよ
うになる。
1623号公報により、ガイドポストに、これを地上に
立てて固定部分に支持する固定装置と、ガイドポストの
軸方向の昇降摺動並びに周方向に回転自在に装嵌された
スライドブロックとを設け、このスライドブロックには
載置物と脱着自在に結合する連結部材を水平軸に回転自
在に設け、ガイドポスト上端部は連結部材をスライドブ
ロックと共に昇降動するロープ及び滑車よりなる起重機
構を取付けた小型艇用載置装置が周知である。これによ
り、一人で艇の運搬及び自動車への積降ろしが行えるよ
うになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積降ろ
しの際、持ち上げた艇をルーフに沿った水平面で回転さ
せるために、ルーフの高いワンボックス等の車両に積載
するのは困難であった。
しの際、持ち上げた艇をルーフに沿った水平面で回転さ
せるために、ルーフの高いワンボックス等の車両に積載
するのは困難であった。
【0004】よって、本発明は、より高いルーフの自動
車に対しても一人で積降ろし作業が行える小型艇用船台
を提供することを目的とする。
車に対しても一人で積降ろし作業が行える小型艇用船台
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、小型艇の運搬及び自動車ルーフに対する
積降ろしに用いるための小型艇用船台において、ハンド
ルを備えると共に、底部に車輪を取付けられたハンドル
側艇載置部と、上下反転時に艇の搬送ローラとして機能
する車輪を底部の両側に取付けられた反ハンドル側艇載
置部と、これら双方の艇載置部を連結する3本の連結ロ
ッドとを備え、ハンドル側艇載置部及び反ハンドル側艇
載置部の横方向真中位置及びこの位置の両側には、3本
の連結ロッドの端部を着脱自在に連結させる連結部が設
けられ、反ハンドル側艇載置部の横方向両側には、両側
2本の連結ロッドの端部が着脱自在に連結される積降ろ
し動作用連結部が設けられ、両側2本の連結ロッドは、
ハンドル側艇載置部の高さ方向の寸法よりも長く設定さ
れると共に、積降ろし動作用連結部に後端部が連結さ
れ、かつ基端部が自動車の車幅方向両側で接地された状
態で、上下に反転された反ハンドル側艇載置部の車輪を
自動車ルーフ近辺の高さに支持する形状に形成されてい
ることを特徴とする。
成するために、小型艇の運搬及び自動車ルーフに対する
積降ろしに用いるための小型艇用船台において、ハンド
ルを備えると共に、底部に車輪を取付けられたハンドル
側艇載置部と、上下反転時に艇の搬送ローラとして機能
する車輪を底部の両側に取付けられた反ハンドル側艇載
置部と、これら双方の艇載置部を連結する3本の連結ロ
ッドとを備え、ハンドル側艇載置部及び反ハンドル側艇
載置部の横方向真中位置及びこの位置の両側には、3本
の連結ロッドの端部を着脱自在に連結させる連結部が設
けられ、反ハンドル側艇載置部の横方向両側には、両側
2本の連結ロッドの端部が着脱自在に連結される積降ろ
し動作用連結部が設けられ、両側2本の連結ロッドは、
ハンドル側艇載置部の高さ方向の寸法よりも長く設定さ
れると共に、積降ろし動作用連結部に後端部が連結さ
れ、かつ基端部が自動車の車幅方向両側で接地された状
態で、上下に反転された反ハンドル側艇載置部の車輪を
自動車ルーフ近辺の高さに支持する形状に形成されてい
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】運搬時には、3本の連結ロッドで連結されたハ
ンドル側艇載置部及び反ハンドル側艇載置部に小型艇を
載置させて運搬する。積降ろし時には、両側2本の連結
ロッドを外して、上下に反転された反ハンドル側艇載置
部の積降ろし動作用連結部に後端部を連結させ、基端部
を自動車の車幅方向両側で接地させることにより、ハン
ドルの上端部も接地させて、反ハンドル側艇載置部を反
転状態で支持する。この際、両側2本の連結ロッドとハ
ンドル側艇載置部の寸法関係から反転されたハンドル側
艇載置部から反ハンドル側艇載置部に向けて登り勾配と
なり、自動車ルーフ近辺の高さに支持された車輪に小型
艇が容易に載置され、また車輪を搬送ローラとして利用
して自動車ルーフへ積むか又は自動車ルーフから降ろ
す。
ンドル側艇載置部及び反ハンドル側艇載置部に小型艇を
載置させて運搬する。積降ろし時には、両側2本の連結
ロッドを外して、上下に反転された反ハンドル側艇載置
部の積降ろし動作用連結部に後端部を連結させ、基端部
を自動車の車幅方向両側で接地させることにより、ハン
ドルの上端部も接地させて、反ハンドル側艇載置部を反
転状態で支持する。この際、両側2本の連結ロッドとハ
ンドル側艇載置部の寸法関係から反転されたハンドル側
艇載置部から反ハンドル側艇載置部に向けて登り勾配と
なり、自動車ルーフ近辺の高さに支持された車輪に小型
艇が容易に載置され、また車輪を搬送ローラとして利用
して自動車ルーフへ積むか又は自動車ルーフから降ろ
す。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例による分解式の小型
艇用船台を示すもので、この船台1は、ハンドル側艇載
置部2と、反ハンドル側艇載置部3と、これらを連結す
る一本のパイプ状連結ロッド10及び補強兼支持脚用の
2本のパイプ状連結ロッド11、12と、4組のローラ
40とより構成されている。
艇用船台を示すもので、この船台1は、ハンドル側艇載
置部2と、反ハンドル側艇載置部3と、これらを連結す
る一本のパイプ状連結ロッド10及び補強兼支持脚用の
2本のパイプ状連結ロッド11、12と、4組のローラ
40とより構成されている。
【0008】ハンドル側艇載置部2は、一本のパイプ状
ロッド20をほぼ逆L字形、即ちくちばし状に曲げてハ
ンドル部2aを形成し、さらに水平方向に曲げて基部2
bを形成し、その後端部を真中の連結ロッド10に着脱
自在に摺嵌される差込み式の連結部23として形成する
と共に、さらに基部2bに下記の部分を付設して構成さ
れている。つまり、基部2bには、その両側に2本の連
結ロッド11、12をそれぞれ載置させてピン19で着
脱自在に連結される断面半円状の2本の連結部24、2
5が突設され、また車輪29が下設され、さらに横方向
の艇載置ロッド21に下設された連結ロッド22を、着
脱自在に摺嵌させるパイプ状連結部22aが上設されて
いる。
ロッド20をほぼ逆L字形、即ちくちばし状に曲げてハ
ンドル部2aを形成し、さらに水平方向に曲げて基部2
bを形成し、その後端部を真中の連結ロッド10に着脱
自在に摺嵌される差込み式の連結部23として形成する
と共に、さらに基部2bに下記の部分を付設して構成さ
れている。つまり、基部2bには、その両側に2本の連
結ロッド11、12をそれぞれ載置させてピン19で着
脱自在に連結される断面半円状の2本の連結部24、2
5が突設され、また車輪29が下設され、さらに横方向
の艇載置ロッド21に下設された連結ロッド22を、着
脱自在に摺嵌させるパイプ状連結部22aが上設されて
いる。
【0009】艇載置ロッド21は、断面が正方形状のパ
イプで形成されると共に、標準的な船底形状に対応して
湾曲している。連結部23〜25には、図2Aに拡大し
て示すように、真中では連結ロッド10に摺嵌され、ま
た両側では連結ロッド11、12が載置された状態で、
所属のピン19が連結ロッド10〜12の前後2個所の
ピン穴19bを通して挿通されるピン穴19aが前後2
個所にそれぞれ穿孔されている。
イプで形成されると共に、標準的な船底形状に対応して
湾曲している。連結部23〜25には、図2Aに拡大し
て示すように、真中では連結ロッド10に摺嵌され、ま
た両側では連結ロッド11、12が載置された状態で、
所属のピン19が連結ロッド10〜12の前後2個所の
ピン穴19bを通して挿通されるピン穴19aが前後2
個所にそれぞれ穿孔されている。
【0010】反ハンドル側艇載置部3は、一本の横方向
のパイプ状ロッドで形成された基部30に、連結ロッド
10〜12の内部に着脱自在に摺嵌される3本のパイプ
状連結部31〜33をハンドル側へ突設し、船底を支持
し得る標準的な距離だけ離間した両側2個の車輪39を
下設し、さらに横方向の艇載置ロッド35に下設された
パイプ状連結部37、38が着脱自在に摺嵌される連結
部37a、38aを上設して構成されている。
のパイプ状ロッドで形成された基部30に、連結ロッド
10〜12の内部に着脱自在に摺嵌される3本のパイプ
状連結部31〜33をハンドル側へ突設し、船底を支持
し得る標準的な距離だけ離間した両側2個の車輪39を
下設し、さらに横方向の艇載置ロッド35に下設された
パイプ状連結部37、38が着脱自在に摺嵌される連結
部37a、38aを上設して構成されている。
【0011】艇載置ロッド35は、正方形パイプ状で、
かつ標準的な船底形状に対応して湾曲し、さらにその横
方向両側は、補強兼支持脚用連結ロッド11、12の後
端部が着脱自在に摺嵌されるように、その外径に対応し
た内径のパイプ孔状の連結部35a、35bとして形成
されている。
かつ標準的な船底形状に対応して湾曲し、さらにその横
方向両側は、補強兼支持脚用連結ロッド11、12の後
端部が着脱自在に摺嵌されるように、その外径に対応し
た内径のパイプ孔状の連結部35a、35bとして形成
されている。
【0012】連結ロッド11、12は、積降ろし時に反
ハンドル側艇載置部3の支持ロッドとして機能するよう
に、後端部分は、運搬時の連結状態で水平面においてそ
れぞれ外方へ曲げられてくの字形に形成されている。こ
の後端部分には、基端を接地させた状態での車両前後方
向の傾倒角により高さを調整可能にするために、図2B
に示すように、ピン19が挿通されるピン穴19cが円
周方向に2個所へ設けられ、かつ連結時のガタを防止す
るために、この一対のピン穴が前後方向の2個所に形成
されている。連結部31〜33には、連結ロッド10〜
12が摺嵌された状態でピン19が挿通されるピン穴1
9dが前後に2個所に穿孔されている。同様に、連結部
35a、35bにも横方向2個所にピン穴19eが穿孔
されている。
ハンドル側艇載置部3の支持ロッドとして機能するよう
に、後端部分は、運搬時の連結状態で水平面においてそ
れぞれ外方へ曲げられてくの字形に形成されている。こ
の後端部分には、基端を接地させた状態での車両前後方
向の傾倒角により高さを調整可能にするために、図2B
に示すように、ピン19が挿通されるピン穴19cが円
周方向に2個所へ設けられ、かつ連結時のガタを防止す
るために、この一対のピン穴が前後方向の2個所に形成
されている。連結部31〜33には、連結ロッド10〜
12が摺嵌された状態でピン19が挿通されるピン穴1
9dが前後に2個所に穿孔されている。同様に、連結部
35a、35bにも横方向2個所にピン穴19eが穿孔
されている。
【0013】連結ロッド11、12の長さは、ハンドル
側艇載置部2の高さ、即ちハンドル部2aの高さ寸法よ
りも充分長く設定されている。また、地面に基端が接地
され、かつ後端部が連結部35a、35bに摺嵌された
状態で、車幅方向の外側から見て反時計方向側のピン穴
19cにピン穴19eからピン19が挿通されると高い
位置を占める。また、連結ロッド11、12を回転さ
せ、他方のピン穴19cに挿通させると、傾倒角度が小
さくなって相対的に低くなるように設定されている。
側艇載置部2の高さ、即ちハンドル部2aの高さ寸法よ
りも充分長く設定されている。また、地面に基端が接地
され、かつ後端部が連結部35a、35bに摺嵌された
状態で、車幅方向の外側から見て反時計方向側のピン穴
19cにピン穴19eからピン19が挿通されると高い
位置を占める。また、連結ロッド11、12を回転さ
せ、他方のピン穴19cに挿通させると、傾倒角度が小
さくなって相対的に低くなるように設定されている。
【0014】ローラ40は、ルーフに取付けられるロッ
ド7、8(図3参照)及び、艇載置ロッド21、35に
取付けられるように、コの字形の基部41の上面の両側
に軸受ブラケット42が突設され、ローラ本体46を軸
受させて構成されている。さらに、基部41の一方側の
側面には、複数個のピン穴45aを形成されたゴムバン
ド45が取付けられ、反対側の側面にはピン47が突設
され、任意のピン穴45aがピン47を係入させて適度
な強度で巻付けられるようになっている。
ド7、8(図3参照)及び、艇載置ロッド21、35に
取付けられるように、コの字形の基部41の上面の両側
に軸受ブラケット42が突設され、ローラ本体46を軸
受させて構成されている。さらに、基部41の一方側の
側面には、複数個のピン穴45aを形成されたゴムバン
ド45が取付けられ、反対側の側面にはピン47が突設
され、任意のピン穴45aがピン47を係入させて適度
な強度で巻付けられるようになっている。
【0015】船台1は、以上説明した各部に分解されて
自動車に搭載可能である。運搬用としての使用時には、
ハンドル側艇載置部2の連結部23〜25が連結ロッド
10〜12の基端部に、その後端部は反ハンドル側艇載
置部3の連結ロッド31〜33に摺嵌されてピン19で
ロックされ、さらに艇載置ロッド21を連結部22aに
摺嵌し、艇載置ロッド35を連結部37a、38aに摺
嵌して組立てる。積降ろし装置としての使用時には、図
3に示すように、船台1を反転させると共に、連結ロッ
ド11、12を取り外し、その後端部を艇載置ロッド3
5の両側に差込み式に連結させ、乗用車の車幅方向両側
の地面に基端を支持させる。このような3点支持によ
り、小型艇の積降ろしが可能になる。図3の乗用車の場
合ピン穴19cは、外側から見て時計方向寄りのピン穴
19cが選択され、低く設定されている。
自動車に搭載可能である。運搬用としての使用時には、
ハンドル側艇載置部2の連結部23〜25が連結ロッド
10〜12の基端部に、その後端部は反ハンドル側艇載
置部3の連結ロッド31〜33に摺嵌されてピン19で
ロックされ、さらに艇載置ロッド21を連結部22aに
摺嵌し、艇載置ロッド35を連結部37a、38aに摺
嵌して組立てる。積降ろし装置としての使用時には、図
3に示すように、船台1を反転させると共に、連結ロッ
ド11、12を取り外し、その後端部を艇載置ロッド3
5の両側に差込み式に連結させ、乗用車の車幅方向両側
の地面に基端を支持させる。このような3点支持によ
り、小型艇の積降ろしが可能になる。図3の乗用車の場
合ピン穴19cは、外側から見て時計方向寄りのピン穴
19cが選択され、低く設定されている。
【0016】このように構成された小型艇用船台1の使
用方法をワンボックス車に搭載した場合について図4を
参照して説明する。ヨット9を回収する場合、船台1を
前述のように組立て、ハンドル部2aを押して水辺に運
搬し、ヨット9を艇載置ロッド21、35に載置させる
(図4A)。ワンボックス車の近辺へ運搬してローラ4
0を艇載置ロッド35に取付けて、後側からローラ40
を回転させつつヨット9を降ろし(同図B)、ヨット9
を反転させて地面に置く(同図C)。船台1から両側の
連結ロッド11、12を外し、その後端部を艇載置ロッ
ド35の両側に連結させて支持脚として使用する(同図
D)。この際、ピン穴19cは、反時計方向寄りのもの
を選択して、反転された車輪39を高く設定する。この
状態で、連結ロッド11、12とハンドル側艇載置部2
の寸法関係から反ハンドル側艇載置部3に向けて登り勾
配となり、車輪39へのヨット9の載置及び搬送作業が
容易になり、ヨット9の端部を車輪39に載置させ(同
図E)、ヨット9の他方の端部を持って船台1に載置さ
せ(同図F)、車輪39を回転させつつルーフに取付け
済みのロッド7、8に取付けたローラ40も回転させつ
つ(同図G)、ルーフ上に載置させ、ローラ40を取外
してワイヤでヨット9を縛る。ヨット9を降ろす場合に
は、逆の動作を行う。
用方法をワンボックス車に搭載した場合について図4を
参照して説明する。ヨット9を回収する場合、船台1を
前述のように組立て、ハンドル部2aを押して水辺に運
搬し、ヨット9を艇載置ロッド21、35に載置させる
(図4A)。ワンボックス車の近辺へ運搬してローラ4
0を艇載置ロッド35に取付けて、後側からローラ40
を回転させつつヨット9を降ろし(同図B)、ヨット9
を反転させて地面に置く(同図C)。船台1から両側の
連結ロッド11、12を外し、その後端部を艇載置ロッ
ド35の両側に連結させて支持脚として使用する(同図
D)。この際、ピン穴19cは、反時計方向寄りのもの
を選択して、反転された車輪39を高く設定する。この
状態で、連結ロッド11、12とハンドル側艇載置部2
の寸法関係から反ハンドル側艇載置部3に向けて登り勾
配となり、車輪39へのヨット9の載置及び搬送作業が
容易になり、ヨット9の端部を車輪39に載置させ(同
図E)、ヨット9の他方の端部を持って船台1に載置さ
せ(同図F)、車輪39を回転させつつルーフに取付け
済みのロッド7、8に取付けたローラ40も回転させつ
つ(同図G)、ルーフ上に載置させ、ローラ40を取外
してワイヤでヨット9を縛る。ヨット9を降ろす場合に
は、逆の動作を行う。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、船台は小型艇
の運搬用として使用できると共に、積降ろし時には反転
して、後側から上昇し、かつ車輪を搬送ローラとして利
用した搬送路に転用される。その傾斜に沿って高いルー
フに対しても容易に積降ろしが可能となる。
の運搬用として使用できると共に、積降ろし時には反転
して、後側から上昇し、かつ車輪を搬送ローラとして利
用した搬送路に転用される。その傾斜に沿って高いルー
フに対しても容易に積降ろしが可能となる。
【0018】請求項2の発明によれば、船台がロッド式
に構成されると共に、ハンドル側艇載置部及び反ハンド
ル側艇載置部もさらに分解可能となり、格納が一層容易
になる。
に構成されると共に、ハンドル側艇載置部及び反ハンド
ル側艇載置部もさらに分解可能となり、格納が一層容易
になる。
【0019】請求項3によれば、連結ロッドの支持脚用
連結ロッドの回転操作により、高さも容易に調整可能と
なる。
連結ロッドの回転操作により、高さも容易に調整可能と
なる。
【図1】本発明の一実施例による船台の分解斜視図であ
る。
る。
【図2】同船台のハンドル側艇載置部の連結部の斜視図
である。
である。
【図3】同船台を乗用車に対する積降ろし用として使用
する状態を示す斜視図である。
する状態を示す斜視図である。
【図4】同船台のワンボックス車に対する使用方法を説
明する側面図である。
明する側面図である。
1 船台 2 ハンドル側艇載置部 2a ハンドル部 3 反ハンドル側艇載置部 9 ヨット 10〜12 連結ロッド 21、35 艇載置ロッド 23〜25、31〜33 連結部 29、39 車輪
Claims (3)
- 【請求項1】 小型艇の運搬及び自動車ルーフに対する
積降ろしに用いるための小型艇用船台において、 ハンドルを備えると共に、底部に車輪を取付けられたハ
ンドル側艇載置部と、上下反転時に艇の搬送ローラとし
て機能する車輪を底部の両側に取付けられた反ハンドル
側艇載置部と、これら双方の艇載置部を連結する3本の
連結ロッドとを備え、 前記ハンドル側艇載置部及び前
記反ハンドル側艇載置部の横方向真中位置及びこの位置
の両側には、3本の前記連結ロッドの端部を着脱自在に
連結させる連結部が設けられ、 前記反ハンドル側艇載置部の横方向両側には、両側2本
の前記連結ロッドの端部が着脱自在に連結される積降ろ
し動作用連結部が設けられ、 前記両側2本の前記連結ロッドは、前記ハンドル側艇載
置部の高さ方向の寸法よりも長く設定されると共に、前
記積降ろし動作用連結部に後端部が連結され、かつ基端
部が自動車の車幅方向両側で接地された状態で、上下に
反転された前記反ハンドル側艇載置部の前記車輪を自動
車ルーフ近辺の高さに支持する形状に形成されているこ
とを特徴とする小型艇用船台。 - 【請求項2】 ハンドル側艇載置部が、一本のロッドを
ほぼ逆L字形に曲げてハンドル部を形成し、さらに水平
方向に曲げて基部を形成すると共に、この基部に、3本
の連結ロッド用の連結部を先方へ突設し、また車輪を下
設し、さらに横方向の艇載置ロッドに下設された連結ロ
ッドを差込み式に着脱自在に連結させる連結部を上設し
て構成され、 反ハンドル側艇載置部が、一本の横方向のロッドで形成
された基部に、前記3本の前記連結ロッド用の連結部が
ハンドル側へ突設され、また車輪が両側に下設され、さ
らに横方向の艇載置ロッドに下設された連結ロッドを差
込み式に着脱自在に連結させる連結部を上設して構成さ
れ、 前記反ハンドル側艇載置部の前記艇載置ロッドの横方向
両側に、差込み式に着脱自在の積降ろし動作用連結部が
形成されたことを特徴とする請求項1の小型艇用船台。 - 【請求項3】 積降ろし動作用連結部が、2本のパイプ
状連結ロッドの後端部が摺嵌されるパイプ孔として形成
されると共に、このパイプ孔を通して挿通されるピンが
挿通されるピン穴が、前記後端部の円周方向の複数個所
に形成されていることを特徴とする請求項1の小型艇用
船台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5128491A JPH06316268A (ja) | 1993-05-01 | 1993-05-01 | 小型艇用船台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5128491A JPH06316268A (ja) | 1993-05-01 | 1993-05-01 | 小型艇用船台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06316268A true JPH06316268A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14986069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5128491A Pending JPH06316268A (ja) | 1993-05-01 | 1993-05-01 | 小型艇用船台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06316268A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106628795A (zh) * | 2017-02-15 | 2017-05-10 | 大连光明船舶工程有限公司 | 小型船舶维修用搬运设备 |
-
1993
- 1993-05-01 JP JP5128491A patent/JPH06316268A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106628795A (zh) * | 2017-02-15 | 2017-05-10 | 大连光明船舶工程有限公司 | 小型船舶维修用搬运设备 |
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