JPH0630819A - 活魚料理用食卓 - Google Patents

活魚料理用食卓

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Publication number
JPH0630819A
JPH0630819A JP21336592A JP21336592A JPH0630819A JP H0630819 A JPH0630819 A JP H0630819A JP 21336592 A JP21336592 A JP 21336592A JP 21336592 A JP21336592 A JP 21336592A JP H0630819 A JPH0630819 A JP H0630819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck
opening
recessed chamber
live fish
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP21336592A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Nakayama
勝比古 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIMAKA KANKO HOTERU KK
Original Assignee
HIMAKA KANKO HOTERU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIMAKA KANKO HOTERU KK filed Critical HIMAKA KANKO HOTERU KK
Priority to JP21336592A priority Critical patent/JPH0630819A/ja
Publication of JPH0630819A publication Critical patent/JPH0630819A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 活魚料理にふさわしい形状と機能を備えた活
魚料理用食卓を提供する。 【構成】 和船の漁舟を模した形状で、かつ舟底2及び
甲板3を夫々平板状にして食卓本体1を形成し、甲板3
の中央に長方形の開口7を設けると共に、該開口7の周
縁に段部8を設けた凹室11を形成する。一方、上面で
開口した箱体9の開口外周縁に鍔部10を設けた箱体9
を前記凹室11に嵌挿して箱体9の鍔部10を凹室11
の周縁に設けた段部8に支持させると共に前記凹室11
に箱状に形成したこんろ台13を摺動可能に収容し、さ
らに該凹室11の上面より凹室11の段部8に蓋板12
の側縁を支承せしめることにより食卓本体1の開口7を
甲板3と面一状に開閉自在に閉止し、甲板3の舳先4近
くには柱16を建ててこの柱16に表示札17を取付け
ると共に、食卓本体1の甲板3に載置した活魚収納桶1
9を覆うように漁網18を吊下げるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、和船の漁舟の形を模し
た形成した活魚料理用食卓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日本料理は一般に、一人ずつ個別の膳に
のせて料理を提供するか、或いは食卓の中央に器に盛付
けた活魚料理や他の料理を沢山並べて数人が同時に会食
できる食卓は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の膳や食卓は広く日本料理全般に使用されるものであっ
て、特に活魚を食卓で直接煮たり、焼いたりする料理に
適したものではなく、従って、刺身としての活魚料理を
楽しむ程度に終わってしまうものである。それ故に本発
明の目的は、活魚を煮たり、茹でたり或いは焼いたりす
る料理に適し、また刺身としての器に盛付けた活魚料理
にも適しているので、日本料理としての最高の雰囲気を
もたらすことができる形状と構造を備えた食卓を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の活魚料理用食卓
は、和船の漁舟を模した形状で、かつ、その舟底及び甲
板を夫々平板状にして食卓本体を形成し、前記甲板の中
央に長方形の開口を設けると共に、該開口に周縁に段部
を設けた凹室を形成し、一方、上面で開口した開口外周
縁に鍔部を設けた箱体を、前記凹室に嵌挿して箱体の鍔
部を食卓本体の開口周縁に設けた段部に支持させると共
に、前記凹室に箱状に形成したこんろ台を摺動可能に収
容して、さらに該凹室の上面より凹室の段部に蓋板の側
縁を支承せしめることにより食卓本体の開口を甲板と面
一状に開閉自在に閉止し、甲板の舳先近くには柱を建て
てこの柱に表示札を取付けると共に、食卓本体の甲板に
載置した活魚収納桶を覆うように漁網を吊下げるように
構成した。
【0005】
【作用】このように構成される活魚料理用食卓は、形状
及び構造から器に盛付けた活魚の刺身料理や活魚を煮た
り、茹でたり或いは焼いたりして会食するのにふさわし
い雰囲気をもたらすと共にその会食する調理の選択が自
在に使いわけできる。そして、器に盛り付けた活魚料理
等を会食する場合には、凹室を蓋板で閉止して甲板の全
面を使用する。また、食卓全体の蓋板を取外して凹室を
開放した場合には、その凹室のこんろ台にこんろを乗
せ、このこんろに焼網や鍋を置き、活魚を焼いたり、茹
でたり或いは煮たりすることができて、その調理の状況
に応じた食卓本体で目で視て楽しみながら賞味すること
ができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1はその全体形状が和船の漁舟を模した
形状で、しかも舟底2及び甲板3を夫々平板状に形成し
た食卓本体であり、舳先4を高く形成し、艫をこぐ位置
5の下部に舵6を設けて装飾効果を挙げるようにしてい
る。そして、甲板3の中央に長方形の開口7を設けると
共に、該開口7の周縁に段部8を設けた凹室11を形成
する。
【0007】9は前記凹室11に嵌挿させる上面で開口
した箱体で、開口外周縁に鍔部10を設けて耐熱性を備
えた材料により形成される。この箱体9を前記凹室11
に嵌挿して箱体9の鍔部10を凹室11の段部8に支持
させて取付ける。さらに該凹室11の段部8上に蓋板1
2の側縁を支承せしめることにより前記開口7を甲板1
と面一状に開閉自在に閉止する。蓋板12は長手方向に
複数(図では三枚)に分割形成し、凹室11が部分的に
も開放できるようにしている。
【0008】13は上面が開口した箱形のこんろ台であ
り、このこんろ台13は凹室11内に長手方向に摺動で
きる大きさに、ステンレス板等により形成され、開口周
縁に鍔部14a〜14dを突設し、その前後の鍔部14
a,14bを凹室11の鍔部10に乗せて摺動可能に収
容させる。また左右の鍔部14c,14dは取手として
使用される。
【0009】また、甲板3の舳先4近くに孔15を設け
て、この孔15に柱16を建て、この柱16に客の名前
を表示する表示札17を取付け、また、漁網18を吊下
げている。この漁網18は装飾の役目と、活魚収納桶1
9を覆わせて活魚が飛び出せない囲いの役目とを果た
す。
【0010】次に、このように構成した本発明の活魚料
理用食卓の使用について説明する。先ず、甲板3は凹室
11を蓋板12で閉止した状態で、その全面に活魚料理
(図示せず)を盛付けた器を並べて使用し、客は両舷に
並んで会食する。なお、会食者が多い時は二組の食卓本
体1の艫をこぐ位置5を互いに接して並べて使用するこ
とができる。また、図6では凹室11の中央の蓋板12
を一枚のみ取外して、こんろ台13にこんろ20を乗
せ、活魚を煮たり、茹でる鍋21が掛けてあり、火を入
れれば何物でも煮たり、茹でることができるように、予
め準備がしてある。
【0011】このように使用して、甲板3上に並べられ
た料理を喰べ進んでくると、並べた器を一部片付けて蓋
12の一部または全部を取外して凹室11を使用する。
図7に示したものは三枚の蓋板12のうちの二枚を取外
して、こんろ台13にこんろ20を乗せ、鍋21を掛
け、凹室11の他の空所には活魚を入れた活魚収納桶1
9を置き、この活魚収納桶19から活魚を取出して鍋2
1で茹でて調理する使用例である。また、図8に示した
ものはすべて蓋板12を取外して凹室11の全部を調理
に使う使用例であり、図7に示した鍋21と活魚収納桶
19を凹室11の両端に配し、中央にさらにこんろ20
を置いて焼網22を乗せ、焼魚をも賞味できるようにし
たものである。さらに、図9に示したものは図8に示し
たものの謂わばバリエーションであり、図8に示した活
魚収納桶19に代えてもう一組鍋21を使うようにした
ものであり、焼魚に加えて大量の活魚を煮たり茹でたり
する料理が賞味できる使用例である。この場合、活魚収
納桶19は甲板3の舳先4近くに置き、漁網18を被せ
て飛び出さないようにしている。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の活魚料理用
食卓は、形状及び構造が活魚料理にふさわしいものであ
り、活魚料理のもたらす雰囲気を十分に盛上げ、強調す
ることができる。そして、甲板全面に活魚料理を盛付け
た器を並べて使用し、これらの料理が喰べ進んでくると
器の一部を片付けて蓋板を一部または全部開放して凹室
を使い、こんろに鍋や焼網を乗せて活魚を煮たり、茹で
たり、焼いたりして調理し、賞味することで、変化のあ
る活魚料理を堪能することができ、人々の嗜好に合った
材料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】食卓本体の斜視図。
【図2】図1の長手方向縦断面図。
【図3】図1の短手方向縦断面図。
【図4】こんろ台の斜視図。
【図5】甲板に柱を建て、蓋板を取外した状態の斜視
図。
【図6】甲板全面に活魚料理を盛付けた器を並べた使用
例の斜視図。
【図7】凹室の一部を使った使用例の斜視図。
【図8】凹室の全部を使った使用例の斜視図。
【図9】凹室の全部を使った他の使用例の斜視図。
【符号の説明】
1 食卓本体 2 舟底 3 甲板 4 舳先 7 開口 8 段部 9 箱体 10 鍔部 11 凹室 12 蓋板 13 こんろ台 16 柱 17 表示札 18 漁網 19 活魚収納桶

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 和船の漁舟を模した形状で、かつその舟
    底及び甲板を夫々平板状にして食卓本体を形成し、前記
    甲板の中央に長方形の開口を設けると共に、該開口に周
    縁に段部を設けた凹室を形成し、一方、上面で開口した
    開口外周縁に鍔部を設けた箱体を、前記凹室に嵌挿して
    箱体の鍔部を食卓本体の開口周縁に設けた段部に支持さ
    せると共に、前記凹室に箱状に形成したこんろ台を摺動
    可能に収容して、その凹室の上面より箱体の鍔部に蓋板
    の側縁を支承せしめることにより食卓本体の開口を甲板
    と面一状に開閉自在に閉止して構成した活魚料理用食
    卓。
  2. 【請求項2】 前記甲板の舳先近くに柱を建ててこの柱
    に表示札を取付けると共に、食卓本体の甲板に載置した
    活魚収納桶を覆うように漁網を吊下げるように構成した
    請求項1記載の活魚料理用食卓。
JP21336592A 1992-07-16 1992-07-16 活魚料理用食卓 Pending JPH0630819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21336592A JPH0630819A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 活魚料理用食卓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21336592A JPH0630819A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 活魚料理用食卓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0630819A true JPH0630819A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16637978

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21336592A Pending JPH0630819A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 活魚料理用食卓

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JP (1) JPH0630819A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105078026A (zh) * 2015-08-21 2015-11-25 郑成恩 一种将龙舟应用于餐桌的方法、餐桌及餐桌的制造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105078026A (zh) * 2015-08-21 2015-11-25 郑成恩 一种将龙舟应用于餐桌的方法、餐桌及餐桌的制造方法

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