JPH06309464A - 多判定器によるパターン認識装置 - Google Patents

多判定器によるパターン認識装置

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JPH06309464A
JPH06309464A JP5091708A JP9170893A JPH06309464A JP H06309464 A JPH06309464 A JP H06309464A JP 5091708 A JP5091708 A JP 5091708A JP 9170893 A JP9170893 A JP 9170893A JP H06309464 A JPH06309464 A JP H06309464A
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裕明 原田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、文字, 画像, 音声などのパターン
を自動的に認識する装置に関し、その認識精度を向上さ
せる。 【構成】 文字,画像,音声などパターンを自動的に認
識する装置であって、入力パターンを管理し、複数の判
定器群(2) に伝達するコントローラ(1) と、異なる認識
方法を実装した複数の判定器群(2) と、それらから出力
される認識結果を総合判定する総合判定器(3) と、総合
判定に関する学習データを格納する総合判定辞書(4) か
らなり、学習時において、各判定器群(2) から出力され
る認識結果を一組のパターンとして辞書(4) に登録し、
学習の終了時に各判定器群(2) ごとの正解率を求めて辞
書(4) に登録し、未学習パターンの認識において,総合
判定器(3) が全判定器群(2) の認識結果と、予め、学習
によって作成した辞書(4) 内のパターンとを比較し、一
致するパターンが存在すれば、そこに登録された学習カ
テゴリを最終認識結果として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字,画像,音声などの
パターンをコンピュータ内で自動的に認識する分野にお
いて、その認識精度を向上させるパターン認識装置に関
する。
【0002】従来から、文字,画像,音声などのパター
ンを認識する各種の装置が知られているが、100%の
認識率を持つパターン認識装置は未だ存在していないの
が現状である。
【0003】然し、それぞれのパターン認識装置は、そ
れぞれ固有の特徴を備えており、得意,不得意の領域が
ある。従って、これらの各種のパターン認識装置を使用
し、学習時での、それぞれの認識結果を履歴として記録
しておき、未学習パターンを認識するとき、上記の学習
結果を用いて総合的に判断することで、それぞれのパタ
ーン認識装置の特徴を生かしたパターン認識を行うこと
ができ、認識率を向上させることが期待できる。
【0004】特に、パターン認識の履歴が残っていて、
どのパターンのとき、どういう認識をしたかが記録され
ていることで、パターン認識装置の部分的な改善を行う
ことができる。
【0005】複数個のパターン認識結果を総合的に判断
する方法として、例えば、特開昭4−31955号公報
「文字認識装置」に示されているようなニューラルネッ
トワークによる認識方法があるが、ニューラルネットワ
ークによる認識方法では、それぞれの学習パターンが、
認識結果に対してどのような影響を与えているかが判ら
ない。例えば、認識率を向上させるのにあまり効果的で
ないパターンも学習してしまい、どのサンプルが良いの
かの論理的な説明ができないという問題が残り、パター
ン認識装置の構成要件としては適切ではない。
【0006】
【従来の技術】図5は、従来のパターン認識装置を説明
する図である。これまでのパターン認識では、各種の認
識方法,認識アルゴリズムが提案されているが、それぞ
れ性質が異なり、得意,不得意な対象パターンがある。
【0007】従って、パターン認識装置(たとえばOC
Rなど)を構成する際には、認識対象に合わせて最適な
認識方式(アルゴリズム)を選択する必要がある。然
し、現実には、認識対象となる入力パターンは外界の影
響により、さまざまな変形を受ける。一方、認識装置
は、一旦、構成してしまうと、その認識方法を変更する
ことができないため、認識の精度が落ちることになる。
【0008】これを改善するため、図5に示したよう
に、従来から、認識方法の異なる複数の認識装置(判定
器) 21,22, 〜を、並列に構成し、その認識結果を総合
判定して、一つの判定を出力するような構成が提案され
ている。
【0009】この場合、認識結果の総合判定の方法とし
ては、1)確信度が最大である判定器21,22, 〜の認識結
果を採用する。2)最も多い認識結果を採用する(多数
決) 。3)各判定器 21,22, 〜としてニューラルネットワ
ークを使用し、各ニューラルネットワークでの判定結果
の総合判定を行う。等が提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
次のような問題がある。例えば、上記 1) 項の、確信度
が最大のものを採用する構成の場合には、それ以外の判
定結果を無視して、特定の判定方法のみを全面的に信用
するため、やはり最終結果の信頼性が低下する。
【0011】又、2)項の多数決方法をとる構成の場合、
ほぼ半々の結果が出たときには、多数決を無理に行うこ
とになり、最終判定の信頼性が低下する。又、3)項に述
べているように、上記判定器 2として、ニューラルネッ
トワークを使用する方法{前述の特開平4−31955
号公報「文字認識装置」参照}では、個々の判定結果を
総合的に判定し、最終結果を導くように学習を進めるこ
とができるが、前述のように、どのような入力パターン
が、どのように、最終結果に影響を及ぼしているかを論
理的に説明することができないため、認識率が悪い場合
には、新たな学習パターンを加えて、再度、学習する必
要があり、学習に手間がかかるという問題がある。
【0012】このように、従来のパターン認識装置で
は、各認識方法の持つ特性を無視して、単純な論理によ
る総合判定、例えば、認識結果の信頼度の最大のものを
選択するとか、多数決論理により、判定するといったも
のであるため、多数の認識方法を並列化しているにも係
わらず、その最終判定結果の信頼性はそれほど向上しな
い。
【0013】本発明は上記従来の欠点に鑑み、上記よう
な総合判定に関する従来方法を改善し、最終判定結果の
認識精度を、従来以上に向上させるだけでなく、多様な
入力パターンにもシステム構成を変更することなく、柔
軟に学習できるパターン認識装置を提供することを目的
とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1,図2は、本発明の
原理説明図であって、図1は基本構成図を示し、図2は
基本動作のフローを示している。上記の問題点は、下記
のように構成したパターン認識装置によって解決され
る。
【0015】(1) 文字,画像,音声などパターンを自動
的に認識する装置であって、入力パターンを管理し、複
数の判定器 21,22, 〜に伝達するコントローラ 1と、異
なる認識方法を実装した複数の判定器群 2と、それらか
ら出力される認識結果を総合判定する総合判定器 3と、
総合判定に関する学習データを格納する総合判定辞書
(以下、単に、辞書ということがある) 4からなり、学
習時において、各判定器 21,22, 〜から出力される認識
結果とパラメータ名、例えば、認識信頼度とを一組とし
て辞書 4に登録し、学習の終了時に各判定器21,22, 〜
ごとの正解率を求めて辞書 4に登録し、{図2(a) の処
理ステップ 100〜103 参照}未学習パターンの認識にお
いて、上記総合判定器 3が全判定器 21,22, 〜の認識結
果と、予め、学習によって作成した辞書 4内のパターン
とを比較し、一致するパターンが存在すれば、そこに登
録された学習カテゴリを最終認識結果として出力{図2
(b) の処理ステップ 200〜204 参照}し、上記総合判定
器 3と辞書 4内のパターンとの比較を行う際に、各判定
器 21,22, 〜ごとに認識結果を比較し、その比較結果に
応じた1つの値、例えば、一致したときは正の数、不一
致のときは負の数を計算し、その総合値が正か負かによ
ってマッチングの程度を判断するように構成する。
【0016】(2) 上記学習時において、各判定器 21,2
2, 〜ごとの正解率から、予め、設定した基準正解率を
下回る率の判定器を、パターン認識に不適当な判定器 2
1,又は、22, 〜として除外するように構成する。
【0017】(3) 上記学習時において、各学習パターン
ごとに出力パターンの出現回数を数え、その回数に比例
した確信度を辞書 4に登録するように構成する。 (4) 上記未学習パターンの認識において、辞書 4内に完
全に一致するパターンが存在しない場合、辞書 4内で最
大の正解率を持つ判定器 21,又は、22, 〜の認識結果を
最終結果とするように構成する。
【0018】(5) 上記未学習パターンの認識において、
辞書 4内に完全に一致するパターンが存在しない場合、
辞書 4内で、正解率が高い判定器 21,22, 〜を上位L位
までとり、その範囲内でパターンが一致するか否かを判
定し、一致したパターンに対応したカテゴリを最終結果
とするように構成する。
【0019】(6) 上記未学習パターンの認識において、
辞書 4内で一致したパターンの出現回数に応じた確信度
を、最終結果の確信度として出力するように構成する。
【0020】
【作用】図1に本発明の基本構成を示す。ここで、コン
トローラ 1は、画像や音声など認識すべき入力パターン
を管理し、複数個の判定器 21,22, 〜にそれを分配する
機能を持つ。判定器群2は、上記複数の判定器 21,22,
〜からなり,それぞれ異なる認識方法を実行する。ここ
で、2はREC(1) 〜REC(n) のn個の判定器からな
るとする。総合判定器 3は、REC(1) 〜REC(n) の
認識結果を総合的に判定する。学習時にはこの総合判定
器3が独自に総合判定辞書 4を作成する。総合判定辞書
4は学習パターンに対するREC(1) 〜REC(n) の認
識結果を保存して、未学習パターンの認識時に総合判定
器 3に格納されている各認識結果を参照し、所定の論理
条件に基づいて、総合的に判定する。
【0021】図2に本発明の基本動作をフローで示す。
図2(a) は、学習パターンを各判定器{REC(1)〜}で認
識した結果を、総合判定辞書に格納する動作を示す。総
合判定辞書には、各判定器{REC(1)〜}がどのパターン
でどういう認識結果と, 認識信頼度 (%) を出力した
か、を逐一記憶すると共に、各判定器{REC(1)〜}での
総合正解率 (%) を出力する。
【0022】上記の総合正解率 (%) が、予め、設定し
た基準正解率を下回る率の判定器については、パターン
認識に不適当な判定器として除外する。又、各学習パタ
ーン毎に、出力パターンの出現回数を数え、その回数に
比例した信頼度を、上記辞書に登録するようにする。
【0023】図2(b) は未学習パターンを認識する際の
総合判定の動作を示す。各判定器{REC(1)〜}の認識結
果を、図2(a) に示した動作で、予め、作成した総合判
定辞書と比較し、一致する内容があるかを確認する。あ
れば辞書内に登録された最終判定結果を最終結果として
出力する。なければ判定不能として出力する。或いは、
辞書内で最大の正解率を持つ判定器の認識結果を最終結
果とする。又は、正解率の高い判定器を上位L位までも
採用して、その範囲内でパターンが一致するか否かを判
定し、一致したパターンに対応したカテゴリを最終結果
とする。
【0024】このとき、辞書内に登録されている上記パ
ターンの出現回数に対応した信頼度を、最終結果の信頼
度として出力する。以上の構成と手順により、本発明が
実現できる。
【0025】従って、学習時の認識結果を逐次記録して
おき、その記録結果に基づいて、判定できるので、従来
の多数決論理などよりも認識精度を向上できる。又、入
力パターンが大幅に変動しても,複数判定器の認識結果
が変化するのに応じて、総合判定辞書も変化するので、
全体の構成を変えることなく、適応できる。
【0026】又、複数の判定器が同一のハードウェア内
になく、ネットワークに結合した各サーバに分散してい
るような環境においても、ネットワークを介して、それ
ぞれのサーバの判定器での認識結果を収集し、総合判定
辞書に登録した結果に基づいて認識することができるの
で、本発明の基本構成は変える必要がない。等の効果が
得られる。
【0027】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1,図2は、本発明の原理説明図であり、
図3, 図4は、本発明の一実施例を示した図であって、
図3(a) は、総合判定辞書の構造例を示し、図3(b)
は、総合判定辞書において、出力パターンの出現回数の
多い順にソーティングした例を示し、図4は、総合判定
器で辞書内のパターンとの比較を行う際に、各判定器毎
に認識結果を比較して、その比較結果である一致,不一
致の値を計算して、その総合値によってマッチングの程
度を判定する例を模式的に示している。
【0028】本発明においては、文字,画像,音声など
パターンを自動的に認識する装置であって、入力パター
ンを管理し、複数の判定器 21,22, 〜に伝達するコント
ローラ 1と、異なる認識方法を実装した複数の判定器群
2と、それらから出力される認識結果を総合判定する総
合判定器 3と、総合判定に関する学習データを格納する
総合判定辞書 4からなり、学習時において、各判定器 2
1,22, 〜から出力される認識結果とパラメータ名、例え
ば、認識信頼度とを一組として辞書 4に登録し、学習の
終了時に各判定器 21,22, 〜ごとの正解率を求めて辞書
4に登録し、未学習パターンの認識において、上記総合
判定器 3が全判定器 21,22, 〜の認識結果と、予め、学
習によって作成した辞書 4内のパターンとを比較し、一
致するパターンが存在すれば、そこに登録された学習カ
テゴリを最終認識結果として出力し、上記総合判定器 3
と辞書 4内のパターンとの比較を行う際に、各判定器 2
0,21, 〜ごとに認識結果を比較し、その比較結果に応じ
た1つの値、例えば、一致したときは正の数、不一致の
ときは負の数を計算し、その各判定器 21,22, 〜の値を
収集した総合値が負か正かによってマッチングの程度を
判断する手段等が、本発明を実施するのに必要な手段で
ある。尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を示して
いる。
【0029】以下、図1,図2を参照しながら、図3,
図4によって、本発明のパターン認識装置の構成と動作
を説明する。1.前提 学習対象とするカテゴリをC1〜Cmとする(mカテゴ
リ)。その学習パターンを各カテゴリごとにNi(i=
1〜n)とする。今はm=4,Ni=5に設定してお
く。このとき、全学習パターン数はN1+N2+・・・
+Nmである。カテゴリkの第j番目の学習パターンを
Pkjと表す。
【0030】各判定器をREC(1) 21〜REC(n) 2nと
する。具体的な例としてn=4に設定しておく。例え
ば、文字認識を例にとると、REC(1) 21は「パターン
マッチング法」,REC(2) 22は「折線近似法」,RE
C(3) 23は「弛緩法」,REC(4) 24は「複合類似度
法」など公知の認識方式をそれぞれ実現するものとす
る。それぞれに必要な辞書も各判定器 21,22, 〜内に含
まれているとする。
【0031】各判定器 21,22, 〜は認識結果として,認
識したカテゴリ名(ci)とその時の確信度(ri)を
出力するものとする(iは判定器の番号)。2.学習 2.1 学習の基本動作 学習時の動作を説明する。学習用のパターンPkjが入
力されると、コントローラ1はそのデータを各判定器R
EC(1) 21〜REC(4) 24に伝達する。各判定器 21 〜
24は、予め、内蔵している辞書(固定)を使用してパタ
ーン認識を行い、その結果を(ci,ri)として出力
する。総合判定器 3では、各(ci,ri)から図3
(a) に示す表を作成する。これを全学習パターンについ
て繰り返す。図3(a) では、確信度riは図示されてい
ないが、それぞれの判定結果ciに、各判定器i毎の確
信度riが付加されて出力されてくる。{図2の処理ス
テップ 100,101参照} 学習が終了すると、図3(a) のようにカテゴリCi
(“A",“B",“C",“D”)毎に、横5, 縦4の表が
完成する。ここで全学習パターン(5パターン)に対し
て、正解(Ci)を出力した判定器があれば、この判定
器{図示の例では、REC(2) 22 }は学習について100
%の正解能力を持つことになる。同様に他の判定器につ
いても総合正解率を求めて、表に記入しておく。{図2
の処理ステップ 102参照}2.2 学習結果のソーティング {請求項3に対応する
実施例} 次に同じREC(1) 21〜REC(4) 24の認識結果を出力
した学習パターン毎に集計して、どういう出力パターン
が多かったかを調べるために、出現回数についてソーテ
ィングを行う。
【0032】図3(a) では同じカテゴリ (図示の例で
は、"A")内で、同じ出力パターン(c1,c2,c3,
c4)を持つものを集め、その累積値が多い順に並べ
る。図3(b) に並べ直した表を示す。以上で学習を終了
する。
【0033】2.3 学習による不適判定器の除外{請
求項2に対応する実施例} ここで図3(a) の表内で、総合正解率が、予め、設定し
た基準値より低い判定器{たとえば基準値を30%に設
定したときの判定器REC(4) 24}が存在すれば、これ
を、パターン認識に不適切な判定器とみなして除外す
る。従って、REC(1) 21〜REC(4) 24の内、REC
(1) 21〜REC(3) 23のみを実用的な判定器とする。
{図2の処理ステップ 103参照}3.未学習パターンの認識 3.1 認識の基本動作 {請求項1に対応する実施例} 次に未学習パターンの認識について説明する。入力パタ
ーン(未知)は、コントローラ1から各判定器 21,22,
〜に伝達され,各判定器 21,22, 〜から認識結果が出力
される。総合判定器3は図3(a),(b) の形で記憶された
総合判定辞書4を検索し,同じ出力パターン(c1,c
2,c3,c4)があるか調べる。{この実施例では、
前述の REC(4) 24は、除外対象になっていないとす
る。} 若し、完全に一致したパターンが、総合判定辞書 4内に
あれば、それに対応したカテゴリを最終認識結果として
出力する。{図2の処理ステップ 200,201,202,204参
照} 若し、一致パターンがなければ、認識不能として結果を
出力する。或いは、後述する3.3,3.4のような対
処を行うようにする。{図2の処理ステップ 203参照}3.2 表検索のマッチング法 {請求項1に対応する実
施例} 総合判定辞書 4と出力パターンとの比較において、上記
のように完全に一致しない場合もある。
【0034】そのようなときは、以下のように重みを付
けて、総合値で判断を行う。図4は、このときの動作を
模式的に示している。先ず、総合判定辞書 4内のあるパ
ターンを(T1,T2,T3,T4),そのときの各判
定器の信頼度を(R1,R2,R3,R4),未学習パ
ターン“X”に対する認識結果を(x1,x2,x3,
x4),認識時の信頼度を(r1,r2,r3,r4)
とする。若し、判定器REC(i) 2iの認識結果と、総合
判定辞書 4内の結果が一致する(xi=Ti)ならば、 Qi ≡ Min(ri,Ri) 一致しないならば、 Qi ≡ −Min(ri,Ri) なるQiを求める。総合値としてQ=Q1+Q2+Q3
+Q4を求める。このQが負値であれば、マッチングし
ないとする。正の値をもつQのうち、全学習パターンに
渡って、総合値が最大となるPkjを探し、そのカテゴ
リCkを最終結果として出力する。
【0035】3.3 マッチングしない場合(1){請
求項4に対応する実施例} 3.1において、総合判定辞書 4に一致したパターンが
ない場合、次のような対処をする。辞書内で信頼度が最
大(max(R1,R2,R3,R4))の判定器REC
(i)を探し、その判定器 REC(i) の結果xiを最終結果
として出力する。又、認識パターンに対する信頼度が最
大(max(r1,r2,r3,r4))の判定器iを
探し、その結果xiを最終結果とするのは、従来技術で
説明したのと同じである。
【0036】3.4 マッチングしない場合(2){請
求項5に対応する実施例} 一致しない場合の第2の対処法である。総合判定辞書 4
内のある学習パターンに対して、信頼度が高い順に並
べ,上位L位について、上記3.1項と同様のマッチン
グを行う。例えば、上位3位までについて、一致するパ
ターンがあれば、そのカテゴリを最終結果として出力す
る。
【0037】3.5 最終的な確信度の計算 最終的には一つのカテゴリ名と, 一つの確信度を認識結
果として出力しなければならない。カテゴリ名は上記の
方法で求める。確信度は複数の判定器の結果を総合して
求める必要がある。先ず、マッチした辞書パターンに対
して、図3(b) の表に対応した出現回数を検索する。た
とえば図3(b) において、もっとも左端のパターンにマ
ッチした場合は、その出現回数は3である。これを学習
回数“5”で正規化した値3/5=60%を:この最終
結果の確信度として出力する。以上により、本発明が実
現できる。
【0038】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
パターン認識装置によれば、以下のような効果がある。 (1) 複数の判定器を用いることにより、認識精度を向上
できる。 (2) 学習時の認識結果を記憶しておくことにより、従来
の多数決論理などよりも認識精度を向上できる。 (3) 入力パターンが大幅に変動しても、複数判定器の認
識結果が変化するのに応じて、総合判定辞書も変化する
ので、全体の構成を変えることなく、適応できる。 (4) 複数の判定器が同一のハードウェア内になく、ネッ
トワークに結合した各サーバに分散しているような環境
においても、ネットワークを介して、各判定器からの認
識結果等を収集して、総合判定辞書を作成することで、
本発明による総合判定ができるので、本発明の基本構成
は変える必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図(その1)
【図2】本発明の原理説明図(その2)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図5】従来のパターン認識装置を説明する図
【符号の説明】
1 コントローラ 2 判定器群 21,22,〜2n 各判定器{REC(1)〜REC(n)},認識装
置 3 総合判定器 4 総合判定
辞書,辞書 100 〜103,200 〜204 処理ステップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字,画像,音声などパターンを自動的に
    認識する装置であって、入力パターンを管理し、複数の
    判定器(21,22, 〜) に伝達するコントローラ(1) と、異
    なる認識方法を実装した複数の判定器群(2) と、それら
    から出力される認識結果を総合判定する総合判定器(3)
    と、総合判定に関する学習データを格納する総合判定辞
    書(4) からなり、 学習時において、各判定器(21,22, 〜) から出力される
    認識結果とパラメータ名とを一組として上記総合判定辞
    書(4) に登録し、学習の終了時に各判定器(21,22, 〜)
    ごとの正解率を求めて上記総合判定辞書(4) に登録し、 未学習パターンの認識において、上記総合判定器(3) が
    全判定器(21,22, 〜)の認識結果と、予め、学習によっ
    て作成した上記総合判定辞書(4) 内のパターンとを比較
    し、一致するパターンが存在すれば、そこに登録された
    学習カテゴリを最終認識結果として出力し、 上記総合判定器(3) と上記総合判定辞書(4) 内のパター
    ンとの比較を行う際に、各判定器(21,22, 〜) ごとに認
    識結果を比較し、その結果である一致, 不一致に応じた
    1つの値を計算し、その総合値が正か負かによってマッ
    チングの程度を判断することを特徴とするパターン認識
    装置。
  2. 【請求項2】上記学習時において、各判定器(21,22,
    〜) ごとの正解率から、予め、設定した基準正解率を下
    回る率の判定器を、パターン認識に不適当な判定器(21,
    又は、22, 〜) として除外することを特徴とする請求項
    1に記載のパターン認識装置。
  3. 【請求項3】上記学習時において、各学習パターンごと
    に出力パターンの出現回数を数え、その回数に比例した
    確信度を上記総合判定辞書(4) に登録することを特徴と
    する、請求項1に記載のパターン認識装置。
  4. 【請求項4】上記未学習パターンの認識において、上記
    総合判定辞書(4) 内に完全に一致するパターンが存在し
    ない場合、上記総合判定辞書(4) 内で最大の正解率を持
    つ判定器(21,又は、22, 〜) の認識結果を最終結果とす
    ることを特徴とする請求項1に記載のパターン認識装
    置。
  5. 【請求項5】上記未学習パターンの認識において、上記
    総合判定辞書(4) 内に完全に一致するパターンが存在し
    ない場合、上記総合判定辞書(4) 内で、正解率が高い判
    定器(21,22, 〜) を上位L位までとり、その範囲内でパ
    ターンが一致するか否かを判定し、一致したパターンに
    対応したカテゴリを最終結果とすることを特徴とする請
    求項1に記載のパターン認識装置。
  6. 【請求項6】上記未学習パターンの認識において、上記
    総合判定辞書(4) 内で一致したパターンの出現回数に応
    じた確信度を、最終結果の確信度として出力することを
    特徴とする請求項1に記載のパターン認識装置。
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