JPH0630982A - 創傷被覆材 - Google Patents

創傷被覆材

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JPH0630982A
JPH0630982A JP4213347A JP21334792A JPH0630982A JP H0630982 A JPH0630982 A JP H0630982A JP 4213347 A JP4213347 A JP 4213347A JP 21334792 A JP21334792 A JP 21334792A JP H0630982 A JPH0630982 A JP H0630982A
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lactic acid
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wound dressing
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Tadashi Okubo
正 大久保
Kazunobu Sugawara
和信 菅原
Takao Okada
隆雄 岡田
Hironobu Fukuzaki
裕延 福崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】創傷被覆剤に関し、柔軟性、接着性、徐放性、
生体親和性に優れた被覆剤を提供し、火傷、創傷により
損傷した皮膚の治癒を目的とする。 【構成】 数平均分子量500〜5,000の乳酸重合体または
乳酸−グリコール酸共重合体(A)と、数平均分子量500〜
5,000の乳酸またはグリコール酸とδ-バレロラクトンま
たはε-カプロラクトンとの共重合体(B)との混合割合
が、重量比で(A)/(B)として4/1〜1/4からなる創傷被覆
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は創傷被覆材に関し、更に
詳しくは火傷、創傷等により損傷した皮膚の治癒を行う
ことを目的とした、柔軟性、接着性、徐放性、生体親和
性に優れた被覆材を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、火傷、創傷などの治療方法と
して、生体患部をガーゼ等で覆う方法、抗菌性クリーム
基剤を塗布し、これにガーゼ等で塗布部を覆う方法が一
般的に行われている。
【0003】しかし従来の方法は、前者は細菌感染防止
能力が低く、体液がガーゼに吸収され患部が乾きすぎ
る。後者は体液により湿り過ぎ、また包帯に抗菌性クリ
ーム基剤が染み込み十分な薬効が期待できない。体液の
問題を解決すべく豚皮等組織片を使う方法もあるが、免
疫上拒絶が強く短時間の使用しかできない。いずれの方
法も効果的ではなく患者への負担が大きいので、生体と
の親和性が良く、初期治療のみで創傷部の治療が行える
材料の出現が望まれていた。
【0004】それらの問題を解決すべく支持体、吸収性
材料、抗菌剤、生体親和性に優れた基剤で構成されてい
る被覆材が数多く開発されたが早期に薬剤を放出した
り、或いは材料の粘度が高過ぎることによって、創傷被
覆治療材料として適していなかった。
【0005】その材料が生体内で徐々に加水分解する生
分解性を有し、薬剤等と混合した場合に、その薬物の放
出制御が可能な材料として、近年ポリ乳酸、ポリグリコ
ール酸等の高分子材料が脚光を浴び、手術用縫合糸、各
種補綴材料等へ応用されている。また、このような高分
子材料を創傷被覆材に応用する技術も開示されている。
即ち、特開平2-119866号には、ε-カプロラクトンとラ
クチドとの共重合体からなる繊維状物を、その用途の一
例として創傷被覆材として使用する技術を開示してい
る。しかしながら、このような繊維状物は、患部の被覆
のみの利用には適するものの、その形状が繊維状であ
り、しかも繊維状とするために高分子量の材料であるこ
とから、これに薬剤を含有させ、その薬剤を所定期間内
に放出し、しかも創傷に於ける患部の上皮形成に影響し
ない材料として使用するには適していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、前述の
実状に鑑み、創傷被覆材として、抗菌剤等の薬物を含有
させることが可能であり、しかもその薬剤を所望する所
定期間内に徐々に患部に放出し、更には患部の治癒に伴
って形成される上皮への影響がなく、従来の被覆材にみ
られる剥離時の残留による安全性への危惧がない生体親
和性の良好な材料を開発すべく鋭意検討を重ねた。
【0007】その結果、特定の分子量範囲を有する乳酸
重合体または乳酸−グリコール酸共重合体と、乳酸また
はグリコール酸とδ-バレロラクトンまたはε-カプロラ
クトンとの共重合体との混合物が、前記の創傷被覆材料
として優れた効果を有することを見い出し、係る知見に
基づき本発明を完成させるに至ったものである。
【0008】
【発明を解決するための手段】即ち本発明は、数平均分
子量500〜5,000の乳酸重合体または乳酸−グリコール酸
共重合体(A)と、数平均分子量500〜5,000の乳酸または
グリコール酸とδ-バレロラクトンまたはε-カプロラク
トンとの共重合体(B)との混合物からなる創傷被覆材に
関する。
【0009】
【作用】本発明の創傷被覆材は、二種類の重合体を混合
して使用することに特徴を有する。
【0010】先ずこれら重合体の一種として、乳酸重合
体または乳酸−グリコール酸共重合体(A)を使用する
が、この重合体または共重合体は、一般的な方法により
製造されるものであれば何れのものであってもよい。
【0011】例えば、乳酸または乳酸とグリコール酸を
減圧下で直接脱水重縮合することにより得ることができ
る(湯浅ら,工化,68(5),983(1965))。また、乳酸、グリ
コール酸を酸化亜鉛等の触媒存在下で減圧蒸留を行い、
ラクチド、グリコリドを得た後、これらを塩化スズ、ジ
エチル亜鉛等の触媒存在下で重合を行うことによっても
製造できる(Kulkarni,J.Biomed.Mater.Res.,5,169(197
1))。更に、これらの場合に使用する乳酸のモノマー
は、D体、L体、DL体のいずれのものであってもよい。
【0012】本発明は、このようにして得られる乳酸重
合体または乳酸−グリコール酸共重合体の数平均分子量
が500〜5,000の範囲にあるものを使用する。この場合
に、これら重合体または共重合体の分子量範囲は本発明
に於いて殊に重要であり、分子量が500を下廻ると重合
体の酸強度が強く、後述する抗菌剤等の薬剤と混合した
場合に、使用する薬物の種類によっては、薬物が分解さ
れたり、また生体に接触した際に炎症等を生じることか
ら問題となる。また、反対に分子量が5,000を上廻る
と、薬物の放出が低下するだけでなく、被覆材が固くな
りすぎて上皮に対する粘着性が低下するために好ましく
ない。
【0013】次に、本発明の創傷被覆材を構成するもう
一種の重合体である乳酸またはグリコール酸とδ-バレ
ロラクトンまたはε-カプロラクトンとの共重合体(B)に
関して詳記する。
【0014】この共重合体は、本発明者らが先に発明し
た特許である特開平1-96139号に記載する方法によって
得ることができる。
【0015】その一例を示せば、乳酸及び/またはグリ
コール酸(A)とδ-バレロラクトン及び/またはε-カプ
ロラクトン(B)をモル比(A)/(B)が3/1〜1/3の割合で反応
容器に入れ、窒素ガスをこの混合物中に導入しながら、
所定時間加熱することによる無触媒系での直接脱水重縮
合反応を行うことにより、ペースト状共重合体を得るた
めの方法が挙げられる。
【0016】また、この共重合体の分子量の範囲は500
〜5,000であり、この範囲は前述したように、もう一種
の重合体と同様に本発明に於いて殊に重要である。更に
この範囲の上下限の理由に関しても、前述の重合体と同
様である。
【0017】本発明は、これら数平均分子量500〜5,000
の乳酸重合体または乳酸−グリコール酸共重合体(A)(固
体状)と、数平均分子量500〜5,000の乳酸またはグリコ
ール酸とδ-バレロラクトンまたはε-カプロラクトンと
の共重合体(B)(ペースト状)を使用し、これらを混合し
て用いるが、これら重合体の混合割合は、重量比で(A)/
(B)として4/1〜1/4の範囲となるように使用する。
【0018】即ち、これら重合体の混合割合がこの範囲
を逸脱し、(A)が多くなると混合物の粘着性が低下する
こと、及び混合物が固くなって柔軟性に欠けるようにな
るために、生体患部への適応が困難となり、また反対に
(B)が多くなると混合物が柔らかすぎて流動性を示すよ
うになり、患部に長時間固定することが難しくなるの
で、好ましくない。
【0019】本発明はこのような混合物に、オフロキサ
シン、塩酸シプロフロキサシン、硫酸ジベカシン、塩酸
オキシテトラサイクリン、硫酸ゲンタマイシン等の抗菌
剤を通常混合して創傷被覆材として用いるが、別段抗菌
剤を使用しなくても何等差し支えない。
【0020】本発明創傷被覆材の使用例を挙げれば次の
通りである。例えば、本発明の被覆材を抗菌剤等の薬剤
と混合し、これを一般に使用されるガーゼ等の布地材に
塗布する。これを火傷等により損傷した患部に貼布し、
更にこの上から貼布部を適当な材料、例えばポリエチレ
ンフィルム等で覆う方法によればよい。
【0021】また別の使用例としては、本発明の被覆材
を抗菌剤と混合してナイロンメッシュのような支持体に
練り込み、これを患部に貼布するような方法もあるが、
本発明は別段これらの使用例に限定されるものではな
い。
【0022】
【実施例】以下に本発明の実施例を掲げ更に説明を行う
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。また、本発明実施例に於いて、%は特に断らない限
り全て重量%を示す。
【0023】(実施例1〜3)90%DL-乳酸水溶液60gを2
00ml容反応容器に入れ、次いで200ml/minの流量で窒素
ガスを導入しながら200℃で10時間反応させて、末端基
定量法による数平均分子量(Mn)が2300の固体状重合体
(A)を得た。等モル比の90%L-乳酸水溶液とδ-バレロラ
クトンの混合物60gを200ml容反応容器に入れ、次いで20
0ml/minの流量で窒素ガスを導入しながら、200℃で18時
間反応させて、Mnが2600のペースト状共重合体(B)を得
た。両者を重量比で(A)/(B)が各々2/1(実施例1)、1/1
(実施例2)、1/2(実施例3)とした混合物20gをビーカー
に採り、50℃で混練して無色透明な重合体混合物を得
た。この重合体混合物に、抗菌剤としてオフロキサシン
5gを加えて30℃で、混練することによりほぼ透明な薬物
含有複合体を得た。この複合体を図1のようにナイロン
メッシュ(支持体)に練り込み、一方の面をポリエチレン
フィルムで覆い、厚さ約2mmの創傷被覆材を調製した。
【0024】これらの創傷被覆材は、ヒト上皮に対して
適度な粘着性がありまた、2週間程度は使用に耐え、取
扱い上十分な柔軟性を有し患部に密着することが可能で
あった。また、これらの創傷被覆材は創傷上皮の再生後
には、患部に複合体を殆ど残すことなく剥がすことがで
きた。
【0025】(比較例1,2)実施例1で用いた固体状重
合体(A)とペースト状共重合体(B)とを、重量比(A)/(B)
各々5/1(比較例1)、1/5(比較例2)とした以外は実施例
1と同様な方法で厚さ約2mmの創傷被覆材を調製した。
これらのヒト上皮に対する適合性を調べた結果、比較例
1では複合体が固すぎて柔軟性に欠け、また接着性が低
く、被覆材は患部より容易に剥がれる傾向があった。逆
に比較例2では、複合体が柔らかすぎて流動性があるた
め、被覆材を患部に留まらせておくことが不可能であっ
た。
【0026】(実施例4,5)等モル比の90%L-乳酸とグ
リコール酸の混合物60gを用い、重合時間10時間とした
以外は実施例1と同一条件下で重合させ、Mnが2200の固
体状共重合体(C)を得た。次ぎに、等モル比のグリコー
ル酸とδ-バレロラクトン(D)、及びグリコール酸とε-
カプロラクトン(E)の混合物60gを用い、重合時間を12時
間とした以外は実施例1と同一条件下で重合させ、Mnが
2900(D)と3100(E)のペースト状共重合体を得た。
【0027】この様にして得られた(C)と(D)(実施例3)
及び(C)と(E)(実施例4)とを、重量比(C)/(D),(C)/(E)
が2/1とした混合物20gをビーカーに採り、40℃で混練し
て無色透明な混合物を得た。この混合物にオフロキサシ
ン7gを加えて30℃で混練し、実施例1と同様な方法で厚
さ約2mmの創傷被覆材を調製した。これらの創傷被覆の
ヒト上皮への適応性(粘着性、柔軟性、剥離性)はいずれ
も良好であった。
【0028】(比較例3,4)90%DL-乳酸水溶液60gを用
いて、重合時間を1.5時間とした以外は実施例1と同一
条件で重合させ、Mnが400のペースト状重合体(F)を得
た。等モル比のグリコール酸とε-カプロラクトンの混
合物60gを用い、重合時間を40時間とした以外は実施例
1と同一条件で重合させ、Mnが6400のガム状共重合体
(G)を得た。ペースト状重合体(F)と実施例1で用いたペ
ースト状重合体(B)を重量比(F)/(B)が1/1とした以外は
実施例1と同じ方法で創傷被覆材(比較例3)を調製し
た。この被覆材をヒト上皮に適応したところ、流動性が
高く上皮に貼り留まらせることができず、また貼った部
位にはやや炎症がおきていた。次ぎに、実施例1で用い
た重合体(A)とガム状共重合体(G)を、重合比(G)/(A)が1
/2とした以外は実施例1と同じ方法で創傷被覆材(比較
例4)を調製した。この被覆材をヒト上皮に適応したと
ころ固すぎて柔軟性に欠けること、及び粘着性が低いた
めに貼ることができなかった。
【0029】(実施例6)本発明で得られた創傷被覆材
(実施例1、実施例4)の評価を6-8週齢のウィスター系
ラットを用いて行った。ラット背部の片側に皮膚全層欠
損傷(3cm×3cm、厚さ250μm )を外科的に創り、これに
創傷被覆材を貼り1週間後に患部より創傷被覆材を剥し
たところ、実験動物全例において患部は正常な新生真皮
が形成され、治癒率100% で本創傷被覆材の有効性が証
明された。
【0030】(実施例7)実施例1で得られた創傷被覆材
を用いて、オフロキサシンのin vitro放出試験(図2参
照)を行いその結果を図3に示した。これより、約30日
間にわたり細菌の発育を阻止するに充分な濃度のオフロ
キサシンの持続的放出が確認された。
【0031】
【発明の効果】本発明の創傷被覆材は、柔軟性、接着性
に優れ、また抗菌剤をこれに混合して使用することによ
り、その徐放効果が発揮できる。また、この材料は生体
との親和性に優れることから、拒絶反応を生じず、また
初期治療のみで患部の上皮細胞が形成される結果、患部
の二次感染を防止できるだけでなく、治療時の患者への
苦痛を排除できる。更に、初期治療のみで患部組織の再
生が可能であることは、従来の治療薬剤の交換作業を軽
減できることで非常に有益なものである。従って、本発
明の創傷被覆材は、このような利用のみならず、広く肥
厚性はん痕、じょくそう等の治療材料としても応用でき
るものである。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】創傷被覆材の断面図である。
【図2】創傷被覆材のin vitro放出試験における装置の
概略図である。片矢印は生理食塩水の流れる方向を示し
ている。
【図3】創傷被覆材中のオフロキサシンの時間に対する
累積放出量を示す図である。
【符号の説明】
1− ポリエチレンフィルム 2− 薬物含有乳酸重合体複合体 3− ナイロンメシュ等の支持体 4− 薬物含有乳酸重合体複合体 5− ブタの真皮 6− ポンプ 7− 37℃生理食塩水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 隆雄 兵庫県加古川市平岡町新在家2081−5 (72)発明者 福崎 裕延 兵庫県加古川市別府町新野辺1184

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数平均分子量500〜5,000の乳酸重合体ま
    たは乳酸−グリコール酸共重合体(A)と、数平均分子量5
    00〜5,000の乳酸またはグリコール酸とδ-バレロラクト
    ンまたはε-カプロラクトンとの共重合体(B)との混合物
    からなる創傷被覆材。
  2. 【請求項2】 乳酸重合体または乳酸−グリコール酸共
    重合体(A)と、乳酸またはグリコール酸とδ-バレロラク
    トンまたはε-カプロラクトンとの共重合体(B)との混合
    割合が、重量比で(A)/(B)として4/1〜1/4の範囲である
    請求項1の創傷被覆材。
JP4213347A 1992-07-17 1992-07-17 創傷被覆材 Expired - Lifetime JP2583173B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0765913A1 (en) * 1995-09-29 1997-04-02 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Process for the preparation of lactic acid-based polyester compositions
JP2009501065A (ja) * 2005-07-15 2009-01-15 タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ 創傷被覆材ならびにその製作および使用の方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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