JPH06314474A - ディジタル信号記録再生装置及び誤り訂正装置 - Google Patents

ディジタル信号記録再生装置及び誤り訂正装置

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JPH06314474A
JPH06314474A JP6822593A JP6822593A JPH06314474A JP H06314474 A JPH06314474 A JP H06314474A JP 6822593 A JP6822593 A JP 6822593A JP 6822593 A JP6822593 A JP 6822593A JP H06314474 A JPH06314474 A JP H06314474A
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井上  徹
Takeshi Onishi
健 大西
Yoshiyuki Inoue
禎之 井上
Ikuo Okuma
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタルVTRの変速再生時における画質
劣化を減少させる。 【構成】 トラック方向の誤り訂正符号C1 の情報シン
ボルKをK1 シンボルとK2 シンボルとに分割し
(d)、K1 シンボルを符号Cm で符号化してm1 シン
ボルの検査部分M1 を作成する(e)。一方、C1 符号
のN−Kシンボルの検査部分のうちmシンボルをパンク
チュアして(c)全体の符号量を一定にする。これによ
り変速再生時にはCm 符号のみを用いて再生可能な情報
を再生し、再生不可能な部分は前の情報を出力して画質
の劣化を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号, オーディ
オ信号を磁気テープ上にディジタル記録する回転ヘッド
型ディジタル磁気記録再生装置に関し、特にその変速再
生技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より種々の方式の回転ヘッド型ディ
ジタル磁気記録再生装置が発表されている。その代表的
な例として、D−2方式として知られる放送業務用ディ
ジタルVTRを取り上げ以下に説明する。
【0003】図21はD−2方式ディジタルVTRの一例
を示した概略ブロック図である。図21において、201 は
ビデオ信号の入力端子、202 はオーディオ信号の入力端
子、203, 204はA/D変換器、205 はディジタル記録信
号処理部、207 はディジタル変調処理部、208, 209は記
録アンプ、210, 211は記録再生切り換えスイッチ、212,
213 はヘッド切り換えスイッチ、214, 215, 216, 217は
記録再生ヘッド、218,219は再生アンプ、220 はディジ
タル復調処理部、221 はディジタル再生信号処理部、22
4, 225はD/A変換器、226 はビデオ信号の出力端子、
227 はオーディオ信号の出力端子である。
【0004】また図22はD−2方式ディジタルVTRの
テープ上のトラックフォーマット図を示している。図22
のようにD−2方式では、磁気テープ長手方向にキュー
トラック、タイムコードトラック、およびコントロール
トラックが設けられている。また磁気テープ長手方向に
傾斜したトラックにビデオ信号およびオーディオ信号が
ディジタル記録されている。オーディオ信号はビデオ信
号をはさんで両側に2チャンネルずつ計4チャンネルが
配置されている。
【0005】図21に従って動作を説明する。入力端子20
1 に入力されたコンポジットビデオ信号はA/D変換器
203 にて4倍のサブキャリア周波数(14.318MHz )で標
本化され、量子化ビット数8ビットのディジタル信号に
変換される。入力端子202 に入力されたオーディオ信号
はA/D変換器204 にて48kHz で標本化され、量子化ビ
ット数20ビットのディジタル信号に変換される。なお図
21では簡単にするためオーディオ信号入力を1チャンネ
ルで表しているが、実際には4チャンネルのオーディオ
入力がある。ディジタル信号化されたビデオ信号および
4チャンネルオーディオ信号はディジタル記録信号処理
部205 に入力される。ディジタル記録信号処理部205 で
はフォーマットに従ってビデオ信号および4チャンネル
オーディオ信号を時間軸処理するとともに訂正符号を付
加する。訂正符号はビデオ信号および4チャンネルのオ
ーディオ信号それぞれに独立して付加されている。ディ
ジタル変調処理部207 では、さらに所定の変調方式に従
ってディジタル変調処理が行なわれる。ディジタル変調
処理部207 の出力信号は記録アンプ208, 209および記録
再生切り換えスイッチ210, 211を経由し、ヘッド切り換
えスイッチ212, 213により各ヘッド214, 215, 216, 217
にそれぞれ分配され図22のトラックフォーマットに従っ
て磁気テープ上に記録される。なおこの方式では訂正符
号付加後のデータレートは127Mbit/sec になっており、
ビデオ信号で見た場合1フィールド分のデータは6トラ
ックに分割されて記録される。
【0006】信号再生は以下のように行なわれる。それ
ぞれのヘッド214, 215, 216, 217より再生された信号は
ヘッド切り換えスイッチ212, 213および記録再生切り換
えスイッチ210, 211を経て、再生アンプ218, 219で増幅
された後ディジタル復調処理部220 に入力される。復調
されてディジタル信号になった出力はディジタル信号処
理部221 へ入力される。ディジタル再生信号処理部221
では、誤り訂正復号等の処理を行い通常のビデオ信号デ
ータ列、および4チャンネルのオーディオ信号データ列
に復号して出力する。ディジタル再生信号処理部221 の
出力信号はD/A変換器224, 225により元のビデオ信号
および4チャンネルのオーディオ信号に戻る。
【0007】また、図23は、Ken Onishi,Takashi Itow,
Hirofumi Nishikawa,Kazuhiro Sugiyama,Hideo Yoshid
a,Masato Nagasawa,Kihei Ido,Kunihiko Nakagawa,Yosh
inobuIshida and Satoshi Kunii,"An Experimental Hom
e-Use Digital VCR with Three Dimensional DCT and S
uperimposed Error Correction Coding",IEEE Trans.Co
nsumer Electronics,vol.37,no.3,August 1991.pp.252-
260 (文献1)に用いられている誤り訂正符号のフォー
マット図である。ビデオ信号Vは水平方向の誤り訂正符
号C1 で(N,K,d1 )符号に符号化されたあと垂直
方向の誤り訂正符号C2 で(L+Q,L,d2 )符号に
符号化される。ここで(n,k,d)符号でnは符号
長,kは情報長,dは符号間距離である。Sは重畳用符
号でm×LS の付加情報を垂直方向に(LS +QS
L,d3 )符号化したあとチェックシンボル部分C1 に
重畳させ全体で(LS +QS )×Nの符号語を得る。こ
こで一般的には、LS <L,QS >Qである。すなわち
通常の情報部分の他に必要に応じて付加情報を追加する
ことができる。
【0008】また、重畳符号の代わりにパンクチュア符
号を用いる方法が吉田英夫,中村隆彦,山岸篤弘,井上
徹,大西 健,”パンクチャド符号を用いた家庭用デ
ィジタルVTRの符号構成の検討”,電子情報通信学
会,技術研究報告IT91−15,1991年5月14日(文献
2)に発表されている。この方法によっても付加情報を
必要に応じて追加することができる。また、この方法で
復号するにはパンクチュア部分の情報はパンクチュア部
分をイレージャとみなして消失誤り訂正をすることによ
り情報を再生することが述べられている。即ち、水平方
向の符号C1 で誤り訂正し、C1 符号の訂正できなかっ
た誤り(例えば長大なバースト誤り)を訂正する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】業務用機器ディジタル
VTRは、以上のように構成されているので、高信頼
性、高画質、高音質、高編集機能など、業務用としてふ
さわしい性能を供えている。しかし、DTF(ダイナミ
ックトラッキングフォロウイング)を行なわない変速再
生時においては画質の劣化を伴うという課題があった。
また、図23の構成の符号は縦横2重に符号化されている
のでディジタルVTRに採用した場合、通常再生におい
ては強力な誤り訂正能力を発揮し十分な高信頼性を保つ
ことができる。しかし、DTFを用いない変速再生にお
いてはトラックをクロスして再生しなければならないた
めトラック方向の符号であるC1 の一部分しか再生する
ことができず、それを最大限利用して再生する手段が講
じられなければならない。また、通常は不要であるが時
に必要となる補助データを効率よく誤り訂正符号化でき
ないという課題があった。
【0010】本発明の主な目的は、高速再生時における
画質劣化を減少させることができるディジタル信号記録
再生装置及び誤り訂正装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明のディジ
タル信号記録再生装置(請求項1,2)は、変速再生モ
ードと通常再生モードを切り換え変速再生モードの時は
誤り訂正符号の訂正能力を切り換える手段を有する。
【0012】本願の第2発明のディジタル信号記録再生
装置(請求項3)は、第1発明において、少なくとも2
種以上の誤り訂正符号を積符号等の構成として2重に符
号化するように構成する。
【0013】本願の第3発明のディジタル信号記録再生
装置(請求項4)は、第1発明において、 本願の第3
発明は変速再生時に誤り訂正手段が訂正できない誤りを
検出したときはメモリへの再生データの書き込みを禁止
するように構成する。
【0014】本願の第4発明のディジタル信号記録再生
装置(請求項5)は、DTFを用いない変速再生時には
誤り訂正符号の訂正能力を通常再生より低下せしめるよ
うに構成する。
【0015】本願の第5発明の誤り訂正装置(請求項
6)は、Kシンボルの情報をC1 符号化し検査シンボル
をmシンボルパンクチュアし、そのうち情報シンボルを
1 とK2 とに分割し前半部K1 を更にCm 符号化する
ように構成する。
【0016】本願の第6発明の誤り訂正装置(請求項
7)は、第5発明において、パンクチュア符号の代わり
に重畳符号を用いる。
【0017】本願の第7発明の誤り訂正装置(請求項
8)は、第5発明において、Cm 受信語を先に復号し、
Cm 訂正が終わったデータをC1 受信語の復号に用いて
誤りを訂正する。
【0018】本願の第8発明の誤り訂正装置(請求項
9)は、2次元のデータL×K1 をC1 符号化しパンク
チュアしたのちその情報部分を2つの領域D1 ,D2
分割し、D1 部分を更にCm 符号化するように構成す
る。
【0019】本願の第9発明の誤り訂正装置(請求項1
0)は、第8発明において、パンクチュアした領域にCm
符号の検査シンボルを配置する。
【0020】本願の第10発明の誤り訂正装置(請求項1
1)は、回転ヘッドを用いてディジタル磁気記録する記
録再生装置において、変速再生時にC1 より短い符号長
の符号Cm を用いて復号するように構成する。
【0021】本願の第11発明の誤り訂正装置(請求項1
2)は、回転ヘッドを用いてディジタル磁気記録する記
録再生装置において、スロー再生, スチル再生にはCm
符号を先に復号した後その復号結果を用いてC1 符号を
復号するように構成する。
【0022】本願の第12発明の誤り訂正装置(請求項1
3)は、回転ヘッドを用いてディジタル磁気記録する記
録再生装置において、Cm 符号を用いない時は別の付加
情報(例えば音声情報)を記録再生するように構成す
る。
【0023】本願の第13発明の誤り訂正装置(請求項1
4)は、圧縮後の輝度信号と色差信号とを一定の比率で
まとめてマクロブロック単位で誤り訂正符号の定位置に
配置し、マクロブロック単位に入らなかったビットデー
タはHACエリアに順に配置するように構成する。
【0024】本願の第14発明の誤り訂正装置(請求項1
5)は、固定データの他に補助データを送る必要がある
時はIDエリア等から補助データの有無を判別し、補助
データなしの場合は補助データKx シンボル分の零シン
ボルを固定データと併せて符号化し送信, 受信でKx
の零シンボルを削除, 挿入して符号化, 復号化し、補助
データありの場合は固定データKf シンボルと補助デー
タKx とを併せて符号化し、得られた検査シンボルを補
助データ分Kx シンボルだけパンクチュアして補助デー
タなしの場合と符号長を同じにして送信,受信または記
録,再生するように構成する。
【0025】
【作用】第1発明では、変速再生モードと通常再生モー
ドとにおいて誤り訂正能力を切り換え、変速再生モード
時には通常再生モード時に比べて誤り訂正能力を低下さ
せる。従って、変速再生モード時における誤訂正を防い
で、何れのモードにおいても、画質の劣化は減少する。
【0026】第2発明では、通常再生時には2種の符号
を用いて高い訂正能力により高画質の再生画像を得、変
速再生時にはトラック方向のC1 符号のみを用いてデー
タを復号する。
【0027】第3発明では、変速再生時に訂正できない
誤りを検出したときはメモリへの再生データの書き込み
を禁止し、前の時刻の再生データを利用して画質の劣化
を防ぐ。
【0028】第4発明では、DTFを用いない変速再生
時にはトラックをクロスして符号誤りが急激に増加する
ので、誤り訂正符号の訂正能力を通常再生より低下させ
て、画質の劣化を防ぐ。
【0029】第5発明では、C1 符号化後mシンボルパ
ンクチュアし、しかるのち情報シンボルを分割してCm
符号化しているため誤りの発生状況に応じて復号方式を
変更でき、Cm 訂正による誤り訂正とC1 訂正による誤
り訂正と2重に訂正する。
【0030】第6発明では、パンクチュア符号の代わり
に重量符号を用いているためCm 符号化しないときは別
の情報を付加できる。
【0031】第7発明では、Cm 受信語の誤りを訂正し
た後C1 復号を行うことにより、情報の前半部のK1
ンボルの部分をより高信頼度に誤り訂正できる。
【0032】第8発明では、2次元のデータを領域
1 ,D2 に分割しD1 は符号C1 と符号C2 とで2重
に誤り訂正しているので、誤り状況,使用状況に応じて
誤り訂正能力を変えることができる。
【0033】第9発明では、パンクチュア領域に符号C
m の検査部分を配置しているので、全体の符号量がCm
符号化のために増大しない。
【0034】第10発明では、通常再生時はC1 符号を用
いて復号し、変速再生時にはC1 より短い符号長の符号
Cm を用いて復号するので、何れの再生モードでも画質
の劣化が最小に防がれる。
【0035】第11発明では、スロー再生, スチル再生に
おいて、Cm 復号を先に実行してその結果を用いてC1
復号を行うので画像の劣化が効果的に防がれる。
【0036】第12発明では、Cm 符号を用いないときは
重畳またはパンクチュア部分に別の付加情報を記録再生
できる。
【0037】第13発明では、画像データを低域成分を中
心にマクロブロック単位で伝送、記録するので、常に一
定の割合の画像の低域成分が固定データとして伝送また
は記録され、高速再生,特殊再生時でも同期パターンに
近い位置に配置されているマクロブロックは誤りなく再
生され低域成分から低域成分から粗い絵が再生可能であ
る。
【0038】第14発明では、補助データの有無によって
符号化復号化のモードを変えることとし、補助データな
しの場合は符号長から固定データ長を除いた検査シンボ
ルの目いっぱいの訂正能力を引き出し、補助データがあ
るときは補助データシンボル数だけ検査シンボルを削除
して受信側で削除した検査シンボルをイレージャ(消
失)として復号するので、補助データ分だけ検査シンボ
ルを少なくした誤り訂正符号と同じ能力で誤りを訂正す
る。
【0039】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。 (第1実施例)図1は本発明の家庭用ディジタルVTR
の一例を示した概略ブロック図である。図1において、
図21と同じ部分および相当部分は同一番号で表す。
【0040】図1に従って動作を説明する。入力端子20
1 に入力されたコンポジットビデオ信号はA/D変換器
203 にて4倍のサブキャリア周波数(14.318MHz)で8ビ
ットのディジタル信号に量子化される。入力端子202 に
入力されたオーディオ信号はA/D変換器204 にて48kH
z で16ビットのディジタル信号に量子化される。なお、
図1では簡単にするためオーディオ信号入力を1チャン
ネルで表しているが、実際には4チャンネルのオーディ
オ入力がある。ディジタル信号化されたビデオ信号およ
び4チャンネルオーディオ信号はディジタル記録信号処
理部205 に入力される。
【0041】ディジタル記録信号処理部205 ではビデオ
信号を画像圧縮しビデオ信号のデータレートを削減し、
画像圧縮したビデオ信号および4チャンネルオーディオ
信号に必要な時間軸処理を行い、1フレームあたり例え
ば10トラックに分割配置される。次に、各トラック単位
で誤り訂正符号化を行なうが、符号化はビデオ信号、オ
ーディオ信号、INDEX信号それぞれに対しておこな
う。この訂正符号を付加したデータ列がディジタル変調
処理部207 に送出される。ディジタル変調処理部207 で
は、ディジタル記録信号処理部205 より送出されるデー
タ列の各トラックにATF信号が付加され所定の変調方
式に従ってディジタル変調が行われる。ATF信号は、
変調を行なってから付加してもよい。
【0042】ディジタル変調処理部207 の出力信号は記
録アンプ208, 209および記録再生切り換えスイッチ210,
211を経由し、ヘッド切り換えスイッチ212, 213により
各ヘッド214, 215, 216, 217にそれぞれ分配され、図3
のフォーマットに従って磁気テープ上に記録される。
【0043】信号再生は以下のように行われる。各ヘッ
ド214, 215, 216, 217より再生された信号はヘッド切り
換えスイッチ212, 213および記録再生切り換えスイッチ
210,211を経て、再生アンプ218, 219で増幅された後デ
ィジタル復調処理部220 に入力される。ディジタル復調
処理部220 では各トラックからATF信号を抽出してサ
ーボ回路部(図示せず)へ送出するとともに、各トラッ
クのデータ列をディジタル復調する。ディジタル復調さ
れたデータ列はディジタル再生信号処理部221に送出さ
れる。なおこの時変速再生/通常再生の切り換え制御信
号41がディジタル再生信号処理部221 へ送出される。
【0044】図2は、図1におけるディジタル再生信号
処理部221 の構成を示すブロック図である。図2におい
て1は入力端子、2はビデオ信号の出力端子、3はオー
ディオ信号の出力端子、4はECCメモリである。ま
た、5は通常再生時の誤り訂正を実行するプログラムま
たはロジック回路による第1訂正回路であり、Tu個ま
で訂正するC1 符号とC2 符号とによる誤り訂正を行
う。6は、変速再生時の誤り訂正を実行するプログラム
またはロジック回路による第2訂正回路であり、Ts個
までの誤りを訂正するC1 復号を行う。7はディジタル
復調処理部220 からの切り換え制御信号41により第1,
第2訂正回路5,6の出力を切り換えるスイッチ、8は
スイッチ7より出力される誤り位置および誤り数値情報
に基づき誤り訂正を行う誤り訂正回路である。9はEC
C制御回路であり、復調系よりの再生基準信号42および
再生クロック43を用いてECCメモリ4へのデータ書き
込みアドレスおよび制御信号の発生、クロック発生回路
15より出力される書き込み基準クロック(Wクロック)
およびECC用メモリ基準信号44を用いてECCメモリ
4からの読み出しアドレスおよび制御信号45、第1,第
2訂正回路5,6の制御信号、および誤り訂正回路8の
制御信号を発生する。10はメモリ、11はNANDゲー
ト、12はクロック発生回路15からの読み出し基準クロッ
ク(Rクロック)を用いてメモリ10の読み出しアドレス
を発生する読み出しアドレス発生回路、13はWクロック
を用いてメモリ10への書き込みアドレスを発生する書き
込みアドレス発生回路、14はセレクタ、クロック発生回
路15は、再生基準信号42を基準にしてECCメモリ基準
信号44を発生すると共に各部へ所定のクロックを供給す
る。16は高能率復号を行うとともに、同期信号バースト
信号を付加する再生処理回路である。
【0045】入力端子1より入力された信号は、切り換
え制御信号41によるスイッチ7の切り換え動作に応じ
て、通常再生,変速再生に合わせて適応する誤り訂正能
力を有する第1訂正回路5,第2訂正回路6が選択され
て、誤りが訂正される。この時誤りが訂正されず、検出
された場合は前フィールドあるいはそれ以前のデータで
補間を行うため、検出フラグ46を出力してメモリ10への
データの書き込みを禁止する。メモリ10より順次読み出
されたデータは高能率復号, 同期付加, バースト付加等
が施され出力端子2,3より出力される。
【0046】磁気テープ上に記録されるデータの誤り訂
正符号について、図3を用いて説明する。図3は通常記
録時のビデオ信号とオーディオ信号との誤り訂正符号の
構成を示す。なお図中に示したC2 符号はC1 符号と垂
直な方向の誤り訂正符号を示す。誤り訂正符号は、一般
的に2重符号化されることが多く、その場合、各データ
に対して、外符号化(C2 符号化とも呼ぶ)された後
に、内符号化(C1 符号化とも呼ぶ)される。ここで、
データはそれぞれk1 ×k2 の2次元配置されており、
C1 :(n1 ,k1 ,d1 )で内符号化、C2 :
(n2 ,k2 ,d2 )で外符号に符号化される。ここ
で、nは符号長、kは情報長、dは符号間距離である。
符号化されたデータは、図3の左下から右にスキャン
し、これを繰り返してトラックを形成する。図3のよう
にビデオ信号は54×192 バイトのメモリアレイに配置さ
れ、横方向にGF(28 )上の(204,192,13)リードソ
ロモン符号で縦方向に(59, 54, 6)リードソロモン符
号で2重に符号化されている。一方、2チャンネルのオ
ーディオ信号は4×192 のメモリアレイに配置され、各
々横方向に(202,192,13)リードソロモン符号に符号化
されている。オーディオチャンネル3, 4はビデオおよ
びオーディオ1, 2チャンネルとはギャップを介して4
×192 バイトに配置され、横方向に(204,192,13)リー
ドソロモン符号化、縦方向に(6, 4, 3)リードソロ
モン符号化されている。
【0047】図4はC1 符号の誤り訂正手順のフローチ
ャートを示すものである。まず、変速再生か通常再生か
のモードが判断される(ステップS1)。変速再生の場合
には、C1 符号の訂正能力TをTs(Ts<[(d1
1)/2])に設定し(ステップS2)、通常再生の場合
には、C1 符号の訂正能力TをTu(Tu≦[(d1
1)/2])に設定する(ステップS3)。ここで[x]
はx以下の最大整数を表し、Ts<Tuとする。次に、
シンドロームを求める(ステップS4)。ユークリッド互
除法により誤り位置多項式σ(x),誤り数値多項式η
(x)を求める(ステップS5)。求めた位置多項式σ
(x)の次数がT−1より小さいかどうかを判定する
(ステップS6)、つまり、何個まで誤りを訂正するかに
よって訂正できる誤り以下の誤りかどうかが判定され
る。小さい場合、つまり、訂正可能な場合は、チェンサ
ーチ,誤りパターンの計算,誤りの訂正などの処理を含
むT重誤り訂正が実行される(ステップS7)。大きい場
合、つまり、訂正不可能な場合は、前フィールドあるい
はそれ以前のデータで補間を行うためメモリへのデータ
の書き込みを禁止する(ステップS8)。
【0048】図4のステップS5におけるユークリッド互
除法の手順を図5に示す。最初に多項式Z2tがM
1 (z)へ、シンドローム多項式S(z)がM2 (z)
へ移されて除算が始まる。R(z)の次数がt−1以下
になった段階でループから抜け出せる。この図5でtは
Tのことを意味する。
【0049】以下、前述の文献1のシステムの例で説明
する。図6は変速再生(5倍速)の2チャンネルヘッド
がトラックパターンを横切る様子を示している。2チャ
ンネルヘッドで信号を再生しているが変速時はデータが
部分的にしか再生されない。すなわち図中の斜線の部分
が再生され、データは図7, 図8に示すごとく正しく再
生されるところとそうでないところに分かれる。図7は
横軸にC1 符号語の位置ナンバー, 縦軸にC1 符号語が
検出となる頻度分布をとり、図8は横軸にC1符号語の
位置ナンバー, 縦軸に各C1 符号語中の誤りシンボル数
をとっている。また、図9は、全C1 符号語で誤り個数
が0, 1, 2, …, 7シンボルおよび検出になった符号
語の分布の頻度分布を示す。即ち5倍速においても6シ
ンボル誤り以下の誤りが60%(0誤り含む)で40%ほど
のC1 符号語が検出になっていることがわかる。すなわ
ちトラックを横切るため、図3に示した符号フォーマッ
トでC1 符号だけで再生可能なものより元の画像を再生
することができる。
【0050】この時約半数のC1 符号語には定常的にほ
ぼ100 %の誤り状態が続くので、誤り検出漏れによる誤
訂正による画質の劣化を防止することが肝要となる。そ
のためC1 の訂正能力いっぱいまで訂正せず適当な訂正
能力の範囲にとどめてデータ補間を行うことが大切であ
る。このことを図10の符号の標準配列で説明する。
【0051】今、q元の(n, k, d)線形符号を考え
る。符号CはT(T≦[(d−1)/2]とする)まで
の誤りを訂正できるとする。伝送路は常に100 %誤って
いるとし、この時の誤訂正確率を求める。符号Cの標準
配列の左の端にすべて0すなわちnシンボル0の符号語
を置く。情報kシンボルの符号語を一番上の行に順に並
べる。0符号語の下の左端へ誤りベクトルを重みが少な
い順に並べる。重み1のベクトルをew1、2のベクトル
をew2と並べると一番下が重みqn-k の誤りベクトルと
なる。この左端の1列をコセットリーダーと呼ぶ。各符
号語Ai の下へ誤りベクトル例えば図中のポイントPに
は重みwj の誤りパターンewjと符号語Ai の合成ベク
トルewj+Ai がくる。
【0052】誤り訂正の原理は次のようになされる。送
信側で送られた符号語パターンAiは伝送路で誤りパタ
ーンewjが加算され受信語Rj =Ai +ewjが受信され
る。受信パターンRj はシンドローム計算, 誤り位置多
項式, 誤り数値多項式より誤りパターンewjを求めそれ
をRj に法2加算する。即ちAi +ewj+ewj=Ai
なり送信語であるAi が復号される。しかしほとんど10
0 %誤る伝送路においては標準配列の誤りパターンの各
パターンが一様に生起すると考えられる。標準配列をす
べて誤りパターンの標準配列とみなすと0以外の一番上
の行の符号語Ai は符号語に一致した誤りである。ま
た、Ai に吸収して復号されるT重以下のコセットリー
ダーに属する誤りパターンはすべてAi に誤訂正して復
号される。すなわち重みT以下のコセットリーダーに属
する誤りパターンはすべて0に吸収される誤り以外はす
べて誤訂正パターンになるから標準配列の重みT以下の
コセットリーダーに属するコセットの領域Mと、重みT
+1以上のコセットリーダーに属するコセットの領域D
とに分ければ、重みT以下のコセットリーダーが属する
パターンは誤訂正され、重みT+1以上のコセットリー
ダーに属するパターンは誤り検出されるので、0符号語
に吸収される部分を僅少として無視すると誤訂正パター
ンはすべてのパターンに対して(1)の割合となる。
【0053】
【数1】
【0054】具体的に図3のパラメータで計算すると、
その割合は(2)のようになる。
【0055】
【数2】
【0056】即ち、3028符号語に1符号語の割合で誤訂
正が起こり画質に影響を与える可能性がある。これは誤
り訂正能力Tを通常再生時の訂正能力T=6と同じに設
定したためである。これを例えばT=4まで下げると同
様にして誤訂正符号語生起確率は、以下の(3)のよう
になる。
【0057】
【数3】
【0058】つまり、7.14×1055符号語に1符号語の割
合にその確率は減少して無視できるほどの生起確率とな
るので十分信頼性が保てる。
【0059】(第2実施例)図11(a)〜(f)は本実
施例による符号構成を示す図であり、(a)に示す如く
Kシンボルの情報は(N,K,d1 )符号に符号化され
てN−K個の検査シンボルが付加される(b)。次にN
−Kシンボルの検査部分のうちmシンボルがパンクチュ
アされる(c)。Kシンボルの情報部分はK1 シンボル
とK2 シンボルとに分割される(d)。K1 シンボルに
対し符号化が行われ、m1 シンボルの検査シンボルが付
加される(e)。m1 ≦mならば全体でもとのC1 符号
化後のNシンボル以内におさまる特徴がある。こうして
得た符号化情報(f)を復号する。
【0060】情報部分K1 +K2 シンボルとN−K−m
シンボルのC1 符号の検査部分C0からC1 復号を実行
する。この時パンクチュアしたmシンボルは消失とみて
復号する。復号できなかった場合はCm の検査部分M1
を使い前半のK1 シンボルに対してCm 復号を行う。正
しく復号されたCm 符号語のK1 シンボルの最初から再
度C1 復号のシンドロームを求める。求めたシンドロー
ムより最小距離d1 の復号を行う。これより従来の重畳
符号(文献1)、またはパンクチュア符号(文献2)で
復号した場合よりもCm 符号で訂正できる誤り分は除か
れているので訂正能力が向上する。
【0061】この第2実施例を実施するための家庭用デ
ィジタルVTRの構成は、第1実施例の場合(図1,
2)と同一である。そして、第1実施例と同様に、図12
に示すようなフォーマットに従って磁気テープに、ディ
ジタル変調処理部207 の出力信号が記録される。第2実
施例における、ディジタル再生信号処理部221 内の第1
訂正回路5は、C1 符号とC2 符号とによる誤り訂正を
行い、第2訂正回路6は、Cm 復号を行って誤りを訂正
する。
【0062】前述したように、数倍程度の変速再生時に
は、2チャンネルヘッドがトラックを横切るので、C1
符号だけで再生可能なものから元の画像を再生すること
は可能である。ところが、更に10倍から数10倍の変速再
生になると、図13に示す如く、再生可能なC1 符号語の
数が減ってついには一つのC1 符号語の前半部しか再生
できない状態となる。本実施例はそのような状態になっ
ても再生可能な部分に例えばDCT(離散コサイン変
換)で圧縮した画像データのDCT係数の低域成分を配
置して、ある程度の画像を再生する技術である。
【0063】ここで、磁気テープ上に記録されるデータ
の誤り訂正符号について、図12を用いて説明する。図12
は通常記録時のビデオ信号とオーディオ信号との誤り訂
正符号の構成を示している。誤り訂正符号は、一般的に
2重符号化されることが多く、その場合、各データに対
して、外符号化(C2 符号化とも呼ぶ)された後に、内
符号化(C1 符号化とも呼ぶ)される。ここで、データ
はそれぞれk1 ×k2の2次元配置されており、C1 :
(n1 ,k1 ,d1 )で内符号化、C2 :(n2
2 ,d2 )で外符号に符号される。ここで、nは符号
長、kは情報長、dは符号間距離である。符号化された
データは、図12の左下から右にスキャンし順次上側へず
らして、これを繰り返してトラックを形成する。図12の
ようにビデオ信号は54×192 バイトのメモリアレイに配
置され横方向にGF(28 )上の(204,192,13)リード
ソロモン符号で縦方向に(59, 54, 6)リードソロモン
符号で2重に符号化される。
【0064】C1 符号化された12バイトの検査シンボル
が付加されそのうち4バイトがパンクチュアされてCm
符号化の検査シンボルのため確保される。次に192 バイ
トの情報シンボルのうち前半92シンボルにCm 符号化が
施され4シンボルの検査シンボルが付加される。オーデ
ィオ部分も同様にして図12のように符号構成ができあが
る。変速再生時に倍速数が約10倍以上になると図13に示
すように1つのC1 符号語それも前半部しか再生されな
くなるが、本実施例はそのような状況でも前半部の誤り
訂正符号Cm によってある程度誤りを訂正して適宜画像
を再生することができる。
【0065】図14は、第2実施例における誤り訂正の動
作を示すフローチャートである。まず、変速再生か通常
再生かのモードが判断される(ステップS11)。変速再生
の場合には、Cm 復号による訂正が可能か否かが判断さ
れる(ステップS12)。訂正可能な場合には、Cm 復号が
施されて誤りが訂正される(ステップS13)。訂正不可能
な場合には、前フィールドあるいはそれ以前のデータに
よる補間処理が施される(ステップS14)。ステップS11
において通常再生と判断された場合、C1 復号, C2 復
号が順次行われて誤りが訂正される(ステップS15, S1
6) 。
【0066】(第3実施例)図15に、第2実施例にて得
られる通常記録時のビデオ信号とオーディオ信号の誤り
訂正符号の他の構成を示す。本例では、ビデオ信号が、
81×126 バイトのメモリーアレイに配置されAUX信号
1バイトとともに横方向にGF(28 )上の(139,127,
13)リードソロモン符号で縦方向に(86, 81, 6)リー
ドソロモン符号に2重に符号化されている。C1 符号化
された12バイトの検査シンボルが付加されそのうち4バ
イトがパンクチュアされてCm 符号化の検査シンボルの
ため確保される。次に127 バイトの情報シンボルのうち
前半52シンボルにCm 符号化が施され4シンボルの検査
シンボルが付加される。オーディオ部分も同様にして図
15のように符号構成ができあがる。通常記録時の10倍の
高速再生時には、第2実施例でも説明したように1つの
C1 符号語それも前半部しか再生されないが(図13参
照)、第2実施例と同様に、そのような状況でも前半部
の誤り訂正符号Cmによってある程度誤りを訂正して適
宜画像を再生することができる。
【0067】ここで更に具体的な例を図16で説明する。
画像データの輝度信号(Y信号)は13.5MHz でサンプリ
ングされ色差信号(Cr信号,Cb信号)は各々その1
/4の3.4MHzでサンプリングされる。ここで図16に示す
如く8×8画素の輝度Y信号4個と8×8画素のCr,
Cb信号の各1個とを単位とするマクロブロック毎に画
像データを区切る。このマクロブロックはDCTなどで
圧縮する絵の単位となるのでこの単位毎に復元側で再生
されないとその部分の絵が再生できない。このマクロ単
位で画像のシャフリングを行い、伝送誤りが発生した時
にその影響を分散し、周りのデータより補正しやすくす
る。シャフリングしたあとDCT変換を行い量子化して
ハフマン符号化したビット系列にする。図16のマクロブ
ロックの各DCTブロックY1,Y2,Y3,Y4,C
r,Cbは64画素毎にDCT変換されハフマン符号化さ
れ図17に示すような時系列上のディジタルデータに変換
される。これを図18のMB(マクロブロック)へフォー
マットするのであるが、各ブロックY1,Y2,…,C
bには、平均するとビット数MBL=64バイト×R(圧
縮率)×(2/3)なる式で与えられるビット分づつが
リザーブされている。
【0068】これを図18(a)の符号フォーマットへ符
号化する。図18(a)は図15の3行分(C1 符号語3個
分)を拡大したものであり、MB0,MB1,…,MB
4は各々マクロブロックである。1行即ちC1符号語1
個分にはDCT変換ブロック15個分のデータが書かれる
が、いま、図17はDCT変換しハフマン符号化した各ブ
ロックの情報ビットを示す。図17に示すように1マクロ
ブロックのデータがY1,Y2,Y3,Y4,Cr,C
bと順に発生する場合には、Y1の64バイト分をMB0
の最初のY1エリアのMLBビット分に入れる。溢れた
Y1のビットは同じ行の後半のHACのエリア、そこが
いっぱいになったら2行目のHAC、更にそこも一杯に
なったら3行目右半分のHACへ入れる。HACはDC
T係数の高域成分を蓄えるメモリエリアである。また、
何ビット目からHACエリアへ入れたかの情報をMB0
の最初のY1のエリアへ書いておく。このように圧縮後
の15DCTデータ2個分を3行のC1符号語へ入れる。
またY1,Y2,Y3,Y4,Cr,Cbのうちどれか
がDCT変換後MBLビットより少ないビット数しかな
い時は他の成分のあまりを詰める。例えばY2がMBL
ビットより少ない時はY3の溢れたビット分を詰める。
【0069】いま図17に示すようにY1がMBLより大
きいとすると、溢れてHACエリアへ入ったY1のデー
タはY1のなかの高域成分になる。Y1の低域成分はマ
クロブロック内へ記録されたことになる。Y2も同様に
しマクロブロック内のY2エリアとHACエリアに分け
られる。Y3がたまたまMBLビット以下だとすると、
Y3エリアに隙間ができるので、そこへは例えばCrの
残りのビットを詰める。このようにしてマクロブロック
内へは各ブロックデータの低域成分が一定ビット数格納
され、余りはHACエリアへ格納され、一部平均より強
く圧縮されたブロックがあればその隙間エリアへも高域
成分が詰められる。
【0070】DCT変換した結果、ブロック30個分のD
CTデータがC1符号語3個分を越えた場合は、量子化
テーブルを変換し3個のC1符号語に入るようにDCT
変換、ハフマン符号化をやり直す。このようにすると各
MB0,MB1,…には各々マクロブロックの低域成分
が書き込まれ、HACエリアへは各マクロブロックをオ
ーバーした余分の高域成分が順に入っていく。これを本
実施例の符号フォーマットで符号化すると図18(b)と
なる。即ち、MB0,MB2,MB4は各々Cm 符号化
されプロテクトされる。MB1,MB3,HACは前半
のMBと併せて8バイトのC1 符号でプロテクトされ
る。このような構成にすることにより高速再生時、図13
のような状態になっても同期パターンに近い左半分のマ
クロブロックMB0,MB2,MB4は再生される可能
性が高く低域成分による粗い絵が再生される。C1 符号
は(139,127,13)RSのようにパンクチュアさせて4バ
イトをCm 符号に振り向けなくても普通のリードソロモ
ン符号例えば(135,127,9)RS符号を用いても同様の
効果が得られることは言うまでもない。
【0071】図15でビデオデータ, オーディオデータ各
々の下にある1×(52+4+75)バイトのエリアは、追
加の補助データがない時には(86, 81, 6)RS符号化
してd=6のリードソロモン符号として用いるが、追加
の補助データがある時には(86, 82, 5)RS符号とし
て符号化する。またID情報に補助データの有無を書き
込み、誤り訂正の検査シンボル数を変える。図19に補助
データがない時の符号フォーマットの変化手順を、図20
に補助データがある時の符号フォーマットの変化手順を
示す。
【0072】図19(a)は固定データKf シンボルを示
す。追加の補助データなしの時はKx 個の零シンボルを
併せて符号化する(b)。情報Kf +Kx に対する検査
シンボルH個が付加される(c)。送信(または記録)
側ではKx 個の零シンボルを取りKf +Hシンボルとし
て送信(または記録)する(d)。受信側ではKf +H
シンボルが再生されるので(e)、零シンボルをKx
挿入して復号し(f)、データKf シンボルを再現する
(g)。図15のビデオフォーマットで説明すれば、ID
情報に補助データを使わない情報があれば縦方向の符号
は81シンボルのデータに1シンボルの零シンボルの合計
82シンボルに対し5シンボルの検査シンボルを付加して
テーブルに記録される。
【0073】図20は補助データがある場合を示す。図20
(a)はKf シンボルの固定データを示す。この固定デ
ータにKx シンボルの補助データを追加する(b)。こ
れを符号化してHシンボルの検査シンボルを得る
(c)。このHシンボルの検査シンボルからKx シンボ
ル分だけ削除(パンクチュア)して、固定データと補助
データとHe (=H−Kx )シンボル分の検査シンボル
とを送信(または記録)する(d)。受信側ではKf
Hシンボルとして再生される(e)。Kx シンボルの検
査シンボルが消失したものとしてダミーシンボル(シン
ボル値は任意でよい)をKx 個追加し消失(イレージ
ャ)として誤りを訂正する(f)。Kf シンボルの固定
データとKx シンボルの補助データとが出力される
(g)。訂正の過程でKx 個のイレージャパターンが得
られるが不要であるので捨てればよい。
【0074】このようにしても例えば最初からHe シン
ボルのリードソロモン符号で符号化した時と同じ訂正能
力すなわち[He /2]までの(但し[x]はガウスの
記号でxを越えない整数を表わす)誤りを訂正できるこ
とがわかっているので(文献2)、訂正能力としては劣
化しない。これを図15のフォーマットのビデオ部分で説
明すれば、ID部の情報より補助データを用いているこ
とが復号器に知らされるので、縦方向の復号器は81シン
ボルの固定データのほかに1シンボルの補助データを情
報シンボルとみなし4シンボルの検査シンボルと1シン
ボルの消失とよりデータを復号することができる。
【0075】
【発明の効果】以上のように第1発明では、通常再生と
変速再生とのモードによって誤り訂正符号の能力を切り
換え、どちらのモードにおいても誤り訂正による画質の
劣化を減らすことができる。
【0076】第2発明では、2種以上の誤り訂正符号を
用いる方式において変速再生時にはそのうち一種の誤り
訂正符号しか用いず更にその符号の訂正能力を下げて復
号するので、変速再生時にも誤訂正による画質の劣化を
防ぐことができる。
【0077】第3発明では、変速再生時に誤り訂正符号
が訂正能力以上の誤りを検出したときはディジタル再生
信号処理部のメモリへの書き込みを禁止して前の時刻の
画像を出力するので、画像の劣化を防ぐことができる。
【0078】第4発明では、DTFを用いない変速再生
ではトラックをクロスして再生するので、誤り訂正符号
の訂正能力を通常再生時の訂正能力Tとするとき、変速
再生時にはT未満とすることによって画質の劣化を防ぐ
ことができる。
【0079】第5発明では、Kシンボルの情報をC1 符
号で符号化し、そのうちmシンボルをパンクチュアし情
報シンボルを分割してそのうちK1 シンボルを更にCm
符号化しているので、誤り発生状況,使用状況によって
復号の手順を変更でき復号に必要な時間、また、要求さ
れる信頼度レベルに対応した柔軟な誤り訂正方式を提供
できる。
【0080】第6発明では、第5発明のパンクチュア符
号の代わりに重畳符号を用いているので、付加情報を特
定の信頼度で伝送又は記録できる。
【0081】第7発明では、Cm 符号を先に復号し復号
が終わった正しいデータを用いてC1 復号をするので、
前半部のK1 シンボルの部分の信頼度を高めることがで
きる。
【0082】第8発明では、2次元のデータを領域D1
とD1 とに分割しD1 の領域のデータをD2 のデータよ
り高い信頼度で記録再生または伝送できる。
【0083】第9発明では、第8発明で符号C1 のパン
クチュアした空き領域にC1 符号の検査シンボルを配置
するので、全体の符号量が増大しない効果がある。
【0084】第10発明では、回転ヘッドを用いてビデオ
信号を記録再生する磁気記録再生装置において通常再生
はC1 符号を用いて複合し、変速時はC1 より短い符号
長の符号Cm で復号するので、どの再生モードでも画質
の劣化を最小に防ぐことができる。
【0085】第11発明では、回転ヘッドを用いてビデオ
信号を記録再生する磁気記録再生装置においてスロー再
生, スチル再生にはCm 符号を先に復号してその結果を
利用してC1 復号することができるので、訂正効果を向
上させる効果がある。
【0086】第12発明では、回転ヘッドを用いてビデオ
信号を記録再生する磁気記録再生装置においてCm 符号
を用いない場合には重畳またはパンクチュア部分に別の
付加情報を記録再生できる。
【0087】第13発明では、圧縮後のデータを低域成分
を中心にマクロブロック単位にまとめて伝送または記録
再生しているので、高速再生, 特殊再生時、再生された
低域成分より粗い絵を出力することができる。
【0088】第14発明では、固定データKf シンボル以
外に補助データKx シンボルを伝送または記録再生する
必要がある時は符号化側で統一した符号パラメータで符
号化して復号側で補助データのあるなしによって補助デ
ータがない時は零シンボルをKx 個挿入し補助データが
ある時はその補助データKx シンボル分検査シンボルを
パンクチュアして送信し、受信側でパンクチュアされた
x 個の検査シンボルを消失として復号してKf 個の固
定データとKx 個の補助データを復元するというデータ
の多少によって訂正能力を最適化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル信号記録再生装置のブロッ
ク構成図である。
【図2】図1におけるディジタル再生信号処理部のブロ
ック構成図である。
【図3】誤り訂正符号のトラック上のフォーマット図で
ある。
【図4】誤り訂正の動作フローチャートである。
【図5】ユークリッド互除法による復号フローチャート
である。
【図6】5倍速再生時のテープフォーマットとヘッドの
軌跡とを示す図である。
【図7】C1 符号語の検出になった割合の度数分布図で
ある。
【図8】C1 符号語の誤り個数の度数分布図である。
【図9】C1 符号語の誤りシンボル数の度数分布図であ
る。
【図10】符号の標準配列を示す図である。
【図11】符号フォーマットを示す図である。
【図12】誤り訂正符号のトラック上のフォーマット図
である。
【図13】変速再生時の誤り訂正符号のトラック上のフ
ォーマット図である。
【図14】誤り訂正の動作フローチャートである。
【図15】誤り訂正符号のトラック上のフォーマット図
である。
【図16】4:1:1方式のDCT変換フォーマット図
である。
【図17】DCT変換しハフマン符号化した後のデータ
例を示す図である。
【図18】符号フォーマットを示す図である。
【図19】符号フォーマットを示す図である。
【図20】符号フォーマットを示す図である。
【図21】従来のディジタル信号記録再生装置のブロッ
ク構成図である。
【図22】従来のテープ上のトラックフォーマット図で
ある。
【図23】従来のパンクチュア符号または重畳符号を用
いた誤り訂正符号のフォーマット図である。
【符号の説明】
4 ECCメモリ 5 第1訂正回路 6 第2訂正回路 8 誤り訂正回路 9 ECC制御回路 10 メモリー 12 読み出しアドレス発生回路 13 書き込みアドレス発生回路 14 セレクタ 15 クロック発生回路 16 再生処理回路 205 ディジタル記録信号処理部 207 ディジタル変調処理部 208, 209 記録アンプ 210, 211 記録再生切り換えスイッチ 212, 213 ヘッド切り換えスイッチ 214, 215, 216, 217 記録再生ヘッド 218, 219 再生アンプ 220 ディジタル復調処理部 221 ディジタル再生信号処理部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
フロントページの続き (72)発明者 大熊 育雄 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電機 株式会社電子商品開発研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常再生と変速再生との2つ以上の再生
    モードを有し、誤り訂正符号の訂正能力Tを変速再生時
    にはT未満に低下せしめて再生するように構成したこと
    を特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 通常再生と変速再生との2つ以上の再生
    モードを有するディジタル信号記録再生装置において、
    再生データを収納するメモリと、再生データに対して訂
    正能力Tを有する誤り訂正手段と、変速再生時には該誤
    り訂正手段における訂正能力をT未満とする制御手段と
    を備えることを特徴とするディジタル信号記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 誤り訂正符号に(n1 ,k1 ,d1 )符
    号C1 と(n2 ,k2 ,d2 )符号C2 とを含む少なく
    とも2種以上の符号を用いて誤り制御することとし、変
    速再生時には、その一部の誤り訂正符号のみを用いて復
    号を行い、且つ少なくともその一部の誤り訂正符号の訂
    正能力をTとするときT未満の誤りを訂正するように構
    成したことを特徴とする請求項1または2記載のディジ
    タル信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】 変速再生時に前記誤り訂正手段が訂正能
    力以上の誤りを検出した場合は、前記メモリへの再生デ
    ータの書き込みを禁止する手段を備えることを特徴とす
    る請求項2記載のディジタル信号記録再生装置。
  5. 【請求項5】 トラックをクロスして再生するディジタ
    ル信号記録再生装置において、少なくとも一種の誤り訂
    正符号を用いて復号し、且つその誤り訂正符号の最大訂
    正個数をTとするときT未満の誤りを訂正するように構
    成したことを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  6. 【請求項6】 伝送路及び/または記録媒体上の誤りを
    訂正する誤り訂正装置において、Kシンボルの情報を第
    1の誤り訂正符号C1 に符号化してN−Kシンボルの検
    査シンボルを付加する手段と、この検査シンボルのm
    (m<N−K)シンボルをパンクチュアする手段と、前
    記シンボルKの情報をK1 とK2 と(K1 +K2 =K)
    に分割する手段と、得たシンボルK1 の情報を更に第2
    の誤り訂正符号Cm に符号化してm1 シンボルの検査シ
    ンボルを付加する手段とを備えることを特徴とする誤り
    訂正装置。
  7. 【請求項7】 パンクチュア符号の代わりに重畳符号を
    用いて構成されていることを特徴とする請求項6記載の
    誤り訂正装置。
  8. 【請求項8】 C1 符号語の前半部K1 の情報シンボル
    データを誤り訂正符号Cm を用いて先に復号し、Cm 訂
    正が終わったデータを符号C1 を用いて復号して誤り訂
    正する復号方式を用いることを特徴とする請求項6記載
    の誤り訂正装置。
  9. 【請求項9】 L×Kの2次元のデータをL×K1 なる
    データ領域D1 とL×K2 なる領域D2 とに分割し、デ
    ータ領域D1 のデータを各行方向に(K1 +m1
    1 )符号Cm に符号化し、m1 シンボルの検査シンボ
    ルを付加しこれをL回行い、また、領域D1 とD2 との
    データを連続して(N,K)符号C1 に符号化し、N−
    Kシンボルの検査シンボルを付加しこれをL回行なって
    伝送路及び/または記録媒体上の誤りを訂正することと
    し、前記符号C1 の検査シンボルをmシンボル分パンク
    チュアした符号語または重畳して重畳符号とした符号語
    を用いるように構成したことを特徴とする誤り訂正装
    置。
  10. 【請求項10】 パンクチュアしたまたは重畳用の領域
    L×mの部分に、m1 をm1 ≦mとするとき、符号Cm
    の検査部分L×m1 を配置するかまたは重畳することを
    特徴とする請求項9記載の誤り訂正装置。
  11. 【請求項11】 回転ヘッドを用いてディジタル信号を
    記録再生する磁気記録再生装置において用いる誤り訂正
    装置において、通常再生時はトラックの記録方向の符号
    C1 を用いて誤り訂正し、変速再生時にはC1 より短い
    符号長の符号Cm を用いて復号するように構成したこと
    を特徴とする誤り訂正装置。
  12. 【請求項12】 回転ヘッドを用いてディジタル信号を
    記録再生する磁気記録再生装置において用いる誤り訂正
    装置において、スロー再生, スチル再生時には、Cm 符
    号を先に復号した後C1 復号を行うように構成したこと
    を特徴とする誤り訂正装置。
  13. 【請求項13】 回転ヘッドを用いてディジタル信号を
    記録再生する磁気記録再生装置において用いる誤り訂正
    装置において、Cm 符号を用いない時は他の付加情報を
    記録再生するように構成したことを特徴とする誤り訂正
    装置。
  14. 【請求項14】 伝送路及び/または記録媒体上の誤り
    を訂正する誤り訂正装置において、所定数の輝度信号ブ
    ロック数と色差信号ブロック数からなるマクロブロック
    単位に圧縮データをまとめて誤り訂正符号の固定位置に
    配置する手段と、マクロブロックをはみ出て入りきらな
    いデータは所定の固定位置にあらかじめ設けられたHA
    Cエリアへ配置する手段と、各データを誤り訂正符号化
    する手段とを備えることを特徴とする誤り訂正装置。
  15. 【請求項15】 Kf シンボルの固定データを誤り訂正
    符号化し、また必要に応じてKx シンボルの補助データ
    も誤り訂正符号化して送受信または記録再生する誤り訂
    正装置において、Kf シンボルの固定データのみを送信
    または記録する場合はKf 個の固定データとKx 個の零
    シンボルとを誤り訂正符号化してHシンボルの検査符号
    を付加したのちKx 個の零シンボルを削除してKf +H
    シンボルの符号語として送信または記録し、受信側でK
    f シンボルの固定データのあとにKx シンボルの零シン
    ボルを挿入し、全体をKf +Kx +Hシンボルの受信語
    として復号してKf シンボルの固定データを出力し、補
    助データを送信または記録する必要がある場合はKf
    ンボルの固定データとKx シンボルの補助データとを併
    せて誤り訂正符号化してHシンボルの検査シンボルを作
    成し、しかる後検査Hシンボルの内Kx シンボルを削除
    してKf +Kx +He シンボル(He =H−Kx )の符
    号語として送信または記録し、受信側で再生されたKf
    +Kx +He シンボルの受信語より誤りを訂正してKf
    +Kx シンボルのデータを出力するように構成したこと
    を特徴とする誤り訂正装置。
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