JPH06309023A - 加工データ作成方法 - Google Patents

加工データ作成方法

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Publication number
JPH06309023A
JPH06309023A JP5099262A JP9926293A JPH06309023A JP H06309023 A JPH06309023 A JP H06309023A JP 5099262 A JP5099262 A JP 5099262A JP 9926293 A JP9926293 A JP 9926293A JP H06309023 A JPH06309023 A JP H06309023A
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JP
Japan
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data
shape
digitizing
scan data
scan
Prior art date
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Pending
Application number
JP5099262A
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English (en)
Inventor
Yuichi Matsushita
裕一 松下
Hirohaka Tanaka
拓博 田中
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタイザ装置にて測定したデジタイズデー
タのスキャンデータの間隔が広い場合にも、デジタイズ
データ処理装置において適切なオフセット処理を行う。 【構成】 モデル表面上で、測定子の接触走査を所定間
隔で複数回行う。これにて、前記モデルの表面形状を示
す複数のスキャンデータを取り込む。隣り合うスキャン
データの間で複数の補間データが横渡しされるように、
前記複数のスキャンデータに前記複数の補間データを付
加する。それにより得られる前記モデル形状データに対
し加工具形状データを仮想的に接触走査して(オフセッ
ト処理)、加工具の移動軌跡を示す加工データを求め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工データ作成方法、特
にマスターモデル形状を測定子にて所定間隔で複数回接
触走査(以下ではスキャニングと言う)することにより
得られるをモデル形状データを変換してNC(数値制
御)プログラムを作成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自由曲面形状を含む金型を作成す
る場合、金型と同一形状のマスターモデルを予め作成
し、このマスターモデルを使用し倣い加工機による倣い
加工を行なっていた。しかしながら、倣い加工機の倣い
速度が低いため加工時間が長いという欠点があった。
【0003】そこで、NC工作機械の普及と相俟って、
高速かつ再現性の高いNC加工を金型作成に適用しよう
という試みがなされ、そのためのデジタイザ装置が開発
された。このデジタイザ装置は、測定子であるスタイラ
スでマスターモデルをスキャニングして複数本のスキャ
ンデータから成るデジタイズデータを生成し、このデジ
タイズデータを変換してNC加工プログラムを作成する
ものである。なお、デジタイズデータは、スタイラス中
心の移動軌跡を示すデータである。
【0004】ところが、この従来の方法では、スタイラ
スの形状と同形状の工具での加工のみが可能であり、従
来の倣い加工をNC加工プログラムを介しての2工程に
分離したにすぎなかった。即ち、デジタイズデータは、
スタイラス中心(基準位置)の移動軌跡データであり、
当該スタイラスと同形状の加工具であれば、基本的に、
そのデジタイズデータをそのまま用いることができる。
しかし、スタイラスと異なる形状の加工具の場合には、
デジタイズデータをそのまま用いることはできない。そ
こで、スタイラスの形状と異なる形状の工具での加工を
可能とするためのデジタイズデータの変換処理を行なう
ことが可能なデジタイズデータ処理装置が開発された。
このようなデジタイズデータ処理装置によれば、マスタ
ーモデルを測定して得られたデジタイズデータから、マ
スターモデルに対してスタイラス形状を所望の工具の形
状に一致させデジタイザ装置を稼働するのと同等のデジ
タイズデータを計算処理にて作成することができる。即
ち、デジタイズデータに対して後述するオフセット処理
(第1のオフセット処理)を行ってモデル表面の形状デ
ータを一旦求め、それに加工具の形状データを仮想的に
接触させれば(第2のオフセット処理)、当該加工具の
中心の移動軌跡データを求めることができる。
【0005】図4は以上の処理を行うデジタイズデータ
処理装置の一例を示すブロック図であり,デジタイザ装
置からのデジタイズデータ(以下、測定デジタイズデー
タという)SDがデジタイズデータ入力手段1を介して
システムの内部形式データに変換されデジタイズデータ
記憶手段5に格納される。測定デジタイズデータSDが
デジタイズデータ記憶手段5からデジタイズデータオフ
セット手段3に読みだされ工具形状データ入力手段2を
介して入力されたスタイラス形状データSFに従ってオ
フセットされてマスターモデルの表面形状を表現するデ
ジタイズデータ(以下、モデルデジタイズデータとい
う)MDとされ、デジタイズデータ記憶手段5に格納さ
れる。即ち、測定デジタイズデータSDは、スタイラス
中心の移動軌跡データであり、スタイラス形状データS
Fを用いて、測定デジタイズデータSDがモデル表面形
状を示すモデルデジタイズデータMDに変換される(第
1のオフセット処理)。さらにこのモデルデジタイズデ
ータMDが工具形状データ入力手段2を介して入力され
た工具形状データTFに従ってオフセットされて工具の
移動軌跡を表現するデジタイズデータ(以下、加工デジ
タイズデータという)TDとされ、デジタイズデータ記
憶手段5に格納される。即ち、後に3次元データ空間を
用いて概念的に示すように、モデルデジタイズデータM
D上で加工具の形状データを接触走査させて、実際の加
工具の移動軌跡を求める(第2のオフセット処理)。加
工デジタイズデータTDがデジタイズデータ記憶手段5
からデジタイズデータNCプログラム変換手段4に読み
だされて変換され、NC加工プログラムが作成され出力
される。
【0006】また図5はデジタイズデータオフセット手
段3の処理を説明する図であり、仮想的に3次元データ
空間が示されている。加工デジタイズデータTDは予め
指示されたXーY面上の直線群であるスキャン軌跡デー
タBDに沿って作成される。即ち、スキャン軌跡データ
BDの1本の直線に対して、これに沿って適当な間隔で
工具位置決め点SPを決め、工具位置決め点SPを通過
するZ軸と平行な直線SLに沿って、工具形状データT
Fで決められる工具形状を十分大きなZ座標値の位置か
らモデルデジタイズデータMDに最初に接触する接触位
置TPまで下ろし、その接触位置TPを求める処理を工
具位置決め点SP毎に順次繰り返し、求められた接触位
置TPを順に結合し加工デジタイズデータTDの1本の
スキャンデータとする。スキャン軌跡データBDの全て
の直線に対してこれを繰り返し、作成されたスキャンデ
ータ群を加工デジタイズデータTDとする。
【0007】ところで、図5において、モデルデジタイ
ズデータMDは、複数のスキャンデータにより構成され
ている。各スキャンデータは、離散的なサンプル点を連
結した連続屈曲線として表現されているが、これはデー
タ処理上の都合によるもので、本来、各スキャンデータ
は、モデル表面をトレースした連続曲線に相当するもの
である。
【0008】図5に示す3次元データ空間では、X方向
の複数の接触走査により得られた複数のスキャンデータ
にて、モデル表面が「すだれ状」に表現されている。も
ちろん、さらにY方向にも複数の接触走査を行って、モ
デル表面を「網目状」にすることもできる。しかし、そ
の場合には、重複したデータの取り込みがあり、また、
データ量が増大するというデメリットがある。このた
め、一方向の接触走査のみ行う場合が多い。
【0009】なお、図5では、加工具の移動軌跡TDを
求めるのに当たって、Y方向に仮想的な接触走査が行わ
れているが、他の方向にその走査が行われる場合もあ
る。移動軌跡TDは、図5では、離散的な接触位置TP
を結合した線として表現されているが、接触状態を維持
しつつ連続的に走査を行う場合には移動軌跡は連続した
曲線となる。
【0010】このようにしてデジタイズデータ処理装置
のデジタイズデータオフセット手段3は、モデルデジタ
イズデータMDを入力し工具の形状データTFに従って
オフセットを行い工具の移動軌跡を表現する加工デジタ
イズデータTDを作成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】デジタイズデータオフ
セット手段3では入力されたデジタイズデータから工具
形状でオフセットしたデジタイズデータを作成するので
あるが、その処理から解かるように入力されたデジタイ
ズデータは構成する隣り合ったスキャンデータの間隔が
工具形状と比べて十分小さいこと、即ち充分高精度なデ
ジタイズデータでなければならない。入力されたデジタ
イズデータを構成する隣り合ったスキャンデータの間隔
が工具形状と比べて十分小さくないのであれば、前述の
工具位置決め点SPがZ軸方向から見て隣り合うスキャ
ンデータの中間位置にあるときには、工具形状の先端が
スキャンデータに最初に接触する接触位置TPが本来の
デジタイズデータが表現する仮想的なモデル形状表面に
入り込んでしまうことが解かる。従って作成される加工
デジタイズデータTDはNCプログラムに変換しNC工
作機械によるNC加工を行うには不適切なデータとなっ
てしまう。図6の(A)は入力されたデジタイズデータ
を構成する隣り合ったスキャンデータの間隔が工具形状
と比べて十分小さい場合での工具のスキャンデータへの
位置決め状態を示し、作成される加工デジタイズデータ
TDは入力されたデジタイズデータが表現する仮想的な
モデル形状表面に工具を位置決めし作成されている。し
かしながら図6の(B)はスキャンデータの間隔が工具
形状と比べて十分小さくない場合での工具のスキャンデ
ータへの位置決め状態を示し、作成される加工デジタイ
ズデータTDは入力されたデジタイズデータが表現する
仮想的なモデル形状表面に入り込んで工具を位置決めし
作成されている。即ち、スキャンデータが伸びる方向に
は、連続的にデータが存在しているが、スキャンデータ
の中間にはデータが完全に欠落しているために、上記課
題が生じている。
【0012】本発明は上述した事情からなされたもので
ある。本発明の目的は、デジタイズデータオフセット手
段3において、入力されたデジタイズデータを構成する
隣り合ったスキャンデータの間隔が工具形状と比べて十
分小さくない場合にも工具形状によって適切にオフセッ
トされたデジタイズデータを作成することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る加工データ作成方法は、モデル表面上の
測定子の接触走査を所定間隔で複数回行い、前記モデル
の表面形状を示す複数のスキャンデータを取り込む工程
と、3次元データ空間において前記複数のスキャンデー
タを表現した場合に、隣り合うスキャンデータの間で複
数の補間データが横渡しされるように、前記複数のスキ
ャンデータに前記複数の補間データを付加し、補間され
たモデル形状データを生成する工程と、前記3次元デー
タ空間において前記モデル形状データに対し加工具形状
データを仮想的に接触走査して、加工具の移動軌跡を示
す加工データを求める工程と、を含むことを特徴とす
る。
【0014】
【作用】上記構成によれば、まず、モデル表面形状を示
す複数のスキャンデータが取り込まれる。これらの複数
のスキャンデータは、モデルの表面形状を表すものであ
るが、上述したように、スキャンデータ相互間の間隔が
大きいと、図6(B)のような問題を生じる。
【0015】そこで、本発明は、複数のスキャンデータ
に複数の補間データを横渡しすることによって上述した
問題を回避するものである。
【0016】即ち、いま仮想的な3次元データ空間を想
像した場合、モデル形状データへ加工具形状データを接
触させる際に、2つのスキャンデータの中間に加工具形
状データの先端が侵入しようとしても、補間データが付
加されていればその補間データに加工具形状の先端(又
は近傍)が接触するので、上記侵入を効果的に回避でき
る。
【0017】なお、補間データの付加方法及びその付加
密度は、スキャンデータ相互間の間隔や要求される加工
精度に応じて設定すればよい。
【0018】
【実施例】図3は本発明に係るデジタイズデータ処理装
置の一例を示すブロック図で、本発明の3次元データ補
間法によるデジタイズデータ補間手段6を具備すること
が図4に示した従来のデジタイズデータ処理装置と異な
るものである。デジタイザ装置によりマスターモデルを
実際に接触走査して作成されたデジタイズデータは、デ
ジタイズデータ入力手段1を介してシステムの内部形式
データである測定デジタイズデータSDに変換されデジ
タイズデータ記憶手段5に格納される。測定デジタイズ
データSDは、デジタイズデータ記憶手段5からデジタ
イズデータオフセット手段3に読みだされ、デジタイズ
データオフセット手段3が、工具形状データ入力手段2
を介して入力されたスタイラス形状データSFに従って
マスターモデルの表面形状を表現するモデルデジタイズ
データMDを作成し、デジタイズデータ記憶手段5に格
納する。さらに、このモデルデジタイズデータMDは、
デジタイズデータ記憶手段5からデジタイズデータオフ
セット手段3に読みだされると同時に、デジタイズデー
タ補間手段6により読みだされ、補間線データCLが作
成されて、これがデジタイズデータオフセット手段3に
供給される。デジタイズデータオフセット手段3はモデ
ルデジタイズデータMDと補間線データCLを入力し
て、モデルデジタイズデータMDに対して補間線データ
CLを付加することにより補間を行う。さらにデジタイ
ズデータオフセット手段3は、工具形状データ入力手段
2を介して入力された工具形状データTFに従って工具
の移動軌跡を表現する加工デジタイズデータTD作成
し、デジタイズデータ記憶手段5に格納する。加工デジ
タイズデータTDがデジタイズデータ記憶手段5からデ
ジタイズデータNCプログラム変換手段4に読みだされ
て変換され、NC加工プログラムが作成され出力され
る。
【0019】このような構成において、デジタイズデー
タ補間手段6の動作例を図1及び図2のフローチャート
並びに図7で説明する。処理すべきデジタイズデータに
対しスキャンデータの本数Nを入力し(ステップ1)、
少なくとも2本以上のスキャンデータより構成されるこ
とを確認し(ステップ2)、指標Uを初期値として
「2」にセットし(ステップ3)、指標Uで示されるU
本目とUー1本目のスキャンデータを入力する(ステッ
プ4)。入力された2本のスキャンデータをスキャンデ
ータSS1、スキャンデータSS2とすると、スキャン
データSS1の各測定点P1からスキャンデータSS2
の各測定点P2を結ぶ結合線L2上に対応点Q2を求め
(ステップ5)、スキャンデータSS2の各測定点P2
からスキャンデータSS1の各測定点P1を結ぶ結合線
L1上に対応点Q1を求める(ステップ6)。ここで、
対応点は、例えば、測定点から3次元座標上で最も近い
位置に設定されるが、他の設定方法を採用することもで
きる。次に、測定点P1と対応点Q2を結ぶ対応関係R
1を求め(ステップ7)、測定点P2と対応点Q1を結
ぶ対応関係R2を求める(ステップ8)。ここで、対応
関係とは、測定点とそれに対応する対応点との関係式で
あり、具体的には、例えば補間線を表す関数が該当す
る。そして、全ての対応関係の数Jを計数し(ステップ
9)、少なくとも2つ以上の対応関係があることを確認
し(ステップ10)、指標Vを初期値として「2」にセ
ットし(ステップ11)、指標Vで示されるV番目とV
−1番目の隣り合った対応関係RA、RBの要素である
測定点PA、PBと対応点QA、QBを含む2本の結合
線LA、LBを求め(ステップ12)、該結合線上に該
測定点と該対応点に挾まれる対応区間KA、KBをそれ
ぞれ求め(ステップ13)、該対応区間を1区間以上の
区間に分割する分割点群DA、DBをそれぞれ求め(ス
テップ14)、該2本の結合線上の該分割点群を順に結
ぶ補間線を求め補間線データCLとして出力する(ステ
ップ15)。上記結合線は、スキャンデータの一部をな
すものであり、例えば直線を示す関数として求められ
る。また、上記分割された区間の長さは、全ての区間で
およそ均等となるように設定するのが望ましい。即ち、
スキャンデータ相互間の間隔や要求される加工精度に応
じて区間の長さを設定すればよい。
【0020】以下、指標Vを「1」づつ増やし(ステッ
プ16)隣り合った対応関係毎に上記処理(ステップ1
2〜15)を実行し、指標Vが全対応関係数Jを越える
と(ステップ17)、指標Uで示されるスキャンデータ
での補間線データCLの作成処理は終了する。さらに指
標Uを「1」づつ増やし(ステップ18)隣り合ったス
キャンデータ毎に上記処理(ステップ4〜15)を実行
し、指標Uが全スキャンデータ数Nを越えると(ステッ
プ19)、処理すべきデジタイズデータでの補間線デー
タCLの作成処理は終了する。
【0021】図8は本発明の3次元データ補間法による
デジタイズデータ補間手段6を具備するデジタイズデー
タ処理装置のデジタイズデータオフセット手段3にて、
入力されたデジタイズデータを構成する隣り合ったスキ
ャンデータの間隔が工具形状と比べて十分小くない場合
での工具のスキャンデータ及び補間線データCLへの位
置決め状態を示し、作成される加工デジタイズデータT
Dは入力されたデジタイズデータが構成する隣り合った
スキャンデータの間隔が工具形状と比べて十分小くない
にもかかわらずデジタイズデータの表現する仮想的なモ
デル形状表面に工具を位置決めし作成されていることを
示している。
【0022】以上の説明において補間線は該分割点群を
交互に結んで作成する例を示したが、単純に結合する線
分として作成することも可能である。さらに分割点を作
成せず、対応関係のみからこれを順に結ぶ補間線を作成
する簡略的な方法も可能である。
【0023】なお、補間方法としては、各スキャンデー
タ間にそれらが伸びる方向に沿って補間線を形成するこ
ともできる。しかし、やはりスキャンデータと直交する
方向の連続性を十分に表現できず、場合によっては移動
軌跡に不必要な段差が生じてしまう。本実施例の方法で
は、補間線が各スキャンデータ間で横渡しされているた
め、連続性が良好で、前記段差などを排除できるという
効果がある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る加工
データの作成方法によれば、隣り合うスキャンデータの
間で複数の補間データが横渡しされるので、スキャンデ
ータの間隔を狭くすることなく、加工具の移動軌跡がス
キャンデータ間に入り込む問題を有効に防止でき、ま
た、マスターモデルの形状データの量を増大させること
なく、精度の良い加工データの作成を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元データ補間法を説明するフロー
チャートである。
【図2】本発明の3次元データ補間法を説明するフロー
チャートである。
【図3】本発明の3次元データ補間法を採用したデジタ
イズデータ補間手段6を具備するデジタイズデータ処理
装置の一例を示すブロック図である。
【図4】従来のデジタイズデータ処理装置の一例を示す
ブロック図である。
【図5】デジタイズデータオフセット手段3の処理の説
明図である。
【図6】従来のデジタイズデータ処理装置のデジタイズ
データオフセット手段3の処理を示す図である。
【図7】本発明の3次元データ補間法の説明図である。
【図8】本発明の3次元データ補間法を採用したデジタ
イズデータ補間手段6を具備するデジタイズデータ処理
装置のデジタイズデータオフセット手段3の処理を示す
図である。
【符号の説明】
1 デジタイズデータ入力手段 2 工具形状データ入力手段 3 デジタイズデータオフセット手段 4 デジタイズデータNCプログラム変換手段 5 デジタイズデータ記憶手段 6 範囲指定入力手段 7 デジタイズデータ補間手段 N スキャンデータの本数 U スキャンデータの指標 J 全ての対応関係の数 V 対応関係の指標 SD 測定デジタイズデータ MD モデルデジタイズデータ TD 加工デジタイズデータ SF スタイラス形状データ TF 工具形状データ CL 補間線データ BD スキャン軌跡データ SP 工具位置決め点 SL Z軸と平行な直線 TP 接触位置 SS1,SS2 スキャンデータ P1,P2,PA,PB スキャンデータ上の測定点 Q1,Q2,QA,QB 結合線上の対応点 R1,R2,RA,RB 測定点と対応点の対応関係 L1,L2,LA,LB 測定点を結ぶ結合線 KA,KB 結合線上の測定点と対応点に挾まれる対応
区間 DA,DB 対応区間を分割する分割点群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モデル表面上で、測定子の接触走査を所
    定間隔で複数回行い、前記モデルの表面形状を示す複数
    のスキャンデータを取り込む工程と、 3次元データ空間において前記複数のスキャンデータを
    表現した場合に、隣り合うスキャンデータの間で複数の
    補間データが横渡しされるように、前記複数のスキャン
    データに前記複数の補間データを付加し、補間されたモ
    デル形状データを生成する工程と、 前記3次元データ空間において前記モデル形状データに
    対し加工具形状データを仮想的に接触走査して、加工具
    の移動軌跡を示す加工データを求める工程と、 を含むことを特徴とする加工データ作成方法。
JP5099262A 1993-04-26 1993-04-26 加工データ作成方法 Pending JPH06309023A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5099262A JPH06309023A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 加工データ作成方法

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JP (1) JPH06309023A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6847371B2 (en) 1996-08-29 2005-01-25 Sanyo Electric Co., Ltd. Texture information assignment method, object extraction method, three-dimensional model generating method, and apparatus thereof
JP2008020993A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Tookin:Kk 作業用ロボットの教示データ作成装置

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US7106348B2 (en) 1996-08-29 2006-09-12 Sanyo Electric Co., Ltd. Texture information assignment method, object extraction method, three-dimensional model generating method, and apparatus thereof
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