JPH06310234A - バルブソケット - Google Patents
バルブソケットInfo
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- JPH06310234A JPH06310234A JP12538193A JP12538193A JPH06310234A JP H06310234 A JPH06310234 A JP H06310234A JP 12538193 A JP12538193 A JP 12538193A JP 12538193 A JP12538193 A JP 12538193A JP H06310234 A JPH06310234 A JP H06310234A
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- Japan
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- valve
- socket
- power supply
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- supply line
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 各ターミナル6、16についてタブ10、2
0が2つずつ設けられているため、複数のランプソケッ
ト1の同じ電極のターミナル同士を給電線30によって
直接接続できる。これにより、ハーネスの分岐作業が不
要になる。
0が2つずつ設けられているため、複数のランプソケッ
ト1の同じ電極のターミナル同士を給電線30によって
直接接続できる。これにより、ハーネスの分岐作業が不
要になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のコンビネーショ
ンランプ等に使用するに好適なバルブソケットに関する
ものである。
ンランプ等に使用するに好適なバルブソケットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば車両のリアコンビネーションラン
プは、図12に示すように、車幅灯、制動灯、後退灯等
の複数のバルブaを夫々バルブソケットbに嵌装し、そ
のバルブソケットbの各々に取り付けられてバルブaの
各電極が接触されるターミナルの接続部に給電線を接続
する構造になっている。各バルブソケットbには(+)
と(−)の少なくとも2本の給電線c、dが接続される
が、これらの少なくとも2本の給電線c、dを各バルブ
ソケットbについてそのまま配線すると多数の給電栓が
必要になって不経済であるばかりでなく、ハーネスが太
くなって配索しにくくなる等の不具合がある。従って、
通常は、例えば(−)側の1本の共通給電線eをバルブ
ソケットbの近傍において複数本の給電線に分岐させ、
その分岐した各給電線を各バルブソケットbの(−)側
のターミナルに接続するということが行われている。
プは、図12に示すように、車幅灯、制動灯、後退灯等
の複数のバルブaを夫々バルブソケットbに嵌装し、そ
のバルブソケットbの各々に取り付けられてバルブaの
各電極が接触されるターミナルの接続部に給電線を接続
する構造になっている。各バルブソケットbには(+)
と(−)の少なくとも2本の給電線c、dが接続される
が、これらの少なくとも2本の給電線c、dを各バルブ
ソケットbについてそのまま配線すると多数の給電栓が
必要になって不経済であるばかりでなく、ハーネスが太
くなって配索しにくくなる等の不具合がある。従って、
通常は、例えば(−)側の1本の共通給電線eをバルブ
ソケットbの近傍において複数本の給電線に分岐させ、
その分岐した各給電線を各バルブソケットbの(−)側
のターミナルに接続するということが行われている。
【0003】このように給電線を分岐させるための手段
としては、共通給電線eの分岐箇所においてその被覆を
剥いて芯線を露出させ、そこに分岐給電線の被覆を剥い
た基端を半田付けにより結線し、その結線部分をビニル
テープfで巻いて露出しないように隠蔽する方法が採ら
れていた。
としては、共通給電線eの分岐箇所においてその被覆を
剥いて芯線を露出させ、そこに分岐給電線の被覆を剥い
た基端を半田付けにより結線し、その結線部分をビニル
テープfで巻いて露出しないように隠蔽する方法が採ら
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、分岐作業の工数が多くて手間と時間がか
かるばかりでなく、ビニルテープと給電線の被覆との間
の隙間から水が進入することに起因する漏電や、ビニル
テープの破れに起因するショートが発生する恐れがある
という問題があった。
うな方法では、分岐作業の工数が多くて手間と時間がか
かるばかりでなく、ビニルテープと給電線の被覆との間
の隙間から水が進入することに起因する漏電や、ビニル
テープの破れに起因するショートが発生する恐れがある
という問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
であり、コンビネーションランプのように複数個のバル
ブにまとめて給電する場合において、手間と時間がかか
るばかりでなく漏電やショート等を招く恐れがある分岐
作業を行わずに済むバルブソケットを提供することを目
的とする。
であり、コンビネーションランプのように複数個のバル
ブにまとめて給電する場合において、手間と時間がかか
るばかりでなく漏電やショート等を招く恐れがある分岐
作業を行わずに済むバルブソケットを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、バルブホルダにバルブの各電
極が接触される複数のターミナルを取り付けてなり、各
ターミナルに給電線を接続するための接続部を設けたも
のにおいて、ターミナルのうちの少なくとも一つに複数
の接続部を設けた構成としたところに特徴を有するもの
である。
決するための手段として、バルブホルダにバルブの各電
極が接触される複数のターミナルを取り付けてなり、各
ターミナルに給電線を接続するための接続部を設けたも
のにおいて、ターミナルのうちの少なくとも一つに複数
の接続部を設けた構成としたところに特徴を有するもの
である。
【0007】
【作用】コンビネーションランプのように複数個のバル
ブにまとめて給電する場合には、共通給電線の先端を一
つのバルブホルダのターミナルの一つの接続部に接続
し、そのターミナルの別の接続部に一端を接続した給電
線の他端を他のバルブホルダのターミナルの一つの接続
部に接続し、更に、そのターミナルの別の接続部に一端
を接続した別の給電線の他端を更に別のバルブホルダの
ターミナルの一つの接続部に接続するという作業を順次
に行う。これにより、すべてのバルブホルダの同じ極性
のターミナルが共通給電線に接続されることになる。
ブにまとめて給電する場合には、共通給電線の先端を一
つのバルブホルダのターミナルの一つの接続部に接続
し、そのターミナルの別の接続部に一端を接続した給電
線の他端を他のバルブホルダのターミナルの一つの接続
部に接続し、更に、そのターミナルの別の接続部に一端
を接続した別の給電線の他端を更に別のバルブホルダの
ターミナルの一つの接続部に接続するという作業を順次
に行う。これにより、すべてのバルブホルダの同じ極性
のターミナルが共通給電線に接続されることになる。
【0008】
【発明の効果】上述したように、本発明のバルブソケッ
トを用いれば、バルブホルダのターミナルの接続部同士
が給電線によって接続されるから、その接続部と給電線
との接続方法として例えば雄雌の嵌め合いを利用した端
子等のワンタッチ接続が可能な手段を用いることにより
接続作業を手間と時間をかけずに簡単に行うことが可能
になるという優れた効果がもたらされる。
トを用いれば、バルブホルダのターミナルの接続部同士
が給電線によって接続されるから、その接続部と給電線
との接続方法として例えば雄雌の嵌め合いを利用した端
子等のワンタッチ接続が可能な手段を用いることにより
接続作業を手間と時間をかけずに簡単に行うことが可能
になるという優れた効果がもたらされる。
【0009】また、ターミナルの接続部と給電線との接
続部分には、ビニルテープに比べてシール性が高く且つ
破れにくいゴム等によるシールを施すことが可能であ
り、水の進入に起因する漏電やシールの破れに起因する
ショートを確実に防止することができるという優れた効
果がある。
続部分には、ビニルテープに比べてシール性が高く且つ
破れにくいゴム等によるシールを施すことが可能であ
り、水の進入に起因する漏電やシールの破れに起因する
ショートを確実に防止することができるという優れた効
果がある。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
ないし図10を参照して説明する。本第1実施例のバル
ブソケット1は、バルブaが取り付けられるバルブホル
ダ2と、バルブxの電極が接触し且つ給電線30が接続
されるターミナル6、16とからなっている。バルブホ
ルダ2の正面にはバルブxが嵌入されるバルブ挿入孔3
が形成されている。バルブ挿入孔3の内周には、バルブ
xの(−)電極yの外周の係合ピンpが嵌合してバルブ
xをバルブホルダ2に装着させるためのJ型溝4が形成
されている。
ないし図10を参照して説明する。本第1実施例のバル
ブソケット1は、バルブaが取り付けられるバルブホル
ダ2と、バルブxの電極が接触し且つ給電線30が接続
されるターミナル6、16とからなっている。バルブホ
ルダ2の正面にはバルブxが嵌入されるバルブ挿入孔3
が形成されている。バルブ挿入孔3の内周には、バルブ
xの(−)電極yの外周の係合ピンpが嵌合してバルブ
xをバルブホルダ2に装着させるためのJ型溝4が形成
されている。
【0011】バルブ挿入孔3の底部には計4個の溝孔5
が形成されている(図3参照)。これらのうち隣合う2
つの溝孔5には、S字形の弾性接触部7を有する(+)
側ターミナル6が、バルブ挿入孔3側から差し込まれて
弾性抜止片8をバルブホルダ2の抜止係止部9に係止さ
せることにより装着されており、そのS字形の弾性接触
部7はバルブ挿入孔3内に位置してバルブxの底面の突
起状の(+)電極zに当接し得る状態となっている。こ
の(+)側ターミナル6には、バルブxへの給電を行う
給電線30を接続するための接続部たるタブ10が2本
並列して突出するように形成されており、これらの2本
のタブ10は溝孔5を貫通し、バルブホルダ2の背面に
形成された2つの接続孔11内に各別に臨んでいる。
が形成されている(図3参照)。これらのうち隣合う2
つの溝孔5には、S字形の弾性接触部7を有する(+)
側ターミナル6が、バルブ挿入孔3側から差し込まれて
弾性抜止片8をバルブホルダ2の抜止係止部9に係止さ
せることにより装着されており、そのS字形の弾性接触
部7はバルブ挿入孔3内に位置してバルブxの底面の突
起状の(+)電極zに当接し得る状態となっている。こ
の(+)側ターミナル6には、バルブxへの給電を行う
給電線30を接続するための接続部たるタブ10が2本
並列して突出するように形成されており、これらの2本
のタブ10は溝孔5を貫通し、バルブホルダ2の背面に
形成された2つの接続孔11内に各別に臨んでいる。
【0012】また、バルブ挿入孔3の底部の溝孔5のう
ち、残りの2つの溝孔5には、図2に示すように、板状
をなしていてその一部を斜めに切り起こすことによって
形成した弾性接触片17を有する(−)側ターミナル1
6が装着されており、弾性接触片17はバルブ挿入孔3
の内側に突出するように位置してバルブxの(−)電極
yの外周に接触し得る状態となっている。この(−)側
ターミナル16には、バルブxへの給電を行う給電線3
0を接続するための接続部たるタブ20が図7に示すよ
うに2本並列して突出するように形成されており、これ
らの2本のタブ20は溝孔5を貫通し、バルブホルダ2
の背面に形成された2つの接続孔21内に各別に臨んで
いる。
ち、残りの2つの溝孔5には、図2に示すように、板状
をなしていてその一部を斜めに切り起こすことによって
形成した弾性接触片17を有する(−)側ターミナル1
6が装着されており、弾性接触片17はバルブ挿入孔3
の内側に突出するように位置してバルブxの(−)電極
yの外周に接触し得る状態となっている。この(−)側
ターミナル16には、バルブxへの給電を行う給電線3
0を接続するための接続部たるタブ20が図7に示すよ
うに2本並列して突出するように形成されており、これ
らの2本のタブ20は溝孔5を貫通し、バルブホルダ2
の背面に形成された2つの接続孔21内に各別に臨んで
いる。
【0013】また、バルブxに電力を供給するための給
電線30には、前記タブ10に嵌合して接続可能なレセ
プタクル33が取り付けられると共に、そのレセプタク
ル33の根元部分に位置して接続孔21内に嵌合される
防水用のゴムパッキン34が設けられている。
電線30には、前記タブ10に嵌合して接続可能なレセ
プタクル33が取り付けられると共に、そのレセプタク
ル33の根元部分に位置して接続孔21内に嵌合される
防水用のゴムパッキン34が設けられている。
【0014】次に、本実施例の作用について述べる。バ
ルブxをバルブホルダ2のバルブ挿入孔3に装着する
と、バルブxの(+)電極zと(−)電極yが夫々
(+)側ターミナル6の弾性接触部7と(−)側ターミ
ナル16の弾性接触片17とに弾接して通電可能状態と
なる。
ルブxをバルブホルダ2のバルブ挿入孔3に装着する
と、バルブxの(+)電極zと(−)電極yが夫々
(+)側ターミナル6の弾性接触部7と(−)側ターミ
ナル16の弾性接触片17とに弾接して通電可能状態と
なる。
【0015】第8図には、上述のようにしてバルブxを
取り付けた3個のバルブソケット1a〜1cにコネクタ
Cを備えたハーネスHから給電する場合の配線例を示し
てある。この配線例において、各バルブソケット1a〜
1cの各(+)側ターミナル6の一方のタブ10aに
は、各バルブソケット1毎に各別に準備した3本の
(+)側給電線30aがハーネスHから延びて接続され
ている。
取り付けた3個のバルブソケット1a〜1cにコネクタ
Cを備えたハーネスHから給電する場合の配線例を示し
てある。この配線例において、各バルブソケット1a〜
1cの各(+)側ターミナル6の一方のタブ10aに
は、各バルブソケット1毎に各別に準備した3本の
(+)側給電線30aがハーネスHから延びて接続され
ている。
【0016】また、(−)側ターミナル16とハーネス
Hとの関係については次のとおりである。まず、第1の
バルブソケット1aの(−)側ターミナル16のうち、
一方のタブ20aには、ハーネスHから延出した(−)
側給電線30bが接続されている。そして、この第1バ
ルブソケット1aの他方のタブ20bには、その(−)
側給電線30bとは別の給電線(以下、「第1中継給電
線」30cという)の一端が嵌合接続され、この第1中
継給電線30cの他端が第2のバルブソケット1bの
(−)側ターミナル16の一方のタブ20aに接続され
ている。更に、この第2バルブソケット1bの他方のタ
ブ20bには、第2中継給電線30dの一端が接続され
ており、この第2中継給電線30dの他端が第3のバル
ブソケット1cの(−)側ターミナル16の一方のタブ
20aに接続されている。なお、各バルブソケット1a
〜1cには、それぞれ計4個の接続孔21が設けられて
いるから、給電線30が接続されない接続孔21も存在
しているが、これらには防水栓がはめ込まれている(図
示せず)。
Hとの関係については次のとおりである。まず、第1の
バルブソケット1aの(−)側ターミナル16のうち、
一方のタブ20aには、ハーネスHから延出した(−)
側給電線30bが接続されている。そして、この第1バ
ルブソケット1aの他方のタブ20bには、その(−)
側給電線30bとは別の給電線(以下、「第1中継給電
線」30cという)の一端が嵌合接続され、この第1中
継給電線30cの他端が第2のバルブソケット1bの
(−)側ターミナル16の一方のタブ20aに接続され
ている。更に、この第2バルブソケット1bの他方のタ
ブ20bには、第2中継給電線30dの一端が接続され
ており、この第2中継給電線30dの他端が第3のバル
ブソケット1cの(−)側ターミナル16の一方のタブ
20aに接続されている。なお、各バルブソケット1a
〜1cには、それぞれ計4個の接続孔21が設けられて
いるから、給電線30が接続されない接続孔21も存在
しているが、これらには防水栓がはめ込まれている(図
示せず)。
【0017】かかる配線構成において、第1バルブソケ
ット1aへの給電は(+)側ターミナル6に接続した各
(+)側給電線30aと(−)側給電線30bとを通し
て行われ、第2バルブソケット1bへの給電は(+)側
ターミナル6に接続した(+)側給電線30aと第1中
継給電線30cとを通して行われ、第3バルブソケット
1cへの給電は(+)側給電線30aと第2中継給電線
30dとを通して行われる。
ット1aへの給電は(+)側ターミナル6に接続した各
(+)側給電線30aと(−)側給電線30bとを通し
て行われ、第2バルブソケット1bへの給電は(+)側
ターミナル6に接続した(+)側給電線30aと第1中
継給電線30cとを通して行われ、第3バルブソケット
1cへの給電は(+)側給電線30aと第2中継給電線
30dとを通して行われる。
【0018】このように、本実施例のバルブソケット1
を用いれば、給電線30の配線作業を分岐させることな
く簡単に行うことができる。また、ターミナル6、16
の接続部10、20と給電線30との接続部分にはゴム
パッキン34が施されるから、ビニルテープを用いて給
電線を分岐していた従来とは異なり、漏電やショートを
確実に防止できる。
を用いれば、給電線30の配線作業を分岐させることな
く簡単に行うことができる。また、ターミナル6、16
の接続部10、20と給電線30との接続部分にはゴム
パッキン34が施されるから、ビニルテープを用いて給
電線を分岐していた従来とは異なり、漏電やショートを
確実に防止できる。
【0019】次に、図9に示した配線例について説明す
る。これは、図8と同様に3個のバルブソケット1a〜
1cを使用しているが、そのうちバルブソケット1aに
は2つの(+)側電極を備えたバルブが使用されてい
る。従って、そのバルブソケット1aの(+)側ターミ
ナルとしては、従来と同様にタブを1本のみ有する構成
のものが独立して1対設けられており、(−)側ターミ
ナルのみが前記実施例に示した(−)側ターミナル16
(図6及び図7参照)と同様な2本タブ構造である。こ
の配線回路構成では、図8に示した配線回路構成とは、
第1バルブソケット1aの各(+)側ターミナルに2本
の(+)側給電線30aを接続したところが相違し、そ
の他は図8と同様である。
る。これは、図8と同様に3個のバルブソケット1a〜
1cを使用しているが、そのうちバルブソケット1aに
は2つの(+)側電極を備えたバルブが使用されてい
る。従って、そのバルブソケット1aの(+)側ターミ
ナルとしては、従来と同様にタブを1本のみ有する構成
のものが独立して1対設けられており、(−)側ターミ
ナルのみが前記実施例に示した(−)側ターミナル16
(図6及び図7参照)と同様な2本タブ構造である。こ
の配線回路構成では、図8に示した配線回路構成とは、
第1バルブソケット1aの各(+)側ターミナルに2本
の(+)側給電線30aを接続したところが相違し、そ
の他は図8と同様である。
【0020】なお、前記実施例のバルブソケット1は、
(−)側及び(+)側の各ターミナル6,16にそれぞ
れ2本づつのタブ10,20を設けた例を示した。しか
し、タブすなわち接続部を複数にするターミナルは
(+)側或いは(−)側のいずれか一方でもよく、また
接続部(タブ)は3以上設けても良い。図10に示した
配線は、(−)側及び(+)側の各ターミナル6,18
にそれぞれ3つの接続部を設けたバルブソケット1dを
使用した例である。このように3つの接続部を有するバ
ルブソケット1dを使用すれば、(−)側の給電ライン
をそのバルブソケット1dを中心に上下に分岐させるこ
とができ、全てを直列に接続しなくてもよくなるから、
配線の自由度が高まるという利点が得られる。
(−)側及び(+)側の各ターミナル6,16にそれぞ
れ2本づつのタブ10,20を設けた例を示した。しか
し、タブすなわち接続部を複数にするターミナルは
(+)側或いは(−)側のいずれか一方でもよく、また
接続部(タブ)は3以上設けても良い。図10に示した
配線は、(−)側及び(+)側の各ターミナル6,18
にそれぞれ3つの接続部を設けたバルブソケット1dを
使用した例である。このように3つの接続部を有するバ
ルブソケット1dを使用すれば、(−)側の給電ライン
をそのバルブソケット1dを中心に上下に分岐させるこ
とができ、全てを直列に接続しなくてもよくなるから、
配線の自由度が高まるという利点が得られる。
【0021】更に、図示はしないが、例えば車両のリア
コンビネーションランプユニットでは、複数個のブレー
キバルブが同時に点灯される構成となることがあり、こ
のような場合には複数のブレーキバルブの(+)側給電
ラインも分岐接続することが望ましい。この場合、本実
施例のバルブソケット1を利用すれば、同時点灯される
ブレーキバルブのバルブソケット1について、(+)側
給電ラインも(−)側給電ラインと同様に中継給電線を
利用して配線することができる。
コンビネーションランプユニットでは、複数個のブレー
キバルブが同時に点灯される構成となることがあり、こ
のような場合には複数のブレーキバルブの(+)側給電
ラインも分岐接続することが望ましい。この場合、本実
施例のバルブソケット1を利用すれば、同時点灯される
ブレーキバルブのバルブソケット1について、(+)側
給電ラインも(−)側給電ラインと同様に中継給電線を
利用して配線することができる。
【0022】図11は本発明の第2実施例を示すもの
で、コネクタ接続タイプとした例である。ここでは、上
記第1実施例のバルブソケット1がその接続孔11、2
1を各タブ10、20毎に別々に形成したのに対して、
本第2実施例のバルブソケット40は、接続孔41を共
通の1つのものとしてここにすべてのタブ42を位置さ
せている。この接続孔41には、タブ42に接続可能な
レセプタクルを備えたコネクタ43が嵌入される。その
他は、前記第2実施例と同様である。かかる本第2実施
例のバルブソケット40によれば、給電線の接続をワン
タッチで行うことができるようになる。
で、コネクタ接続タイプとした例である。ここでは、上
記第1実施例のバルブソケット1がその接続孔11、2
1を各タブ10、20毎に別々に形成したのに対して、
本第2実施例のバルブソケット40は、接続孔41を共
通の1つのものとしてここにすべてのタブ42を位置さ
せている。この接続孔41には、タブ42に接続可能な
レセプタクルを備えたコネクタ43が嵌入される。その
他は、前記第2実施例と同様である。かかる本第2実施
例のバルブソケット40によれば、給電線の接続をワン
タッチで行うことができるようになる。
【0023】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
も可能である。 (イ)上記実施例の配線回路構成においては、配線する
バルブソケットの数が3個または4個である例を示した
が、本発明によれば、配線できるバルブソケットの個数
は任意である。 (ロ)上記実施例においては、(−)側の給電線を直列
配線する場合について説明したが、逆に(+)側の給電
線を直列配線するようにしてもよい。 (ハ)上記両実施例では、口金を備えたバルブ用のバル
ブソケットに適用した例を示したが、本発明はバルブの
種類を問わず、例えばウェッジベースバルブ用のソケッ
トにも適用することができ、要するに、バルブの電極が
接触されるターミナルのうちの少なくとも一つに複数の
接続部を設ければよいものである。
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
も可能である。 (イ)上記実施例の配線回路構成においては、配線する
バルブソケットの数が3個または4個である例を示した
が、本発明によれば、配線できるバルブソケットの個数
は任意である。 (ロ)上記実施例においては、(−)側の給電線を直列
配線する場合について説明したが、逆に(+)側の給電
線を直列配線するようにしてもよい。 (ハ)上記両実施例では、口金を備えたバルブ用のバル
ブソケットに適用した例を示したが、本発明はバルブの
種類を問わず、例えばウェッジベースバルブ用のソケッ
トにも適用することができ、要するに、バルブの電極が
接触されるターミナルのうちの少なくとも一つに複数の
接続部を設ければよいものである。
【0024】その他、本発明は上記し且つ図面に示す実
施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
【図1】第1実施例のバルブソケットの縦断正面図
【図2】同じく縦断側面図
【図3】バルブソケットの底面図
【図4】(+)側ターミナルの正面図
【図5】(+)側ターミナルの側面図
【図6】(−)側ターミナルの正面図
【図7】(−)側ターミナルの側面図
【図8】第1実施例のバルブソケットを用いた場合の配
線回路例の構成図
線回路例の構成図
【図9】異なる配線回路の構成図
【図10】3個の接続部を設けたバルブソケットを用い
た配線回路例の構成図
た配線回路例の構成図
【図11】第2実施例のバルブソケットの断面図
【図12】従来のコンビネーションランプの配線例を示
す斜視図
す斜視図
1、1a、1b、1c、1d、1e、40…バルブソケ
ット 2…バルブホルダ 6…(+)側ターミナル 10、10a、10b、20、20a、20b、20c
…タブ 16…(−)側ターミナル 30、30a、30b、30c、30d、30e…給電
線 x…バルブ y…(−)電極 z…(+)電極
ット 2…バルブホルダ 6…(+)側ターミナル 10、10a、10b、20、20a、20b、20c
…タブ 16…(−)側ターミナル 30、30a、30b、30c、30d、30e…給電
線 x…バルブ y…(−)電極 z…(+)電極
Claims (1)
- 【請求項1】 バルブホルダにバルブの各電極が接触さ
れる複数のターミナルを取り付けてなり、各ターミナル
に給電線を接続するための接続部を設けたものにおい
て、前記ターミナルのうちの少なくとも一つには複数の
前記接続部が設けられていることを特徴とするバルブソ
ケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12538193A JPH06310234A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | バルブソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12538193A JPH06310234A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | バルブソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06310234A true JPH06310234A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14908733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12538193A Pending JPH06310234A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | バルブソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06310234A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100571592B1 (ko) * | 2006-01-05 | 2006-04-14 | 주식회사 엘에스텍 | 삽탈식 범용 소켓 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP12538193A patent/JPH06310234A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100571592B1 (ko) * | 2006-01-05 | 2006-04-14 | 주식회사 엘에스텍 | 삽탈식 범용 소켓 |
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