JPH06312830A - 対象物の整列搬送装置 - Google Patents

対象物の整列搬送装置

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JPH06312830A
JPH06312830A JP12846993A JP12846993A JPH06312830A JP H06312830 A JPH06312830 A JP H06312830A JP 12846993 A JP12846993 A JP 12846993A JP 12846993 A JP12846993 A JP 12846993A JP H06312830 A JPH06312830 A JP H06312830A
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conveyor
pulley
aligning
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Atsushi Otomo
友 篤 大
Noriyasu Makisaka
坂 紀 保 牧
Koichi Hazemoto
元 幸 一 枦
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HIRATA IND MACHINERIES
HIRATA KIKO KK
KUMAMOTO TECHNO PORISU ZAIDAN
KUMAMOTO TECHNOPOLIS FOUND
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HIRATA IND MACHINERIES
HIRATA KIKO KK
KUMAMOTO TECHNO PORISU ZAIDAN
KUMAMOTO TECHNOPOLIS FOUND
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】処理装置もしくは検査装置に向けて搬送されて
いる対象物を作業員の手指を介することなく整列せしめ
対象物の整列搬送を無人化ないし自動化可能とする。 【構成】振動供給装置から1つずつ送り出されてきた対
象物を振動供給装置による対象物の送り出し速さよりも
速い速さで移動する分離選別搬送装置の搬送コンベア3
12で受け取って処理装置もしくは検査装置に向けて搬
送しつつ対象物の搬送方向に交叉する方向に関する位置
を位置整合装置400で整合せしめる。 【効果】処理装置もしくは検査装置に向けて搬送されて
いる対象物を作業員の手指を介することなく整列可能と
でき、対象物の整列搬送を無人化ないし自動化可能とで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、対象物の整列搬送装置
に関し、特に、振動供給装置から1つずつ送り出されて
きた対象物を振動供給装置による対象物の送り出し速さ
よりも速い速さで移動する分離選別搬送装置の搬送コン
ベアで受け取って処理装置もしくは検査装置に向けて搬
送しつつ対象物の搬送方向に交叉する方向に関する位置
を位置整合装置で整合せしめる対象物の整列搬送装置に
関し、また振動供給装置から1つずつ送り出されてきた
対象物を振動供給装置による対象物の送り出し速さより
も速い速さで移動する分離搬送装置のコンベアベルトで
受け取って搬送し分離搬送装置のコンベアベルトによっ
て搬送されてきた対象物を位置整合装置によって搬送方
向に交叉する方向に関する位置を整合せしめつつ選別搬
送装置の搬送コンベアで受け取って処理装置もしくは検
査装置に向けて搬送せしめる対象物の整列搬送装置に関
するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の対象物の整列搬送装置と
しては、(i) 果実等の対象物を作業員が手指によってコ
ンベアベルト上に適度の間隔をおいて整列せしめて処理
装置もしくは検査装置に向けて搬送させるものが提案さ
れ、あるいは(ii)所定の搬送容器に果実等の対象物を整
列して収容せしめたのちコンベアベルトで処理装置もし
くは検査装置に向けて搬送せしめるものが、提案されて
いた。
【0004】
【解決すべき問題点】しかしながら、従来の対象物の整
列搬送装置では、(i) 作業員が対象物をコンベアベルト
上に手指によって直接に整列せしめて搬送せしめ、ある
いは(ii)所定の搬送容器に整列して収容せしめたのち搬
送せしめていたので、(i) 無人化ないし自動化を達成で
きない欠点があり、また(ii)搬送容器を排除できない欠
点があり、加えて対象物が大量の果実などである場合、
(iii) 所定時間あたりの処理量ないしは検査量に制約が
生じてしまう欠点があり、ひいては(iv)処理能率ないし
は検査能率を改善できない欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、これらの欠点を除去す
る目的で、振動供給装置から1つずつ送り出されてきた
対象物を振動供給装置による対象物の送り出し速さより
も速い速さで移動する分離選別搬送装置の搬送コンベア
で受け取って処理装置もしくは検査装置に向けて搬送し
つつ対象物の搬送方向に交叉する方向に関する位置を位
置整合装置で整合せしめる対象物の整列搬送装置を提供
し、また振動供給装置から1つずつ送り出されてきた対
象物を振動供給装置による対象物の送り出し速さよりも
速い速さで移動する分離搬送装置のコンベアベルトで受
け取って搬送し分離搬送装置のコンベアベルトで搬送さ
れてきた対象物を位置整合装置によって搬送方向に交叉
する方向に関する位置を整合せしめつつ選別搬送装置の
搬送コンベアで受け取って処理装置もしくは検査装置に
向けて搬送せしめる対象物の整列搬送装置を提供せんと
するものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【問題点の解決手段】本発明により提供される問題点の
第1の解決手段は、「対象物を整列し処理装置もしくは
検査装置に向けて搬送するための対象物の整列搬送装置
において、(a) 対象物を収容しておき、振動しつつ1つ
ずつ送り出すための振動供給装置(100) と、(b) 振動供
給装置(100) から1つずつ送り出されてきた対象物を振
動供給装置(100) による対象物の送り出し速さよりも速
い速さで移動する搬送コンベア(312) によって受け取っ
て処理装置もしくは検査装置搬送するための分離選別搬
送装置(200;300) と、(c) 分離選別搬送装置(200;300)
の搬送コンベア(312) によって搬送されている対象物の
搬送方向に交叉する方向に関する位置を整合せしめるた
めの位置整合装置(400) とを備えてなることを特徴とす
る対象物の整列搬送装置」である。
【0008】本発明により提供される問題点の第2の解
決手段は、「対象物を整列し処理装置もしくは検査装置
に向けて搬送するための対象物の整列搬送装置におい
て、(a) 対象物を収容しておき、振動しつつ1つずつ送
り出すための振動供給装置(100) と、(b) 振動供給装置
(100) から1つずつ送り出されてきた対象物を振動供給
装置(100) による対象物の送り出し速さよりも速い速さ
で移動するコンベアベルト(205) によって受け取って搬
送するための分離搬送装置(2 00) と、(c) 分離搬送装置
(200) のコンベアベルト(205) によって搬送されている
対象物の搬送方向に交叉する方向に関する位置を整合せ
しめるための位置整合装置(400) と、(d) 分離搬送装置
(200) のコンベアベルト(205) によって搬送されてきた
対象物を位置整合装置(400) によって搬送方向に交叉す
る方向に関する位置を整合せしめつつ搬送コンベア(31
2) によって受け取り処理装置もしくは検査装置に向け
て搬送するための選別搬送装置(300) とを備えてなるこ
とを特徴とする対象物の整列搬送装置」である。
【0009】
【作用】本発明にかかる第1の対象物の整列搬送装置
は、対象物を整列し処理装置もしくは検査装置に向けて
搬送するための対象物の整列搬送装置であって、[問題
点の解決手段]の欄に第1の解決手段として明示したご
とく、振動供給装置から対象物を振動しつつ1つずつ送
り出し、振動供給装置から1つずつ送り出されてきた対
象物を振動供給装置による対象物の送り出し速さよりも
速い速さで移動する分離選別搬送装置の搬送コンベアに
よって受け取って処理装置もしくは検査装置に向けて搬
送し、分離選別搬送装置の搬送コンベアによって搬送さ
れている対象物の搬送方向に交叉する方向に関する位置
を位置整合装置で整合せしめているので、(i) 処理装
置もしくは検査装置に向けて搬送されている対象物を作
業員の手指を介することなく整列せしめる作用をなし、
ひいては(ii) 無人化ないし自動化を達成する作用なら
びに(iii) 対象物の処理能率もしくは検査能率を改善
する作用をなす。
【0010】本発明にかかる第2の対象物の整列搬送装
置は、対象物を整列し処理装置もしくは検査装置に向け
て搬送するための対象物の整列搬送装置であって、[問
題点の解決手段]の欄に第2の解決手段として明示した
ごとく、振動供給装置から対象物を振動しつつ1つずつ
送り出し、振動供給装置から1つずつ送り出されてきた
対象物を振動供給装置による対象物の送り出し速さより
も速い速さで移動する分離搬送装置のコンベアベルトに
よって受け取って搬送し、分離搬送装置のコンベアベル
トによって搬送されてきた対象物を位置整合装置によっ
て搬送方向に交叉する方向に関する位置を整合せしめつ
つ選別搬送装置の搬送コンベアによって受け取って処理
装置もしくは検査装置に向けて搬送しているので、同様
に、上述の(i) 〜(iii) の作用をなす。
【0011】
【実施例】次に、本発明にかかる対象物の整列搬送装置
について、その好ましい実施例を挙げ、添付図面を参照
しつつ、具体的に説明する。
【0012】しかしながら、以下に説明する実施例は、
本発明の理解を容易化ないし促進化するために記載され
るものであって、本発明を限定するために記載されるも
のではない。
【0013】換言すれば、以下に説明する実施例におい
て開示される各要素は、本発明の精神ならびに技術的範
囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むも
のである。
【0014】(図面の説明)
【0015】図1は、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一実施例の一部を示すための平面図であって、特
に、振動供給装置100 と分離搬送装置200 の一部とを示
している。
【0016】図2は、図1に示した実施例の一部を示す
ためのII−II線にそった縦断面図であって、特に、振動
供給装置100 と分離搬送装置200 の一部とを示してい
る。
【0017】図3は、図1に示した実施例の一部を示す
ためのIII −III 線にそった横断面図であって、特に、
振動供給装置100 を示している。
【0018】図4は、図1に示した実施例の一部を示す
ためのIV−IV線にそった横断面図であって、特に、振動
供給装置100 を示している。
【0019】図5は、図1に示した実施例の一部を示す
ためのV−V線にそった横断面図であって、特に、振動
供給装置100 を示している。
【0020】図6は、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一実施例の一部を示すための平面図であって、特
に、分離搬送装置200 の残部と選別搬送装置300 の一部
と位置整合装置400 とを示している。
【0021】図7は、図6に示した実施例の一部を示す
ためのVII −VII 線にそった縦断面図であって、特に、
分離搬送装置200 の残部と選別搬送装置300 の一部と位
置整合装置400 とを示している。
【0022】図8は、図6に示した実施例の一部を示す
ためのVIII−VIII線にそった横断面図であって、特に、
分離搬送装置200 の残部と選別搬送装置300 の一部と位
置整合装置400 とを示している。
【0023】図9は、図6に示した実施例の一部を示す
ためのIX−IX線にそった横断面図であって、特に、選別
搬送装置300 の一部と位置整合装置400 とを示してい
る。
【0024】図10は、本発明にかかる対象物の整列搬
送装置の一実施例の一部を示すための平面図であって、
特に、選別搬送装置300 の一部と検査装置500 とを示し
ている。
【0025】図11は、図10に示した実施例の一部を
示すためのXI−XI線にそった縦断面図であって、特に、
選別搬送装置300 の一部と検査装置500 とを示してい
る。
【0026】図12は、図10に示した実施例の一部を
示すためのXII −XII 線にそった横端面図であって、特
に、選別搬送装置300 の一部と検査装置500 とを示して
いる。
【0027】図13は、本発明にかかる対象物の整列搬
送装置の一実施例の一部を示すための平面図であって、
特に、選別搬送装置300 の一部と選別装置600Aとを示し
ている。
【0028】図14は、図13に示した実施例の一部を
示すためのXIV −XIV 線にそった縦断面図であって、特
に、選別搬送装置300 の一部と選別装置600Aとを示して
いる。
【0029】図15は、図13に示した実施例の一部を
示すためのXV−XV線にそった横端面図であって、特に、
選別搬送装置300 の一部と選別装置600Aとを示してい
る。
【0030】図16は、本発明にかかる対象物の整列搬
送装置の一実施例の一部を示すための平面図であって、
特に、選別搬送装置300 の一部と選別装置600Bとを示し
ている。
【0031】図17は、図16に示した実施例の一部を
示すためのXVII−XVII線にそった縦断面図であって、特
に、選別搬送装置300 の一部と選別装置600Bとを示して
いる。
【0032】図18は、図16に示した実施例の一部を
示すためのXVIII −XVIII 線にそった横端面図であっ
て、特に、選別搬送装置300 の一部と選別装置600Bとを
示している。
【0033】図19は、本発明にかかる対象物の整列搬
送装置の一実施例の一部を示すための平面図であって、
特に、選別搬送装置300 の一部と選別装置600Cとを示し
ている。
【0034】図20は、図19に示した実施例の一部を
示すためのXIX −XIX 線にそった縦断面図であって、特
に、選別搬送装置300 の一部と選別装置600Cとを示して
いる。
【0035】図21は、図19に示した実施例の一部を
示すためのXXI −XXI 線にそった横断面図であって、特
に、選別搬送装置300 の一部と選別装置600Cとを示して
いる。
【0036】図22は、本発明にかかる対象物の整列搬
送装置の一実施例の一部を示すための平面図であって、
特に、選別搬送装置300 の残部を示している。
【0037】図23は、図19に示した実施例の一部を
示すためのXXIII −XXIII 線にそった横断面図であっ
て、特に、選別搬送装置300 の残部を示している。
【0038】(実施例の構成)
【0039】まず、図1ないし図23を参照しつつ、本
発明にかかる対象物の整列搬送装置の一実施例につい
て、その構成を詳細に説明する。ここでは、本発明にか
かる説明を簡潔とする目的で、対象物が被検査物であっ
て、検査装置および選別装置で処理される場合に限定し
て本発明を説明するが、本発明をこれのみに限定する意
図は全くない。
【0040】100 は、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一部をなす振動供給装置であって、果実 (たとえ
ば蜜柑あるいは林檎など) などの対象物 (ここでは被検
査物という) Mをその供給源 (図示せず) から受け取っ
て収容しておき、1つずつ送り出している。被検査物M
は、その供給源で所要の前処理が施されていることが通
常であるが、ここでは、本発明の理解に影響を与えるこ
とがないので、省略する。
【0041】振動供給装置100 は、被検査物Mを供給源
から基端部101Aに受け取って収容するための収容装置10
1 と、収容装置101 の下面に取り付けられた保持体101C
を支持しており収容装置101 を振動せしめることによっ
て被検査物Mをその基端部101Aから先端部101Bへ徐々に
移動せしめたのち先端部101Bから適宜の間隔をおいて1
つずつ送り出すための振動装置102 とを、備えている。
【0042】収容装置101 の被検査物収容部の底面 (す
なわち被検査物Mの載置面) には、表面に凹凸の形成さ
れたゴムシートが配設されており、被検査物Mの損傷の
抑制ならびに基端部101Aから先端部101Bへの移動の促進
に配慮されている。収容装置101 の被検査物収容部の横
断面積 (すなわち被検査物Mの移動方向に直交する平面
で切断したときの断面積) は、基端部101Aから先端部10
1Bに向けて徐々に縮小されており、被検査物Mの送り出
しを容易とするよう配慮されている。振動装置102 は、
周辺機器への悪影響を除去する目的で、基台103 に対し
緩衝部材102A,102B を介して配設されている。
【0043】200 は、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一部をなす分離搬送装置であって、振動供給装置
100 の先端部101Bから適宜の間隔をおいて1つずつ送り
出されてきた被検査物Mを後述の検査装置500 に向けて
適宜の間隔を保持せしめつつ搬送している。
【0044】分離搬送装置200 は、振動供給装置100
先端部 (すなわち被検査物放出端)101B の近傍において
ハウジング201,202 の間に架設された回転軸に配設され
ているテールプーリ203 と、テールプーリ203 から適宜
に離間した位置においてハウジング201,202 の間に架設
された回転軸に配設されているヘッドプーリ204 と、テ
ールプーリ203 およびヘッドプーリ204 の間に掛け渡さ
れかつ振動供給装置100 からの被検査物Mの送り出し速
さよりも速い速さで移動しており振動供給装置100 から
送り出されてきた被検査物Mを互いに分離し所定の間隔
を保持せしめつつ搬送するためのコンベアベルト205
と、ヘッドプーリ204 の回転軸に装着されたスプロケッ
ト206 に対しチェーンベルト207 を介して回転駆動力を
与えるための動力源208 と、ヘッドプーリ204 から適宜
に離間した位置においてハウジング201,202 の間に架設
された回転軸に配設されている案内プーリ209 と、ヘッ
ドプーリ204 からテールプーリ203 に向かって適宜に離
間した位置においてハウジング201,202 の間に架設され
た回転軸に配設されているベントプーリ210Aと、ヘッド
プーリ204 から案内プーリ209 に向かって適宜に離間し
た位置においてハウジング201,202 の間に架設された回
転軸に配設されているベントプーリ210Bとを、備えてい
る。
【0045】300 は、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一部をなす選別搬送装置であって、分離搬送装置
200 から与えられた被検査物Mを所定の間隔を保持せし
めて搬送しつつ付設の検査装置500 で検査せしめ、かつ
検査装置500 における検査結果に応じて付設の選別装置
600A,600B,600Cによって選別せしめている。
【0046】選別搬送装置300 は、分離搬送装置200
ヘッドプーリ204 の近傍においてハウジング301,302Aの
間に架設された回転軸に配設されているテールスプロケ
ット303 と、テールスプロケット303 から適宜に離間さ
れた位置においてハウジング301,302Bの間に架設された
回転軸に配設されているヘッドスプロケット304 と、テ
ールスプロケット303 およびヘッドスプロケット304 の
間に掛け渡されたチェーンベルト305 とを、備えてい
る。チェーンベルト305 は、被検査物Mの間の距離を分
離搬送装置200 のコンベアベルト205 によって確保され
た距離に維持できるので、分離搬送装置200 のコンベア
ベルト205 と実質的に同等程度の速さで以上の速さ移動
されていることが好ましい。
【0047】選別搬送装置300 は、また、チェーンベル
ト305 のチェーン素体305Aに適宜の間隔をおいて取り付
けられた取付素体305Bの取付端部に対してそれぞれ取り
付けられた複数の搬送板306 によって形成された搬送板
コンベア307 と、分離搬送装置200 のヘッドプーリ204
およびテールスプロケット303 の近傍においてハウジン
グ302A,309の間に架設された回転軸に配設されている丸
ベルトテールプーリ308A,308B と、ヘッドスプロケット
304 の近傍ににおいてハウジング302B,309の間に架設さ
れた回転軸に配設されている丸ベルトヘッドプーリ310
A,310B と、丸ベルトテールプーリ308A,308B および丸
ベルトヘッドプーリ310A,310B の間にそれぞれ掛け渡さ
れており搬送コンベア307 と協同して被検査物Mを搬送
するに好適であるようチェーンベルト305 ひいては搬送
板コンベア307 と実質的に同一の速さで移動する丸ベル
トコンベア311A,311B とを、備えている。搬送板コンベ
ア307 と丸ベルトコンベア311A,311B とは、分離搬送装
200 から受け取った被検査物Mを互いに協同して後述
の検査装置500 および選別装置600A,600B,600Cに向けて
搬送するための搬送コンベア312 として機能している。
【0048】搬送板306 は、基端部 (すなわち丸ベルト
コンベア311A,311B から離間した端部) に対し枢支軸30
6Aによってそれぞれ取り付けられておりチェーンベルト
305の移動に伴なってハウジング301 の表面 (すなわち
ハウジング302A,302B との対向面) に取り付けられた案
内部材313,314 の下面にそって案内される複数の案内輪
306Bと、案内輪306Bの枢支軸306Aの周囲にそれぞれ配設
されており案内輪306Bが押圧されて基端部側から先端部
側へ移動したのち案内輪306Bを当初の位置に復帰せしめ
るための複数の復帰バネ306Cと、チェーンベルト305 の
チェーン素体305Aに取り付けられた取付素体305Bの取付
端部に対し枢支軸306Dによって枢支するための枢支部30
6Eとを、包有している。取付素体306Aおよび枢支部306E
の間には、枢支軸306Dの周囲に搬送板306 の先端部 (丸
ベルトコンベア311A,311B に接近した端部) を落下せし
める動作を円滑とするためのバネ部材が配設されている
が、図示の都合上、省略する。
【0049】選別搬送装置300 は、後述の選別装置600C
の被検査物受取装置603Cの配設位置を通過したのち搬送
板306 の先端部裏面に接触して案内しつつ搬送板306 を
水平方向に復帰せしめるための搬送板復帰部材315 と、
搬送板復帰部材315 によって水平方向に復帰せしめられ
たのち搬送板306 の先端部裏面に隣接して案内しつつ搬
送板306 を水平方向に保持した状態でヘッドスプロケッ
ト304 の周囲を少なくとも半周にわたって移動せしめる
ための水平案内部材316 と、水平案内部材316によって
先端部裏面に接触して案内したのち搬送板306 の先端部
表面をテールスプロケット303 の位置まで案内するため
の水平案内部材317 と、搬送板復帰部材315 によって水
平方向に復帰せしめられたのち搬送板306 の基端部に配
設された案内輪306Bを案内しつつヘッドスプロケット30
4 の周囲を少なくとも 1/4周にわたって移動せしめるた
めの案内部材318 とを、備えている。
【0050】選別搬送装置300 は、テールスプロケット
303 からヘッドスプロケット304 までの区間でチェーン
ベルト305 の下面 (すなわち一面) を支持するためのチ
ェーン案内部材320 と、チェーン案内部材320 をハウジ
ング301 の表面に取り付けるためのブラケット321 と、
ヘッドスプロケット304 からテールスプロケット303ま
での区間でチェーンベルト305 の下面 (すなわち反対
面) を支持するためのチェーン案内部材322 と、チェー
ン案内部材322 をハウジング301 の表面に取り付けるた
めのブラケット323 とを、備えている。
【0051】400 は、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一部をなす位置整合装置であって、分離搬送装置
200 から選別搬送装置300 へ受け渡されようとしている
被検査物Mの分離搬送装置200 上における搬送方向に交
叉 (具体的には直交) する方向の位置を適宜 (ここでは
中心位置) に整合せしめることにより、被検査物Mの分
離搬送装置200 から選別搬送装置300 への移動を円滑化
ないし確実化せしめ、かつ被検査物Mの選別搬送装置30
0 上における搬送方向に交叉 (具体的には直交) する方
向の位置を適宜の位置 (ここでは中心位置すなわち搬送
板コンベア307と丸ベルトコンベア311A,311B との中央
位置) に整合せしめている。
【0052】位置整合装置400 は、分離搬送装置200
コンベアベルト205 の上側でその搬送方向の一側 (ここ
では (たとえば図6においては) 左側) に分離搬送装置
200のコンベアベルト205 の表面から若干離間して配設
されたテールプーリ401Aと、選別搬送装置300 の搬送コ
ンベア312 の上側でその搬送方向の一側 (ここでは (た
とえば図6においては) 左側) に選別搬送装置300 の搬
送コンベア312 の表面から若干離間して配設されたヘッ
ドプーリ402Aと、テールプーリ401Aおよびヘッドプーリ
402Aの間に分離搬送装置200 のコンベアベルト205 の表
面と選別搬送装置300 の搬送コンベア312 の表面とから
若干離間して掛け渡されており被検査物Mに損傷を与え
ることなく円滑にその位置を整合せしめるためのブラシ
付きベルト403Aと、ヘッドプーリ402Aの回転軸404Aに配
設されたプーリ405Aに対し伝達ベルト406Aを介して回転
駆動力を与えるための回転駆動源407Aとを、備えてい
る。
【0053】位置整合装置400 は、また、分離搬送装置
200 のコンベアベルト205 の上側でその搬送方向の他側
(ここでは (たとえば図6においては) 右側) に分離搬
送装置200 のコンベアベルト205 の表面から若干離間し
て配設された他のテールプーリ401Bと、選別搬送装置30
0 の搬送コンベア312 の上側でその搬送方向の他側 (こ
こでは (たとえば図6においては) 右側) に選別搬送装
300 の搬送コンベア312 の表面から若干離間して配設
された他のヘッドプーリ402Bと、テールプーリ401Bおよ
びヘッドプーリ402Bの間に分離搬送装置200 のコンベア
ベルト205 の表面と選別搬送装置300 の搬送コンベア31
2 の表面とから若干離間して掛け渡されておりブラシ付
きベルト403Aと協同して被検査物Mに損傷を与えること
なく分離搬送装置200 から選別搬送装置300 へ移送され
る被検査物Mの選別搬送装置300上における搬送方向に
交叉 (具体的には直交) する方向の位置を適宜の位置
(ここでは中心位置すなわち搬送板コンベア307 と丸ベ
ルトコンベア311A,311B との中央位置) に円滑に整合せ
しめるための他のブラシ付きベルト403Bと、ヘッドプー
リ402Bの回転軸404Bに配設されたプーリ405Bに対し伝達
ベルト406Bを介して回転駆動力を与えるための回転駆動
源407Bとを、備えている。
【0054】位置整合装置400 は、更に、選別搬送装置
300 のハウジング301 の上に配設されたハウジング408A
と選別搬送装置300 のハウジング309 の上に配設された
ハウジング408Bとの間に架設されておりテールプーリ40
1A,ヘッドプーリ402Aおよび回転駆動源407Aの取り付け
られた保持体409Aとテールプーリ401B,ヘッドプーリ40
2Bおよび回転駆動源407Bの取り付けられた他の保持体40
9Bとを被検査物Mの大きさに応じて互いに接近しもしく
は離間するよう案内するための案内棒体410,411 と、ハ
ウジング408A,408B の間に架設されており一端部に配設
されたハンドル412 を回転せしめて被検査物Mの大きさ
に応じ保持体409A,409B を互いに接近せしめあるいは離
間せしめるための位置調節装置413 とを、備えている。
【0055】500 は、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一部をなす検査装置であって、被検査物Mの検査
ステーションとして機能しており、選別搬送装置300
搬送コンベア312(すなわち搬送板コンベア307 および丸
ベルトコンベア311A,311B)によって所定の間隔を保持し
つつ搬送されている被検査物Mの良否を検査している。
【0056】検査装置500 は、選別搬送装置300 の搬送
コンベア312 の下方に配設されており被検査物Mに対し
て検査光L0 を照射するための検査光照射装置501 と、
選別搬送装置300 の搬送コンベア312 の上側側方に配設
されており検査光照射装置501 によって検査光L0 が照
射されるに応じて被検査物Mから側方へ出射される被検
査光Lを受光するための被検査光受光装置502 と、被検
査光受光装置502 に対して接続されており被検査光受光
装置502 の受光した被検査光Lから被検査物Mの良否を
判断するための判定装置503 とを、備えている。
【0057】検査装置500 は、また、選別搬送装置300
の搬送コンベア312 のうち丸ベルトコンベア311A,311B
の下方に配設されており検査光照射装置501 から搬送コ
ンベア312(すなわち搬送板コンベア307 および丸ベルト
コンベア311A,311B)によって搬送されている被検査物M
に対して検査光L0 が好適に照射されかつ被検査光受光
装置502 に検査光L0 が直接に照射されることを回避し
て検査結果に悪影響を与えることを回避しつつ周辺機器
に検査光L0 が照射されることを回避して悪影響を与え
ることを回避するよう検査光L0 の照射領域を制限する
ための遮光板504 と、選別搬送装置300 の搬送コンベア
312(すなわち搬送板コンベア307 および丸ベルトコンベ
ア311A,311B)および被検査物Mを覆うようにハウジング
301,309上に配設されており検査光照射装置501 から照
射された検査光L0 が周辺機器に悪影響を及ぼすことを
回避しかつ被検査光受光装置502 に対して外光が与えら
れることを制約ないしは遮断して被検査光Lが被検査光
受光装置502 に十分に受光され検査結果を良好とするた
めの遮光箱505 とを、備えている。
【0058】600Aは、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一部をなす選別装置であって、被検査物Mの第1
の選別ステーションとして機能しており、検査装置500
によって検査された検査結果に応じ被検査物Mを選別搬
送装置300 の搬送コンベア312(すなわち搬送板コンベア
307 および丸ベルトコンベア311A,311B)上から排除して
いる。
【0059】選別装置600Aは、ハウジング301 の裏面
(すなわちハウジング302A,302B に対向していない面)
に配設されており検査装置500 の検査結果に応じてハウ
ジング301 に形成された開口301Aを介し選別搬送装置30
0 の搬送板306 の基端部に取り付けられかつ案内部材31
3 の下面にそって案内されている案内輪306Bに向けて押
出棒601Aを押し出すための電磁駆動装置602Aと、選別搬
送装置300 の搬送コンベア312 下方に開口されており電
磁駆動装置602Aによって押出棒601Aが押し出されるに応
じて選別搬送装置300 の搬送コンベア312 から落下され
てきた被検査物Mを受け取り後続の処理装置 (図示せ
ず) に向けて案内し始めるための被検査物受取装置603A
とを、備えている。
【0060】600Bは、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一部をなす選別装置であって、被検査物Mの第2
の選別ステーションとして機能しており、検査装置500
の検査結果に応じ被検査物Mを選別搬送装置300 の搬送
コンベア312(すなわち搬送板コンベア307 および丸ベル
トコンベア311A,311B)上から排除している。
【0061】選別装置600Bは、ハウジング301 の裏面
(すなわちハウジング302A,302B に対向していない面)
に配設されており検査装置500 の検査結果に応じてハウ
ジング301 に形成された開口301Bを介し選別搬送装置30
0 の搬送板306 の基端部に取り付けられかつ案内部材31
3 の下面にそって案内されている案内輪306Bに向けて押
出棒601Bを押し出すための電磁駆動装置602Bと、選別搬
送装置300 の搬送コンベア312 下方に開口されており電
磁駆動装置602Bによって押出棒601Bが押し出されるに応
じて選別搬送装置300 の搬送コンベア312 から落下され
てきた被検査物Mを受け取り後続の処理装置 (図示せ
ず) に向けて案内し始めるための被検査物受取装置603B
とを、備えている。
【0062】600Cは、本発明にかかる対象物の整列搬送
装置の一部をなす選別装置であって、被検査物Mの第3
の選別ステーションとして機能しており、選別搬送装置
300によって搬送されてきた被検査物Mのうち選別装置6
00A,600B によって選別されなかった被検査物Mを選別
搬送装置300 の搬送コンベア312(すなわち搬送板コンベ
ア307 および丸ベルトコンベア311A,311B)上から全て排
除している。
【0063】選別装置600Cの配設位置すなわち第3の選
別ステーションでは、選別装置600A,600B の位置すなわ
ち第1,第2の選別ステーションで先端部が落下せしめ
られなかった搬送板306 の先端部を全て落下せしめる目
的で、ハウジング301 の表面(すなわちハウジング302A,
302B に対向する面) に配設されかつ下面にそって選別
搬送装置300 の搬送板306 の基部に取り付けらた案内輪
306Bを案内している案内部材313 が遮断されている。
【0064】選別装置600Cは、選別搬送装置300 の搬送
コンベア312 下方に開口されており案内部材313 の遮断
に応じて選別搬送装置300 の搬送コンベア312 から落下
されてきた被検査物Mを受け取り後続の処理装置 (図示
せず) に向けて案内し始めるための被検査物受取装置60
3Cとを、備えている。
【0065】(実施例の作用)
【0066】また、図1ないし図23を参照しつつ、本
発明にかかる対象物の整列搬送装置の一実施例につい
て、その作用を詳細に説明する。ここでは、本発明にか
かる説明を簡潔とする目的で、対象物が被検査物であっ
て、検査装置および選別装置で処理される場合に限定し
て本発明を説明するが、本発明をこれのみに限定する意
図は全くない。
【0067】被検査物Mの分離
【0068】振動供給装置100 の収容装置101 に適宜の
供給源 (図示せず) から与えられて収容されている被検
査物Mは、収容装置101 の被検査物収容部の横断面積が
基端部101Aから先端部101Bに向けて徐々に削減されかつ
収容装置101 の被検査物収容部の横断面形状がV字状か
ら一文字状へと工夫されているので、振動装置102 によ
って収容装置101 を振動せしめることにより、収容装置
101 の基端部101Aから先端部101Bに向けて移動されるに
際し一列に整列される。このため、振動供給装置100
先端部101Bにおいては、被検査物Mが、1つずつ適宜の
時間的間隔をおいて分離搬送装置200 のコンベアベルト
205 上に与えられている。
【0069】分離搬送装置200 では、コンベアベルト20
5 が振動供給装置100 から被検査物Mの与えられる速さ
よりも速い速さで移動されているので、振動供給装置10
0 の先端部101Bから与えられた被検査物Mが、互いに分
離され、振動供給装置100 の先端部101Bにおける被検査
物Mの送り出し間隔よりも大きな間隔で搬送されてい
る。
【0070】被検査物Mの位置整合
【0071】分離搬送装置200 のコンベアベルト205 に
よって搬送されてきた被検査物Mは、分離搬送装置200
の後端部において位置整合装置400 のブラシ付きベルト
303A,303B によって適宜の位置 (ここでは選別搬送装置
300 の搬送コンベア312 の中心位置すなわち搬送板コン
ベア307 と丸ベルトコンベア311A,311B との中央位置)
に位置合わせされつつ、分離搬送装置200 のコンベアベ
ルト205 上から選別搬送装置300 の搬送コンベア312(す
なわち搬送板コンベア307 および丸ベルトコンベア311
A,311B)上へ移動される。
【0072】選別搬送装置300 は、位置整合装置400
よって位置合わせされつつ分離搬送装置200 のコンベア
ベルト205 から受け取った被検査物Mを、後続の検査ス
テーションすなわち検査装置500 ならびに第1ないし第
3の選別ステーションすなわち選別装置600A,600B,600C
に向けて搬送し始める。
【0073】被検査物Mの検査
【0074】検査装置500 では、選別搬送装置300 によ
って搬送されている被検査物Mに対し検査光照射装置50
1 によって搬送板コンベア307 の下方から検査光L0
遮光板504 によって遮光されつつ好適に照射されてお
り、検査光照射装置501 によって検査光L0 が照射され
るに応じて被検査物Mから出射された被検査光Lが光遮
光箱505 によって外光を遮光しつつ被検査光受光装置50
2 によって好適に受光されている。
【0075】検査ステーションすなわち検査装置500
は、更に、被検査光受光装置502 によって受光された被
検査光Lを判別装置503 によって適宜に処理し、被検査
物Mの良否を判定する。
【0076】検査装置500 における検査結果は、第1な
いし第3の選別ステーションすなわち選別装置600A,600
B,600Cに与えられている。
【0077】被検査物Mの選別
【0078】選別搬送装置300 によって搬送されてきた
被検査物Mは、検査ステーションすなわち検査装置500
の配設位置を通過したのち、検査装置500 による検査結
果に応じて選別装置600A,600B,600Cのいずれか一箇所
(すなわち第1ないし第3の選別ステーションのいずれ
か一箇所) において適宜に選別される。
【0079】検査装置500 における検査結果が“優”の
場合、被検査物Mは、たとえば、第1の選別ステーショ
ンすなわち選別装置600Aにおいて選別される。すなわ
ち、選別搬送装置300 の搬送コンベア312 によって被検
査物Mが選別装置600Aの位置まで搬送されてきたとき、
検査装置500 の検査結果に応じて電磁駆動装置602Aが押
出棒601Aを進出せしめ、選別搬送装置300 の搬送コンベ
ア312 の搬送板306 の基端部に配設された案内輪306Bを
復帰バネ306Cに抗しつつ先端部に向けて押圧する。これ
に伴ない、選別搬送装置300 の搬送コンベア312 の搬送
板306 の基端部に配設された案内輪306Bが支持を失うの
で、搬送板306 の先端部が枢支軸306Dの周囲で回転せし
められて落下せしめられる。これに応じて、被検査物M
は、搬送コンベア312(ここでは搬送板コンベア307)上か
ら被検査物受取装置603Aに向けて落下せしめられ、後続
の装置 (図示せず) に向けて案内され始める。
【0080】検査装置500 における検査結果が“良”の
場合、被検査物Mは、たとえば、第2の選別ステーショ
ンすなわち選別装置600Bにおいて選別される。すなわ
ち、選別搬送装置300 の搬送コンベア312 によって被検
査物Mが選別装置600Bの位置まで搬送されてきたとき、
検査装置500 の検査結果に応じて電磁駆動装置602Bが押
出棒601Bを進出せしめ、選別搬送装置300 の搬送コンベ
ア312 の搬送板306 の基端部に配設された案内輪306Bを
復帰バネ306Cに抗しつつ先端部に向けて押圧する。これ
に伴ない、選別搬送装置300 の搬送コンベア312 の搬送
板306 の基端部に配設された案内輪306Bが支持を失うの
で、搬送板306 の先端部が枢支軸306Dの周囲で回転せし
められて落下せしめられる。これに応じて、被検査物M
は、搬送コンベア312(ここでは搬送板コンベア307)上か
ら被検査物受取装置603Bに向けて落下せしめられ、後続
の装置 (図示せず) に向けて案内され始める。
【0081】検査装置500 の検査結果が“可”である場
合、被検査物Mは、たとえば、第3の選別ステーション
すなわち選別装置600Cにおいて選別される。すなわち、
選別搬送装置300 の搬送コンベア312 によって被検査物
Mが選別装置600A,600B の位置まで搬送されてきても電
磁駆動装置602A,602B が動作せしめられることがなく、
選別装置600A,600B の位置で選別搬送装置300 の搬送コ
ンベア312 の搬送板306 の先端部が枢支軸306Dの周囲で
回転せしめられて落下せしめられることがない。これに
応じて、被検査物Mは、第3の選別ステーションすなわ
ち選別装置600Cの配設位置まで搬送されてくる。
【0082】選別装置600Cの配設位置まで被検査物Mが
搬送されてくると、案内部材313 が遮断されているの
で、選別搬送装置300 の搬送コンベア312 の搬送板306
の基端部に配設され第1,第2の選別ステーションすな
わち選別装置600A,600B の配設位置で支持を失わなかっ
た案内輪306Bが全て支持を失い、選別搬送装置300 の搬
送コンベア312 の搬送板306 の先端部が枢支軸306Dの周
囲で回転せしめられて落下せしめられる。
【0083】このため、第1,第2の選別ステーション
すなわち選別装置600A,600B によって選別されずに第3
の選別ステーションすなわち選別装置600Cの配設位置ま
で到達した搬送コンベア312 上の被検査物Mは、被検査
物受取装置603C上に全て落下せしめられ、後続の装置
(図示せず) に向けて案内され始める。
【0084】搬送コンベア312 の搬送板306 の水平位置
への復帰
【0085】選別搬送装置300 の搬送コンベア312 に含
まれた搬送板306 は、第3の選別ステーションすなわち
選別装置600Cの配設位置を通過したのち、先端部裏面が
搬送板復帰部材315 によって案内されつつ、水平位置へ
復帰される。
【0086】水平位置に復帰された搬送板306 は、搬送
板復帰部材315 に連続された水平案内部材316 によって
先端部裏面が案内されて水平位置に保持されつつ、ヘッ
ドスプロケット304 の周囲を少なくとも半周にわたって
移動される。
【0087】ヘッドスプロケット304 の周囲を少なくと
も半周にわたって移動した搬送コンベア312 の搬送板30
6 は、先端部表面が水平案内部材317 の上面によって案
内されつつ、テールスプロケット303 の配設位置まで移
動される。
【0088】(変形例)
【0089】なお、上述では、分離搬送装置200 と選別
搬送装置300 とが互いに分離して構成されている場合に
ついて主として説明したが、本発明は、これに限定され
るものではなく、分離搬送装置と選別搬送装置とを互い
に分離することなく分離選別搬送装置として一連に構成
する場合も、包摂している。分離選別搬送装置を分離搬
送装置および選別搬送装置として採用する場合には、上
述の搬送コンベア312を延長してコンベアベルトとして
採用することが好ましかろう。
【0090】
【発明の効果】上述より明らかなように、本発明にかか
る第1の対象物の整列搬送装置は、対象物を整列し処理
装置もしくは検査装置に向けて搬送するための対象物の
整列搬送装置であって、[問題点の解決手段]の欄に第
1の解決手段として明示したごとく、振動供給装置から
対象物を振動しつつ1つずつ送り出し、振動供給装置か
ら1つずつ送り出されてきた対象物を振動供給装置によ
る対象物の送り出し速さよりも速い速さで移動する分離
選別搬送装置の搬送コンベアによって受け取って処理装
置もしくは検査装置に向けて搬送し、分離選別搬送装置
の搬送コンベアによって搬送されている対象物の搬送方
向に交叉する方向に関する位置を位置整合装置で整合せ
しめているので、(i) 処理装置もしくは検査装置に向
けて搬送されている対象物を作業員の手指を介すること
なく整列せしめることができる効果を有し、ひいては(i
i) 無人化ないし自動化を達成できる効果ならびに(ii
i) 対象物の処理能率もしくは検査能率を改善できる効
果を有する。
【0091】本発明にかかる第2の対象物の整列搬送装
置は、対象物を整列し処理装置もしくは検査装置に向け
て搬送するための対象物の整列搬送装置であって、[問
題点の解決手段]の欄に第2の解決手段として明示した
ごとく、振動供給装置から対象物を振動しつつ1つずつ
送り出し、振動供給装置から1つずつ送り出されてきた
対象物を振動供給装置による対象物の送り出し速さより
も速い速さで移動する分離搬送装置のコンベアベルトに
よって受け取って搬送し、分離搬送装置のコンベアベル
トによって搬送されてきた対象物を位置整合装置によっ
て搬送方向に交叉する方向に関する位置を整合せしめつ
つ選別搬送装置の搬送コンベアによって受け取って処理
装置もしくは検査装置に向けて搬送しているので、同様
に、上述の(i) 〜(iii) の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる対象物の整列搬送装置の一実施
例の一部を示すための平面図である。
【図2】図1に示した実施例の一部を示すためのII−II
線にそった横断面図である。
【図3】図1に示した実施例の一部を示すためのIII −
III 線にそった横断面図である。
【図4】図1に示した実施例の一部を示すためのIV−IV
線にそった横断面図である。
【図5】図1に示した実施例の一部を示すためのV−V
線にそった横断面図である。
【図6】本発明にかかる対象物の整列搬送装置の一実施
例の一部を示すための平面図である。
【図7】図6に示した実施例の一部を示すためのVII −
VII 線にそった縦断面図である。
【図8】図6に示した実施例の一部を示すためのVIII−
VIII線にそった横断面図である。
【図9】図6に示した実施例の一部を示すためのIX−IX
線にそった横断面図である。
【図10】本発明にかかる対象物の整列搬送装置の一実
施例の一部を示すための平面図である。
【図11】図10に示した実施例の一部を示すためのXI
−XI線にそった縦断面図である。
【図12】図10に示した実施例の一部を示すためのXI
I −XII 線にそった横端面図である。
【図13】本発明にかかる対象物の整列搬送装置の一実
施例の一部を示すための平面図である。
【図14】図13に示した実施例の一部を示すためのXI
V −XIV 線にそった縦断面図である。
【図15】図13に示した実施例の一部を示すためのXV
−XV線にそった横端面図である。
【図16】本発明にかかる対象物の整列搬送装置の一実
施例の一部を示すための平面図である。
【図17】図16に示した実施例の一部を示すためのXV
II−XVII線にそった縦断面図である。
【図18】図16に示した実施例の一部を示すためのXV
III −XVIII 線にそった横端面図である。
【図19】本発明にかかる対象物の整列搬送装置の一実
施例の一部を示すための平面図である。
【図20】図19に示した実施例の一部を示すためのXI
X −XIX 線にそった縦断面図である。
【図21】図19に示した実施例の一部を示すためのXX
I −XXI 線にそった横断面図である。
【図22】本発明にかかる対象物の整列搬送装置の一実
施例の一部を示すための平面図である。
【図23】図19に示した実施例の一部を示すためのXX
III −XXIII 線にそった横断面図である。
【符号の説明】100 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・振動供給装置 101 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・収容装置 101A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基端部 101B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先端部 101C・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保持部 102 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・振動装置 102A,102B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・緩衝部材 103 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基台200 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・分離搬送装置 201,202 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウジング 203 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テールプーリ 204 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘッドプーリ 205 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コンベアベルト 206 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スプロケット 207 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チェーンベルト 208 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・動力源 209 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・案内プーリ 210A,210B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ベントプーリ300 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・選別搬送装置 301 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウジング 301A,301B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・開口 302A,302B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウジング 303 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テールスプロケット 304 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘッドスプロケット 305 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チェーンベルト 305A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チェーン素体 305B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付素体 306 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・搬送板 306A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・枢支軸 306B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・案内輪 306C・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・復帰バネ 306D・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・枢支軸 306E・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・枢支部 307 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・搬送板コンベア 308A,308B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・丸ベルトテールプー
リ 309 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウジング 310A,310B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・丸ベルトヘッドプー
リ 311A,311B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・丸ベルトコンベア 312 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・搬送コンベア 313,314 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・案内部材 315 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・搬送板復帰部材 316 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水平案内部材 317 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水平案内部材 318 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・案内部材 320 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チェーン案内部材 321 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブラケット 322 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チェーン案内部材 323 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブラケット400 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・位置整合装置 401A,401B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テールプーリ 402A,402B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘッドプーリ 403A,403B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブラシ付きベルト 404A,404B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・回転軸 405A,405B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・プーリ 406A,406B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伝達ベルト 407A,407B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・回転駆動源 408A,408B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウジング 409A,409B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保持体 410,411 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・案内棒体 412 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハンドル 413 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・位置調節装置500 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・検査装置 501 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・検査光照射装置 502 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・被検査光受光装置 503 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・判別装置 504 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・遮光板 505 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・遮光箱600A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 選別装置 601A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・押出棒 602A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電磁駆動装置 603A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・被検査物受取装置600B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 選別装置 601B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・押出棒 602B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電磁駆動装置 603B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・被検査物受取装置600C・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 選別装置 603C・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・被検査物受取装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 坂 紀 保 熊本県鹿本郡植木町岩野54−2 平田機工 株式会社内 (72)発明者 枦 元 幸 一 熊本県鹿本郡植木町岩野54−2 平田機工 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物を整列し処理装置もしくは検査装置
    に向けて搬送するための対象物の整列搬送装置におい
    て、 (a) 対象物を収容しておき、振動しつつ1つずつ送り出
    すための振動供給装置(100) と、 (b) 振動供給装置(100) から1つずつ送り出されてきた
    対象物を振動供給装置(100) による対象物の送り出し速
    さよりも速い速さで移動する搬送コンベア(312) によっ
    て受け取って処理装置もしくは検査装置に向けて搬送す
    るための分離選別搬送装置(200;300) と、 (c) 分離選別搬送装置(200;300) の搬送コンベア(312)
    によって搬送されている対象物の搬送方向に交叉する方
    向に関する位置を整合せしめるための位置整合装置(40
    0) とを備えてなることを特徴とする対象物の整列搬送
    装置。
  2. 【請求項2】振動供給装置(100) が、 (a) 対象物を載置する対象物収容部の横断面積が基端部
    から先端部に向けて徐々に縮小されており、対象物を供
    給源から基端部で受け取って収容しておき基端部から先
    端部へ徐々に移動して先端部から1つずつ送り出すため
    の収容装置(101) と、 (b) 基台上に緩衝部材を介して載置されかつ保持体を介
    して収容装置(101) を支持しておき、収容装置(101) を
    振動せしめつつ基端部から先端部に向けて対象物を徐々
    に移動したのち先端部から1つずつ送り出さしめるため
    の振動装置(102) とを包有してなることを特徴とする請
    求項1に記載の対象物の整列搬送装置。
  3. 【請求項3】位置整合装置(400) が、 (a) 分離選別搬送装置(200;300) の搬送コンベア(312)
    の上側で対象物の搬送方向の一側に分離選別搬送装置(2
    00;300) の搬送コンベア(312)から若干離間して配設さ
    れた第1のテールプーリ(401A)と、 (b) 分離選別搬送装置(200;300) の搬送コンベア(312)
    の上側で対象物の搬送方向の一側に分離選別搬送装置(2
    00;300) の搬送コンベア(312)から若干離間して配設さ
    れた第1のヘッドプーリ(402A)と、 (c) 第1のテールプーリ(401A)と第1のヘッドプーリ(4
    02A)との間に分離選別搬送装置(200;300) の搬送コンベ
    ア(312) から若干離間して掛け渡された第1のブラシ付
    きベルト(403A)と、 (d) 第1のヘッドプーリ(402A)の回転軸にプーリ(405A)
    および伝達ベルト(406A)を介して回転駆動力を与えるた
    めの第1の回転駆動源(407A)と、 (e) 分離選別搬送装置(200;300) の搬送コンベア(312)
    の上側で対象物の搬送方向の他側に分離選別搬送装置(2
    00;300) の搬送コンベア(312)から若干離間して配設さ
    れた第2のテールプーリ(401B)と、 (f) 分離選別搬送装置(200;300) の搬送コンベア(312)
    の上側で対象物の搬送方向の他側に分離選別搬送装置(2
    00;300) の搬送コンベア(312)から若干離間して配設さ
    れた第2のヘッドプーリ(402B)と、 (g) 第2のテールプーリ(401B)と第2のヘッドプーリ(4
    02B)との間に分離選別搬送装置(200;300) の搬送コンベ
    ア(312) から若干離間して掛け渡されてお、り第1のブ
    ラシ付きベルト(403A)と協同して分離選別搬送装置(20
    0;300) によって搬送されている対象物の搬送方向に交
    叉する方向の位置を整合せしめるための第2のブラシ付
    きベルト(403B)と、 (h) 第2のヘッドプーリ(402B)の回転軸にプーリ(405B)
    および伝達ベルト(406B)を介して回転駆動力を与えるた
    めの第2の回転駆動源(407B)と、 (i) 第1のテールプーリ(401A),第1のヘッドプーリ(4
    02A)および第1の回転駆動源(407A)の取り付けられた第
    1の保持体(409A)と、 (j) 第2のテールプーリ(401B),第2のヘッドプーリ(4
    02B)および第2の回転駆動源(407B)の取り付けられた第
    2の保持体(409B)と、 (k) 第1,第2の保持体(409A,409B) を第1,第2の案
    内棒体(410,411) にそって移動せしめて第1,第2の保
    持体(409A,409B) の距離を調節するための位置調節手段
    (412,413) とを包有してなることを特徴とする請求項1
    および請求項2のいずれか一項に記載の対象物の整列搬
    送装置。
  4. 【請求項4】対象物を整列し処理装置もしくは検査装置
    に向けて搬送するための対象物の整列搬送装置におい
    て、 (a) 対象物を収容しておき、振動しつつ1つずつ送り出
    すための振動供給装置(100) と、 (b) 振動供給装置(100) から1つずつ送り出されてきた
    対象物を振動供給装置(100) による対象物の送り出し速
    さよりも速い速さで移動するコンベアベルト(205) によ
    って受け取って搬送するための分離搬送装置(2 00) と、 (c) 分離搬送装置(200) のコンベアベルト(205) によっ
    て搬送されている対象物の搬送方向に交叉する方向に関
    する位置を整合せしめるための位置整合装置(400) と、 (d) 分離搬送装置(200) のコンベアベルト(205) によっ
    て搬送されてきた対象物を位置整合装置(400) によって
    搬送方向に交叉する方向に関する位置を整合せしめつつ
    搬送コンベア(312) よって受け取り処理装置もしくは検
    査装置に向けて搬送するための選別搬送装置(300) とを
    備えてなることを特徴とする対象物の整列搬送装置。
  5. 【請求項5】振動供給装置(100) が、 (a) 対象物を載置する対象物収容部の横断面積が基端部
    から先端部に向けて徐々に縮小されており、対象物を供
    給源から基端部で受け取って収容しておき基端部から先
    端部へ徐々に移動して先端部から1つずつ送り出すため
    の収容装置(101) と、 (b) 基台上に緩衝部材を介して載置されかつ保持体を介
    して収容装置(101) を支持しておき、収容装置(101) を
    振動せしめつつ基端部から先端部に向けて対象物を徐々
    に移動したのち先端部から1つずつ送り出さしめるため
    の振動装置(102) とを包有してなることを特徴とする請
    求項4に記載の対象物の整列搬送装置。
  6. 【請求項6】位置整合装置(400) が、 (a) 分離搬送装置(200) のコンベアベルト(205) の上側
    で対象物の搬送方向の一側に分離搬送装置(200) のコン
    ベアベルト(205) から若干離間して配設された第1のテ
    ールプーリ(401A)と、 (b) 選別搬送装置(300) の搬送コンベア(312) の上側で
    対象物の搬送方向の一側に選別搬送装置(300) の搬送コ
    ンベア(312) から若干離間して配設された第1のヘッド
    プーリ(402A)と、 (c) 第1のテールプーリ(401A)と第1のヘッドプーリ(4
    02A)との間に分離搬送装置(200) のコンベアベルト(20
    5) と選別搬送装置(300) の搬送コンベア(312) とから
    若干離間して掛け渡された第1のブラシ付きベルト(403
    A)と、 (d) 第1のヘッドプーリ(402A)の回転軸にプーリ(405A)
    および伝達ベルト(406A)を介して回転駆動力を与えるた
    めの第1の回転駆動源(407A)と、 (e) 分離搬送装置(200) のコンベアベルト(205) の上側
    で対象物の搬送方向の他側に分離搬送装置(200) のコン
    ベアベルト(205) から若干離間して配設された第2のテ
    ールプーリ(401B)と、 (f) 選別搬送装置(300) の搬送コンベア(312) の上側で
    対象物の搬送方向の他側に選別搬送装置(300) の搬送コ
    ンベア(312) から若干離間して配設された第2のヘッド
    プーリ(402B)と、 (g) 第2のテールプーリ(401B)と第2のヘッドプーリ(4
    02B)との間に分離搬送装置(200) のコンベアベルト(20
    5) と選別搬送装置(300) の搬送コンベア(312) とから
    若干離間して掛け渡されており第1のブラシベルト(403
    A)と協同して分離搬送装置(200) および選別搬送装置(3
    00) によって搬送されている対象物の搬送方向に交叉す
    る方向の位置を整合せしめるための第2のブラシ付きベ
    ルト(403B)と、 (h) 第2のヘッドプーリ(402B)の回転軸にプーリ(405B)
    および伝達ベルト(406B)を介して回転駆動力を与えるた
    めの第2の回転駆動源(407B)と、 (i) 第1のテールプーリ(401A),第1のヘッドプーリ(4
    02A)および第1の回転駆動源(407A)の取り付けられた第
    1の保持体(409A)と、 (j) 第2のテールプーリ(401B),第2のヘッドプーリ(4
    02B)および第2の回転駆動源(407B)の取り付けられた第
    2の保持体(409B)と、 (k) 第1,第2の保持体(409A,409B) を第1,第2の案
    内棒体(410,411) にそって移動せしめて第1,第2の保
    持体(409A,409B) の距離を調節するための位置調節手段
    (412,413) とを包有してなることを特徴とする請求項4
    および請求項5のいずれか一項に記載の対象物の整列搬
    送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2814383A1 (fr) * 2000-09-22 2002-03-29 Pierre Fachaux Dispositif de triage de produits, notamment de fruits
JP2008212875A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Yanmar Co Ltd 青果物選別装置
KR101646146B1 (ko) * 2016-04-20 2016-08-08 주식회사 한마음테크 컨베이어의 용기 자동 분할 및 공급장치
CN104973418B (zh) * 2014-04-03 2018-12-07 发那科株式会社 工件输送系统

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