JPH0631383Y2 - 薄型家庭用秤のリンクフレ−ム - Google Patents

薄型家庭用秤のリンクフレ−ム

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JPH0631383Y2
JPH0631383Y2 JP2568187U JP2568187U JPH0631383Y2 JP H0631383 Y2 JPH0631383 Y2 JP H0631383Y2 JP 2568187 U JP2568187 U JP 2568187U JP 2568187 U JP2568187 U JP 2568187U JP H0631383 Y2 JPH0631383 Y2 JP H0631383Y2
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JP2568187U
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JPS63135125U (ja
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実 穂坂
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Tanita Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] 小型さら秤特に家庭用秤の改良に関する。
[従来の技術] 家庭用さら秤は弦巻バネにロバーバル機構を介して力を
作用させる方法が一般的であり、また別の形式で西独特
許第2447162号、特公昭39−10888等が示
す板バネロバーバルを使用した秤も提案されているが板
バネロバーバルを使用する秤における零点調整は目盛盤
を移動回転するものであった。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の技術による板バネロバーバルを使用した秤は、指
針が秤本体の周囲を回転するために計測値を読み取りに
くい欠点があり、また零点を調整するために文字盤を回
転しているもので、背が高く秤量に比して大きな秤にな
る構造である。薄型で精度のよい小型さら秤を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 皿受け側指示部材の変位を検出し拡大するリンクを嵌着
するために固定側支持部材に係止するリンクフレームを
以下に記す構成にする。
1.リンクとの係合点との略中央部に調整子を螺設する
ための雄ネジを施した円柱棒を有した脚部を設ける。
2.該円柱棒は該支持部材を貫通して秤本体の外側より
調整子を螺設出来る長さとする。
3.該調整子の外形は支持部材の貫通孔より大きくす
る。
4.支持部材への固定点と脚部との間及び脚部の付け根
部に柔軟部を設けたわみ部とする。
5.リンクフレームは樹脂成形品とする。
[作用] リンクフレームに施した雄ネジに調整子を螺設して行く
と調整子の端面が支持部材に当接する時からリンクフレ
ームの脚部は支持部材に引き寄せられリンクフレームの
リンクとの係合点は下方に移動する。
リンクフレームとリンクとの係合点が下方に移動すると
リンクアジャスターが前に押し出され、リンクロッドが
移動しラックが回転し指針を係止したピニオンが回転す
る。
この一連の動作に於てリンク比、ラック比共に変化はな
く、拡大比は変わらずに零点のみを変えることが出来
る。
以上の構成によれば板バネロバーバルを使用して外部よ
り簡単に零点が調整でき薄型で精度のよい小型さら秤が
得られる。
[実施例] 以下添付図面に基きその詳細を説明する。但し、本実施
例は単なる例示であって、考案思想の限定を意図したも
のではない。
第1図は本考案の一実施例を使用した秤の内部平面図、
第2図はその側断面図、第3図から第7図は主要部の拡
大図である。
被測定物の重量に比例して降下する板バネロバーバルの
皿受け側支持部材(1)に該支持部材と一体に動くリン
クセンサー(3)が板バネのスパーンの中央付近に及ぶ
ように固定されている。リンクセンサーは該支持部材の
脚部の一部を延長して構成してもよい。固定側支持部材
(2)に固定されたリンクフレーム(4)を介して、リ
ンク(5)をその係合点であるリンク支点(6)を支点
として自由に回転できるように係合してある。リンクと
リンクフレームとの当接点(7)はほぼ板バネスパーン
の中央に有り一定の位置になるようリンクの短翼の先端
に突起したリンク接点(8)を形成している。リンク長
翼の先端にはリンクロッド(10)との当接が一定にな
るよう「V」字状の溝を設けたリンクアジャスター
(9)が螺設されている。該リンクアジャスター(9)
は秤外部より治具等により回転可能でリンク比の調整が
可能である。リンクロッド(10)の一端にはリンクア
ジャスターに当接する孔が設けて有りリンクスプリング
(11)によりフレームに引き寄せられリンクアジャス
ターを押しリンク接点(8)はリンクセンサー(3)に
適正な力で圧接される。リンクロッドの他端はラックの
短翼に緩着されている。ラック(12)はラック支点
(13)を支点として回転可能な状態にケース下に緩着
してある。ラック長翼の先端面(15)はラック支点を
中心とした円弧の一部を成し鋸歯状の歯を形成してあ
る。ラック支点(13)に対しリンクロッド(10)と
の係合点の反対位置をラックスプリング(14)でリン
クスプリング(11)の引く方向と同一方向になるよう
にラック(12)を引きラック支点(13)での摩擦力
が増大しないように構成している。ラック長翼端の鋸歯
状面(15)にはピニオンホルダー(16)に回転自在
に組み込まれその回転軸が目盛り板(19)の上面に貫
通し指針(20)が固定されているピニオン(17)が
当接している。ピニオンホルダー(16)は回転の中心
となるピニオン支点(18)でケース下に回転自在に係
合されピニオンスプリング(21)にてピニオン(1
7)とラック長翼端(15)との当接が適正な圧力に保
たれている。
リンクフレーム(4)は固定側支持部材(2)とフレー
ム(22)を貫通し秤本体の外部より零点を調整する調
整子(23)を螺設するための雄ネジを施した円柱棒
(24)を備えた脚(25)を有し、該脚及び脚と支持
部材固定点との中間にたわみ部(26),(27)を形
成してある。調整子(23)の外形は支持部材及びフレ
ームの貫通孔(28)より大きくしてある。
荷受け皿(29)の降下量をD、リンク接点(8)とリ
ンク支点(6)の距離をL1、リンク支点(6)とリンク
アジャスター先端(9′)の距離をL2、ラックの短翼の
長さをl1、ラックの長翼の長さをl2としたとき荷受け皿
(29)の降下量DはリンクによりL2/L1倍に拡大され
に更にラックによりl2/l1倍に拡大されピニオンと当接
するラック長翼先端部の鋸状刃面(15)の移動量Rは
荷受け皿降下量Dの(L2×l2)/(L1×l1)倍となり秤
量加重時にピニオンを1回転させるに充分な量となる。
荷受け皿降下量Dに対応するラック長翼先端部移動量R
の調整はリンクアジャスター(9)を回転しL2の長さを
変えることにより自由に調整できる。
指針(20)の初期位置を正確に零点に合わせるために
は調整子(23)を回転する。調整子(23)はその端
面がフレームに当接しリンクフレームの脚部(25)を
引き込み、たわみ部(26),(27)がたわんだ状態
に設定しておき指針(20)の位置に合わせて調整子
(23)を廻し零点を調整する。調整子(23)を時計
回転させるとリンクフレームの脚部(25)は引き寄せ
られリンク支点(6)は下方向に移動しリンクアジャス
ター(9)が押し出されラック(12)が時計回転しピ
ニオン(17)は反時計回転する。調整子(23)を反
時計回転するとリンクフレームはたわみ部の弾力で戻り
リンク支点(6)は上方向に移動し前述と同じの動作で
反対に移動し指針(20)は時計回転をする。これらの
動作に於てL1、L2、l1、l2に変化はなく拡大比(L2×l
2)/(L1×l1)は変わらず零点だけを調整することが
出来る。
一方、被計量物(A)の重心(M)の位置により皿受け
側支持部材(1)に作用する回転モーメントが異なり該
支持部材(1)の移動量(D)は同一計量物に於て異な
った値を示し、この傾向は該支持部材の高さ(H)に関
係し支持部材の高さ(H)が低いほど大きくなり秤を薄
型にすることの障害になっている。
皿受け側支持部材(1)と一体に動作するリンクセンサ
ーを板バネスパーンのほぼ中央まで延出してリンク接点
との当接を行うことにより、該当接点の皿受け支持部材
(1)の回転による移動量の変化量は皿受け側支持部材
の移動量(D)の回転モーメントによる変化量と方向が
逆でほぼ同じ値となり皿受け側支持部材の移動量の回転
モーメントによる変化量を相殺する。
[考案の効果] 以上の構成によれば板バネロバーバルを使用して外部よ
り簡単に零点が調整でき薄型で精度のよい秤が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図 本考案実施例の内部平面図 第2図 本考案実施例の一部断面側面図 第3図 リンクの拡大平面図 第4図 第3図の一部断面側面図 第5図 リンクフレームの一部断面拡大平面図 第6図 第5図の一部断面側面図 第7図 ラックの拡大図 1……皿受け側支持部材、2……固定側支持部材、3…
…リンクセンサー、4……リンクフレーム、5……リン
ク、6……リンク支点、8……リンク接点、9……リン
クアジャスター、10……リンクロッド、11……リン
クスプリング、12……ラック、13……ラック支点、
14……ラックスプリング、15……鋸歯状面、16…
…ピニオンホルダー、17……ピニオン、18……ピニ
オン支点、19……目盛り板、20……指針、21……
ピニオンスプリング、22……フレーム、23……調整
子、24……円柱棒、25……脚、26,27……たわ
み部、28……貫通孔、29……荷受け皿

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の固定側支持部材と皿受け側支持部材
    の上下に、対を為す板バネを係止した板バネロバーバル
    機構の、皿受け側支持部材の変位量を検出し、その変位
    量をリンクにより方向転換して目盛板に記載された重量
    値を示す薄型家庭用秤に於けるリンクを嵌着するため
    に、前記固定側支持部材に係止するための部材であっ
    て、固定側支持部材の外部から零点を調整する調整子を
    螺設するための雄ネジ部を設けた円柱棒を具備した脚部
    を、固定側支持部材との固定点とリンクとの係合点との
    略中央部に垂下するとともに、脚部の付け根部および、
    固定側支持部材との固定点とリンクとの係合点との間、
    の夫々に薄肉のたわみ部を設けたことを特徴とする樹脂
    で成形された薄型家庭用秤のリンクフレーム。
JP2568187U 1987-02-25 1987-02-25 薄型家庭用秤のリンクフレ−ム Expired - Lifetime JPH0631383Y2 (ja)

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JP2568187U JPH0631383Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25 薄型家庭用秤のリンクフレ−ム

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JPS63135125U JPS63135125U (ja) 1988-09-05
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JP2568187U Expired - Lifetime JPH0631383Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25 薄型家庭用秤のリンクフレ−ム

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