JPH0631187A - 粉砕機における刃の摩耗検知装置 - Google Patents
粉砕機における刃の摩耗検知装置Info
- Publication number
- JPH0631187A JPH0631187A JP18925792A JP18925792A JPH0631187A JP H0631187 A JPH0631187 A JP H0631187A JP 18925792 A JP18925792 A JP 18925792A JP 18925792 A JP18925792 A JP 18925792A JP H0631187 A JPH0631187 A JP H0631187A
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- JP
- Japan
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- blade
- crusher
- wear
- controller
- detector
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- Pending
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- Crushing And Grinding (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 刃の摩耗状況を継続して自動的に、かつ正確
に検知可能とすることができる。 【構成】 電動機１４によって回転刃１３Ａを駆動して
なる粉砕機１０において、電動機１４の電力量または電
流値を検出する検出器１７と、検出器１７の検出結果に
基づき、刃１３Ａの摩耗状態に応じた信号を出力する制
御器１８とを有してなるもの。
に検知可能とすることができる。 【構成】 電動機１４によって回転刃１３Ａを駆動して
なる粉砕機１０において、電動機１４の電力量または電
流値を検出する検出器１７と、検出器１７の検出結果に
基づき、刃１３Ａの摩耗状態に応じた信号を出力する制
御器１８とを有してなるもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、木、石等を回転刃によ
って粉砕する粉砕機における刃の摩耗検知装置に関す
る。
って粉砕する粉砕機における刃の摩耗検知装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、特公平 2-46258号公報に記載され
ているような粉砕機における刃の摩耗状況は、刃をオペ
レータにて目視点検し、あるいは電動機の給電回路に接
続した電流計の表示値をオペレータにて読取ることにて
判断している。
ているような粉砕機における刃の摩耗状況は、刃をオペ
レータにて目視点検し、あるいは電動機の給電回路に接
続した電流計の表示値をオペレータにて読取ることにて
判断している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記、の問題点がある。 刃を目視点検する方法では、粉砕機が停止中の限られ
た時間しか行なえない。また、オペレータによる目視の
ため、基準設定が難しく、摩耗状況の判断に個人差を生
ずる。
には、下記、の問題点がある。 刃を目視点検する方法では、粉砕機が停止中の限られ
た時間しか行なえない。また、オペレータによる目視の
ため、基準設定が難しく、摩耗状況の判断に個人差を生
ずる。
【０００４】電流計の表示値をオペレータにて読取る
方法では、オペレータによる読取り作業が一日数回必要
となり、煩雑である。
方法では、オペレータによる読取り作業が一日数回必要
となり、煩雑である。
【０００５】本発明は、刃の摩耗状況を継続して自動的
に、かつ正確に検知可能とすることを目的とする。
に、かつ正確に検知可能とすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、電動機によって回転刃を駆動してなる粉砕機におけ
る刃の摩耗検知装置において、電動機の電力量または電
流値を検出する検出器と、検出器の検出結果に基づき、
刃の摩耗状態に応じた信号を出力する制御器とを有して
なるようにしたものである。
は、電動機によって回転刃を駆動してなる粉砕機におけ
る刃の摩耗検知装置において、電動機の電力量または電
流値を検出する検出器と、検出器の検出結果に基づき、
刃の摩耗状態に応じた信号を出力する制御器とを有して
なるようにしたものである。
【０００７】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載の本発明において更に、前記制御器が、刃の摩耗状態
が該刃の交換時期に達しつつあることを判別し、刃の交
換指示信号を出力するようにしたものである。
載の本発明において更に、前記制御器が、刃の摩耗状態
が該刃の交換時期に達しつつあることを判別し、刃の交
換指示信号を出力するようにしたものである。
【０００８】
【作用】 回転刃を駆動する電動機の電力量または電流値は、該
刃の摩耗の進行に伴う切削抵抗の増加に伴い増大化す
る。本発明では、電動機の電力量または電流値を検出器
により検出し、制御器がその検出結果に応じて、該刃の
摩耗状態に応じた信号を出力する。従って、粉砕機の運
転中に、刃の摩耗状況を継続して自動的に、かつ正確に
検知可能とすることができる。
刃の摩耗の進行に伴う切削抵抗の増加に伴い増大化す
る。本発明では、電動機の電力量または電流値を検出器
により検出し、制御器がその検出結果に応じて、該刃の
摩耗状態に応じた信号を出力する。従って、粉砕機の運
転中に、刃の摩耗状況を継続して自動的に、かつ正確に
検知可能とすることができる。
【０００９】制御器は、回転刃の摩耗状態が該刃の交
換時期に達しつつあることの判別を行ない、刃の交換指
示信号を出力するから、交換のための準備を前もって行
ない、計画的な装置の運転ができる。
換時期に達しつつあることの判別を行ない、刃の交換指
示信号を出力するから、交換のための準備を前もって行
ない、計画的な装置の運転ができる。
【００１０】尚、制御器は、回転刃の摩耗状態の進行に
応じて、警報信号、装置停止信号等を出力することもで
きる。
応じて、警報信号、装置停止信号等を出力することもで
きる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す制御回路図、
図２は粉砕機の一例を示す模式図である。
図２は粉砕機の一例を示す模式図である。
【００１２】粉砕機１０は、原料投入口１１と原料排出
口１２との間に、小径の第１回転刃１３Ａと大径の第２
回転刃１３Ｂとを同軸配置し、両刃１３Ａ、１３Ｂによ
り原料を粉砕する。尚、第１回転刃１３Ａの方が、第２
回転刃１３Ｂより、付加抵抗が大きい。
口１２との間に、小径の第１回転刃１３Ａと大径の第２
回転刃１３Ｂとを同軸配置し、両刃１３Ａ、１３Ｂによ
り原料を粉砕する。尚、第１回転刃１３Ａの方が、第２
回転刃１３Ｂより、付加抵抗が大きい。
【００１３】回転刃１３Ａの電動機１４の給電回路に
は、変圧器１５、変流器１６が接続され、それら変圧器
１５、変流器１６の出力を検出器１７に入力している。
検出器１７は電力量計であり、検出電力量を制御器１８
（プログラマブルコントローラ）に転送している。
は、変圧器１５、変流器１６が接続され、それら変圧器
１５、変流器１６の出力を検出器１７に入力している。
検出器１７は電力量計であり、検出電力量を制御器１８
（プログラマブルコントローラ）に転送している。
【００１４】制御器１８は検出器１７の検出電力量に基
づき、回転刃１３Ａの摩耗状態に応じた信号を出力す
る。
づき、回転刃１３Ａの摩耗状態に応じた信号を出力す
る。
【００１５】このとき、制御器１８は、回転刃１３Ａの
摩耗状態が該刃１３Ａの交換時期に達しつつあることを
判別し、刃の交換指示信号を出力し、表示器１９に交換
指示を表示する。
摩耗状態が該刃１３Ａの交換時期に達しつつあることを
判別し、刃の交換指示信号を出力し、表示器１９に交換
指示を表示する。
【００１６】また、制御器１８は、回転刃１３Ａの摩耗
状態の進行に応じて、警報信号、装置停止信号等を出力
できる。
状態の進行に応じて、警報信号、装置停止信号等を出力
できる。
【００１７】尚、検出器１７は電動機１４の電流値を検
出し、制御器１８は検出器１７の検出電流値に基づき、
回転刃１３Ａの摩耗状態に応じた信号を出力するもので
あってもよい。
出し、制御器１８は検出器１７の検出電流値に基づき、
回転刃１３Ａの摩耗状態に応じた信号を出力するもので
あってもよい。
【００１８】また、負荷変動の大きい粉砕機１０では、
電動機１４の一定時間（例えば５分間）の電力量、電流
値の平均値を制御データとして用いる。
電動機１４の一定時間（例えば５分間）の電力量、電流
値の平均値を制御データとして用いる。
【００１９】以下、本実施例の作用について説明する。 回転刃１３Ａを駆動する電動機１４の電力量または電
流値は、該刃１３Ａの摩耗の進行に伴う切削抵抗の増加
に伴い増大化する。本発明では、電動機１４の電力量ま
たは電流値を検出器１７により検出し、制御器１８がそ
の検出結果に応じて、該刃１３Ａの摩耗状態に応じた信
号を出力する。従って、粉砕機１０の運転中に、刃１３
Ａの摩耗状況を継続して自動的に、かつ正確に検知可能
とすることができる。
流値は、該刃１３Ａの摩耗の進行に伴う切削抵抗の増加
に伴い増大化する。本発明では、電動機１４の電力量ま
たは電流値を検出器１７により検出し、制御器１８がそ
の検出結果に応じて、該刃１３Ａの摩耗状態に応じた信
号を出力する。従って、粉砕機１０の運転中に、刃１３
Ａの摩耗状況を継続して自動的に、かつ正確に検知可能
とすることができる。
【００２０】制御器１８は、回転刃１３Ａの摩耗状態
が該刃１３Ａの交換時期に達しつつあることの判別を行
ない、刃１３Ａの交換指示信号を出力するから、交換の
ための準備を前もって行ない、計画的な装置の運転がで
きる。
が該刃１３Ａの交換時期に達しつつあることの判別を行
ない、刃１３Ａの交換指示信号を出力するから、交換の
ための準備を前もって行ない、計画的な装置の運転がで
きる。
【００２１】具体的には、電動機１４は通常の駆動電力
量を 50kWH程度としているものであるが、回転刃１３Ａ
が摩耗するとその電力量を100kWH程度まで増加する。そ
こで、制御器１８にあっては、電力量 80kWHにおいて刃
の交換指示信号を出力する。そして、万一、電力量が10
0kWHまで増加した場合、原料投入口１１に設けたゲート
を自動的に閉じる等により、原料の投入を停止させる制
御を行なう。
量を 50kWH程度としているものであるが、回転刃１３Ａ
が摩耗するとその電力量を100kWH程度まで増加する。そ
こで、制御器１８にあっては、電力量 80kWHにおいて刃
の交換指示信号を出力する。そして、万一、電力量が10
0kWHまで増加した場合、原料投入口１１に設けたゲート
を自動的に閉じる等により、原料の投入を停止させる制
御を行なう。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、刃の摩耗
状況を継続して自動的に、かつ正確に検知可能とするこ
とができる。
状況を継続して自動的に、かつ正確に検知可能とするこ
とができる。
【図１】図１は本発明の一実施例を示す制御回路図であ
る。
る。
【図２】図２は粉砕機の一例を示す模式図である。
１０ 粉砕機 １３Ａ 回転刃 １４ 電動機 １７ 検出器 １８ 制御器
Claims (2)
- 【請求項１】 電動機によって回転刃を駆動してなる粉
砕機における刃の摩耗検知装置において、電動機の電力
量または電流値を検出する検出器と、検出器の検出結果
に基づき、刃の摩耗状態に応じた信号を出力する制御器
とを有してなることを特徴とする粉砕機における刃の摩
耗検知装置。 - 【請求項２】 前記制御器が、刃の摩耗状態が該刃の交
換時期に達しつつあることを判別し、刃の交換指示信号
を出力する請求項１記載の粉砕機における刃の摩耗検知
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18925792A JPH0631187A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 粉砕機における刃の摩耗検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18925792A JPH0631187A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 粉砕機における刃の摩耗検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631187A true JPH0631187A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16238272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18925792A Pending JPH0631187A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 粉砕機における刃の摩耗検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631187A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09174381A (ja) * | 1995-10-13 | 1997-07-08 | Lindemann Kg Gmbh & Co | 摩耗プレート |
| US7568641B2 (en) | 2004-02-19 | 2009-08-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Method and apparatus for determining wear and tear in machines |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP18925792A patent/JPH0631187A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09174381A (ja) * | 1995-10-13 | 1997-07-08 | Lindemann Kg Gmbh & Co | 摩耗プレート |
| US7568641B2 (en) | 2004-02-19 | 2009-08-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Method and apparatus for determining wear and tear in machines |
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