JPH06311254A - 遠隔制御システム - Google Patents
遠隔制御システムInfo
- Publication number
- JPH06311254A JPH06311254A JP5119286A JP11928693A JPH06311254A JP H06311254 A JPH06311254 A JP H06311254A JP 5119286 A JP5119286 A JP 5119286A JP 11928693 A JP11928693 A JP 11928693A JP H06311254 A JPH06311254 A JP H06311254A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- memory
- signal
- radio
- message signal
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- Traffic Control Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】無線ページングシステムを利用して、広範囲に
わたる地域の複数の制御対象を制御する。 【構成】マイクロコンピュータ53と、伝言コード対制
御内容テーブルを格納したメモリ55と、網制御ユニッ
ト54を備えた制御送信装置5から電話網2を介して呼
出番号と伝言コードを送出する。この電波を、制御対象
となる出力装置の近傍に設けた制御受信装置6の無線呼
出受信機61で受信し、伝言コード出力をメモリ64を
参照して制御内容に変換した制御信号を出力装置7に与
える。 【効果】新たな周波数資源を必要としない。
わたる地域の複数の制御対象を制御する。 【構成】マイクロコンピュータ53と、伝言コード対制
御内容テーブルを格納したメモリ55と、網制御ユニッ
ト54を備えた制御送信装置5から電話網2を介して呼
出番号と伝言コードを送出する。この電波を、制御対象
となる出力装置の近傍に設けた制御受信装置6の無線呼
出受信機61で受信し、伝言コード出力をメモリ64を
参照して制御内容に変換した制御信号を出力装置7に与
える。 【効果】新たな周波数資源を必要としない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔制御システムに係
り、特に、制御信号の伝送路として公衆交換電話網に接
続された伝言表示機能を有する無線ページングシステム
を利用した遠隔制御システムに関する。
り、特に、制御信号の伝送路として公衆交換電話網に接
続された伝言表示機能を有する無線ページングシステム
を利用した遠隔制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔制御システムは、遠隔地より制御内
容を伝える信号を送信し、所定の受信地点における出力
装置を駆動するシステムである。従来、この遠隔制御シ
ステムにおける制御信号の伝送路には有線方式のものと
無線方式のものがあり設置条件に応じて選択されてい
た。
容を伝える信号を送信し、所定の受信地点における出力
装置を駆動するシステムである。従来、この遠隔制御シ
ステムにおける制御信号の伝送路には有線方式のものと
無線方式のものがあり設置条件に応じて選択されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有線方
式にあっては、ケーブルの敷設・保守等の運用経費が高
額なものとなる問題が有り、無線方式にあっては新たな
周波数を割り当てる必要が生じ、制御上のトラヒック密
度がさほど高くない場合等は周波数資源の有効活用が損
われる結果となる問題がある。しかも、周波数資源は有
限のものであり近年、増々新規割り当ての認可が困難で
あるという問題がある。特に、広範囲にわたる複数箇所
への遠隔制御を無線による一斉同報通信にて行う必要の
ある場合は大きな送信電力が必要となり、この事由も新
規周波数の割り当てを一層困難なものとしているという
問題となっている。本発明は、上記実情に鑑みてなされ
たもので、無線方式であるが新たな周波数資源を必要と
せず、広範囲にわたる地域の一つ以上の制御対象への一
斉制御を可能とし、設備費が安く、しかも、運用コスト
が非常に低廉な遠隔制御システムを提供することを目的
とする。
式にあっては、ケーブルの敷設・保守等の運用経費が高
額なものとなる問題が有り、無線方式にあっては新たな
周波数を割り当てる必要が生じ、制御上のトラヒック密
度がさほど高くない場合等は周波数資源の有効活用が損
われる結果となる問題がある。しかも、周波数資源は有
限のものであり近年、増々新規割り当ての認可が困難で
あるという問題がある。特に、広範囲にわたる複数箇所
への遠隔制御を無線による一斉同報通信にて行う必要の
ある場合は大きな送信電力が必要となり、この事由も新
規周波数の割り当てを一層困難なものとしているという
問題となっている。本発明は、上記実情に鑑みてなされ
たもので、無線方式であるが新たな周波数資源を必要と
せず、広範囲にわたる地域の一つ以上の制御対象への一
斉制御を可能とし、設備費が安く、しかも、運用コスト
が非常に低廉な遠隔制御システムを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の遠隔制御システ
ムは、公衆交換電話網に接続されたDTMF機能を有す
る電話機から該公衆交換電話網に接続された無線呼出基
地局を介して不特定多数の伝言表示機能を有する無線呼
出受信機のうち所望の相手を個別呼び出しする無線ペー
ジングシステムの前記公衆交換電話網に接続された制御
送信装置と、制御対象として配置された出力装置の近傍
に設置され該出力装置の動作を制御する制御信号を出力
する制御受信装置とを備え、前記制御送信装置は、前記
制御受信装置に対する個別呼出番号と前記出力装置の制
御内容を規定した制御コードを入力する入力部と、該制
御コードと伝言信号との対応テーブルが予め格納された
第1のメモリと、前記公衆交換電話網に対して信号を送
出するネットワークコントロールユニットと、前記入力
部から個別呼出番号と制御コードが入力されたとき該制
御コードに対応する伝言信号を前記第1のメモリから読
み出して前記ネットワークコントロールユニットから前
記公衆交換電話網に対して前記個別呼出信号と前記伝言
信号を送出するように制御する第1のマイクロコンピュ
ータとを備え、前記制御受信装置は、前記無線呼出基地
局からの電波を受信し自局の個別呼出信号が検出された
とき該個別呼出信号に続く伝言信号を出力する手段を有
する伝言信号出力機能付き無線呼出受信機と、前記第1
のメモリと同様の対応テーブルが予め格納された第2の
メモリと、前記伝言信号出力機能付き無線呼出受信機が
自局に対する信号を受信したとき該伝言信号出力機能付
き無線呼出受信機からの伝言信号に対応する制御コード
を前記第2のメモリから読み出して所定のインターフェ
ースを介して前記出力装置に対して制御信号を出力する
ように制御する第2のマイクロコンピュータとを備えた
ことを特徴とするものである。
ムは、公衆交換電話網に接続されたDTMF機能を有す
る電話機から該公衆交換電話網に接続された無線呼出基
地局を介して不特定多数の伝言表示機能を有する無線呼
出受信機のうち所望の相手を個別呼び出しする無線ペー
ジングシステムの前記公衆交換電話網に接続された制御
送信装置と、制御対象として配置された出力装置の近傍
に設置され該出力装置の動作を制御する制御信号を出力
する制御受信装置とを備え、前記制御送信装置は、前記
制御受信装置に対する個別呼出番号と前記出力装置の制
御内容を規定した制御コードを入力する入力部と、該制
御コードと伝言信号との対応テーブルが予め格納された
第1のメモリと、前記公衆交換電話網に対して信号を送
出するネットワークコントロールユニットと、前記入力
部から個別呼出番号と制御コードが入力されたとき該制
御コードに対応する伝言信号を前記第1のメモリから読
み出して前記ネットワークコントロールユニットから前
記公衆交換電話網に対して前記個別呼出信号と前記伝言
信号を送出するように制御する第1のマイクロコンピュ
ータとを備え、前記制御受信装置は、前記無線呼出基地
局からの電波を受信し自局の個別呼出信号が検出された
とき該個別呼出信号に続く伝言信号を出力する手段を有
する伝言信号出力機能付き無線呼出受信機と、前記第1
のメモリと同様の対応テーブルが予め格納された第2の
メモリと、前記伝言信号出力機能付き無線呼出受信機が
自局に対する信号を受信したとき該伝言信号出力機能付
き無線呼出受信機からの伝言信号に対応する制御コード
を前記第2のメモリから読み出して所定のインターフェ
ースを介して前記出力装置に対して制御信号を出力する
ように制御する第2のマイクロコンピュータとを備えた
ことを特徴とするものである。
【0005】さらに、前記第1のメモリと第2のメモリ
は、同一媒体であることを特徴とし、例えば、フロッピ
ディスクまたはICカードであることを特徴とするもの
である。また、前記制御送信装置は、前記入力部から前
記第1のメモリと第2のメモリにメモリ内容を編集格納
する機能を有することを特徴とするものである。
は、同一媒体であることを特徴とし、例えば、フロッピ
ディスクまたはICカードであることを特徴とするもの
である。また、前記制御送信装置は、前記入力部から前
記第1のメモリと第2のメモリにメモリ内容を編集格納
する機能を有することを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例のシステム構成図で
ある。図において、1はDTMF(Dual Tone Multi-Fr
equency )信号送出機能付きの電話機であり、無線ペー
ジングシステムの伝言表示機能付き無線呼出受信機を呼
び出して伝言を表示させるために用いる電話機である。
2は公衆交換電話網、3は無線ページングシステムの無
線呼出基地局、4は伝言表示機能付き無線呼出受信機、
5は制御する側に設けられた制御送信装置、6は制御さ
れる側に設けられた制御受信装置、7は制御される出力
装置であり、例えば、表示器や標識などの被制御機器で
ある。51はLCD(液晶表示器)やCRTを用いた表
示部、52はキーボード等による入力部、53はRAM
やROMを含むマイクロコンピュータ、54はネットワ
ークコントロールユニット(NCU)、55はメモリカ
ードを用いた第1のメモリである。61は伝言信号出力
機能付き無線呼出受信機、62はRAMやROMを含む
マイクロコンピュータ、63は外部出力のためのインタ
フェース(IF)部、64はメモリカードを用いた第2
のメモリである。
ある。図において、1はDTMF(Dual Tone Multi-Fr
equency )信号送出機能付きの電話機であり、無線ペー
ジングシステムの伝言表示機能付き無線呼出受信機を呼
び出して伝言を表示させるために用いる電話機である。
2は公衆交換電話網、3は無線ページングシステムの無
線呼出基地局、4は伝言表示機能付き無線呼出受信機、
5は制御する側に設けられた制御送信装置、6は制御さ
れる側に設けられた制御受信装置、7は制御される出力
装置であり、例えば、表示器や標識などの被制御機器で
ある。51はLCD(液晶表示器)やCRTを用いた表
示部、52はキーボード等による入力部、53はRAM
やROMを含むマイクロコンピュータ、54はネットワ
ークコントロールユニット(NCU)、55はメモリカ
ードを用いた第1のメモリである。61は伝言信号出力
機能付き無線呼出受信機、62はRAMやROMを含む
マイクロコンピュータ、63は外部出力のためのインタ
フェース(IF)部、64はメモリカードを用いた第2
のメモリである。
【0007】図2(A)は制御送信装置5のマイクロコ
ンピュータ53の動作フローチャートであり、図2
(B)は制御受信装置6のマイクロコンピュータ62の
動作フローチャートである。図1において、無線ページ
ングシステムとしての呼の流れは、電話機1から公衆交
換電話網2に対するオフ−フック操作に続く選択呼出し
信号の送出のためのダイアル操作に始まる。無線呼出基
地局3はそれに応答し伝言を受付けると、被呼無線呼出
受信機の識別番号と伝言信号を無線電波に乗せて空間へ
送信する。伝言表示機能付き無線呼出受信機4は自己に
割付けられた識別番号を受信するとそれに引き続く伝言
信号も受信し、鳴音を発して伝言内容をLCD表示器等
に表示して携帯者に呼出しのある旨を伝える。
ンピュータ53の動作フローチャートであり、図2
(B)は制御受信装置6のマイクロコンピュータ62の
動作フローチャートである。図1において、無線ページ
ングシステムとしての呼の流れは、電話機1から公衆交
換電話網2に対するオフ−フック操作に続く選択呼出し
信号の送出のためのダイアル操作に始まる。無線呼出基
地局3はそれに応答し伝言を受付けると、被呼無線呼出
受信機の識別番号と伝言信号を無線電波に乗せて空間へ
送信する。伝言表示機能付き無線呼出受信機4は自己に
割付けられた識別番号を受信するとそれに引き続く伝言
信号も受信し、鳴音を発して伝言内容をLCD表示器等
に表示して携帯者に呼出しのある旨を伝える。
【0008】遠隔制御システムとしての制御の流れは、
制御送信装置5の有するNCU54が、表示部51を参
照しながら入力部52を人為的操作することによって起
動するマイクロコンピュータ53の制御によって、公衆
交換電話網2に対する選択呼出し信号の送出と、それに
続く伝言信号の送出に始まる。伝言信号は第1のメモリ
55に予め制御内容との対応関係が格納されているの
で、送出操作に際しては表示部51に表示される制御内
容を選択するだけで、対応する伝言信号が送出されるよ
うになっている。
制御送信装置5の有するNCU54が、表示部51を参
照しながら入力部52を人為的操作することによって起
動するマイクロコンピュータ53の制御によって、公衆
交換電話網2に対する選択呼出し信号の送出と、それに
続く伝言信号の送出に始まる。伝言信号は第1のメモリ
55に予め制御内容との対応関係が格納されているの
で、送出操作に際しては表示部51に表示される制御内
容を選択するだけで、対応する伝言信号が送出されるよ
うになっている。
【0009】制御内容は次のように、予め設定されてい
る。図3と図4は本発明の制御対象の応用例を示す説明
図である。図3は道路交通情報表示板を出力装置7とし
た場合の例であり、表示板の支柱に制御受信装置6が取
り付けられている。交通の要所に向かう車に交通情報を
知らせるために、交通要所を中心にして広い範囲に分散
配置した表示板の表示を、当該要所から電話で表示情報
を送って変えることができる。図3に示した例では、
「早川交差点、渋滞〇〇km」(〇〇箇所は可変部分と
して取り扱う)という表示情報が制御内容となる。図4
は可変道路標識を出力装置7とした場合の例である。例
えば、時間帯によって「駐車禁止」を「駐停車禁止」に
変える必要のある地域に、(A),(B),(D)に示
すように、回転自在の細板を回転させて表示意味を変え
られるようにした可変道路標識を設置し、(C)のよう
にその裏面部に制御受信装置6を取り付けて遠隔制御す
ることができる。
る。図3と図4は本発明の制御対象の応用例を示す説明
図である。図3は道路交通情報表示板を出力装置7とし
た場合の例であり、表示板の支柱に制御受信装置6が取
り付けられている。交通の要所に向かう車に交通情報を
知らせるために、交通要所を中心にして広い範囲に分散
配置した表示板の表示を、当該要所から電話で表示情報
を送って変えることができる。図3に示した例では、
「早川交差点、渋滞〇〇km」(〇〇箇所は可変部分と
して取り扱う)という表示情報が制御内容となる。図4
は可変道路標識を出力装置7とした場合の例である。例
えば、時間帯によって「駐車禁止」を「駐停車禁止」に
変える必要のある地域に、(A),(B),(D)に示
すように、回転自在の細板を回転させて表示意味を変え
られるようにした可変道路標識を設置し、(C)のよう
にその裏面部に制御受信装置6を取り付けて遠隔制御す
ることができる。
【0010】公衆交換網2を介して被呼無線呼出受信機
の識別番号が判別され、伝言信号を受付けた無線呼出基
地局3は無線電波に乗せてその内容を空間へ送信する。
伝言信号出力機能付き無線呼出受信機61は自己に割付
けられた識別番号を受信すると、それに引き続く伝言信
号を受信し、その内容をマイクロコンピュータ62へ伝
送する。第2のメモリ64には伝言信号と制御内容の対
応関係が格納されており、マイクロコンピュータ62は
対応する制御内容をインタフェース部63を介して制御
対象とする出力装置7に与える。伝言信号出力機能付き
無線呼出受信機61の動作環境として、受信感度が劣化
しないよう電波の透過性を有する合成樹脂ケースに収容
する方法も考えられるが、内蔵する小形ループアンテナ
の利得が−20dBd程度と小さいので外部にダイポー
ルアンテナ又は利得アンテナ等を設置する方が良い。ま
た、無線呼出受信機61の伝言信号を取り出す方法は、
LCD表示器の表示内容を光学的に読み取る方法や、L
EDを用いて調歩同期式の直列データを出力させ、これ
を光センサーで受信する方法や、音響的結合による方法
等種々考えられるが電気的に直接接続する方法が信頼性
の点で有利であることは言うまでもない。なお、第2の
メモリ64はメモリカードであり、制御送信装置5の有
するメモリ編集機能により作成することができ、その内
容は第1のメモリと同じであるが、基地局間との電波の
伝搬状態が悪化して、使用している符号の誤り訂正能力
の限界を超えた場合は、そのような状態を表す出力が行
われるような内容も記憶されているので電波伝搬上のト
ラブルに対する対策も考慮されている。
の識別番号が判別され、伝言信号を受付けた無線呼出基
地局3は無線電波に乗せてその内容を空間へ送信する。
伝言信号出力機能付き無線呼出受信機61は自己に割付
けられた識別番号を受信すると、それに引き続く伝言信
号を受信し、その内容をマイクロコンピュータ62へ伝
送する。第2のメモリ64には伝言信号と制御内容の対
応関係が格納されており、マイクロコンピュータ62は
対応する制御内容をインタフェース部63を介して制御
対象とする出力装置7に与える。伝言信号出力機能付き
無線呼出受信機61の動作環境として、受信感度が劣化
しないよう電波の透過性を有する合成樹脂ケースに収容
する方法も考えられるが、内蔵する小形ループアンテナ
の利得が−20dBd程度と小さいので外部にダイポー
ルアンテナ又は利得アンテナ等を設置する方が良い。ま
た、無線呼出受信機61の伝言信号を取り出す方法は、
LCD表示器の表示内容を光学的に読み取る方法や、L
EDを用いて調歩同期式の直列データを出力させ、これ
を光センサーで受信する方法や、音響的結合による方法
等種々考えられるが電気的に直接接続する方法が信頼性
の点で有利であることは言うまでもない。なお、第2の
メモリ64はメモリカードであり、制御送信装置5の有
するメモリ編集機能により作成することができ、その内
容は第1のメモリと同じであるが、基地局間との電波の
伝搬状態が悪化して、使用している符号の誤り訂正能力
の限界を超えた場合は、そのような状態を表す出力が行
われるような内容も記憶されているので電波伝搬上のト
ラブルに対する対策も考慮されている。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御信号の伝送路として公衆交換電話網に接続された伝言
表示機能を有する無線ページングシステムを応用するの
で、周波数資源の有効活用が図れ、広範囲にわたる地域
の1つ以上の制御対象に対する一斉制御を行うことがで
きるようになる。また、設置に際しても、制御ケーブル
の敷設が不要であるという点で経済性に富む。運用費に
関しても、無線ページング区間は現行制度では定額(約
2千円)であり、公衆交換電話網の料金が使用量に比例
して加算されるだけなので非常に低廉な遠隔制御システ
ムを構築することができる。また、保守点検に際して
も、一般の携帯無線電話機を用いて、制御対象の前で制
御内容に対応する伝言信号を送出するだけで容易に動作
確認が行えるという効果も奏する。
御信号の伝送路として公衆交換電話網に接続された伝言
表示機能を有する無線ページングシステムを応用するの
で、周波数資源の有効活用が図れ、広範囲にわたる地域
の1つ以上の制御対象に対する一斉制御を行うことがで
きるようになる。また、設置に際しても、制御ケーブル
の敷設が不要であるという点で経済性に富む。運用費に
関しても、無線ページング区間は現行制度では定額(約
2千円)であり、公衆交換電話網の料金が使用量に比例
して加算されるだけなので非常に低廉な遠隔制御システ
ムを構築することができる。また、保守点検に際して
も、一般の携帯無線電話機を用いて、制御対象の前で制
御内容に対応する伝言信号を送出するだけで容易に動作
確認が行えるという効果も奏する。
【図1】本発明の実施例を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の要部の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図3】本発明の制御対象の部分説明図である。
【図4】本発明の制御対象の部分説明図である。
1 DTMF送出機能付き電話機 2 公衆交換電話網 3 無線呼出基地局 4 伝言表示機能付き無線呼出受信機 5 制御送信装置 6 制御受信装置 7 出力装置 51 表示部 52 入力部 53 RAMとROMを含むマイクロコンピュータ 54 ネットワークコントロールユニット(NCU) 55 第1のメモリ 61 伝言信号出力機能付き無線呼出受信機 62 RAMとROMを含むマイクロコンピュータ 63 インタフェース部 64 第2のメモリ
Claims (4)
- 【請求項1】 公衆交換電話網に接続されたDTMF機
能を有する電話機から該公衆交換電話網に接続された無
線呼出基地局を介して不特定多数の伝言表示機能を有す
る無線呼出受信機のうち所望の相手を個別呼び出しする
無線ページングシステムの前記公衆交換電話網に接続さ
れた制御送信装置と、制御対象として配置された出力装
置の近傍に設置され該出力装置の動作を制御する制御信
号を出力する制御受信装置とを備え、 前記制御送信装置は、前記制御受信装置に対する個別呼
出番号と前記出力装置の制御内容を規定した制御コード
を入力する入力部と、該制御コードと伝言信号との対応
テーブルが予め格納された第1のメモリと、前記公衆交
換電話網に対して信号を送出するネットワークコントロ
ールユニットと、前記入力部から個別呼出番号と制御コ
ードが入力されたとき該制御コードに対応する伝言信号
を前記第1のメモリから読み出して前記ネットワークコ
ントロールユニットから前記公衆交換電話網に対して前
記個別呼出信号と前記伝言信号を送出するように制御す
る第1のマイクロコンピュータとを備え、 前記制御受信装置は、前記無線呼出基地局からの電波を
受信し自局の個別呼出信号が検出されたとき該個別呼出
信号に続く伝言信号を出力する手段を有する伝言信号出
力機能付き無線呼出受信機と、前記第1のメモリと同様
の対応テーブルが予め格納された第2のメモリと、前記
伝言信号出力機能付き無線呼出受信機が自局に対する信
号を受信したとき該伝言信号出力機能付き無線呼出受信
機からの伝言信号に対応する制御コードを前記第2のメ
モリから読み出して所定のインターフェースを介して前
記出力装置に対して制御信号を出力するように制御する
第2のマイクロコンピュータとを備えた遠隔制御システ
ム。 - 【請求項2】 請求項1記載の第1のメモリと第2のメ
モリは、同一媒体であることを特徴とする請求項1記載
の遠隔制御システム。 - 【請求項3】 請求項1記載の第1のメモリと第2のメ
モリは、フロッピディスクまたはICカードであること
を特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。 - 【請求項4】 請求項1記載の制御送信装置は、前記入
力部から前記第1のメモリと第2のメモリにメモリ内容
を編集格納する機能を有することを特徴とする請求項1
記載の遠隔制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119286A JPH06311254A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 遠隔制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119286A JPH06311254A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 遠隔制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311254A true JPH06311254A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14757640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5119286A Pending JPH06311254A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 遠隔制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06311254A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1002003C2 (nl) * | 1995-12-29 | 1997-07-02 | Nederland Ptt | Werkwijze en inrichting voor het draadloos op afstand sturen van telecommunicatiediensten. |
EP0814592A1 (de) * | 1996-06-19 | 1997-12-29 | Firma Erika Köchler | Per Funk programmierbares Modul zur Anrufumleitung |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP5119286A patent/JPH06311254A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1002003C2 (nl) * | 1995-12-29 | 1997-07-02 | Nederland Ptt | Werkwijze en inrichting voor het draadloos op afstand sturen van telecommunicatiediensten. |
EP0814592A1 (de) * | 1996-06-19 | 1997-12-29 | Firma Erika Köchler | Per Funk programmierbares Modul zur Anrufumleitung |
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