JPH06312309A - 円筒形状穿孔工具 - Google Patents

円筒形状穿孔工具

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Publication number
JPH06312309A
JPH06312309A JP10260293A JP10260293A JPH06312309A JP H06312309 A JPH06312309 A JP H06312309A JP 10260293 A JP10260293 A JP 10260293A JP 10260293 A JP10260293 A JP 10260293A JP H06312309 A JPH06312309 A JP H06312309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shank
cylindrical
tool
main body
tool body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10260293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Yokoyama
義博 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unika Co Ltd
Original Assignee
Unika Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Unika Co Ltd filed Critical Unika Co Ltd
Priority to JP10260293A priority Critical patent/JPH06312309A/ja
Publication of JPH06312309A publication Critical patent/JPH06312309A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一端の縁に切削刃が形成された円筒形状工具
本体と、該工具本体の他端に取り付けられる回転駆動力
伝達用シャンクとを容易に分解できるようにする。 【構成】 上記円筒形状工具本体12の一端には、当該
工具本体の回転中心軸線を中心とする貫通孔22を有す
る筒状突起24が形成され、該筒状突起の上記貫通孔に
はシャンク14の一端が挿入される。筒状突起24の外
周面には雄ねじ26が形成されるとともにシャンク14
の軸線方向所定の位置にはその周りで回転できるように
された締付け部材28が取り付けられる。該締付け部材
は筒状突起24の雄ねじ26にねじ係合される雌ねじを
有している。シャンクの一端には半径方向で突出する回
り止めピン40が形成される。筒状突起にはその外端縁
24’から軸線方向に伸びる切り欠き40が形成され
る。該切り欠きには回り止めピン36が係合されて、シ
ャンクからの回転駆動力は該ピンを介して円筒形状工具
本体に伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は円筒形状穿孔工具に関
する。
【0002】
【従来の技術】 図1には、従来のこの種穿孔工具の代
表的な例が示されている。すなわち、この工具は円筒形
状工具本体2と、該本体の一端を閉じているフランジ3
の中心ねじ穴に螺着されたシャンク4とを有している。
このような工具で穿孔を行う場合、シャンクの上端を電
動工具等の回転駆動装置に連結して、当該円筒形状工具
本体を回転駆動して行うのであるが、円筒形状工具本体
2の内部には被穿孔材が詰まる。穿孔後にそれを除去す
るには、シャンクを円筒形状工具から取り外し、該シャ
ンクが螺着されていたねじ穴を通して棒などでその詰ま
った材料を押し出すようにすれば比較的容易に行うこと
ができるが、穿孔作業中にシャンクに加えられる回転駆
動力によりシャンクと円筒形状工具本体のねじ穴とが締
め付けられているために該シャンクの取り外しが困難で
あり、従って、この取り外し作業を行うためには、特別
の工具を用意しなければならず、また、そのような工具
を使ったとしてもその作業は実際上極めて困難であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑み、特別な工具を必要とすることなしに、容易にシャ
ンクを円筒形状工具本体から取り外すことができるよう
にした円筒形状穿孔工具を提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
工具は、一端の縁に所定間隔をあけて複数の刃が形成さ
れた円筒形状工具本体と、該工具本体の他端に取り付け
られて回転駆動装置に連結される回転駆動力伝達用シャ
ンクとを有する円筒形状穿孔工具であって、円筒形状工
具本体の上記他端には、当該工具本体の回転中心軸線を
中心とする貫通孔を有する筒状突起が形成され、該筒状
突起の貫通孔には上記シャンクの一端が挿入されるよう
にされており、同筒状突起の外周面には雄ねじが形成さ
れるとともに上記シャンクの軸線方向所定の位置には該
シャンクの回転中心軸線を中心に回転可能とされ、且
つ、上記筒状突起の雄ねじにねじ係合される雌ねじが形
成された締付け部材(以下に述べる実施例においては袋
ナットとして実施化)が取り付けられ、更に、上記シャ
ンクの一端には半径方向で突出する回り止めピンが設け
られるとともに、上記筒状突起にはその外端縁から軸線
方向に伸びて上記回り止めピンを受け入れるための切り
欠きが形成されていることを特徴とする。
【0005】
【実施例】 以下、本発明を添付の図2及び図3に示す
実施例に基づき説明する。
【0006】すなわち、この実施例に係る穿孔工具10
は、一端の縁に所定間隔をあけて複数の刃が形成された
円筒形状工具本体12と、該工具本体の他端に取り付け
られて電動工具などの回転駆動装置(図示せず)に連結
される回転駆動力伝達用シャンク14とを有する。シャ
ンク14は回転駆動装置に連結される小径部分16とセ
ンタードリル18が連結される大径部分20とを有して
いる。
【0007】円筒形状工具本体12の上記他端には、当
該工具本体の回転中心軸線を中心とする貫通孔22を有
する筒状突起24が形成されており、貫通孔22には上
記シャンクの大径部分20の端部が挿入されるようにな
されている。筒状突起24の外周面には雄ねじ26が形
成されており、これに対してシャンク14の大径部分2
0には該雄ねじ26とねじ係合される雌ねじを有する袋
ナットすなわち締付け部材28が設けられている。大径
部分20は、その全長にわたってほぼ同じ直径とされて
いるが、その軸線方向中央部分に環状の突起30が形成
されており、袋ナット28の図で見て上端が該環状突起
30の上面に係合し、同大径部分に取り付けられた止め
輪32との間に保持されるようになされている。
【0008】シャンク14の上記貫通孔22に挿入され
る部分にはその半径方向外向きに突出する回り止めピン
36が取り付けられており、これに対して円筒形状工具
本体12の筒状突起24にはその外端縁24’から軸線
方向に伸びる切り欠き40が形成されており、該切り欠
きの中に回り止めピン36が摺動可能に挿入されるよう
になっている。
【0009】この実施例に示した円筒形状工具10を使
用するに当たっては、円筒形状工具本体12の筒状突起
24の上記切り欠き40が回り止ピン36と係合するよ
うにして、袋ナット28の雌ねじを筒状突起24の雄ね
じ26とねじ係合させながら該袋ナットを回転する。こ
のようにすることによって円筒形状工具本体は上方に引
き付けられて図示の状態となる。
【0010】このように取り付けた工具のシャンク14
の小径部分16を回転駆動装置に結合させて回転駆動さ
せれば、その駆動力は回り止めピン36を介して円筒形
状工具本体12に伝達され穿孔作業が行われることにな
る。
【0011】穿孔作業後にシャンク14を円筒形状工具
本体12から外す場合には、袋ナットを上記とは逆に回
せば良い。
【0012】
【発明の効果】 以上から分かる通り、本発明に係る円
筒形状穿孔工具では、その円筒形状工具本体12に形成
された雄ねじ26と袋ナット28とのねじ係合は、それ
らの間の軸線方向での位置関係を保持する作用をなすも
のであり、回転駆動装置からの回転駆動力の伝達はシャ
ンクに設けられた回り止めピン36と円筒形状工具本体
に設けられた切り欠き40との係合によってなされる。
従って、穿孔作用中に上記ねじ同士の締付けが行われる
ことがなく、穿孔作用後に円筒形状工具本体からシャン
クを取り外すのが極めて容易になり、前述した如き従来
の穿孔工具において必要とされていたシャンク取外し用
の特別な工具を用意することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の穿孔工具を示す断面図。
【図2】 本発明の実施例に係る穿孔工具の断面側面
図。
【図3】 同工具におけるシャンクと円筒形状工具本体
との関係を示す一部正面図。
【符号の説明】
12−−−円筒形状工具本体; 14−−−シャンク;
22−−−貫通孔;24−−−筒状突起; 26−−−
雄ねじ; 28−−−締付け部材(袋ナット);36−
−−回り止めピン; 40−−−切り欠き。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端の縁に切削刃が形成された円筒形状
    工具本体と、該工具本体の他端に取り付けられて回転駆
    動装置に連結される回転駆動力伝達用シャンクとを有す
    る円筒形状穿孔工具であって、 上記円筒形状工具本体の上記他端には、当該工具本体の
    回転中心軸線を中心とする貫通孔を有する筒状突起が形
    成され、該筒状突起の上記貫通孔には上記シャンクの一
    端が挿入されるようになされており、同筒状突起の外周
    面には雄ねじが形成されるとともに上記シャンクの軸線
    方向所定の位置には該シャンクの回転中心軸線を中心に
    回転可能とされ、且つ、上記筒状突起の雄ねじにねじ係
    合される雌ねじが形成された締付け部材が取り付けら
    れ、更に、上記シャンクの一端には半径方向で突出する
    回り止めピンが形成されるとともに、上記筒状突起には
    その外端縁から軸線方向に伸び上記回り止めピンを受け
    入れるための切り欠きが形成されていることを特徴とす
    る円筒形状穿孔工具。
JP10260293A 1993-04-28 1993-04-28 円筒形状穿孔工具 Pending JPH06312309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10260293A JPH06312309A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 円筒形状穿孔工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10260293A JPH06312309A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 円筒形状穿孔工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06312309A true JPH06312309A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14331788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10260293A Pending JPH06312309A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 円筒形状穿孔工具

Country Status (1)

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JP (1) JPH06312309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004181622A (ja) * 2002-11-30 2004-07-02 Hilti Ag ツール収容部構造

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960305