JPH06315978A - プラスチックス螺旋巻き管及びその製造方法 - Google Patents

プラスチックス螺旋巻き管及びその製造方法

Info

Publication number
JPH06315978A
JPH06315978A JP6070927A JP7092794A JPH06315978A JP H06315978 A JPH06315978 A JP H06315978A JP 6070927 A JP6070927 A JP 6070927A JP 7092794 A JP7092794 A JP 7092794A JP H06315978 A JPH06315978 A JP H06315978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral
plastic
spiral convex
pipe
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6070927A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kameda
清 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Plastics Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Plastics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Plastics Co Ltd filed Critical Dainippon Plastics Co Ltd
Priority to JP6070927A priority Critical patent/JPH06315978A/ja
Publication of JPH06315978A publication Critical patent/JPH06315978A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 耐圧強度、形状保持性、埋設時の推進性等が
すぐれた高品質の螺旋巻き管を提供する。 【構成】 プラスチックス帯状体1を螺旋状に捲回しつ
つ、長手方向に沿って中空部分52を区画して形成した
内管部及びその表面に一体の螺旋凸状部56からなり、
この螺旋凸状部56が、その最外周部分を切裂いて形成
され、(螺旋凸状部56形成用芯材を取出すために切裂
いた)この連続切裂部分Cを介して中空部分52に溶融
状態のプラスチックス等の流動物を充填固化させて形成
された充填層54と、管主体53の螺旋凸状部56の最
外周部分に、流動物の充填後の連続切裂部分Cを閉塞し
かつ隣接する螺旋凸状部56間に区画部分を形成すべく
もう1つのプラスチックス帯状体を螺旋状に捲回し筒状
に形成された外筒部とからなるプラスチックス螺旋巻き
管。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックス螺旋巻
き管、例えば地中に埋設して使用されるコルゲート管の
ように、表面に山部と谷部を有する波付きの外観を呈
し、かつ内・外面を平滑に形成した耐圧管及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の合成樹脂管は、通常、押
出機より溶融したプラスチックス帯状体を押出してその
押出方向に対して所定の角度をもった仮想円筒体等の軸
芯に螺旋状に捲回し、帯状体の端部(ヒレ片)を重ね合
せ、溶着して得られる〔例えば第16図(A)(B)参
照〕。しかしながら、例えば断面逆U字状に山部を形成
する場合、押出機先端に設けた金型の吐出口を断面逆U
字状として成形された帯状体を軸芯に捲回するか、ある
いは断面一文字状として押出し軸芯に捲回する途中で賦
形部を設けて断面逆U字状とし、その後軸芯に捲回して
所望形状のプラスチックス管を得ることが考えられる。
これらの場合、帯状体端部が互いに重ね合わされ完全に
一体融着する温度で軸芯に捲回すると帯状体が半溶融状
態にあるため、断面U字状の帯状体が変形し設計どおり
の保形が困難となる。これを防止するためにある程度の
保形ができるまで冷却しその後、軸芯に捲回することと
なるが、この時は帯状体の冷却が進んでいるため、断面
逆U字状体の剛性が強く、捲回が容易でなく、かつ帯状
体を重ね合せて押圧しても帯状体が溶着できる温度以下
となっているため、互いに接合できないという問題があ
る。これらの保形と接合の相矛盾する問題を解決するた
めに、例えば特公昭62−29213号公報や特開昭6
3−219982号公報等に記載の方法が提案されてい
る。
【0003】前者の公報によれば、押出機のアウトサイ
ドダイから吐出する加熱溶融した熱可塑性樹脂テープを
仮想円筒状回転軸体の前端部側外周面に設ける螺旋突条
にこの螺旋突条を跨ぐように傾斜角度を付けて先に捲回
される熱可塑性樹脂テープに対し後から続いて捲回され
る熱可塑性樹脂テープの一部が重り合うごとく供給して
捲回させ、これを冷却して螺旋状の凹凸を有する外管を
形成する第1の工程と、仮想円筒状回転軸体の軸芯部近
傍に内蔵する押出機のインサイドダイから吐出する加熱
溶融した熱可塑性樹脂テープを該仮想円筒状回転軸体の
後端部側の平滑周面上に傾斜角度をつけて先に捲回され
る熱可塑性樹脂テープに対し後ろから捲回するテープが
一部重り合うように供給して螺旋状に捲回し内管を形成
する第2の工程とがあり、上記第1の工程で成形された
外管を上記回転軸体の後端部側に誘導して該後ろ端部側
平滑周面上で成形される上記内管と複合させ、該内管が
未だ溶融点以下軟化点以上の温度下にある段階において
上記外管の凹部外面を回転軸体に対接する押圧ロールで
押圧し内外両管を融着し、これを冷却硬化させて内面平
滑にして外面に螺旋突条を有した管体を連続的に製造す
ることを特徴とした内面平滑コルゲート管の製造方法が
提案されている。
【0004】後者の公報によれば、表面に螺旋状の山部
と谷部を有すると共に、平坦な内壁を形成してなる合成
樹脂管を製造する方法であって、前記山部の形状に適合
する帯状型体(又は芯材)を用い、この型体を成形用回
転軸に螺旋状に捲回すると共に、半溶融状の帯状成形材
を前記型体上に被さる状態で螺旋状に捲回し、この捲回
により隣合う帯状成形材の両端部を谷部において重合溶
着すると共に、該山部頂部をスリット状に切断して、こ
のスリット条痕から型体を抜き取った後、前記スリット
条痕を閉塞すべく前記山部の頂部に、帯条成形材と同質
の合成樹脂からなる帯条材を溶着一体化するようにした
合成樹脂管の製造方法が提案されている。この方法によ
れば芯材(型体)を用いるため中空部の山部は保形さ
れ、谷部は帯状体が半溶融状態であるため接合が容易
で、山部の内側が中空状に管体が構成されるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た両提案例でも次のようなそれぞれの問題点があった。
前者の方法は仮想円筒状回転軸体の外周面に設けた螺旋
突条で樹脂テープに螺旋状の凹凸を成形して外管を形成
する第1の工程と、仮想円筒状回転軸体の内部より樹脂
テープを外管の裏面に押圧して内管を形成する第2の工
程とからなり、これらの工程によって内面平滑な管体を
製造する方法であるので、 1)設備が大型化するうえ、各管径、山形、山のピッチ
が異なる管体を製造する場合は一サイズ毎に系列を必要
とする。この場合、設備の交換に要する時間中は製造を
停止する必要があり、又仮想円筒状回転軸体を交換する
方法も考えられるが大巾な工数と時間を要するという問
題がある。
【0006】2)螺旋突条部が中空であるため耐圧管と
しては、耐圧強度が不充分でありかつ施工時の突条への
衝撃が加わった場合に破損し易いという問題もある。後
者の方法においては、 1)提案例の場合、帯状体を芯材(型体)と共に軸芯に
捲回して、帯状体の両端部を重合溶着後、冷却が進んだ
帯状体の山部の頂部をスリット状に切断して、その切開
部より芯材を無理抜きし、その後、山部の開口面を他の
帯状材で蓋をすることになるため、山部をカット又はス
リットした帯状部が二つに割れ開口した帯状片が当接せ
ずかつ山部の頂部が水平面を維持することが難しく第1
7図(A)(B)の様になり切口が互いに面一を形成する
ことが困難である(望ましい状態を第13図に示す)。
これらは、 芯材スリット部より無理抜きするので帯状片を拡開す
ること 口字状の中空部が切開されることにより応力のバラン
スが崩れ残留歪が発生すること 軸芯が冷却されているので軸芯に近い山、谷部の帯状
体下部と、山部の頂部との温度差によって樹脂の収縮率
の差が歪を生ずること 帯状体の空間部に芯材が内蔵中は、保形が保たれてい
るが、切断刃でスリットし、芯材を抜き出したときは、
螺旋突条のため進行方向に対してねじれ応力が働き、第
18図のように開口側壁Kが後方へ倒れる傾向になるこ
となどの現象(問題)がある。
【0007】これらの現象は室温、成形温度によって異
なるので開口面を面一にするためその管理に多大の注意
を要する。 2)山部の頂開口片が当接せず、又1)で述べたように
開口片が互いにくい違った状態にあるので、上記の蓋体
となる帯状材が開口を均一に閉塞することができにく
く、分離する危険性がある(第19図(A)(B)参
照)。
【0008】3)山部の頂部をカットし、芯材を抜き取
った山部は冷却が進み保形されているので同質の合成樹
脂からなる帯条体の溶着一体化は、押圧ローラー等の手
段を用いても困難で1)で述べた現象において完全溶融
一体化には相当な注意と管理が必要である。 4)この種の螺旋管の扁平耐圧強度は、山部のピッチに
よって強弱変化する一方、山部の高さ、肉厚によっても
変化する。ことに扁平強度を高めるに当たっては山部の
高さに加えて、山部の頂部の肉厚と山部と山部を連結す
る管体の壁面の肉厚を増すことによって高められる。こ
のようなことから切開した山部の頂部と蓋体の帯状材の
溶融一体化は重要な意味を有する。
【0009】5)従って、扁平耐圧強度を飛躍的に増加
させるには山部の中空部を合成樹脂や金属等で中実に形
成すればよいが、従来から存在するコンクリート管(い
わゆるヒューム管等)土管との経済性比較や、金属体入
りは長期使用(30〜50年)時の発錆による腐食劣化の問
題があり、コンクリート管は、薬品、溶剤等により侵食
され有害ガスの発生や製造上の管長さに制約があり施工
性に問題がある。
【0010】6)この種の山部が中空形状を有する管体
は、耐圧扁平強度上からみると理想的な目付当りの強度
が得られるが、運搬、施工時にその取扱いを慎重に実施
しないと、積上、積下し時の山部へ衝撃が加わった場合
破損し易い。 7)一方現在の社会はプラスチックス公害問題が叫ばれ
ている。即ち、プラスチックス製品は、フイルム、ビニ
ールハウス等のシート、飼料、洗剤ビン、袋、包装材等
の容器、その他の電気部品、生活用品等の分野において
大量に消費され、これらの廃プラスチックスの処理につ
いては、焼却したり、埋立地に放棄する等の対策を講じ
ているが、前者は火力が強力なこともあり焼却炉の損傷
が大きく廃煙による大気汚染、後者は埋立地にも限界が
あり不当投棄等の問題をひきおこしている。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明はプ
ラスチックス帯状体を螺旋状に捲回しつつ、長手方向に
沿って中空部分を区画して形成した内管部及びその表面
に一体の螺旋凸状部からなり、この螺旋凸状部が、その
最外周部分を切裂いて形成され、上記中空部分に予め挿
入され螺旋凸状部の保形を行った後の連続芯材を取り出
した連続切裂部分を備えてなる管主体と、上記連続切裂
部分を介して上記中空部分に溶融状態のプラスチックス
を主成分とする流動物を充填固化させて形成された充填
層と、上記管主体の螺旋凸状部の最外周部分に、流動物
の充填後の連続切裂部分を閉塞しかつ隣接する螺旋凸状
部間に区画部分を形成すべくもう1つのプラスチックス
帯状体を螺旋状に捲回し筒状にして形成された外筒部と
からなるプラスチックス螺旋巻き管である。
【0012】すなわち、本発明は、管主体に形成される
中空部分に、芯材を取り出した切裂部分を介して流動物
を充填固化させ、かつ管主体の外側に特定の外筒部を被
着させることによって、帯状体を切り裂いた故に弱くな
った螺旋凸状部を強化及び保形すると共に、管の外面を
平滑にし、それによって耐圧強度、形状保持性、埋設時
の推進性等がすぐれた高品質の螺旋巻き管が提供でき
る。
【0013】更に本発明は上記管主体と、外筒部との間
に上記管主体及び充填層と同一構成のもう1つの管主体
及び充填層を介在させたより高品質の螺旋巻き管を提供
できる。本発明において、充填層を形成するために用い
られる流動物は、溶融状態のプラスチックスを主成分と
しているが、そのプラスチックスとしては、特に限定さ
れないが、いわゆる“廃プラスチックス”の使用が好ま
しい。
【0014】この廃プラスチックスとしては、農業用ハ
ウスに用いたビニールフイルム、ポリエチレンフイルム
の廃材や、バッテリーケース、洗剤ビン、容器、運搬用
コンテナ、プラスチック屋根材、床材、事務用器具、日
用雑貨、電気器具、部品、果実用ネット袋、包装容器等
のあらゆる熱可塑性合成樹脂の廃材が使用可能である。
これらのフイルム状体、成形物は破砕機、粉砕機、微粉
砕機を用いて粗、微粒化される。これらは再生原料とも
いわれ、少々の塵埃や汚れ等の付着があってもよい。一
方、流動物の副成分としては、熱可塑性合成樹脂以外の
非溶融性粗粒体が使用でき、その具体例としては、セメ
ント、砂、石炭滓、鉄粉、ガラス等の無機質材が好まし
いが、モミガラ、木材の切り粉や木材、FRPの砕断破
砕したものであってもよい。
【0015】廃プラスチックスと熱可塑性樹脂以外の粗
粒体の混合は、通常ドラム式タンブラー、撹拌式ブレン
ダーが用いられる。これら両者の配合割合は何れかを選
択して使用すればよいが、例えば廃プラスチックスが30
〜50%が好ましく、結局粗粒体が溶融状態の樹脂により
混練され粘弾性を帯び、充填用混練押出機の金型より棒
状に押出される程度になることとが望まれるわけであ
る。混練用押出機としては深溝型スクリューを有する単
軸押出機やスクリューが2本咬み合う構造となった二軸
押出機が好適である。
【0016】本発明は、別の観点からすれば、次のプラ
スチックス螺旋巻き管の製造方法を提供できる。略円筒
状のマンドレルの周囲に、押出機から溶融状態のプラス
チックス帯状体をその断面が中空状になるように、かつ
一部を重ね合すように供給して螺旋状に捲回し、これに
よって内管部とこの内管部の外側の螺旋凸状部とを一体
に形成し、その際溶融状態のプラスチックス帯状体で形
成される中空部分に連続芯材を挿入して螺旋凸状部の保
形を行い、その後螺旋凸状部の最外周部分を切裂いてそ
の連続芯材を取り出し、次いで、その切裂部分から上記
中空部分に溶融状態のプラスチックスを主成分とする流
動物を充填し、固化させ、更に上記螺旋凸状部の最外周
部分を結んでもう1つの押出機から幅の広いプラスチッ
クス帯状体を一部が重ね合されるように供給して螺旋状
に捲回し、これによって流動物の充填後の連続切裂部分
を閉塞しかつ隣接する螺旋凸状部間に区画部分を形成さ
せることを特徴とするプラスチックス螺旋巻き管の製造
方法。
【0017】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳
述する。なお、これによって本発明が限定されるもので
はない。まず第1図において、プラスチックス螺旋巻き
管51は、中空部52を螺旋状に有する管主体53と、
その中空部52に流動状態の混合材を充填して形成され
た充填層54とから主としてなり、前者の管主体53
は、更に具体的には、プラスチックス帯状体1(以下、
単に帯状体又は条素材と称することもある)を螺旋状に
捲回しつつ、その帯状体1の内部にその帯状体1の長手
方向に沿って上記中空部52を区画して形成した内管部
55及びその表面に一体の螺旋凸状部56からなる。
【0018】而して螺旋凸状部56では、帯状体1の最
外周部分を切裂いて形成した連続切裂部分としての切溝
Cを介して上記中空部52に流動状態の混合材が充填さ
れて上記充填層54が形成され、しかる後上記切溝Cを
被うように蓋板部2が接合されている。なお、上記切溝
Cは後述するごとく、プラスチックス螺旋巻き管の製造
時に保形のために用いられる芯材29を取り出すための
ものである。
【0019】次に、以上の構成のプラスチックス螺旋巻
き管51の製造方法及び製造装置Sを詳述する。第2図
乃至第5図に示したこの実施例装置Sは、プラスチック
ス螺旋巻き管(以下、管口径及び補強条の螺旋ピッチが
変更可能な合成樹脂管と称することもある)の製造に適
用したものを示しており、図において11は本体ボック
スであって、該ボックス11内からその面板12を介し
て突出状に支軸13が設けられると共に、この支軸13
を中心とする仮想円柱面に沿うごとく数本の成形軸(又
は回転マンドレル)14が配置されている。
【0020】上記各成形軸14は、それぞれ自在継手1
7を介して互いに連結される短軸15と長軸16とによ
り構成されるもので、前記自在継手17をして短軸15
に対し長軸16をやや屈曲させることにより、長軸16
が前記支軸13に対しやや傾斜するよに(すなわち、平
行にならないように)している。また前記各短軸15
は、特に第3図に示す本体ボックス11内において、伸
縮並びに屈曲可能な連結軸19等を介して駆動手段18
に連動結合され、この駆動手段18により各成形軸14
が同一方向に一斉駆動するようになっている。
【0021】また、前記支軸13には、その軸上で移動
可能なコマ部材20,21,22が挿嵌されるもので、
各コマ部材20,21,22に短軸15及び長軸16を
それぞれ連接杆23,24,25を介して揺動可能に枢
着することにより、前記成形軸14を支軸13上に拡径
並びに縮径可能に支持すべくしている。なお各コマ部材
20,21,22は、前記支軸13に沿うように配設し
た作動軸26の回動操作により軸方向に移動すべく構成
され、また遊端側のコマ部材22は支軸13上に軸方向
のみ移動可能に挿嵌した受部材22にスプライン嵌合す
るもので、該コマ部材22を受部材22上で周方向位置
を変えることにより、各成形軸14の支軸13に対する
傾斜角を変更すべく構成されている。
【0022】上記した実施例装置Sでは、成型される合
成樹脂管の管径と補強条の螺旋ピッチとを可変とするた
めに複数本の成形軸14を用いたものであるが、管径及
び螺旋ピッチを可変としない場合には、一般的な成形軸
を使用すればよい。ここで云う一般的な成形軸とは従来
公知のもので、例えば一本の成形用主軸を用い、その外
周に筒状保持器により多数のコロ軸を傾斜状に配設支持
させて構成した成形軸などいかなる構造のものであって
もよい。
【0023】しかして、上記各成形軸14に亙るように
巻回される条素材、つまり帯条体1としては、例えばポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂のごときポリオレ
フィン系の合成樹脂、あるいは塩化ビニール樹脂などが
用いられるもので、押出成形手段27の成形用ダイ(又
は押出ダイ)28からの所要の形状、例えば平板状に押
出成形すると共に、半溶融状態で上記各成形軸14側に
供給して、各成形軸14上間に亙るよう螺旋状に巻回す
る。そしてこの各成形軸14上で後記する成形用芯型2
9により第3図及び第7図に示すごとく断面コ字状部分
1aと、該コ字状部分1aの一側下端部から延びる板状
の長辺部分1bと、他側方下端部から延びる板状の短辺
部分1cとが一連に成形されるのである。なお、この条
素材1としては通常全体を硬質合成樹脂により形成する
ものであるが、前記コ字状部分1aと短辺部分1cを硬
質とし、長辺部分1bを軟質合成樹脂としてもよく、ま
た全体を軟質合成樹脂により形成してもよいのである。
【0024】一方、前記各成形軸14に亙るよう可撓性
をもつ無端状の成形用芯型29が予め螺旋状に巻き付け
られている。この成形用芯型29は、例えば各素材1か
ら成形されるコ字状部分1aと略同じ断面形状とした一
本の可撓性ベルト材からなるもので、該ベルト材を各成
形軸14に亙るよう予め螺旋状に巻き付けると共に、巻
回終端を巻回始端にまで弛み状に延長して、その両端を
繋ぎ無端状としたものである。なお前記芯型29の頂部
には、後記するカッター34の進入を許すV字状等の条
溝30が形成され、また必要に応じて第5図に示すごと
く条素材1が巻回時に進入する始端部にガイドローラー
31を設けて、芯型29の進入位置を規制するようにし
ている。
【0025】また、上記した成形用芯型29と同様、必
要に応じて、各成形軸14に亙り、かつ螺旋状に巻回さ
れた該芯型29の間に位置するよう無端状の押え型32
が螺旋状に巻き付けられている。この押え型32は条素
材1を螺旋状の芯型29間に押え込むためのもので、前
記芯型29の同様可撓性を備え、かつ巻回終端を巻回始
端にまで延長して、その両端を繋ぎ無端状としたもので
あるが、この押え型32は前記芯型29上で条素材1が
成形されて後、その上から巻き付けるものである。図中
33は押え型32の進入を案内するガイドローラーであ
る。
【0026】斯くて、上記したごとく各成形軸14上で
成形用芯型29と押え型32とを用い、条素材1を螺旋
状に巻回して、管壁Aの内面を平坦とし、管壁A外周に
螺旋状の補強条Bを備えた合成樹脂管を成形し、次いで
後述するごとく、前記補強条Bの頂部に切溝Cを連続的
に形成して、その切溝Cから芯型29を抜き取り、その
直後に切溝Cを拡開して流動状態の混合材を過充填し、
しかる後、この切溝Cを閉鎖すべく構成するのであっ
て、前記合成樹脂管の螺旋進み方向前方にカッター34
を配設すると共に、このカッター34より螺旋進み方向
前方に、切溝の拡開手段57と、流動状態の混合材を過
充填する混合材充填手段58と、押出成形手段35の蓋
板部(又は蓋板体)成形用ダイ36とを順次配設し、最
終的に前記補強条Bの頂部に半溶融状の帯状素材2を供
給添設し、前記切溝Cを閉鎖するのである。
【0027】而して切溝の拡開手段57は、第6図にお
いて、断面略逆三角形の拡開部材59と、この部材に回
転可能に支持された1対の回転子60・61と、上記拡
開部材59から上方へ延びるネジ軸62と、このネジ軸
に螺合され、その螺合位置により拡開部材59の上下位
置を調整可能なナット63とから主としてなる。なお、
64は装置本体の水平アーム、65はそのアームに前後
移動可能に支持され、かつ上記ネジ軸62を貫通すると
共にナット63を支持する前後調整部材、66はこの部
材の位置決め用把手である。
【0028】次に混合材充填手段58は、第2押出機6
7から延びる充填ノズル68から主としてなる。なお、
上記蓋板部としての帯状素材2としては、通常条素材1
と同質の硬質合成樹脂を用いるのであるが、これに代
え、条素材1として軟質ポリエチレン樹脂のごとき軟質
合成樹脂を、また帯状素材2として硬質ポリエチレン樹
脂のごとき硬質合成樹脂を用い、可撓性を損なうことな
く、耐摩擦性を高め得るようにしてもよい。
【0029】次に、上記した製造装置Sの作動について
説明する(特に第6図参照)。先ず、押出成形手段27
の押出ダイ28から平板状に押出供給される半溶融状の
条素材1は、一斉に駆動回転する各成形軸14上間に亙
るよう巻き付けられる。このとき前記各成形軸14上に
は、予め成形用芯型29が巻付けられているので、この
条素材1は芯型29をしてコ字状部分1aと長辺部分1
bと短辺部分1cとを形作るように成形が行なわれるの
であり、また上記各成形軸14がやや傾斜していること
から、前記条素材1は螺旋状に巻付けられると共に、先
行する条素材1の長辺部分1b上に、後続する条素材1
のコ字状部分1a及び短辺部分1cが重なって一体的に
溶着され、管壁Aの内面が平坦で、その外周に螺旋状の
補強条Bを備えた合成樹脂管が順次成形される。殊に、
前記コ字状部分1aにより螺旋状の補強条Bが形成さ
れ、また互いに重合する長短辺部分1b,1cにより管
壁Aが形成されるものであって、この管壁Aの内面は平
坦となるのである。
【0030】一方、上記のように順次成形される合成樹
脂管の補強条B間外周には、押え型32が供給されるも
ので、これにより互いに重合する長短辺部分1b,1c
を圧着して、その重合状態を高め、その溶着をより一層
確実に行わせるものである。次いで、前記各成形軸14
上で連続的に成形される合成樹脂管の補強条B頂部にカ
ッター34を突刺して、該補強条Bの頂部に切溝Cを連
続的に形成した後、該切溝Cを介して芯型29が補強条
B内から抜き取られて、巻回初端部に戻されるのであ
る。このとき前記カッター34は芯型29のV字状条溝
30まで刃先が突入するもので、その切断を完全に行う
ことができる。なお前記補強条Bは、芯型29を抜き取
るときに形崩れしない程度にまで冷却しておく。
【0031】次いで、芯型29が抜き取られた切溝C
は、抜き取り直後に、拡開手段57によって拡開され、
この拡開された切溝Cから充填ノズル68によって流動
状態の混合材が過充填される(切溝Cからやや溢れる程
度に充填される)。この後、押出成形手段35の蓋板部
成形用ダイ36から半溶融状の帯状素材2を補強条Bの
頂部に供給添設し、補強条B頂部の切溝Cを中空部から
溢れた混合材と共に閉鎖するのである。この帯条素材2
は条素材1と同質の合成樹脂からなるもので、補強条B
の頂部幅と同程度の板状に形成されたものである。また
上記切溝Cは、芯型29の抜き取り時に拡開され、更に
拡開手段57により大きく拡開されるので、その後にお
いて完全に閉合せず、稍開いた状態となるおそれがある
が、その切溝C内に半溶融状の流動物が進入して一部が
あふれることになる。かくしてその一部は、前記切溝C
により分断された補強条Bの分断部に介在し、補強条B
の頂部を強固に接合する接着剤的役割を果すのである。
もちろんこの接合効果は螺旋管への雨水の侵入、漏洩を
なくす効果をもたす。更に重要な点であるが、中空部に
混合材が充填されたことにより、螺旋凸条部の形くずれ
が防止され、しかも全体としての耐圧扁平強度が飛やく
的に向上する。また廃棄されてきた安価な廃プラスチッ
クスを有効利用しているので、社会に貢献できる。
【0032】更にこのように安価な廃プラスチックスを
中空部内に充填できるので、それだけで大きな耐圧強度
が得られ第10図のごとく、条素材を極度に薄くするこ
とが可能となり高価な新生原料の使用を節約できると共
に、更に耐圧強度を要求される場合は、節約した目付分
の合成樹脂を谷部分への厚味に加えることにより極めて
高い強度が得られる。上記のごとく、条素材の螺旋凸条
部分の各側壁の厚味を薄くできるので、拡開手段による
開口動作が容易にできる。
【0033】また、廃プラスチックスを充填するノズル
は、その先端が帯状体の螺旋凸条部に接触するので、耐
熱性、耐摩擦性、滑性を有する材料で表面処理するのが
好ましく、例えばテフロン樹脂被覆がより好ましい。更
に、拡開手段57における回転子60・61は中空部の
内面、つまり開口側壁Kの内面に回転接触し、なめらか
に切溝Cを拡開できる。
【0034】ここで参考までに、第2〜5図に示した実
施例装置Sによって得られた第1図のごときプラスチッ
クス螺旋巻き管51の耐圧強度測定効果を挙げる。 耐圧試験方法 長さ500mmのプラスチックス螺旋巻き管54のカット
サンプルを23℃±2℃で4時間以上保持し、平行板裁
荷法に準じ、圧縮速度10mm/分で圧縮荷重を加え、管
内径の5%及び10%鉛直歪時の荷重を測定した。な
お、圧縮強度は1m当りに換算して表わす。
【0035】 結果 表1に示すとおりである。
【0036】
【表1】
【0037】以上のように従来例に比較して本発明の
耐圧強度は充分に強いことがわかる。 上記と同条件でプラスチックス粉砕屑を70wt%、プ
ラスチックス以外の粗粒体混合材料を30wt%として成
形したが、(1)と強度がほぼ同じで強度が向上してい
ることが確認できた。
【0038】以上の実施例とは異なり、第14図のごと
く、帯状素材2Aを螺旋状に一部を重ねて溶着させなが
ら筒状に捲回して各切溝を閉塞させることもでき、更に
第15図のごとくこのような構造を重ねてもよい。すな
わち、第3の押出機(図示省略)より、少なくとも2山
を結ぶ幅の広い条素材2Aを、山部間に連続的に捲回被
覆して外筒部を形成すると外面が平滑な管が得られる。
このような管は耐圧性と共に長手方向に剛性を必要とす
る耐圧推進管(土中に埋設する際に管の長手方向に推進
させる管)として好適に使用することができる(第14
図参照)。又、更にこれらの方法を繰り返すことにより
第15図のように2層(2Aを有する内層管部と2Bを
有する外層管部)、更に必要によって3層の複層管を製
造することができる。又、この場合谷部の空間内に廃プ
ラスチックスを充填することも可能である。
【0039】なお、上記のようにして成形された剛性樹
脂管は、図示例では条素材1及び帯条素材2の各接合境
界を明示しているが、実施には全て同質の材料が熱溶着
されて一体化している。更に合成樹脂管の螺旋凸状部の
形状をより正確に整えるために第6図のごとく押圧部材
(又は押圧ローラ)69を付設してもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、管主体に形成される中
空部分に、芯材を取り出した切裂部分を介して流動物を
充填固化させかつ管主体の外側に特定の外筒部を被着さ
せることによって、切り裂いたために弱くなった螺旋凸
状部を強化及び保形すると共に管の外面を平滑にし、そ
れによって耐圧強度性、形状保持性、埋設時の推進性等
がすぐれた高品質の螺旋巻き管が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラスチックス螺旋巻き管の一実
施例を示すカット片の一部断面を含む側面図
【図2】上記螺旋巻き管の製造装置の平面図
【図3】その一部を省略した縦断正面図
【図4】補助成形ローラ配置部分の一部断面を含む平面
【図5】同じく一部断面を含む側面図
【図6】成形工程説明図
【図7】成形軸上で成形された条素材縦断面図
【図8】異なる形状の条素材断面図
【図9】成形軸と、条素材、芯型29、拡開手段57な
どの供給方向との関係を説明する構成説明図
【図10】プラスチックス螺旋巻き管の要部断面の構成
を強調して示す要部拡大断面図
【図11】条素材の押出しノズルの正面図
【図12】プラスチックス螺旋巻き管の要部断面の他の
構成例を示す要部拡大断面説明図
【図13】プラスチックス螺旋巻き管の要部断面の他の
構成例を示す要部拡大断面説明図
【図14】他の実施例を示す要部拡大断面図
【図15】他の実施例を示す要部拡大断面図
【図16】プラスチックス螺旋巻き管の従来例を示す一
部断面図を含む側面図(A)とその要部拡大断面図
(B)
【図17】螺旋凸状部に切裂部分を備えた場合の要部断
面構造説明図(A)と螺旋凸状部に切裂部分を備えた場
合の要部断面構造説明図(B)
【図18】切裂部分の傾きと進行方向との関連を示す要
部断面構造説明図
【図19】第17図で示すごとき切裂部分が閉塞した場
合の要部構造説明図(A)と第17図で示すごとき切裂
部分が閉塞した場合の要部構造説明図(B)
【符号の説明】
1 プラスチックス帯状体(又は帯状体もしくは条素
材とも称す) 14 成形軸 28 成形用ダイ(押出ダイ) 29 芯材 31 ガイドローラー 34 カッター 51 プラスチックス螺旋巻き管 52 中空部 53 管主体 54 充填層 56 螺旋凸条部 57 切溝の拡開手段 58 混合材充填手段 B 補強条 C 切溝 S プラスチックス螺旋巻き管の製造装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックス帯状体を螺旋状に捲回し
    つつ、長手方向に沿って中空部分を区画して形成した内
    管部及びその表面に一体の螺旋凸状部からなり、この螺
    旋凸状部が、その最外周部分を切裂いて形成され、上記
    中空部分に予め挿入され螺旋凸状部の保形を行った後の
    連続芯材を取り出した連続切裂部分を備えてなる管主体
    と、 上記連続切裂部分を介して上記中空部分に溶融状態のプ
    ラスチックスを主成分とする流動物を充填固化させて形
    成された充填層と、 上記管主体の螺旋凸状部の最外周部分に、流動物の充填
    後の連続切裂部分を閉塞しかつ隣接する螺旋凸状部間に
    区画部分を形成すべくもう1つのプラスチックス帯状体
    を螺旋状に捲回し筒状に形成された外筒部とからなるプ
    ラスチックス螺旋巻き管。
  2. 【請求項2】 区画部分に溶融状態のプラスチックスを
    主成分とする流動物を充填固化した特許請求の範囲第1
    項に記載の螺旋巻き管。
  3. 【請求項3】 プラスチックス帯状体を螺旋状に捲回し
    つつ、長手方向に沿って中空部分を区画して形成した内
    管部及びその表面に一体の螺旋凸状部からなり、この螺
    旋凸状部が、その最外周部分を切裂いて形成され、上記
    中空部分に予め挿入され螺旋凸状部の保形を行った後の
    連続芯材を取り出した連続切裂部分を備えてなる管主体
    と、上記連続切裂部分を介して上記中空部分に溶融状態
    のプラスチックスを主成分とする流動物を充填固化させ
    て形成された充填層とからなる内層管部、 上記管主体の螺旋凸状部の最外周部分に、流動物の充填
    後の連続切裂部分を閉塞しかつ隣接する螺旋凸状部間に
    区画部分を形成すべく上記管主体及び充填層と同一構成
    のもう1つの管主体及び充填層を被着して形成された外
    層管部及び上記もう1つの管主体の螺旋凸状部の最外周
    部分に、流動物の充填後の連続切裂部分を閉塞しかつ隣
    接する螺旋凸状部間にもう1つの区画部分を形成すべく
    もう1つのプラスチックス帯状体を螺旋状に捲回し筒状
    に被着して形成された外筒部からなるプラスチックス螺
    旋巻き管。
  4. 【請求項4】 区画部分及びもう1つの区画部分に溶融
    状態のプラスチックスを主成分とする流動物をそれぞれ
    充填固化した特許請求の範囲第3項に記載の螺旋巻き
    管。
  5. 【請求項5】 略円筒状のマンドレルの周囲に、押出機
    から溶融状態のプラスチックス帯状体をその断面が中空
    状になるように、かつ一部を重ね合すように供給して螺
    旋状に捲回し、これによって内管部とこの内管部の外側
    の螺旋凸状部とを一体に形成し、 その際溶融状態のプラスチックス帯状体で形成される中
    空部分に連続芯材を挿入して螺旋凸状部の保形を行い、
    その後螺旋凸状部の最外周部分を切裂いてその連続芯材
    を取り出し、次いで、その切裂部分から上記中空部分に
    溶融状態のプラスチックスを主成分とする流動物を充填
    し、固化させ、 更に上記螺旋凸状部の最外周部分を結んでもう1つの押
    出機から幅の広いプラスチックス帯状体を一部が重ね合
    されるように供給して螺旋状に捲回し、これによって流
    動物の充填後の連続切裂部分を閉塞しかつ隣接する螺旋
    凸状部間に区画部分を形成させることを特徴とするプラ
    スチックス螺旋巻き管の製造方法。
JP6070927A 1994-04-08 1994-04-08 プラスチックス螺旋巻き管及びその製造方法 Withdrawn JPH06315978A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6070927A JPH06315978A (ja) 1994-04-08 1994-04-08 プラスチックス螺旋巻き管及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6070927A JPH06315978A (ja) 1994-04-08 1994-04-08 プラスチックス螺旋巻き管及びその製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2459790A Division JPH0733059B2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 プラスチックス螺旋巻き管、その製造方法並びに製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06315978A true JPH06315978A (ja) 1994-11-15

Family

ID=13445641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6070927A Withdrawn JPH06315978A (ja) 1994-04-08 1994-04-08 プラスチックス螺旋巻き管及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06315978A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001041362A (ja) * 1999-07-27 2001-02-13 Sekisui Chem Co Ltd 三層管
JP2003083476A (ja) * 2001-06-28 2003-03-19 Kubota Corp 電力ケーブル用保護管
KR100508888B1 (ko) * 2002-04-09 2005-08-18 변무원 지중매설용 복층식 통수관의 제조장치 및 제조방법
KR101006995B1 (ko) * 2010-05-10 2011-01-12 (주)홍일산업 상하수도용 관 이음용 패킹
CN102128320A (zh) * 2011-03-25 2011-07-20 郑杰 一种环钢性缠绕结构管及成型方法
CN102305344A (zh) * 2011-08-23 2012-01-04 深圳金鸿机械制造有限公司 增强热塑复合结构壁管管材、带材及其成套生产装置
WO2014208332A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 スパイラルユニット、挿入装置、及びスパイラルユニットの製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001041362A (ja) * 1999-07-27 2001-02-13 Sekisui Chem Co Ltd 三層管
JP2003083476A (ja) * 2001-06-28 2003-03-19 Kubota Corp 電力ケーブル用保護管
KR100508888B1 (ko) * 2002-04-09 2005-08-18 변무원 지중매설용 복층식 통수관의 제조장치 및 제조방법
KR101006995B1 (ko) * 2010-05-10 2011-01-12 (주)홍일산업 상하수도용 관 이음용 패킹
CN102128320A (zh) * 2011-03-25 2011-07-20 郑杰 一种环钢性缠绕结构管及成型方法
CN102305344A (zh) * 2011-08-23 2012-01-04 深圳金鸿机械制造有限公司 增强热塑复合结构壁管管材、带材及其成套生产装置
WO2013026335A1 (zh) * 2011-08-23 2013-02-28 深圳金鸿机械制造有限公司 增强热塑复合结构壁管管材、带材及其成套生产装置
WO2014208332A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 スパイラルユニット、挿入装置、及びスパイラルユニットの製造方法
CN105338877A (zh) * 2013-06-26 2016-02-17 奥林巴斯株式会社 螺旋单元、插入装置和螺旋单元的制造方法
US9538904B2 (en) 2013-06-26 2017-01-10 Olympus Corporation Spiral unit, insertion apparatus, and manufacturing method of spiral unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170355138A1 (en) Wear resistance in 3d printing of composites
WO2013026335A1 (zh) 增强热塑复合结构壁管管材、带材及其成套生产装置
CN103317729B (zh) 一种在线扩口连续缠绕热成形螺旋波纹管的制造方法
EP1896198A1 (en) Method of manufacturing thermoplastic membrane articles and methods of use
JPH06315978A (ja) プラスチックス螺旋巻き管及びその製造方法
EP0816050A1 (en) Process and equipment for manufacturing pipes from recycled thermoplastic resins
CA2548983C (en) Device and method for manufacturing wrapped tubes
US4860797A (en) Reinforced strip and flexible hoses produced therewith
WO1991008101A1 (en) Plastic pipe with a wall made up of a plastic-filler layer
JPH0733059B2 (ja) プラスチックス螺旋巻き管、その製造方法並びに製造装置
EP1914462B1 (de) Mehrschichtiges Kunststoffrohr
CN103317730B (zh) 一种螺旋波纹管在线扩口连续缠绕热成形装置
WO2007121906A1 (de) Mit verstärkungselement versehene schlauchleitung und verfahren sowie vorrichtung zu deren herstellung
CN202862597U (zh) 一种螺旋波纹管在线扩口连续缠绕热成形装置
EP0897501A1 (en) Pressure tube of a plastic material
CN210240810U (zh) 高耐磨复合增强聚乙烯结构壁缠绕管
CN205136856U (zh) 高分子聚乙烯钢塑复合排水管
CA1080925A (en) Helical rib reinforced laminate
JPWO2012153397A1 (ja) 継手付き螺旋波付き合成樹脂管および螺旋波付き合成樹脂管の接続構造
KR100436852B1 (ko) 플라스틱폐자재를 이용한 3층 플라스틱 흄관의 제조방법과 제조장치
KR100332633B1 (ko) 폐플라스틱을 이용한 다층 구조의 플라스틱 흄관 및 그 제조방법과 제조장치
US4928734A (en) Reinforced strip and flexible hoses produced therewith
KR200167088Y1 (ko) 토목건설 배수용 삼중관과 그 제조장치
US4928735A (en) Reinforced strip and flexible hoses produced therewith
JP5474505B2 (ja) 受口部付き螺旋波付き合成樹脂管、挿し口部付き螺旋波付き合成樹脂管および螺旋波付き合成樹脂管の接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970410