JPH0631594Y2 - 表示ドラム駆動装置 - Google Patents

表示ドラム駆動装置

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JPH0631594Y2
JPH0631594Y2 JP4028687U JP4028687U JPH0631594Y2 JP H0631594 Y2 JPH0631594 Y2 JP H0631594Y2 JP 4028687 U JP4028687 U JP 4028687U JP 4028687 U JP4028687 U JP 4028687U JP H0631594 Y2 JPH0631594 Y2 JP H0631594Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
display drum
display
drum
transmission wheel
support shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4028687U
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English (en)
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JPS63147788U (ja
Inventor
正平 山本
英作 米田
康弘 石田
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Fujifilm Holdings Corp
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は写真プリントの受付けを自動的に行なうプリン
ト受付機に最適な表示ドラム駆動装置に関する。
[背景技術] 撮影済のフイルムはこれを現像及びプリントするために
現像所へ持ち込んで注文する。この場合、一般的には受
付伝票に店員が手作業で日付、注文者名、プリント枚数
等を記入し、控え伝票を注文者に渡している。
このようなプリント受付の効率化を図るために、フイル
ムプリントの受付を行なうことができるプリント受付機
が考えられている(特開昭60−260865号)。
この受付機において操作者に操作手順を指示する操作表
示装置は、一般的に回転ドラムへ複数の操作指示内容を
記載し、このドラムの停止位置を変えることにより操作
指示の表示を変更する。このため操作表示ドラムを軸支
し、この操作表示ドラムをモータ等で駆動する必要があ
るが、この駆動力は操作表示ドラムへ歯車を設けてモー
タの出力軸歯車と噛み合わせることになるため構造が複
雑になり、操作表示ドラムの慣性力が大きくなって急激
な回転、停止が不可能になる。また駆動力伝達用として
摩擦接触手段を設けた場合には、構造が簡単になるもの
の、摩擦部分の滑りによって確実な駆動力伝達が不可能
となる。
本考案は上記事実を考慮し、摩擦接触手段によって操作
表示ドラムの構造を簡単にするとともに、確実な駆動力
伝達が可能な表示ドラム駆動装置を得ることが目的であ
る。
[考案の概要及び作用] 本考案は、支軸へ回動自在に軸支され、周囲には周方向
に沿って複数の表示が形成された表示ドラムを、所定位
置へ回転させるための表示ドラム駆動装置であって、こ
の表示ドラム内に配置された駆動源と、この駆動源の出
力軸へ固着され、前記表示ドラムの内周へ接して表示ド
ラムを回転させ、表示ドラムの表示を所定位置へ位置決
めする伝達輪と、この伝達輪を前記支軸へ揺動自在に支
持し、この揺動支点は前記表示ドラムの回転中心からず
れた位置とし、伝達輪の回転によって、伝達輪と表示ド
ラムの摩擦力で伝達輪を表示ドラム内周へ接近させる揺
動手段と、を有するので、駆動源の駆動力は伝達輪とド
ラム内周との間を介して伝達され、伝達輪は揺動手段に
よってその回転力が伝達輪をより強くドラム内周へ押圧
する力となって作用し、確実な駆動力伝達が行なわれる
ようになっている。
[考案の実施例] 第2図には本考案が適用されたプリント受付機10が示
されている。このプリント受付機10では箱状の本体1
2の前面に蓋14が取り付けられて本体12の前面を開
閉可能としている。蓋14には複数種類のプリント見本
16及び、それぞれのプリント価格17が表示されてい
る。
このプリント見本16の下方にコイル挿入口18及びコ
イン返却レバー20が設けられ、その下部は説明文表示
部22となっている。
さらにプリント見本16の下方にはフイルム表示部24
が設けられ、必要に応じてフイルム表示部24で見本が
表示されたフイルムの販売を行なうことができるように
なっている。このためフイルム表示部24の下方にはフ
イルム取出口26が設けられている。
フイルム取出口26と説明文表示部22との間には引換
券出口28が設けられ、この引換券出口28から送り出
される引換券には注文者の電話番号、プリント枚数、プ
リント種類、受付番号、受付日及び時刻、引き渡し日、
領収金額等がプリントされるようになっている。
蓋14のほぼ中央には頂面が斜めに傾斜した状態で突出
する操作台30が設けられている。この操作台30の頂
面には、左右中央部にプリントすべきフイルム、例え
ば、パトローネ入り35mmロールフイルムを投入するた
めの投入口32が設けられ、この投入口32の右側にキ
ーボード34が設けられてプリント受付内容を入力でき
るようになっている。投入口32の左側には操作指示表
示器36が設けられ、キーボード34への入力者のため
の操作指示用となっている。
蓋14の投入口32、キーボード34及び操作指示表示
器36が設けられた操作台30には、第1図及び第3図
に示される如く内部に操作表示ドラム44が配置されて
いる。この操作表示ドラム44は透光性の合成樹脂で製
作され、その外周には透明又は半透明の操作表示文が記
載されている。この操作表示ドラム44の軸方向両端部
には端板46,48が取りつけられており、夫々軸受5
0を介して支軸52へ軸支されている。
支軸52は端板46,48からの突出先端部付近がブラ
ケツト54,56で本体12へ固着されている。
支軸52には外周上面に取付板60を介してランプ62
が設けられ、支軸52内を通して図示しない電線が連結
されている。このためこのランプ62への導電時にはラ
ンプ62の発光で操作表示ドラム44に記載された表示
文を内側から照らしだし、蓋14の操作台30に設けた
透明窓14Aを通して注文者に表示文を目視できるよう
にしている。
また支軸52にはランプ62の反対側である外周下面に
ヒンジ64の一方のアーム66が固着されている。ヒン
ジ64の他方のアーム68にはモータブラケツト70が
固着され、モータ72を支持している。モータ72はラ
ンプ62と同様に支軸52内を通して図示しない電線が
連結され、出力軸に固着された伝達輪74を回転させる
ようになっている。
即ち、モータ72はヒンジ64によって操作表示ドラム
44内で揺動可能に支持されるとともに、第1図に示す
ようにヒンジ64にて揺動する伝達輪74の揺動軌跡D
が、伝達輪74の回転方向Aとは逆方向にて操作表示ド
ラム44の内周面より外方へ延在して描かれる状態とな
るように設けて、伝達輪74を自重により操作表示ドラ
ム44の内周面に当接させている。このためにはヒンジ
64の揺動中心が支軸52の軸心からずれた配置となっ
ていればよい。
したがって、伝達輪74は第1図矢印A方向に回転する
と、その回転力にて操作表示ドラム44の内周面に強く
圧接する状態となるとともに、強い摩擦力でその駆動力
を操作表示ドラム44の内周面に伝え、操作表示ドラム
44を矢印B方向へ回転させるようになっている。
なお、本実施例では伝達輪74を自重により操作表示ド
ラム44の内周面に当接させる構成であるが、ばね付勢
により当接させる構成であっても良い。この場合には伝
達輪74を支軸52の下方でなく、支軸52に対して任
意の位置へ設けて操作表示ドラム44の内周面へ当接さ
せればよい。
また、端板46にはブラケツト76,78が固着され、
図示しないセンサと対応して端板46の回転位置を検出
できるようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
モータ72は伝達輪74を介して操作表示ドラム44を
第1図矢印B方向に回転させ、コイン挿入口18へコイ
ンを挿入可能な状態を表示している。
操作員がコイン挿入口18へ所定額のコインを投入する
と、モータ72はその回転力を伝達輪74を介して操作
表示ドラム44へと伝え、操作表示ドラム44はフイル
ムが投入可能である状態が表示された説明文を透明窓1
4Aへ対応させて停止する。これと同時に投入口32が
開放され、注文者はこの投入口32からフイルムを投入
することができる。
投入が終了して操作員がキーボード34を操作すると、
モータ72はさらに操作表示ドラム44を回転させ引換
券の取出し指示を表示する。これと同時に投入口32が
閉止され、引換券出口28へ引換券が吐き出されて持出
し可能となる。ここで操作表示ドラム44はさらに回転
して次のコイン投入が可能な状態を表示する。
この他にも操作表示ドラム44の外周にはプリント受付
機10の受付停止等の他の状態を表示することもでき
る。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案は、支軸へ回動自在に軸支さ
れ、周囲には周方向に沿って複数の表示が形成された表
示ドラムを、所定位置へ回転させるための表示ドラム駆
動装置であって、この表示ドラム内に配置された駆動源
と、この駆動源の出力軸へ固着され、前記表示ドラムの
内周へ接して表示ドラムを回転させ、表示ドラムの表示
を所定位置へ位置決めする伝達輪と、この伝達輪を前記
支軸へ揺動自在に支持し、この揺動支点は前記表示ドラ
ムの回転中心からずれた位置とし、伝達輪の回転によっ
て、伝達輪と表示ドラムの摩擦力で伝達輪を表示ドラム
内周へ接近させる揺動手段と、を有するものであるか
ら、操作表示ドラムに歯車を設けてモータの出力軸歯車
と噛み合わせた構成に比べて構成が簡単となるととも
に、小型化が計れる。また、駆動力を摩擦力を介して操
作表示ドラムへ伝える構成であるにも拘らず、確実に表
示ドラムを回転させることができる優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表示ドラム駆動装置の実施例を示
す縦断面図、第2図はこの操作表示装置が適用されたプ
リント受付機を示す斜視図、第3図は第1図の縦断面図
である。 52……支軸、 72……モータ、 74……伝達輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支軸へ回動自在に軸支され、周囲には周方
    向に沿って複数の表示が形成された表示ドラムを、所定
    位置へ回転させるための表示ドラム駆動装置であって、 この表示ドラム内に配置された駆動源と、 この駆動源の出力軸へ固着され、前記表示ドラムの内周
    へ接して表示ドラムを回転させ、表示ドラムの表示を所
    定位置へ位置決めする伝達輪と、 この伝達輪を前記支軸へ揺動自在に支持し、この揺動支
    点は前記表示ドラムの回転中心からずれた位置とし、伝
    達輪の回転によって、伝達輪と表示ドラムの摩擦力で伝
    達輪を表示ドラム内周へ接近させる揺動手段と、を有す
    る表示ドラム駆動装置。
JP4028687U 1987-03-19 1987-03-19 表示ドラム駆動装置 Expired - Lifetime JPH0631594Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4028687U JPH0631594Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 表示ドラム駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4028687U JPH0631594Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 表示ドラム駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63147788U JPS63147788U (ja) 1988-09-29
JPH0631594Y2 true JPH0631594Y2 (ja) 1994-08-22

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ID=30854246

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JP4028687U Expired - Lifetime JPH0631594Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 表示ドラム駆動装置

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JPS63147788U (ja) 1988-09-29

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